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サッカーとスポーツの部屋


 この部屋は、サッカーとスポーツについて語る部屋です。サッカーはJリーグが始まってから見始めて、ハマッてしまいました。「オフサイドって何」というレベルから、マスコミ報道にけちをつけ、ワールドカップのためにTVを買い替え、スカパー とも契約(2017年〜DAZN)するまでに熱中しています。ささやかに地元チームのサポーターズクラブにも入会し、時々ホームゲームの応援にも行きます。
 2005年からは、マラソン、フィギュアスケートなどについても書き込みします。

New! フィギュアスケート (2025.3/15,17,18,21)

フランス杯 ペア・アイスダンス (2024.10/31〜11/3 アンジェ) GPシリーズ第3戦

 <ペア>8組エントリー。地元フランスからはコワレフ/コワレフ組他。その他コンティ/マッチ組(伊)、ジラルディ/アンブロジーニ組(伊)、ハーゼ/ボロディン組(独)、ペレイラ/ミショー組(加)など。ペン/ワン組(中)は欠場。
 2番滑走でゲイニシュ/チジレフ組(ウズ。18、23)。二人ともロシア出身、昨季組換えか。今季スケートカナダ2位。曲は「The Deal Between Tsubaki and Lingba」。振付はメクディエフ。冒頭の3Twはレベル2。接触があったようだ。3Tは成功。3FThは全ジャッジが加点。4Liは片手に腰かける形でレベル3にほぼ全ジャッジが加点。BoDsはレベル2。StSqとCCoSpはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点。技術点4番目の33.97、演技構成点7番目の27.41、合計61.38でSP5位。しかしフリーは7位、総合6位。

 3番滑走でエフィモア/ミトロファノフ組(米。25、27)。昨季組替え、全米2位。今季スケートアメリカ3位。曲は「Ameksa」他。振付はルネ・ロッカ。前半4組では一番スピードがあった。冒頭の3Twはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Tも合っていて、成功。3LoThはぎりぎりこらえた。BoDsと4Liはレベル4で全ジャッジが加点。うちリフトは加点ほぼ2〜3。StSqとCCoSpはレベル3。うちStSqはスパニッシユを表現して全ジャッジが加点1〜3。最後は女性を縦に一回転させてポーズ。技術点3番目の34.39、演技構成点5番目の29.69、合計64.08でSP4位。
 5番滑走でペレイラ/ミショー組(加。20、28)。昨季ファイナル6位、国内2位。四大陸5位、世界選手権8位。今季CSネーベルホルン杯5位。曲は「Sing Sing Sing」。振付はハベル他。女性の衣装は濃いピンク。冒頭の3Twは回転が速くレベル3だが接触があったらしい。3Tは成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。3SThも決める。4LiとStSqはレベル4。うち最後のStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。FCCoSpとBoDsはレベル3。うちスピンは全ジャッジが加点1〜3。最後のポーズで女性を空中で支えた。技術点5番目の33.7、演技構成点4番目の30.68、合計64.38でSP3位。

 6番滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。昨季ファイナル優勝、世界選手権銅メダル。今季CSネーベルホルン杯、CSニース・コートダジュール杯とも優勝。曲は「You Were Mine」。振付はポール・ボル他。女性の衣装は濃い赤、男性は黒。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Twはキャッチに余裕があり、レベル3だが加点ほぼ2〜4。3Sも成功、加点1〜3。3LoThは着氷後すぐイーグルの振付で加点ほぼ3。4LiとCCoSp、StSqとBoDsはいずれもレベル4。うちリフトは加点1〜4スピンとStSqは加点2〜3。技術点最高の40.47、演技構成点2番目の33.25、合計73.72でSP1位。
 7番滑走でジラルディ/アンブロジーニ組(伊。25、31)。昨季ファイナル5位、国内優勝、欧州選手権銅メダル。今季CSジョン・ニックス国際6位、CSロンバルディア杯4位。曲は「El Tango De Roxanne」。振付はラノッテ他。調子が悪そう。冒頭の3Twはレベル3。続く2Aは男性が転倒。3FThはなんとか決める。4LiとStSqはレベル3。うちリフトはほぼ全ジャッジが加点2〜3。BoDsはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル4。技術点6番目の30.33、演技構成点3番目の31.41、転倒の減点1、合計60.74でSP6位。
 最終滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。昨季ファイナル2位、欧州選手権、世界選手権とも6位。今季CSロンバルディア杯優勝。曲は「カルメン組曲」。振付はカッツァニーガ他。女性の衣装は朱色。冒頭の3Twはレベル4。3LoThは決める。3Sはしっかり合っていて全ジャッジが加点2〜3。4Liと最後のCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。StSqとBoDsはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点2〜4。技術点2番目の36.74、演技構成点最高の34.05、合計70.79でSP2位。

 フリー。 3番滑走でジラルディ/アンブロジーニ組(伊。25、31)。曲は「ドラキュラ」より「The Brides」他。振付はダニエル・アジャーノ他。冒頭の3Twはレベル3。続く3Sで女性がアンダーローテーションで転倒。2A+1A+1A+SEQは予定では第2は2Aだったが、男性の第2が1Aになった。リフト三つはレベル4。うち3Liは全ジャッジが加点2〜3。BiDsはレベル2だが全ジャッジが加点。ChSqはダンスリフトなど行いGOE+0.93。3FThはこらえた。続く3LoThも決める。最後のPCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の56.83、演技構成点も3番目の60.05、転倒の減点1、合計115.88でフリー3位、総合176.62、逆転で3位。
 5番滑走でエフィモア/ミトロファノフ組(米。25、27)。曲は「Je Suis Malade」。振付はルネ・ロッカ。痛恨のリフト失敗。冒頭の3Twは速くレベル3。3S+2A+SEQ成功。次は3Tの予定だが女性が2Tに。3LoThは転倒。ChSqはダンスリフトなど行いGOE+0.86。しかし5ALiで上げたと思ったらすぐ下ろしてしまい、無得点。これは痛かった。FoDsはレベル2だが全ジャッジが加点。3SThは決め、全ジャッジが加点2〜3。5RLiはレベル3。4Liはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。最後のPCoSpもレベル4。終わったとき、男性が謝っていたのはリフトのことだろう。技術点4番目の50.1、演技構成点も4番目の58.74、転倒の減点1、合計107.84でフリーも4位、総合171.92で4位。メダルを逃す。

 6番滑走でペレイラ/ミショー組(加。20、28)。曲は「Tango Jalousie」。振付はディアス他。冒頭の3Twはレベル3。続く3T+2A+2A+SEQの予定が、男性の第2が1Aに、女性の第3が1Aになった。次も3Sの予定だったが、女性が2Sに。リフト三つとPCoSpはレベル4。うち5ALiはほぼ全ジャッジが加点2〜3。3LoThは転倒。BiDsはレベル2。ChSqはGOE+0.79。3SThも転倒。技術点5番目の50.03、演技構成点も5番目の58.26、転倒の減点2、合計106.29でフリー5位、総合170.67で5位。メダルを逃し、女性は泣きそうだった。
 7番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。衣装はおそろいでブルーグレーの地に銀のスジ模様。冒頭はダンスリフトのつなぎから。3Twは速く、レベル4で全ジャッジが加点1〜3。3連続は3T+1A+2A+SEQを決める。3Sは男性がアンダーローテーションで片手つき。リフト三つとPCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち5TLiとPCoSpは加点2〜3。3LoThは全ジャッジが加点2〜4。3SThも全ジャッジが加点2〜3。FiDsはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。ChSqはニースライドやダンスリフトを行い、GOE+1.21。技術点2番目の65.61、演技構成点も2番目の67.99、時間超過の減点1、合計132.6でフリーも2位、総合203.39で2位。
 最終滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。曲は「四季」より「冬」「夏」他。振付はマーク・ピレイ他。冒頭の3Twは軸がまっすぐで速く、レベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3〜4。続く3T+2A+2A+SEQも決める。3Sでは男性がステップアウトして片手つき。しかしミスはこれくらい。3LoThは全ジャッジが加点1〜3。リフト三つはレベル4全ジャッジが加点。うち最後の3Liは加点ほぼ2〜4。FoDsはなぜかレベル1。PCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。3SThは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。ChSqはニースライドやイーグルを行い、GOE+1.21。技術点最高の69.7、演技構成点も最高の68.27、合計137.97でフリーも1位、総合211.69で優勝。

 <アイスダンス>10組エントリー。地元フランスからはロパレワ/ブリソー組、デュパヤージユ/ナバイ組。その他ギナール/ファブリ組(伊)、リード/アンブルレビシウス組(リト)、ローリオ/ルギャク組(加)など。
 3番滑走でブラッティ/サマヴィル組(米。22、24)。昨季全米3位、世界選手権23位。今季スケートカナダ9位。曲は「Brick House」他。振付はズーライン他。衣装は二人とも黒のパンツ。女性の上衣は赤と金、男性は青。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のMiStは男女ともレベル3で加点1〜3。SqTwは男女ともレベル4で加点2。PStはレベル2。ChRSはGOE+3.5。最後のRoLiはレベル4で加点ほぼ2〜3。基礎点30.94、技術点4番目の41.29、演技構成点6番目の31.52、合計72.81でRD4位。
 4番滑走でペイト/バイ組(米。24、26)。昨季全米5位。今季CSニース・コートダジュール杯3位。曲は「Le Freak」他。振付・コーチともカメレンゴ、シュピルバンド。女性の衣装は鮮やかな青のパンツスーツに銀の線模様。男性の上衣は紺で銀の線模様。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2。MiStは女性レベル3、男性レベル2で加点2。PStはレベル3。ChRSはGOE+3.0。最後のRoLiはレベル4で加点ほぼ2〜3。基礎点は31.32だが加点が少なく、技術点6番目の40.88、演技構成点8番目の30.59、合計71.47でRD8位。

 5番滑走でムラズコワ/ムラゼク組(チェコ。18、21)。一昨季世界ジュニア金メダル。昨季国内シニア優勝、欧州選手権9位、世界選手権13位。今季スケートアメリカ6位。曲は「Love Me Do」他。振付はマッテオ・ザンニ他。女性の上衣は黒。カラフルなロングスカートは円のように広がる。全要素に全ジャッジが加点。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のMiStは女性レベル1、男性レベル3だが加点ほぼ3。SqTwは男女ともレベル3で加点ほぼ2〜3。ChRSはGOE+3.75。PStはレベルBでこれが痛かった。加点は2〜3。最後のRoLiはレベル4に加点2〜4。技術点8番目の38.83、演技構成点4番目の32.71、合計71.54でRD7位。
 6番滑走でネセット/マーケロフ組(米。18、21)。昨季世界ジュニア金メダル。今季スケートアメリカ5位。曲は「Waterloo」他。振付はウィーバー他。女性の衣装は光沢のある水色のパンツスーツに同色のヘアバンド。男性の上衣は金模様をちりばめたえんじ色。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭のDiStは女性レベル3、男性レベル2でほぼ加点2〜3。PStはレベル1。SqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。ChRSはGOE+3.75。最後のRoLiはレベル4に加点2〜5。基礎点30.07、技術点7番目の40.54、演技構成点も7番目の31.32、合計71.86でRD6位。
 7番滑走でローリオ/ルギャク組(加。28、29)。昨季四大陸5位。今季スケートアメリカ7位。曲は「Rich Man's Frug」。振付はアグノエル。全要素に全ジャッジが加点。要素に入る前の振付が面白い動きだった。冒頭のChRSはGOE+3.25。MiStは男女ともレベル3。SqTwは男女ともレベル4。PStはレベル2。最後のRoLiはレベル4で加点2〜4。最後のポーズは逆立ちで背をそらせた女性を空中で男性が支える形。基礎点30.94、技術点5番目の41.01、演技構成点も5番目の31.53、合計72.54でRD5位。

 8番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。30、32)。昨季欧州選手権銅メダル、世界選手権6位。今季CSニース・コートダジュール杯優勝。曲は「Da Ya Think I’m Sexy?」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は光沢のある濃いピンクの上衣に黒いパンツ。全要素に全ジャッジが加点ほぼ2以上。冒頭のSqTwは男女ともレベル3で加点ほぼ2〜3。PStはレベル2で加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。ChRSはGOE+3.75。最後のRoLiはレベル4に加点2〜3。基礎点29.83だが技術点3番目の41.35、演技構成点も3番目の33.14、合計74.49でRD3位。
 9番滑走でロパレワ/ブリソー組(仏。24、26)。昨季欧州選手権4位、世界選手権8位。今季スケートカナダ3位。曲はBoney M「Night Flight to Venus」他。振付はアグノエル。衣装は二人とも薄紫。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。PStはレベル3で加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点3。StaLiはレベル3だが加点2〜4。最後のChRSはGOE+4.5の高得点。技術点2番目の44.45、演技構成点も2番目の34.3、時間超過の減点1、合計77.75でRD2位。
 最終滑走でギナール/ファブリ組(伊。35、36)。昨季欧州選手権2連覇、世界選手権銅メダル。今季CSロンバルディア杯優勝。曲は「Land of 1000 Dances」他。振付はジラルディ他。女性の衣装はサスペンダー付きグレーのパンツと丈の短い赤い上衣。男性の上衣はグレーがかった黄色に縦二本の太い筋。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点3〜4。RoLiはレベル4に加点2〜4。PStはレベル2で加点2〜3。最後のChRSはGOE+5.0の最高得点。技術点最高の45.73、演技構成点も最高の36.47、合計72.2でRD1位。

 フリー。
 4番滑走でムラズコワ/ムラゼク組(チェコ。18、21)。曲は「Rain, In Your Black Eyes」。振付はデニス・ロドラ他。RDよりよかった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLiは得意のしゃがんだ男性の背に女性が水平に乗る形でレベル4に加点2〜4。OFTは男女ともレベル3で加点ほぼ2〜3。SeStは女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。ChHyはGOE+2.08。DSpはレベル4で加点2〜3。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル3で加点ほほ3〜4。SyTwは男女ともレベル4で加点1〜3。ChStは最後手前のフェンスに女性が手をかけ、男性が序の両足を持ち上げてポーズ、GOE+2.49。最後のChLiはGOE+2.08。StaLiとDSpのレベルが4判定に修正され、技術点が速報値より1.2くらい上がった。技術点3番目の62.99、演技構成点5番目の49.52、時間超過の減点1、合計111.51は今季最高でフリー3位と挽回、総合183.05で5位。
 5番滑走でネセット/マーケロフ組(米。18、21)。曲は「My Love Will Never Die」他。振付はN.モロゾフ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のOFTは女性レベル3、男性レベル2で加点1〜3。StaLiはレベル4で加点2〜3。ChSlはGOE+1.66。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル3で加点2〜3。SyTwも男女ともレベル3。DiStも男女ともレベル3。DSpは足首同士を絡める形でレベル4に加点ほぼ2〜3。ChStはGOE+1.52。最後のChLiはGOE+2.49。初めのStaLiと最後のChLiでの女性の下ろし方がどちらも片膝をつく形だった。技術点6番目の58.22、演技構成点6番目の46.52、合計104.74でフリーも6位、総合176.6で6位。

 6番滑走でローリオ/ルギャク組(加。28、29)。曲は「Evil Way」。振付はデュブレイユ。男性の調子が悪いのではないか。冒頭のRoLiはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。途中ノーハンドになるStaLiはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。OFTは女性レベル3、男性レベル2で全ジャッジが加点。SyTwは男女ともレベル4だがつなぎでずれ、GOE-0.84。SlLiとDSpはレベル4。うちSlLiは全ジャッジが加点2〜3。MiStは男女ともレベル3でほぼ全ジャッジが加点。最後にコレオ要素三つ。うちChLiはGOE+2.63、ChSpはGOE+2.49。技術点7番目の57.39、演技構成点7番目の45.92、合計103.31でフリー8位と後退、総合175.85で7位。
 7番滑走でブラッティ/サマヴィル組(米。22、24)。曲は「Ne Me Quitte Pas」他。振付はベイカー他。女性の衣装は薄く透ける赤紫。男性の上衣も赤紫。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のChAJはGOE+1.66。SyTwは男女ともレベル3で加点2〜3。OFTも男女ともレベル3で加点2〜3。DSpはレベル4で加点2〜3。CuLi+CuLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点2〜3。StaLiもレベル4で加点2〜3。CiStは男女ともレベル3で加点ほぼ2。ChStはGOE+2.35、ChSlはGOE+2.49。技術点2番目の63.31、演技構成点4番目の49.76、合計113.07でフリー2位と躍進、総合185.88で3位。

 8番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。30、32)。曲は「Lord and Master」他。振付はデュブレイユ。まだ滑り込みが足りない感じ。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLiは男性の首に女性がヒザでぶら下がるようなアクロバティックな姿勢で、レベル4に加点2〜3。SyTwは男女ともレベル4で加点2〜3。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点ほぼ2〜3。OFTは男女ともレベル2で加点2〜3。DiStは女性レベル1、男性レベル2で加点1〜3。ChSlはGOE+2.35。DSpはレベル3とやや取りこぼし、加点ほぼ2。ChStはGOE+2.08、最後のChHyはGOE+1.52では物足りない。女性が何かに打ち勝ったように顔の横で左手のこぶしを握るポーズで終わる。技術点4番目の60.75、演技構成点3番目の50.0、合計110.75でフリー4位、総合185.24で4位。
 9番滑走でロパレワ/ブリソー組(仏。24、26)。曲は「Elephant」他。振付はシゼロン。衣装は二人とも黒地に小さい赤の模様。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭のStaLiと続くSlLiはともにレベル4で加点3〜4。うちSlLiは逆さまの女性を空中で支える形。SyTwは男女ともレベル4で加点2〜3。OFTは男女ともレベル3でほぼ加点1〜3。ChAJはGOE+1.41。DSpとRoLiはレベル4でいずれも加点ほぼ2〜3。MiStは男女ともレベル3で加点2〜3。ChStはGOE+2.63の高得点。最後のChSlはGOE+1.38。技術点最高の65.6、演技構成点も最高の51.92、合計117.52は今季最高でフリー1位、総合195.27で優勝。表彰式ではすごく嬉しそうだった。
 最終滑走でギナール/ファブリ組(伊。35、36)。曲は「Robotboys Audition」他。振付はフーザルポリ他。衣装は二人ともロボットをイメージしたような銀色のパンツスーツ。一体どうしたのか。前半はよかった。CiSt以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のChSpは男性の足首につかまって低い姿勢で氷に平行になった女性が片足を垂直に上げる形でGOE+2.91。続くSlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点1〜3。SyTwは男女ともレベル4で加点2〜3。OFTは男女ともレベル3で加点2〜3DSpはレベル4で加点2〜4。CiStは男女ともレベル3だが、終わり近くで男性がよろけて片手付き、転倒扱い。StaLiはレベル3で加点ほぼ2。ChStはGOE+1.8、最後のChLiはGOE+1.52。技術点8番目の56.62、演技構成点2番目の51.26、転倒の減点1、合計106.88でまさかのフリー5位、総合189.08で2位。キスアンドクライで二人とも呆然。表彰台でも顔がこわばっていた。

New! サッカー短評 (2025.3/20)

