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サッカーとスポーツの部屋 |
この部屋は、サッカーとスポーツについて語る部屋です。サッカーはJリーグが始まってから見始めて、ハマッてしまいました。「オフサイドって何?」というレベルから、マスコミ報道にけちをつけ、ワールドカップのためにTVを買い替え、スカパー! とも契約(2017年〜DAZN)するまでに熱中しています。ささやかに地元チームのサポーターズクラブにも入会し、時々ホームゲームの応援にも行きます。
2005年からは、マラソン、フィギュアスケートなどについても書き込みします。
New! フィギュアスケート (2025.3/10,6/15,18,20,24,25,27) 世界ジュニア選手権 (2025.2/25〜3/2 デブレツェン・ハンガリー) 選手権
<男子シングル>41人エントリー。日本からは中田璃士、高橋星名、中村俊介。アメリカからサンチェスとブラックウェル。韓国からソ・ミンギュ、イ・ジェクン、チェ・ハビン。スロバキアからハガラとファイナルに出たL.ヴァツラヴィク。ニュージーランドのヤンハオ・リー。エストニアからレヴァンディなど。カナダからパラディスなど。スウェーデンのヨハンソン。今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。男子は80.0点。フジ地上波はSP放送なし。後日、Jスポーツでダイジェストを見た。解説は中野友加里、実況は赤平アナ。
第3グループ12番滑走でボンダー(加。18)。初出場。今季JGP12位と7位、国内ジュニア優勝。曲は「アンジェリカ」。振付はラザグリアエフ。コーチはリー・バーケル、バトル他。3Aは決める。続く3Fは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちFCSpはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+2Tは第1にqマーク。終後のStSqはレベル2。技術点22番目の31.31、演技構成点23番目の30.42、合計61.73でSP22位。 16番滑走でブラックウェル(米。17)。初出場。今季クランベリー杯ジュニア10位、JGP2位と6位、全米ジュニア3位。曲は「Love is a Bitch」。振付はアダム・ブレイク。冒頭の3Aは全ジャッジが加点1〜3。しかし3Lzからの連続ジャンプが第1でステップアウトし第2付かず、要素を失う。スピン三つはレベル4。1.1倍になる3Fもステップアウト。StSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。技術点24番目の30.22、演技構成点19番目の31.78、合計62.0でSP21位。 第4グループ19番滑走でチェ・ハビン(韓。15)。155cm。初出場。昨季国内シニア7位。今季JGP6位と5位、国内シニア5位。曲は「Tron: Legacy」。振付はシン・イェジ。冒頭の3Aはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3Fも全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも決め、ほぼ全ジャッジが加点。StSqと最後のCSSpはレベル3。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点6番目の43.35、演技構成点33.87、合計77.22でSP6位。 21番滑走でヨハンソン(スウェ。19)。188cm。昨年14位。今季JGP11位と13位、国内シニア優勝。曲は「Apologize」。振付・コーチともヴィクトリア・ヘルゲソン。冒頭の3Fは全ジャッジが加点。続く2Aも決める。来年はシニアなのに2Aで大丈夫か。CCoSpとStSqはレベル3。うち最後のStSqは全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tはややこらえた。全体的には、長い手足を生かした演技で「もうシニアの風格」(赤平アナ)があった。技術点16番目の35.08、演技構成点21番目の30.77、合計65.85でSP18位。 第5グループ25番滑走で高橋星名(15)。初出場。昨季全日本ジュニア8位。今季全日本ジュニア2位、JGPファイナル4位、全日本シニア14位。曲は「The Greatest Showman」より「This is Me」。振付は宮本賢二他。冒頭の3Aはオーバーターンでこらえた。続く3Lz+3Tは決める。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜4最後のCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点ほぼ2。技術点8番目の41.39、演技構成点10番目の35.46、合計76.85はでSP7位。 27番滑走でガルトゥング(独。17)。初出場。180cm。ロシア生まれ。今季JGP6位と3位、国内ジュニア優勝。曲は「Amber」。振付はポリゾアキス。冒頭の3Aは全ジャッジが加点1〜3。続く3Fも全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。1.1倍になる3Lz+3Tも決め、ほぼ全ジャッジが加点。技術点7番目の42.39、演技構成点17番目の31.98、合計74.37自己ベスト更新でSP8位。 28番滑走でパラディス(加。17)。昨年15位。今季JGP8位と5位、国内シニア2位。曲は「The Citrine Cross」他。振付はデイヴィッド・ウィルソン、本人他。衿の部分を伸ばして顔の下半分を覆って出てきた時から演技している。セリフや高笑いの入った曲で、それを表情や全身で表現。解説の中野は「顔で表現しながら滑るのは難しい」。冒頭の3Lz+3Tはきれいに決め、全ジャッジが加点。続く2Aも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちFCSpは加点3〜4。しかし、1.1倍になるところで3Fがパンク、1Fとなり要素を失う。残念。CCoSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqはは加点3〜4、CCoSpは加点1〜4。要素でないつなぎにも、たっぷり演技が入っていた。技術点23番目の31.03、演技構成点4番目の37.34、合計68.37でSP14位。 第6グループ30番滑走でレヴァンディ(エスト。18)。昨年7位。今季JGP3位と6位、冬季ユニバ10位。曲は「Lucia di lammermoor」他。振付はブノワ・リショー。衣装は背中の中央縦に模様。この選手もジャンプではない部分で表現するタイプ。冒頭の3Aはqマークで転倒。続く3Fは成功、全ジャッジが加点。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がqマーク。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちスピン二つは加点ほぼ2〜3、最後のStSqは難しくて独特な動きが多く、加点3〜4。解説の中野も「つい見入ってしまった」。技術点13番目の36.45、演技構成点6番目の36.97、転倒の減点1、合計72.42でSP12位。 31番滑走でティアン(中。16)。初出場。昨季国内ジュニア優勝、ユース五輪8位。今季JGP3位と2位。曲は「Warriors」。振付はリウ。赤平アナによれば「拠点は長春で、コーチも同じ出身地」とのこと。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+3Tは加点2〜3。続く3Fも加点1〜3。スピン三つはレベル4でうち二つは加点1〜3。1.1倍になる2Aは加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3だが加点ほぼ2〜3。技術点11番目の37.62、演技構成点も11番目の34.84、合計72.46は自己ベスト更新でSP11位。 33番滑走でクパーマン(イスラ。17)。昨年19位。今季JGP4位二回、国内ジュニア2連覇、ババリアン・オープンジュニア優勝。曲は「The Puss Suite」。振付・コーチともチャイト=モラッチ。衣装は緑や黄色が使われた、闘牛士のような服。音楽はスパニッシュ。冒頭3Aは高さはあったが、転倒。続く3Fは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tも全ジャッジが加点。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。ずっとセカセカした感じで、もう少し緩急があった方がいいのでは。技術点12番目の17番目の36.9、演技構成点32.27、合計68.17でSP17位。 34番滑走でヴァツラヴィク(スロバ。18)。昨季国内シニア2位。今季JGPファイナル6位、国内シニア2位。曲はベートーベン「Symphony No.7」他。振付・コーチともロザノフ。冒頭の3Aは高く跳んだが転倒。続く3Fもこらえた。スピン二つはレベル3。うちFCSpは全ジャッジが加点ほぼ2。1.1倍になる3Lz+3Tは決め、全ジャッジが加点1〜3。CCSpとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点1〜4。技術点17番目の34.71、演技構成点9番目の35.55、合計68.26でSP15位。 35番滑走でイ・ジェクン(韓。17)。174cm。昨年6位。今季JGP2位と6位、国内シニア6位。曲は「Movement」。振付はイム・ウンス。冒頭の3Aは全ジャッジが加点。続く3Fはeマーク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。StSqと最後のCSSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。技術点9番目の39.7、演技構成点12番目の34.54、合計74.24は自己ベスト更新でSP9位。 最終グループ36番滑走で中村俊介(19)。昨年4位。今季JGP3位と2位、全日本11位。曲は「Everybody」。振付はウィーバー他。完璧に近い。自信に満ちた滑りで、演技も大きく見得も決まっていた。冒頭の3Aはほぼ全ジャッジが加点。続く3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の44.2、演技構成点5番目の37.09、合計81.29は自己ベストを大きく更新でSP4位。 37番滑走でサンチェス(米。17)。昨年10位。今季JGPファイナル優勝、全米シニア7位。曲は「Music」。振付はアダム・ブレイク。とてもリラックスして滑っているようだった。冒頭の3Aは全ジャッジが加点1〜3。3Fには!マーク。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは、体を大きく使い、よく音楽を表現していた。解説の中野も「よく動いて、エッジも使えている」。1.1倍になる3Lz+3Tも成功、全ジャッジが加点2〜3。最後のCSSpはレベル3。技術点5番目の43.8、演技構成点3番目の39.08、合計82.88は自己ベスト更新でSP3位。 38番滑走でヤンハオ・リー(NZ。16)。昨季ユース五輪銅メダル、世界ジュニア10位。今季JGPファイナル5位。曲は継続の「Supreme」。振付・コーチともベス・カオ。「北京生まれだが8歳のとき移住」と赤平アナ。スケーティングが滑らか。冒頭の3Aは下りたがqマークで転倒。続く3Fは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは決める。技術点10番目の38.23、演技構成点8番目の35.73、転倒の減点1、合計72.96でSP10位。 39番滑走でソ・ミンギュ(韓。16)。昨年金メダル。今季JGPファイナル2位。曲は「Moonlight Sonata」。振付はE.& P.チャン。ジャンプがうまい。滑りも速い。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは加点2〜3。続く3Lz+3Tも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちスピン二つは加点3〜4、StSqも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fも加点3〜4。解説の中野は「ジャンプを下りた後のフローがすばらしい」。終わったとき、小さくガッツポーズ。技術点最高の46.9、演技構成点2番目の39.78、合計86.68は自己ベスト更新でSP1位。 40番滑走でハガラ(スロバ。18)。184cm。昨年銅メダル。今季JGP3位と2位、国内シニア4連覇、欧州選手権12位。曲は「Another Love」。振付はヨリク・ヘンドリクス。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3Aはほぼ全ジャッジが加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpとStSqは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点1〜3。「シニアで滑っている余裕を感じる」と中野。技術点4番目の44.09、演技構成点7番目の36.8、合計80.89でSP5位。 最終滑走で中田(16)。昨年銀メダル。今季全日本ジュニア優勝、JGPファイナル3位、全日本シニア2位。曲は「Aroul / Uccen」。振付はミーシャ・ジー。CSSp以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは加点3〜4。続く3Fは加点ほぼ3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4、最後のCCoSpは加点3。1.1倍になる3T+3Tは加点ほぼ3。きれいに決めて拳を握る。ここを3Lz+3Tにしなかったのは作戦か(JGPファイナルも3T+3Tだった)。終わった後、ガッツポーズ。赤平アナも「言うことのない演技」と賞賛。解説の中野は「お父様の中田コーチとは一緒に全日本に出たことがある」と言う。技術点2番目の45.5、演技構成点最高の40.54、合計86.04は自己ベスト更新でSP2位。 フリー。24人が進む。フジ地上波では、日本人3人とソ・ミンギュのみ放送。解説は無良。後日、Jスポーツでダイジェストを見た。解説は引き続き、中野友加里。 3番滑走でボンダー(加。18)。後日見た。曲は「Pirates of the Caribbean: At World's End」。振付はラズグリアエフ。冒頭できれいな3A+2Tを決め、全ジャッジが加点1〜3。続いてソロの3Aも成功。3F+3Tは第2がアンダーローテーションでステップアウト。スピン二つはレベル4。3Loもほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になるところで3Lz+2A+2A+SEQを決め、全ジャッジが加点。ChSqはC+0.79。3Lzはアンダーローテーションで転倒。疲れてきたのかジャンプの高さが不足。3Sは決める。FSSpはレベル3。技術点14番目の69.15、演技構成点20番目の60.41、転倒の減点1、合計128.56でフリー15位と挽回、総合190.29で17位。 4番滑走でブラックウェル(米。17)。後日見た。曲は「Smoke and Mirrors」。振付はアダム・ブレイク。冒頭で4Tを下りる。続く3A+2A+SEQは楽そうに決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの3Aと3Loもほぼ全ジャッジが加点。スピン二つはレベル3。1.1倍になる3Fはこらえた。予定では3F+3Tだった。次を3Lz+3Tとしてリカバリーしたがこれも危なかった。CCoSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。3T+1Eu+2Sは両手付き。スタミナ不足か。最後のChSqはバックフリップも入れ、GOE+1.0。技術点9番目の72.99、演技構成点14番目の65.07、合計138.06でフリー12位、総合200.06で13位。 7番滑走でヨハンソン(スウェ。19)。後日見た。曲は「Crossings」「Camping」他。振付はヴィクトリア・ヘルゲソン。冒頭で4T+3Tを跳んだが第1がqマーク。続く4Sはアンダーローテーションで転倒。3Loと3Fは決める。FCSpはレベル2。CSSpはレベル4で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がqマーク。3Lz+2A+2A+SEQは第1に!マークとqマーク。3Sは成功。ChSqは+0.57。最後のCCSpはレベル3。3Aはないが、4回転を2種類入れてきた。しかし、長い手足をもう少し生かした体の使い方ができると、見栄えすると思うのだが。技術点15番目の67.49、演技構成点16番目の63.27、転倒の減点1、合計129.76は自己ベスト更新でフリー14位、総合195.61で14位。 8番滑走でSP位クパーマン(イスラ。17)。後日見た。曲は「トスカ」より「E Lucevan le Stelle」。振付はチャイトモラッチ。冒頭の4Sは全ジャッジが加点。続く4T+2Tも決める。3A+3Tもきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。FSSpはレベル3。2本目のソロの4Tはqマークで転倒。1.1倍になる3Loはほぼ全ジャッジが加点。3Lz+2A+2A+SEQも決める。3Fは!マーク。あと二つのスピンはレベル2。うち最後のCCoSpにはVマークも。ChSqはGOE+0.36。技術点5番目の77.61、演技構成点15番目の64.71、転倒の減点1、合計141.32は自己ベスト更新でフリー10位、総合209.49で12位。 11番滑走でパラディス(加。17)。後日見た。曲は「Yours」他。振付はヴァネッサ・ソリオル、本人他。太い包帯を巻きつけたような衣装で、首筋から前身頃にかけて血しぶきのような赤いビーズ。冒頭の3Lz+3Tはきれいに成功、全ジャッジが加点。3Aはアンダーローテーションで転倒。3F+1Eu+3Sはステップアウトし片手つき。2Aはこらえた。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQもステップアウト。3Fは!マークとアンダーローテーションで両足。ChSqはイーグル、スパイラル、バレエジャンプなど行い、GOE+1.43。最後のジャンプは2Loになった。FSSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。解説の中野が「表現力はシニアでも通用する。これにジャンプが決まってくれば」。本当に。技術点19番目の54.84、演技構成点11番目の68.37、合計122.21でフリー16位、総合190.58で16位。 13番滑走でレヴァンディ(エスト。18)。後日見た。曲は「Brotsjor」他。振付はブノワ・リショー。頭の後ろから回した右手で左目をおおう「印象的な」ポーズで始まる。冒頭の3Aはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3F+2A+SEQも全ジャッジが加点2〜3。3Loはステップアウト。2Aは決める。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3T、3F+1Eu+3Sを成功したのは大きかった。ただし、3Fに!マーク。ChSqはGOE+1.29。3Lzは決める。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点8番目の73.22、演技構成点5番目の73.26、合計146.48でフリー6位と挽回、総合218.9で8位。キスアンドクライでコーチたちとも笑顔。 14番滑走でティアン(中。16)。後日見た。曲はリスト「Hungarian Rhapsody」。振付はリウ。初めにパンクして実力発揮できず。赤平アナによれば「今季ここまでフリーはミスなし」だった。しかし、冒頭で3Aが1Aになる痛恨のミス。4回転がないので得点源だった。2A+1Eu+3Sと3F+2Tは成功。FCSpはレベル4で全ジャッジが加点。3Fはステップアウト。1.1倍になる3Loは決める。あと二つのスピンはレベル3。うち最後のCCoSpはほぼ全ジャッジが加点だがVマーク。3Lz+3Tは片手つき。ソロの3Lzもこらえた。ChSqはGOE+0.5。技術点17番目の56.09、演技構成点14番目の64.84、合計120.93でフリー17位、総合193.39で15位。 15番滑走でヤンハオ・リー(NZ。16)。後日見た。曲は「Earned It」。振付はベス・カオ。スケーティングはうまくて速い。冒頭の3A+2Tはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。しかしソロの3Aはパンクして1Aに。3Loと3Sは決める。スピン三つは速くてレベル4。うち二つは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3、3Lz+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3、3Fは全ジャッジが加点1〜3と挽回。ChSqはGOE+1.0。技術点10番目の71.52、演技構成点7番目の71.37、合計142.89でフリー9位、総合215.85で10位。 16番滑走でイ・ジェクン(韓。17)。後日見た。曲は「Archangel」より「Two Steps from Hell」他。振付はミーシャ・ジー。冒頭の4Tはqマークで片ヒザ付き片手つき。「フリーで初めて4回転を入れてきた」と赤平アナ。続く3A+3Tは成功。3Sは全ジャッジが加点。3Lzはややこらえた。連続の予定だった。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちFCSpは加点1〜3。1.1倍になるソロの3Aは何とか下りた。しかし二つ目の3Lzでステップアウトしで第2付かず、繰り返しの違反に。3Lo+2A+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.0。技術点13番目の69.38、演技構成点10番目の68.4、合計137.78でフリー13位、総合212.02で11位。 17番滑走でガルトゥング(独。17)。後日見た。曲は「It's a Man's Man's Man's World」他。振付はムサショフ。ほぼジャンプしかない印象。4回転を3本跳んできた。びっくり。冒頭の4Fを決める。続けて4Lz+3Tも成功。次樹2Loにパンク。スピン二つはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.36。1.1倍になる3Aはほぼ全ジャッジが加点。ソロの4Lzはqマークで転倒。3F+2A+2A+SEQと3F+2Tは決める。FCSpはレベル3。技術点3番目の79.9、演技構成点12番目の65.67、転倒の減点1、合計144.57は自己ベスト更新でフリー7位、総合218.94も自己ベスト更新で7位。 18番滑走でSP7位高橋星名(15)。曲はヴィヴァルディ「四季」。振付は村元哉名他。冒頭は1Lzに。連続3回転の予定だった。3A+2Tは全ジャッジが加点1〜3。3Fも決める。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜3。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になるソロの3Aは成功。3Lo+3Tで連続ジャンプをリカバリー、ほぼ全ジャッジが加点。3F+2A+2A+SEQは決める。3Sはほぼ全ジャッジが加点。後半盛り返した。技術点12番目の70.13、演技構成点9番目の69.47、合計139.6でフリー11位、総合216.45で9位。 19番滑走でチェ・ハビン(韓。15)。後日見た。曲は「Tae guk gi」。振付はシン・イェジ。冒頭の4Sは成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。続く4Tはアンダーローテーションで転倒。赤平アナによれば「この選手もここまで4回転を跳んでこなかった」。3Lz+3Tは成功。3A+2A+SEQも決める。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.86。1.1倍になる3A成功。3F+1Eu+3Sは第1に!マーク。3Lzは全ジャッジが加点1〜3。技術点2番目の81.47、演技構成点8番目の69.59、転倒の減点1、合計150.06でフリー4位、総合227.28で5位。 20番滑走でハガラ(スロバ。18)。後日見た。曲は「James Bond 007 Theme」。振付はフラヴァセク他。別格の大人の余裕。4回転なし。冒頭で3A+2Tをきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Aも決める。3F+3Tとソロの3Loは全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQ成功、全ジャッジが加点2〜3。振りは全ジャッジが加点2〜3、3Sも全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.21。技術点4番目の78.61、演技構成点も4番目の74.43、合計153.04でフリー3位、総合233.93で2年連続の銅メダル。 21番滑走でSP4位中村俊介(19)。曲は「イオチサロ」。振付は村元哉名他。冒頭の4Tは転倒。続く3A+2Tは全ジャッジが加点。3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Fはステップアウト。1.1倍になるソロの3Aはほぼ全ジャッジが加点。3Lz+2A+2T+SEQもなんとか決める。3Loはややこらえた。ChSqは生き生きと演技し、GOE+1.29。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後のポーズも決まった。技術点7番目の73.23、演技構成点6番目の72.17、転倒の減点1、合計144.4は自己ベスト更新でフリー8位、総合225.69も自己ベスト更新で6位。 22番滑走でサンチェス(米。17)。後日見た。曲は「イオチサロ」。振付はアダム・ブレイク。中村選手と同じ曲。4回転なし。ジャンプが安定している。後半の連続ジャンプ以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3A+3Tは加点2〜4。続くソロの3Aも加点2〜3。3Loはほぼ加点2〜3。3F+2Tは加点1〜3。スピン二つはレベル4。うちCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる1Lz+2A+SEQでステップアウト。予定では3Lzからの3連続だった。10点以上失ったのでは。3Sはほぼ加点1〜3。ソロの3Lzは加点2〜3。ChSqは伸び伸びと演じ、GOE+1.86。最後のFCCoSpはレベル3で加点1〜3。技術点11番目の71.17、演技構成点3番目の76.36、合計17.53でフリー5位、総合230.41で4位。 23番滑走でSP2位中田(16)。曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。振付はシン・イェジ。冒頭の4Tでステップアウトして片手つき。しかし続く4T+3Tはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。次の3A+1Eu+3Sも決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜3。ソロの3Aは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Lzと3F+2A+SEQはソロの3Loも全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.36。最後のCCoSpはレベル3で、全ジャッジが加点2〜3。終わった後、うつぶせになった。技術点最高の85.39、演技構成点2番目の77.56、合計162.95は自己ベスト更新でフリー1位、総合248.99も自己ベスト更新で念願の金メダル。 最終滑走でSP1位ソ・ミンギュ(韓。16)。曲は「雨に唄えば」。振付はシン・イェジ。4回転なし。よく滑りこんであり、隅々まで演技できていた。冒頭の3A+3Tは全ジャッジが加点2〜3。しかしソロの3Aで痛恨の転倒。これ以後の全要素に全ジャッジが加点。3Loは加点2〜4。3F+2Tは加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは加点ほぼ3〜4。あと二つのスピンも加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.43。1.1倍になる3Lzと3F+2A+2A+SEQ、ソロの3Sはいずれも加点2〜3。技術点5番目の77.15、演技構成点最高の78.62、転倒の減点1、合計154.77でフリー2位、総合241.45で銀メダル。 <女子シングル>48人エントリー。日本からは島田麻央、和田、中井。アメリカからリングレーシーとフォンフェルテン。韓国からキム・ユジェとシン・ジア。イタリアからペゼッタなど。スイスからブランデンブルグなど。ジョージアからグルゲニゼ。エストニアからゴイディナなど。フィンランドからカルフネンなど。フランスからグラッキ。中国からイーハン・ワン。カナダからルゥルゥ・リンなど。今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。女子は72.0点。フジ地上波はSP放送なし。後日、Jスポーツでダイジェストを見た。解説は岡部さん、実況は小林アナ。 8番滑走でカルギナ(アゼ。14)。初出場。158cm。今季ロシアから移籍。エフェソス杯3位。曲は「Young and beautiful」他。振付はステパノワ。コーチはブツァエワ(旧姓ヴォルチコワ)。3Aと4Sを跳ぶらしい。冒頭の3Lz+3Tはきれいに成功、。続く2Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル3。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Fもしっかり決め、全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル4。技術点11番目の34.47、演技構成点24番目の22.57、合計57.04でSP16位。 17番滑走でフォンフェルテン(米。15)。スイス生まれ。初出場。今季JGP優勝と13位、全米ジュニア優勝。曲は「Sweet Dreams」。振付はアダム・ソルヤ。冒頭で3A+3Tを跳んだが、第2がqマークでステップアウト。残念。2Aは余裕があり、全ジャッジが加点。FCSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Fは!マークとqマーク。StSqとあと二つのスピンはレベル3。うちCCoSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点24番目の30.66、演技構成点21番目の23.27、合計53.93でSP23位。フリーでは3Aと4Sを跳ぶらしい。 23番滑走でペゼッタ(伊。17)。159cmとあるがもっと大きく見える。一昨年27位。今季JGP4位と5位、国内シニア優勝、欧州選手権5位。曲は「火の鳥」。振付はアダム・ソルヤ。衣装は赤。ジャンプが大きい。冒頭の3Lz+3Tは幅があった。続く2Aは全ジャッジが加点2〜4。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fは大きすぎてフリーレッグが壁に当たって滑れが止まる。StSqは大きく動いていたが、レベル2で全ジャッジが加点2〜4。あと二つのスピンはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpはほぼ加点1〜3。技術点12番目の33.56、演技構成点も12番目の26.45、合計60.01でSP12位。 26番滑走でハナ・バース(豪。15)。157cm。昨年26位。今季JGP7位と9位、国内ジュニア3連覇、国内シニア2連覇。曲は「Nocturnal Serenade」。振付は不明。3Aを跳べるらしい。12月大阪に移住。コーチは平池大人。冒頭の3Lz+3Tは成功。スピン三つとStSqはレベル3。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。2Aは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Fはこらえた。技術点17番目の33.0、演技構成点18番目の23.95、合計56.95は自己ベスト更新でSP17位。 第6グループ31番滑走でリングレーシー(米。17)。昨年四大陸8位。今季スケートアメリカ6位、スケートカナダ7位、全米シニア8位。曲は「Broken Vow」。振付はミーキンス他。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。続く2Aもほぼ全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点1〜3。StSqとLSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4、StSqは加点2〜4。 技術点3番目の37.36、演技構成点5番目の28.75、合計66.11でSP4位。 33番滑走で和田(15)。初出場。今季JGPファイナル2位、全日本ジュニア2位、全日本シニア10位。曲は「How Does A Moment Last Forever」。振付は佐藤紀子。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第2がqマーク。