◆『香菜とななつの秘密』福田隆浩作、講談社 |
<児童文学> |
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《11/26読了》面白かった。無口な少女が探偵役のオムニバス短編集。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/26赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
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◆『15歳、ぬけがら』栗沢まり作、講談社 |
<児童文学> |
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《11/17読了》児童図書館研究会東京支部11月テキスト。主人公の母親が育児放棄で、いわゆる「子どもの貧困」を扱っている。
給食が一日のうちで唯一のまともな食事という子の場合、夏休みなどの長期休暇はサバイバルになる。そんなに意地をはらなくても、と思うが、
主人公のような子どもの本当の気持ちは、実際のところ想像外で、とうていよりそえそうもない。
「ぬけがら」はセミのぬけがらについて話しているとき、「強いぬけがら」になりたいという、前向きの意味で使われている。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/29朝日33面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『かわいいゴキブリのおんなの子メイベルとゆめのケーキ』ケイティ・スペック作、福音館書店 |
<児童文学> |
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《11/5読了》児童図書館研究会東京支部11月テキスト。幼年文学。『かわいいゴキブリの女の子メイベルのぼうけん』の続編。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『銀杏堂』橘春香作、偕成社 |
<児童文学> |
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《10/28読了》オムニバス短編集。一話一話は面白いが、大人っぽい。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/21読売夕刊11面、1/28朝日33面、2/25赤旗11面、9/30読売夕刊 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『キワさんのたまご』宇佐美牧子作、ポプラ社 |
<児童文学> |
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《9/22読了》児童図書館研究会東京支部10月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『水瓶座の少女アレーア わたしを呼ぶ水の声』タニヤ・シュテーブナー作、学研プラス |
<児童文学> |
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《9/10読了》ドイツの作品。アニメっぽいイラストで映像化を意識したような作風。主人公はハンブルクで育った11歳のアレーア。
児童図書館研究会東京支部9月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『こんとんじいちゃんの裏庭』村上しいこ作、小学館 |
<児童文学> |
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《9/1読了》児童図書館研究会東京支部9/18テキスト。尾崎悠斗はコンビニで通路からどかない店員を蹴ったあげくに謝らないで逃げた。学校は不登校。
主人公も「いい子」とは対極の存在だが、両親も、上司に頭が上がらない父と、不利にならないように考えろと言うリアリストの母。
認知症のじいちゃんが交通事故にあい、意識不明に。そこへ事故の相手から損害賠償請求を求められ、じいちゃんは被害者のはずだという思いで調べ始める。
大人相手に真剣に取り組むことで、コンビニの店長の協力もあり、何かがほぐれていく。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/11赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『見て! わたしの魔法』ルース・サイムズ作、ポプラ社 |
<児童文学> |
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《8/27読了》〈見習い魔女ベラ・ドンナ2〉。養母のリリスさんに認められたくて、10歳〜13歳の見習いしか出られない「見習い魔女コンテスト」
に出ることにしたベラ・ドンナ。一方、学校では新しく来た先制がなんかアヤシイ。コンテストで3位だったがリリスさんには「さいこうの娘」と言ってもらえる。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『ジャンケンの神さま』くすのきしげのり作、小学館 |
<児童文学> |
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《8/18読了》『えんまのはいしゃ』の作者。近所の駄菓子屋のじいさんが「ジャンケンの神さま」だというので、いつも兄ちゃんたちに
負けるまでジャンケンさせられてランドセルを運ばされている、ユウイチたちが入門。いっしょに登校している近所のアイコも入門するが、
家族にはないしょだという。神さまの極意は、動体視力を鍛える「見切り」ともうひとつ…。テレビ番組に出て来る、いかにもな
ステレオタイプの「ジャンケン名人」たちや、アメリカから来たミスター・ボッチとの対決。楽しく読めばいいかな。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/23産経8面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『マウスさん一家とライオン』ジェームズ・ドーハティ作、ロクリン社 |
<児童文学> |
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《8/9読了》マウスさん一家だけ洋服を着ている。チーズ工場に勤めていて、ギターもひく。擬人化しすぎではないか。
児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『時知らずの庭』小森香織作、BL出版 |
<児童文学> |
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《8/7読了》ちょっと期待はずれ。後ろ向きの気持ちの人を立ち直らせないと、駆除できないモドリ虫退治は少し面白い。