日本vs.バーレーン 2対0 (2025.3/20 埼スタ) アジア最終予選グループC第7節

 前半は日本をよく分析してきたバーレーンの積極的な姿勢に苦しんだが、後半2得点を奪って、史上最速で最終予選を突破してワールドカップ出場を決めた。1点目はFW上田が下がって受けたボールを久保がつないで横パス、途中交代で入った鎌田が走りこんでループシュート。2点目は久保が個人技でGKのニアを打ち抜いた。気温9.8度、湿度53%。観客58137人。主審アルジャッシムさん、VARアルシャマリさんなど審判団はカタールのセット。DAZN解説は、小野伸二、中村憲剛、柿谷。実況は下田アナ。スタジオに佐藤寿人と桑原アナ。寿人は試合後のインタビューも。
 先発は、GK鈴木彩艶(パルマ・伊)。DFケガ明けの伊藤洋輝(バイエルン・独)、板倉(ボルシアMG・独)、瀬古歩夢(グラスホッパー・瑞)。ケガ明けの守田(スポルティング・ポル)と遠藤(リバプール・英)のダブルボランチ、左右のWBに三笘(ブライトン・英)と堂安(フライブルグ・独)。ツーシャドーに久保(レアルソシエダ・西)と南野(モナコ・仏)。ワントップにケガ明けの上田(フェイエノールト・蘭)。キャプテンは遠藤航。ベンチにGK大迫、谷、DF高井、菅原、中山雄太、MF旗手、FW前田など。長友、藤田、関根などはベンチ外。解説の憲剛が「この3バックの組み合わせは初めて」。
 バーレーンは4-2-3-1。ワントップに12番アブドゥルジャバール。トップ下に8番マルフーン。左右のシャドーに20番アルフマイダンと7番マダン。10番アルアスワドと4番ジヤのダブルボランチ。DF23番アルハラシ、3番アルハヤム、2番ベナディ、5番アルシャムサン。GK22番ルトファラ。キャプテンは4番ジヤ。ドラガン タライッチ監督はクロアチアの人。直前のガルフカップで優勝してきたとのこと。
 立ち上がり、予想に反してバーレーンが強気にラインを上げて前線からプレスをかけてくる。放送席では、解説陣が「もっと下がって守るかと思っていましたが」。
 5分、相手右サイドコーナー近くでバーレーンのFK。10番アルアスワドのキックは板倉がクリアするが、こぼれを拾われ、最後は相手FW12番アブドゥルジャバールがバイシクルシュート、枠の上。
 7分、久保が右サイド深い位置からクロス、相手DFに当たったこぼれを遠藤が拾って縦パス、受けた久保がシュート、相手DFがクリアして日本の右CK。
 9分、幻の先制点。CKを久保がファーへ蹴り、板倉がゴールライン近くから折り返し、ニアの上田を経由して落ちたボールを遠藤が蹴りこんで、いったんは1−0と表示される。VARのチェックで主審がオンフィールドレビューを行う。リプレー映像が出ると、板倉の折り返しが上田の上腕に当たっている。ゴールは取り消されて0−0のまま。しかたない。
 13分、日本の左CK。久保がショートコーナーを蹴り、三笘からのリターンパスを再び久保がクロス、相手DF。
 15分、相手左シャドーのアルフマイダンがドリブルで対面の瀬古を突破するが、読んでいた遠藤がボールを奪う。解説の小野が「遠藤はアルフマイダンの動きがわかって動いていた」と言う。
 19分、上田を倒した相手DFベナディにイエローカード。左サイドで日本のFK。久保が蹴るが、相手DF。
 21分、日本の右CK。久保が蹴るが、相手GK。
 24分にも日本の左CK。久保が蹴るが相手DF。こぼれを堂安がシュートするが、ヒットせず。
 28分、中盤で遠藤が倒され、日本のFK。久保が蹴るが、相手DF。競り合いで遠藤と相手MFマルフーンの頭が当たって倒れるが、二人とも立ち上がる。
 32分、相手右シャドーのマダンが縦パスを受けて、相手右サイド深い位置から折り返し、走りこんだ相手MFアルアスワドがシュート、枠の右。
 バーレーンは守るときは5バックになっている。三笘にボールが渡るとすかさず右SB5番アルシャムサンを中心に二人三人と囲みに来る。日本はなかなかシュートまで持ち込めない。解説の柿谷によると、「上田は何度もDFラインの裏をとる動きを繰り返している」らしい。
 41分、久保からのパスを受けた三笘がペナルティーエリア左から折り返し、上田がシュート、相手DFがクリアして日本の左CK。久保が蹴り、ファーで守田が受けるが、シュートに持ち込めず。
 追加タイム4分。46分、板倉からのフィードを受けた森田がスルーパス、走りこんだ三笘がシュート、大きく枠の上。
 0−0でハーフタイム。結局バーレーンのプレスを打ち破ることはできず。

 後半開始から日本が一人目の交代。守田に代えて田中碧(リーズ・英2部)を入れる。下田アナが「守田はケガ明けなので」と言う。
 日本はロングボールをDFラインから前線へ供給するが、なかなかシュートに至らず。ボールキープの時間は増えたので、バーレーンの守備に対して何らかの微修正はしたらしい。
 途中で下田アナが、「オーストラリアがインドネシアを破ったので、日本は引分けでも突破できることになった」と言う。「森保監督は、もしそうなっても選手たちには伝えない、と言っていましたが、観客からわかってしまうこともあるので…選手たちにはこの試合に勝つことに集中してほしい」と続けた。
 16分、バーレーンが一人目の交代。ワントップの12番アブドゥルジャバールに代えて13番FWアルロマイヒを入れる。「186cmの長身FWです」と下田アナ。日本も二人同時交代。堂安に代えて伊東(ランス・仏)、南野に代えて鎌田(クリスタルパレス・英)を入れる。鎌田はボランチの近くまで下りる動きが多く、中盤でうまくパスがつながるらしい。
 21分、先制。伊藤?からの縦パスを下がって受けた上田がすぐさま反転してスルーパス、走りこんだ久保がドリブルで前進して右へパス、久保の後ろを交差するように右へ走りこんでいた鎌田が相手GKと1対1になり、落ち着いてボールを浮かせてゴール左に決める。1−0。「交代起用に応えた鎌田大地!」と下田アナ。「これは気持ちいいんじゃないですか」と憲剛ら解説陣。「叩いていましたよね」とリプレイ映像を見ながら言っていたが、試合後に佐藤寿人のインタビューに鎌田が答えたところによれば、「元ドイツ代表のエジルが得意としていた、上から叩いてバウンドさせるチョップショット」を普段から練習していて、それが自然に出た、ということらしい。
 23分、バーレーンも守ってばかりではいられなくなり、反撃。前線にロングボールを送り、相手左シャドーのアルフマイダンがループヘディングシュート、GK鈴木が捕る。
 31分、日本が四人目の交代。三笘に代えて中村敬斗(ランス・仏)を入れる。
 33分、相手右サイドでバーレーンのFK。アルアスワドが蹴り、相手DFアルハラシがヘディングシュート、GK鈴木彩艶が捕る。
 35分、相手右SBアルシャムサンが右もも裏を押さえてすわりこむ。解説の憲剛か誰かが「ずっと三笘の相手をしていましたから。中村敬斗はまた違うタイプですし」と言う。バーレーンが二人目の交代。5番アルシャムサンに代えて6番DFエマニュエルを入れる。「ナイジェリアからの帰化選手です」と下田アナ。
 39分、久保がドリブルでペナルティーエリア左に入って、利き足でない右でシュート、相手GKが触って日本の右CK。
 40分、バーレーンが三人目の交代。右シャドー7番マダンに代えて19番FWアブドゥルカリムを入れる。
 40分、伊東が右CKを蹴るが、相手DF。
 41分、日本が五人目の交代。上田に代えて町野(キール・独)を入れる。解説の柿谷が「上田は点を取りたかったと思うが、得点場面の起点になり、チームプレーに徹していた」。
 42分、追加点。入ったばかりの町野が相手DFと競り合って日本の左CKとなる。久保がショートコーナーを蹴り、伊東からのリターンをペナルティーエリア左で受けて、角度のない所から利き足の左でニアを突くシュート、右ポスト近くのサイドネットに決まる。2−0。
 久保がゴールを決めた後、ユニフォームを脱いだため、イエローカード。
 追加タイム7分。ビハインドのバーレーンが反撃に出る。51分、バーレーンのFK。キックをゴール前に入れられるが中村が頭でクリア。
 2−0でタイムアップ。これで「8大会連続ワールドカップ出場決定」。試合後に「出場決定セレモニー」があり、森保監督と遠藤キャプテンの挨拶の後、最年長の長友が「みんな、ブラボー!」で締めた。
 この試合1ゴール1アシストの久保がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。試合後のインタビューでは「前田コーチがデザインしてくれたセットプレーから前半もチャンスがあったがクロスにしたので、後半はGKを見たらコースがあったのでシュートしたら決まってよかった」と言っていた。

 ※次戦は、3/25、埼スタでサウジアラビアと対戦。

New! サッカー短評 (2025.3/16)

ファジアーノ岡山vs.川崎フロンターレ 0対0 (2025.3/16 JFEス) 第6節

 結局なんとか0−0で引き分けた。ACLのため第5節を先送り(4/9マリノス戦)して試合数が少ないため、4試合勝点7の9位になっている。対戦する岡山は5試合で同じく勝点7、得失点差で10位。ここで負けると順位が逆転。これから代表ウィークで中断するので、なんとか勝って帰りたい。岡山は前節、アウェイの浦和戦で負けたが、3/8から中七日、しかもホームでは昨年から8試合連続で無敗らしい。対するフロンターレは、ホームとはいえACLの試合から中三日、4−0で勝った勢いを生かすためか先発を一人入れ替えただけで戦ったが、やはりスタミナの問題があったのか。前半立ち上がりは少し攻め込めたが、次第にファジアーノ岡山ペースに。ワントップのルカオによくボールが収まり、9分と13分に打たれたシュートはGK山口が防いだ。江坂がうまくてボールを失わず、36分には危ないシュートを打たれたが、河原がきわどくクリア。前半シュート3本、枠内0。岡山には11本打たれた。後半は、17分に山田、家長、大関を入れてからやや持ち直したが、シュートが枠に飛ばず。後半は6本シュートしたが枠内は相手GKに止められた瀬川の1本のみ。気温10度、湿度90%。雨。観客13699人。主審は上田さん。VARは清水さん。DAZN解説は横内さん、実況は木村?アナ。
 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原、トップ下に脇坂。左右のウイングはマルシーニョと伊藤。ワントップにエリソン。ACLの試合とは、大島が抜け山本が入った。ベンチには、際、アイダル、橘田、大関など。大島はベンチ外。
 岡山は、3-4-2-1。ルカオのワントップ。二列目に今季Kリーグ蔚山から移籍の江坂と木村。左右のWBに加藤と松本。ルーキーの藤井と藤田のダブルボランチ。DF工藤、田上、元清水の立田。GKブローダーセン。キャプテンは江坂。ベンチにはFW一美、MF神谷など。木山監督は4年目。
 勝点1ずつを加えて、フロンターレ8位、岡山は9位に。前節、柏をアウェイで下して首位になった鹿島は15位浦和と1−1で引き分けたが1位キープ。前節、岡山から初勝利を挙げた浦和は17位に。2位湘南は16位神戸に1−2で負け、5位に。神戸は16位のまま。3位広島は、第4節首位だった4位柏と1−1で引分け、3位キープ。柏も4位のまま。昨日の試合で5位町田がまだ未勝利の19位新潟に1−0で勝ち、2位浮上。新潟は19位のまま。最下位名古屋も、やはり昨日、16位東京ヴェルディに0−1で敗れ、未勝利で20位のまま。ヴェルディは14位に。

サッカー短評 (2025.3/12)

川崎フロンターレvs.上海申花 4対0 (2025.3/12 U等々力) ラウンド16第2戦

 下田アナが言うように、開幕7連戦の後、一週間空いたのが選手にはよかったようだ。リフレッシュした状態で試合に臨めて、天気はかなりの雨だったが、ホームスタジアムでサポーターも平日にも関わらずたくさん応援に駆け付けた。立ち上がりから攻め込み、ほぼボールを支配していたが、なかなか枠内にシュートが飛ばず。しかし前半24分、先制したのは、攻めあがった佐々木のシュート。本人もビックリしていた。後半19分、その佐々木のアシストでエリソンが追加点。さらに4分後、パスでくずして最後は伊藤が決めて3点目。これで大きく勝利に近づいた。終了間際の追加タイムにマルシーニョも得点して、二試合通算4−1でラウンド16を突破し、7年ぶりにベスト8。気温は14.2度、湿度84%。天候は雨。観客13277人。主審のオマル モハメド アルアリさん、VARのヤハヤ アリ アルムッラさんなどUAEのセット。DAZN解説は林陵平、実況は下田アナ。
 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。大島と河原のダブルボランチ、トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップはエリソン。ベンチにGKソンリョン、安藤、DF車屋、際、MF大関、FW神田、宮城など。
 上海申花は、4-3-2-1。ワントッブに73番サウロ・ミネイロ。ツーシャドーに10番テイシェイラと7番シュー・ハオヤン。左右のMFには15番ウー・シーと43番ヤン・ハオユー。アンカーに23番リー・クア。DF27番チャン・シンイチ、32番アイディー・フランシス、4番ジャン・シェンロン、13番マナファ。GK30番バオ・ヤーション。キャプテンは15番ウー・シー。38歳らしい。途中から4-4-2になり、7番シューがFWになった。まだ18歳というがそうは見えない。最後にインタビューを受けていたDF32番フランシスはタンザニアと中国のハーフで、中国語で応答していた。
 フロンターレは立ち上がりから、全体で攻勢をかけ、ボールを失っても即時奪回ができていた。解説の林陵平が「相手のFWのプレスが連携できていないので、丸山と高井の所は自由に持てる。三浦と佐々木のサイドを使ってシャドーの二人をはがせば、相手のアンカーの両側から攻められる」と言う。それでもスルーパスがひっかかったり、DFラインからエリソンへのフィードが相手DFに出たり、河原のシュートがポストに当たったり。下田アナが「何人かの選手たちから、第1戦ではクロスからの攻撃にこだわり過ぎた、という声があった。もっと中央から崩すとかいろいろな形で攻撃できればよかった」と言う。
 相手はやはり10番テイシェイラがクセモノ。うまくファールを誘ったり、ボールを持つと触らせず、簡単に入れ替わったり、後半は自ら危険なシュートも放った。3-4人ですぐ囲むようにしていたが、いつもカットできるとは限らず。相手左右のSB、チャンとマナファの攻め上がりはアウェイのときほど多くなかった。それでも危ないミドルシュートをうたれ、GK山口のファインセーブもあった。雨でボールがぬれているのに、しっかり捕ってくれて2点は防いだと思う。
 前半2分、エリソンがペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手GKが正面で捕る。初シュートなのでこれでもいい。
 フロンターレはボールは支配できているが、なかなかシュートまでもちこめない。
 12分、右サイド伊藤がペナルティーエリア右に入って折り返しのクロス、左サイドのマルシーニョがシュート、大きく枠の上。解説の林陵平が「決めておきたかった」。
 18分、河原からの縦パスを受けた伊藤が脇坂に落とし、脇坂がミドルシュート、惜しくも枠の左。
 21分、佐々木が右サイドを攻めあがって深い位置からクロス、ペナルティーエリア中央で誰かが飛び込んで合わせたが、相手GK。誰かと思ったら、なんと大島だった。
 24分、先制。河原が右サイドへループパスで展開。受けた佐々木が内側へドリブル、てっきりクロスかパスかと思っていたら、ペナルティーエリア手前右寄りから利き足でない左でシュート、これが右下に決まって1−0。解説の林が「本人も決まってびっくりしていますね」。これで二試合合計1−1となり、振出しに。
 26分、相手左SBチャンの攻め上がりから相手左CK。7番シューが蹴るが、マルシーニョがクリア。こぼれをシュートされるが、DF陣が防ぐ。さらに28分、相手左サイド深い位置で相手FK。これもシューが蹴り、ヘディングシュートされるが、枠の外。
 30分、伊藤が右サイドからペナルティーエリアへパス、エリソンが受けて利き足でない右でシュート、相手GK。
 31分、エリソンが倒され、ペナルティーエリア手前左でフロンターレのFK。三浦と脇坂が立ち、脇坂が直接ねらうが壁に当たる。
 35分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、エリソンがヘディングで競り、こぼれを高井が押し込むが、オフェンスファール。
 37分、中盤で相手FK。クイックスタートから相手MFヤンがシュート、脇坂が防ぐ。
 40分、相手左SBチャンからのクロスはGK山口が捕る。
 41分、フロンターレの左CK。こちらからは三浦が蹴るが、相手DF。
 45分、脇坂からのパスを右サイドで受けた佐々木は伊藤につなぐ。伊藤は右ポケットからエリソンへ折り返すが、相手DFがクリアしてフロンターレの右CK。脇坂が蹴るが相手DF。こぼれを河原がペナルティーエリア右からシュート、惜しくも右ポストに当たる。
 追加タイム3分。1−0でハーフタイム。

 後半は交代なしで開始。
 4分、マルシーニョが相手DF二人の間をかわしてペナルティーエリア左に入るが、折り返しのパスはクリアされ、フロンターレの左CK。後半はこちら側も脇坂が蹴り、高井が頭に当てるが、相手GK。
 8分、相手右サイドから攻め込まれ、相手FWミネイロにシュートを打たれるが、ヒットせず。こぼれをねらったテイシェイラのシュートは佐々木がクリア。さらにこぼれをひろわれ、相手MFテイシェイラが胸トラップからすばやくシュートするが、枠の右で助かる。
 前半と違って、上海申花も前線からかなり圧力をかけてくる。解説の林陵平が「ハーフタイムにスルツキー監督がかなりネジを巻いたのではないか」と言う。
 14分、伊藤からエリソンへのパスがクリアされてフロンターレの右CK。脇坂が蹴り、また高井がヘディングシュートするが枠の外。
 18分、相手MFテイシェイラにドリブルでペナルティーエリアへ侵入され、折り返されるが、高井が戻ってなんとかクリア。
 18分、上海申花が二人同時交代。7番右シャドーのシューに代えて34番FWリウ、43番右MFヤンに代えて17番MFガオを入れる。
 19分、追加点。佐々木が右サイド中盤からクロス、走りこんだエリソンが利き足でない右でシュート、2−0。
 23分、また追加点。大島からのパスを脇坂がスルーし、ペナルティーエリア左でマルシーニョが受ける。ゴールライン際からすばやく折り返すと、右サイドから走りこんだ伊藤がシュート、3−0。
 VARのゴールチェックがやけに長く感じられたが、折り返しでオフサイドはないから、その前の大島のパスを受けたところのチェックか。試合後のインタビューで伊藤が「前回ゴール取り消しがあったので、認められるまですごく長かった」。
 27分、フロンターレが一人目の交代。大島に代えて山本を入れる。解説の林が「今日の大島は120点です」。
 29分、また佐々木が右サイドをドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリア右ループクロス、脇坂がシュートするが惜しくも左ポスト。
 31分、伊藤がピッチにすわって交代を要求。立って歩いて出たので重大なケガではなさそう。33分、フロンターレが二人同時交代。エリソンに代えて山田、伊藤に代えて家長を入れる。
 34分、相手左SBチャンに左サイド深い位置に入られ、速く低いクロスを入れられる。相手FWミネイロがペナルティーエリア中央でシュート、GK山口がぎりぎりではじく。
 35分、相手右サイドからクロス、また相手FWミネイロにシュートされるが、GK山口が捕る。
 36分、上海申花が二人同時交代。13番右SBマナファに代えて2番DFワン・シーロン、23番アンカーのリーに代えて33番MFワン・ハイジャンを入れる。
 39分、家長がペナルティーエリア右に入って相手DFをかわして、利き足でない右でシュート、相手GKがはじいてフロンターレの右CK。
 40分、フロンターレが二人同時交代。河原に代えて橘田、脇坂に代えて瀬川を入れる。脇坂はキャプテンマークを丸山に巻く。
 右CKを山本が蹴るが、相手DF。
 41分、上海申花が五人目の交代。5番キャプテンのウーに代えて20番MFユーを入れる。ウーはキャプテンマークを交代するユーに渡した。
 44分、中盤浅い位置の相手右サイドで相手FK。長いボールをゴール前に放り込まれるが、GK山口が捕る。
 追加タイム4分。46分、また追加点。相手左スローインを橘田がカット、フロンターレのカウンター。瀬川がペナルティーエリア右に持ち込んで中へ横パス、マルシーニョが受けて相手DFをかわしてシュートを決める。4−0。
 47分、上海申花のカウンター。ロングボールから攻め込み、最後は相手MFユーがペナルティーエリア中央からフリーでシュート、GK山口が捕る。やれやれ。
 4−0でタイムアップ。
 次からトーナメントで、サウジで集中開催。準々決勝は4/25。