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点ほぼ3〜4、最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Fは!マークとアンダーローテーション。技術点10番目の34.57、演技構成点4番目の29.78、合計64.35でSP5位。 35番滑走でシフリン(イスラ。16)。ロシア生まれ。163cm。昨年22位。今季JGP9位と13位、国内ジュニア2連覇。曲はショパン「プレリュード」。振付・コーチともプロタセニア他。冒頭の3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。続く2Aは全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3でVマーク。1.1倍になる3Fは!マークにアンダーローテーション。あと二つのスピンとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜4。技術点16番目の33.15、演技構成点13番目の26.36、合計59.51は自己ベスト更新でSP13位。 第7グループ38番滑走でツィンプカキス(スイス。15)。昨季ババリアンオープンジュニア優勝。今季JGP6位と5位。曲は「Drunk in Love」他。振付はフェドールチェンコ。大人っぽい雰囲気の選手だった。冒頭の3Fは全ジャッジが加点。続く2Aも全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは決める。StSqと最後のLSpはレベル3。 技術点7番目の35.86、演技構成点17番目の25.51、合計61.37は自己ベスト更新でSP10位。 39番滑走でイーハン・ワン(中。14)。153cm。昨季JGP12位と4位、国内ジュニア3位、シニア優勝。今季JGPファイナル4位、国内ジュニア2位、シニア3位。曲は「Paint It Black」。振付はミーシャ・ジー他。ジャンプがうまい。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+3Tは加点1〜3。続く2Aも成功。スピン二つはレベル4。うちFCSpは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fも決め、加点2。StSqとLSpはレベル3。うち最後のLSpは加点3〜4。技術点4番目の36.89、演技構成点11番目の26.55、合計63.44でSP8位。 40番滑走でキム・ユジェ(韓。15)。一昨年4位、昨年16位。今季JGP3位と7位、国内シニア3位。曲は継続の「Flamenco」。振付はシン・イェジ。冒頭の2Aでステップアウト。「3Aを跳ぶ選手なのですが」と小林アナ。3Lz+3Tは決める。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fの予定が2Fのダウングレードで!マークも。要素を失う。LSpはレベル3で全ジャッジが加点。技術点31番目の27.84、演技構成点12番目の26.46、合計54.3でSP21位。 41番滑走でブランデンブルグ(スイス。15)。165cmに伸びた。昨年6位。今季JGP7位と8位。曲は「Perfume - The Story of a Murderer」に変更。振付はトゥトベリーゼか。冒頭の3Fは成功。続く2Aは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。LSpはレベル3。確かこの後つなぎで転倒。技術点15番目の33.3、演技構成点10番目の26.64、転倒の減点1、時間超過の減点1、合計57.94でSP15位。 42番滑走でゴイディナ(エスト。14)。昨年11位。今季JGP5位と6位。曲は「Kill the Target」と映画「The Fifth Elements」より2曲。振付・コーチともセルゲイ・ロザノフ。冒頭の3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点2〜3。続く2Aは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点2〜3。CCoSpとStSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の36.7、演技構成点8番目の27.45、合計64.15は自己ベスト更新でSP6位。 最終グループ43番滑走でグルゲニゼ(ジョー。15)。ロシア生まれ。昨年12位。今季JGP5位と6位。曲は「Tango Time」。振付はビクメトワ・イロナ。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Fは加点1〜3。続く2Aも加点2〜3。フリーでは3Aを跳ぶらしく余裕があった。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも加点1〜3。StSqはレベル3で加点1〜4。全体に大人っぽくタンゴを表現したが、ノーミスで終えた後、笑顔。技術点2番目の38.57、演技構成点5番目の28.9、合計67.47は自己ベスト更新でSP2位。ここまでリングレーシー(米)が1位だった。 44番滑走でグラッキ(仏。14)。ロシア生まれ。昨年9位。今季JGPファイナル6位。曲はミュージカル「ドラキュラ」より「Please Don't Make Me Love You」。振付はカスモワ他。冒頭の2Aは全ジャッジが加点。続く3Fも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つは レベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tもきめる。LSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。StSqもレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。解説の岡部さんは「この選手もロシアからの転籍で、パスポートは持っていると思うが、こう増えてくるとどうなのかと思う」。技術点9番目の35.03、演技構成点7番目の27.59、時間超過の減点1、合計62.62は自己ベスト更新でSP9位。自己ベストだがフリー最終組に入れなかったので悔しそう。 45番滑走で中井(16)。一昨年銅メダル。今季JGPファイナル3位、全日本ジュニア4位、全日本シニア15位。曲は「シェルブールの雨傘」。振付は宮本賢二。やや力が入っていて、曲想表現までは及んでいなかった。冒頭の2Aはこらえた。3Aも跳ぶ選手なのだが。続く3Fは!マーク。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点ほぼ3、LSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。最後のStSqはレベル3だが、よく動けていて、全ジャッジが加点2〜4。技術点6番目の36.68、演技構成点2番目の30.16、合計66.84でSP3位。 46番滑走でカルフネン(フィン。16)。昨年4位。今季JGP5位と7位。曲は継続の「Le Jazz Hot」他。振付はアダム・ソルヤ。衣装は黒。黒い長手袋もしていて大人っぽいイメージ。冒頭で3Lz+3Loを跳んだが、惜しくもステップアウト。続く2Aはほぼ全ジャッジが加点。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜3、StSqも加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fは決める。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点12番目の33.35、演技構成点9番目の26.89、合計60.24でSP11位。 47番滑走でシン・ジア(韓。16)。昨年3年連続銀メダル。今季JGP4位と2位、国内シニア2位。曲は「アディオス・ノニーノ」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。ずいぶん大人っぽくなった。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーションで転倒。これ以降の全要素にほぼ全ジャッジが加点。続く2Aは加点ほぼ3。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCSpはほぼ加点1〜4、あと二つのスピンは加点ほぼ3。1.1倍になる3Fは成功、加点1〜4。技術点10番目の34.54、演技構成点3番目の30.03、転倒の減点1、合計63.57でSP7位。 最終滑走で島田(16)。昨年2連覇。今季JGPファイナル2連覇、全日本ジュニア3連覇、全日本シニア2位。曲は「Defying Gravity」。振付はウィーバー。完璧だった。冒頭の2Aは余裕があり、加点2〜4。続く3Fも加点3〜4。解説の岡部さんも「ジャンプを下りた後の姿勢がいい」。スピン三つとStSqはレベル4。うちLSpと最後のCCoSpは加点4〜5、StSqは笑顔で滑り、体も大きく動かし、加点3〜4。1.1倍になる3Lz+3Tは加点2〜4。「最後のCCoSpはこれ以上できない最高なのに、なぜ全員が加点5を出してくれないのか」と岡部さん。技術点最高の41.66、演技構成点も最高の33.02、合計74.68は自己ベスト更新でSP1位。 フリー。24人が進む。フジ地上波では、日本人3人とシン・ジアのみ放送。解説は村上佳菜子。後日、Jスポーツでダイジェストを見た。解説は引き続き岡部さん、実況は小林アナ。 2番滑走でフォンフェルテン(米。15)。後日見た。曲は「ロミオとジュリエット」より4曲。振付はアダム・ソルヤ。冒頭で3A+2T成功。続く4Sはアンダーローテーション。ソロの3Aは転倒。スピン二つはレベル4.うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。3Lzはqマーク。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは第1がqマーク。3Loは決める。3F+3Tは第1が!マーク、第2がqマーク。ChSqはGOE+0.14。最後のLSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。技術点7番目の65.45、演技構成点20番目の47.02、転倒の減点1、合計111.47でフリー17位と少し挽回、総合165.4で18位。 4番滑走でキム・ユジェ(韓。15)。後日見た。曲は「白鳥の湖」。振付はミーシャ・ジー。冒頭の3Aはアンダーローテーションでオーバーターン。続く3Lz+3Tは第1にqマーク。3Fは!マーク。3Loは全ジャッジが加点。ジャンプに慎重になるあまりスピードが落ちている。スピン二つはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。うちFCCoSpは加点1〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点。2A+3Tも決める。3S成功。ChSqはGOE+0.79。最後のCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。技術点10番目の63.22、演技構成点14番目の51.11、合計114.33でフリー14位とやや挽回、総合168.63で16位。 8番滑走でSP17位ハナ・バース(豪。15)。後日見た。曲はシルクドゥソレイユより「Querer」。振付はボルーノフ夫妻。コーチは平池大人。拠点は12月から大阪。冒頭の3Loはオーバーターン。続く3A+2Tは成功。3Lzは全ジャッジが加点。3F+2Tも決める。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち二つは加点1〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQ成功、全ジャッジが加点2〜3。3Fもエラーにくほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.79。3Sは全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の70.09、演技構成点13番目の51.96、合計122.05は自己ベスト更新でフリー4位と躍進、総合179.0も自己ベスト更新で10位。キスアンドクライではコーチの方が嬉しそう。 9番滑走でカルギナ(アゼ。14)。後日見た。曲は「Snowstorm」他。振付はステパノワ。冒頭で4S+2A+SEQ成功、全ジャッジが加点。続く3Aは転倒。ソロの4Sもアンダーローテーションで転倒。3Fは決める。スピン二つはレベル4。1.1倍になる3Lzは全ジャッジが加点。3Lo+3Tはほぼ全ジャッジが加点。3Lo+1Eu+3Sも成功。ChSqは加点なし。FCCoSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。「男子並みの構成」と解説の岡部さん。「ジュニア男子でもここまでは」と小林アナ。技術点2番目の71.22、演技構成点21番目の46.17、転倒の減点2、合計115.39は自己ベスト更新でフリー12位、総合172.43も自己ベスト更新で14位。 10番滑走でブランデンブルグ(スイス。15)。後日見た。曲は「Apres moi」。振付はグレイヘンガウス他。髪型は猫耳なのか二つのお団子。スカートは提灯型。冒頭の3F+2Tは成功。3Loも決める。3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は2Fをこらえたがこれは構成通り。スピン二つはレベル4。LSpはレベル3だが全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは決める。3Lz+2A+2A+SEQは第1でこらえたがなんとか決める。ChSqはGOE+0.29。ソロの3Fは!マーク。技術点11番目の62.04、演技構成点17番目の50.54、合計112.58でフリー15位、総合170.52で15位。 12番滑走でシフリン(イスラ。16)。後日見た。曲は「Good Night Moon」他。振付はカナエワ他。衣装の上衣は黄色のレーサー服のよう。スカートは透ける白。眉は薄く目尻切れ長のアイシャドー。冒頭の2Aは幅があり全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く3Lz+1Eu+3Sも高さがあり、全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4。3Fは!マークとqマーク。ChSqはGOE+0.29。1.1倍になる2A+3Tはステップアウト。3Lzはほぼ全ジャッジが加点。3Lo+2Tは第1にqマーク。FCCoSpはレベル4。技術点18番目の58.48、演技構成点16番目の50.22、合計108.7でフリー18位、総合168.21で17位。 13番滑走でペゼッタ(伊。17)。後日見た。曲は映画「アヴァター」より3曲。振付はラノッテ。衣装は黒を基調に長袖は透ける紺。SP同様スピードがあり、伸びがある。「ナショナルでも壁にぶつかった」らしい。冒頭の幅がある3Fは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。続く2A+3Tも幅があり、全ジャッジが加点2〜4。次は大きな1Loに。3Lz+2A+SEQも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル3で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3S+2Tは全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Lzはqマーク。3Sも成功。ChSqはGOE+0.5。CCoSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。技術点18番目の59.28、演技構成点9番目の55.3、合計114.58でフリー13位、総合174.59で13位。 14番滑走でカルフネン(フィン。16)。後日見た。曲は「白鳥の湖」。振付はアダム・ソルヤ。衣装は白。年齢のわりにジュニアっぽい。振付を一生懸命やりとげた感じ。冒頭の3Sはほぼ全ジャッジが加点。続く3Fも成功。3Lz+3Tも決める。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜3。ChSqは+0.5。3F+2T+2Loも成功。1.1倍になる3Lzはこらえた。3Lo+2A+SEQは決める。ソロの2Aはオーバーターン。技術点9番目の63.3、演技構成点11番目の53.3、合計116.6でフリー10位、総合176.84で11位。 15番滑走でツィンプカキス(スイス。15)。後日見た。曲は「This Bitter Earth」。振付はフェドールチェンコ。この年齢でパワースケーター。「最近3Aを跳べるようになったのでフリーに入れたい」と言ったとのこと。冒頭は3Aだがダウングレード。前向きで下りたがエッジを回してころばず。3Lz+3Tは全ジャッジが加点。3Loは全ジャッジが加点ほぼ2。スピン三つはレベル4。うちFCSpはほぼ全ジャッジが加点。3Sは成功。1.1倍になるソロの3Lzも決める。3F+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点。3F+2Tも決める。ChSqは+0.64。技術点6番目の66.04、演技構成点13番目の52.25、合計118.29は自己ベスト更新でフリー7位、総合179.66も自己ベスト更新で9位。 16番滑走でグラッキ(仏。14)。後日見た。曲は「Diamonds Are a Girl Best Friends」他。振付はカナエワ他。冒頭の3Fは全ジャッジが加点。続く3Loと二つの2Aも成功。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のFCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。3Lz+1Eu+3Sと3F+2Tも決める。後半に連続ジャンプを固め打ち。ChSqは+0.79。技術点5番目の66.9、演技構成点8番目の55.77、転倒の減点1、合計121.67でフリー5位、総合184.29で5位。 17番滑走でイーハン・ワン(中。14)。後日見た。曲は「The Gold Pavilion」他。振付はジャクシン・ゼン他。スピンが速くてすごく上手い。でも無表情で振付を懸命にこなしている感じ。冒頭の3Lo+2Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。続く3Fはダウングレードで転倒。3Sは慎重に跳び全ジャッジが加点。3F+2Tは第1に!マーク、間にオーバーターン。スピン二つはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。うちFCCoSpは速くて加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点。ソロの3Lzはqマーク。ChSqは+0.93。3Tも全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。「表現力がついてくるともっと良くなる」と岡部さん。技術点15番目の59.29、演技構成点14番目の53.78、転倒の減点1、合計112.07でフリー16位、総合175.51は自己ベスト更新で12位。 18番滑走でSP7位シン・ジア(韓。16)。曲は11月〜リスト「Liebestraum」に変更。振付はデイヴィッド・ウィルソン。後半の3Lz+3T以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aと3Loは加点2〜3。3Sは加点1〜3。3F+2T+2Loも成功。スピン二つはレベル4。うち最後のFCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tで転倒。解説の岡部さんは「SPでも同じジャンプを転倒した。苦手意識があるのかも」。「場所も同じ」と小林アナ。3F+2Tは決める。ソロの3Lzも成功。FCSpはレベル3で加点2〜3。ChSqはGOE+1.21の高得点。技術点4番目の67.11、演技構成点3番目の60.85、転倒の減点1、合計126.96でフリー2位と挽回、総合190.53で銀メダル。 19番滑走でゴイディナ(エスト。14)。後日見た。曲は「503 Angels and Demons」他。振付はセルゲイ・ロザノフ。冒頭の3F+2Tはほぼ全ジャッジが加点。3Loは全ジャッジが加点。3Tは全ジャッジが加点1〜4。3Sも全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2Tも全ジャッジが加点。ChSqはスライド中に尻もちをつき転倒扱い。3Fはステップアウト。技術点11番目の62.29、演技構成点7番目の56.74、転倒の減点1、合計118.03でフリー8位、総合182.18で7位。キスアンドクライでは悔しそうだった。 20番滑走でSP5位和田(15)。曲は「タイタニック」より「Never An Absolution」他。振付は宮本賢二。回転不足が多かった。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tは第2にqマーク。3Fは!マークとqマーク。スピン三つはレベル4。うち最後の得意なLSpは回転もたいへん速く全ジャッジが加点3〜5。3Loもqマーク。ChSqはGOE+1.29の高得点。1.1倍になる3S+2A+SEQは第2がqマーク。3F+2T+2Tは第1に!マークとqマーク、第3にもqマーク。ソロの3Lzはアンダーローテーション。最後まで固かったが、終わったとき笑顔になった。。技術点19番目の56.37、演技構成点2番目の60.93、合計117.3でフリー9位、総合181.65で8位。 21番滑走でリングレーシー(米。17)。後日見た。曲は「Cleopatra's Death」他。振付はジェイミー・イスリー他。衣装は首元に緑ビーズがたくさん。小林アナによれば「全米で今季は終わったつもりだったが、この大会に選ばれて感謝している」と語ったらしい。そのせいかやや太く見える。冒頭の3Lz+3Tはステップアウト。3Sと3Loは決める。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。2Aも成功。1.1倍になる3F+2A+2T+SEQ成功。3F+2Tも決める。ソロの3Lzも成功。LSpはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3。ChSqはスナバウアーやスパイラルを行い、GOE+1.29の高得点。技術点8番目の64.53、演技構成点5番目の58.07、合計122.6でフリー3位、総合188.71、逆転で銅メダル。 22番滑走でSP3位中井(16)。曲は映画版「シンデレラ」より「Who Is She」他。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の3Aはアンダーローテーションで転倒。続く2本目の3Aもアンダーローテーションでステップアウトしたため第2付けられず繰り返しの違反に。岡部さんが振り返りのときに「2本目に第2の構えだけでも付けられれば(繰り返しの減点はないのに)」と言う。3Lz+1Eu+3Sは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜4。2Aはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3Lo+2A+SEQも全ジャッジが加点。3Fは!マークにアンダーローテーションでステップアウト。ChSqはGOE+0.86。3Aのどちらか1本でも成功できればメダルだったか。技術点13番目の60.83、演技構成点4番目の59.22、転倒の減点1、合計119.05でフリー6位、総合185.89で4位。 23番滑走でグルゲニゼ(ジョー。15)。後日見た。曲は「107 Steps」他。振付はビクメトワ・イロナ。冒頭の3Aはアンダーローテーションでステップアウト。3Lz+1Eu+3Sは全ジャッジが加点。3Fは!マーク。3Loはアンダーローテーションでこらえた。スピン二つはレベル3てほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.93。1.1倍になる2Aでステップアウト。連続ジャンプの予定だった。3F+2Tは第1に!マーク。3Lz+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点。連続ジャンプをリカバリー。最後のLSpはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。変わった曲調に独特な振付がされていたが、岡部さんは「選手本人が何を表現したいのか伝わってこなかった」。技術点18番目の57.79、演技構成点6番目の57.78、合計115.57でフリー11位、総合183.04で6位。 最終滑走でSP1位島田(16)。曲は「Mado Kara Mieru ?」。振付はローリ・ニコル。3Aと4T成功。すばらしかった。初めて見たときはずいぶんギクシャクしていたが、曲に乗せて気持ちも表現できるようになり、ジャンプもノーミスでいい演技だった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは加点2〜3。今季ずっと立てなかった4Tもしっかり決めて加点1〜4。3Lz+3Tと3S+3Tはいずれも加点2〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは加点ほぼ4〜5、LSpも加点3〜5。ChSqはGOE+1.43の最高得点。1.1倍になるところで3F+2A+2A+SEQ成功、加点ほぼ2〜3。3Loは加点2〜3。ソロの3Lzは加点3〜4。ずっと笑顔で滑っていた。技術点ダントツの89.23、演技構成点最高の66.93、合計156.16は自己ベスト更新でフリーも1位、総合230.84も自己ベスト更新で3連覇。※フリーの得点は、シニアも含めて日本歴代トップとか。まあ3Aと4Tが回転不足なく入るのだから当然か。 |
New! サッカー短評 (2025.6/25) 川崎フロンターレvs.アルビレックス新潟 3対1 (2025.6/25 U等々力) 第15節
ACLE遠征で日程変更した15節で、新潟とは今季初対戦。18位新潟は、前節、アウェイで福岡に負けた後、監督を解任し、入江コーチを新監督にした初戦で、勝てば降格圏脱出できるらしい。フロンターレも前節ホームで逆転負けしているので、ここでホーム連敗はありえない。試合は、前半12分、脇坂の直接FKで先制。さらにCKからの流れで神田がリーグ戦初得点。後半、やや押され気味になったが、途中から出てきた大関が追加タイムに伊藤からのクロスを押し込み3点目。しかし、8分も追加タイムがあり、1失点したのはいただけない。勝点35として暫定5位に浮上。気温28.1度、湿度82%。前後半とも飲水タイムあり。観客20905人。主審は川俣さん。VARは上原直人さん。DAZN解説は元FC東京の大田宏介。
先発は、GK山口。DF三浦、高井、ジェジエウ、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップには、リーグ戦初先発の神田。三浦は前節、体調不良だったらしい。ケガでなくてよかった。ベンチに際も戻ってきた。その他、山田、家長、橘田など。脇坂がJ1通算200試合出場達成。小林も出れば400試合目という。 新潟は4-4-2。小野裕二と高木善朗のツートップ。左右のWBに谷口とダニーロ・ゴメス。星と新井のダブルボランチ。DF堀米、稲村、元フロンターレの舞行龍ジェームズ、藤原。GK田代。キャプテンは稲村。入江監督は初采配。ベンチにDFゲリア、MF長谷川元希など。 前半4分、ペナルティーエリア手前左寄りでフロンターレのFK。山本と三浦が立ち、山本が直接ねらうが、落ち切らず。 6分、新潟の右CK。高木が蹴るが、マルシーニョがクリア。さらに相手MF谷口にペナルティーエリア左からシュートされるが、GK山口。 12分、先制。ペナルティーエリア手前左中央寄りでフロンターレのFK。今度はボールサイドに脇坂と三浦が立つ。脇坂が直接ねらい、バーのすぐ下をかすめて決まる。1−0。みんなで、先日生まれた脇坂の第2子を祝って揺りかごダンス。 実況アナが試合前に「この2チームの対戦は、先制したチームの勝率が悪い」と言っていた。 23分、河原が右サイドからクロス、受けたマルシーニョがペナルティーエリア中央からシュート、枠の上。 25分、新潟のカウンター。相手MF星にミドルシュートをうたれるが、GK山口。さらに相手MF谷口にシュートされるが、ジェジエウが防ぐ。27分、相手右CK。高木が蹴るが、神田がクリア。 28分、ジェジエウが右サイドから持ち上がってクロス、受けた神田がシュートするが、枠の左。 28分、飲水タイム。 30分、相手左SB堀米が攻めあがって大きくクロス、相手FW小野がペナルティーエリア右から体をひねって鋭いシュート、左ポストに当たって助かる。 35分、追加点。左サイドでフロンターレのFK。山本が蹴り、中央で高井が跳び、ファーに走りこんだジェジエウが頭で折り返し、ニアポスト付近にいた神田が頭で押し込んだ。2−0。 37分、相手右WBのゴメスが対面の三浦をかわしてスルーパス、ペナルティーエリア内の星が受けて折り返すが、山本が戻って来て防ぐ。 40分、フロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれをつないで最後はジェジエウがシュート、相手DF。 43分、相手MF星がペナルティーエリア内の相手FW小野とパス交換からシュート、河原が防ぐ。 追加タイム3分。2−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 8分、相手右サイドでからのクロスをジェジエウクリア、さらに左サイドからのクロスをGK山口が捕る。10分、相手右WBゴメスを三浦がファールで止めて、新潟のFK。高木が蹴るが、マルシーニョがクリア。 11分、フロンターレのカウンター。伊藤が左サイドに来ていて、マルシーニョとパス交換、最後は神田がシュート、こぼれを伊藤がシュート。神田がオフサイドだった。 12分、相手サイドから攻め込まれ、最後は相手FW小野が角度のないところからシュート、枠の上。 18分、相手DF稲村が鋭いミドルシュート、GK山口が防ぐ。さらにこぼれを拾われ、攻められるが防いで、新潟の右CK。高木が蹴るが、マルシーニョがクリア。 解説の大田と実況アナが相手DF稲村を「DFだけでなくMFもできるし、シュートも打てる」とほめる。 19分、フロンターレのカウンター。こぼれを伊藤が拾って相手選手をかわしてマルシーニョへパス。マルシーニョも相手選手をかわしながらドリブルで前進、ペナルティーエリアまでいくが、シュートする前に二人に挟まれる。 20分、相手右WBゴメスがクロスを上げるが、高井がクリア。さらにゴメスがクロスを入れてくるが、ジェジエウがクリア。 21分、新潟が三人同時交代。FW高木に代えてMF奥村、FW小野に代えてMF長谷川、ボランチ新井に代えてMF秋山を入れる。長谷川は二列目に入り、谷口と奥村のツートップか。 22分、入ったばかりの相手MF秋山にシュートをうたれるが、枠の右。 23分、フロンターレが二人同時交代。神田に代えて小林、マルシーニョに代えて宮城を入れる。 24分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。 26分、宮城からのクロスを小林がペナルティーエリア中央でヘディングシュート、相手GK正面。 27分、相手左サイドから攻め込まれ、入ったばかりの相手FW奥村がミドルシュート、GK山口がかろうじて触ってポストに当たる。29分、相手MF長谷川からのパスをペナルティーエリアで受けた相手右WBゴメスがシュート、戻った山本が防ぐ。 29分、飲水タイム。 34分、フロンターレが二人同時交代。足がつったジェジエウに代えて丸山、河原に代えて橘田を入れる。 35分、相手右サイドから右SB藤原に攻め込まれるが、さっそく橘田が防ぐ。 40分、新潟が二人同時交代。右WBゴメスに代えてFW太田修介、左WB谷口に代えてFW矢村を入れる。「これで新潟は前線の選手を全員かえました」と解説の大田。 41分、相手左サイド攻め込まれ、こぼれを入ったばかりの相手FW太田にシュートされるが、GK山口が防ぐ。危なかった。これで与えた相手右CKを相手MF長谷川が蹴るが、三浦がクリア。 43分、フロンターレが五人目の交代。脇坂に代えて大関を入れる。キャプテンマークは丸山に渡したか。 44分、パスをつながれ、最後は相手MF長谷川にシュートされるが、枠の外。 45分、大関のボールカットからフロンターレのカウンター。伊藤からのスルーパスに大関が走りこむが合わず。 追加タイム8分。こんなに暑いのに、そんなに取るのか。 46分、追加点。山本が右前方へ展開、受けた伊藤が持ち上がってクロス、走りこんだ大関がシュートを打ち込む。3−0。やれやれ。 50分、失点。相手GK田代のロングフィードに走りこんだ相手FW奥村がペナルティーエリア右からシュート、3−1。やや長めにVARの確認が行われるが、オフサイドなしで認められる。またもや試合の締め方が悪い。 53分、ペナルティーエリア手前から大関がシュート、枠の右。 55分、相手右サイドで新潟のFK。秋山が蹴るが、宮城がクリア。 3−1でタイムアップ。勝点35として暫定5位に浮上。二筏18位のまま。 もう1試合、やはりACLE遠征で未消化試合のマリノス対17位FC東京は、0−3でFC東京が勝った。ヘッドコーチから昇格した大島監督2戦目は惨敗。FC東京は16位に浮上。 すぐまた週末に22節が開催される。フロンターレはアウェイで15位ヴェルディと対戦。 |
サッカー短評 (2025.6/21) 川崎フロンターレvs.ヴィッセル神戸 1対2 (2025.6/21 U等々力) 第21節