梨木香歩の『岸辺のヤービ』に雰囲気が似ている。物足りなさ加減も。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/22赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『太陽と月の大地』コンチャ・ロペス=ナルバエス作、福音館書店 |
<児童文学> |
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《8/4読了》いい作品とは思うが、今の日本の子どもたちに手渡すのは難しい。イスラム教徒とキリスト教徒が、昔のスペインで
平和に暮らしていたのに、「国家」が形成されていくときに、不寛容な時代になったことが、ある一家の物語として語られているが、
やはりスペインの子どもたちに読んでもらいたい。児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/11産経26面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『大林くんへの手紙』せいのあつこ作、PHP |
<児童文学> |
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《8/3読了》自分の中の「嘘」と、かたくるしくならずに向きあう。タイトルからすると、重そうな感じがするが、読みやすい。ただ、
やはりテキストでなければ読まなかったし、明日にも忘れそう。「作文」がうまいのは、社会人になったら役に立つよ。
児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/13赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『しばしとどめん北斎羽衣』花形みつる作、理論社 |
<児童文学> |
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《7/26読了》変化球だが、葛飾北斎って、こんな爺さんだったんだ、と納得してしまう。本名が「中島鉄蔵」だとか、「春画コード」
なんてものがあったとか、勉強にもなる。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/27読売夕刊7面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『たんけんくらぶシークレットスリー』ミルドレッド・マイリック作、大日本図書 |
<児童文学> |
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《7/21読了》幼稚園上級から低学年の男の子にいかにも面白がられそうな、暗号をつかったやりとりが楽しい。イラストがアーノルド・
ローベルというのも、ポイントが高いかも。原書初版は1963年だが、ちっとも古くない。児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『メキシコへわたしをさがして』パム・ムニョス・ライアン作、偕成社 |
<児童文学> |
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《7/15読了》『紅のトキの空』や『スピニー通り…』と同じく、微妙なバランスの上に成り立っていた、11歳のナオミと8歳の弟オーウェンと
ひいおばあちゃんの家族。メキシコ人の父と離婚し、2人を置いて出ていった実母のスカイラが、7年もたってから突然現われ、生活をかき回す。
ナオミはひいおばあちゃんに引き取られたとき無言症だった。スカイラはアルコール依存を治療したと言いながらまた飲んでいる。実の子なのに、
足などに障害のあるオーウェンに対する偏見が隠しきれない。スカイラの新しい彼氏クライブは、ナオミが石けんで彫った作品で手を洗う
無神経さ。おまけにナオミだけをひきとりたい理由が、クライブの娘のベビーシッターとしてらしい…。ひいおばあちゃんは、2人のひ孫を
守ろうと、みんなでメキシコに父親探しに出かける。メキシコのオアハカで毎年クリスマスに、彫刻家のためのお祭「ラディッシュの夜」
が開かれ、父は毎年参加しているらしい。ナオミの彫刻の才能は父からの遺伝。泊まっている家の人たちと一緒に作品を作りながら、
自分の居場所を見つけていく。最後の家庭裁判所の調停場面が、クライマックス。声の出なかったナオミが堂々と意見を述べる。
児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ひらけ蘭学のとびら 『解体新書』をつくった杉田玄白と蘭方医たち』鳴海風作、岩崎書店 |
<児童文学> |
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《7/11読了》杉田玄白没後200年記念出版。杉田玄白の子ども時代から書き起こし、『ターヘル・アナトミア』の約1/3を訳して
出版するまでの子供向け伝記。巻末に解説があり、原本の写真等も。出版に際して、前野良沢が訳の不正確さなどから、訳者に名前を
連ねるのを断ったとか、世間の人が驚いたのは、翻訳内容より小田野直武が精確に模写した図版だったとかは知らなかった。考えれば
当然なのだが、精確な図版というのは、写真より威力を発揮する、というのは科学の本では多い。この絵師を平賀源内が見つけてきて、
必要だろうからと連れてきたというのが、またおかしい。児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/11産経、6/24朝日 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『あたしのクオレ』ビアンカ・ピッツォルノ作、岩波少年文庫 |
<児童文学> |
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《7/5,6読了》イタリア・サルディーニャ島で育った作者が子ども時代の小学4年生を描く。今だったら大問題の教師。
親の社会的地位が高い生徒をあからさまにえこひいき。先生の態度は我慢ならないが、生徒たちの行動ははつらつとして楽しい。
児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『王様に恋した魔女』柏葉幸子作、講談社 |
<児童文学> |
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《6/29読了》短編集。少し大人っぽい。イラストが佐竹美保なので、期待があったが、それほどでも。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/25赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『水の森の秘密』岡田淳作、理論社 |
<児童文学> |
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《6/25読了》〈こそあどの森の物語12〉。いよいよ環境問題小説になってきた?! 「プニョプニョタケ」ってまずそうな名前ですが。