※日本勢では、マリノスはホームで上海海港に4−1で勝ち、二試合合計5−1で突破したが、神戸はアウェイで光州に3−0で負けたため、二試合合計が2−3となり、ここで敗退。

マラソン (2025.3/9)

名古屋ウィメンズマラソン (2025.3/9) 世界陸上東京2025選考レース

 佐藤早也伽(積水化学)が2時間20分59秒で全体の2位、日本人トップでゴール。女子の参加標準記録は2時間23分30秒。佐藤は自己ベスト(2.22.13)の更新を目標に走っていた。期待された加世田(ダイハツ)は5位。気温8.5度、湿度34%。フジテレビの放送センター解説は有森、第一移動車に高橋尚子、第二移動車に野口みずき、バイクリポートに金哲彦さん。
 国内招待は、加世田、上杉(東京メトロ)、佐藤、パリ五輪1万m代表で初マラソンの五島(資生堂)など。2時間19分台の記録を持つ新谷(積水化学)はケガで欠場。加世田も佐藤もパリ五輪マラソン代表選考で敗れた。その後、立て直して今回挑戦。海外招待は、2時間17分29秒の記録を持つチェプキルイ(ケニア)、2時間18分9秒のアガ(エチオピア)、昨年ペースメーカーをしたバーレーンのチュンバ、バットドイル(豪)の4人。ペースメーカーは、第一集団に4人(一人ニュージーランドの人は最大10kmまで。他はケニアとウガンダの人で最大30kmまで)。設定は1km3分18秒のようだ。第二集団に2人。
 初めの2kmは3分19秒。3kmまでと4kmまでは3分23秒と22秒。5kmまでの1kmはまた3分19秒。5kmでは16分42秒。海外招待選手の他、加世田、上杉、五島、佐藤、大森(ダイハツ)の10人の先頭集団。小柄な加世田はペースメーカーのすぐ後ろで走っている。ストライド走法の佐藤は、集団の中で走るのが苦手とのことで後方の端で走っている。
 10kmでは33分28秒。この5kmは16分46秒。設定より10秒遅い。加世田がペースメーカーに設定ペースに上げるように言ったらしい。この後少しペースが戻ったが、結局全体として設定より遅いままだった。これが、JMCランキングで安藤を逆転して1位になるために2時間19分47秒以内のタイムが必要な加世田にとって、最後には致命的となった。先頭は10人。8kmまでにペースメーカーが一人離れた。第二集団は9秒差。こちらは予定より10秒ほど速いらしい。「設定通りだと、もっと離れているはず」とのこと。
 12kmまでの1kmは3分24秒。15kmでは50分16秒。この5kmは16分48秒。やはり設定より遅い。先頭は9人に。16km過ぎで初マラソンの五島が遅れる。このへんで少しペースアップがあり、19km付近で先頭は7人に。そのうち日本人は加世田、上杉、佐藤、大森。海外招待のバットドイルも遅れ、五島と並走。
 20kmでは1時間7分0秒。この5kmは16分44秒。これでようやくフィニッシュ予想で2時間19分17秒となった。23km付近でペースメーカーがコースを間違えるが、加世田が気づいて正しいコースを走り、ペースメーカーにも教えていた。解説陣は「冷静ですね」。1時間7分37秒の第二集団はまだ設定より速いらしい。
 中間点では1時間10分37秒。先頭は7人。このへんでペースメーカーがもう一人離れたと思う。
 25kmでは1時間23分42秒。この5kmは16分42秒。向かい風がわりと強く、ペースが上下した。先頭は7人。この後、大森が遅れる。27km過ぎには上杉も遅れる。いつのまにかアガもいなくなり、先頭は4人に。
 30kmで残る二人のペースメーカーも離れる。先頭は1時間40分20秒。直後の給水でチェプキルイがスパート。チュンバと佐藤はついていくが、加世田は遅れる。それでもスパートせずにじりじりと追い上げ、32km付近で追いつく。「体力をあまり使わずにうまく追いついた」と解説陣は言っていたが、本人はレース後「そこで力を使ってしまった」と言ったらしい。32-33kmでまたチェプキルイが1km3分12秒と加速、加世田が再び遅れる。佐藤はチュンバの後を確実に追っている。昨年の大阪国際で前田と競っていた佐藤は、30kmまで並走した後、離されたとのことで、今回は30km以降を強化してきたという。
 35kmで先頭は1時間57分ちょうど。この5kmは16分40秒。チェプキルイが後続の二人を離せないので少しゆるめたところにチュンバと佐藤が追いつき、先頭は3人に。加世田は23秒差。その後ろにはさらに23秒差で上杉。チェプキルイが給水でまた少しスパート。佐藤はチュンバを抜くが、いったんはまた追いつかれる。38km過ぎにチュンバを離して単独2位に。
 40kmではチェプキルイは2時間13分26秒。この5kmは16分26秒と驚異的。佐藤は2時間13分42秒、この5kmは16分41秒。フィニッシュ予想は2時間20分台。チェプキルイが見える位置で走り、先頭を追う。上杉が加世田を抜いて日本人2位で2時間14分53秒。加世田はさらに14秒差。
 優勝はチェプキルイで2時間20分40秒。2位は佐藤の2時間20分59秒で目標の自己ベスト更新。これは名古屋では一山に次ぐ2時間20分台の記録らしい。3位のチュンバは2時間21分35秒。上杉は4位で2時間22分11秒。加世田は5位で2時間23分5秒。

フィギュアスケート (2025.2/11,12,14,18,21,28,3/1,3)

欧州選手権 (2025.1/28〜2/2 タリン・エストニア) 選手権

 <女子シングル>31人エントリー。ピンザローネ(ベル)、ペトロキナ(エスト)、ユルキネン(フィン)、グバノワ(ジョー)、グトマン(伊)、クラコワ(ポー)、レポンド(瑞)等。昨年金メダルのヘンドリクス(ベル)、8位のミクティナ(墺)、4位のカイザー(瑞)は欠場。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。女子は75.0点。全体としては少し高くなった。Jスポーツ解説は岡部さん、実況は小林アナ。
 13番滑走でホヴァイン(ベル。20)。昨年23位。今季CSタリン杯5位。曲は「ボヘミアン・ラプソディー」。振付はトマス・ロシュレット。冒頭の3F+3Loは第1がqマーク、第2はアンダーローテーション。続く3Lzは!マーク。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル2。解説の岡部さんに「もう少していねいに」と言われる。技術点10番目の30.68、演技構成点15番目の25.51、合計56.19は自己ベスト更新でSP11位。
 15番滑走でスポアース(英。20)。初出場。曲は「Love is a Bitch」。振付は不明。なかなかスピードがあってよかった。冒頭の3F+2Tは全ジャッジが加点。続く3Loも全ジャッジが加点1〜3。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のSSpは加点2〜4。技術点9番目の31.5、演技構成点14番目の25.89、合計57.39は自己ベスト更新でSP10位。

 20番滑走でペゼッタ(伊。17)。今季JGP4位と5位、CSワルシャワ杯5位。曲は「火の鳥」。振付はアダム・ソルヤ。衣装は赤。なかなかパワフルな滑りだった。冒頭の3Lz+2Tは高さがあり、全ジャッジが加点2〜4。続く2Aも全ジャッジが加点2〜3。FCSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fは片手つき。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。技術点7番目の33.18、演技構成点6番目の29.55、合計62.73でSP6位。
 24番滑走でザウター(ルーマニア。27)。167cm。昨年9位。今季CSブダペスト杯6位。国内4連覇。曲は「Una Noche Mas」。振付は本人。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点2〜4。続く3T+2Tはほぼ全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4.うちCSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる2Aも全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点8番目の33.03、演技構成点も8番目の28.93、合計61.96でSP8位。
 25番滑走でシルト(仏。20)。昨年5位。今季仏杯10位、フィン杯6位。曲は「Laissez Moi Danser」。振付はパパダキス。冒頭の3Lz+3Tは成功。続く2Aは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loも決める。StSqはレベル3で全ジャッジが加点。技術点6番目の34.49、演技構成点9番目の27.98、合計62.47でSP7位。

 最終グループ26番滑走でグトマン(伊。22)。昨年10位。今季NHK杯6位、フィン杯2位。冬季ユニバ5位。曲は「Squid Game」他。振付はランビエール他。衣装は黒で、背中に線状のイカ? 音楽に合った独創的な動き。冒頭の3T+3Tは幅があり、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。2Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4でほぼうちSSpは加点2〜3。全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lzは!マークとqマーク。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。技術点6番目の33.24、演技構成点5番目の30.55、合計63.79でSP5位。
 27番滑走でクラコワ(ポー。22)。昨年SP25位でフリーに進めず。今季スケカナ9位、NHK杯11位。曲は「Let's Get Loud」。振付・コーチともアモディオ。今季から拠点をフランスに変えたという。冒頭の3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点。続く3Fはeマーク。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqは生き生きと滑り、全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる2Aも決める。あと二つのスピンはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。技術点11番目の29.3、演技構成点7番目の29.4、合計58.7でSP9位。
 28番滑走で地元ペトロキナ(エスト。20)。まさにタリン生まれとのこと。昨年ケガで欠場。今季NHK杯10位、フィン杯7位。曲は「Soldier」。振付はマーク・ピレイ。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは大きく、加点2〜4。続く3Lz+3Tも加点1〜3。スピん二つはレベル4。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Fも加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3だが加点3〜4。FCSpはなぜかレベル2だが加点2〜4。終わったときガッツポーズ。解説の岡部さんが「気合が入っていました」。小林アナは「気合が空回りすることもあるが今日はいい方に働いた」。技術点最高の37.45、演技構成点3番目の31.49、合計68.94は自己ベスト更新でSP2位。

 29番滑走でグバノワ(ジョー。22)。昨年銀メダル。今季仏杯8位、中国杯8位。曲は「Money, Money, Money」。振付はアダム・ソルヤ。CCoSp以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点2〜3。続く2Aは加点ほぼ3〜4。スピン三つはレベル4。うちFCSpは加点2〜4。StSqはレベル2で加点ほぼ2〜3。「この選手はミスしないのが強み」と岡部さん。技術点2番目の37.31、演技構成点最高の31.68、合計68.99でSP1位。2位とは0.05の僅差。
 30番滑走でピンザローネ(ベル。18)。昨年銅メダル。今季スケートアメリカ、仏杯とも6位。国内優勝。曲は「白鳥の湖」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。しかしこれ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは成功。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うち最後のLSpは加点3〜5、StSqとCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Loも加点2〜3。後半になるにつれ良くなっていった。「昨年のメダルで自信がついた」と小林アナ。技術点4番目の35.51、演技構成点も4番目の31.29、合計66.8でSP4位。
 最終滑走でレポンド(スイス。18)。昨年7位。今季スケカナ4位、中国杯6位。曲は「Mother Nature」。振付はダビド・ヴィンクール。衣装は水色と青が交互に斜めに配され、スカートの裾も花びらのよう。冒頭の3F+3Tは決める。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。イーグルから跳ぶ2Aは加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqとC1.1倍になる3Loも加点2〜3。CoSpは加点2〜4。終わったとき「できた」という感じで喜んだ。技術点3番目の37.09、演技構成点2番目の31.59、合計68.68は自己ベスト更新でSP3位。

 フリー。
 7番滑走でSP18位ユルキネン(フィン。18)。一昨年7位。今季フィン杯10位、冬季ユニバ6位。曲は「Wake of Death」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lzが!マークとqマークで転倒。予定では連続3回転だった。続く3Fは成功、全ジャッジが加点。3Lo、2Aも決める。スピン二つはレベル4。ChSqはGOE+0.71。1.1倍になるところで3Lo+2T+2Lo成功。3Lo+2Tは第1にqマークで間にオーバーターン。2S+2Loは元々ソロの3Loの予定だったが冒頭の連続ジャンプをリカバリー。StSqはレベル2。最後のCCoSpの予定が入りでよろけてスピンに入れず無得点。これが痛かった。技術点17番目の47.19、演技構成点も17番目同点の49.69、転倒の減点1、合計95.88でフリーも18位、総合146.18で18位。
 8番滑走でSP17位セルナ(仏。25)。曲は「Exogenesis: Symphony Part 2」他。振付はパパダキス他。よかった。冒頭の3Lz+2Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3S、3T、2Aも成功。うち3Tは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqは音楽によく合っていて、加点2〜4。ChSqはGOE+1.36。1.1倍になる3F++2A+SEQは成功。3Lzはダウングレードで両足。3Fはqマークでステップアウト。技術点7番目の57.22、演技構成点8番目の56.15、合計113.37でフリー7位、総合163.7で11位。

 16番滑走でクラコワ(ポー。22)。曲は「キャッツ」。振付はアモディオ。髪につけていた猫耳はない。冒頭の3Lzでいきなり転倒。ここは3連続の予定だった。3Loは成功。3S+2Tも決める。3T成功。スピン二つはレベル4でいずれもほぼ全ジャッジが加点。確かここで衣装替え。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3S++2A+SEQは第1がqマーク。ソロの3Sはステップアウト。2A+2T+2Loは第3がアンダーローテーションになったが、冒頭の3連続をリカバリー。FCCoSpとStSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqはほぼ加点1〜4。「新しいコーチと一緒にジャンプを全部見直している途中なので不安定」と小林アナ。技術点12番目の54.02、演技構成点10番目の57.29、転倒の減点1、合計110.31でフリー11位、総合169.01で8位。

 最終グループ19番滑走でペゼッタ(伊。17)。曲は映画「アヴァター」より3曲。振付はラノッテ。大きなジャンプが魅力。冒頭の3Fは幅があり、全ジャッジが加点2〜4。2A+3Tもすごく大きいジャンプで全ジャッジが加点3〜4。次は3Loの予定が2Loに。3Lz+2A+SEQも迫力があり全ジャッジが加点2〜4。FCSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3S+2Tも決める。ソロの3Lzはステップアウト。ソロの3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.79。StSqは途中でつまづき、レベル2。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点3番目の63.09、演技構成点6番目の60.37、合計123.46は自己ベスト更新でフリー4位、総合186.19も自己ベスト更新で5位。キスアンドクライでコーチたちは喜んでいるが、本人はイマイチの顔。
 20番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。冒頭の3Lz+1Eu+2Sは第1に!マーク。予定では第3は3Sだった。続く3T+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Fと3S+2Tも全ジャッジが加点1〜3。前半に連続ジャンプをまとめている。ChSqはGOE+1.14。1.1倍になる2Aはややこらえた。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点ほぼ2〜3。ソロの2Lzは3Lzの予定だった。ソロの3Loはステップアウト。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜4。技術点11番目の55.93、演技構成点5番目の61.79、合計117.72でフリー6位、総合181.51で6位。
 21番滑走でピンザローネ(ベル。18)。曲は「Escapes Within」他。振付はブノワ・リショー。衣装は真っ赤。ワンピース型のスカート部分はふんわりしている。冒頭の3Lz+3Tはいずれもqマーク。ソロの3Fは!マークとqマーク。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。2Aも成功。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは第1がqマーク。3Lo+2Tは第1がアンダーローテーション。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。3Sはアンダーローテーション。ChSqはGOE+1.57と高得点。回転不足が多いが、「音楽の表現が指先までできている」と岡部さん。技術点4番目の61.04、演技構成点3番目の63.6、合計124.64でフリー3位、総合191.44で、昨年に続いて銅メダル。

 22番滑走でレポンド(スイス。18)。曲は「グラディエーター」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の3F+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Lzは!マークとアンダーローテーションで転倒。2Aはほぼ全ジャッジが加点。3Sは全ジャッジが加点1〜3。FCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.21。1.1倍になる3Lo+2A+SEQは成功。3Fはアンダーローテーションでまた転倒。これは痛い。3Lo+2Tは決める。LSpとStSqは転倒の影響かレベル2で全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。「ジャンプで力んでいる」と岡部さん。技術点6番目の57.98、演技構成点4番目の61.98、転倒の減点2、合計117.96でフリー5位、総合186.64で4位。
 23番滑走で地元ペトロキナ(エスト。20)。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」他。振付はマーク・ピレイ。すばらしかった。ジャンプは全て成功。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2A+3Tは加点2〜4。続くソロも3Lzは加点2〜4。3Loは加点1〜3。この後のつなぎで突然転倒。しかしすぐに起きて3Fを決め、加点1〜3。これは大きい。3Lzと3Fのエッジエラーや回転不足がないのも強い。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCCoSpとStSqは加点1〜4。1.1倍になる3Lz+1Eu+3Sはほぼ加点1〜3。3F+2Tとソロの2Aは加点1〜3。ChSqはGOE+1.29。動きがよく音楽に合っていた。技術点最高の74.53、演技構成点も最高の65.71、転倒の減点1、合計139.24は自己ベスト更新でフリー1位、総合208.18とただ一人200点台にのせ、初の金メダル。優勝インタビューでは「この瞬間を待ち望んでいた」と言ったらしい。
 最終滑走でグバノワ(ジョー。22)。曲は「Balder」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点1〜3。続く3Loはqマーク。ソロの3Lzと3Sは全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは成功。3F+2Tは第1がアンダーローテーション。2Aは決める。StSqとCCoSpはレベル2。これはやや痛かったか。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。最後のSSpはレベル4。まとめることはできた。技術点2番目の64.69、演技構成点も2番目の64.93、合計129.62でフリー2位、総合198.61、2年連続で銀メダル。