前半6分、せっかく脇坂が先制したのに、4分後にすぐ相手ロングスローの流れから宮代に横ざまのバイシクルシュートを決められ、同点で後半へ。後半もたちあがりから神戸のハイプレスとロングボールに苦しめられ、しのぐ一方で打開できずにいると、7分に宮代に2点目を決められた。ここまで恩返ししなくていいのに。21分に家長と山本に代えて伊藤と大島を入れてから、少しリズムを取り戻したが、得点に至らず。さらに30分、脇坂とマルシーニョに代えて大関と宮城を入れたが、違いを見せられず。最後41分、山田に代えて小林を入れ、小林は宮城のクロスから惜しいシュートを打ち、こ相手GKがはじいたところに大関がつめたが、打てず。押し返すことはできたが、神戸に守り切られて8位に落ちた。神戸は勝点36として3位に浮上。気温27.4度、湿度75%。観客23103人は今季最高らしい。主審はポーランドからの交換で来日中のクジュマさん、VARは高崎さん。DAZN解説は福田さん、実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、橘田。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップ山田。ベンチにジェジエウ、アイダル、大島、大関、伊藤、宮城など。三浦はベンチ外。 神戸は4-1-2-3。中央に佐々木、左右のシャドーに広瀬とパトリッキ。二列目に元フロンターレの宮代と井手口。アンカーに扇原。DFマリノスから移籍してきたばかりの永戸、トゥーレル、山川、酒井高徳。GK前川。ベンチに元フロンターレのGK新井、DF岩波、MF汰木、クリスマン、FWエリキなど。 なんと今節は首位鹿島が9位町田に1−2で負けた。鹿島は勝点41のまま、町田は勝点31としたが、順位はともに変わらず。2位柏と3位京都は3−3で痛み分け。柏は勝点38で2位キープ、京都は勝点35で4位に後退。5位広島は明日アウェイで19位横浜FCと対戦。フロンターレのすぐ下8位だったセレッソはホームで14位ヴェルディに2−1で勝ち、勝点33として7位に浮上。ヴェルディは15位に下降。最下位マリノスはホームなのに13位岡山に0−1で敗れた。岡山は勝点27として12位に浮上。 |
サッカー短評 (2025.6/14) 横浜FCvs.川崎フロンターレ 0対1 (2025.6/14 ニッパツ) 第20節
ここから後半戦。激しい雨の中の試合。前半は押し込んだが、シュート2本。スコアレスで折り返し。後半は立ち上がりから攻め込まれる展開をしのいだ13分、相手ボールをカットした山本がドリブルで持ち上がってそのままシュート、これが決まって決勝点に。ゴールへのパスのようだった。勝点32として6位浮上。気温22.1度、湿度83%。観客11188人。主審は上田さん、VARは清水さん。DAZN解説は林陵平、ゲスト解説に両チームOBの瀬古樹(ストークシティ・英2)。実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と大島のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップは山田。三浦と大島はケガ明け。ベンチに車屋、橘田、大関、河原、宮城など。ケガのエリソン、際などベンチ外(※6/7に、瀬川が柏に完全移籍することが発表された)。 横浜FCは3-4-2-1。ルキアンのワントップ。二列目に駒井と鈴木武蔵。左右のWBに新保と山根永遠。山田康太とユーリ・ララのダブルボランチ。DFは元フロンターレの福森、ンドカ、山崎。GK市川。キャプテンは駒井。ベンチに小川慶治朗、櫻川ソロモンなど。 5/14に等々力で対戦したばかり。そのときは先制されてから山本のFKで追いつき、家長のシュートのバー跳ね返りを相手DFのオウンゴールで勝ち越したという内容。 8分、相手右サイドから鈴木武蔵がボールを受けて、クロスを入れるが、GK山口が防ぐ。 10分、三浦が左サイドを攻めあがってクロス、山田に入るが、落としたボールは味方に出ない。 右サイドから伊藤や佐々木がクロスを入れるが、山田に合わないか、相手DFにクリアされてしまう。GK山口やDFからのフィードは雨のために大きくはずんだり、風で流れたりもある。 12分、山本が右へ配球、受けた佐々木がドリブルで持ち上がってそのままミドルシュート、枠の左。 15分、左サイドからパスを浮けた大島がドリブルでペナルティーエリアに入って倒されるが、ノーファールの判定。雨の日に大島が倒れるとヒヤヒヤする。 20分、マルシーニョを倒した相手MF山根にイエローカード。下田アナが「山根永遠のお父さん、山根巌さんは元フロンターレの選手だった」と言うので、びっくり。 29分、山本からの縦パスを左へ流れて受けた山田が、ドリブルで内側へ進んで強引にシュート、枠の左。かなり難しい体勢からのシュートだったが、解説の林陵平は「気持ちはわかります」。下田アナが「リーグ戦では最近得点できていないが、三日前の天皇杯では2得点とったので、きっかけになりますね」。 32分、中盤相手左サイドで横浜FCのFK。福森がニアへ蹴り、相手MF山根とマルシーニョが競り、ボールは枠の上。ゴールキックの判定になったが、ゴール裏からのカメラのリプレーでは、マルシーニョのクリアに見えた。解説陣も「フロンターレのクリアでしたね」。このへんから、横浜FCに攻め込まれる場面も増える。 解説の林陵平が「フロンターレの中盤の3人を見ているとワクワクする」と言う。大島、山本、脇坂の3人はみんなボールが持てて、創造的なプレーが得意だからというが、「今日は脇坂にボールが入らない」と下田アナ。 43分、相手FWルキアンが頭で落としたパスを、相手右サイドから走りこんだ山根がシュート、大島がスライディングで止めて、丸山がクリア。 45分、中盤相手右サイド寄りで横浜FCのFK。福森が蹴るが、オフェンスファール。 追加タイム2分。47分、山本からのロングパスに走りこんだマルシーニョがドリブル、相手DFがクリアしてフロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。 0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 3分、横浜FCに立ち上がりから攻勢をかけられ、相手右サイドへのサイドチェンジから最後は駒井にシュートされるが、バーに当たって助かる。 6分、ボールを失い、相手右FWの鈴木武蔵にシュートされるが、高井が防いで、相手左CK。福森がファーへ蹴り、相手長身DFンドカが頭で落とし、またも駒井が走りこんでシュート、高井が防ぐ。 8分、パスカットされて横浜FCのカウンター。最後は相手FWルキアンにシュートされるが、枠の左。ここでも大島が相手に寄せていた。 11分、相手左サイドから相手MF新保にクロスを入れられ、ゴール前で混戦になるが、三浦がクリア。12分、鈴木武蔵にボールが渡り、ドリブルからミドルシュートされるが、枠の右。 13分、先制。GK山口のフィードを相手DFがクリアしたボールをセンターサークル付近で拾った山本が、そのままドリブルで前進し、左にマルシーニョ、右に山田などがいたが、そのままシュートし、右下に決める。1−0。 試合後のインタビューで「FW陣が相手DFをひきつけてくれて道が開いたので、そのままうった」と言う。ゴールパフォーマンスは敬礼ではなく、韓国のグループエスパの猫ポーズだったらしい。今季これで3点目だが、キャリアハイとのこと。 ここまで攻め込まれていたが、先制したので、フロンターレにやや余裕が出て来た。解説の瀬古が「横浜FCは、なかなか得点できていないが、先制した試合では、全員がどのように試合を運べばいいか意思統一されていた」と言う。 14分、右サイドから伊藤がシュート、相手GK。 16分、フロンターレが一人目の交代。大島に代えて河原を入れる。直後にフロンターレの左CK。山本が蹴るが、オフェンスファール。 19分、後方の伊藤からのパスをペナルティーエリア右で山田がダイレクトでシュート、枠の左。 21分、横浜FCが二人同時交代。FWルキアンに代えてFW櫻川、駒井に代えて室井を入れる。フロンターレも二人同時交代。山田に代えて小林、伊藤に代えて家長を入れる。山田も伊藤も追加点が取れずにやや悔しそうに見える。小林は追加点、家長は試合のクローズに向けた働きを期待しているのだろう。 24分、山本がボールカットして左サイドから折り返し、家長がダイレクトでシュートするが、利き足でない右だったせいか、枠の外。 27分、中盤相手左サイド寄りで横浜FCのFK。福森が蹴るが、高井がクリア。 28分、横浜FCが三人目の交代。山根に代えて遠藤を入れる。 30分、フロンターレも四人目の交代。山本に代えて橘田を入れる。いよいよ長谷部監督は、1点で逃げ切る体勢に入ったか。 直後に相手右サイドから入ったばかりの相手右WB遠藤に攻め込まれ、クロスを入れられるが、GK山口が捕る。 32分、相手右サイドからの遠藤のドリブルを三浦がクリアして横浜FCの右CK。これを福森が蹴り、室井がペナルティーエリア中央からシュート、バーに当たって助かる。 35分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手長身FW櫻川がクリア。 37分、横浜FCは二人同時交代。左WB新保に代えて村田、山崎に代えて鈴木準を入れる。 43分、横浜FCのカウンター。ボールカットされて相手左サイドからクロス、高井がクリア。 44分、相手右CK。福森が蹴り、長身FW櫻川が頭に当てるが、ゴールラインを割る。 追加タイム4分。横浜FCの攻撃を全員で守る。 1−0でタイムアップ。勝点32として暫定6位に浮上(15節新潟戦が未消化)(翌日の試合で6位だった神戸が勝ったため、また7位に)。横浜FCは19位に後退。 首位鹿島は、4位広島との上位対決で先制されるが最後に同点に持ち込み、勝点41として首位キープ。広島は勝点33としたが5位に。3位柏はアウェイで12位ヴェルディを3−0と下して勝点37として2位浮上。ヴェルディは14位に下降。2位京都はこの20節を浦和と4/16に終えているので勝点34のままで3位に下降。クラブW杯のため渡米中の浦和も勝点34のままで4位に下降。6位神戸は14位名古屋に2−1で6位キープ。名古屋は15位に下降。最下位マリノスは、アウェイで19位新潟に0−1で負けて脱出できず。ついに再び監督解任。新潟は18位に浮上。 |
サッカー短評 (2025.6/12) 川崎フロンターレvs.福島ユナイテッド 4対3 (2025.6/11 U等々力) 天皇杯二回戦
寺田監督率いるJ3のチームに苦戦したようだ。前半9分に先制され、29分に山田で追いつき、後半6分に山田で逆転。さらに19分脇坂、39分小林と加点したのに、終了間際に2失点。気温21.9度、湿度76%。観客7942人。主審は山下良美さん。VARはなし。テレビ放送はなく、有料配信はあるが、ライブだけなので見られない。
先発は、GKチョン・ソンリョン。DF三浦、車屋、アイダル、田邊。橘田と河原のダブルボランチ。トップ下に山内。左右のウイングはマルシーニョと家長。ワントップに山田。ゲームキャプテンは不明。後半開始から山内に代えて脇坂を入れる。18分にマルシーニョに代えて伊藤、26分に山田に代えて小林、家長に代えてケガ明けの宮城、41分に三浦に代えて高卒新人の野田を入れる。 福島は、4-1-2-3。40番樋口を中央、左右に10番森、9番清水の3トップ。二列目に6番上畑と30番狩野。7番針谷のアンカー。DF23番安在、25番當麻、17番藤谷、28番鈴。GK1番上田。フロンターレからレンタルしている松長根はベンチ外。 なんとか次の三回戦へ。7/16(水)開催。U等々力で、磐田に2−1で勝ったJ3の相模原と対戦。 |
サッカー短評 (2025.6/10) 日本vs.インドネシア 6対0 (2025.6/10 吹田) アジア最終予選グループC第10節
立ち上がりからボールを握って、前半15分には鎌田が先制。さらに2点追加して前半のうちにほぼ試合を決めた。後半も森下や町野が得点し、最後には交代で出た細谷も得点。DFも一回は危ない場面もあったが、オーストラリア戦の反省を生かし、全員で切り替え速く対応して無失点でしめくくった。新戦力としての鈴木淳之介、三戸はいい出来だった。続けて先発の佐野海舟も解説陣に好評。インドネシアは4位を確定していて、プレーオフ(アジア4次予選。最終予選各組の3位と4位が3カ国ずつ対戦し、1位2ヵ国がW杯出場、各2位は5次予選へ進む)からの本大会出場をめざす。気温23.7度、湿度90%。雨。観客33661人。主審キム・ジョンヒョクさん、VARキム・ウースンさんはおそらく韓国の人。DAZN解説は、水沼さん、佐藤寿人、ゲストにガンバ大阪の宇佐美。実況は野村アナ。
先発は、GK大迫(広島)。DFに初召集の鈴木淳之介(湘南)、瀬古(グラスホッパー・瑞)、高井(川崎)。左右のWBは初先発の三戸(スパルタ・蘭)と森下(レギア・ポー)。佐野海舟(マインツ・独)と遠藤航(リバプール・英)のダブルボランチ。二列目のシャドーに鎌田と(クリスタルパレス・英)と久保(レアルソシエダ・西)。ワントップは町野(キール・独)。遠藤が出ているが、ゲームキャプテンに久保。ベンチに、最年少出場記録を更新できる18歳の佐藤龍之介(岡山)、藤田(シントトロイデン・ベル)、佐野航大(NEC・蘭)、細谷(柏)など。なお、DF町田、渡辺、初召集のMF熊坂(柏)はケガで離脱。 インドネシアは、3-4-2-1。ワントップに10番ロメニー。二列目のシャドーに6番プトラと13番ヤンス・サユリ。左右のWBに21番ジェームスと4番ディクス。14番ペルペシーと19番ハイエのダブルボランチ。DF23番ハブナー、3番イゼス、2番ヒルハース。GK12番アウテロ。キャプテンは3番イゼス。DF登録の選手が6人いるらしい。23番ハブナーは元セレッソの選手。監督パトリック・クライファートは元オランダ代表で前歴代最多得点記録を持つFW。2025年1月にインドネシア代表監督に就任。 4分、久保が相手DF複数に囲まれながらドリブルの緩急でかわしてペナルティーエリア左へパスを通す。攻めあがった左WB三戸が受けてクロスを入れるが、相手DF。 6分、インドネシアが前線のFWロメニーへロングフィード、相手右サイドで受けたロメニーがマークについた瀬古をかわすが、戻ってきた三戸がボールカット。 8分、森下、久保、佐野海とつなぐが相手DFがクリアして日本の右CK。久保が蹴るが、味方に合わず。 11分、遠藤からのパスを浮けた左DFの鈴木淳がペナルティーエリア左まで攻めあがってクロス、町のがヘディングシュートするが枠の上。 15分、先制。鎌田が左サイド奥へスルーパス、走りこんだ三戸が受けてクロス、再び鎌田がゴール前に飛び込んでヘディングシュート、相手GKの手をはじいて決まる。1−0。このとき、ペナルティーエリア内に5人日本選手がいた。ニアに町野、ペナルティーアーク近くに久保、その右前方に佐野、ファーに森下。 19分、追加点。日本の左CK。久保がショートコーナーで鎌田とのパス交換からペナルティーエリアへドリブルで切り込み、そのままニアへシュート、相手GKがはじくが、町野が拾ってパス、受けた久保が聞き足でない右足でシュート、2−0。VARのチェックでだいぶ時間がかかったが、認められる。 25分、相手右WBディクスがすわりこむ。メディカルが入るが、結局ピッチを出る。解説陣が「三戸の対応ですごく足を使ったからではないか」。27分、インドネシアが一人目の交代。4番ディクスに代えて8番FWヤコブ・サユリを入れる。「13番ヤンス・サユリと双子の兄弟です」と野村アナ。「日本も兄弟で同時出場があるかもしれませんね」。 34分、インドネシアが相手右サイドへロングボールを送り、入ったばかりのヤコブ・サユリが走りこむが、三戸が追いついて、頭でGK大迫へ。解説の誰かが「あれが頭か足かでGKには大違いなんです」と言う。 36分、日本の右CK。久保が蹴り、瀬古と相手DFヤコブ・サユリが競り合って頭同士がぶつかり、二人とも倒れる。瀬古はすぐ立ち上がるが、ヤコブ・サユリは担架でピッチを出る。インドネシアは、入れたばかりの選手がケガではなかなかつらい。 41分、鎌田が倒されて中盤左サイドで日本のFK。インドネシアのキャプテンのイゼスは、早く交代選手を入れてくれとベンチに要求しているが、このセットプレーには間に合わない。FKは久保が蹴り、鈴木淳が折り返そうとするが、ボルはゴールラインを割る。 42分、インドネシアが二人目の交代。8番FWヤコブ・サユリに代えて7番MFフェルディナンを入れる。 44分、久保からのパスを浮けた町野が前方へ蹴り、走りこんだ久保がボレーシュート、ヒットせず枠の左。 追加タイム6分。51分、また追加点。久保からのスルーパスを浮けた鎌田がペナルティーエリア内でドリブル、相手DFを複数かわして、ループシュートを落ち着いて流し込む。3−0。 後半開始から日本が一人目の交代。鎌田に代えて中村敬斗(ランス・仏)を入れる。中村が左WBに入り、三戸がインサイドの左シャドーに回る。インドネシアも三人目の交代。6番左シャドーのプトラに代えて15番FWカンブアヤを入れる。 7分、左サイドで日本のスローイン。三戸が受けて内側へドリブルしてからミドルシュート、枠の外。 10分、追加点。左サイドから攻め込み、中村が左から中へ入り、ドリブルから左へ展開。流れていた町野が受けてペナルティーエリア左からクロス、ファーへ走りこんだ森下がシュート、4−0。解説の佐藤寿人が「ストライカーはここでパスしちゃだめです」と言う。森下は代表初ゴール。 13分、また追加点。佐野海からの縦パスを町野がポストプレー、落としを受けた久保がループパス、町野が落ち着いて流し込んで5−0。 14分、インドネシアが二人同時交代。左WB21番ジェームスに代えて20番DFパティナマ、ボランチ14番ペルペシーに代えて18番FWリリパリーを入れる。やや遅きに失したか。これで五人の交代枠を使い切った。 16分、日本が二人目の交代。三戸に代えて佐野航大(NEC・蘭)を入れる。そのまま左のシャドーに入る。これで「2006年の佐藤寿人・勇人以来19年ぶりの兄弟同時出場」と野村アナ。 21分、右サイドからのパスを浮けた佐野海がドリブルで前進、ペナルティーエリア右に入ってシュート、枠の上。 24分、日本が二人同時交代。久保に代えて18歳の佐藤龍之介(岡山)、森下に代えて細谷(柏)を入れる。細谷と町野のツートップになったようだ。佐藤は最年少代表出場の記録更新。位置は右MFか。久保はキャプテンマークを遠藤に渡す。 30分、佐藤からのクロスを町野がペナルティーエリア左角からシュート、惜しくも枠の右。 33分、日本が五人目の交代。町野に代えて俵積田を入れる。俵積田は左MFか。細谷と中村のツートップ、佐野兄弟でシャドーらしい。 35分、また追加点。俵積田が左サイド深い位置から折り返し、中村がシュート、いったんは相手DFにクリアされるが、こぼれを細谷が落ち着いて押し込み、6−0。 38分、相手右シャドーのヤンス・サユリがすわりこむ。インドネシアの右サイドの選手たちは、三戸や中村、俵積田といった速い日本選手に対応していて足に過負荷がかかっているようだ。インドネシアは既に交代枠を使い切っていて、もしプレーできないと10人で残り時間を戦うことに。いったんピッチを出るが、戻る。 追加時間3分。 46分、日本の右CK。佐野航大が蹴り、ファーで瀬古が折り返し、鈴木淳がシュートを試みるが至らず。 6−0でタイムアップ。 |
サッカー短評 (2025.6/5) オーストラリアvs.日本 1対0 (2025.6/5 パース) アジア最終予選グループC第9節
最終予選初黒星。圧倒的に支配しながら、1点が遠くて負けた。現在グループC2位オーストラリアは、最終節にアウェイで、勝点3差の3位サウジアラビアと対戦するので、この試合でぜひとも勝利したいはず。従って、初めから激しく攻撃してくると日本側は予想していたが、前半は失点しないことを優先したようで、想定外に攻撃に出てこず、がっちり守りを固めてきた。日本もただの消化試合にしないため、森保監督は初召集の選手を7人呼び、思い切って若手にチャンスを与える先発で臨んだ。前半は、やはり連携不足が明らかで、解説の中村憲剛が言う「目をそろえる作業に費やした」。その中でも初代表の両ウイング、俵積田と平河は何回か突破やシュートを試みた。後半、久保や中村敬斗、町野など攻撃の活性化を図る交代を送りこんだが、シュートを枠に飛ばせず(シュート14本うち枠内1本)。逆に後半45分に相手右サイドをえぐられ、ゴールライン際から大きく折り返したボールを、走りこんだ相手左WBベヒッチに決められた。オーストラリアは対日本戦16年ぶりの勝利。気温17度、湿度70%。観客57226人。主審はオマーンのアルハトミさん、VARムハンマド タキさんはシンガポールの人。DAZN解説は小野伸二と中村憲剛、実況は桑原アナ。現地リポートは佐藤寿人。前日まで3日間雨で、寒いらしい。
先発は、GK谷(町田)。DF町田(サンジロワーズ・ベル)、渡辺剛(ヘント・ベル)、関根(Sランス・仏)。佐野海舟(マインツ・独)と藤田(シントトロイデン・ベル)のダブルボランチ。左右のウイングは俵積田(FC東京)と平河悠(ブリストル・英2)。二列目に鎌田(クリスタルパレス・英)と鈴木唯人(ブレンビー・デンマーク)。ワントップに大橋(ブラックバーン・英2)。ゲームキャプテンは鎌田。ベンチにGK鈴木彩艶(パルマ・伊)、高井(川崎)、遠藤航(リバプール・英)、久保(レアルソシエダ・西)、三戸(スパルタ・蘭)など。 オーストラリアは、3-4-2-1の同じシステム。ワントップは11番ボレロ。二列目に8番メトカーフと6番ボイル。左右のWBに16番ベヒッチと3番ミラー。17番ティーゲと13番オニールのダブルボランチ。DFは21番バージェス、2番デゲネフ、23番チルカーティ。GK1番ライアン。ゲームキャプテンはGKライアン。オーストラリアはレギュラー3人がケガで不在らしい。ポポビッチ監督は、1997〜2001年DFとしてサンフレッチェ広島に所属。2024年9月〜オーストラリア代表監督就任。 オーストラリアは、前線からのプレスはしかけてこず、日本に攻めさせてミスパスやこぼれを拾ってカウンターでよしとしているようだ。 日本は、二列目の鎌田が少し引いた位置から左WBの俵積田を押し出しているが、初代表の俵積田はボールが足に付かないようで、クロスを蹴り損ねたり、直接ゴールラインを割ったりして相手DFの脅威になっていない。7分、こぼれを拾った鎌田がシュート、相手DF。 18分、今度は逆の右サイドから平河がクロスを入れるが、相手DF。ワントップの大橋にまだ全然ボールが入っていない。町田や関根も最終ラインから前線へフィードを送っているが、大きすぎたり、相手DFにクリアされたりで効果的でない。 23分、日本の右CK。鈴木唯人が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って、鈴木唯人がペナルティーエリア右からクロス、これも相手DF。 28分、町田からのパスを浮けた鈴木唯人がドリブルで前進。左サイドの俵積田や大橋にパスするかと思えば、ペナルティーエリアに入ったところで自らシュート、枠の外。 33分、相手サイド浅い位置でオーストラリアのFK。ボイルが蹴るが、関根がクリア。続く相手右CK。ボランチのティーゲが蹴り、ニアで相手MFメトカーフが頭に当てるが、大きく枠の外へ。 34分、相手ボランチのオニールがドリブルでペナルティーエリア左に入るが、藤田がマークしてゴールラインの外へ押し出す。 36分、日本の左CK。こちら側も鈴木唯人。ショートコーナーを蹴り、リターンを受けてクロスを上げ、ファーで長身DF町田が競るが、シュートできず。 37分、こぼれを拾った平河がペナルティーエリア手前右から鋭いシュートを打つが枠の左。 43分、俵積田からのパスを浮けた鎌田がペナルティーエリア左で相手DF二人をかわしてシュートするが、相手GKがはじく。これで得た日本の左CKを鈴木が蹴るが、相手DF。こぼれを平河がミドルシュート、枠内に飛んだが相手GK。 追加タイム1分。0−0のままハーフタイム。 後半開始から日本が一人目の交代。左ストッパー町田に代えて瀬古歩夢(グラスホッパー・瑞)を入れる。オーストラリアも二人同時交代。ボランチの17番ティーゲに代えて19番MFヤズベク、二列目の6番ボイルに代えて14番MFマクグリーを入れる。 3分、ミスでピンチを招く。関根からのバックパスを受けたGK谷のキックが相手選手に渡り、相手FWボレロがペナルティーエリア左から低いクロス、走りこんだマクグリーに渡る前に渡辺がクリア。こぼれを相手左WBベヒッチにミドルシュートされるも枠の外で助かる。 日本は、鈴木唯人や鎌田が前戦へスルーパスを送るが、タイミングが合わなかったり、相手DFに防がれたりでシュートできない。 16分、藤田からのスルーパスが走りこんだ大橋に通り、ペナルティーエリア右からニアへシュート、枠の外。 19分、日本が二人同時交代。俵積田に代えて中村敬斗(ランス・仏)、ボランチ佐野海舟に代えて久保(レアルソシエダ・西)を入れる。中村はそのまま左WBに入り、久保は左シャドーに入ったようだ。鎌田が一列下がってボランチに回る。 21分、平河からのパスを浮けた久保が相手DFをかわしながらペナルティーエリア右奥からクロス、味方に合わず。 23分、オーストラリアが二人同時交代。11番FWボレロに代えて15番FWデューク(町田)、3番右WBミラーに代えて22番ゲリアを入れる。 24分、CB渡辺が足を傷めてすわりこむ。担架が入ってピッチを出る。25分、日本が二人同時交代。FW大橋に代えてFW町野(キール・独)、DF渡邉に代えてDF高井(川崎)を入れる。 29分、日本の右CK。久保が蹴るが相手DF。こぼれを中村がシュート、相手DF。 33分、相手FKからペナルティーエリアにクロスを上げられるが、最後はGK谷が捕る。 34分、中村のドリブルがクリアされて日本の左CK。鈴木唯人がショートコーナーで久保へパス。久保からパスを浮けた鎌田が鈴木へつなぎ、鈴木はゴールライン際から折り返すが味方に合わず。 35分、こぼれを拾った久保がドリブルで相手をかわしてペナルティーエリア中央からシュート、惜しくも枠の右。 35分、オーストラリアが五人目の交代。8番左シャドーのメトカーフに代えて10番FWアルザニを入れる。 37分、左DF瀬古が中村とパス交換して攻めあがって、深い位置から低いクロス、ペナルティーエリア内の鈴木がシュート、枠の上。決めてほしい。 43分、中盤右寄りで日本のFK。久保と鈴木唯人が立ち、鈴木が蹴り、瀬古が合わせようとするが、ボールはゴールラインを割る。 45分、失点。相手右サイドからのスローインを受けた相手右WBゲリアが攻め上がり、相手右シャドーのマクグリーへつなぐ。マクグリーは対面の瀬古に対応されながらもペナルティーエリア右ゴールライン際から低いクロスを折り返し、これを走りこんできた相手左WBベヒッチがシュート、右上に決まる。0−1。久保が防ごうと後ろから飛び込んだが間に合わず。ベヒッチのマークが甘かった。 追加タイム3分。47分、瀬古と相手左WBゲリアが競り合いで頭同士をぶつけて二人とも倒れる。メディカルが入るが、二人とも立ち上がって復帰する。これ以上DFが負傷しても、もう両チームとも五人代えてしまった後だし、大過なくてよかった。 しかし、再開後はオーストラリアにボールキープされてタイムアップ。0−1で敗戦。 日本は勝点20のままでグループ1位。オーストラリアは、勝点16として2位キープ。 翌日の試合で、3位サウジアラビアもアウェイでバーレーンを2−0と下して、勝点13とし、勝点3差で最終節にホームでオーストラリアと対戦。ただ、オーストラリアは得失点差8でサウジは0なので、かなりオーストラリアが優位なのは間違いない。 |
サッカー短評 (2025.5/31) サンフレッチェ広島vs.川崎フロンターレ 1対2 (2025.5/31 Eピース) 第19節
久々に勝った。アウェイで、前半は試合をかなり支配していたが無得点。後半、押されている中、少ないチャンスを生かしてマルシーニョが先制点。広島が攻撃的な選手交代でさらに圧力をかけてきて、ついに41分、失点して同点に。しかし追加タイムのCKから逆転勝ちで7位キープ。3位広島は5連勝していたがストップ、3位キープ。気温22.0度、湿度26%。観客25909人。主審は交流プログラムでドイツから来日しているペーターセンさん。VARは木村さん。DAZN解説は、広島OBの森崎浩二。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップに山田。前々節にエリソンがケガしたが、今節では際がハムストリングを傷めて交代。心配だ。ベンチにアイダル、田邊、橘田、大関、山内、神田など。 広島は3-4-2-1。ワントップにジェルマン。左右のシャドーに加藤とジャーメイン。左右のWBに新井と中野。川辺と東峻希のダブルボランチ。DF佐々木翔、荒木、塩谷。GK大迫。キャプテンは佐々木翔。スキッベ監督は4年目。ベンチに、今季浦和から移籍のFW前田直樹、札幌から移籍のMF菅、ケガから復帰戦のマルコス・ジュニオールなど。 4分、広島にパスをつながれ、相手右サイドからクロスを入れられ、さらに左サイドからもクロスを入れられるが、合わず。 9分、マルシーニョからの折り返しを山本がミドルシュート、相手GK。 10分、中盤でボールをカットされ、最後は相手右シャドーのジャーメインにシュートされるが、GK山口。 11分、家長の折り返しを相手DF塩谷にクリアされてフロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 12分、相手右サイドから右WB中野がクロス、河原がクリアしたこぼれを相手ボランチの東がミドルシュート、GK山口。 20分、相手ボールをカットして河原がマルシーニョへ縦パス、マルシーニョが左サイドからクロス、相手DF。マルシーニョへのパスは、相手右ストッパー塩谷と相手右WB新井で警戒されている。 22分、広島の右CK。左WBの新井が蹴るが、家長がクリア。こぼれをつながれ、相手左サイドからクロス、GK山口が捕る。 24分、相手左シャドーの加藤のクロスを際がクリアして広島の左CK。こちら側は東が蹴るが、マルシーニョがクリア。こぼれを拾われ、相手DF塩谷がロングシュート、ひやっとしたが枠の左。 28分、高井が少し持ち上がって、縦パスをペナルティーエリアの山田に通す。山田はなんとか前を向こうとするが、相手DF荒木につかまれていてシュートできず。今日は山田にほとんどパスが通っていないか、苦しいボールで落としを拾われるかで、チャンスが作れていない。今季はだいぶ研究されたのかマークが厳しくなり、苦しんでいる。 28分、左サイドから攻め込み、佐々木がクロス、ファーの家長がうまく合わせてシュート、相手GKがはじく。こぼれにマルシーニョか誰かがつめるがシュートできず。解説の森崎が「家長は決まったと思ったでしょうね。GK大迫のファインセーブ」。 30分、マルシーニョが左サイド深い位置からシュート、左ポストに当たる(さらに相手DFにあたったのか? 画面が切り替わってわからず)。 31分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF塩谷がクリア。こぼれを拾って家長がクロス、相手DF。 34分、左サイドから攻め込み、最後はマルシーニョが利き足でない右でシュート、相手DF塩谷。 35分、家長が右からクロス、相手DF佐々木翔。こぼれをさらに河原がクロス、これも相手DF。こちらサイドは家長と佐々木翔の対人が強い同士の攻防が見もの。 41分、中盤相手左サイドで広島のFK。東が蹴るが、佐々木がクリア。こぼれを拾われ、相手MF中野が相手右サイドをドリブルしてくるが佐々木が対応。 44分、山本が前線へロングループパスを送る。マルシーニョが走りこみ、シュートするが枠の右。 追加タイム1分。0−0のままハーフタイム。 後半開始から広島が二人同時交代。FWジェルマンに代えてFW中村草太、左WB新井に代えて菅を入れる。 広島は後半立ち上がりから攻勢を強め、フロンターレは受け身に回る。気がつくと、左右のSB佐々木と際が位置を交換している。 1分、入ったばかりの相手FW中村がペナルティーエリア右からシュート、丸山が防ぐ。2分、さらに相手右スローインをペナルティーエリア右で受けた相手左シャドーの加藤が意表をつくタイミングでシュート、GK山口が捕る。 5分、相手ボールをカットした山本からパスをつなぎ、家長からのクロスを山田がシュート、相手DF。 5分、先制。さらにこぼれを際が右からクロス、中央で山田がジャンプするが届かず、相手GKが飛び出して触るが、こぼれをマルシーニョがヘディングシュート、見事に決まって1−0。広島の攻撃を受けていた時間帯だったので、流れを断ち切れた。 8分、佐々木からのパスを浮けた山田がミドルシュート、相手DFに当たって、相手GKが捕る。 12分、ボールカットされ、相手右サイドからFW中村が折り返し、相手FWジャーメインがヒールショット、GK山口。 13分、相手ボールをカットして右サイドから攻めあがった際がミドルシュート、相手DF。 15分、広島が三人目の交代。左シャドーの加藤に代えて前田を入れる。 15分、山田が下りてきて相手ボールをカットしてスルーパス、走りこんだマルシーニョがペナルティーエリア内で触り、こぼれを脇坂がシュートするが大きく枠の上。解説の森崎が「得点の絶好機でしたね」。 18分、後半から入った相手左WB菅がドリブルでペナルティーエリア左に入ってシュート、GK山口。 19分、フロンターレが一人目の交代。山田に代えて小林を入れる。 21分、際が右足のもも裏を押さえている。フロンターレが二人目の交代。際に代えて田邊を入れる。 23分、相手FWジャーメインに相手左サイドを突破され、ペナルティーエリア内の中村にパスが入るが、合わずに助かる。さらに中村からのパスを浮けた相手FW前田がペナルティーエリア右からシュート、GK山口が捕る。 25分、広島の右CK。菅が蹴り、相手長身DF荒木がヘディングシュート、枠の左で助かる。 26分、相手ロングボールを受けた相手FW前田が右サイドからドリブルでペナルティーエリアに入ってシュートするが、河原が防ぐ。28分、さらに相手サイドから菅がクロス、こぼれを前田がシュート、GK山口が捕る。 30分、家長が相手DFに倒されるが、なぜか家長のシュミレーションとされてイエローカード(後で確認したら異議のC3だった)。家長はびっくりして怒っていた。ドイツの主審は、家長が少しくらい押されても倒れない選手なのは知らないらしい。この試合、少々のコンタクトやファールはずっと流してきたが、異議や審判を欺こうとする行為には厳しいようだ。 31分、右SB佐々木からのパスを受けた家長がペナルティーエリア手前からミドルシュート、枠の左。 31分、広島が四人目の交代。ボランチの東に代えてマルコス・ジュニオールを入れる。実況アナが「キャンプでケガをして、これが復帰戦」と言う。 33分、相手DF佐々木翔が攻めあがって左からクロス、相手FWジャーメインがフリーでシュート、枠の右で助かる。 34分、フロンターレが三人同時交代。マルシーニョに代えて瀬川、脇坂に代えて大関、山本に代えて橘田を入れる。脇坂はキャプテンマークを丸山に引き継ぐ。 35分、広島のカウンター。相手MFマルコスがペナルティーエリア右からシュート、高井がクリアして広島の右CK。菅が蹴るが、DF陣がクリア、こぼれを再度入れられるがGK山口が捕る。 37分、相手右サイド深い位置から相手FW前田がクロスをねらうが、田邊が対応して入れさせず。解説の森崎が「前田の左足を封じていた」。カバーに入っていた丸山が田邊をほめていたようだった。 38分、広島が五人目の交代。右WB中野に代えて越道を入れる。 40分、瀬川が入ったばかりの越道の突破をファールで止めてイエローカード。相手右サイドで広島のFK。菅が蹴るが高井がクリア。こぼれをつながれ、相手右サイドから前田がクロス、相手FWジャーメインがペナルティーエリア中央でシュート、小林が防ぐ。 41分、失点。大関が前方へ送ったパスが相手に渡り、相手左サイド中村からのクロスを攻撃参加していた相手長身DF荒木が走りこんでシュート、DF陣は足が止まっていて決められる。1−1。大関はいったん相手の攻撃を切るために大きく外へ蹴り出すべきだったのでは。そうすれば相手DF陣はいったん戻ったはず。 追いついた勢いでホームチーム広島が攻め込んでくるが、なんとか同点のまま耐えてほしい。 43分、相手ボランチの川辺からのパスを浮けた相手MF越道がペナルティーエリア右からシュート、枠の右。 44分、中盤でフロンターレのFK。河原が左サイド前方へ蹴り、上がっていた丸山が頭で折り返すが、相手DF。 追加タイム4分。46分、逆転。フロンターレの左CK。大関がファーへ蹴り、高井が頭で触り、相手GKも飛び出して触るが、こぼれを佐々木がシュート、誰かに当たったがゴールイン。2−1。 48分、広島の左CK。菅が蹴るが、瀬川がクリア。こぼれを拾われ、つながれるが、全員で守る。 49分、相手FW前田が競り合いの際のプレーについての主審への異議でイエローカード。 2−1でタイムアップ。勝点29としたが、7位のまま。3位だった広島は4位に後退。 首位鹿島はアウェイで11位ガンバを1−0で下し、勝点40と首位キープ。ガンバも11位のまま。2位柏はホームで6位神戸に1−3で敗れ、3位に後退。神戸は6位のまま。4位だった京都がホームで3−0と17位FC東京に勝利し、2位浮上。FC東京は18位に下降。最下位マリノスはアウェイで10位町田に3−0で勝ち、今季初の連勝。勝点14としたが最下位のまま。町田も10位キープ。19位新潟は16位名古屋にアウェイで0−3と完敗、19位のまま。名古屋は14位に浮上。 |