次こそは「不在の」バーバさん登場か。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/13赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『緑の霧』キャサリン・ヴァン・クリーヴ作、ほるぷ出版 |
<児童文学> |
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《6/23読了》11歳のポリーの家は代々続くルバーブ農園。乾燥したアメリカ中西部なのに毎週月曜日の午後1時に雨が降る。
経営のできない両親のため、おばさんが家を出てから降らなくなった午後1時の雨の謎を解かなくてはならない。おばさんは、一族に伝わる
能力を農園に捧げる人生を否定し、庭の魔法からも目をそらし、ポリーにも外に目を向けるように促す。ポリーは、自分の恐がりと戦い、
謎を解く。文字を形作る昆虫や植物とか面白いけど盛り込み過ぎか。児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『はっけよい! 雷電』吉橋通夫作、講談社 |
<児童文学> |
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《6/12読了》江戸時代の大相撲は、いろいろ違ったんだということはわかる。児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『はんぶんのおんどり』ジャンヌ・ロッシュ=マゾン作、瑞雲舎 |
<児童文学> |
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《5/21読了》酉年の本ということで、遅ればせながらやっと読んだ。書いてないが、おそらく1970年学習研究社から出版されたものの
再刊(訳、挿絵、頁数同じ)。『おそうじをおぼえたがらないりすのゲルランゲ』の作者。おんどりが身なりを整えるのに、川に
靴下止めの飾りリボンになってもらい、炎に帽子の羽根飾りになってもらい、風に胸ポケットのハンカチになってもらう。『ランパンパン』
『長靴をはいた猫』と同系列の民話を下敷きにしている。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『ひいな』いとうみく作、小学館 |
<児童文学> |
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《5/1読了》お父さんの顔も知らない、四年生の由良は、母の結子が仕事で外国に行くので、祖父母の住む田舎町に来る。さびれた
駅舎におひな様が飾られている。由良の祖父は、母の結婚相手を気に入らず、母のひな人形を神社にやってしまったらしい。由良は、
祖父と母を仲直りさせるために母のひな人形の行方を探し始める。由良の行動と、駅のおひな様の独白が交互に語られ、ユーモラスな
味付けになっており、物語に破綻はないが、課題図書でなければ明日にも忘れそう。2014年に出た、まはら三桃の『ひなまつりのお手紙』
ももう内容を忘れている。ひなまつりの名作を書くのは難しい。東京支部4/17テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『にわとり城』松野正子作、こぐま社 |
<児童文学> |
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《4/27読了》「ながぐつをはいた猫」のめんどり版か。森の中での夜の魔物になぞかけ問答がハイライト。しかし、とんちでピンチを
切り抜けるわけではなく、魔物がしびれをきらして自滅するようなどんでん返し。『かぎのすきな王さま』(童心社、1979)の中の一話として
発表したものを表記を一部改め、挿絵を新しくしたもの。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『ノラのボクが家ネコになるまで』ヤスミン・スロヴェック作、文研出版 |
<児童文学> |
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《4/26読了》マンガっぽいイラストの中にもセリフがあり、地の文を補っている。低学年向けの楽しい読み物だが、
それ以上ではない。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『三島由宇、当選確実!』まはら三桃作、講談社 |
<児童文学> |
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《4/17読了》手作りカバンを作るお父さんと二人暮らしの由宇は新葉小の五年生。児童会の副会長で学級委員。おじいちゃんは
三島正政という、ひまわり党の政治家。春休みに選挙の手伝いに行くと、お手伝いの絹恵さんから、お母さんが病気になったのは、
選挙の手伝いで無理をしたせいらしいとわかる。由宇は、小学生の運動参加は選挙違反になる(!)ので、「三島正政をよろしく」
とは言えないのがもどかしい。日本の選挙制度を理解する副読本としていいかも。児童図書館研究会東京支部2月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 3/25赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ほんとうに怖くなれる幽霊の学校』トニー・イボットソン作、偕成社 |
<児童文学> |
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《4/6読了》作者はエヴァ・イボットソンの長男。前振りが長い。フレデゴンダ、ゴネリル、ドルシッラの三人の大いなるハグは
いいけれど、敵役の都市計画局長のブリュフィットの描写が長い。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『紅のトキの空』ジル・ルイス作、評論社 |
<児童文学> |
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《3/4読了》『スピニー通り…』のように、少女がバラバラになりそうな家族をなんとか支えようと奮闘する話。テーマは重いが、
読みやすい。クラスの女生徒たちが意外にいいやつで驚き。弟のレッドの「鳥」の世界がもうひとつ。額縁が幻想なのか現実の回想なのか
生きていない。児童図書館研究会東京支部2月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/25朝日32面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★
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◆『スピニー通りの秘密の絵』L. M. フィッツジェラルド作、あすなろ書房 |
<児童文学> |
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《2/28読了》二ヵ月前に祖父を亡くしたセオ。母と三人暮らしだったが、母は数学の定理に逃げ込んで現実に向きあおうとしない。