 <男子シングル>34人エントリー。リトヴィンツェフ(アゼ)、A.セレフコ(エスト)、M.セレフコ(エスト)、エイモズ(仏)、シャオイムファ(仏)、エガーゼ(ジョー)、グラスル(伊)、メモラ(伊)、リッツォ(伊)、ワシリエフス(ラト)、ブリッチギー(瑞)、ジュニアと掛け持ちのハガラ(スロバ)等。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。男子は86.0点。全体としては少し高くなった。Jスポーツ解説は岡崎さん、実況は赤平アナ。
 11番滑走でヴィノクール(イスラ。18)。初出場。ロシア生まれだが拠点はアメリカらしい。今季CSロンバルディア杯7位、CSネーベルホルン杯8位。国内シニア初優勝。曲は「Harlem Nocturne」他。振付・コーチともN.モロゾフ。冒頭4T成功。続く3Aも決める。ほぼ全ジャッジが加点。第2グループまでと一線を画す。スピン二つはレベル3。1.1倍になる3F+3Tはきりいに決め全ジャッジが加点。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。技術点10番目の42.83、演技構成点19番目の33.52、合計76.35は自己ベスト更新でSP14位。
 15番滑走でクリッシュ(ラト。19)。ウクライナ生まれ。昨年29位。今季ボルボオープン杯54優勝。国内シニア2位。曲は「It's Wonderful」。振付は不明。冒頭で4Lzに挑戦、!マークでオーバーターン。続く3F+3Tはきれいに成功、全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aも決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル2。ラトビアは昨年ワシリエフスが世界選手権2枠をとった、と赤平アナ。技術点11番目の42.05、演技構成点25番目の32.43、合計74.48は自己ベスト更新でSP15位。
 19番滑走で地元M.セレフコ(エスト。22)。昨年SP30位。今季CSタリン杯9位、CSゴールデンスピン優勝。国内3連覇。曲は「The Sounds of Nightmares」他。振付はアダム・ソルヤ。こげ茶色に薄茶色の斜めの模様が入った変わった衣装。冒頭の4T成功。続く3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。StSqはオフバランスの動きがたくさん入り、レベル4で全ジャッジが加点3〜4。あと二つのスピンはレベル3。うち最後のCCoSpはVマークだが全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の45.6、演技構成点7番目の39.25、合計84.85でSP6位。

 23番滑走でリトヴィンツェフ(アゼ。23)。昨年16位。今季スケートカナダ5位、NHK杯9位。曲は「Games of Thrones」メドレー。振付はミハイロフ。衣装の上衣は濃いグレーに大きめのビーズ。冒頭の4Tはこらえた。続く3Aも決める。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCSSpは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Tは全ジャッジが加点1〜3。StSqと最後のCCoSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。技術点8番目の42.91、演技構成点14番目の34.95、合計77.86でSP11位。
 24番滑走でサモイロフ(ポー。25)。昨年8位。今季フィン杯8位。曲は「Weapon of Choice」。振付はリギーニ。衣装の上衣は白に濃淡のグレーが縦横に入る。冒頭で4Sをあっさりと成功、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。続く3Aも全ジャッジが加点ほぼ2。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マーク。あと二つのスピンとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。技術点3番目の48.63、演技構成点11番目の37.35、合計85.98は自己ベスト更新でSP3位。
 25番滑走でジュニアと掛け持ちのハガラ(スロバ。18)。184cmの長身。昨年11位。世界ジュニア銅メダル。今季JGP3位と2位。CSネペラ記念4位。国内シニア4連覇。曲は「Another Love」。振付はヨリク・ヘンドリクス。衣装の上衣は肩口から黒、赤、臙脂に細いビーズ。4回転はなし。冒頭の3Lz+3Tは第1に!マーク。続く3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点1〜3。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。CCoSpはレベル2。技術点13番目の41.23、演技構成点も13番目の35.83、合計77.06でSP13位。

 26番滑走でグラスル(伊。22)。昨年出場停止。今季ファイナル4位、冬季ユニバ2位。国内優勝。曲は「Human」に変更。振付・コーチともベルナルディス。上半身は淡い茶色にこげ茶の筋模様が斜めに入る。冒頭4Lzをなんとか下りる。qマーク。続く4Lo+3Tは第1がアンダーローテーション、第2もqマーク。さらに1.1倍になる3Aもqマーク。スピン三つとStSqはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点2〜3。StSqはなんと途中で転倒。技術点14番目の40.55、演技構成点9番目の38.6、転倒の減点1、合計78.15でSP10位。
 27番滑走で地元A.セレフコ(エスト。23)。昨年銀メダル。今季仏杯7位、フィン杯7位。曲は「Why'd you lie?」。振付はシニツィン。衣装の上衣は青。声援がすごい。冒頭の4Tはややこらえ気味に決める。しかし次が2Aに。全ジャッジが加点2〜3。赤平アナは「今季のSPでは3Aに苦戦していて2Aで加点をねらったのかもしれない」。FSSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは音楽によく合った動きで加点2〜5、FCSpは加点2〜4。技術点7番目の43.46、演技構成点5番目の41.19、合計84.65でSP7位。
 28番滑走でメモラ(伊。21)。195cm。昨年10位。今季仏杯6位、中国杯10位。国内2位。曲は「ミッションインポッシブル2」より「Nyah」。振付はジョルダーニ他。冒頭で4Lzを決める。惜しくも!マーク。続く3Aは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル3。うち二つは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。StSqはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。赤平アナが「今季ケガした選手には見えない」と言う。全体によかったと思うが得点は伸びず。ルッツの!マークとスピンのレベル3のためか。技術点4番目の46.99、演技構成点10番目の37.93、合計84.92でSP5位。

 最終グループ29番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。昨年7位。今季スケートアメリカ、中国杯とも4位。曲は「L'Enfer」。振付・コーチともトゥトベリーゼ他。冒頭で軽く4S+3Tを決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く4Tもきれいに成功、全ジャッジが加点1〜4。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。あと二つのスピンとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の53.17、演技構成点8番目の38.77、合計91.94でSP2位。キスアンドクライではコーチたちも笑顔。
 30番滑走でエイモズ(仏。27)。昨年国内7位で欧州選手権出られず。今季ファイナル6位、国内優勝。曲は「Everybody」。振付は本人、フォンタナ他。冒頭の4Tの予定がパンク、2Tになり無得点。続く3Aは転倒。CCSpはレベル1。後半は立ち直り、1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。FSSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後のStSqはレベル3だが全ジャッジが加点3〜5。技術点30番目の30.0、演技構成点2番目の41.68、転倒の減点1、合計70.68でSP18位。う〜ん。
 31番滑走でワシリエフス(ラト。25)。曲は「Helix」。振付はランビエール。衣装の上衣は青紫と赤紫が左右半分ずつ。冒頭で4Sがパンクして1Sとなり無得点。続く3Lz+3Tは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqと最後のFSSpは全ジャッジが加点3〜5。1.1倍になる3Aもこらえてなんとか決める。技術点17番目の36.92、演技構成点6番目の40.9、合計77.82でSP12位。

 32番滑走でリッツォ(伊。26)。昨年銅メダル。3月に右股関節手術。今季NHK杯5位、中国杯5位、国内4位。曲は「継続の「Two Men In Love」。振付はスカリ。冒頭で4T成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン二つはレベル3。1.1倍になる3Aはステップアウト。StSqと最後のFSSpはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはよく音楽に合わせて動き、加点2〜5。技術点6番目の44.42、演技構成点4番目の41.26、合計85.68でSP4位。
 33番滑走でブリッチギー(スイス。26)。昨年5位。今季仏杯9位、フィン杯5位。曲は「Iron Sky」。振付はヴァトゥーリ他。冒頭の4Tはステップアウト。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで3Lz+2Tは全ジャッジが加点。予定では第2は3Tだった。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ヒザが具合悪いらしい。技術点12番目の41.34、演技構成点3番目の41.56、合計82.9でSP8位。
 最終滑走でシャオイムファ(仏。24)。昨年金メダル。今季仏杯優勝、中国杯3位。ファイナルは右足首のケガで欠場。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の4T+3Tは第2がqマーク。続く4Sは成功。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは大きなバタフライも入り、加点ほぼ4〜5、最後のCSSpは加点2〜5。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。技術点2番目の49.58、演技構成点最高の43.54、合計93.12でSP1位。

 フリー。Jスポーツ解説は岡部さんに交代。実況は赤平アナ。
 7番滑走でSP18位エイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人、ジマーマン他。この選手は「欧州選手権と相性が悪い」と岡部さん。赤平アナによれば「年明けに体調を崩して2週間くらいしか練習できていない」らしい。冒頭の4Tはアンダーローテーションで転倒。2本目を試みたが2Tとパンク。3Lzは成功。3Aはダウングレードで転倒。FCCoSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Aもアンダーローテーションで転倒、繰り返しの違反。3Tは決める。しかし次は1Fになりeマークも。ここで気持ちが切れたらしい。あと二つのスピンはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。ChSqはGOE+2.07の高得点。技術点24番目の40.47、演技構成点9番目の76.69、転倒の減点4、合計113.16でフリー22位、総合183.84で22位。
 11番滑走でSP14位ヴィノクール(イスラ。18)。生まれはモスクワだが拠点はアメリカ。初出場。曲は「Fly Me to the Moon」他。振付・コーチともモロゾフ。なかなかこれからが楽しみ。冒頭で4T+2Tを成功、全ジャッジが加点1〜3。続くソロの4Tは両足。3Aはqマーク。3Sは決める。FCSpとStSqはレベル3。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQは第1にqマーク。3F+3Tはこらえる。3Lzには!マーク。ChSqはGOE+0.14。CCoSpはレベル4。最後のCSSpはレベル2。最初にきれいな4回転を跳んだが、後半目に見えてスタミナがなくなっていったが、なんとかまとめた。技術点7番目の76.2、演技構成点15番目の68.49、合計144.69でフリー12位、総合221.04で13位。
 12番滑走でSP13位ハガラ(スロバ。18)。184cm。ジュニアとかけもちで5回目の出場。曲は「James Bond 007 Theme」。振付はフラヴァセク他。4回転はなし。冒頭3A+2Tとソロの3Aほ成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3F+3Tとソロの3Loも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル3.うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは第1にeマーク。ソロの3Fと3Sは決める。ChSqはGOE+0.71。技術点6番目の76.34、演技構成点13番目の70.74、合計147.08でフリー10位、総合224.14で12位。

 13番滑走でSP12位ワシリエフス(ラト。25)。曲は「ラ・バヤデール」。振付はランビエールとムンタギロフ。すばらしかった。解説の岡部さんも「今まで見た中で一番かもしれない。バレエ音楽の王道を緩急つけて表現できている」。赤平アナも「4回転2本と3Aが入ったのもすばらしい」。冒頭の4S+3Tは決めたが、第1がアンダーローテーション、第2はqマーク。続くソロの4Sもqマーク。3A+2A+SEQははこらえた。ソロの3Fはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。CCoSpとStSqはレベル2だが全ジャッジが加点。うちStSqはバレエっぽい動きも入り、加点1〜4。1.1倍になるソロの3Aはqマーク。3Lz+1Eu+3Sは全ジャッジが加点2〜4。ソロの3Loはステップアウト。あと二つのスピンはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点2〜5。最後のChSqは情感たっぷりに滑り、GOE+1.64の高得点。倒れ伏して終わると大歓声。技術点5番目の77.99、演技構成点3番目の83.89、合計161.88でフリー4位と大挽回、総合239.7で6位。
 14番滑走でリトヴィンツェフ(アゼ。23)。曲は継続の「くるみ割り人形」より「Dance of the Sugar Plum Fairy」他。振付はミハイロフ。大会の二日前の練習で左足をひねったとのこと。冒頭の4Sはアンダーローテーションで転倒。続く4T+3Tは全ジャッジが加点1〜4。ソロの4Tはアンダーローテーションで転倒。3Loは決める。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜4。ChSqはGOE+0.07。解説の岡部さんが演技後に「みんなが知っているくるみ割り人形の曲なのでもう少し何かしてほしい」。足が痛かったのかジャンプのためのお休みになっていた。1.1倍になる3A+1Eu+2Sはステップアウト。3F+A+SEQは第2が構えだけになった。ソロの3Aはqマークでこらえた。StSqはレベル2。最後のCCoSpは無得点。技術点17番目の62.94、演技構成点13番目の70.03、合計130.97でフリー16位、総合208.83で15位。
 15番滑走でSP10位グラスル(伊。22)。曲は「Electricity」他。振付・コーチともドゥ・ベルナルディス。冒頭で4Lzを決めるが!マーク。続く4Loはダウングレード。4Sはqマークだが決める。3A3Tは第1がqマーク。ChSqはGOE+0.93。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQはまたも第1がアンダーローテーション。3Lo+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。ソロの3Lzは!マークで転倒。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。最後のCCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の81.87、演技構成点8番目の78.72、転倒の減点1、合計159.59でフリー5位と挽回、総合237.74で8位。イタリアは、世界選手権の枠が2枠なので、この大会で代表が決まる。グラスルは厳しいか。

 16番滑走でSP9位ノルデバック(スウェ。20)。曲は「How It Ends」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。スピンが速くてうまい。4回転なし。冒頭の3Aはステップアウト。続く3A+2Tは決める。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点。3Loも成功。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちCSSpは加点3〜4。1.1倍になる2A+1Eu+3Sは成功。ソロの3Lzと3Fも決める。エッジエラーがないのはいい。ChSqはGOE+1.0。最後のCCoSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点12番目の72.66、演技構成点も12番目の75.43、合計148.09でフリー9位、総合227.11で11位。
 17番滑走でブリッチギー(スイス。26)。曲は「Lux」。振付はアダム・ソルヤ他。冒頭で4T+2T成功、全ジャッジが加点1〜4。続けてソロの4Tも成功、全ジャッジが加点2〜5。3A+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜4。ここまでで42点以上。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜4。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちCSSpは加点ほぼ3〜4、StSqとFCCoSpも加点2〜4。1.1倍になるソロの3Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fはステップアウト。最後のChSqはGOE+1.71の高得点。技術点最高の98.31、演技構成点も最高の85.88、合計184.19は自己ベスト更新でフリー1位と躍進、総合267.09で金メダル。優勝インタビューでは(たぶん)「何と言っていいかわからない。観客、家族、チームに感謝する」と言っていた。
 18番滑走で地元A.セレフコ(エスト。23)。曲は「Basslineloss」他。振付はデヴィッド・ウィルソン。冒頭で3T+3Tを跳んだがおそらく4T+3Tの予定だった。全ジャッジが加点2〜4。次はソロの4Tの予定が2Lzのステップアウト。ソロの3Loと3Aは全ジャッジが加点。うち3Loは加点2〜4。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。StSqとあと二つのスピンはレベル3.うちStSqは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Aはqマークで転倒。連続ジャンプの予定だったが、繰り返しの違反に。3Lz+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。3Fは!マーク。ChSqはGOE+1.57。技術点15番目の67.21、演技構成点7番目の80.05、転倒の減点1、合計146.26でフリー11位、総合230.91で9位。

 最終グループ19番滑走で地元M.セレフコ(エスト。22)。曲は映画「 Westworld」より「Main Title Theme」他。振付はアダム・ソルヤ。すごい声援。冒頭4Lo成功、ほぼ全ジャッジが加点2〜4。次は4Tからの連続ジャンプの予定だったが、2T+2Tに。3Aはきれいに決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スピン二つはレベル3。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.36。1.1倍になる3F+3Tは第2がqマーク。3A+1Eu+3Sはやや乱れる。しかし次が3Lzのはずが1Lzに。CCSpとStSqはレベル2だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。技術点10番目の73.62、演技構成点6番目の80.53、合計154.15でフリー7位、総合239.0で7位。
 20番滑走でメモラ(伊。21)。曲は「Song for the Little Sparrow」。振付はフーザルポリ他。すばらしい。冒頭でものすごく幅のある4Lz+3Tを決める。ただし第1に!マーク。3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。そしてもう1本4Lzを決める。全ジャッジが加点2〜4。ここまでで42点以上。3Loも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル3で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点2〜4。1.1倍になるところで3A+1Eu+3S成功、全ジャッジが加点2〜4。3Lz+2A+SEQも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fはqマークでこらえた。FSSpはレベル1。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜4。ChSqはGOE+1.29。1位になるかと思ったが、スピンのレベル取りこぼしが響いたか。技術点2番目の97.41、演技構成点6番目の80.28、合計117.69は自己ベスト更新でフリー2位と浮上、総合262.61も自己ベスト更新で銀メダル。解説の岡部さんが本人から聞いたところでは「一番背が伸びているときは夜伸びる音がした」とか。「その年はジャンプを全部作り直した」とも。
 21番滑走でリッツォ(伊。26)。曲は継続の「Fix You」から「Miserere」に変更。振付はラノッテか。冒頭の4Tはアンダーローテーションで大きくステップアウトして両手付き。転倒扱い。続く4Loはqマークでステップアウト。3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン三つはレベル3。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.29。1.1倍になるソロの3Aはステップアウト。3A+2A+SEQは決める。ソロの3Lzは!マーク。最後のStSqはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。技術点9番目の73.64、演技構成点4番目の82.89、転倒の減点1、合計155.53でフリー6位、総合241.21で5位。一応、イタリア勢3人のうち上位2人には入った。

 22番滑走でサモイロフ(ポー。25)。曲は「Lay My Body Down」。振付はリギーニ。冒頭の4Lzは!マークでステップアウト。続く4Sは決める。ほぼ全ジャッジが加点1〜3。ここは連続ジャンプの予定だった。ソロの3Aもこらえる。3Loは全ジャッジが加点1〜3。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Fで転倒。前半に連続ジャンプがなかったので、ここで第2を付けたかった。続く3Lz+3Tは成功。3F+1Eu+2Sも何とか決める。あと二つのスピンとStSqはレベル3.うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+0.79。技術点13番目の68.1、演技構成点12番目の76.59、合計143.69でフリー13位と大きく後退、総合229.67で10位。
 23番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。曲は「The Winter」他。振付・コーチともグレイヘンガウス他。冒頭は4Tの予定だったが、3Tになる。次も4Sの予定が2Sに。4S+3Tは決め、ほぼ全ジャッジが加点。さらに3A+2A+SEQ、3A+1Eu+3Sと連続ジャンプを前半に固め打ち。1.1倍になる3Fは成功。3Lzは!マーク。スピン二つはレベル3。StSqと最後のCSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.14。技術点8番目の75.98、演技構成点11番目の75.95、合計151.93でフリー8位、総合243.87で4位。キスアンドクライではSPとはうってかわってコーチたちも固い顔。
 最終滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。まだ足が痛い感じで着氷が安定しない。冒頭は4Tだが転倒。続く4Sは成功、全ジャッジが加点2〜4。3Fは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。3Aはステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点2以上。うちStSqとスピン二つは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで2本目の4Tもステップアウトして繰り返しの違反に。3Lz+1Eu+3Sは全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQは間にオーバーターン。ChSqはGOE+1.93の最高得点。技術点4番目の80.13、演技構成点2番目の85.74、転倒の減点1、合計164.87でフリー3位、総合257.99で銅メダル。

サッカー短評 (2025.3/5)

上海申花vs.川崎フロンターレ 1対0 (2025.3/5 上海) ラウンド16第1戦

 前半33分、脇坂のゴールがVARでオフサイドとなり、取り消された。0−0で後半へ。後半もクロスやCKなどゴール前にボールは送ったが、最後が合わず。31分、相手のカウンターで左からのテイシェイラのシュートを防いだこぼれを、右からつめたマナファにシュートされ、戻った高井に当たってオウンゴール。35分、エリソンと怪我明けの瀬川を投入、さらに40分には山本に代えてU20代表だった大関も入れたが打開できず。0−1でタイムアップ。気温6度、湿度63%。主審サルマン・ファラヒさんはカタールの人。VARハミス・アル=マッリさんもカタールの人。DAZN解説は林陵平、実況は下田アナ。
 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、際。山本と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップに山田。ベンチにGKソンリョン、車屋、田邊、橘田、家長、宮城、新人FW神田など。
 上海申花は4-3-2-1。34番FWリウのワントップ。10番テイシェイラと7番シューのツーシャドー。左右のアウトサイドに15番ウーと23番リー。アンカーに6番アマドゥ。DF27番チャン、32番フランシス、4番ジャン4、13番マナファ。キャプテンは15番ウー・シー。スルツキー監督はロシアの人。左SBチャン・シンイチは香港と日本のミックスで東京都出身。ベンチに元横浜FCのFWサウロ・ミネイロなど。
 今週末のJリーグの試合は4月に延期。次の試合は、ホームU等々力で1週間後の上海申花との第2戦となる。