サッカー短評 (2025.5/25) 川崎フロンターレvs.ガンバ大阪 2対2 (2025.5/25 U等々力) 第18節
またしても引分け。ただし、今回はもう少しで負けそうなところを盛り返して追いつくことができた。前半から得点を積極的にねらう方針で、なんとか32分に山本の右CKをニアで佐々木が触ってファーでマルシーニョが押し込み先制した。しかし2点目がとれずに後半へ。するとガンバの勢いに後手に回り、8分に早くも宇佐美のワザありシュートで同点に。12分に3人交代した直後の15分、さらに失点。宇佐美の巧みにループパスに走りこんだ山下にダイレクトて押し込まれ、逆転される。26分に大関を入れてようやく少し攻撃の形を作れるようになり、34分、大関からのパスを受けた伊藤がドリブルからシュートを決めて追いついた。しかし、45分に絶好調だった山本がすわりこんでしまい、負傷交代。前節のエリソンに加え、レギュラーが次々離脱。9分者追加タイムがあったが、どちらも中三日の試合でドローに終わった。これでやっと1週間空くが、次はアウェイ。3位の広島へ遠征する。気温22.1度、湿度55%。観客21440人。主審は先立さん、VARは岡部さん。DAZN解説は、中西哲夫と橋本英郎のダブル解説。フロンターレOBが解説するのは初ではないか。実況は桑原アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップに小林。ベンチに田邊、アイダル、大関、瀬川、神田など。 ガンバは4-2-3-1と同じ形。宇佐美のワントップはゼロトップ気味。トップ下に広島から移籍の満田。左右のシャドーにファン・アラーノと山下。鈴木徳真とネタ・ラヴィのダブルボランチ。DF黒川、福岡、中谷、半田。GK一森。キャプテンは宇佐美。ベンチにGK東口、倉田、名和田我空、FWヒュメット、ウェルトンなど。ポヤトス監督は3年目。 フロンターレは対ガンバ戦の戦績が悪いらしい。それでもホーム4連戦なのだから、勝たないと。フロンターレは水曜日に未消化だった13節浦和戦を、ガンバも水曜日にルヴァン杯を120分戦った末、磐田に負けて敗退した中三日同士の対戦。 4分、河原からのループパスを小林がヘディングシュート、相手GK。 11分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。 13分、家長が右サイドからスルーパス、小林がダイレクトでシュート、枠の左。 18分、相手サイド深い位置から相手FWアラーノがクロス、宇佐美がペナルティーエリア中央でシュート、枠の左。 26分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って再度山本がクロス、相手GKが捕る。 30分、ガンバのカウンター。宇佐美にシュートされるが、高井がクリア。 32分、先制。フロンターレの右CK。山本が蹴り、ニアで佐々木が触り、ファーでマルシーニョが押し込む。1−0。 34分、山本からのスルーパスを左サイド深い位置で浮けたマルシーニョがペナルティーエリアへ折り返し、こぼれを拾ってシュートするが相手DF。 40分、際が右から上げたクロスを河原がヘディングシュート、枠の上。 42分、ボールカットされ、相手左サイドのアラーノにペナルティーエリア手前からシュートされるが、GK山口。さらに44分、相手MF満田がペナルティーエリア中央からシュート、ポストに当たって助かる。相手DF中谷にもシュートされるが、枠の左。 44分、ガンバの左CK。ショートコーナーから相手MF鈴木がクロス、相手DF黒川にシュートされるが、鈴木がオフサイド。 追加タイム2分か。ガンバに攻め込まれるが、全員で守り、1−0のままハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 3分、相手DF黒川からのスルーパスを浮けた相手右FW山下がシュート、枠の上。 4分、佐々木が攻め上がり、スルーパス、受けた小林がペナルティーエリア右からシュート、枠の上。 8分、失点。ガンバの構成が強まる中、宇佐美が相手DF黒川とのパス交換からペナルティーエリア左に入り、河原が対応したが、うまくはずされてシュートされ、右下に決まる。1−1。解説陣が「ファーに山下が走りこんでいて、そこへのクロスとも見えるので、GKは出にくい」「宇佐美を止めるにはもっと距離をつめないと」。 12分、フロンターレが三人同時交代。小林に代えて山田、マルシーニョに代えて瀬川、家長に代えて伊藤を入れる。前線の3人を一挙交代。前からの守備を活性化する狙いか。伊藤が左ウイングに入り、瀬川が右ウイングか。 しかし、15分また失点。中盤で相手ボランチ鈴木にボールカットされ、ラヴィから宇佐美へつながれ、相手右サイドから宇佐美が上げたクロスに飛び込んだ山下がワンタッチで触って流し込まれた。1−2。 17分、宇佐美からのパスを浮けた相手MF満田がミドルシュート、山本が防ぐ。 19分、ガンバの左CK。鈴木徳真が蹴るが、GK山口が捕る。 21分、中盤相手右サイドでガンバのFK。宇佐美が蹴るが、山本が防ぐ。 25分、左サイドに流れた脇坂からのパスに走りこんで受けた際がミドルシュート、枠の上。 26分、フロンターレが四人目の交代。河原に代えて大関を入れる。大関がトップ下に入り、脇坂がボランチに回ったか。 30分、相手MF満田からのパスを受けた宇佐美がワンタッチでミドルシュート、枠の上。 33分、ガンバが二人同時交代。ラヴィに代えて倉田、宇佐美に代えてヒュメットを入れる。 34分、追加点。伊藤が入れたクロスのこぼれを拾った大関が、左サイドから相手DFの足の間を通すパス、右からペナルティーエリアに入った伊藤が受けてドリブルしてシュート、相手DFに当たるがゴールイン。2−2。 38分、伊藤が左サイドからドリブルしてペナルティーエリア手前でシュート、枠の上。 40分、入ったばかりの相手FWヒュメットにフリーでシュートされるが、GK山口が防ぐ。ヒュメットはオフサイド。 41分、ガンバが三人目の交代。左シャドーアラーノに代えてFWウェルトンを入れる。 42分、ガンバの左CK。満田が蹴るが、DF陣が防ぐ。 45分、山本が座り込んでいる。フロンターレが五人目の交代。山本に代えて橘田を入れる。ガンバも二人同時交代。右SB半田に代えてDF中野、右シャドー山下に代えてDF岸本を入れる。 追加タイム9分。46分、右サイドから攻め込み、ペナルティーエリア右から大関がクロス、ファーに走りこんだ佐々木がヘディングシュート、枠の左。 49分、高井からのロングフィードを山田が競り、こぼれを瀬川がミドルシュート、枠の上。 50分、大関からのスルーパスを受けた山田がペナルティーエリア左からシュート、相手DF。 54分、入ったばかりの相手右シャドー岸本がドリブルからクロスを入れるが、佐々木がクリア。ガンバの左CK。満田が蹴るが、高井がクリア。 54分、フロンターレのカウンター。伊藤がドリブルをファールで止められ、相手ボランチ鈴木にイエローカード。中盤右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、シュートに至らず。 2−2でタイムアップ。 勝点1を加え26としたが、7位のまま。9位だったガンバは勝点24としたが11位に後退。 首位鹿島はなんと最下位マリノスにアウェイで1−3と不覚をとったが、首位キープ。マリノスはやっと2勝目を挙げ、勝点11としたが最下位。2位柏はアウェイで17位の横浜FCと1−1と引分け、勝点34の2位。横浜FCは18位に下降。19位新潟は14位湘南に2−1で勝ったが、19位のまま。湘南は15位に。3位京都は15位ヴェルディとアウェイで対戦、0−1で敗れ4位に後退。ヴェルディは13位に。代わって5位広島が16位FC東京を3−0で破って3位に浮上。 |
サッカー短評 (2025.5/21) 川崎フロンターレvs.浦和レッズ 2対2 (2025.5/21 U等々力) 第13節
あと30秒守れなくて、勝点3を取りこぼした。何度もこんな風景を見ている。どうして試合の締め方がへたなのだろうか。今回は、やはり中二日なのが響いているのだろう。ホーム4連戦というのは、ACLのサウジ帰りに「配慮」しているのだろうが、行く前も中二日、中三日で連戦、戻って来ても連戦、というのでは、選手の体調を考えると配慮になっていないのではないか(そもそもACLそのものも、猛暑の地で、中二日でタフな試合だったのに)。苦労してACLを勝ち上がったチームをリーグが虐待しているようだ。リーグ戦をすっかり休みにしてしまうくらいでなければ、配慮にならないと思う。代表の試合でもないので、日本では無理だと思うけれど。
前半の終わり近く、42分に今季初先発の名手・中島翔哉に直接ロングシュートを決められた。ペナルティーエリア左角の少し外側から、クロスになるようなループキックをファーポスト方向に蹴り、そこへ相手FW金子が走りこんだため、GK山口も出られず。32分の相手CKの守備のときエリソンが運悪く際と交錯してヒザを傷め無念の交代。そのため追加タイムは9分あった。47分にフロンターレの右CKで脇坂のボールを山田が競り、相手GKも少し触るが、こぼれをマルシーニョが冷静に押し込み、同点でハーフタイム。後半から出てきた瀬川が、41分、大関のパスを受けた際からのワンタッチクロスをダイレクトボレーで決めて勝ち越し。ホームゲームなのでこれで勝ちきらなくてはいけなかった。しかし追加タイム3分の最後で、中島に代わった名手サヴィオへのマークが甘くなり、ほぼフリーでパスをさせてしまい、ペナルティーエリア内でワンタッチでつながれ、押し込まれてしまった。気温25.4度、湿度58%。観客20302人。主審は飯田さん、VARは木村さん。DAZN解説は松原良香、実況は初めてのアナウンサー。 勝点25としたが、7位に後退。浦和は勝点30となり4位キープ。 先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。河原と橘田のダブルボランチ。左右のウイングはマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップは前節2ゴールのエリソン。ベンチに神田、家長、山本、田邊など。 浦和は4-2-3-1。高橋利樹のワントップ。トップ下に中島翔哉。左右のシャドーは関根と金子。安居と松本のダブルボランチ。DF長沼、ホイブラーテン、ボザ、石原。GK西川。キャプテンは中島か。スコルジャ監督は3年目か。ベンチにマテウス・サヴィオ、原口、松尾など。 ※この日、もう1試合、やはりACL遠征の消化試合として、マリノス対神戸があり、1−2でマリノスが負け、チームワーストの7連敗を記録。8位神戸は勝点27として6位に浮上。 |
サッカー短評 (2025.5/18) 川崎フロンターレvs.セレッソ大阪 2対0 (2025.5/18 U等々力) 第17節
観戦した。天気予報は最高28度だったが、曇りで暑すぎず、風もあった。1年以上ぶりの観戦で、マッチデープログラム400円、おやつにハリケーンポテト300円とチュリトス500円は値上がりしたのかよくわからない。試合は、ボールを支配している時間は長かったが、縦パスが通らず、なかなか枠にシュートがうてず。時々セレッソに、あっという間にゴールに迫られ、クロッサーやパサーへのマークが甘くて、怖いシュートを打たれる場面も作られた。後半も同じように膠着していたが、40分にやっと先制。22分に交代で入ったエリソンが、35分に交代で入った瀬川からのパスを流し込んだ。さらに3分後、丸山からのロングループに走りこんで、相手GKが飛び出した空っぽのゴールに向けてヘディングシュートで追加点も決めた。気温26.3度、51%。観客22070人。主審は大橋さん、VARは高崎さん。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップは山田。ベンチに田邊、アイダル、橘田、伊藤、神田など。 セレッソは3-4-2-1。先発は前節と同じらしい。ワントップにハットン。左右のシャドーにルーカス・フェルナンデスと上門。左右のWBに高橋仁胡と奥田。香川と喜田のダブルボランチ。DF西尾、畠中、進藤。GK福井。キャプテンは香川。ベンチにFWチアゴ・アンドラーデ、元フロンターレのDF登里、GKキム・ジンヒョンなど。ハットンとアンドラーデはブラジルから今季加入。畠中はマリノスから、中島元彦は仙台から今季加入。パパス監督は1年目。オーストラリアの人。 4分、山本のパスのこぼれをマルシーニョがミドルシュート、枠の上。ペナルティーエリアまで攻めあがった河原からのパスを受けた家長がシュート、相手DF。 10分、香川からパスを受けた相手左WBの高橋がペナルティーエリア左からクロスを入れるが、GK山口。12分には、相手FWハットンからのパスを受けた高橋のクロスを相手右シャドーの上門にシュートされるが、丸山が防ぐ。相手左WBの高橋をつかまえられていない。システムのギャップがあるので、うまく受け渡さないと。 12分、セレッソの左CK。ルーカスが蹴るが、GK山口がクリア。再度相手左CK。またルーカスが蹴るが、オフェンスファール。 22分、相手左サイドでセレッソのFK。ルーカスが蹴り、ファーで相手DF畠中がシュート、GK山口が防ぐ。24分、相手FWハットンがドリブルして相手右サイドから折り返し、ルーカスがシュート、これもGK山口が防ぐ。全然プレスがかかっていない。 29分、左サイドから攻め込み、マルシーニョからのパスを走りこんで受けた山田がようやくシュート、左サイドネット。しかもオフサイドだった。山田は畠中につかまっているのか、味方からのパスを呼び込めていない。大黒コーチにマンツーマンで教えてもらっているらしいが、去年の強引さが見られない。 30分、またパスをカットされ、カウンターを受ける。相手FWハットンが右サイドからシュート、丸山が防ぐ。セレッソの右CK。こちら側は高橋が蹴るが、家長がクリア。ボールを持った選手がパスの出しどころを探している時に取られたり、苦しい所へつないでカットされたりが続いている。 34分、際が右サイドから攻め上がり、クロスを入れるが相手DFに防がれ、フロンターレの右CK。これがこの試合初めてのCK。山本が蹴るが、相手DFがクリアして再度右CK。山本が蹴り、高井が相手にマークされながら頭に当てるが、ヒットせず、枠の左。 39分、フロンターレのカウンター。山田がペナルティーエリア右からシュートするが、枠の左。決めてほしい。 43分、フロンターレの右CK。山本が蹴り、山田がドンピシャでヘディングシュートするが、相手GK正面ではじかれる。残念。さらにフロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。 追加タイム1分。0−0のままハーフタイム。試合の序盤は相手ボランチ香川がフリーでパスをさばいていたが、途中から脇坂が対応していたようだった。 後半は交代なしで開始。 3分、相手右サイドから攻め込まれ、相手右シャドーの上門がペナルティーエリア内からクロス、相手FWハットンにシュートされるが、高井がクリア、GK山口が押さえる。6分にも、相手FWハットンがクロスを入れるが、丸山がクリア。 7分、フロンターレのカウンター。佐々木が左サイドを持ち上がって折り返し、脇坂がヘディングシュートするが、相手GK。 8分、佐々木が相手選手をファールで止めてイエローカード。 9分、脇坂が相手ボールをカットして山本がスルーパス、走りこんだ山田がシュート、相手GKがはじく。こぼれをさらにマルシーニョがシュート、相手DF。残念。 10分、セレッソのカウンター。相手右WB奥田からのパスを受けた相手右シャドーの上門がクロス、戻ったマルシーニョが防ぐ。今季のマルシーニョは守備の貢献もすごい。 12分、セレッソが二人同時交代。ボランチ喜田に代えて中島、右シャドー上門に代えて北野を入れる。 13分、左サイドへのロングフィードに走りこんだマルシーニョが折り返し、こぼれを山田がシュート、ヒットせず枠の左。 13分、入ったばかりの中島からのパスを受けた相手FW北野がシュート、枠の上。 15分、相手右WB奥田からのクロス、丸山がクリア。こぼれを拾われ、相手左シャドーのルーカスからのパスを受けた相手左WBの高橋がシュート、枠の上で助かる。 16分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて大関、家長に代えて伊藤を入れる。伊藤は左ウイングに入り、大関はトップ下、脇坂が右ウイングへ回る。伊藤と大関は前線からのプレスが期待される。家長がいなくなると、左サイドでのパス回しや、右サイドでのボールキープができる人が足りなくなりそう。 17分、大関から左サイドへパス、つないで最後は山本がミドルシュート、枠の左。決めてほしい。大関はシュートしてもいいのに。 21分、相手DF進藤が攻め上がり、ルーカスからのパスをペナルティーエリアで受けるが、最後はGK山口が捕る。 22分、フロンターレが三人目の交代。山田に代えてエリソンを入れる。 22分、相手右サイドから攻め込まれ、相手ボランチ中島にミドルシュートをうたれるが、丸山が防ぐ。 23分、エリソンがフィードを競って、こぼれを拾った大関がドリブルしてペナルティーエリア左に入ってシュート、相手DF。 25分、相手DF西尾からのロングパスをペナルティーエリアで受けた相手FWルーカスが折り返すが、高井がクリア。 27分、相手ボールをカットして、伊藤がドリブルして相手DFをかわして大関へパスを送るが、シュートできず。 30分、フロンターレのカウンター。佐々木が左サイドを攻めあがって折り返し、ファーで受けた大関が深い位置からゴール前に鋭いクロスを入れるが、誰にも合わず。 31分、相手右WB奥野からのクロスを相手右DF進藤がヘディングシュート、枠の左で助かる。 35分、フロンターレが二人同時交代。脇坂に代えて瀬川、河原に代えて橘田を入れる。河原は危ないところによくプレスをかけてくれた。瀬川が入って前の4人は全員交代選手になったので、もっと前からプレスをかけられるはず。 37分、際からの縦パスを受けた瀬川がペナルティーエリア右から折り返し、相手DFがクリアしてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKが捕る。 37分、相手GKの素早いキックからセレッソのカウンター。相手ボランチ中島からのパスを受けた相手FWハットンがペナルティーエリア内から折り返すが、橘田が戻ってクリア。 39分、セレッソが二人同時交代。FWハットンに代えてFWアンドラーデ、右WB奥田に代えてMF阪田を入れる。 40分、やっと先制。橘田が相手ボールをカットして右サイド際から攻め込み、大関からの縦パスを受けた瀬川がペナルティーエリアへスルーパス、走りこんだエリソンが冷静に相手GKの足の間から流し込み、1−0。ウワーッとスタンドのみんなが立ち上がり、タオルマフラーやフラッグを打ち振る。VARの確認後、やっとスクリーンに得点者のエリソンが映り、場内アナウンスが流れ、改めて喜ぶ。85分待ち望んできたのだから。 42分、セレッソが五人目の交代。左DF西尾に代えてMF柴山を入れる。5バックをやめて4バックにしたのか。 43分、追加点。丸山がロングフィードを前線へ送る。バウンドしたボールに飛び出した相手GKより先にエリソンがヘディングシュート、まっすぐゴールに入る。2−0。 気がつくと相手GK福井が倒れている。どこかで接触があったのか見ていなかったが、メディカルが入る。治療している間に追加タイム6分が表示される。セレッソは五人交代しているので、GKを下げると、誰かが一人代わりにGK役をしないといけない。しかし、時間稼ぎだったのか、相手GKは立ち上がり、プレーに復帰。 48分、相手左サイドへロングボールを入れられ、相手FWアンドラーデが受けて折り返されるが、誰にも合わずにゴール前を通過。さらに相手右サイドから柴山にクロスを入れられるが高井がクリア。49分には、ルーカスがペナルティーエリア手前左から自らミドルシュートを打つが、枠の上。 51分、伊藤が相手ボールをカットしてドリブル突破、相手DF進藤にファールで止められる。ペナルティーエリア手前でフロンターレのFK。山本とエリソンが立ち、山本が直接ねらうが壁に当たる。 2−0でタイムアップ。やれやれ。勝点3を積み上げ24(得失点差10)として、6位に浮上。セレッソは11位に後退。昨日5/17に8試合があり、この試合前にはフロンターレは9位から12位に、セレッソは7位から9位になっていた。 首位鹿島は8位清水に1−0で勝ち7連勝、勝点37として独走へ。清水は10位に。2位柏がアウェイで11位町田に0−3で敗れ、2位はキープしたが勝点33のまま。町田は勝点24(得失点差2)として6位に浮上(5/18のフロンターレの勝利で7位に)。3位京都はアウェイで最下位マリノスを3−0と下し、3位キープ。マリノスはクラブワーストタイ記録の6連敗。 |
サッカー短評 (2025.5/14) 川崎フロンターレvs.横浜FC 2対1 (2025.5/14 U等々力) 第14節
開始4分で失点。しかし33分、山本がFKを直接決めて同点に。解説の福田さんは「フロンターレはここから一気に追加点を狙った方がいい」と言ったが、攻撃に勢いがない。後半、相手が圧力を強めてくると、苦戦。ようやく39分、家長のループシュートのバー跳ね返りを相手DFがオウンゴール。GK山口があわやのセーブを連発して逃げ切った。気温21.5度、湿度57%。観客20175人。主審は荒木さん、VARは飯田さん。DAZN解説は福田さん、実況は野村アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、アイダル、高井、際。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに伊藤と家長。ワントップ山田。鹿島戦から中二日で、5人変更。ベンチにエリソン、マルシーニョ、河原、丸山、田邊など。 横浜FCは3-4-2-1。191cmの長身FW櫻川ソロモンのワントップ。左右のシャドーに山田康太と室井。左右のWBは新保と村田。駒井とユーリ・ララのダブルボランチ。DF山崎、ンドカ、伊藤槙人。GK市川。キャプテンは駒井。先発は前の試合と同じらしい。ベンチにFWルキアン、鈴木武蔵、MF小川慶治朗、元フロンターレの中野嘉大とDF福森など。駒井は札幌から、鈴木武蔵はガンバから、ルキアンと中野は湘南から、DF伊藤は磐田から、新保は山口から今季移籍してきた。四方田監督は4年目。 前半4分、いきなり失点。相手右サイドからのクロスをアイダルがクリアして横浜FCの右CK。相手MF新保が左足でゴールへ向かうキックを蹴り、ニアで相手MFララがヘディングシュートを決める。0−1。 12分、山田と家長で相手ボールをカットし、家長がドリブルからシュートするが、枠の右。 14分、また横浜FCの右CK。今度は右利きの山田康が蹴り、相手FW櫻川がヘディングシュート、枠に飛んだがGK山口が捕る。やれやれ。 19分、山本からのパスに走りこんだ伊藤がドリブルから鋭いミドルシュート、バーに当たって枠の上へ。惜しかった。伊藤は21分にもドリブルでペナルティーエリアに入ってシュートするが相手DF。 24分には、ペナルティーエリア内でもパスをつないで、最後は橘田がシュートするが相手DF。 32分、同点弾。際が右サイドをドリブルで攻め上がり、相手MF山田康にファールで止められ、山田康にイエローカード。ペナルティーエリア右角でフロンターレのFK。山本が直接ねらい、ゴール右下に決める。1−1。試合後のインタビューで「GKとのかけひきに勝った」と言っていた。HPのコメントでは「壁が1枚だったので、シュートを悟られなければニアに通すだけという感じだった」。 解説の福田さんは、「フロンターレはここで一気に追加点を取りにいった方がいい」と言うが、相手を圧倒できない。 38分、伊藤が左サイドから内へ切り込み、横パス、受けた脇坂がシュートするが、枠の上。 44分、ロングフィードを受けた相手右WB村田に相手右サイドを突破され、クロスをあげられ、相手FW櫻川にヘディングシュートされるが、枠の上で助かる。 追加タイム3分。47分、相手右CK。山田康が蹴るが、オフェンスファール。 1−1のままハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 2分、フロンターレ左CK。山本が蹴るが、相手FW櫻川がクリア。続けてフロンターレの右CK。こちらも山本が蹴るが、また櫻川がクリア。 6分、右スローインをカットされてクロスを上げられ、相手FW櫻川がヘディングシュート、枠の外。本当にスローインがへた。 8分、相手右CK。山田康が蹴るが、高井がクリア。9分、相手MF駒井に左サイドからドリブル突破を狙われるが、橘田が対応。12分、相手左サイドからのクロスを高井がクリア。 14分、相手左サイドから山田康がクロス、相手FW櫻川がヘディングシュート。GK山口が防ぐ。こぼれをさらに室井にシュートされるが、枠の上で助かる。 「後半は、明らかに横浜FCがプレスを強めている」と解説の福田さん。 15分、伊藤が左サイドをドリブル、相手DF伊藤慎にファールで止められ、伊藤慎にイエローカード。中盤左サイドでフロンターレのFK。山本が蹴るが、大きすぎてそのままラインを割る。 18分、フロンターレが三人同時交代。山田に代えてエリソン、伊藤に代えてマルシーニョ、脇坂に代えて大関を入れる。脇坂はキャプテンマークを佐々木に渡す。 19分、横浜FCも三人同時交代。FW櫻川に代えてルキアン、右シャドーの室井に代えて鈴木武蔵、ボランチ駒井に代えて小倉を入れる。駒井のキャプテンマークは誰に渡ったのか。 23分、フロンターレのカウンター。家長のペナルティーエリア右からの折り返しを橘田がワンタッチシュート、枠の左。決めてほしい。 27分、佐々木が攻めあがってそのままシュート、相手DF。これで得たフロンターレの左CKを山本が蹴るが、相手FW鈴木武蔵がクリア。こぼれを拾って橘田がシュートするが、相手DF。 29分、佐々木からのパスに走りこんだマルシーニョがシュート、枠の上。 31分、横浜FCが四人目の交代。左シャドー山田康に代えて小川慶治朗を入れる。 33分、中盤相手右サイドで横浜FCのFK。新保が蹴り、相手FW鈴木武蔵がヘディングシュート、バーに当たって助かる。 34分、フロンターレが四人目の交代。橘田に代えて河原を入れる。 35分、大関、マルシーニョと攻め込み、最後はエリソンがシュート、これもバーに当たる。37分にも、右サイド際のペナルティーエリア右からのクロスをエリソンがシュート、枠の上。 38分、追加点。山本が中盤からロングループパスを送る。相手GKが飛び出してクリアしたこぼれを家長がすかさず、がら空きのゴールにループシュート、惜しくもバーに当たって跳ね返るが、戻ってきた相手DFンドカがオーバーヘッドでクリアしようとしてオウンゴール。2−1。 41分、横浜FCが五人目の交代。DF伊藤慎に代えて福森を入れる。 41分、フロンターレのカウンター。マルシーニョがペナルティーエリア左からクロス、家長が利き足でない右でシュート、相手DF。 42分、マルシーニョからのパスを受けたエリソンがシュート、相手GKが捕る。 43分、横浜FCのカウンター。相手左サイドから福森がクロス、相手FWルキアンがヘディングシュート、GK山口が防いで相手右CK。福森が蹴るが、高井がクリア。こぼれを相手MF小倉にシュートされるが、枠の上。 45分、フロンターレが五人目の交代。家長に代えて瀬川を入れる。 追加タイム5分。横浜FCにロングボール攻勢をかけられるが、なんとか耐える。50分、中盤で横浜FCのFK。福森が蹴り、こぼれを拾われ、相手左サイドからクロスを入れられるが、誰にも合わずにゴール前を通過。 2−1でタイムアップ。なんとか4/2以来の勝点3、リーグ戦7試合ぶりの勝利を上積みして勝点21とし、9位に浮上。横浜FCは18位のまま。 もう1試合のマリノス対2位柏は、0−2でホームチームが負け、マリノスは最下位脱出ならず。柏は日産スタジアムで勝つのは13年ぶりとか。 |
サッカー短評 (2025.5/11) 鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ 2対1 (2025.5/11 国立) 第16節
ACLで休んでいる間に14位まで落ちた。3試合少ないのだから仕方ないのだが。ここからまた5連戦。いきなりアウェイの国立とは。それでも7分にCKから先制したのはよかった。しかし、その後攻撃で上回っている間に追加点が取れなかったのが、大きな敗因か。解説の水沼さんに「この暑さで鹿島の方が足が止まっている」と言われていたが。前半のうちに追いつかれたのも、試合運びとしてまずかった。後半は、鹿島が立て直してきて、どんどん防戦一方になり、とうとう20分に逆転されてしまった。こちらが打開するような手をうったり、交代要員を入れたりするのが後手になり、鹿島に逃げ切られた。気温25.9度、湿度45%。観客59574人。主審は中村太さん。VARは長峯さん。DAZN解説は水沼さんと柿谷。実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。柳本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に大関。ワントップはエリソン。ゲームキャプテンは丸山。ベンチに山内(後半13分大関と交代)、山田(後半31分エリソンと交代)、神田(後半31分マルシーニョと交代)、家長(後半31分伊藤と交代)、橘田(後半42際と交代)など。三浦、脇坂はベンチ外。 鹿島は、4-2-3-1。レオ・セアラのワントップ。トップ下に荒木。左右のウイングに鈴木優磨とチャヴリッチ。舩橋と三竿のダブルボランチ。DF安西、キム・テヒョン、植田、小池。GK早川。ベンチにFW田川(後半17分レオ・セアラと交代)、元フロンターレの知念(後半開始〜三竿と交代)、柴崎など。鬼木監督は1年目。 前半7分、先制。フロンターレの右CK。山本が蹴り、ターゲットは中央の高井と思わせ、ニアに走りこんだ佐々木がほぼフリーでヘディングシュート、1−0。 10分にも、フロンターレのカウンターから伊藤がドリブルで中盤右寄りを駆け上がり、左前方へパス。受けたマルシーニョがドリブルでペナルティーエリアに入って、相手GKとほぼ1対1でシュート、ぎりぎり枠の左かと思ったら、相手GK早川が指先ではじいていた。惜しかった。これで得たフロンターレの左CKを山本が蹴り、こぼれを河原がミドルシュート、枠の上。 追加タイム2分。46分に失点。相手左サイド安西からのクロスのこぼれを相手FW鈴木優磨にワンタッチでつながれ、走りこんだ相手ボランチ舩橋にミドルシュートを決められた。1−1。 後半開始から鹿島は二人同時交代。ボランチ三竿に代えて知念、荒木に代えて松村を入れる。 6分、佐々木が左サイドから中へ切り込んでシュート、わずかに枠の右。 13分、フロンターレが一人目の交代。大関に代えて山内を入れる。17分、鹿島が三人目の交代。足を傷めたレオ・セアラに代えて長身FW田川を入れる。 20分、また失点。相手右サイドの鈴木優磨からのスルーパスに相手FW田川が走りこんでシュート、1−2。 23分マルシーニョ、27分河原、28分エリソンとシュートを打つが相手GKや相手DF。 31分、フロンターレが三人同時交代。マルシーニョに代えて神田、エリソンに代えて山田、伊藤に代えて家長を入れる。鹿島も四人目の交代。チャヴリッチに代えて樋口を入れる。33分、鹿島は続けて五人目の交代。舩橋に代えて津久井を入れる。 42分、フロンターレも五人目の交代。際に代えて橘田を入れる。橘田はそのまま右SBに入るが、だいぶ位置取りは高い。 42分、フロンターレの左CK。山本が蹴り、うまく高井がヘディングシュートを流し込んだが、オフェンスファール。残念。 追加タイム10分。46分、家長が右サイドから折り返し、山田がシュートするがヒットせず、バーに当たる。残念。48分にも、山田がヘディングシュートをねらうが、相手GK。最後は鹿島に時間を使われ、タイムアップ。 鹿島は6連勝で勝点34として首位キープ。14位フロンターレは勝点18のままで16位に。前日の試合で16位だったFC東京がなんと7位神戸に1−0で勝ち14位に。神戸は9位に後退。今日の試合で、15位だったベルマーレも11位ヴェルディを2−0と下して12位に浮上。2位柏は、前日2−0で13位岡山に勝ち、2位キープ。岡山は15位に下降。3位浦和は、18位新潟と1−1の引分けで3位のまま。新潟は19位に。最下位マリノスは12位セレッソに0−1と敗れ、脱出できず。セレッソは7位に浮上。19位だった横浜FCは前日8位福岡に1−0で勝ち、18位に。福岡は11位に下降。 |
サッカー短評 (2025.5/4) 川崎フロンターレvs.アル・アハリ・サウジ 0対2 (2025.5/3 ジッダ・サウジアラビア) ACLE決勝