祖父の年金が生活費だったのに、収入が途絶えて二ヵ月。庭の野菜と飼っているニワトリの卵と
倹約している現金で暮らしている。祖父のジャックが言い残した「卵の下を探せ」「手紙と宝物が」「手遅れにならないうちに」
の謎を解こうとしている。ある日、祖父が描いた卵の絵の下から違う絵が出てくる。児童図書館研究会東京支部1月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/27読売夕刊7面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『森の石と空飛ぶ船』岡田淳作、偕成社 |
<児童文学> |
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《2/23読了》桜新葉小6年のフジイ・シュンは校庭のプラタナスの幹をくぐりぬけて別の世界・サクラワカバ島に出る。そこには、
学校で見かけた、しゃべる白い猫がいた。猫は人間のエリの変身した姿。こちらの世界には何にでも変身できるカメレオン人種もいる。
シュンが見つけた光るタケノコのようなものを一緒に見に行くと、ヒトのような姿になり、みんなで踊り始める。翌日も見に行くと
8体のロボットが現れ、「森の石」というものを奪っていく。このへんからキナクサイ展開に。最近、「こそあど」シリーズも環境問題的な
展開が出てきて、プロブレムノベルになりつつあるのか。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『魔女になりたい!』ルース・サイムズ作、ポプラ社 |
<児童文学> |
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《1/22読了》〈見習い魔女ベラ・ドンナ〉。テンプルトン子どもの家で育ったベラ・ドンナは、魔女になりたいと思っていた。
里親候補のリリスさんの家に行くとき、見えた町並みが奇妙きてれつな家ばかりだったが、見直すと普通の家ばかり。リリスさんが
魔女かどうか、それより里子として気に入ってもらえるかどうか。読みやすい楽しい低学年向け作品。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『ぼくが消えないうちに』A. F. ハロルド作、ポプラ社 |
<児童文学> |
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《1/5読了》ラジャーは、アマンダの見えない友だち。アマンダのママは、娘の想像力を気にせず、ラジャーの分の席を作ったり料理を
出したりするのもやってくれる。ある日、家に怪しいアロハシャツの男がやってくる。男のそばにいる女の子はママには見えていない。
ママが出かけている夜にその子がいつのまにか家の中にいたり、アマンダが登校中にラジャーを誘拐しようとしたりする。
ママが思い出したレイゾウコを、どうしてまた忘れたりできるのか。児童図書館研究会東京支部12月テキスト。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 12/24読売夕刊9面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『にんぎょうのおいしゃさん』マーガレット・ワイズ・ブラウン作 J. P. ミラー絵、PHP研究所 |
<絵本> |
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《12/26読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/11赤旗11面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『なんにもせんにん』唯野元弘文 石川えりこ絵、すずき出版 |
<絵本> |
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《12/25読了》山口県に伝わる昔話。なんにもしないであそんでいる者が好きという、つぼに入っている小さい男。面白いというだけで拾った若者に
特に何かいいことがあるわけでもなく、一緒に遊ぶだけ。何の御利益もないのに「せんにん」とは。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 9/8東京19面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし』ジョン・キラカ作、西村書店 |
<絵本> |
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《10/23読了》『ふしぎなボジャビのき アフリカのむかしばなし』(光村教育図書2013)と同類の話。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/23毎日記事11面、8/27産経20面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『とらさんおねがいおきないで』ブリッタ・テッケントラップ作、ひさかたチャイルド |
<絵本> |
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《9/20読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 3/10東京21面、3/18読売夕刊記事 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ほんとさいこうの日』レイン・スミス作、BL出版 |
<絵本> |
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《8/14読了》あたたかい日差しの日、ネコにもイヌにもシジュウカラにも「さいこうの日」。レイン・スミスのことだから、こんな
予定調和の世界で終わらないと思っていたら、クマが出てきて、「クマのさいこうの日」に。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/9東京19面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『地球をほる』川端眞作、BL出版 |
<絵本> |
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《8/12読了》夏休みの旅行に、「地球をほって」アメリカに行く計画をたてた、つよしとけんた。タイトルから科学の本かと思う人も
いるかもしれないが、これが壮大なホラ話。掘り進めるにつれ、絵本の画面が回転していくアイディアがすばらしい。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/29朝日33面 |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『とんねるをぬけると』片山健さく・え、福音館書店 |
<絵本> |