マラソン (2025.3/2)

東京マラソン (2025.3/2) 世界陸上東京2025選考レース

 初めは曇りで気温も13度、湿度38%のマラソン日和だったが、次第に晴れて22度まで上昇、有力選手や招待選手が粘れず。ノーマークの市山翼(サンベルクス)が2時間6分ジャストで日本人1位(総合10位)となった。
 国内招待選手は、パリ五輪6位の赤崎(九電工)、昨年のベルリンマラソンで日本歴代2位の2時間5分12秒を記録した池田(Kao)の二人。大迫は欠場。エリート選手枠で4年連続箱根駅伝出場区間賞二回で初マラソンの太田蒼生(青山学院大)。海外招待選手は、ケニアのB.キプルト、ゲティッチなど。エチオピアのゲレタ、タケレ、かつて東京マラソン2連覇のレゲセなど。女子は、忍者走りの安藤(しまむら)、日本女子歴代7位の記録の細田(エディオン)の二人。海外招待は、エチオピアのケベデ、フェイサ、ケニアのR.ワンジルなど。
 ペースメーカーは4通り。先頭集団には、1km2分53秒で4人(一人日本人、綱島。15kmまで)。第二集団には1km2分56秒で4人など。女子もいるので、そちらにも付く。日本テレビの放送センター解説は高橋尚子、第一移動車には瀬古さん、第二移動車には藤田駒大監督。
 1kmは2分48秒。2kmまでは3分。3kmまでは2分49秒とペースが安定しない。
 5kmで14分24秒。予定よりだいぶ速いらしい。先頭集団が8人になったとき、学生の太田だけがついていった。しかし、世界記録上位のハイペースに20km過ぎから苦しくなり、25kmあたりから遅れ始め、28km過ぎに第二集団に追いつかれ、続けて第三集団にも追い抜かれる。結局36km付近で途中棄権したらしい。残念。
 女子の5kmはケベデの15分35秒。ワンジルは16分11秒。細田が16分42秒、安藤は16分43秒。
 第二集団の5kmは14分39秒。ペースメーカーのすぐ横に中国の楊選手。ここの11人には、日本選手の実力者、赤崎と池田、浦野(富士通)も含まれている。第三集団には、井上大仁(三菱重工)、大六野(旭化成)、其田(JR東日本)、中村匠吾(富士通)、市田孝・宏兄弟(旭化成)もいた。
 10kmで28分54秒。この5kmは14分30秒。太田は、日本人ペースメーカーの近く、集団の先頭付近で走っている。他の7人は、ゲレタ、B.キプルト、タケレ、ゲティッチ、T.キプルト、ゲタチョウ、レゲセ。第二集団は29分22秒。ここで市山が入ってきた。10km過ぎで一回目の折り返し。
 女子の10kmはケベデの31分22秒。この5kmは15分47秒。男子並みに速い。ワンジルは5位で32分23秒。安藤と細田は12位と13位で33分15秒。この5kmは16分32秒と33秒。
 15kmで43分27秒。この5kmは14分33秒。日本記録より50秒ほど速い。ここで日本人ペースメーカーが離れる。第二集団は44分8秒。赤崎、浦野、池田などがいる。
 女子の15kmはケベデの47分6秒。この5kmは15分44秒。ワンジルは3位で48分35秒。この5kmは16分12秒。安藤は12位で49分48秒。この5kmは16分33秒。細田は13位で49分54秒。この5kmは16分39秒。
 20kmでは58分7秒。この5kmは14分37秒。レゲセ、太田、ゲレタ、タケレ、ゲタチョウ、B.キプルト、ゲティッチ。1秒差でT.キプルト。ここでもう一人ペースメーカーが離れる。第二集団は48秒差の58分55秒。赤崎、浦野、池田など含む10人。まだ、第二集団も日本記録を上回るハイペース。第三集団は59分28〜30秒。井上、其田、市田、大六野、中村、市田宏など約20人。
 女子の20kmはケベデの1時間2分53秒。この5kmは15分47秒。ワンジルは3位で1時間4分51秒。この5kmは6分16秒。安藤は12位で1時間6分29秒。この5kmは16分41秒。細田は遅れ、13位だが1時間7分11秒。この5kmは17分17秒。
 中間点では1時間1分18秒。レゲセ、ゲレタ、タケレ、ゲタチョウ、B.キプルトの5人。1秒差で太田とT.キプルト。4秒差でゲティッチ。第二集団は50秒差の1時間2分8秒。赤崎、池田はいるが、浦野は3秒差。第三集団が近づいてきて、1時間2分42〜47秒。34秒差。井上、其田、市山、中村、大六野、市田宏など。少しずつ減っている。太田が23km付近で遅れ始める。24km付近で二回目の折り返し。
 女子の中間点はケベデの1時間6分20秒。ワンジルは3位で1時間8分23秒。安藤は11位になり1時間10分8秒。細田は13位で1時間11分ちょうど。
 25kmではゲティッチの1時間12分43秒。この5kmは14分36秒。1秒差でレゲセ、ゲレタ、タケレ、B.キプルト。2秒差でT.キプルト。太田は20秒差の1時間13分4秒。第二集団は1時間13分36秒。赤崎、池田は1秒差だが、浦野は5秒差。9人に。第三集団もばらけ始め、1時間14分16〜19秒でその他、一山、井上、大六野など11人。中村、市田は遅れる。
 女子の25kmはケベデの1時間18分43秒。この5kmは15分50秒。ワンジルは6位に下がり、1時間20分59秒。この5kmは16分8秒。安藤は11位で1時間23分9秒。この5kmは16分40秒。細田は13位で1時間24分58秒。この5kmは17分47秒。
 28km付近で太田に第二集団が追いつく。太田はついていけず、そこからも遅れる。
 30kmではゲティッチの1時間27分21秒。この5kmは14分38秒。1秒差でタケレ、2秒差でゲレタ。ついに残る二人のペースメーカーも離れる。6秒差でレゲセ、13秒差の1時間27分34秒でB.キプルトとT.キプルト。第二集団は1時間28分36秒。ゲタチョウ、ウマ、キッサ、赤崎、池田など。先頭から遅れた太田が1時間28分50秒、浦野が1時間28分54秒。第三集団は1時間29分12〜15秒。井上、一山、其田など。大六野は遅れる。
 女子の30kmはケベデの1時間34分44秒。この5kmはさすがに16分1秒かかった。ワンジルは5位で1時間37分24秒。この5kmは16分25秒。安藤は10位になり、1時間39分57秒。この5kmは16分48秒。細田は1時間43分5秒。この5kmは18分7秒かかった。
 33kmでは、日本人トップは池田。赤崎が遅れ始める。34km付近で浦野が赤崎をぬき、日本人2位に。
 35kmでは1時間42分13秒。ゲティッチ、ゲレタ、タケレが並走。この5kmは14分50〜52秒。37秒差でレゲセ、1分差でB.キプルトとT.キプルト。第二集団は1時間43分43〜46秒。キッサ、池田など5人。池田はまだ日本新ペース。浦野は1時間44分9秒。赤崎は1時間44分13秒。第三集団が接近してきて、1時間44分24秒で井上、市山など5人。其田は遅れる。太田はさらに遅れて1時間46分50秒。この少し後に棄権したらしい。
 女子の35kmはケベデの1時間51分15秒。この5kmは16分31秒とさらにラップは落ちた。ワンジルは5位で1時間54分37秒。この5kmは17分13秒。安藤は10位で1時間57分28秒。この5kmは17分31秒。細田は13位で2時間1分36秒。この5kmは18分31秒。
 37km過ぎで三回目の折り返し。38kmで第二集団にいた市山が日本人トップの池田に追いつき、39kmで抜いていく。40km手前で先頭のタケレがスパート。
 40kmでタケレが1時間56分59秒。この5kmは14分46秒。11秒差でゲレタ、17秒差でゲティッチ。日本人トップは1時間59分27秒の市山。3秒差で池田。9秒差で井上、10秒差で浦野。
 女子の40kmはケベデの2時間8分35秒。この5kmは17分20秒。ワンジルは5位で2時間12分26秒。この5kmは17分49秒。安藤は11位になり、2シセ間15分24秒。。この5kmは17分56秒。細田は13位で2時間19分54秒。この5kmは18分18秒。
 優勝は2時間3分23秒でタケレ(エチオピア)。2位はゲレタ(エチオピア)(2時間3分41秒)、3位はゲティッチ(ケニア)(2時間3分44秒)。日本人トップは10位の市山で2時間6分ちょうど。優勝二回のレゲセは11位、井上が12位(2時間6分14秒)、浦野が13位(2時間6分23秒)。ここまで参加標準記録突破。池田は14位(2時間6分48秒)、赤崎は17位(2時間7分48秒)。
 日本人トップの市山のインタビューでは、本人がトップだと気づいていなかったらしいことがわかった。「びっくりしている」と言っていた。市山は標準記録を余裕で突破したが、世界陸上代表の1枠目は標準記録を突破していないがポイント1位の小山とか。2枠目、3枠目は総合的に判断されるらしい。
 女子の優勝はケベデ(エチオピア)で2時間16分31秒。2位はメセティ(ケニア)の2時間16分56秒。3位フェイサ(エチオピア)の2時間17分ちょうど。ワンジル(ケニア)は5位で2時間19分57秒。安藤は11位で2時間23分37秒。細田は13位で2時間27分43秒。
 女子は選考レースとしてまだ来週の名古屋ウイメンズが残っている。安藤は有利ではあるが、自己記録の更新はできなかった。

サッカー短評 (2025.3/1)

川崎フロンターレvs.京都サンガ 0対1 (2025.3/1 U等々力) 第4節

 また中二日で試合。7連戦の6戦目。橘田以外の先発をがらっと変えてハイプレスの京都に対したが、連携不足で受け身に回って、ついに後半4分、橘田のバックパスをさらわれ失点。後半から高井を入れ、さらに12分には家長、脇坂、マルシーニョを一気に投入、32分には山田を入れてエリソンとのツートップにしたが、最後まで京都のプレスをかいくぐれず、未勝利チームにアウェイでの初勝利をプレゼント。暫定3位に後退。気温18.6度、湿度27%。観客22404人。主審は山本雄大さん、VARは谷本さん。DAZN解説は佐藤寿人、実況は下田アナ。
 先発は、GKソンリョン。DF田邊、車屋、アイダル、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ。トップ下に山内。左右のウイングに伊藤とヴェロン。ワントップにエリソン。ゲームキャプテンは佐々木。前節と10人変更。ベンチに宮城、山本、際など。※先発予想は、GK山口。DF田邊、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにエリソン。
 京都は4-1-2-3。3トップ中央にラファエル・エリアス。左右のシャドーに10年ぶりに古巣に復帰の奥川と190cm超の原大智。二列目に平戸とジョアン・ペドロ。アンカーに福岡。DF佐藤響、鈴木義宜、宮本優太、須貝。GK太田。キャプテンは鈴木。チョウ監督は4年目。ベンチにFW長澤、MF川崎、DFアピアタウィアなど。

次は中三日で、中国・上海でACLEラウンド16第1戦を戦う。

サッカー短評 (2025.2/26)

アビスパ福岡vs.川崎フロンターレ 1対2 (2025.2/26 ベススタ) 第3節

 初めて先に失点したが、逆転勝ち。前半のうちに追いつけたのがよかった。福岡も、前節苦戦した柏とおなじく3バックだが、今日のフロンターレは前線から厳しくプレスをかけた。福岡も柏ほど3バックに慣れていないようだった。それでもフロンターレが比較的優位に進めていた前半15分、相手FWベンカリファ にシュートを決められ失点。福岡に流れが傾いた。しかし42分、フロンターレのFKを三浦が蹴り、家長がかすかに触り、最後は相手DFにも当たってゴールイン。同点の後半、福岡は岩崎と紺野を入れて攻勢を強める。フロンターレも河原を入れ、さらに24分、三人同時交代。佐々木、伊藤、エリソンを入れる。すると40分、伊藤からのクロスをエリソンが決めて逆転に成功。気温11度、湿度44%。観客7106人。主審は木村さん、VARは吉田哲朗さん。DAZN解説は元名古屋DFの増川、実況は南哲平アナ。
 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、際。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと家長。ワントップ山田。ベンチに佐々木がいるので、前節の怪我は大事に至らなかったようだ。その他ヴェロン、山内、車屋など。
 福岡は3-4-2-1。ベンカリファのワントップ。左右のシャドーに名古と金森。左右のWBに志知と湯澤。秋野と見木のダブルボランチ。DF安藤、田代、上島。GK小畑。キャプテンは田代。金明賢監督は1年目。ベンチにザヘディ、ウェリントン、紺野、岩崎など。
 コイントスで脇坂が勝ったらしく、エンドが入れ替わる。解説の増川が「長谷部監督は、相手チームが後半自分たちのサポーターに向かって攻める形だと力を出すので、アウェイの場合よくこういうふうに入れ替えます」。南アナが「監督は福岡というチームをよく知っていますからね」。
 立ち上がりは、主導権を握れた。3分、山本がミドルシュート、枠の上。5分、三浦からの横パスに飛び込んだ家長がシュート、バーに当たる。
 13分、福岡の攻撃をクリアしきれず、こぼれを見木にミドルシュートをうたれるが、GK山口が捕る。
 15分、相手ボランチ秋野から長めのパスを通され、相手FWベンカリファに渡る。相手右サイドからペナルティーエリア中央へ入られ、DF陣の戻りが間に合わずシュートを決められる。0−1。ベンカリファは昨年福岡に移籍してきたが、怪我もあって2試合のみの出場で無得点だったため、これが移籍後初ゴールとのこと。
 23分、左サイドを三浦とマルシーニョで攻め上がり、マルシーニョからのパスを脇坂がシュート、枠の大きく上にはずす。
 24分、相手MF志知を高井が体で止めてイエローカード。高井がしばらく倒れており、メディカルが入る。心配したが、何とか高井は立ち上がる。
 27分、福岡のFK。志知が直接ゴールをねらうが枠の外。
 33分、橘田にイエローカード。
 左右から家長や三浦がクロスを入れるが、相手DF。
 39分、三浦のドリブルがクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが相手DF。
 42分、追いつく。右サイドでフロンターレのFK。山本と三浦が立ち、山本が蹴るかと思わせて通り過ぎ、三浦が左足でカーブのかかったクロスを入れると、ニアで家長の頭にかすり、さらに相手DFにも当たってゴール左下に決まる。1−1。
 追加タイム3分。47分、三浦のクロスがクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKがはじく。
 1−1でハーフタイム。

 後半開始から福岡が一人目の交代。ベンカリファに代えて岩崎を入れる。岩崎はそのままワントップに入る。
 3分、際が右サイドからドリブル突破をねらうが相手DF。こぼれを家長がシュート、相手GKが防いで、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DFが防いで続けて右CK。こちらは三浦が蹴るが、相手DF。再度左CKになり、また山本が蹴るが、オフェンスファール。
 10分、こぼれ球を福岡に拾われ、最後は相手FW岩崎にシュートされるが、高井が防ぐ。
 13分、福岡が2人目の交代。右シャドーの金森に代えて紺野を入れる。フロンターレも一人目の交代。橘田に代えて河原を入れる。実況席では「橘田はイエローカードをもらいましたからね」「川崎はACLEがあって9連戦の5戦目なので、その選手が悪かったということではなく入れ替えています」。
 15分、相手右シャドー紺野にかわされ、ペナルティーエリア右に入られてシュートされるが、GK山口がはじく。さらにこぼれを相手MF見木にシュートされるが、枠のわずかに右で助かる。
 16分、脇坂が右サイドからドリブル、クロスを入れるが、相手DF。さらに家長、際もクロスを入れるが防がれる。山田までボールが届かず。
 18分、逆に福岡の紺野からのパスを受けた相手MF秋野がペナルティーエリア左からシュート、枠の上。後半になって福岡の方にどんどんシュートが生まれている。
 20分、相手左サイドからのクロスを高井がクリアして福岡の左CK。名古がミスキックか予定通りか低いキックを蹴り、ゴール前でクリアしきれず、こぼれを相手DF田代がシュート、枠の上で助かる。
 24分、フロンターレが三人同時交代。山田に代えてエリソン、際に代えて佐々木、家長に代えて伊藤を入れる。
 26分、右サイドを攻めあがった佐々木のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手GKがはじく。こぼれを拾って、佐々木からのクロスをエリソンがヘディングシュート、強くヒットできず相手GKが捕る。エリソンは入ってからずっと猛牛のように相手DFやGKにプレスをかけまくっている。
 29分、福岡が二人同時交代。左WB志知に代えて藤本、左シャドーの名古に代えてウェリントンを入れる。ウェリントンはワントップに入り、岩崎が左シャドーへ回る。
 30分、中盤でフロンターレのFK。山本と三浦がボールサイドに立つ。直接ねらうには少し距離があるが、三浦ならねらえるかもしれない。山本が蹴り、相手DFがクリア。
 33分、マルシーニョにイエローカード。相手右サイドからの突破を止めようとボールを蹴りにいっただけに見えたが、主審には靴の裏でいったと見られたらしい。これで与えた相手FKからゴール前で混戦。最後は相手DF安藤にシュートされるが、河原が防いで相手左CK。見木が蹴るが、GK山口がはじく。こぼれをつながれ、最後は相手MF藤本がヘディングシュート、GK山口が捕る。
 36分、フロンターレが五人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。
 37分、相手DF安藤が伊藤か誰かのユニフォームをつかんで倒し、イエローカード。
 40分、やっと追加点。左から右へサイドチェンジ、受けた伊藤が中盤右サイドからクロス、エリソンがヘディングシュートを合わせて2−1。南アナが「交代で入った伊藤とエリソンが得点」。
 41分、福岡が五人目の交代。右WB湯澤に代えて長身FWザヘディを入れる。
 45分、中盤左サイドから山本がクロス、エリソンがヘディングシュートするが、相手GK。
 追加タイム5分。46分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手FWザヘディがクリア。
 48分、相手FWウェリントンからのパスを受けた相手FWザヘディがシュート、河原が防ぐ。
 49分過ぎ、アウェイだがフロンターレサポーターの歌う「アヴァンテ」が聞こえる。福岡が左サイドからスローインしようとしているときにタイムアップの笛。
 2−1でフロンターレは2勝1分勝点7得失点差5で2位に浮上。福岡は3連敗で20位に転落。
 浦和に2−1で勝った湘南はクラブ初の開幕3連勝で首位に浮上。14位だった浦和は15位。3位は、同率2位だった広島と1−1で引き分けた前節首位の清水。広島は同率4位に。4位もう1チームは、フロンターレと前節対戦した柏で、2−1でセレッソを下した。鬼木新監督の鹿島は2−1で新潟に勝ち、6位。新潟は16位。3連覇をねらう13位神戸は16位京都と1−1で引分け、3戦未勝利で3引分け、11位。京都は17位。

マラソン (2025.2/25)