ついにここまで来た。しかし、最後で力負けした。前半シュート2本、後半5本うったがいずれも枠外とのこと。前半35分に失点するまでは、何とかうまく対応していたが、相手は少しのズレを見逃さず、左ウイングのガレーノのボールカットから相手10番フィルミーノがフリーでガレーノに戻し、そのままペナルティーエリア外からミドルシュートを対角の右上に決められた。河原がシュートコースに飛び込んだが届かず。その後の守備で右ひざをひねった三浦が外に出ていた42分、相手右サイドから崩され、またフィルミーノからのクロスを走りこんだボランチのケシエが頭で押し込み、あっという間に2点差。高井がマークを捨てて競ったが間に合わず。
後半は、相手が落ち着いて構えたので、ボールはある程度回せるようになったが、最後の精度や強度が足りなかったか。山田、伊藤、大関を入れて少しは好機を演出できたが、得点はできなかった。相手チームの選手に名前負けしなかったのは良かった。長谷部監督が年俸や資金力の違いに対して「財布を握っては試合しない」と前日会見で言ったらしい。気温29度、湿度38%。観客数は不明だが、準決勝と比べ物にならないほど一杯に見えた。フロンターレサポーターは準決勝の倍以上の700人とのこと。主審アブドゥルラフマン アルジャッシムさん、VARハミス アルマッリさんなどカタールセット。DAZN解説は、佐藤寿人とチョン・テセの二人。実況は久しぶりの喜谷アナ。DAZNはこの試合は無料配信した。 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングはマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに伊東、神田、山田、瀬川、山内、大関、橘田、アイダル、際、田邊、安藤、ソンリョン。 アル・アハリは4-2-3-1。99番トニーのワントップ。トップ下に10番フィルミーノ。左右のウイングは13番ガレーノと7番マフレズ。79番ケシエと30番アルジョハニのダブルボランチ。DF77番アリオスキ、3番イバニェス、28番デミラル、27番マジュラシ。GKメンディ。キャプテンはフィルミーノ。先発は準決勝と同じらしい。マティアス・ヤイスレ監督はドイツの人。GKメンディはセネガル、DFアリオスキは北マケドニア、イバニェスはブラジル、デミラルはトルコ、MFケシエはコートジボワール、ウイングのガレーノはブラジル、マフレズはアルジェリア、フィルミーノはブラジル、トニーはイングランドと国際色たっぷり。 前半5分、相手右サイドからのパスを受けた相手FWトニーが強引に反転してシュート、GK山口が防ぐ。これで与えた相手右CK。マフレズが蹴り、相手DFイバニェスのヘディングシュートのこぼれを相手MFアルジョハニがすかさずシュート、これもGK山口が出て体に当てて防ぐ。 8分、マルシーニョが倒されて左サイド深い位置でフロンターレのFK。三浦が蹴り、高井が飛び込むが、オフェンスファールをとられる。この場面ではないが、解説のテセは「フロンターレの選手はアジアの笛を警戒して守備で強くいけていない」ともどかしそう。「ボランチの位置が低くて、その前のスペースを使われている」。 11分、前半最大のチャンス。山本が相手をかわして前方へループパス。受けたマルシーニョが相手DFをかわしてペナルティーエリア左奥からシュート、いったんこぼれるが再度打ち、相手GKの指先をぬけて枠の右。惜しかった。解説の二人が「利き足の左なので回転が逆でそれていった」「右足でうてたら、相手DFに当たったか」など言い合う。 31分、左サイド奥で三浦が倒され、フロンターレのFK。三浦が低めのクロスを蹴るが、相手DF。こぼれを山本がゴール前に放り込むが、味方に合わず。直後に相手のカウンターを受けるが、スルーパスに走りこむマフレズの前に佐々木が滑り込んでクリア。佐々木は20分にも、右サイドで相手クロスを首で止めて倒れていた。 35分、失点。相手左ウイングのガレーノが対面の佐々木からボールカット、フィルミーノとすばやくパス交換して、内側へ切り込みペナルティーエリアに入る前にシュート、大きな弧を描いて見事に右上に決まる。0−1。リプレーを見ると、河原がもう少し寄せていたらブロックできたかもしれないが、見えたより離れていたかもしれない。「ここで打つか、という打った方をほめるしかない」というシュートではあった。山本がフィルミーノをフリーにしてしまったか。 38分、三浦が足を傷めて倒れている。メディカルが入り、いったんピッチを出る。解説の佐藤寿人が「自分ならフロンターレが10人の間にそこをついて攻める」と言う。メディカルからバツが出る。 42分、また失点。三浦の抜けた相手右サイドへマフレズがスルーパス、受けたフィルミーノがペナルティーエリア右からクロス、中央に相手FWもいたが、後方から走りこんだ相手ポランチのケシエがヘディングシュート、0−2。 直後にフロンターレが一人目の交代。三浦に代えて際を入れる。際は右SBに入り、佐々木が左へ回る。 追加タイム5分。46分、中盤ゴール正面でフロンターレのFK。脇坂とエリソンが立ち、同時に蹴る感じになるが、直接ねらった脇坂のキックは枠の左。解説のテセは「二人とも自分が蹴ると思っていた」。「作戦だったらキャプテン翼みたい」と佐藤寿人。0−2のままハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人目の交代。エリソンに代えて山田を入れる。山田は準決勝に出ていないので休養十分のはず。解説のテセが「エリソンは足元でもらいたがるタイプだが、今年は大黒コーチのおかげか裏へ抜ける動きも増えてきたが、やはりとっさには得意な動きになってしまう。山田は、裏もねらうし、もっと広い範囲でボールを受けられる選手」と言う。 9分、自陣でボールカットされ、相手FWトニーからフィルミーノへパス。フィルミーノはドリブルしてペナルティーエリアに入るとシュートするが、枠の外。 12分、フロンターレらしくパスを回して脇坂が左サイドからクロス、ファーを攻めあがった際がヘディングシュートするが、枠の外。 20分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて大関、家長に代えて伊藤を入れる。大関はトップ下に入り、前からのプレスを期待されている。脇坂がボランチへ下がる。 26分、大関が左のマルシーニョとパス交換してペナルティーエリアに入るが、すかさずシュートできずにボールを失う。 28分、アルアハリが二人同時交代。10番フィルミーノに代えて9番MFアルブライカン、13番ガレーノに代えて24番FWベイガを入れる。フィルミーノは交代を嫌がってなかなか動かなかったが、主審が促して、キャプテンマークをケシエに渡して嫌々出る。 31分、大関が左から中央へ横パスを送り、受けた伊藤が切り返して左足でシュート、枠の左上。 33分、後半最大のチャンス。フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、こぼれをファーで拾った伊藤が相手をかわして右足で鋭いシュート、わずかに枠の左。 39分、フロンターレが五人目の交代。河原に代えて山内を入れる。サウジに来てから山内は全く出ていない。ここで光るものを見せられるか。 40分、アルアハリが三人目の交代。30番アルジョハニに代えて11番MFアレクサンデルを入れる。アルジョハニは遅延行為でイエローカード。 43分、中央でパスをつないで左サイドに抜けた大関が深い位置からゴール前に速いパス、山田がうまくDFの前に走りこむが、一瞬早く戻った相手DFイバニェスが空中で後ろ向きのまま、かかとに当ててクリア。「山田に届いていれば1点だった」と解説の佐藤寿人。 44分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、ファーで相手DF。こぼれを際がペナルティーエリア右からシュートするが、枠の外。 追加タイム5分。 46分、相手GKメンディが遅延行為でイエローカード。実況席では「2点リードしているのにここまでしますか」などと言い合う。 48分、高井がパワープレーで前線へ上がり、丸山がロングフィード、高井が落とすが味方に合わず。 50分、アルアハリが四人目の交代。7番FWマフレズに代えて19番MFアルラシディを入れる。 最後は、相手に大きくシュートのようなクリアをされてタイムアップ。 去年までは準決勝まで東地区だけで対戦していたから、今季のアウェイの環境で2試合勝ちぬいてたどり着いた決勝は、ずっとハードでチームにとって貴重な経験だった。ただ、特にこの会場は相手チームのホームスタジアム。やはり解説の佐藤寿人の言うように、決勝は中立の舞台で見たかった、というのはある。今年度以降もサウジで集中開催が続くらしいが、日程も同じ条件で設定してほしい。 ※大会のMVPはフィルミーノ。6得点7アシストを記録。何とチームでは現在不調で、外国人枠の関係もあり、リーグ戦登録外でACLE専念だったという。得点王は、アルヒラルのサウジ代表FWサレム・アルドサリ。最優秀GKはアル・アハリのセネガル代表GKメンディ。フロンターレはフェアプレー賞をもらった。表彰式には、宮本日本サッカー協会会長も来ていた。 |
サッカー短評 (2025.5/2) 川崎フロンターレvs.アル・ナスル 3対2 (2025.4/30 ジッダKASS・サウジアラビア) ACLE準決勝
驚いたことに勝った。なんと前半10分に伊藤が先制点。しかし28分にマネのシュートで追いつかれる。ところが41分に大関の得点でまた勝ち越し。びっくり。準々決勝と似た展開。後半、攻め込まれて耐える場面も増えたが、交代で入った家長が31分に追加点。またまたびっくり。しかし、勝てそうかと思い始めた42分にやはり交代で入ったヤハヤに決められ、1点差に詰めよられる。C.ロナウドのFKも防いで何とか逃げ切った。相手より一日少ない中二日でよくやった。気温32度、湿度47%。観客数は不明だが6万以上入るスタジアムで、無料券を配ったとのこと。アリレザ ファガニ主審はイラン生まれだがオーストラリアの人。副審の一人と第4審判は韓国の人。ムハンマド・タキVARはシンガポールの人。DAZN解説はまた水沼さん、実況は桑原アナ。準決勝以降は、ラゾーナ5階の109シネマズ川崎でライブビューイングが開催される。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、際。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に大関。ワントップには神田。ゲームキャプテンは丸山。長谷部監督は、思い切った前線の布陣にしてきた。2年目の神田と4年目の大関を使う。ベンチに山田、エリソン、家長、瀬川、河原、脇坂、佐々木など。 アル・ナスルは、4-4-2。7番C.ロナウドと9番デュランのツートップ。左右のWBに10番マネと25番オタビオ。二列目に19番アルハッサンと11番ブロゾビッチ。DF12番ブーシャル、78番ラジャミ、3番シマカン、2番アルカンナム。GK24番ベント。マリノス戦と同じ先発らしい。キャプテンはC.ロナウド。ステファノ・ピオリ監督はイタリアの人。GKベントはブラジル人、DFシマカンはフランス人、MFブロゾビッチはクロアチア人、MFオタビオとFWロナウドはポルトガル人、FWマネはセネガル人、FWデュランはコロンビア人。 立ち上がりにいきなりピンチ。1分、自陣でボールカットされ、DFラインの裏へパスを通され、相手FWデュランがシュート、GK山口が指先ではじいて難を逃れる。 3分、伊藤が右サイドからクロス、マルシーニョに届く前に相手DFシマカンに当たり、あわやオウンゴールというコースに飛ぶが、フロンターレの右CK。これを山本が蹴り、ファーでマルシーニョがヘディングシュート、ヒットせず枠の外。 5分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手GKがはじく。 6分、相手MFブロゾビッチからボールをカットしたマルシーニョがドリブルからシュートするが、惜しくも枠の右。 9分、パスをつながれ、相手右WBオタビオに深い位置から低いクロスを入れられるが、相手FWC.ロナウドに通る前に橘田がクリア。 10分、先制。高井からのパスを受けた大関が左のへ展開。受けたマルシーニョはドリブルでペナルティーエリア左に入り、クロス、相手DFのクリアをペナルティーエリアライン近くで伊藤がワンタッチで叩き込んだ。1−0。お見事。 13分、相手左WBマネに高井が厳しく寄せたところ、うまく倒れられて中盤相手左サイドでアル・ナスルのFK。ブロゾビッチが蹴るが、高井がジャンプしてクリア。 18分、アル・ナスルのカウンター。相手FWロナウドが下がり目の位置から左へパス、受けた相手FWデュランがシュート、枠の外。19分にも、相手FWロナウドが右WBオタビオからのパスをシュート、枠の右。 気温が高いので、アル・ナスルはハイプレスには来ないが、いざ攻めるとなると速く正確なパスをつなぎ、まだ打たないような距離からも強いシュートを打ってくる。 26分、高井がボールを持ったままドリブルで上がっていく。ペナルティーエリア手前で一瞬パスを迷ったためカットされて反撃をくらう。急いで戻って何とか防ぐ。 28分、失点。サイドチェンジのパスを相手左サイド深い位置で受けた左SBブーシャルがペナルティーエリア近くのマネへパス、マネはすばやい動きでDFをかわしてペナルティーエリア中央に入ってシュート、そのまま入ったように見えたが、丸山の肩に当たっていた。1−1。解説の水沼さんがリプレー映像を見て「不運な失点」と言う。 30分、左サイドから攻め上がり、最後はマルシーニョが相手DFをかわして深い位置からシュートするが、相手GK。 32分、相手右サイドからのロングスローがペナルティーエリア内でバウンド、ファーの相手FWロナウドがバイシクルシュートするが、枠の右。 34分には、ジジペナルティーエリア右の深い位置から相手MFブロゾビッチにクロスをあげられ、相手FWロナウドがヘディングシュート、高井が競って、枠の右上角に当たる。解説の水沼さんは「ロナウドは先にジャンプして高井を押さえてしまった」。 37分、大関を倒した相手DFラジャミにイエローカード。 39分、ロングパスを受けた相手FWロナウドがペナルティーエリア内から相手右サイドへパス、受けた浮いてFWデュランが丸山をかわしてシュート、枠の右で助かる。と思ったら、ロナウドがオフサイドだったらしい。知っ協席ではリプレーを見て「オンサイド」だと言っているが 41分、追加点。伊藤が右サイドからクロス、神田には通らないが、相手DFに当たり、こぼれを拾った伊藤がシュート、相手GKに当たったこぼれを大関がねらっていて流し込む。2−1。伊藤は当たらないよう、ポスト左で立ち止まっていた。 44分、アル・ナスルが二人同時交代。78番DFラジャミに代えて27番DFラポルテ、19番MFアルハッサンに代えて20番FWアンジェロを入れる。 追加タイム3分。2−1でハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人同時交代。。神田に代えてエリソン、大関に代えて脇坂を入れる。 2分、右から際が攻めあがってペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手DFに当たり、こぼれにマルシーニョがヘディングシュートするがヒットせず。 3分、相手左サイドからのシュートはGK山口が捕る。4分、やはり相手左サイドから相手FWマネに深い位置からクロスを入れられるが、山本がクリア。こぼれをひろわれ、相手右サイドからミドルシュートされるが、枠の外。 9分、惜しい場面。エリソンが相手DFを背負ったまま粘り、脇坂、マルシーニョとつないで山本へ。山本はペナルティーエリア左深い位置から折り返し、エリソンが押し込むだけ、と見えたが、相手GKの指先に触れられ、シュートできず。 10分、伊藤のクロスがクリアされてフロンターレの左CK。三浦が蹴るが相手DF。 12分、橘田が相手MFブロゾビッチに右足首を踏まれて倒れている。治療を受け、立ち上がってプレーに戻るが、やはり痛いようだ。 15分、相手右サイド深くからのアンジェロのクロスを橘田がクリア。フロンターレが三人目の交代。橘田に代えて河原を入れる。橘田は悔しそうだが、みんなに激励される。 16分、相手DFシマカンが持ちあがってスルーパスを送るが味方に合わずゴールラインをわる。18分、相手左SBブーシャルが遠目からクロス、GK山口が捕る。 19分、フロンターレが四人目の交代。マルシーニョに代えて家長を入れる。家長は右ウイングに入り、伊藤が左へ回る。 23分、相手左FWマネに折り返されるが、DF陣がクリア。オタビオからのクロスは山本がスライディング。24分、アル・ナスルの左CK。ショートコーナーを蹴るが、三浦がクリア。 25分、フロンターレが五人目の交代。際に代えて佐々木を入れる。対面のマネに対応することになる。 26分、アル・ナスルの右CK。ショートコーナーからクロスを入れられるが、山本がクリア。 28分、アル・ナスルに連続して攻勢をかけられるが、佐々木などDF陣を中心にシュートまでいかせず。 31分、追加点。伊藤が左サイドをドリブルで持ち上がってエリソンへ。エリソンはコーナー近くでキープと思わせて反転、ゴールライン際を進んでゴールエリア左で折り返し、フリーの家長が押し込んで3−1。驚きの展開。 33分、アル・ナスルが二人同時交代。なんと11番MFブロゾビッチを下げて80番FWウェズレイ、2番右SBアルガンナムに代えて23番FWヤハヤを入れる。アル・ナスルは3バックにしたかもしれない。左SBだったブーシャルが右へ回っている。 34分、中盤でアル・ナスルのFK。相手FWロナウドが蹴るが、壁に当たる。こぼれを拾われ、押し込まれるが、じれずに全員で守る。41分には、相手左FWマネがペナルティーアーク付近でシュート、枠の上。 42分、失点。交代で入ったばかりの相手FWウェズレイが左サイドをドリブル、いったんDF陣が跳ね返すが、こぼれを拾って折り返しのパス、これまた入ったばかりの相手FWヤハヤが鋭いミドルシュートをうつと、また丸山に当たってコースが変わり、GK山口も反応したが指先をはじいてゴールイン。3−2。これで相手は元気になり、かさにかかってくるだろう。 追加タイム6分。解説の水沼さんが「何とか逃げ切ってほしい」。 47分、ペナルティーエリア手前中央で、河原が相手MFオタビオを倒してアル・ナスルのFK。これも相手FWロナウドが蹴るが、これも壁に当たる。 48分、高井が相手FWウェズレイを倒して、ペナルティーエリア手前でアル・ナスルのFK。これも相手FWロナウドが蹴り、壁の下を抜けて鋭いシュートが飛ぶが、GK山口が足に当てる。よく止めた。さらにロナウドがミドルシュートをうつが、GK山口が捕る。 51分、相手ロングボールを受けた相手DFラポルテがゴール前に落とすと、相手FWロナウドがGK山口をかわしてシュート、ヒットせず、丸山がクリア。アル・ナスルの左CK。これを全員で防いでタイムアップ。 3−2で勝ち、初の決勝へ。また中二日で、相手はアル・ヒラルに勝ったアル・アハリ。 試合後のインタビューで、先発して2点目を取った大関が「次も勝ちます」と強気な発言。「ブロゾビッチをうまく抑えられた」とも言ったらしい。あと、高井と丸山もよくロナウドをマークしていた。準決勝2試合のベストイレブンに、GK山口、DF丸山、MF大関が選ばれたらしい。 |
サッカー短評 (2025.4/28) 川崎フロンターレvs.アル・サッド 2対2延長1−0 (2025.4/27 ジッダ・サウジアラビア) ACLE準々決勝
ACLは、今季からノックアウト・ステージ以降は集中開催。場所はサウジ。フロンターレの対戦するアル・サッドはカタールのチーム。アジアサッカー連盟(AFC)は4/17、ACLEでVARの補助としてセミオート・オフサイド・テクノロジー(SAOT)を導入することを発表。初日の3試合では、東地区の3チームは全てサウジのチームに敗戦。しかもマリノス以外は完封負け。そのマリノスもC.ロナウド、マタらを擁するアル・ナスルに1−4。
試合は、前半4分、家長からのクロスをエリソンがダイレクトで押し込んで幸先よく先制。ただ、5分後に追いつかれた。相手左WBオタビオに鋭いシュートをニア上に打ち込まれた。しかし、21分、山本からのループパスに走りこんだマルシーニョが飛び出した相手GKの鼻先でちょんと触り、GKの指先に触られるも右ポスト内側に当たってゴールイン。2−1で後半へ。後半は膠着していたが、暑さもあり、次第に押されてはしのぐ展開に。とうとう26分、三浦がボールカットされ、ドリブルからクロスで逆サイドまで展開され、相手MFクラウジーニに弾丸のようなシュートをうち込まれ、失点。再び同点に。何とか同点のまま延長へ。延長前半8分、相手DFの弱いパスを奪った瀬川がクロス、山田が落として走りこんだ脇坂がシュートを決める。この勝ち越し点をそのままキープして勝ち、初めてのベスト4に勝ちあがった。気温32度、湿度48%。観客は不明だが空いていた。マー・ニン主審、第一副審とフー・ミンVARは中国の人。第二副審はオーストラリア、第4審判はイランの人。DAZN解説は水沼さん、実況は野村アナ。 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップエリソン。ベンチに橘田が戻ってきた。その他ソンリョン、田邊、アイダル、ヴェロン、神田など。ハーフタイムにスタンドのゴミスが映り、なんと昨日ホテルまで激励に来てくれたとのこと。 アル・サッドは、3-4-1-2。19番ムジカと84番アフィフのツートップ。トップ下に33番のクラウジーニョ。左右のWBに6番オタビオと77番アタル。4番カマラと14番メシャールのダブルボランチ。DF16番フーヒ、2番ミゲル、5番サルマン。GK22番バルシャム。キャプテンはアフィフ。フェリックス・サンチェス監督はスペインの人で以前にカタール代表監督を務めたこともあるとのこと。FWムジカはスペイン人、MFクラウジーニョとWBオタビオはブラジル人、WBアタルはアルジェリア人。カタール代表選手も多く、特にアフロヘアのアフィフは、国内リーグ戦で18ゴール、14アシストの要注意選手。 立ち上がりはアル・サッドがパスを回し、フロンターレがプレスをかける構図。 4分、先制。相手が攻撃を仕掛けようというボールを山本がカットしてすかさず右サイド裏へ。走りこんだ家長がワンタッチで低いクロス、中央でエリソンもダイレクトで押し込んだ。1−0。 先制する少し前に解説の水沼さんが「脇坂選手があまり早く得点すると難しい試合になると言っていた」と紹介したばかりだったが、見事なカウンターだった。エリソンのゴールパフォーマンスがリプレーで映ると、後ろでマルシーニョなど3人が一緒に跳び蹴りポーズをしていた。 7分、相手左サイドへ展開され、相手MFクラウジーニョがクロスを上げるが味方に合わず。8分にも、クラウジーニョにミドルシュートを打たれるが枠の外。 9分、失点。GK山口のフィードを相手ボランチのカマラが頭でカット、左WBのオタビオに渡る。オタビオは相手FWアフィフとパス交換してペナルティーエリア左に入ると、いきなりニア上にシュート、GK山口の指をはじいてゴールの天井のネットに。1−1。あっという間に同点。 アル・サッドは追いついて余裕が出たのか、FWアフィフが下がって受けたり、パスを出したりあちこち動きまわる。12分には、アフィフからのクロスを受けた相手右WBアタルがミドルシュート、枠の左。ヒヤッとしたがオフサイドだった。14分には、また左サイドに流れていたアフィフが突破して逆サイドへクロス、マルシーニョが猛然と戻って来てクリア、CKに逃れる。 15分、アル・サッドの右CK。なんとCKもアフイフが蹴るが、佐々木がクリア。 20分、山本が相手ボールをカットしてエリソンへパス、いったん折り返すがこぼれをシュート、相手DFに触られてわずかに枠の右。惜しかった。 21分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 21分、追加点。高井からのパスを下がって受けたマルシーニョが山本に渡して左サイドを突破、そこへ山本のループパスが送られ、相手GKも出てくるが、一瞬早くマルシーニョが触って、ボールはコロコロと右ポストに当たってゴールイン。2−1。 24分、三浦からのスルーパスに走りこんだマルシーニョが折り返し、エリソンがシュート、相手DFにあたり、枠の右。 24分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 26分、佐々木が相手MFクラウジーニョにかわされ、相手左サイド深い位置からクロス、相手FWムジカがシュート、GK山口が捕る。 29分、佐々木からの縦パスに走りこんだ脇坂がペナルティーエリア右からワンタッチシュート、枠の左。 35分、河原が倒されて中盤右寄りでフロンターレのFK。三浦と脇坂が立ち、脇坂がファーへ蹴りこみ、丸山がヘディングシュートするが、オフサイド。 37分、エリソンのシュートを相手GKがはじいてフロンターレの左CK。脇坂がファーへ蹴ると後ろから走りこんだマルシーニョがヘディングシュートをねらうがヒットせず、枠の右。解説の水沼さんが「これはニアで高井などが相手を引き付けて、ファーを開けたところに走りこむ、用意してきた形ですね」と言う。 43分、相手左WBオタビオの突破を佐々木がクリアしてアル・サッドの左CK。アフィフはショートコーナーを蹴り、リターンを折り返すと、受けた相手MFオタビオがミドルシュート、高井が防ぐ。 追加タイム3分。47分、アル・サッドのカウンター。相手MFクラウジーニョがペナルティーエリア手前右角からクロス、中で相手FWアフィフがヘディングシュートをねらうが、高井も寄せたため、ヒットせず。こぼれを拾われてクロスを上げられるがラインを割る。 2−1でハーフタイム。 後半開始からアル・サッドが一人目の交代。19番FWムジカに代えて21番FWジオヴァニを入れる。 アル・サッドはロングボールを入れてくるようになった。GK山口が飛び出してクリア。 7分、相手GKのキックがエリソンに当たるがマイボールにできず。 8分、相手右サイドに流れていた相手FWアフィフがクラウジーニョとパス交換して走りこみ、シュートをねらうが、複数で寄せて最後は山本がクリア。 10分、クリアがことごとく拾われ、相手右サイドからクロスを入れられ、丸山がクリアしたこぼれを相手左WBオタビオに鋭いシュートをうたれるが、枠の上で助かる。 11分、フロンターレが一人目の交代。エリソンに代えて山田を入れる。 13分、山田が相手右DFからボールをカットしてペナルティーエリア中央へ進むが、シュートできず。 16分、相手右WBアタルからのクロスを相手左WBオタビオにヘディングシュートされるが、GK山口が捕る。 18分、アル・サッドが二人同時交代。77番右WBアタルに代えて10番FWアルハイドス、14番右ボランチのメシャールに代えて18番FWギリェルメを入れる。 20分、フロンターレが2人目の交代。マルシーニョに代えて伊藤を入れる。 21分、相手左CBサルマンからのロングフィードに走りこんだ相手FWアフィフがペナルティーエリア左からシュート、GK山口がはじく。ヒヤッとしたが、オフサイド判定だった。 23分頃からずっと押し込まれてクリアしても拾われる展開が続く。24分には、こぼれを相手FWギリェルメがシュートするが味方に当たる。 26分、失点。三浦が相手FWジオヴァニにボールを奪われ、ペナルティーエリア右に入られ、クロスを入れられる。中でアフィフとアルハイドスがスルーして、ファーのクラウジーニョが弾丸シュート、右奥に決まり、2−2に追いつかれる。 後半は、相手にとってこわい攻撃ができず、選手交代もあまり効いていない。暑さもあって相手もハイプレスはかけてこないが、相手の攻撃をなんとか耐えて膠着していたところを破られ、ちょっとガクッとなりそうでこわい。長谷部監督はもう少し交代しないのか。 28分、山田が右サイドで裏へぬけて深い位置からシュートにもちこむが、相手GK。 直後にアル・サッドのカウンター。下がってパスを受けた相手FWアフィフがドリブルからシュート、枠の上。31分にも、アフィフからのパスを受けた相手FWアルハイドスがミドルシュート、GK山口が捕る。 37分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて橘田、家長に代えて瀬川を入れる。アル・サッドも二人同時交代。5左番DFサルマンに代えて13番FWアルヤジディ、16番CBフーヒに代えて37番DFスハイルを入れる。布陣を4-4-2に変更。 40分、三浦が左サイドを攻めあがってクロスを入れるが大きくなりゴールラインをわる。43分にも、伊藤と三浦で左サイドから攻め込み、深い位置からクロスを入れるが、相手DF。 44分、相手右FWジオヴァニがクラジーニョとパス交換してペナルティーエリアに入ってシュート、何とか高井がクリア。これで与えた相手右CKをクラウジーニョが蹴るが、高井がクリア。 追加タイム5分。50分、相手FWアフィフに相手左サイド裏をとられ折り返され、相手FWギリェルメにフリーでシュートされるが、ヒットせず、GK山口が正面で捕る。 2−2で延長へ。 このままでは、得点できそうな感じがしない。延長に向けて、長谷部監督は「押し込め」と叱咤したようだ。 延長は交代なしで開始。延長に入ると、6人まで交代可能。また、交代回数も一回増える。 山田や伊藤が前戦からプレスをかけるが。相手が倒れてファールの判定。 延長前半8分、追加点。右サイド深い位置で相手FWギリェルメがDFへ戻した弱いボールを瀬川がカット、すぐさま山田へパス、山田も直ちに中へ短めの折り返し、走りこんだ脇坂がシュート、これが相手DFとGKの意表をついて3−2。脇坂は両足がつって座り込んで伸ばそうとしていたが、みんなが寄ってたかって祝福。 9分、アル・サッドが六人目の交代。常に中央でボールをさばいていた4番MFカマラに代えて17番FWクリストを入れる。フロンターレも五人目の交代。脇坂に代えて大関を入れる。大関はボランチに入らず、山田の近くでプレスを前からかける役回り。 11分、相手MFクラウジーニョがミドルシュート、丸山が防ぐ。こぼれを拾ってアフィフがクロス、GK山口が捕る。 14分、山田がペナルティーエリア手前右で相手DFのミスを拾って、相手GKもかわしてシュートするが、戻ってきた相手DFスハイルが防ぐ。決めてほしい。 追加タイム2分。3−2のまま延長後半へ。 ここでフロンターレが六人目の交代。佐々木に代えて際を入れる。 延長後半2分、左サイド浅い位置でフロンターレのFK。三浦が蹴り、山田が受けるが、相手DFに寄せられ、シュートできず。 5分、相手右サイドを相手右FWジオヴァニが三浦を突破しそうなところへ橘田が加勢してクリア。橘田は入ってから、どんどん気の利いたところへ顔を出しており、解説の水沼さんに賞賛される。 7分、相手右FWアルハイドスがロングシュート、大きく枠の上。相手もだいぶ疲れているようだ。 9分、丸山からのロングフィードのこぼれを大関が拾って山田へパス。山田が強引にシュートするが相手DF。 11分、ハーフライン左寄りでアル・サッドのFK。GKバルシャムが蹴り、ペナルティーエリアまで放り込まれるが、DF陣がクリア。こぼれを相手MFクラウジーニョがミドルシュートをうつが、これも大きく枠の上。 13分、橘田が相手ボールをカットしてそのままドリブル、シュートまでいくが、相手GKがはじく。こぼれを大関が拾って右からクロスを入れるが、相手DF。これで得たフロンターレの右CKは、蹴らずにコーナー付近で二人でブロックして時間を使う。 14分、中央でフロンターレのFK。丸山が左奥へロングフィード、山田が追いかけるが、トラップが流れてゴールラインをわる。 追加タイム2分。16分、左サイド深い位置でフロンターレのFK。大関と伊藤でパス交換してペナルティーエリアに入ろうとするが相手DF。 3−2でタイムアップ。フロンターレの選手たちは全員で、試合後、200人以上来てくれたサポーターの所へあいさつに行っていた。 次は中二日で、マリノスを倒したアル・ナスルと対戦。この会場の対戦チームだけが中二日の日程で決勝まで組まれているという。大会直前に変更されたらしい。サウジのチームにホームアドバンテージを与えるためか。 |
サッカー短評 (2025.4/20) 川崎フロンターレvs.東京ヴェルディ 0対0 (2025.4/20 U等々力) 第11節
7連戦最後の1試合。ここ4試合勝てていない。そろそろ勝たないと落ちてしまう。勝ってサウジへ行きたい。しかし、疲れなのか、パスの精度が悪いのか、相手のプレスがいいのか、攻撃が組み立てられない。前半は押されっぱなしだった。ただ、シュートをほとんど打たせなかった。後半は少し巻き返して、攻撃の形を作れたが、とうとう後半追加タイムのCKを相手GKに打ち込んでしまい、万事休す。5位に後退。ヴェルディは16位から15位に。気温24.3度、湿度41%。観客21870人。主審は池内さん、VARは清水エスパルスさん。DAZN解説は水沼さん、実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップに山田。ベンチにエリソン、小林、山内、アイダル、際など。 先発予想は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。大関と山本のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に瀬川。ワントップは山田。 ヴェルディは、3-4-2-1。185cmの木村のワントップ。新井と福田のツーシャドー。翁長と宮原が左右のWB。元FC東京の平川怜と齋藤功佑のダブルボランチ。DF谷口、千田、林。GKマテウス。ゲームキャプテンは千田。ベンチにチームキャプテンの森田が戻って来たとのこと。城福監督は3年目か。 5試合連続未勝利で勝点18としたが、3位から6位に下降。ヴェルディは16位のまま。首位だった福岡は10位清水に1−3で敗れ、5位に下降。清水は7位に浮上。2位京都は前日に18位新潟に2−1で勝っていたため、クラブ史上初の首位浮上。4位だった岡山は7位鹿島に1−2で敗戦、9位に後退。代わって鹿島が3位に浮上。クラブW杯出場のため4/16に京都と戦い、勝利して1試合多い9位浦和が18位タイで監督解任したマリノスを3−1で下して4位浮上。マリノスはなんと最下位転落。逆に最下位だった名古屋は6位広島に2−1で勝利し、17位に脱出。広島は10位に後退。 |
フィギュアスケート (2025.4/17、18、19、) 国別対抗杯 (2025.4/17〜20 東京)
6か国が参加。アメリカ、日本、イタリア、フランス、カナダ、ジョージア。男女シングル各2名、ペアとアイスダンス各1組。テレ朝地上波では、日本とアメリカを中心に放送。