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《6/25読了》遊びからそのまま生まれたような絵本。だるまやかいじゅうは想定内だが、月とか煙突など、非生物が意外で面白い。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『光の旅、かげの旅』アン・ジョナス作、評論社 |
<絵本> |
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《5/23読了》おはなしの後半は、絵本の上下をひっくり返して、同じ絵をさかさまに見ながら進んでいく…。大人も楽しめます。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
|
◆『ジャーニー 女の子とまほうのマーカー』アーロン・ベッカー作、講談社 |
<絵本> |
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《5/16読了》『はろるどのふしぎなぼうけん』(文化出版局)の大きな女の子版という感じ。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
|
◆『チャンティクリアときつね』ジェフリー・チョーサー原作 バーバラ・クーニー文・絵、ほるぷ出版 |
<絵本> |
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《4/25読了》酉年の本ということで、遅ればせながらやっと読みました。訳者が、マザーグース研究者の平野敬一先生でびっくり。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
|
◆『アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ』大方洋二写真、江口絵理文、ほるぷ出版 |
<絵本NF> |
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《2/24読了》海底の砂に現れたミステリーサークル。誰が何のために作ったのか…。謎を解いたのは水中写真家の大方洋二さん。
1995年にミステリーサークルを発見して、小さいフグが作っていることを突き止めたのは2011年。しかも、サンゴや貝殻で飾り付けし、
よくできているとメスがたくさんやってくる(!)とか。オスは卵の世話までして(!!)、孵化まで見届ける。写真がすばらしい。このフグを飼っている
水族館はまだないそうです。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
|
◆『ブラックペリーパイは潜んでいる』ジョアン・フルーク作、ヴィレッジブックス |
<ミステリー> |
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《12/24読了》 〈ハンナ・スウェンセン17〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
|
◆『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん [1]』蓮見清一作、宝島社文庫 |
<ミステリー> |
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《12/18読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
|
◆『アガサ・レーズンとカリスマ美容師』M. C. ビートン作、コージーブックス |
<ミステリー> |
|
《11/15読了》〈英国ちいさな村8〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
|
◆『花野に眠る 秋葉図書館の四季』森谷明子作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
|
《11/9読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『節約は災いのもと』エミリー・ブライトウェル作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《11/7読了》 〈家政婦は名探偵4〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『お嬢さま学校にふさわしくない死体』ロビン・スティーヴンス作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《11/3読了》〈英国少女探偵の事件簿1〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『貧乏お嬢さまのクリスマス』リース・ボウエン作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《10/26読了》〈英国王妃の事件簿6〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『浮かんだ男』シャーロット・マクラウド作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《10/11読了》〈セーラ・ケリング最終巻〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ニャン氏の事件簿』松尾由美作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《10/7読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『億万長者の究極ブレンド』クレオ・コイル作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《9/16読了》〈コクと深みの名推理13〉。
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| 新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『謎解きはスープが冷めるまえに』コニー・アーチャー作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《9/7読了》 〈スープ専門店1〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『猫は殺人事件がお好き』サム・ガッソン作、ハーパーBOOKS書店 |
<ミステリー> |