大阪マラソン (2025.2/24) 世界陸上東京2025選考レース

 途中から雪が降る天気だったが、初マラソンの近藤(三菱重工)がエチオピアのトラとアダンを抜いて一時トップに立ち、最後の200mでアダンに抜かれたが、日本歴代5位の2時間5分39秒の日本人トップで2位に入った。世界陸上代表になるには、参加標準記録2時間6分30秒をきり、日本人最高順位である必要がある。気温5.2度、湿度43%。NHKセンター解説は花田さん、第一移動車解説は尾形さん、実況は小宮山アナ。
 海外招待選手は、エチオピアからモラ、A.トラ、アダンなど。トラの兄は、パリ五輪マラソン金メダル。国内招待は、日本最高記録保持者の鈴木健吾(富士通)、パリ五輪代表の小山(Honda)、細谷(黒崎播磨)など。その他、青山学院大学3年の黒田、菊池(中国電力)、ベテランの定方(三菱重工)などが参加。ペースメーカーは1km2分58秒設定で4人、1km3分設定で2人。
 初めの1kmが2分56秒、次は3分、2分55秒、2分56秒。5kmで14分50秒。まだ大集団。
 10kmは高田(住友電工)などの29分41秒。この5kmは14分51秒。ただ、1kmごとにラップは上下しているらしい。
 15kmは定方などの44分30秒。この5kmは14分49秒。
 20kmではトラが59分13秒。この5kmは14分43秒。少しペースが上がったらしく、集団が縦長に。
 中間地点はトラ、モラ、細谷が1時間2分29秒。先頭集団は27人。鈴木健吾、小山、細谷、黒田などが含まれている。
 25kmはトラ、モラ、アダン、細谷、黒田、高田、小山(トーエネック)などが1時間14分2秒。1秒差で鈴木、柏、菊地、細谷、キマニなど。この5kmは14分48秒。ペースメーカーのうち日本人二人が離れる(実際にはだいぶ前から日本人一人だった)。27km付近で小山が遅れる。
 30kmは1時間28分56秒。トラ、モラ、アダン、細谷、近藤、黒田、菊地など。1秒差で鈴木、柏、キマニ、定方など。この5kmは14分54秒。ここで残りのペースメーカーも離れる。
 30.5kmの折り返し地点で、先導の白バイや中継バイクが折り返しの先にある放送やぐらの向こうを回ったため、先頭集団も大回り。集団から遅れた選手が「こちらではないか」と指さしたが、そのあと何人かも大回り。30m・10秒ほど記録に影響したらしい。運営側がふさぐ予定のコーンを設置しなかったため、わかりにくかったらしい。この後、ケニアのキマニ、定方も遅れる。
 33km手前で先頭は8人。トラ、モラ、アダン、黒田、菊地、近藤、柏、鈴木健吾。32kmでは黒田が先頭。センター解説の花田さんが「押し出される形で先頭に出たが、ペースメーカーのように使われてしまうので、出るならスパートした方がいい」。雪が降ってくる。
 35kmは1時間43分58秒。トラ、モラ、アダン、鈴木。1秒差で近藤、菊地、2秒差で黒田、柏。細谷は先頭と8秒差。38km手前で後ろから細谷が追いつき、9人に。黒田がきつそうな表情になる。その後、トラがスパートし、モラ、アダンと鈴木健吾がついていき、前4人、後ろ4人に。いったん8人に戻ったが、トラが再びスパートして、前後4人に分かれ、さらに前の4人からモラと鈴木が遅れる。
 40kmはトラで1時間59分10秒。1秒差でアダン。6秒差でモラ、8秒差で近藤。10秒差で細谷、黒田、11秒で鈴木、菊地。
 40km過ぎに後ろから近藤が上がってきて、トラとアダンを追い抜く。突き放すことはできないが、アダンがついてくる。
 最後の200mで、アダンがスパートして優勝。2時間5分17秒。2秒差で初マラソンの近藤。
 3位はトラで、2時間5分52秒。4位は細谷で2時間5分58秒。5位はモラで、2時間6分4秒。6位に黒田で2時間6分5秒、7位に菊地で2時間6分6秒。8位鈴木健吾で2時間6分18秒。復活のきっかけになる走りだと言っていた。

サッカー短評 (2025.2/22)

柏レイソルvs.川崎フロンターレ 1対1 (2025.2/22 三協柏) 第2節

 新生・柏はハイプレスでパスをつなぐチームに変貌。ほぼ耐えるだけで0−0で後半へ。交代するかと思ったが、しないまま、フロンターレも前線からの守備を強めて先制したまではよかったが、7分後に追いつかれてからは、前半と同じような耐え忍ぶ展開になり、最後まで打開できず。1勝1分けで3位に後退。気温9度、湿度20%。風が強かった。観客13605人。主審は福島孝一郎さん。VARは野堀さん。DAZN解説は福田正博さん、実況は桑原アナ。
 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、際。山本と河原のダブルボランチ。脇坂のトップ下。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップに山田。ベンチにソンリョンが戻ってきた。他に車屋、アイダル、山内など。
 柏は、3-4-2-1。細谷のワントップ。二列目に渡井と小泉。左右のWBにジエゴと小屋松。原川と熊坂のダブルボランチ。DF杉岡、古賀太陽、原田。GK小島。キャプテンは古賀。ロドリゲス監督は1年目。ただし、徳島や浦和で一緒にやっていた選手が6人もいるという。渡井は徳島から、小泉は浦和から加入。ベンチにはFW垣田、DF犬飼など。
 5分、右サイドをえぐった伊藤からの折り返しを脇坂がペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手GKが捕る。
 12分、相手FW細谷にシュートされるが枠の外。14分には、相手MF渡井がシュート、際が防ぐ。17分の相手MFジエゴのシュートは枠の上。
 29分、相手右サイドから小屋松がクロス、相手FW細谷のヘディングシュートをGK山口が防いで柏の右CK。原川が蹴り、小屋松がシュートするが。右ポストで助かる。
 32分、フロンターレの左CK。山本が蹴り、マルシーニョがヘディングシュート、ヒットせず相手DF。35分、中盤左寄りでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手GKが捕る。
 42分、ペナルティーエリア手前で柏のFK。原川が直接ねらうが、壁に当たる。
 43分、中盤左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手GKがはじく。
 0−0でハーフタイム。システムのギャップがあり、プレスがかみ合わずに押し込まれる。後半はどう打開するのか。

 後半は交代なしで開始。
 3分、相手MF小屋松が右からペナルティーエリアに入ってシュート、枠の左。
 5分、先制。マルシーニョが相手ボールをカットして左サイドから攻め込む。マルシーニョはペナルティーエリア内にアンダーラップした三浦にパスを通し、三浦がすかさずループハス、脇坂がとびこんで頭で押し込む。1−0。
 7分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。続けて左CK。山本が蹴るが、これも相手DF。
 8分、柏が二人同時交代。FW細谷に代えて垣田、左WBジエゴに代えてMF久保藤次郎を入れる。久保は右WBに入り、小屋松が左へ回ったらしい。
 12分、失点。10分過ぎから柏の攻撃が続き、クリアも拾われて苦しい中、交代で入ったばかりの久保に相手右サイドからクロスを入れられ、右シャドーの小泉がペナルティーエリア中央でヘディングシュート、1−1。クロスを入れた久保に誰もプレスにいっていないのがまずい。
 13分、サイドチェンジのパスを受けたマルシーニョが中へドリブルしてシュートするが相手DF。15分には、山本からのパスを受けた山田がミドルシュート、相手DF。
 17分、柏の左CK。ショートコーナーからゴール前に入れられるが、DF陣がクリア。直後にフロンターレが一人目の交代。河原に代えて橘田を入れる。
 18分、相手ボランチの熊坂がミドルシュート、枠の上。
 19分、橘田のスルーパスに走りこんだマルシーニョが折り返し、こぼれを伊藤がシュート、ゴールかと思われたが、VARの結果、マルシーニョがオフサイドで認められず。残念。
 この後、柏の攻撃に耐える時間が続く。
 27分、柏が三人目の交代。左シャドーの渡井に代えて島村を入れる。フロンターレも二人目の交代。伊藤に代えて家長を入れる。
 28分、フロンターレのカウンター。マルシーニョのドリブルから家長が右からクロス、相手GKが捕る。31分にも、こぼれを拾って左サイドから三浦が攻めあがってクロス、山田に通るがシュートできず。34分にも三浦がクロスを入れるが、相手GKが捕る。
 この後、柏の攻撃に耐える時間が続く。
 37分、フロンターレが三人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、山田に代えてエリソン、三浦に代えて田邊を入れる。前から追うパワーを補充して、後ろは田邊で守備固めか。
 39分、田邊が左サイドを攻めあがって倒され、フロンターレのFK。山本が蹴るが相手DFにクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。
 41分、左サイドでフロンターレのFK。山本が蹴り、家長がヘディングシュート、惜しくも枠の左。
 追加タイム4分。なんとかしのいで1−1でタイムップ。
 勝点1で合計4として3位に後退。2連勝した清水と湘南が1位、2位。

※翌日に広島がマリノスに1−0で勝って同率2位浮上、フロンターレは4位に。マリノスは1敗1分けで15位。

フィギュアスケート (2025.2/22、23,24)

四大陸選手権 (2025.2/19〜23 ソウル・韓国) 選手権

 <男子シングル>24人エントリー。日本からは壷井、三浦佳生、友野。アメリカからプルキネン、樋渡、マー(当初エントリーからトルガシェフ、ナウモフが辞退)。カナダからサドフスキー、ラキッチ等。地元韓国からはチャ、キム・ヒョンヨン。カザフスタンはシャイドロフとジレンバイエフ。中国はチェン・ユドンなど。ボーヤン・ジンはいない。2/15にチウが欠場、ニューナムが繰上げ出場。イ・シヒョンは棄権。フジ地上波では、日本人3人とシャイドロフ、チャの5人を放送。解説は無良、実況は上中アナ。
 17番滑走で壷井(22)。昨季全日本7位。今季NHK杯3位。全日本3位。曲は「En Aranjuez Con Tu Amor」。振付は川越正大。冒頭で4Sがアンダーローテーションで転倒。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点3番目の41.3、演技構成点7番目の37.77、転倒の減点1、合計78.07でSP6位。

 19番滑走で友野(26)。昨季全日本6位。今季仏杯5位、フィン杯6位。全日本5位。曲は「Tshegue」他。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4T+3Tは惜しくも最後オーバーターン。しかし次が4Sのパンクした2Sで無得点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち二つは加点2〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2。渾身のStSqはレベル3だが全ジャッジが加点3〜5。技術点7番目の39.04、演技構成点40.8、転倒の減点1、合計79.84でSP3位。

 22番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。昨年6位。世界選手権14位。今季ファイナル5位。冬季ユニバ4位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。ジャンプが安定していた。冒頭の4Lz+3Tは余裕があり、全ジャッジが加点2〜5。続く3Aも幅があり全ジャッジが加点ほぼ3。FCSpとStSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になるところで4T成功。あと二つのスピンはレベル4.うちCSSpは全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の55.78、演技構成点4番目の38.95、合計94.73でSP1位。
 23番滑走で地元チャ(韓。23)。昨年銅メダル。世界選手権10位。今季スケートカナダ3位、フィン杯フリー棄権。冬季ユニバ3位。曲は「Natural」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭は4Sの予定がパンクして2Sとなり無得点。得意の3Lz+3Loは成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5。1.1倍になる3Aは慎重に跳び、全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル2でVマークだが全ジャッジが加点2〜3。技術点9番目の37.43、演技構成点最高の41.81、合計79.24でSP4位。
 最終滑走で三浦(19)。昨季世界選手権8位。今季スケートアメリカ3位、NHK杯6位。全日本8位。曲は「Conquest of Spaces」。振付はブノワ・リショー。冒頭の4Sはよくこらえた。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4.うち最後のCSSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Loは第2がダウングレードで転倒。試合でほとんど跳んだことのない連続ジャンプらしい。StSqはレベル3だがスピードに乗り、全ジャッジが加点2〜3。ケガのため構成はレベルを落としたとのこと。技術点6番目の39.25、演技構成点3番目の40.55、転倒の減点1、合計78.8でSP5位。

 フリー。
 14番滑走でサドフスキー(加。25)。曲は「インターステラー」。振付はシュイナール他。冒頭の4Sは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lzはステップアウト。3Aは決める。3Lo+2A+SEQは第1にqマークでこらえた。StSqとFCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。1.1倍になるところの3連続は2S+1Eu+ステップアウトとなり第3は無得点。予定では、第1が4Sだった。3Lz+2Tは成功。ソロの2Aも決める。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点3〜5。ChSqは最後でよろけてGOE-0.57。技術点14番目の65.29、演技構成点7番目の75.76、合計141.05でフリー9位、総合213.9で10位。
 15番滑走でSP8位の地元キム・ヒョンヨン(韓。18)。曲は「Hold On to Hope in the Dark Time」他。振付はシン・イェジ。冒頭の4Tは成功。続く3Aはアンダーローテーション。3Lz+3Tは全ジャッジが加点。ソロの3Fに!マーク。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点。3Lo+2A+2A+SEQも決める。ソロの3Sは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.29。技術点4番目の82.44、演技構成点13番目の70.06、合計152.5でフリー6位、総合226.16で7位。
 16番滑走でSP7位ニューナム(加。22)。曲は「Buenos Aires Hora Cero」他。振付は不明。初めて見る選手か。冒頭の3連続はいきなり3Aがパンクして1A+1Eu+3Sに。続く3F+3Tは第1に!マークとqマーク。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2。3Lo+2A+SEQも成功全ジャッジが加点。FSSpはレベル4。1.1倍になる3Fはステップアウト。次の3Loは片手つき。2Aは決め、全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.86。あと二つのスピンとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちFCCoSpは加点1〜3。技術点16番目の60.86、演技構成点11番目の70.67、合計131.53は自己ベスト更新でフリー14位、総合205.34も自己ベスト更新で12位。

 17番滑走で壷井(22)。曲は「道化師」。振付はスカリ。冒頭の4S+3Tは間にオーバーターン二回。ソロの4Sはqマークでステップアウト。3Aは決める。FSSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3A+1Eu+3Sも成功。3Lz+2A+SEQは第1が!マーク。ソロの3Loは成功。あと二つのスピンはレベル4。ChSqはGOE+0.86。ソロの3Fは全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の81.71、演技構成点8番目の75.15、合計156.86でフリー5位、総合234.93で5位。
 18番滑走で三浦(19)。曲は「シェルブールの雨傘」。振付は。冒頭の4S+2Tはスピードがあり全ジャッジが加点2〜4。しかし続くソロの4Sで転倒。予定では3Aだったらしい。次は2Aにパンク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ2〜3、最後のCCoSpは加点2。もう一回ソロの3Aに挑戦、なんとか決める。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になるソロの3Lzは全ジャッジが加点1〜3。3F+1Eu+3Sの予定が+1Eu+の後両足をついてしまうが2Sを付けた。ChSqはGOE+1.36。3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。CSSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。技術点10番目の71.22、演技構成点4番目の81.46、合計151.68でフリー7位、総合230.48で6位。
 19番滑走でチャ(韓。23)。曲は「Balada para un Loco」に変更。振付はシェイリン・ボーン。 終わったとき、ホッとした感じ。パンクした2T以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4Sはきれいに決まり、加点3〜4。次は4Tがパンクして2Tに。得意の3Lz+3Loは加点2〜4。StSqとスピン三つはレベル4。うちStSqとCCoSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+1Eu+3S成功、加点2〜3。3A+2A+SEQも決め、加点2〜3。ソロの3Fは加点3〜5。ChSqは音楽に合わせて大きく動き、加点4〜5。技術点2番目の95.27、演技構成点最高の90.51、合計185.78でフリー2位、総合265.02で銀メダル。

 20番滑走で友野(26)。曲は「Butterfly」他。振付はローリ・ニコル。冒頭の4S+2Tは全ジャッジが加点。ソロの4Sの予定が2Sにパンク。次をソロの4Sに変えて決める。ソロの3Loは2Loに。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3A+1Eu+3Sを決め、全ジャッジが加点。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Aも成功、全ジャッジが加点。技術点6番目の82.55、演技構成点2番目の82.55、合計162.24でフリー4位、総合242.08で4位。
 21番滑走でSP2位ジミー・マー(米。29)。曲は「Clair de Lune」。振付はアダム・ブレイク他。すばらしかった。冒頭の4T+3Tは全ジャッジが加点2。続くソロの4Tも全ジャッジが加点2〜3。3Loは転倒。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの3Lzも全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3A+2A+SEQは第1がqマーク。続くソロの3Aは決める。3F+1Eu+3Sの第1に!マーク。ChSqはGOE+1.21。技術点3番目の85.94、演技構成点77.55、転倒の減点1、合計162.49でフリー3位、総合245.01で銅メダル。
 最終滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。圧倒的なジャンプ力を見せた。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭で3A+1Eu+4Sを決め、加点2〜5。試合で成功したのは初めてらしい。続く4Lzは加点2〜4、4Tはほぼ加点1〜3。ソロの3Loは加点2〜3。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは加点2〜3。あと二つのスピンはレベル4で加点2〜3。1.1倍になるところでなんと4T+3Tを決め、加点ほぼ2〜3。さらに3Lz+2A+SEQも成功、加点2〜4。ソロの3Lzも加点2〜3。ChSqはGOE+1.0。ノーミスで終え、氷に横たわった。技術点ダントツの109.02、演技構成点4番目の81.35、合計190.37は自己ベスト更新でフリーも1位、総合285.1も自己ベスト更新で初の金メダル。

 <女子シングル>21人エントリー。日本からは樋口、千葉、松生。アメリカからリウ、テネル、エヴゥハート。カナダからスキーザス、デュピュイ等。地元韓国からキム・チェヨン、ユン・アースン、なんと資格停止だったイ・ヘインも。その他ロシアから転籍のサモデルキナ(カザフ)、中国からシァンイ・アン、ホンイー・チェン等。フジ地上波では、日本人3人とキム・チェヨン、アメリカの3人を放送。解説は村上佳菜子、実況は上中アナ。

 13番滑走で樋口(24)。昨季全日本12位。今季ファイナル4位、全日本3位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。冒頭の2Aは全ジャッジが加点ほぼ3。しかし次の3Lzからの連続ジャンプの予定がステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。1.1倍になる3F+3Tで連続ジャンプをリカバリーしたが、第1に!マーク、第2はqマーク。技術点9番目の33.61、演技構成点6番目の31.49、合計65.1でSP7位。
 14番滑走で松生(20)。昨季全日本17位。今季ファイナル6位、全日本5位。曲は「Ain't We Got Fun」。振付は佐藤紀子。冒頭の2Aはいつも通りふんわりと成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3F+3Tは第1が!マークでアンダーローテーション、第2もアンダーローテーション。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lzの予定が2Lzになり無得点。痛かった。StSqとLSpはレベル3で全ジャッジが加点2以上。うち最後のLSpは加点2〜4。技術点16番目の25.24、演技構成点9番目の29.83、合計55.07でSP13位。
 15番滑走でアリサ・リウ(米。19)。昨季はまだ引退中。今季スケートカナダ6位、NHK杯4位。全米2位。曲は「Promise」。振付はスカリ。冒頭の3F+3Tは第2がアンダーローテーション。以降の全要素に全ジャッジが加点。2Aは加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4。うちFCSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lzは加点1〜3。StSqはレベル3で加点2〜4。最後のLSpはレベル2だが加点3〜4。技術点6番目の34.59、演技構成点4番目の32.5、合計67.09でSP4位。

 最終グループ16番滑走でエヴァハート(米。18)。昨季全米シニア4位。今季仏杯5位、フィン杯4位。全米3位。曲は「Reel Around the Sun」。振付はシェイリン・ボーン他。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tはほぼ加点1〜3。2Aも加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lzは加点2〜3。最後のStSqはレベル3だが加点2〜5。技術点4番目の36.41、演技構成点7番目の30.95、合計67.36でSP3位。
 17番滑走でテネル(米。27)。昨季全休。今季スケートアメリカ、NHK杯とも5位。全米4位。曲は「Lord of the Dance Medley」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは加点1〜3。LSpはレベル3で加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Loは加点2〜3。あと二つのスピンはレベル4。うち最後のCCoSpは加点3〜4。StSqはアイリッシュ・ダンスの動きも入れ、レベル2だが加点2〜4。技術8番目の33.66、演技構成点3番目の32.92、合計66.58でSP5位。