<アイスダンス・RD>日本からは吉田/森田組。アメリカはチョック/ベイツ組。その他、ギレス/ポワリエ組(加。33、33)、ロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)、デイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)、ギナール/ファブリ組(伊。35、37)。地上波では日本とアメリカのみ放送。解説は河合彩さん。 1番滑走で吉田/森田組(21、24)。今季世界選手権22位。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。なんとリフトで転倒。冒頭のPStはレベル1。SqTwは男女ともレベル4。MiStは男女ともレベル2だが全ジャッジが加点。ChRSはGOE+3.0。しかし最後のCuLiで上げた後、転倒、レベルB。技術点6番目の31.09、演技構成点も6番目の27.54、転倒の減点2、合計56.63でRD6位。ポイント7。 5番滑走でチョック/ベイツ組(米。32、36)。今季世界選手権2連覇。曲は「Hawaii 5-0」他。振付はデュブレイユ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜4。ChRSはGOE+7.07の高得点。MiStは男女ともレベル3で加点ほぼ4〜5。PStと最後のRoLiはいずれもレベル4。PStは加点3〜4、リフトは加点4〜5。技術点最高の52.78、演技構成点も最高の38.47、合計91.25でRD1位。ポイント12を獲得。 その他、カナダがRD2位でポイント11、イタリアがRD3位でポイント10、フランスがRD4位でポイント9、ジョージアがRD5位でポイント8。 <男子シングル・SP>日本からは鍵山と佐藤駿。アメリカからマリニンとブラウン。フランスはシャオイムファとエイモズ。その他、カナダがラキッチとサドフスキー、イタリアはグラスルとメモラ、ジョージアはエガーゼとクビテラシビリ。地上波では日本とフランス、アメリカのマリニンの5人を放送。解説は町田樹。 8番滑走で佐藤(21)。今季世界選手権6位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。解説の町田が「世界選手権の後、StSqはより音楽に合うよう、レベルも取りやすいように変更してきた」。冒頭は4Lzから4Tに変更、全ジャッジが加点3〜4。3Lz+3Tも決め、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜4。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。体調をくずして発熱していたらしく、ジャンプの難度を落としてまとめた。技術点3番目の51.11、演技構成点6番目の42.57、合計93.68でSP5位、ポイント8。 9番滑走でエイモズ(仏。27)。今季世界選手権5位。曲は「Everybody」。振付は本人。冒頭の4Tで転倒。しかし以降の全要素に全ジャッジが加点。続く3Aは決め、加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うち最後のStSqは加点4〜5、スピン二つは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも成功。技術点9番目の44.69、演技構成点4番目の44.38、転倒の減点1、合計88.07でSP6位、ポイント7。 10番滑走でシャオイムファ(仏。24)。今季世界選手権4位。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。冒頭は4Lzに戻したが片手つき。連続ジャンプの予定だったが第2付かず。次は4T+3Tは第1の軸が曲がったが決め、連続ジャンプをリカバリー、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ3〜4、最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点1〜3。技術点2番目の52.68、演技構成点5番目の43.48、合計96.16でSP2位、ポイント11。エイモズと合計18を加えてフランスはポイント27の2位。 11番滑走で鍵山(21)。今季世界選手権銅メダル。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。冒頭はきれいな4T+3Tを決め、全ジャッジが加点3〜4。しかし次の4Fの予定が3Fになり、その上転倒。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のCCoSpは加点ほぼ4〜5、StSqは加点3〜5、FSSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aは加点ほぼ3〜4。技術点4番目の50.0、演技構成点3番目の44.73、転倒の減点1、合計93.73でSP4位、ポイント9。佐藤と合計17を加えて日本はポイント24の3位。 最終滑走でマリニン(米。20)。今季世界選手権2連覇。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4Fはオーバーターン。以降の全要素にほぼ全ジャッジが加点。続く3Aは加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqはラズベリーツイストも入れ、加点ほぼ4〜5、FSSpはほぼ加点1〜4。1.1倍になるところで軽々と4Lz+3Tを決め、加点ほぼ3〜4。技術点最高の59.91、演技構成点も最高の46.17、合計106.08でSP1位、ポイント12。ブラウンがSP3位でポイント10。合計22を加えてアメリカはポイント34の1位。 その他、イタリアはグラスルが7位、メモラが11位で合計8ポイントを加えてポイント18の4位。ジョージアはエガーゼが8位、クビテラシビリが12位で合計6ポイントを加えてポイント14の6位。カナダはサドフスキーが9位、ラキッチが10位で合計7ポイントを加えて17の5位。 <女子シングル・SP>日本からは坂本と千葉。アメリカからはアリサ・リウとグレン。その他、カナダからスキーザスとデュピュイ、フランスからシルトとセルナ、イタリアからグトマンとペゼッタ、ジョージアからグバノワとウルシャーゼ。地上波では日本とアメリカ、グバノワの5人を放送。解説は荒川。 5番滑走でリウ(米。19)。今季世界選手権金メダル。曲は「Promise」。振付はスカリ。リラックスして見えた。ノーミス。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点ほぼ2〜3。続く2Aは加点ほぼ3。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点ほぼ4、あと二つのスピンは加点3〜4、StSqも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lzも加点2〜3。技術点最高の40.78、演技構成点2番目の34.92、合計75.7は自己ベスト更新でSP1位、ポイント12。 9番滑走でグバノワ(ジョー。22)。今季欧州選手権銀メダル、世界選手権28位。曲は「Money, Money, Money」。振付はアダム・ソルヤ。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点ほぼ2〜3。続く2Aは加点1〜4。スピン三つはレベル4。うちFCSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lzはほぼ加点1〜3。StSqはレベル3で加点1〜4。技術点3番目の37.51、演技構成点5番目の32.29、合計69.8は自己ベスト69.81に近く、SP3位でポイント10。ウルシャーゼと合計11ポイントを加えてジョージアは25ポイントの6位。 10番滑走で千葉(19)。今季世界選手権銅メダル。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。特に前半、緊張していた。2A以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+3Tは加点2〜4と成功。しかし2Aで転倒。解説の荒川が「今まで2Aでミスしたことはなく、三つのジャンプのうち一番成功するものでしたが」。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ2以上。うち最後のLSpは加点3〜5、StSqは加点2〜4。1.1倍になる3Fは加点2〜3。技術点4番目の37.5、演技構成点3番目の33.16、転倒の減点1、合計69.66でSP4位、ポイント9。 11番滑走でグレン(米。25)。今季世界選手権5位。曲はジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー他。冒頭の3Aはアンダーローテーションで転倒。続く3F+3Tの予定が3F+2Tになったが全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンとStSqはいずれもレベル4。うち最後のStSqは全ジャッジが加点2〜4。技術点10番目の32.3、演技構成点4番目の32.4、転倒の減点1、合計63.7でSP7位、ポイント6。リウと合計18ポイントを加えてアメリカは52ポイントの1位。 最終滑走で坂本(24)。今季世界選手権銀メダル。曲は「ピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。衣装は赤。連続ジャンプ以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは幅があり、加点4〜5。続く3Lzはほぼ加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うちStSqは加点2〜5、最後のLSpは加点3〜4、FCSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+3Tは間にオーバーターン。よくこらえた。解説の荒川が「第2に3回転が付くかつかないかで大きく番う」。技術点2番目の39.58、演技構成点最高の35.96、合計75.54でSP2位、ポイント11。千葉と合計20ポイントを加えて日本は44ポイントの2位に浮上。 その他、イタリアはグトマンがSP5位、ペゼッタがSP9位で合計12ポイントを加えて30ポイントの4位。カナダはスキーザスがSP6位、デュピュイがSP10位で合計10ポイントを加えて28ポイントの5位。2位だったフランスはシルトがSP8位、セルナがSP11位で合計7ポイントを加えて34ポイントの3位に後退。 <ペア・SP>日本からは三浦/木原組。カナダからステラトデュデク/デシャン組。イタリアからコンティ/マッチ組。その他、エフィモワ/ミトロファノフ組(米)、メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)、コワレフ/コワレフ組(仏)。地上波では、日本とカナダ、イタリアの3組を放送。解説は高橋成美。 4番滑走でステラトデュデク/デシャン組(加。41、32)。昨季世界選手権金メダル、今季世界選手権5位。「GPファイナルは、男性の体調不良で欠場、その後女性がお尻の骨を骨座礁と、今季は病気や故障の後半戦だった」と実況アナ。曲は「Crazy In Love (remix) 」。振付はジュリー・マルコット。冒頭の3Twは余裕がありレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3。続くソロジャンプは女性が2Tに。4LiとCCoSp、StSqとBoDsはいずれもレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4、StSqは加点2〜3、リフトも加点ほぼ2〜3。3LoThはステップアウト。技術点5番目の33.97、演技構成点4番目の32.68、合計66.65でSP4位、ポイント9を加えてカナダは5位。女性はキスアンドクライで悔しそうだった。 5番滑走で三浦/木原組(23、32)。昨季世界選手権銀メダル、今季世界選手権金メダル。曲は「黒く塗れ」。振付はシェイリン・ボーン。すばらしかった。素人目にも今季一番の完成度だった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twは高くて横倒しの形で、レベル3だが加点ほぼ3〜4。続く3Tも少し離れていたが加点ほぼ2〜3。4LiとCCoSp、StSqとBoDsはいずれもレベル4。うちCCoSpとStSqは加点ほぼ4〜5、最後のBoDsは加点3〜5、リフトは加点3〜4。3LzThも決め、加点3〜4。終わったとき、二人ともガッツポーズ。技術点最高の44.14、演技構成点も最高の36.85、合計80.99は自己ベスト更新でSP1位、ポイント12を加えて日本は56ポイントとしたが2位。 最終滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。今季世界選手権銅メダル。曲は「カルメン組曲」。振付はカッツァニーガ他。ここも全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル4で加点ほぼ2〜3。続く3LoThは加点1〜4。3Sはピッタリ合っていて加点2〜3。4Liと最後のCCoSpはレベル4。うちリフトは加点2〜3。StSqとBoDsはレベル3。うちStSqは加点3〜4。技術点3番目の39.37、演技構成点2番目の34.73、合計74.1でSP2位、ポイント11を加えてイタリアは41ポイントで3位に浮上。 その他、メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)はSP3位で、10ポイントを加えてジョージアは35ポイントの6位。エフィモワ/ミトロファノフ組(米)はSP5位で、8ポイントを加えてアメリカは60ポイントの1位キープ。コワレフ/コワレフ組(仏)はSP6位で、7ポイントを加えてフランスは41ポイントの4位に後退(ポイントで並んだ場合、得点で順位を決定)。 <アイスダンス・フリー>地上波では、日本とアメリカのみ放送。 1番滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「ロミオとジュリエット」。振付はスコット・モイアー他。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトは、少しこらえたが、いずれもレベル4で全ジャッジが加点。OFTは女性レベル2、男性レベル1。男性に疲れが見える。SyTwは男女ともレベル4。DSpとCuLiはいずれもレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChAJはGOE+1.07、ChStはGOE+1.9。CiStは男女ともレベル2でほぼ全ジャッジが加点。しかし最後のChSlでポーズを取るときバランスを崩して転倒扱いに。技術点6番目の54.17、演技構成点も6番目の42.78、転倒の減点2、合計94.95でフリーも6位、ポイント7を加えて日本は63ポイントで2位キープ。しかし1位アメリカとの差は9ポイントに。 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、36)。曲は「Round Midnight」「Take Five」。振付はシュイナール他。いやー見事。シーズン当初とは見違えるよう。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のRoLiはレベル4で加点4〜5。女性を片手だけで回すChSpはGOE+4.15の高得点。SyTwは男女ともレベル4で加点3〜5。DSpはレベル4で加点3〜4。OFTは男女ともレベル3で加点3〜4。DiStも男女ともレベル3で加点3〜4。ChTwはGOE+3.2。CuLiはレベル4で加点3〜5。ChStはGOE+3.79。最後のStaLiはレベル4に加点ほぼ5。どの要素も滑らかにつながっており、二人の距離も近い。技術点最高の75.65、演技構成点も最高の57.86、合計133.51でフリーも1位、ポイント12を加えてアメリカは72ポイントで1位キープ。 その他、ギレス/ポワリエ組(加。33、33)はフリー2位で、ポイント11を加えてカナダは48ポイントの5位。ギナール/ファブリ組(伊。35、37)はフリー3位で、ポイント10を加えてイタリアは51ポイントの3位。デイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)はフリー4位で、ポイント9を加えてジョージアは44ポイントの6位。ロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)はフリー5位で、ポイント8を加えてフランスは49ポイントの4位。 <男子シングル・フリー>地上波では、日本とアメリカ、フランスの計6人を放送。 7番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人。冒頭は4Tの予定が3Tになり、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次も4Tからの連続ジャンプの予定だったが、ステップアウトして第2つけられず繰り返しの違反。3Lzは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3A+2A+SEQも決め、全ジャッジが加点3〜4。FCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点3〜4。StSqとあと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqは加点3〜5、スヒン二つは加点2〜3。1.1倍になるソロの3Aは全ジャッジが加点3〜5。3S+1Eu+2Sも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。予定では3T+1Eu+3Sだった。3F+2Tは第1に!マーク。ChSqは伸び伸びと滑り、GOE+2.29。技術点8番目の76.9、演技構成点2番目の88.44、合計165.34でフリー7位、ポイント6。 8番滑走で佐藤(21)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。冒頭の4Lz成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4T+3Tは全ジャッジが加点1〜4。3Aも決める。ここは3連続の予定だったが単独に変更。FCSpはレベル2。1.1倍になる4Tはステップアウト。3Lo+1Eu+2Sでやや構成を落として3連続リカバリー。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロのルッツは片手つき。解説の町田が「現在の状態でミスを最小限に抑えた」と評価。CSSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはイーグルやニースライドを行ったがGOE+0.43。最後のCCoSpはレベル4だがVマーク。技術点3番目の89.23、演技構成点6番目の80.39、合計169.62でフリー4位、ポイント9。 9番滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。冒頭で4Fに挑むがアンダーローテーションで転倒。続く4Sもqマークで転倒。これは痛い。4Tはステップアウト。予定では連続ジャンプだった。3A+1Eu+3Sは決める。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqはフラメンコらしくなり、加点4〜5、最後のFCCoSpは加点3〜4。1.1倍になるところで4T+2Tとしてリカバリー。ソロの3Aはなんとか決める。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはStSqに続けて行い、GOE+1.21。技術点5番目の86.98、演技構成点4番目の83.95、転倒の減点2、合計168.93でフリー5位、ポイント8。佐藤と合計17ポイントを加えて日本は80ポイントの2位。1位アメリカとの差は15ポイントとだいぶ開いた。 10番滑走でJ.ブラウン(米。30)。曲は「Spiegel im Spiegel」。振付はロヒーン・ワード。4回転はなし。冒頭の3Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3A+2Tも成功、ほぼ全ジャッジが加点。3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次はパンクして1Sに。その後の全要素に全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のCCSpは加点4〜5、バレエジャンプを含むStSqとFCCoSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQは、第1の後に片足を高く上げてから跳び、解説の町田も「こんな形の3連続は見たことがない」。加点3〜4。3F+3Tも加点2〜3。ChSqはGOE+2.07の高得点。3Loも成功、加点1〜3。技術点6番目の86.79、演技構成点最高の92.54、合計179.33でフリー2位、ポイント11。 11番滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の4Lzは片手つき。続く4Tはステップアウトで第2付かず。さらに4Fは転倒。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のCSSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで4T+3Tを跳び、連続ジャンプをリカバリー。すごいメンタルと体力。しかし4Sで転倒。残念。すごいのは4回転5本とも回転不足がないこと。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。3Lz+1Eu+3Sは第3がqマーク。ChSqはバク転も入り、GOE+1.93。技術点4番目の88.28、演技構成点5番目の82.19、転倒の減点2、合計168.47でフリー6位、ポイント7。エイモズと合計13ポイントを加えてフランスは62ポイントの4位。 最終滑走でマリニン(米。20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。解説の町田によれば、自分は吸血鬼ではないという男が市民に退治されるミュージックビデオをヒントにしたプログラムとのこと。冒頭4Fは全ジャッジが加点2〜4。続く3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。4Lzは軽そうに決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は4Sの予定だったが2Sにパンク。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜4、最後のFSSpは転倒扱い。スピンが終わらないうちに倒れたようだ。1.1倍になるところで4Lz+1Eu+3Sを跳んだが、第1にqマーク。それでも4T+3Tは決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は2F+3A+SEQになった。ChSqではラズベリーツイストも入れ、GOE+1.5。さすがのマリニンも疲れていた。技術点最高の98.67、演技構成点3番目の86.21、転倒の減点1、合計183.88でフリーも1位、ポイント12。ブラウンと合計23ポイントを加えてアメリカは95ポイントで1位。 その他、イタリアは、グラスルがフリー3位で10ポイント、メモラがフリー8位で5ポイント、合計15ポイントを加えて66ポイントの3位キープ。カナダは、サドフスキーがフリー9位、ラキッチがフリー11位で合計6ポイントを加えて54ポイントの5位。ジョージアは、エガーゼがフリー10位、クビテラシビリがフリー12位、合計4ポイントを加えて48ポイントの6位。 <ペア・フリー>地上波では、日本を含む後半の3組を放送。 4番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、22)。曲は「A Necessary End」。振付はマラフェエフ。冒頭の3Twは高く、レベル4で全ジャッジが加点3〜4。3S+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。ソロジャンプは女性が2Tのステップアウト。3FThは余裕があり、全ジャッジが加点2〜4。リフト二つとFiDs、PCoSpはいずれもレベル4で全ジャッジが加点。うち5RLiは加点1〜4。5ALiとFiDs、PCoSpは加点2〜3。3LoThもきれいに流れ、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。4Liはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ3。最後のChSqはGOE+1.36。技術点最高の72.63、演技構成点4番目の67.33、合計139.96でフリーも3位、ポイント10を加えてジョージアは58ポイントの6位。 5番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。男性は次期コリン開催地のミラノ出身と紹介。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。冒頭の3Twはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。3T+2A+2A+SEQも決め、全ジャッジが加点1〜3。3Sはピッタリで全ジャッジが加点。リフト三つとPCoSpはいずれもレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のPCoSpは加点ほぼ3〜4リフト二つは加点2〜3。3LoThは両手つき。3SThは全ジャッジが加点2〜3。FiDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.64。技術点3番目の71.58、演技構成点2番目の70.68、合計142.56は自己ベスト更新でフリーも2位。ポイント11を加えてイタリアは77ポイントで3位。 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は赤、男性は黒。フリーは小さいミスがいくつかあったが、楽しんで滑っていた。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点3〜4。3T+2A+2A+SEQは女性の第1がアンダーローテーションだったが、よくまとめた。リフト三つとPCoSp、BiDsはいずれもレベル4全ジャッジが加点ほぼ3以上。うちリフト三つとPCoSpは加点3〜4。3LoThはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。ソロジャンプは女性が2Sに。3LzThはこらえた。最後のChSqはGOE+1.93の高得点。終わった後、二人ともしばらく起き上がれなかった。技術点2番目の71.82、演技構成点最高の73.24、合計145.06は自己ベスト更新でフリーも1位。ポイント12を加えて日本は92ポイントの2位。 その他、ステラトデュデク/デシャン組(加。41、32)はフリーも4位で、ポイント9を加えてカナダは63ポイントの5位。エフィモワ/ミトロファノフ組(米)はフリーも5位でポイント8を加えてアメリカは103ポイントの1位。コワレフ/コワレフ組(仏。28、32)はフリーも6位で、ポイント7を加えてフランスは69ポイントの4位。 <女子シングル・フリー>地上波では、グレンと後半6人を放送。 6番滑走でグレン(米。25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。よかった。3S以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Aを決め、ほぼ加点1〜3。3F+3Tは加点2〜3。3Lz+2Tも成功。3Sはこらえた。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは加点2〜3。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQは加点2〜3。3Fは成功、加点2〜3。CCoSpはレベル3だが加点2〜4。3Loはきれいに決め、加点3〜4。ジャンプ全て回転不足なし。ChSqはGOE+1.64。技術点最高の80.95、演技構成点3番目の6.98、合計148.93でフリー2位、ポイント10。 8番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+1Eu+3Sは加点1〜3。続く3T+2A+SEQも加点1〜3。3Fの予定が2Fに。3S+2Tは成功。ChSqはGOE+1.14。2Aは加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpとStSqは加点2〜4、最後のFCCoSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lzと3Loはいずれも加点2〜3。ジャンプ全て回転不足なし。技術点6番目の67.83、演技構成点も6番目の65.3、合計133.13は自己ベスト更新でフリー6位、ポイント7。ペゼッタと合計9ポイントを加えてイタリアは86ポイントの3位を確保。 9番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。SPより自然な笑顔が出ていた。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3Sも全ジャッジが加点2〜3。しかし3Loがアンダーローテーションで転倒。次のSPでミスした2Aは決め、全ジャッジが加点。ChSqはイーグルなど行い、GOE+1.5。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちLSpは加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点3〜4、StSqも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1がqマークでよくこらえて第2を付けた。3Lz+2T+2Loは決め、全ジャッジが加点。ソロの3Fは全ジャッジが加点2〜3。技術点5番目の72.08、演技構成点も5番目の67.44、合計138.52でフリー5位、ポイント8。 10番滑走でグバノワ(ジョー。22)。曲は「Balder」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lo、3Lz、3Sと成功、うち3Lzと3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpとStSqは加点2〜4。ChSqはGOE0.93。1.1倍になるところで3Lz+2A+2T+SEQを決め、全ジャッジが加点1〜3。3F+2T、ソロの2Aも成功。ジャンプ全て回転不足なし。技術点3番目の73.68、演技構成点4番目の67.71、合計141.39は自己ベスト更新でフリー4位、ポイント9。ウルシャーゼと合計10ポイントを加えてジョージアは68ポイントで6位。 11番滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。思い切りよくスピードにのっていた。冒頭の2Aはすごい幅があり、全ジャッジが加点4〜5。3Lzはこらえた。2A+1Eu+3Sは第3にqマーク。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うちStSqとFSSpは加点3〜4、あと二つのスピンは加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3F+3Tはややこらえた。ChSqはGOE+1.5。3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点1〜4。3Loはqマークでよくこらえた。技術点4番目の72.8、演技構成点2番目の72.2、合計145.0でフリー3位、ポイント10。千葉と合計18ポイントを加えて日本は110ポイントの2位。 最終滑走でリウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点。実に楽しそうに滑っていた。冒頭の3Fは加点2〜3。続く3Lz+3Tも加点2〜3。3Sは加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4でいずれも加点ほぼ3〜4。3Loも加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQと3F+2T、2Aはいずれも加点2〜3。ジャンプ全て回転不足なし。ChSqはスパイラルなど行い、GOE+1.5。解説の荒川は「以前は高難度の技で勝負していたが、今は要素の精度を上げる方針に変換していて、本人には難しい技をやっているという感覚はないのではないか」。技術点2番目の78.7、演技構成点最高の72.27、合計150.97でフリーも1位、ポイント12。グレンと合計23ポイントを加えてアメリカは126ポイントの1位。 その他、フランスは、シルトが8位、セルナが9位で合計9ポイントを加えて78ポイントで4位。 最終順位は、アメリカが126ポイントで優勝。2位は110ポイントで日本。3位は86ポイントのイタリア。イタリアは次の五輪の開催地。4位は78ポイントのフランス。5位は72ポイントのカナダ。6位は68ポイントのジョージア。 |
サッカー短評 (2025.4/16) ヴィッセル神戸vs.川崎フロンターレ 2対1 (2025.4/16 ノエスタ) 第12節
月末にサウジアラビア集中開催のACLに行くための前倒しの1戦。とうとう負けた。結局神戸のハイプレスをいなせないままだった。前半31分、相手FW佐々木の見事なミドルシュートはまあしかたない。しかし、どんどん押し込まれて前半終わり間際にCKから失点したのはだめだった。何とか追加タイムにマルシーニョが技ありのシュートで1点返して後半につないだが、16分に山田と家長を入れたものの選手交代も効かず、ずっと押されたままだった。気温14.2度、湿度47%。観客11019人。主審は上田さん。VARは小屋さん。DAZN解説は加地。実況は吉澤?アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。ベンチに山内、瀬川、アイダルなど。 神戸は4-1-2-3。3トップの真ん中に佐々木大樹。左右のシャドーに汰木とエリキ。二列目に元フロンターレの宮代と井手口。アンカーに鍬先。DF本多、トゥーレル、山川、酒井高徳。GK前川。キャプテンは山川。ベンチに元フロンターレのGK新井、DFカエターノ、MF齊藤未月、扇原、FW大迫など。武藤はベンチ外。吉田監督は5年目か。 |