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《8/28読了》 〈少年探偵ブルーノ〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『女王バチの不機嫌な朝食』ハンナ・リード作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《8/15読了》〈はちみつ探偵4〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『書店猫ハムレットのお散歩』アリ・ブランドン作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《7/26読了》〈書店猫ハムレット2〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ブルーベリー・チーズは大誤算』エイヴリー・エイムズ作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《7/22読了》〈チーズ専門店4〉。
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| 新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
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◆『僕と先生』坂木司作、双葉文庫 |
<ミステリー> |
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《7/17読了》『先生と僕』の続編。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『クッキング・ママの遺言書』ダイアン・デヴィッドソン作、集英社文庫 |
<ミステリー> |
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《7/3読了》〈ゴルディ13〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ひまわり探偵局』濱岡稔作、文芸社文庫 |
<ミステリー> |
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《6/6読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『さよならハートブレイクレストラン』松尾由美作、光文社文庫 |
<ミステリー> |
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《5/22読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『アガサ・レーズンと死を呼ぶ泉』M. C. ビートン作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《5/17読了》〈英国ちいさな村の謎7〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『陪審員に死を』キャロル・オコンネル作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《5/11読了》〈マロリー7〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『古書カフェすみれ屋と悩める書店員』里見蘭作、だいわ文庫 |
<ミステリー> |
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《4/22読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』里見蘭作、だいわ文庫 |
<ミステリー> |
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《4/10読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
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◆『幸せケーキは事件の火種』ローラ・チャイルズ作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《4/7読了》〈卵料理のカフェ6〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『幽霊はお見通し』エミリー・ブライトウェル作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《4/3読了》〈家政婦は名探偵3〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『レディ・エミリーの事件帖 盗まれた王妃の宝石』ターシャ・アレクサンダー作、ハーパーBooks |
<ミステリー> |
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《3/23読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』三上延作、メディアワークス文庫 |
<ミステリー> |
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《3/8読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『動かぬ証拠はレモンクリーム』ジェシカ・ベック作、コージーブックス |
<ミステリー> |
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《3/4読了》〈ドーナツ事件簿2〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『忘れ物が届きます』大崎梢作、光文社文庫 |
<ミステリー> |
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《2/8読了》…。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『この声が届く先』S. J. ローザン作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《2/3読了》〈リディア&ビル 10〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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◆『要塞島の死』レーナ・レヘトライネン作、創元推理文庫 |
<ミステリー> |
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《1/11読了》〈マリア・カッリオ3〉。
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新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] |
評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
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