 20番滑走でキム・チェヨン(韓。18)。昨年銀メダル、世界選手権銅メダル。今季仏杯4位、中国杯3位。曲は「トロン: レガシー」。振付はブノワ・リショー。万事そつがない。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点ほぼ3。続く3Lz+3Tも加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のLSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fは加点3〜4。回転不足やエッジエラーがないのが強み。技術点最高の40.15、演技構成点2番目の33.87、合計74.02は自己ベスト更新でSP1位。
 最終滑走で千葉(19)。昨年金メダル、世界選手権7位。今季ファイナル2位、全日本4位、冬季ユニバ2位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。緊張していたが、全体としてはうまくできた。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。続く2Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpとStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fもqマーク。技術点2番目の37.13、演技構成点最高の34.07、合計71.2でSP2位。

 フリー。
 9番滑走で松生(20)。曲は「Lux Aeterna」。振付はローリ・ニコル。衣装は銀。冒頭の3Loは滑らかに成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Lz+3T+2Tは第1、第2ともqマーク。次の3Fもqマーク。ChSqは全ジャッジが加点2〜3。ソロの2Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点3〜4、StSqと最後のLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2Tは成功。しかし3Fからの連続ジャンプの予定がダウングレードでステップアウトし、第2を付けられずに繰り返しの違反。3S+2A+SEQとして連続ジャンプはリカバリーしたが、いずれもqマーク。技術点9番目の60.64、演技構成点8番目の61.39、合計でフリー9位、総合177.1で11位。
 12番滑走でイ・ヘイン(韓。19)。曲は「Ark Ascending」他。振付はシン・イェジ。まだ試合勘が戻っていないか。冒頭の3Lzで見事に転倒。連続3回転の予定だった。続く3Loは全ジャッジが加点1〜3。3F+3Tで連続ジャンプをリカバリーしたが、第2がアンダーローテーションで両足。3S+2T+2Loは成功。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。1.1倍になる3F+2A+SEQは第1がqマーク。ソロの3Lzは!マークとqマークの上、繰り返しの違反。2Aは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.43。技術点8番目の61.54、演技構成点7番目の61.79、転倒の減点1、合計122.33でフリー8位、総合183.1で8位。

 14番滑走でサモデルキナ(カザフ。17)。曲は「Ave Maria」他。振付は不明。ジュニアの試合とプログラムが違うようだ。冒頭の3F+2Tは全ジャッジが加点1〜3。2Aと3S、3Loはいずれも全ジャッジが加点2〜3。すごく手堅く演技している感じ。スピン二つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。StSqとLSpはレベル3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マークとqマーク。ソロの3Fは全ジャッジが加点。3Lz+2A+2T+SEQは第1に!マーク。ChSqはGOE+0.48。技術点3番目の69.49、演技構成点9番目の59.9、合計129.39でフリー6位、総合193.37で7位。
 15番滑走で樋口(24)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の2Aは余裕があり全ジャッジが加点3。続く3Lz+3Tは第2にqマーク。ソロの3Loは全ジャッジが加点1〜4。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。ソロの3Sはqマーク。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3Lzで転倒。3連続の予定だった。次を3Lo+2A+2A+SEQとしてリカバリー。3F+2Tは第1が!マーク。技術点5番目の66.79、演技構成点4番目の64.27、転倒の減点1、合計130.06でフリー5位、総合195.16で5位。試合後のインタビューで「ミスはあったが、SP、フリーとも落ち着いてできたのがよかった。世界選手権はまた緊張すると思うが今回の経験を生かしたい」。

 17番滑走でテネル(米。27)。曲は継続の「トゥーランドット」より「Nessun Dorma」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒にたくさんのビーズ。ほぼノーミス。いよい完全復活か。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。つづく3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fと2Aはいずれも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点2〜4。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Sは全ジャッジが加点。3Lz+2T+2Loも成功。ソロの3Loはこらえた。ChSqはGOE+1.71の高得点。技術点2番目の70.97、演技構成点も2番目の66.83、合計137.8でフリー2位、総合204.38で銀メダル。
 18番滑走でアリサ・リウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金。冒頭の3Fは!マーク。3Lz+3Tは第2がqマーク。次は3Sの予定が2Sに。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点 2以上。うちFCSpは加点2〜4。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは第2にqマーク。3F+2Tの第1が!マーク。ソロの2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqとLSpはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点3〜4。ChSqはGOE+1.43。技術点6番目の65.49、演技構成点3番目の65.97、合計131.46でフリー4位、総合198.55で4位。3Aの練習もしているらしい。

 19番滑走でエヴァハート(米。18)。曲は「火の鳥」。振付はカナエワ他。衣装は赤。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く2A+3Tは第2にqマーク。ソロの3Fにもqマーク。3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点。CCoSpはレベル3、StSqはレベル2だがいずれも全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loは全ジャッジが加点。3Lz+2T+2Loも成功。ソロの3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のFCCoSpは加点2〜4。ChSqはGOE+0.93。すごくよく見えたが、あまりGOE伸びず。技術点4番目の69.07、演技構成点5番目の63.6、合計132.67でフリー3位、総合200.03で銅メダル。
 20番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。衣装は濃いピンク。全体にスピードもキレもなかった。緊張に負けたのかと思ったが、前夜から体調不良だったらしい。冒頭の3F+3Tは第1が!マーク。3Sはqマークであっさり転倒。3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。2Aは決める。ChSqはGOE+0.86。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz++2A+SEQと3Lz+2T+2Loは成功、ほぼ全ジャッジが加点。しかしソロの3Fがアンダーローテーションで転倒。最後のCCoSpはレベル2でVマーク。終わったとき、氷にがっくりひざをついた。どこか痛いように見えた。技術点7番目の62.84、演技構成点6番目の63.04、転倒の減点2、合計123.88でフリー7位、総合195.08で6位。
 最終滑走でキム・チェヨン(韓。18)。曲は「Whisperers from the Heart」。振付はシン・イェジ。ノーミス。最後のスピン以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点2〜3。続く3Loも加点2〜3。3F+2T+2Loは加点1〜3。3Sも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4。1.1倍になる3Lz+3Tは加点2〜4。3Lz+2A+SEQは加点1〜3。ソロの3Fも加点2〜3。ChSqはGOE+1.64。技術点最高の78.27、演技構成点も最高の70.09、合計148.36でフリーも1位、総合222.38で初の金メダル。すばらしい得点なのにキスアンドクライでは喜ぶというより戸惑っているようだった。

サッカー短評 (2025.2/18)

川崎フロンターレvs.CCマリナーズ 2対0 (2025.2/18 U等々力) ACLE第8節

 CCマリナーズは東地区最下位。しかも南半球から遠征してくる。こちらは国内リーグ開幕節から中二日だがホームで戦える。しかし、マリナーズは守備を固め、ミスを拾ってカウンターを仕掛けてくる。フロンターレは攻めあぐねた。ようやく前半34分、山内がドリブルで相手をかわしてペナルティーエリアに入ったところで倒され、PKの判定。これをエリソンが強烈なキックで決めて先制。後半はマリナーズもかなり攻め込んできたが、フロンターレも21分にマルシーニョと脇坂を入れて推進力を増す。なかなか追加点を取れなかったが、追加タイム8分の最後にヴェロンのパスを受けたマルシーニョがループシュートを決めた。気温6.8度、湿度20%。観客11013人。主審はシバコーン・プードムさん。審判団はタイのセット。DAZN解説は水沼さん、実況は下田アナ。
 先発のGKは9年ぶり公式戦出場の安藤。DF田邊、車屋、アイダル、際。橘田と河原のダブルボランチ。トップ下に山内。左右のウイングに宮城と家長。ワントップにエリソン。ゲームキャプテンは車屋。さすがに中二日で、河原以外の全員を入替え。ベンチにGK山口、DF高井、三浦、野田、MF山本など。※先発予想は、GK山口瑠伊。DF三浦、車屋、アイダル、際。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングには山内と伊藤達哉、トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。今季はまだ、大島と瀬川をベンチでも見ていない。
 マリナーズは4-4-2。9番クオルと23番ディビジオのツートップ。左右のアウトサイドに7番テオハラスと21番ファイサル。16番スティールと36番イームスのダブルボランチ。DF12モラギス、33番ポール、24番ヘリントン、27番クゼフスキ。GKパフレシッチ。ゲームキャプテンは16番スティール。全体に若いメンバーで、最年長でも25歳、最年少は16歳のイームス。ACL前節でレギュラーのCBとCFなど3人怪我で欠いているらしい。マーク・ジャクソン監督はイングランドの人。2年目。昨季は1年目でチームをAリーグ優勝に導いた。
 マリナーズはコンパクトにひいて守備を固め、こちらのミスを拾ってカウンターを仕掛けてくる。寒いせいもあるのか、積極的なハイプレスはかけてこない。フロンターレは外側でパスを回している時間が長く、相手があまり食いついてこないので消耗させることもできず、攻めあぐねた。
 フロンターレは左サイドからは田邊がクロスを入れたり、右サイドから際が家長のパスに走りこんだりしたが、相手DFのクリアにあう。
 9分、相手左SBモラギスが攻めあがって深い位置から低いクロス、相手FWクオルに通りそうになるが、車屋が寄せ、ボールはGK安藤が押さえる。11分にもボールロストからカウンターを受けるが、DF陣が早めに対応。
 時折、相手の縦に速いカウンターがあるため、ダブルボランチの位置が低く、家長と際の崩しに河原がからまないので、相手にも対応されやすい。
 14分、中盤で相手ボールのカットから、最後はエリソンがミドルシュート、相手DF。
 21分、マリナーズのカウンター。中盤でボールカットされ、ミドルシュートを打たれるが、枠の外。
 22分、河原からのパスを受けた宮城が左から中へドリブル、ペナルティーエリア手前中央からシュート、枠の上。
 27分、右サイド際からのクロスを宮城がヘディングシュート、相手GK。こぼれを拾ってつなぎ、エリソンがオーバーヘッドを狙うが枠の外。
 34分、山内がドリブルでペナルティーエリアへ入ると、相手左MFテオハラスが山内を倒して、笛が鳴る。VARがチェックしてPK確定。ボールは倒された山内ではなくエリソンがセットしている。エリソンは強烈なキックをゴール右に蹴りこみ、1−0。
 41分、家長が右から入れたクロスのこぼれを山内がシュート、バー右角に当たる。惜しかった。さらにこぼれを際がシュート、枠の外。
 43分、相手左サイドから攻め込まれて河原がクリアしてマリナーズの左CK。このCKはDF陣がクリア。こぼれを拾われ何度かクロスを入れられるが、最後はGK安藤が捕る。
 45分、相手右サイドから攻め込まれ、アイダルがクリアしてマリナーズの右CK。このCKは家長がクリア。
 追加タイム1分。1−0でハーフタイム。

 後半は交代なしで開始。
 右サイドの際と相手左WBのテオハラスはたびたびマッチアップしている。
 4分、山内のドリブルからのクロスがクリアされてフロンターレ左CK。なんと宮城が蹴るが、相手DF。
 7分、中盤でボールロストし、相手右MFファィサルが深い位置からクロス、ファーサイドで受けた相手左MFテオハラスがペナルティーエリアに入ってシュートするが、際が防ぐ。相手左MFテオハラスと相手左SBモラギスはよく連動して相手左サイドを
 11分、相手FWクオルにイエローカード。
 14分、ペナルティーエリア右角付近から河原がクロス、エリソンがヘディングシュートをねらうが枠の外。
 18分、マリナーズが二人同時交代。9番FWクオルに代えて35番MFデリマ、23番FWディビジオに代えて37番FWブラントマンを入れる。
 21分、フロンターレも二人同時交代。宮城に代えてマルシーニョ、山内に代えて脇坂を入れる。脇坂は車屋からキャプテンマークを受け取ったようだ。
 22分、マルシーニョからのパスを受けたエリソンがペナルティーエリア手前左で倒され、フロンターレのFK。脇坂が直接ねらうが枠の左。
 25分、マルシーニョが相手ボールをカットしてクロス、エリソンがワンタッチでシュート、枠の右。実況席では「マルシーニョが入って、フロンターレの攻撃が活性化した」。
 27分、相手左MFテオハラスが攻め込み、深い位置から折り返すが、ゴール前を通過して誰にも合わず。
 28分、マリナーズが二人同時交代。7番テオハラスに代えて11番フェイジョン、16番ボランチのスティールに代えて8番マッカルモントを入れる。スティールのキャプテンマークは誰に渡ったのか。
 30分、車屋の足がつってメディカルが入る。フロンターレが三人目の交代。車屋に代えて丸山を入れる。
 30分、相手左サイドからの攻撃をアイダルが防ぐ。32分には、相手右サイドからの突破を田邊がライン際で粘ってゴールキックにする。下田アナが「田邊の勝ち」と叫ぶ。
 35分、マルシーニョからの折り返しをエリソンがシュート、枠の左だが、オフサイド。3分にはエリソンからのスルーパスにマルシーニョが走りこみ、ペナルティーエリアで倒されるが、これもオフサイド。一応、VARの確認が入る。
 40分、フロンターレが二人同時交代。エリソンに代えて山田、家長に代えてヴェロンを入れる。
 43分、マリナーズのカウンター。相手右サイドから攻め込まれ、シュートが味方DFに当たるが、アイダルがクリア。
 45分、マリナーズが五人目の交代。右MF21番ファイサルに代えてDF15番ルーを入れる。
 追加タイム8分。46分、脇坂が右サイドへパス、受けたヴェロンからクロス、マルシーニョが走りこむが合わず。
 48分、ヴェロンが右サイドを突破し、深い位置から折り返すが相手DFがクリアしてフロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。
 52分、中盤相手右寄りでマリナーズのFK。相手GKが蹴り、ゴール前に攻め込まれるが、全員で防ぐ。
 53分、追加点。フロンターレのカウンター。クリアボールを拾ったヴェロンが右サイド浅い位置から前方へパス。追いついたマルシーニョがペナルティーエリアで相手GKと1対1になるや、ループシュートを放って2−0。
 2−0でタイムアップ。勝点18としてなんと暫定1位。同じ日にアウェイで上海申花と対戦した神戸は2−4で敗戦。翌日にやはりアウェイで上海海港と対戦したマリノスも0−2で負けた。
 ラウンド16はホーム&アウェイ方式。まず3/5にアウェイで、3/12にはホームで上海申花と対戦。
 試合後のインタビューでGK安藤は「2016年5月のナビスコカップ以来3191日ぶりの公式戦の感想は」と聞かれ「他の選手には単なる1試合かもしれないが自分には待ち望んでいた瞬間だった」「今日は枠内のシュートは1本も打たせていない」と言っていた。目が赤いのは、向かい風によるドライアイのせいらしい。

※後日、最終戦を山東泰山がチーム状態不良のため棄権、大会からも撤退するという事態を受けて、このチームとの対戦勝点を削除する決定となり、フロンターレは勝点15、順位は変わらず2位。マリノスも勝点1が削られて18となったが、1位。しかし神戸が勝点3を削られて3位から5位となり、Jリーグは2/25、今季の大会方式の見直しを求める意見書をAFCへ提出したという。今季の新しい方式はスイス方式というらしいが、欧州では棄権チームが出たときは、済んだ試合は活かし、残りは0−3で処理することになっているという。

サッカー短評 (2025.2/15)

川崎フロンターレvs.名古屋グランパス 4対0 (2025.2/15 U等々力) 第1節

 今季開幕戦。2/11にアウェイで浦項と対戦し帰国して中三日。前半は苦しい場面も多かったが、惜しいシュートもあり、スコアレスで後半へ。13分にFKから高井のヘディングシュートで先制すると、22分には、パスワークでつないで三浦のクロスを山田が押し込み追加点。34分には山田のシュートのバー跳ね返りを山内が流し込み、43分には山内のクロスを宮城がヒールで決めて、合計4得点。「全てアカデミー出身選手が決めた」という珍しい内容。気温14.1度、湿度24%。観客23005人。主審は吉田哲朗さん、VARは岡部さん。DAZN解説は永井雄一郎、実況は桑原アナ。
 先発は、GK山口瑠伊。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにはマルシーニョとヴェロン。トップ下に脇坂。ワントップは山田。ベンチにGKソンリョン、車屋、際、アイダル、橘田、エリソンなど。昨季途中に町田から加入のGK山口はJ1デビュー。4日前のACLの試合とボランチ1枚と右ウイングだけ変更。もっとターンオーバーしてくるかと思った。※先発予想は、GKソンリョン。DF三浦、車屋、アイダル、際。ダブルボランチには河原と大島。左右のウイングにはマルシーニョと伊藤達哉、トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。
 名古屋は3-4-1-2。永井謙佑とサウジから復帰のマテウス・カストロのツートップ。トップ下に和泉。左右のWBに徳元と野上。大学在学中の加藤玄と稲垣のダブルボランチ。DF河面、三國、原輝樹。GK武田。ベンチに森島司、山中、札幌から移籍の浅野雄也など。長谷川監督は4年目。
 3分、空中のボールを相手FWマテウスと二人で蹴りあったとき靴の裏を相手に向けたということなのか、マルシーニョにいきなりイエローカード。
 5分、中盤相手左サイドで名古屋のFK。徳元が蹴り、こぼれを稲垣にシュートされるが枠の右。
 8分には、相手右サイドから相手FWマテウスにミドルシュートをうたれるが、枠の上。桑原アナが「ここからでも打てるぞ、ということを示しましたね」。
 12分、中盤右サイドの河原からのパスを受けたマルシーニョが左サイドから内へ切り込んでシュート、相手GK正面。
 15分、相手左サイドから徳元にクロスを入れられるが、高井がクリア。こぼれを相手DF原がシュート、枠の右。
 16分、相手と競り合ってから倒れた佐々木が立ち上がれず。フロンターレが一人目の交代。佐々木に代えて際を入れる。
 19分、自陣ペナルティーエリア手前右寄りで名古屋のFK。マテウスが直接狙うが大きく枠の上。
 21分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、誰にも合わずに通過。
 23分、左から三浦がクロス、こぼれを右から際がクロス、さらにこぼれを河原がミドルシュート、惜しくも枠の左。
 25分、左へ流れた相手FW永井からのクロスを相手MF稲垣がシュート、丸山が防ぐ、さらにこぼれを永井が拾ってドリブル、ペナルティーエリアすぐ外からシュート、右ポストに当たってピッチ外へ。試合後に「名古屋の一番惜しい場面」と桑原アナが言った場面。
 今季は、「アクチュアル・プレーイングタイムを長くする」ためにファールがあって選手が倒れても少々のことでは笛は吹かないことになっている、と桑原アナ。山本が倒されても笛が鳴らず、フロンターレサポーターが不満げな声をあげた場面などがあった。
 35分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれを三浦がミドルシュート、枠の右。さらに山田もシュート、相手GK。
 40分、名古谷の右CK。徳元が蹴るがマルシーニョがクリア。41分、名古屋の左CK。徳元が蹴るが、高井がクリア。
 42分、名古屋の左CK。徳元が蹴るが、マルシーニョがクリア。こぼれを相手DF原がミドルシュート。
 追加タイム2分。47分、際がドリブル、相手ボランチの稲垣に倒される。稲垣にイエローカード。メディカルが入り、際はピッチの外へ。
 51分、ヴェロンのクロスがクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手FW永井がクリア。
 0−0でハーフタイム。