サッカー短評 (2025.4/12) 清水エスパルスvs.川崎フロンターレ 1対1 (2025.4/12 アイスタ) 第10節
3試合連続ドロー。前半、ボールを支配して何度も攻め込んだ時間に得点できなかったのが敗因か。後半17分、先に失点し、23分に山本の今季初得点ですぐ追いついたのはよかったが、最後39分、清水に退場者が出て、追加タイム8分もありながら圧倒できなかった。気温17.8度、湿度47%。観客17629人。主審は上村さん、VARは鶴岡さん。DAZN解説は、永井雄一郎、実況は蓮見アナ。
先発は、また8人変更。GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに車屋、際、アイダル、大関、瀬川など。ベンチ外の大島は4/2練習中に右ヒラメ筋肉離れで離脱と4/10発表された。4/6町田戦で負傷した橘田は右足関節ねんざ、同じくジェジエウは左ハムストリング肉離れ。 清水は4-2-3-1に「戻した」とのこと。ワントップに北川。トップ下に乾。左右のシャドーに矢島と松崎。マテウス・ブエノと宇野のダブルボランチ。DF吉田豊、住吉、高橋祐治、北爪。GK沖。ベンチにMFカピシャーバ、FWドウグラス・タンキなど。秋葉監督は3年目。 7分、相手ボランチうのがミドルシュート、DF陣が防ぐ。 11分、エリソンからのパスを受けた佐々木が右サイドからクロス、脇坂がペナルティーエリア中央でシュートするが、ヒットせず枠の右。 18分、丸山が前線へロングフィード、こぼれをエリソンが拾って左サイドから折り返し、脇坂がシュートするも枠の左。さらにこぼれを家長がシュートするが押し込めず。 20分、エリソンが倒され、ペナルティーエリア手前右寄りでフロンターレのFK。脇坂と三浦がボールサイドに立ち、三浦が直接ねらうが、壁に当たる。これで得たフロンターレの右CKを脇坂が蹴るが、相手MF乾がクリア。連続右CK。脇坂が蹴るが、今度相手DF吉田がクリア。 26分、中盤左サイドでフロンターレのFK。今度は三浦だけでゴール前のファーへ蹴り、丸山がヘディングシュートするが、相手DF吉田が競って枠の右。 28分、マルシーニョが左サイドから折り返し、受けたエリソンが反転してシュート、相手GKがかろうじて触り、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、高井がヘディングシュートするが、たたきつけられず、枠の左。 29分、相手MF乾が、GK山口の位置を見て、ロングシュートをうつが、枠の右。 34分、マルシーニョからのパスに走りこんだエリソンがペナルティーエリア左から利き足の左足でシュート、相手GK。こぼれをさらに右足でシュート、相手DF。 35分、フロンターレの右CK。三浦が蹴り、エリソンが競るが、相手DF。 41分、マルシーニョのドリブルをファールで止められ、ペナルティーエリア手前左寄りでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。続くフロンターレの左CKも三浦が蹴り、高井が頭で折り返すが味方に合わず。このときの競り合いで高井にイエローカード。 45分、右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴り、エリソンが競るが、シュートできず。 追加タイム3分。49分、相手右スローインからペナルティーエリア内の乾にパスを通され、シュートされるが、GK山口が防ぐ。最大のピンチだった。 0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 4分、いきなり乾にペナルティーエリア中央でシュートされるが、佐々木が防ぐ。 6分、相手右サイド松橋からのパスを受けた相手ボランチの宇野がペナルティーエリア右からシュート、丸山が防ぐ。 10分、清水が一人目の交代。左シャドーの矢島に代えてカピシャーバを入れる。 11分、乾からのスルーパスに走りこんだ相手ポ ボランチの宇野がペナルティーエリア左からシュート、枠の右で助かる。 14分、相手左サイドから攻め込まれ、相手FW北川にパスが渡り、河原がクリアにいったが、PK判定。PKは北川が蹴り、0−1。 19分、フロンターレが一人目の交代。家長に代えて山田を入れる。山田はエリソンとツートップ気味になり、脇坂が右シャドーに回る。 22分、清水のカウンター。相手右サイドから乾が折り返し、相手MF宇野がシュート、GK山口が捕る。 23分、追いつく。マルシーニョからのパスに走りこんだ三浦が深い位置から折り返し、山本がシュート、1−1。 26分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手DF。こぼれを脇坂が拾って左からクロス、残っていた高井がヘディングシュート、枠の上。 28分、清水が二人目の交代。右シャドーの松崎に代えてDF蓮川を入れる。蓮川は右CBに入り、清水は3バックに変更。左SBの吉田と右SB北爪が左右のWBになる。 28分、エリソンからのパスを受けた脇坂はシュートを打てないが、こぼれを三浦が鋭いシュート、惜しくも左ポストに当たり、まっすぐ三浦の足元にボールが跳ね返ったが、これはシュートできず。惜しかった。 29分、三浦からのクロスを山田がペナルティーエリア中央でシュート、ヒットせず枠の左。 32分、フロンターレが二人目の交代。エリソンに代えて伊藤を入れる。伊藤が右ウイングに入り、山田のワントップ、脇坂はトップ下に戻る。 35分、清水の右CK。カピシャーバが蹴るが、脇坂がクリア。36分、カピシャーバがペナルティーエリア手前から三度、山本が戻って防ぐ。 38分、山本からのパスを受けた山田が佐々木へパス、佐々木はペナルティーエリアに入ってシュート、相手GK。さらにこぼれを脇坂がシュート、これも相手GK。決めてほしい。 39分、ロングパスに抜け出したマルシーニョがドリブルで独走、相手DF北爪が倒して一発レッドで退場。清水は10人に。 40分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて小林、河原に代えて大関を入れる。マルシーニョは代えられたくなかったらしく、長谷部監督のねぎらいを避けてベンチへ。 41分、中央でフロンターレのFK。三浦が蹴り、こぼれを伊藤が拾ってゴール前にクロス、走りこんだ大関がヘディングシュート、枠の左。 43分、清水が三人同時交代。FW北川に代えて嶋本、左WB吉田に代えて西原、トップ下の乾に代えて弓場を入れる。 45分、相手サイドで清水のFK。宇野が蹴るが、GK山口がはじく。こぼれを拾われ、上がっていた相手DF高橋がシュート、枠の上。 追加タイム8分。48分、山本のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。脇坂が蹴り、こぼれを拾った小林が左からクロス、味方に合わず。 50分、相手左サイドからカピシャーバがクロスを入れるが、GK山口が捕る。 52分、右サイドからの佐々木のクロスはクリアされるが、こぼれを取り返して丸山がミドルシュート、惜しくも相手GK。 53分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手DFがクリア。こぼれを脇坂が拾ってペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手DF。 1−1でタイムアップ。勝点17として暫定3位に浮上。10位だった清水は勝点12としたが、11位に後退。 2位広島はホームで8位岡山に0−1で敗れ、勝点17だが7位に下降。岡山も勝点17だが5位に浮上。5位福岡は19位マリノスを2−1で下して暫定首位に。マリノスは18位名古屋も負けたため18位に。 7位京都は9位ベルマーレに2−0で勝ち、勝点18として暫定2位に浮上。ベルマーレは9位のまま。3位鹿島はアウェイで15位セレッソに0−1で負け3連敗、8位に下降。セレッソは12位に。首位だった暫定4位町田は明日、15位浦和と国立で対戦。町田が勝てば首位キープ、福岡、京都、川崎はひとつずつ順位を下げる。 |
サッカー短評 (2025.4/9) 川崎フロンターレvs.横浜F.マリノス 3対3 (2025.4/9 U等々力) 第5節
ACLのため延期されていた第5節。7連戦の第4戦として設定。フロンターレは中二日、マリノスは中三日。マリノスはFWロペスがケガから復帰予定だったがベンチ外。フロンターレは先発予定だった宮城が直前練習で傷んで急きょマルシーニョが先発、ヴェロンがベンチ入り。町田と引き分けた前節と9人入れ替えて臨んだ。前半7分に大関の初ゴールで先制したのはよかったが、その後はどんどんマリノスペースになり、とうとう41分に追いつかれてしまう。後半22分にアイダルの目が覚めるような無回転ミドルが決まって再びリードしたのはよかったが、終盤44分、47分と連続失点して逆転されたのは全く試合の締め方がなっていなかった。最後のCKで高井が叩き込んで何とか引分けに持ち込んだが、ここ数試合で得点どころかシュートもろくにうてていなかったマリノスを生き返らせてしまった。気温15.7度、湿度43%。観客21478人。主審は御厨さん、VAR飯田さん。DAZN解説は福田正博さん、実況は桑原アナ。
先発は、GKソンリョン。DF田邊、アイダル、高井、際。大関と河原のダブルボランチ。左右のウインングにマルシーニョと伊藤。トップ下は瀬川。ワントップは小林。ゲームキャプテンはなんと高井。大関はJ1初スタメン。ベンチにGK安藤、脇坂、山本、山内、山田など。GK山口、DF三浦、丸山、車屋、MF家長、FWエリソンはベンチ外。 マリノスは4-4-2。植中と元フロンターレの遠野のツートップ。左右のWBに井上とヤン・マテウス。クルードと山根陸のダブルボランチ。DF永戸、諏訪間、キニョーネス、宮市。GK朴。キャプテンは朴。ベンチにGK飯倉、DF松原、トーマス・デン、渡辺皓太、天野など。ホーランド監督は1年目。 4分、小林と競った相手DFキニョーネスが足を傷めてすわりこむ。マリノスが一人目の交代。キニョーネスに代えてトーマス・デンを入れる。 7分、先制。マルシーニョがドリブルでペナルティーエリア左ライン際から低いクロス、相手DFに当たったこぼれを攻め上がっていた大関が押し込んだ。1−0。大関は初ゴール。 しかし、この後はパスをカットされたりしているうちに、マリノスにリズムが生まれ、フロンターレは次第に押し込まれていった。解説の福田さんに「フロンターレのプレスがはまっていない」と言われる。 19分、相手ボランチ山根からのスルーパスがペナルティーエリア内の遠野に通り、遠野に折り返されるが、高井がクリア。こぼれを相手左WB永戸に左サイドからクロスを入れられるが、GKソンリョンがクリア。さらに相手右SB宮市からのパスをペナルティーエリアで受けた遠野がクロス、大関がクリア。こぼれを再度遠野が折り返すと、伊藤がクリア。 20分、相手DF諏訪間からのスルーパスをペナルティーエリアで受けた相手FW植中がシュートするが、GKソンリョンが防ぐ。 21分、相手左WB永戸のクロスを際がクリアしてマリノスの左CK。マテウスが蹴るが、アイダルがクリア。24分にもマリノスの右CK。ショートコーナーから永戸にシュートされるが、枠の外。 27分、伊藤がドリブルで持ち上がってクロス、相手MFにクリアされてフロンターレの右CK。大関が蹴るが、相手DF。 30分、相手MFクルードがミドルシュート、枠の上。 33分、河原が左サイドから右へパス、際が受けて瀬川へ。瀬川のシュートは枠の左。 38分、高井が遠野を倒して、自陣ペナルティーエリア手前でマリノスのFK。マテウスが蹴るが、壁に当たる。 40分、相手右SB宮市のクロスをクリアしてマリノスの右CK。マテウスが蹴り、小林がクリア。こぼれを拾ったマテウスに右からドリブルで切り込まれ、ミドルシュートが決まって1−1。「フロンターレは耐えられませんでしたね」と解説の福田さん。 42分、こぼれを拾った遠野にシュートされるが、高井が防ぐ。さらにこぼれを拾われ、宮市にクロスを入れられるが、田邊が防ぐ。 45分、フロンターレのカウンター。右サイドでパスをつないで伊藤がスルーパスをペナルティーエリアで受けてから相手DFに倒される。VARのチェックが入り、御厨主審がオンフィールドレビュー。オフサイドとPKの確認だったが、小林のオフサイドが先にあったので、PKはなくなった。 追加タイム5分。1−1のままハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人同時交代。唯一連続先発だった河原に代えて山本、マルシーニョに代えて脇坂を入れる。脇坂がトップ下に入り、瀬川が左ウイングに回る。高井はキャプテンマークを脇坂に渡したようだ。 5分、マリノスの左CK。マテウスが蹴り、相手DF諏訪間がシュート、枠の上。 8分、山本が右サイド深い位置から折り返し、相手DFがクリア。こぼれを際が拾ってペナルティーエリア中央でシュート、相手MF井上が防ぐ。 10分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、合う手FW植中がクリア。こぼれを伊藤が拾って左からクロス、高井がペナルティーエリア中央からシュート、枠の左。 12分、アイダルのスルーパスに走りこんだ田邊が左サイドからクロス、相手DF。フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、誰にも合わず。 15分、相手WB永戸のクロスを伊藤がクリアしてマリノスの左CK。マテウスが蹴るが、高井がクリア。こぼれを拾われるが、さいごはGKソンリョンが捕る。 16分、フロンターレのカウンター。右サイドを攻めあがった際がシュート(クロス?)、相手DFに当たる。これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴り、瀬川がシュート、相手DFが防ぐ。 17分、フロンターレが三人目の交代。小林に代えてアカデミー育ち2年目の神田を入れる。 18分、中盤右寄りでマリノスのFK。マテウスが蹴り、こぼれを拾った永戸が左サイドからシュート、GKソンリョン。 22分、アイダルの見事なミドルシュートが決まる。2−1。 25分、宮市のクロスをアイダルがクリア。こぼれょマテウスがシュート、枠の左。 28分、マリノスが二人目の交代。井上に代えて天野を入れる。 29分、マリノスの左CK。天野が蹴るが、山本がクリア。こぼれを相手MFクルードがシュート、枠の左。 31分、相手右サイドから宮市がクロス、遠野がペナルティーエリア中央でダイビングヘッド、枠の左で助かる。 35分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って伊藤がパス、瀬川がペナルティーエリア中央でヘディングシュート、ヒットせず枠の左。 37分、フロンターレが四人目の交代。田邊に代えて佐々木を入れる。 42分、自陣ペナルティーエリア手前左寄りでマリノスのFK。天野が直接ねらうが枠の外。 43分、フロンターレが五人目の交代。足がつったアイダルに代えて、なんと新人の土屋を入れる。 44分、失点。マリノスのカウンター。相手右サイドから宮市がクロス、植中のシュートは枠の右。こぼれを拾った天野がシュート、2−2。 追加タイム8分(?)。46分、マリノスのカウンター。相手左サイドからのクロスは防いだが、47分に再び相手左サイドからクロス、いったんはじいたこぼれを拾われ、マテウスに決められる。2−3。あっという間に逆転されてしまった。 53分、右サイド際からのクロスは相手DFがクリア。54分、ペナルティーエリア右深い位置で脇坂が受けて折り返し、ニアで神田がシュートしたが、相手DF。 54分、マリノスが三人目の交代。ヤン・マテウスに代えて松原を入れる。 55分、追いつく。フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、高井が高い打点のヘディングシュートを叩き込んで、3−3。土壇場で同点に。 56分、伊藤がミドルシュート、相手DF。こぼれも拾ってつなぐが、シュートに至らず。3−3でタイムアップ。 勝点16として暫定4位。マリノスは勝点8で19位のまま。 |
サッカー短評 (2025.4/6) 町田ゼルビアvs.川崎フロンターレ 2対2 (2025.4/6 Gスタ) 第9節
2位町田と3位フロンターレの城対決。勝てば順位は逆転する。先に先制したのは良かったが、前半のうち同点にされ、後半早々に逆転されたのはまずかった。河原の目の覚めるような無回転シュートで同点としたが、勝ち越すまではいたらなかった。また、前半のうちに橘田とジェジエウの二人が負傷交代したのも痛かった。気温17.4度、湿度59%。観客11974人。主審は木村さん。VARは上原さん。DAZN解説は元GK南雄太、実況は吉田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、ジェジエウ、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに瀬川、際、山内など。高井は「コンディションが十分でない」とのことでベンチ外。(※先発予想は、連戦なので3人代えて予想。GK山口。DF三浦、丸山、ジェジエウ、佐々木。橘田と山本のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。) 町田は3-4-2-1。194cmのオ・セフンのワントップ。左右のシャドーに相馬勇紀と西村。左右のWBに中山雄太と林幸太郎。元フロンターレの下田北斗と仙頭のダブルボランチ。DF昌子、岡村、ドレシェビッチ。GK谷。キャプテンは昌子。ベンチにパリ五輪代表FWの藤尾、オーストラリア代表FWのM.デューク、元神戸DFの菊池流帆など。黒田監督は3年目。 6分、相手ひだりサイドからあいてMF中山がクロス、ジェジエウがクリア。こぼれを相手MF仙頭がシュート、枠の上。 8分、中盤左サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手DF。続くフロンターレの右CK。これも脇坂が蹴るが、相手DF。 11分、橘田が足首を蹴られて立ち上がれず。バツサインが出て、急いで山本が準備を始める。担架でピッチを出た橘田はしばらく戻れそうかピッチサイドで確認したが、やはりだめ。長谷部監督は「イエローもらってもいいから時間稼ぎしてくれ」とGK山口に言っていた。15分、フロンターレが一人目の交代。橘田に代えて山本を入れる。 16分、先制。右サイド家長のクロスのこぼれをマルシーニョが三浦にパス。三浦は左サイド深い位置からクロス、相手GK谷が触るが捕りきれず、そこにすばやくつめたエリソンが押し込んだ。1−0。 19分、中盤相手右寄りで町田のFK。相馬が蹴るが、家長がクリア。 21分、中盤右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手GKがはじく。こぼれを拾ってつなぎ、最後は三浦が左からクロス、相手DF林に当たって相手GKが捕る。 27分、中盤右から河原がすばやく前にパス、エリソンが走りこんで受け、利き足でない右でシュート、相手GKがはじいたところを脇坂がループシュートを狙ったが、相手GKに読まれる。 28分、町田のカウンター。相手左WB相馬に突破され、中へ折り返されるが、丸山が防ぐ。しかしこぼれを相手FWオ・セフンにシュートされるが、わずかに枠の右で助かる。 29分、エリソンがシュート、相手DF。 30分、町田のカウンター。また相手左サイドを相馬がドリブル、今度は突破される前に河原がついて、ボールを蹴り出す。これで与えた相手左CKを相馬が蹴るが、ジェジエウがクリア。こぼれを拾われ、相手ボランチ下田にクロスを上げられるが、GK山口が捕る。 31分、今度はジェジエウが負傷。実況の吉田アナが「春先のキャンプで傷めたのと同じ左ハムストリングを押さえています」と言う。ジェジエウは歩いてピッチを出る。フロンターレが二人目の交代。ジェジエウに代えて車屋を入れる。解説の南が「代わりに出てくる車屋もいい選手なのでフロンターレは選手層が厚い」。吉田アナが「フロンターレは交代二回を負傷対応で使ったので、あと一回しか交代できない」。 34分、失点。相手MF林の左ロングスローからゴール前で混戦、相手DF岡村に蹴りこまれて1−1。前半のうちに追いつかれる。 38分、相手左サイドから中山がクロス、こぼれを下田にシュートされるが枠の右。 40分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、最後は相手GK。 45分、相手サイドから下田がクロス、佐々木が防ぐ。追加タイム5分。1−1でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 5分、町田の左CK。相馬が蹴るが、エリソンがクリア。 6分、山本がペナルティーエリア手前からシュート、相手GKがはじいてフロンターレの左CK。今度は脇坂が蹴るが、相手DF。 7分、河原からのパスを受けた山本がミドルシュート、枠の上。 8分、失点。後半から右サイドに回った相馬がクロス、ニアに走りこんだ相手シャドー西村の低いヘディングシュートが決まり、1−2。逆転される。 14分、下がってパスを受けたエリソンがドリブルでペナルティーエリア左に入り、強引にシュート、枠の上。 20分、マルシーニョがドリブルでペナルティーエリア中央に入ってシュート、相手DF。 22分、町田が二人同時交代。相馬に代えてパリ五輪代表だった長身FW藤尾、オ・セフンに代えて鍬山を入れる。 25分、相手FW藤尾からのパスを受けた相手ボランチ下田がミドルシュート、枠の上。 25分、フロンターレ三人同時交代。エリソンに代えて山田、家長に代えて伊藤、マルシーニョに代えて宮城を入れる。 27分、右サイド深い位置から佐々木が折り返し、宮城がヘディングシュートするが、オフェンスファールをとられる。 28分、追いつく。中央から脇坂が河原へパス、河原は山田につなごうとしたが、相手DFに当たる。こぼれを拾った河原がペナルティーエリアに入った付近からシュート、右下に決まる。2−2。 29分、山本からのパスを受けた脇坂がペナルティーエリア内でシュート、相手DF。さらに左から宮城を入れたボールを山田が強引にシュート、相手DFが防いでフロンターレの左CK。三浦が蹴るが、誰にも合わずにゴール前を通過。 32分、相手ボランチ下田のシュートを脇坂がクリアして町田の右CK。下田が蹴るが、車屋がクリア。さらにこぼれを相手右サイドから下田がクロス、相手FW藤尾がヘディングシュート、枠の左。 34分、右サイドから山本がクロス、山田がシュート、相手DF。さらにペナルティーエリア右から伊藤が折り返し、左から入ってきた宮城がヘディングシュート、相手GK。 36分、町田が三人目の交代。先頭に代えて白崎を入れる。 37分、右サイドを佐々木が攻め上がり、ペナルティーエリアに入ってシュート、相手DFがはじいてフロンターレの右CK。これを脇坂が蹴り、こぼれを山田がシュート、枠の外。 40分、相手左サイドからのクロスを右サイドの相手MF林におりかえされるが、三浦がクリアして町田の右CK。下田が蹴るが、GK山口が捕る。 43分、相手右サイド林が左へパス、相手左MF中山がミドルシュート、枠の右で助かる。 追加タイム6分。 48分、町田が四人目の交代。西村に代えて沼田を入れる。 49分、伊藤がペナルティーエリア手前からシュート、相手DF。 50分、フロンターレの左CK。三浦が蹴り、ゴール前で混戦になるが、最後は相手DF昌子がクリア。 直後に町田のカウンター。相手左サイドからクロスを入れられるが、何とかDF陣がクリアしたものの相手FW沼田のオフサイド。 2−2でタイムアップ。互いに勝点1ずつを加え、町田は17として首位に浮上。フロンターレは15としたが、暫定6位に下降。 首位だった鹿島は7位京都にホームで3−4と敗れ、勝点16のままで3位に後退。京都は7位のまま。4位だった広島が13位セレッソを2−1と下して暫定2位に浮上。セレッソは16位に下降。5位柏は12位ガンバに1−0で勝ち、4位に浮上。ガンバは14位に。さらに5位福岡が11位浦和レッズを1−0で破り、4位浮上。浦和は12位に。なんと最下位新潟がアウェイで14位神戸に1−0で勝ち、ついに初勝利。勝点7としたが最下位のまま。神戸は16位に後退。前日に19位マリノスはホームで15位ヴェルディと0−0で引分け、勝点7の19位のまま。ヴェルディは13位に。 |
フィギュアスケート (2025.3/29、4/5、) 世界選手権 ペア・アイスダンス (2025.3/25〜31 ボストン・アメリカ) 選手権
<ペア>23組エントリー。日本からは三浦/木原組、長岡柚奈/森口澄士組。
今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。ペアは88.0点。フジ地上波ではSP放送なし。BSフジでは三浦/木原組のみ放送。
5番滑走で長岡/森口組(19、23)。昨季全日本優勝。今季全日本2位、冬季アジア大会銅メダル、四大陸7位。曲は「Goodbye Yellow Brick Road」。振付はキャシー・リード。技術点23番目の24.82、演技構成点16番目の27.28、転倒の減点1、合計51.1でSP22位。フリーに進めず。 20番滑走で三浦/木原組(23、32)。昨年銀メダル。今季。曲は「Paint It Black」。振付はシェイリン・ボーン。今までで一番よかった。ソロジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twは高く、レベル3で加点ほぼ2〜4。3Tは女性がアンダーローテーション。4LiとCCoSp、StSqは全てレベル4で加点3以上。うちStSqは速くて動きも合っており、加点ほぼ4〜5、4LiとCCoSpは加点3〜4。3FThは着氷後の伸びもあり、解説の高橋は「ほぼ完ぺきです」。最後のBoDsはレベル3だが加点3〜5。技術点最高の40.47、演技構成点も最高の36.1、合計76.57でSP1位。 フリー。20組が進む。フジ地上波では三浦/木原組のみ放送。解説は高橋成美。BSフジでは上位3組放送。 18番滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。曲は「四季」より「冬」「夏」他。振付はマーク・ピレイ他。ここはジャンプがうまい。3Li以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル3で加点ほぼ4〜5。3T+2A+2A+SEQはピッタリで加点1〜3。3Sもきっちり成功、加点2〜3。3LoThも決め、加点3〜4。リフト二つとPCoSpはレベル4。うち5ALiは加点3〜5。FoDsはレベル2で加点1〜3。解説の高橋が「FoDsは一番難しい」。3SThも加点2〜4。ChSqはGOE+1.36。最後の3Liはレベル3でGOE-0.27。「時間がたりなくなった」。終わったとき、女性が氷の上で大の字に。技術点最高の74.92、演技構成点2番目の70.57、合計145.49でフリー1位、総合219.08で銀メダル。 19番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。痛恨の3連続ステップアウト。冒頭の3Twはレベル4で全紙背ほぼ2〜3。3T+2A+2A+SEQは、おそらく女性の第1がアンダーローテーション、第2もqマーク。しかし第3で男性がステップアウト。3Sは決め、全ジャッジが加点1〜3。リフト三つとPCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のPCoSpは加点3〜4。3LoThはこらえた。3SThは全ジャッジが加点2〜3。FiDsはレベル2で全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.21。技術点4番目の66.99、演技構成点3番目の68.87、合計135.86でフリー3位、総合210.47で銅メダル。総合順位を見て、メダルを確定したので大いにホッとした感じ。 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は真っ赤、男性は黒で胸に小さな紅薔薇。少し固かったのかスロージャンプが二つとも両足。冒頭の3Twは高くレベル3でGOE-2〜4。3T+2A+2A+SEQは第1がqマーク。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち5ALiと5RLiは加点3〜5、しゃがんだ姿勢から上げる4Liは加点3〜4。3LoThは両足。3Sはしっかり成功、全ジャッジが加点2〜3。3FThも両足。BiDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜4。最後のChSqは男性のバタフライジャンプ、ダンスリフトなど行いGOE+1.64の高得点。技術点2番目の71.5、演技構成点最高の71.72、合計143.22でフリー2位、総合219.79、0.71の僅差で金メダル。最終順位が出ると、三浦が飛び上がった。これで五輪1枠確保(※五輪枠は、複数組で出た場合、SP落ちの組は18ポイント換算になる)。 <アイスダンス>36組エントリー。日本からは吉田唄菜/森田真沙也組。フジではRD放送なし。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。アイスダンスは94.0点。 10番滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。 技術点39.31、演技構成点28.38、合計67.69でRD22位。フリー進めず。 フリー。20組が進む。BSフジでは上位2組を放送。解説は宮本賢二。 19番滑走でギレス/ポワリエ組(加。33、33)。曲は「Air On the G String」「A Whiter Shade Of Pale」他。振付はラザグリアエフ他。すばらしかった。全要素に全ジャッジが加点ほぼ3以上。冒頭のRoLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点4〜5。ChAJは二つ目に風車の形もあり、どれも独特。GOE+2.96。OFTは男女ともレベル2で加点3〜4。MiStは女性レベル3、男性レベル2だが加点3〜4。SyTwは男女ともレベル4で加点ほぼ3〜4。ChStはますます音楽表現が進み、GOE+3.68の高得点。DSpはChStの最後の動きのまま続けて入り、レベル4に加点3〜4。ChSpはGOE+2.85。最後のCuLiもレベル4で加点ほぼ4〜5。要素が全体の流れに溶け込んでいて見逃しがち。技術点2番目の72.68、演技構成点も2番目の57.42、合計130.1でフリーも2位、総合216.54で2年連続銀メダル。 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、35)。曲は「Round Midnight」「Take Five」。振付はシュイナール他。シーズン当初とは見違えるように完成されてきた。全要素に全ジャッジが加点ほぼ2以上。冒頭のRoLiは加点4〜5。ChSpはGOE+3.68の高得点。SyTwは男女ともレベル4で加点4〜5。DSpとCuLiはレベル4。うちCuLiは加点4〜5。OFTは男女ともレベル3で加点3〜5。DiStも男女ともレベル3で加点4〜5。ChTwはGOE+1.9。ChStは加点+3.91の最高得点。最後のStaLiはレベル3だが加点4〜5。技術点最高の73.66、演技構成点も最高の58.22、合計131.88でフリーも1位、総合222.06で金メダル。 |
フィギュアスケート (2025.3/28、29、4/1,2,3,) 世界選手権 (2025.3/25〜31 ボストン・アメリカ) 選手権
この世界選手権で、来年のミラノ五輪の枠が大部分決まる。男女シングルは出場各29人のうち24人、ペアは出場19組のうち16組、アイスダンスは出場23組のうち19組(残りは9月に北京で開催されるISU予選大会で決定)。3枠とるには、複数出場の場合上位2人が13ポイント以内、2枠とるには上位2人が14〜28ポイント以内。ただし五輪の枠は、世界選手権の枠取りとは異なり、複数で出場した場合は、全員がフリーに進まないと、最大でもフリー進出した選手数しか枠は取れず、SP落ちした分は予選会への挑戦権となる(2022北京五輪の枠取りから変更された)。なお、フリーで16位以下の選手のポイントは、一律16ポイント、SP落ちした選手は18ポイントで計算する(ISU Communication No.2696)。
<男子シングル>39人エントリー。日本からは鍵山、佐藤駿、壷井。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。男子は104.0点。フジ地上波では、日本3人とマリニン、シャオイムファ、エイモズ、シャイドロフの7人を放送。解説は本田武史と宇野。 20番滑走で壷井(22)。昨季全日本7位。今季全日本3位、四大陸5位。曲は「En Aranjuez Con Tu Amor」。振付はダナヒュー、川越正大。冒頭の4Sの予定がパンクして2Sとなり、無得点。要素を失う。大きな痛手。続く3Aは成功、ほぼ全ジャッジが加点2〜3。FCSpはレベル4。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マーク。StSqとあと二つのスピンはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ2〜3。最後のCSSpもレベル4で全ジャッジが加点1〜3。技術点29番目の35.49、演技構成点18番目の37.51、合計73.0でSP24位。ぎりぎりでフリーへ。 32番滑走でエイモズ(仏。27)。昨年ファイナル6位。今季国内優勝、欧州選手権22位。「曲は「Everybody」に戻してきた」と実況アナは言うが欧州選手権もこれだったような。振付は本人。冒頭は4T+3Tを跳び、第1がqマーク。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く3Aは加点1〜5。スピン二つとStSqはレベル4。うち最後のStSqはよく体が動いていて加点4〜5。1.1倍になる3Lzは加点2〜3。CCoSpはレベル3で加点2〜4。技術点6番目の48.54、演技構成点3番目の45.09、合計93.63でSP4位。 35番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。昨年14位。今季四大陸金メダル。曲はデューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。冒頭4Lz+3Tを楽そうに決め全ジャッジが加点2〜3。続く3Aは片手つき。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで4Tを決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点3番目の54.15、演技構成点10番目の40.62、合計94.77でSP3位。 36番滑走で佐藤(21)。初出場。全日本7位、冬季ユニバ5位、冬季アジア大会5位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。冒頭で4Lzを成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4T+2Tは第1で片手つき。CSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Aも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル2でレベルは取りこぼしたが全ジャッジが加点ほぼ3。技術点5番目の6番目の48.98、演技構成点7番目の42.28、合計91.26でSP5位。 37番滑走でシャオイムファ(仏。24)。昨年銅メダル。今季欧州選手権銅メダル。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。衣装の上衣はオフホワイト。冒頭を4Lzに戻したがアンダーローテーションで転倒。続く4T+3Tはなんとか決める。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、最後のCSSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ケガは完全に治ったわけではないらしい。技術点11番目の45.14、演技構成点5番目の43.08、転倒の減点1、合計87.22でSP9位。 38番滑走で地元マリニン(米。20)。昨年初の金メダル。今季ファイナル、全米とも優勝。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。すごい歓声。冒頭の4Fは簡単に決め全ジャッジが加点3〜4。続く3Aは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のStSqはラズベリーツイストも入れ、加点4〜5、CCoSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところに何と4Lz+3Tを楽そうに入れ、全ジャッジが加点3〜4。FSSpはレベル3。技術点最高の64.21、演技構成点2番目の46.2、合計110.41は自己ベスト更新でSP1位。 最終滑走で鍵山(21)。昨年銀メダル。今季全日本初優勝。冬季ユニバ優勝。冬季アジア大会銀メダル。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4T+3Tは加点3〜5。続く4Sも加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aはやや傾いたが加点2〜4。ノーミスで終え、氷を何度もたたく。技術点2番目の60.03、演技構成点最高の47.06、合計107.09は今季最高でSP2位。 フリー。24人が進む。フジ地上波では、最終グループの6人とSP24位壷井、SP10位チャ、SP9位シャオイムファの8人を放送。 1番滑走で壷井(22)。曲は「道化師」。振付はスカリ。冒頭の4Sはスピード、高さが足りずにアンダーローテーションで転倒。次は二つ目の4Sを3Sに変更して全ジャッジが加点2〜3。3Aも決める。FSSpはレベル2と取りこぼし。StSqはレベル3。3A+1Eu+3Sはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。3Loは成功、全ジャッジが加点。あと二つのスピンはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.5。3Fも決め、全ジャッジが加点。技術点19番目の73.36、演技構成点23番目の70.9、合計143.26でフリー19位、総合216.26で21位。 15番滑走でチャ(韓。23)。曲は「Balada para un Loco」。振付はシェイリン・ボーン。よかった。あまり顔は付いていないが、情感たっぷりに滑った。冒頭の4Sはきれいに決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。次の4Tの予定が2Tに。3Lz+3Loはほぼ全ジャッジが加点2〜3。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。あく背は加点ほぼ2〜4。StSqとスピン三つはレベル4。うちStSqは加点2〜5、CCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3F+1Eu+3Sと3A+2A+SEQはいずれも成功、加点1〜3。ソロの3Fは加点2〜3。ChSqは曲を十分に表現してみせ、GOE+1.79。技術点6番目の93.22、演技構成点も6番目の86.11、合計179.33でフリー5位と挽回、総合265.74で7位。韓国はもう一人のキム・ヒョンヨンがSP26位で18ポイント換算となり、チャと合わせて25で五輪2枠。 16番滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。すごい追い上げ。冒頭の4Lzはややこらえたが決めた。続く4T+3Tはまっすぐで全ジャッジが加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点3〜4。さらに3A+2A+SEQも成功、ほぼ全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜5、最後のCSSpは加点1〜4。1.1倍になるところで4Tと4S+1Eu+2Sを決める。ソロの4Tは全ジャッジが加点3〜4、3連続は加点1〜4。しかしソロの3Aがqマークで転倒。ChSqはGOE+2.07の高得点。技術点3番目の101.72、演技構成点5番目の87.54、転倒の減点1、合計188.26と猛追でフリー3位、総合275.48で4位。22番滑走のシャイドロフが滑るまで1位だった。 最終グループ19番滑走でSP6位エガーゼ(ジョー。22)。曲は「The Winter」他。振付・コーチともグレイヘンガウス他。衣装は白と赤。まずジャンプ要素を7つ続ける構成。冒頭で4Tを決める。続く4S+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。次のソロの4Sは全ジャッジが加点2〜4。3A+2A+SEQ成功、ほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になるソロの3Aはこらえる。3F+1Eu+3Sも決める。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つとStSqはレベル3。うちFCSpとStSqは全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.71。技術点5番目の94.62、演技構成点12番目の78.02、合計172.64でフリー8位、総合263.03で9位。五輪1枠+予選チャレンジ権1確保。コーチたちもホッとした顔。 20番滑走で佐藤(21)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。よくやった。冒頭の4Lzはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4Fはeマークだが下りた。4T+3Tはしっかり決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの4Tはステップアウトに両手つき、転倒扱い。1.1倍になる3A+1Eu+3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQもほぼ全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Loも決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。CSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.5。終わったとき、珍しく何度もガッツポーズ。技術点4番目の98.39、演技構成点9番目の81.91、合計179.3でフリー6位、総合270.56で6位。 21番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人。ほぼノーミス。冒頭の4T+2Tはこらえた。続くソロの4Tはきれいに決め、ほぼ全ジャッジが加点。3Lzもなんとか決める。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜5、あと二つのスピンは加点2〜3。StSqはレベル3だが、全ジャッジが加点4〜5。1.1倍になるソロの3Aは高さもあり、全ジャッジが加点3〜4。3T+1Eu+3Sはなんとか決める。ソロの3Fはeマーク。真骨頂のChSqはGOE+2.36の高得点。技術点8番目の88.51、演技構成点3番目の90.38、合計178.89でフリー7位、総合272.52で5位。シャオイムファと合わせて9ポイントでフランスは五輪2枠+予選チャレンジ権1枠確保。 22番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。四大陸よりよかったと思う。金メダルで自信がついたか。全要素に全ジャッジが加点。冒頭で大技3A+1Eu+4Sを決め、加点3〜5。さらにソロの4Lzと4Tを成功、いずれも加点2〜4。ソロの3Loは加点1〜3。FCSpはレベル3で加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4でいずれも加点2〜3。1.1倍になる4T+3Tは加点2〜4。3Lz+2A+SEQは加点1〜3。ソロの3Lzも加点2〜3。StSqはエッジがやや浅く、レベル2だが加点ほぼ2〜4。ChSqは+1.29。技術点2番目の110.17、演技構成点8番目の82.53、合計192.7でフリー2位、総合287.47で銀メダル。五輪1枠と予選チャレンジ権1枠獲得。 23番滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。突然の乱調。冒頭の4Fの予定がパンク、2Fに。4Sはステップアウト。4T+2Tは決め、全ジャッジが加点2〜4。3A+1Eu+3Sも成功、全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはフラメンコの動きを表現し、加点4〜5、CCoSpは加点3〜5。しかし、1.1倍になる4Tで転倒。ソロの3Aは全ジャッジが加点1〜4。しかし3F+1Tとなる。ChSqはGOE+1.86。技術点12番目の84.45、演技構成5番目の点87.65、合計171.1でフリー10位だが、総合278.19で銅メダル。6位の佐藤と合計9ポイントで五輪3枠確保。キスアンドクライで指を3本立てて確認していた。枠取りがそこまで重圧だったのか。 最終滑走でマリニン(米。20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。衣装は黒地に赤い飾り。冒頭で簡単そうに4Fを跳び、全ジャッジが加点3〜4。続く4Aはqマーク。4Lzはいつもより気合を入れて飛び、全ジャッジが加点3〜4。課題の4Loも全ジャッジが加点2〜4。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になるところで4Lzからの連続ジャンプの予定が2Lzに。4T+1Eu+3Fとリカバリーするが第1がqマーク。4S+3A+SEQも決める。StSqはラズベリーツイストも入れ、レベル3だが全ジャッジが加点4〜5。ChSqはGOE+2.5の高得点。技術点ダントツの116.91、演技構成点2番目の91.24、合計208.15でフリーも1位、総合318.56で金メダル。アメリカも3人ともフリーに進んだので、マリニンと8位のJ.ブラウン合計9ポイントで五輪3枠獲得。 <女子シングル>33人エントリー。日本からは坂本、千葉、樋口。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。女子は90.0点。フジ地上波では、日本とアメリカの3人ずつ、キム・チェヨン(韓)を放送。解説は荒川。 18番滑走でリウ(米。19)。2022年銅メダル。ここ2年は引退。今季全米2位、四大陸4位。曲は「Promise」。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の3F+3Tは加点2〜3。続く2Aも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点ほぼ4〜5、StSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lzもきれいに成功、加点2〜3。応援を力にして滑っていた。技術点最高の40.8、演技構成点4番目の33.78、合計74.58は自己ベスト更新でSP1位。 21番滑走で樋口(24)。2022年11位。昨季全日本12位。今季全日本3位、四大陸5位。曲は「デューン砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはきれいに成功、加点ほぼ3。続く3Lz+3Tも決め、加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは思い切り曲を表現して加点ほぼ4〜5。最後のSSpは加点ほぼ3。1.1倍になる3Fも成功、加点2〜3。ノーミスで終え、すばらしい。技術点2番目の39.71、演技構成点6番目の32.39、合計72.1でSP4位。 26番滑走で千葉(19)。昨年7位。今季全日本4位、冬季ユニバ銀メダル、四大陸6位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。スピードにのり、よく動けていた。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは加点2〜4。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは加点4〜5、CCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fも成功、加点3〜4。StSqはレベル3だが加点3〜4。終わったとき片手ガッツポーズ。技術点3番目の39.34、演技構成点2番目の34.1、合計73.44は自己ベスト更新でSP2位。試合後のインタビューでは「楽しめた」と言っていた。 30番滑走でグレン(米。23)。昨年10位。今季全米2連覇。曲は「This Time」。振付はウィーバー他。見るからに緊張していた。冒頭の3Aは軸が傾き、qマークで転倒。解説の荒川が「いつもより締め方が弱くて軸も傾いて回り切れなかった」。続く3F+3Tは力強く決め、全ジャッジが加点2〜4。CCoSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のStSqは加点2〜4。1.1倍になる3Loはしっかり成功。あと二つのスピンはレベル4。うちLSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点10番目の35.91、演技構成点5番目の32.74、転倒の減点1、合計67.65でSP9位。 31番滑走でレヴィト(米。18)。曲は「Moon River」。振付は。全米は足の怪我で欠場したが、戻ってきた。冒頭の3F+3Tはしっかり決め、全ジャッジが加点1〜3。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、FCSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lzが!マーク。いつもながらポーズが絵になる。技術点4番目の39.27、演技構成点3番目の34.06、合計73.33でSP3位。 32番滑走で坂本(24)。昨年3連覇。今季全日本4連覇、冬季アジア大会銀メダル。曲はピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。緊張していた。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはいつもながら幅があり加点4〜5。続く3Lzも加点2〜3。スピン二つはレベル4で、加点ほぼ3〜4。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqは大きく動いて加点ほぼ4。1.1倍になるところで2F+3Tになる。第1の踏切が変で2回転になったものの、何とか3Tを付けて要素を満たした。 技術点9番目の35.99、演技構成点最高の35.04、合計71.03でSP5位。 最終滑走でキム・チェヨン(韓。18)。昨年銅メダル。今季国内初優勝、冬季アジア大会金メダル、四大陸金メダル。曲は「トロン: レガシー」。振付はブノワ・リショー。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tの第2がアンダーローテーションで両足、両手もついた。転倒扱い。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpとStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点3。技術点11番目の34.81、演技構成点7番目の31.86、転倒の減点1、合計65.67でSP11位。 フリー。24人が進む。欧州選手権フジ地上波では最終組の6人とSP9位のグレンを放送。解説は荒川。 16番滑走でグレン(米。23)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。冒頭で3A成功。続く3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2Tは第1がqマーク。3Sは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQの予定の第2が1Aに。全ジャッジが加点1〜3。次も婦のの予定が2Fに。!マークも。3Loはきれいに決め、全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スパイラルなど行ったChSqはGOE+1.71と高得点。技術点4番目の70.21、演技構成点4番目同点の67.79、合計138.0でフリー4位と挽回、総合205.65で5位。 最終グループ19番滑走でスキーザス(加。22)。曲は四大陸から「The Butterfly Lovers Concerto」に変更。振付はアリソン・パーキス。衣装は鮮やかなピンクで上半身に白い飾りがたくさん。冒頭は連続3回転の予定が2Lz+3Tに。続く3Fと3Lo、3Sは決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。CCoSpとStSqはレベル3.うちCCoSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで3Lz+2Tの予定を3T+2Tに変更。3Lo+2A+2T+SEQは成功。あと二つのスピンはレベル4。ChSqはGOE+1.07。ソロの2Aも決める。技術点13番目の60.76、演技構成点11番目の60.85、合計121.61でフリー11位、総合190.79で11位。カナダは五輪1枠確保。 20番滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。よかった。冒頭の2Aは幅があり、全ジャッジが加点4〜5。続く3Lzは全ジャッジが加点ほぼ3。2A+1Eu+3Sの第3はアンダーローテーション。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはスピードもあって曲をよく表現して加点3〜5、スピン二つも加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Tは第2がqマーク。3Lz+2Tも決める。ChSqはGOE+1.5。3Lz+2Tとソロの3Loは全ジャッジが加点2〜4。全てのジャンプを集中して跳びきった。終わる前から観客が立ち始め、大歓声。技術点2番目の74.89、演技構成点最高の72.06、合計146.95でフリー2位と追い上げ、総合217.98で銀メダル。66年ぶりの4連覇は消えたが、最後にリウと抱き合って祝福。 21番滑走で樋口(24)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。衣装は青紫。冒頭の2Aは余裕がありきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。3Loは全ジャッジが加点ほほ2〜3。CCoSpは第1姿勢で少し軸が揺らいでレベル3。ソロの3Sは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.29。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQを決め、全ジャッジが加点2〜3。しかし二つ目の3Loがダウングレードで第2付けられず繰り返しの違反に。3F+2Tとして連続ジャンプはリカバリー。あと二つのスピンとStSqはすばらしく、レベル4に全ジャッジが加点。うちStSqは顔の表情も動きのメリハリもあり、加点4〜5。大きなミスなく終え、技術点6番目の65.84、演技構成点も6番目の66.64、合計132.48でフリー6位、総合204.58で6位。いい演技にグリーンルームの坂本も感涙。 22番滑走でレヴィト(米。18)。曲は「Liebestraum」。振付はクズネツォワ他。モスグリーンの衣装に肩から胸元には白い花の飾りがたくさん。冒頭の3F+3Tで転倒。解説の荒川が「軸が外へ傾いてしまった」。3Lo、3S、2Aは決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3F+2A+SEQは加点ほぼ3〜4。3Lz+2T+2Loは第1に!マーク。ソロの3Lzも!マークとqマーク。ChSqは美しく、GOE+1.79の高得点。技術点5番目の69.72、演技構成点4番目同点の97.79、転倒の減点1、合計136.51でフリー5位、総合209.84で4位。 23番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。衣装は濃いピンク。笑みを貼り付けているような顔が硬かった。冒頭の3F+3Tはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。次の3Sはアンダーローテーション。3Loと2Aは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.57と高得点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは滑らかによく動いて加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点2〜5、FCCoSpとStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2T+2Loの3連続は第1がアンダーローテーション。3Fは全ジャッジが加点2〜3。ほぼノーミスで終え、技術点3番目の73.53、演技構成点も3番目の68.27、合計141.8でフリー3位、総合215.24は自己ベスト更新で初の銅メダル。これで日本は余裕で五輪3枠獲得。 最終滑走でリウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金色。全くリラックスして見えた。楽しそうに堂々と滑っていた。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Fは加点2〜4。続く3Lz+3Tは加点2〜3。3Sは加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のLSpは加点ほぼ4〜5、あとスピン二つは加点3〜4。ソロの3Loは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQと3F+2Tは加点2〜4。ソロの2Aは加点1〜3。全てのジャンプに回転不足なし。ChSqはGOE+1.57の高得点。もちろん観客は総立ち。誰が見ても文句のない圧勝だった。技術点最高の78.27、演技構成点2番目の70.12、合計148.39は自己ベスト更新でフリーも1位、総合222.97も自己ベスト更新で金メダル。キスアンドクライではコーチたちも大喜び。アメリカも五輪3枠確保。 |
サッカー短評 (2025.4/2) 川崎フロンターレvs.湘南ベルマーレ 2対0 (2025.4/2 U等々力) 第8節
開幕戦以来のホームでのリーグ戦勝利で今季初の2連勝。勝点11同士の4位と9位の神奈川対決。前半はベルマーレにだいぶ押し込まれる場面もあり、0−0で折り返した。後半5分、長谷部監督がネジを巻き、全体のギアを上げてパスをつないで攻め込み、マルシーニョがペナルティーエリア左から折り返し、受けた河原が短くドリブルしてパス、走りこんだ脇坂のトラップがやや大きくなり相手DFが触ったが、跳ね返りを体ごと滑り込んで押し込んだ。その後も追加点をねらったが、14分の橘田のシュートがバーに当たったり、前半40分にもマルシーニョのシュートが右ポストに当たって、相手GKの所に跳ね返ったりがあった。45分、後半37分に入った宮城がドリブルでしかけ、ペナルティーエリアで倒され、PK獲得。これを自分で決めて追加点。追加タイム5分が8分に伸びたが、無失点で逃げ切った。気温は11.9度、湿度58%。日中の雨はあがった。観客21392人。平日ナイターだがよく入ったと思う。主審は今村さん。VARは池内さん。DAZN解説は佐藤悠介さん、実況は野村アナ。
先発は3人入替え。GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ(林陵平が好きな「ダブル・カンテ」)。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップ山田。ベンチに際、山本、瀬川など。大島はベンチ外。 ベルマーレは3-1-4-2。先発は4人入替え。鈴木章斗と福田翔生のツートップ。シャドーに小野瀬と池田。奥野のアンカー。左右のWBに松村と元フロンターレの鈴木雄斗。DF鈴木淳之介、キム・ミンテ、舘。GK元フロンターレの上福元。キャプテンはFW鈴木章斗。山口監督は5年目か?。 ベルマーレで開幕3連勝と好スタートをきったが、ここ2試合は連敗して9位。フロンターレは中三日で7連戦の2戦目。前節勝って4位として、今季初の連勝をねらう。 2分、佐々木のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。3分、左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴り、河原がヘディングシュート、枠の右。 13分、伊藤がドリブルでペナルティーエリア右に入ってシュート、相手GK。 17分、ベルマーレのカウンターになりそうだったため、三浦が相手選手を後ろから倒してイエローカード。 24分、脇坂がペナルティーエリア手前から思い切りよくミドルシュートをうつが、相手GK。 26分、右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを橘田が鋭くミドルシュート、相手DF。 28分、マルシーニョをファールで止めた相手右SB舘にイエローカード。 29分、山田がペナルティーエリア中央でシュート、相手GK。 ここまでフロンターレは左ウイングのマルシーニョにロングフィードを入れることが多く、相手右SB舘に読まれて通らないことも多い。中央の山田へのフィードも相手CBキムにはばまれて収まらず。しかも右サイドからは、初めに佐々木が攻撃参加した後は攻められず。30分以降はベルマーレに攻め込まれる場面も増えた。 31分、相手MF池田にペナルティーエリア右からシュートされるが、丸山が防いで相手右CK。松村が蹴るが、GK山口が防ぐ。こぼれを拾われ、相手ボランチ奥野がペナルティーエリア手前からシュート、枠の上。 34分、フロンターレの右FK。脇坂が直接ねらうが枠の外。 40分も橘田からのパスを受けたマルシーニョがシュート、右ポストに当たって跳ね返ったところに飛び出した相手GKがいて捕る。惜しかった。 43分、三浦がファールで止められ、左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。 45分、相手GKのロングフィードのこぼれを相手FW福田にシュートされるが、DF陣が防ぐ。 0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 2分、相手FW福田がペナルティーエリア左からシュート、DF陣が防ぐ。3分、相手CK。ショートコーナーからクロスを入れられるが、これも防ぐ。 5分、先制。三浦が左サイドからクロスを入れるが、合わず。さらにこぼれを拾って河原が左から折り返し、脇坂が走りこんで押し込む。1−0。脇坂は変なゴールパフォーマンスを披露。実況のアナが「きれいなゴールではないが、フロンターレが先制」。 8分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手DF。 14分、橘田のミドルシュートはバーに当たる。先制してから、ボールを落ち着いて回せるようになり、橘田の攻撃参加が増えてきた。 16分、ベルマーレが二人同時交代。松村に代えて畑、鈴木雄斗に代えて藤井を入れる。左右のWBを二人とも代える。フロンターレも二人同時交代。山田に代えてエリソン、高井に代えてケガ明けのジェジエウを入れる。 19分、マルシーニョからの折り返しを橘田がダイレクトでシュート、枠の左。 26分、ベルマーレが左右のサイドから攻撃をしかける。最後は相手右サイドから舘がクロスを上げるが、GK山口が捕る。 27分、マルシーニョが相手ボールをカット、脇坂からエリソンへと渡り、エリソンがシュートするが、相手DF。これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴るが、相手GKが捕る。 28分、相手GK上福元のスローからベルマーレのカウンター。ペナルティーエリア内の相手FW福田にスルーパスが通るが、全員で戻って防ぐ。 29分、フロンターレが三人目の交代。伊藤に代えて家長を入れる。ベルマーレも二人同時交代。FW鈴木章斗に代えてFW小田、右シャドー池田に代えてFW石井を入れる。鈴木章斗はキャプインマークをキム・ミンテに巻いていた。 31分、中盤相手右サイドでベルマーレのFK。小野瀬が蹴るが、DF陣が防ぐ。35分、相手左WB畑にドリブルからクロスを入れられるが、三浦がクリア。 37分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、脇坂に代えて大関を入れる。大関はボランチに入り、橘田が一列上がる。脇坂はキャプテンマークを丸山に巻く。 39分、相手右WB藤井がドリブルからクロスを上げるが、家長がクリア。さらに攻撃参加した相手CBキムからのパスを受けた相手FW福田がペナルティーエリア中央からシュート、枠の上。 40分、ベルマーレの右CK。小野瀬が蹴り、ゴール前で混戦になるが、最後はGK山口が捕る。 43分、丸山からのパスを受けた宮城がペナルティーエリア左に入って折り返し、河原がミドルシュート、惜しくも相手GK。これで得たフロンターレの右CKを宮城が蹴り、エリソンがヘディングシュート、これも相手GK。こぼれを丸山がシュート、枠の右。 45分、ロングボールをエリソンが競ったこぼれを大関がミドルシュート、相手DF。 追加タイム5分。45分、家長からのパスを受けた宮城がドリブルで突破をしかけ、相手MF藤井に倒されPKを獲得。これを宮城が自ら無右下に決めて2−0。 48分、ベルマーレが五人目の交代。右SB舘に代えてFWフェリッピを入れる。 51分、フロンターレの左CK。こちら側も宮城が蹴るが、相手GKがはじく。 2−0でタイムアップ。勝点14として暫定3位に浮上。ベルマーレは勝点11のままで10位に後退。 首位の鹿島はアウェイで7位広島に0−1で負けたが、首位キープ。広島は勝点14として4位に浮上。2位の町田はアウェイで11位ガンバを1−0と下して2位キープ、勝点16は鹿島と並ぶ。ガンバは12位に。3位柏はアウェイで8位京都と2戦連続引分け、5位に後退。京都は7位に。18位神戸はアウェイで14位横浜FCに1−0で勝ち、暫定14位に浮上。横浜FCは入れ替わって18位に下降。19位名古屋は不調の16位マリノスに2−0で勝利し、17位に。マリノスは暫定19位に沈む。最下位の新潟はホームで10位福岡に0−1で敗れ、勝点4のまま。福岡は6位に上がった。 |
○ アテネ・オリンピック出場決定! (2004.4) ・・・2004.7.17追記あり | |
こんなに苦しむとは思わなかったが、サッカー23歳以下日本代表がアテネ五輪の出場権をついに勝ち取った。 | |
○ やっぱり、ワールドカップ (2002.8) | |
ワールド・カップの楽しみは、日本代表の活躍に対する期待も当然ながら、それとは別に、各国、特に | |
○ 生(あ)れ出(いで)よ! サッカー文化 (2001.8) | |
Jリーグが始まって9年目だというのに、日本のテレビは、いっこうにカメラワークが上手くならない。 | |
○ やっぱりワールド・ユースの銀メダル (1999.6) | |
素晴らしい週末だった。1999年4/25は未明から夜まで、サッカーづくめ。 |