 後半は交代なしで開始。
 2分、マルシーニョが左サイドからクロス、走りこんだヴェロンがシュート、枠の右。さらに山田からのパスを再度ヴェロンがシュート、枠の上。
 4分、脇坂がペナルティーエリア手前からシュート、相手DF。さらに三浦がドリブルでペナルティーエリアに入ってシュート、枠の上。
 10分、左サイド三浦からの折り返しを脇坂がミドルシュート、枠の左。
 12分、名古屋が二人同時交代。マテウスに代えて森島司、加藤玄に代えて椎橋を入れる。
 13分、中盤左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴り、高井が打点の高いヘディングシュートを決める。やっとゴールネットを揺らせてみんな喜ぶがVARのチェックが長い。リプレー映像を見ると、脇坂は明らかにオフサイドだが、その後プレーに関与せず。脇坂の奥の高井とさらに奥の相手DFの「ボールに触れる体の一部」との位置関係が重なっていて見えず。主審もヘッドセットに手を当てて判定を待つように指示するが、オフサイドの確認はできずに得点が認められた。1−0。
 22分、追加点。丸山からのロングフィードを受けたマルシーニョがワンタッチでループパス、走りこんだ三浦がペナルティーエリア左から低いクロス、山田が走りこんでシュートを押し込む。2−0。大黒コーチが喜んでいる場面が映る。解説の永井が「山田も大黒コーチにいろいろ教わっていると思う」。
 25分、名古屋の左CK。徳元が蹴り、相手MF椎橋がヘディングシュート、枠の上。
 28分、名古屋が二人同時交代。トップ下の和泉に代えて山岸、左WB徳元に代えて山中を入れる。和泉のキャプテンマークは誰が巻いたのか。
 30分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKがクリア。31分にもフロンターレの左CKを山本が蹴るが、これも相手GK。
 32分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて橘田、ヴェロンに代えて山内を入れる。
 33分、左サイドから攻め込み、最後は山内がシュート、相手GK。34分、フロンターレの左CK。橘田が蹴るが、相手MF稲垣がクリア。
 34分、追加点。左サイドから崩して橘田がペナルティーエリアに入ったところからクロス、中央で山田がシュートするが惜しくもバーに当たる。こぼれをペナルティーエリア右で拾った山内が相手DFと競りながら中央へ入ってシュート、3−0。これがなんと山内のプロ初ゴールという。
 37分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、山田に代えてエリソンを入れる。
 38分、相手FW永井にイエローカード。直後に名古屋が五人目の交代。右WBの野上に代えて浅野雄也を入れる。
 42分、右サイドからパスをつないで山内が相手DFの裏へ突破してペナルティーエリアに入ってクロス、ニアへ走りこんだ宮城がワンタッチヒールで流しこむ。4−0。試合後のインタビューで、アカデミー同期だという山内が「天はいつもああいうゴールを決めていた」と言っていた。今までは宮城に会うパスを出せる人がいなかった、ということか。
 追加タイム6分。48分、宮城からのパスを受けたエリソンがシュート、相手DF三國がクリア。これをさらにエリソンが拾って再度シュート、相手GK。
 49分、右サイドから山内がドリブルでペナルティーエリアに入ってシュート、惜しくもバーに当たる。
 50分、サポーターが「アヴァンテ」を歌い始める。4−0でタイムアップ。
 ACLに続いてリーグ戦でも4−0で白星発進。なかなか幸先がいい。暫定で1位になった。次はまたACLEの試合で、2/18にホームでCCマリナーズ(豪)と対戦。
 なお、前日のフライデーマッチで大阪ダービーがあり、アウェイのセレッソが5−2でガンバを下した。また、昨季優勝の神戸はホームで浦和と0−0のスコアレスドロー。マリノスもホームで新潟と1−1の引分。鬼木新監督の鹿島はアウェイで湘南に0−1と敗戦。昨季2位の広島と3位の町田の対戦は明日。

サッカー短評 (2025.2/11)

浦項vs.川崎フロンターレ 0対4 (2025.2/11 浦項) ACLE第7節

 何と浦項は連日氷点下で、ピッチは水をまくので凍ってカチコチとのこと。パスがつながらないという心配もあったが、前半はハイプレスのかけあいだった。38分に、新加入の右ウイング伊藤のクロスを山田がヘディングシュートで先制。終了間際の43分、相手CBアスプロポタミティスが二枚目のイエローで退場。後半初めは浦項も10人とは思えない攻勢をかけてきたが、26分にフロンターレが追加点。攻撃参加した佐々木のクロスを山田が落とし、脇坂が押し込んだ。さらに29分、後半頭から出た河原が追加点。これで楽になった。ホームの浦項は選手交代してあきらめない姿勢を見せたが、得点できず。最後は43分に、やはり交代で入ったエリソンがダメ押し点を決めた。無失点で決勝トーナメント進出を決定。気温6度、湿度40%。観客不明。主審はマレーシアのナサルディンさん。VARはタキさん。DAZN解説は水沼さん、実況は下田アナ。
 先発は、GK山口瑠伊。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにはマルシーニョと伊藤達哉。トップ下に脇坂。ワントップは山田。ベンチにはGKソンリョン、安藤、DF車屋、田邊、際、アイダル。FW神田。神田は明日2/12、U20アジア杯のため中国へ出発。家長、瀬川などがベンチ外。※先発予想は、GKソンリョン。DF三浦(田邊)、車屋(丸山、アイダル)、高井(アイダル、土屋)、佐々木(際)。ダブルボランチには、山本と河原か(橘田、大島、大関)。左右のウイングにはマルシーニョ(山内、田邊)と伊藤達哉(家長、ヴェロン)、トップ下に脇坂(宮城)。ワントップは山田かエリソン。(参考・中地拓也「【長谷部茂利監督率いる25年の川崎。勇者が選びしシステムとメンバーとは】(1)(2)」サッカー批評Web 2025.2/10 20:02配信記事)キャプテンは引き続き脇坂、副キャプテンは山田、丸山、佐々木。
 今季、FW遠野がマリノスへ完全移籍、代わりにマクデブルク(独)からFW伊藤達哉(27歳)を完全移籍で獲得。小林は左肩脱臼のため12/16に手術。DFはジェジエウが1/24の練習で左ハムストリング肉離れ。しかし昨季途中加入のアイダルを完全移籍で獲得。今季は、トップチームのコーチにアカデミーから長橋、佐原が加わり、さらに元日本代表FW大黒も加入。新たにコンディショニングコーチという役職に樋口創太郎氏を長谷部監督が抜擢。
 浦項は4-4-2。37番ホンと9番ジョルジュ・テイシェイラのツートップ。左右のシャドーに77番ワンデルソンと97番ジュニーニョ・ロシャ。8番オベルダンと6番キム・ジョンウのダブルボランチ。DF26番イ・テソク、4番チョン・ミンガン、5番アスプロポタミティス、2番オ・ジュンウォン。キャプテンはワンデルソン。パク・テハ監督は昨年就任し、2年目でACL出場を果たした。9番ジョルジュ、7番ワンデルソンと97番ジュニーニョ、8番オベルダンは確かブラジル人。オベルダンが司令塔。アスプロポタミティスはギリシャ系オーストラリア人とのこと。
 浦項のホームゲームでは、今まで日本のチームは勝ったことがない、らしい。しかし、シーズン初戦で、凍ったピッチはホームチームでもやりにくいはず。夜で気温6度は、連日の氷点下の予報よりも暖かい。
 8分、浦項の左CK。キッカーはニアへ蹴るが、シュートできず。
 15分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手DF。
 浦項は前線のFWへパスを通そうとするが、フロンターレがFWから相手GKやDFにハイプレスをかけるので正確なフィードを送れない。フロンターレもまだ伊藤のドリブル突破やパスで崩すような攻撃はできていない。全体をコンパクトにしてプレスを素早くかける、という守り方は長谷部監督の福岡時代からのやり方らしい。
 26分、相手DFアスプロポタミティスにイエローカード。
 31分には、遅れて相手を止めに行った橘田にイエローカード。
 36分、両チーム通じて最初のシュート。脇坂からのパスを受けたマルシーニョが左から中へドリブルで運び、ペナルティーエリア中央でシュート、枠の右。解説の水沼さんが「ここまでシュートがなかったというのは、フロンターレらしくない」。
 38分、先制。山田からのパスを受けた右サイドの伊藤がフリーでペナルティーエリア右からクロス、山田もフリーでヘディングシュート、1−0。会場はアウェイなので静かなまま。
 43分、右サイドライン際でボールキープした山田を相手DFアスプロポタミティスが倒してイエローカード。山田はおなかを押さえて倒れたまま。下田アナが「アスプロポタミティスは二枚目なので退場のはずです」と言う。主審の手元が画面に映っていないが、ファール場面のリプレイが出ると、相手DFが山田を倒した後、おなかに膝蹴りをしている。逆方向から主審がレッドカードを示す場面も出た。
 追加タイム2分。浦項は、ボランチのオベルダンが当面、CBの位置に入っていた。1−0のままハーフタイム。

 後半開始から浦項が二人同時交代。37番FWホンに代えて3番DFイ・ドンヒ、9番右FWジョルジュに代えて長身FW33番イ・ホジェを入れる。イ・ドンヒがCBに入り、オベルダンはボランチに戻る。フロンターレも一人目の交代。イエローをもらった橘田に代えて河原を入れる。
 5分、山田がミドルシュート、枠の外。
 後半たち上がりは、浦項も反撃してくるが、フロンターレのDFを崩せない。フロンターレも相手が一人少ないのに、攻撃を有利に進められないが、次第にボール支配率は上がっているようだ。
 11分、浦項が三人目の交代。左SBの26番イに代えて20番FWアン・ジェジュンを入れる。
 15分、16分と続けて浦項の右CK。いずれもワンデルソンが蹴り、1本目は脇坂、2本目は高井がクリア。さらに相手右CK。「ここで失点してはいけない」と水沼さん。なんとかしのいでカウンター攻撃。しかしシュートに至らず。
 20分、相手ボランチのオベルダンにミドルシュートを打たれるが、わずかに枠の上で助かる。
 26分、追加点。佐々木が右サイドで相手ボールをカット、そのままドリブルで攻めあがり、脇坂の指示でペナルティーエリア内の山田にパス、山田はワンタッチで落として脇坂がシュート、左サイドネットに決まる。2−0。スタンドはやはり静かだった。
 27分、ポハンが四人目の交代。6番ボランチのキムに代えて16番MFハン・チャンヒを入れる。
 29分、また追加点。マルシーニョがドリブルでペナルティーエリア左に入り、近くの山本にパス、山本はすかさずクロスを送ると、走りこんだ河原が空中で右足に当てて押し込んだ。3−0。いやーびっくり。
 ここでフロンターレは二人交代しようとしていたが、主審に伝わっておらず、試合が再開。あわてて脇坂と伊藤は中へ戻る。
 31分、浦項の左CK。やっとここで二人同時交代。脇坂に代えてヴェロン、伊藤に代えて山内を入れる。浦項のCKはクリアされる。
 34分、浦項が五人目の交代。97番FWジュニーニョに代えて47番FWキム・ボムスを入れる。
 36分、フロンターレも四人目の交代。山田に代えてエリソンを入れる。
 42分、フロンターレも五人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。
 43分、なんとまた追加点。フロンターレの左CKを山本が蹴り、いったんは相手DFがクリア。こぼれを三浦が拾ってペナルティーエリア右へループパス、攻めあがっていた丸山が折り返すと、飛び込んだエリソンがヘディングシュートを決める。4−0。
 追加タイム5分。46分、相手DFイ・ドンヒにイエローカード。
 48分、相手右サイド中盤で浦項のFK。ワンデルソンが蹴るが、高井がクリアして相手左CK。浦項はショートコーナーを蹴るが、シュートに至らず。
 4−0でタイムアップ。フロンターレは暫定2位に浮上。浦項は7位に下降。同じ日に試合のあった神戸も上海海港に4−0で勝ち、首位をキープ。上海海港は8位に後退。3位マリノスは明日、横国で10位上海申花と対戦。

※2/12〜3/1開催のU20アジアカップ(ジンセン・中国。U20ワールドカップアジア予選を兼ねる)に、フロンターレのFW神田、大関、土屋が呼ばれた。日本は、2/14にタイ、2/17にシリア、2/20に韓国とグループDで対戦する。

サッカー短評 (2025.2/9)

ヴィッセル神戸vs.サンフレッチェ広島 0対2 (2025.2/8 国立) スーパーカップ

 本来、昨季のリーグ王者と天皇杯優勝チームの対戦だが、いずれも神戸がなったので、リーグ2位の広島と対戦。2026/27シーズンから、秋春制に移行するため、現行方式では最後のスーパーカップ。
 なんと、前半立ち上がりから、広島がボールを支配し、12分に先制。右ウイング中野からのクロスを、シャドーのアルスランが絶妙な動きでフリーになって下がりながらのヘディングシュートを叩き込んだ。神戸は、若手中心の先発で臨んだが、後半19分に、FW大迫、FW武藤、DF酒井高徳を一気に投入。しかし、前線までボールが渡らない状況が続く。広島も24分に、札幌から新加入の菅とベルギーから戻ってきた川辺を入れると、直後の25分、広島の右CKを菅が蹴り、長身DF荒木のヘディングシュートが決まって追加点。広島は、31分に先制点のアルスランに代えて明治大卒ルーキーのFW中村を入れるなど余裕の試合運び。広島の完勝で、2016年以来の5回目のスーパーカップ優勝。気温11.7度、湿度25%。観客史上最多の53343人。主審は昨季の最優秀主審の御厨さん、VARは中村太さん。日テレ解説は、北沢さんと林陵平、ピッチ解説は槙野。ゲストに引退したばかりの柿谷。
 神戸のシステムは4-4-2。先発は、GKは元フロンターレの新井章太。DF本山、岩波、山川、日高。ケガから500何日ぶりかで復帰した齊藤未月のアンカー、インサイドハーフに冨永と山内。左右のウイングに小池と飯野。ワントップに佐々木大樹。キャプテンは山川。ベンチにGK前川、DFトゥーレル、MF扇原、汰木など。吉田監督は4年目。
 広島のシステムは、3-4-2-1。今季磐田から新加入のジャーメインがワントップ。左右のシャドーにトルガイ・アルスランと加藤陸次樹。左右のウイングバックに東俊希と中野就斗。ユース上がりの中島洋太朗と元ベルマーレの田中聡のダブルボランチ。DF佐々木翔、荒木、塩谷。GK大迫啓介。キャプテンは佐々木翔。ベンチにFW満田、MF井上潮音など。スキッベ監督は4年目。

フィギュアスケート (2025.2/7,8)

全米選手権 (2025.1/21〜27 ウィチタ・カンザス州) 選手権

 <女子シングル>18人エントリー。アンドリュース、ツイ、エヴァハート、グレン、アリサ・リウ、テネル、ソーングレン等。ジュニアからはリングレーシー、ジョゼフィン・リー、ミア・ケイリンなど。1/2にジーグラーが二度目の手術で欠場、1/6にクレア・セオ欠場、1/14にはレヴィトも足のケガで欠場。Jスポーツ解説は岡崎さん、実況は小林アナ。
 7番滑走でジュニアのヒガセチェン(16)。昨季全米ジュニア優勝。今季クランベリー杯ジュニア2位。曲は「Jyn Erso and Hope Suite」他。振付はローリ・ニコル。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点1〜3。2Aも成功。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点2〜5。1.1倍になる3Lzにqマーク。技術点6番目の35.69、演技構成点12番目の27.54、合計でSP6位。
 8番滑走でジュニアのケイリン(16)。昨季全米シニア8位。曲は継続の「Rain, In Your Black Eyes」。振付はチェリショワ他。小林アナが「かつて4Loを跳んだ」と言ったのはこの選手だったか。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3Fも全ジャッジが加点 ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点3〜5、FCSpは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tはどちらもアンダーローテーション。StSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点7番目の33.37、演技構成点10番目の28.7、合計62.07でSP7位。フリー11位で総合11位。

 10番滑走でジュニアのシェリー・ジャン(16)。昨季ユース五輪6位、全米ジュニア4位、世界ジュニア8位。今季国際試合記録なし。曲は継続の「Vivo Tango」他。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3F+2Tは加点2〜4。続く3Lzも加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは加点4〜5、FCSpは加点2〜5、StSqは加点1〜5。1.1倍になる2Aも加点2〜4。終わったときガッツポーズ。技術点4番目の37.57、演技構成点6番目の29.85、合計67.42でSP5位。キスアンドクライにコーチとしてかつての全米ジュニア女王キャロライン・ジャンがいた。
 11番滑走でジュニアのジョゼフィン・リー(16)。165cm。昨年から5cm伸びたという。昨季全米シニア2位。世界ジュニア20位。今季JGP2 5位。曲は「Objection」。振付はウィーバー。体調を崩して何とか間に合ったらしい。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。しかし構成を落とした3T+3Tは第2がqマーク。スピン二つとStSqはレベル3。うち最後のStSqは大きく動けて全ジャッジが加点2〜5、LSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Fもqマークでこらえた。FSSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。技術点11番目の30.22、演技構成点8番目の29.88、合計60.1でSP10位。
 12番滑走でアリサ・リウ(19)。2019、2020年全米連覇。2022年北京五輪7位、世界選手権銅メダル。昨年、一昨年は引退していた。今季スケートカナダ6位、NHK杯4位。曲は「Promise」。振付はスカリ。衣装は白い太い包帯を巻いたような。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点2〜4。続く2Aは加点3〜5。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うちStSqと最後のLSpは加点3〜5、あと二つのスピンも加点2〜5。1.1倍になる3Lzも成功。「引退前と違う意味で見ている人を幸せにするスケーターとして戻ってきた」と小林アナ。技術点最高の41.35、演技構成点も最高の35.01、合計76.36でSP1位。

 13番滑走でエヴァハート(18)。昨年4位。今季からシニアに完全移行。フランス杯5位、フィン杯4位。曲は「Reel Around the Sun」。振付はシェイリン・ボーン他。衣装は深緑色。キラキラビーズがたくさん。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tは加点3〜4。続く2Aも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqは加点2〜5、スピン二つも加点2〜4。1.1倍になる3Lzは加点2〜5。技術点2番目の38.75、演技構成点4番目の31.97、合計70.72でSP4位。
 14番滑走でアンドリューズ(23)。昨年6位。今季デニス・テン記念10位、サンタクロース杯優勝。曲は「エリーゼのために」。振付はデルモア。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。しかし3Tからの連続ジャンプで第2が1Tになり、要素を失う。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Loは成功、全ジャッジが加点1〜4。技術点13番目の28.97、演技構成点7番目の30.48、合計59.45でSP12位。
 15番滑走でテネル(26)。2018年ピョンチャン五輪9位。2018、2021年の全米女王。昨季全休。今季スケートアメリカ5位、NHK杯5位。曲は「Lord of the Dance Medley」。振付はブノワ・リショー。衣装は灰緑色にケルティックな線模様。冒頭の3Lz+3Tは第2にqマーク。2Aは全ジャッジが加点1〜4。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqと最後のCCoSpは加点3〜5、FSSpは加点1〜5。1.1倍になる3Loは加点2〜4。終わったときガッツポーズ。技術点3番目の37.68、演技構成点も3番目の33.55、合計71.23でSP2位。

 16番滑走でソーングレン(19)。昨年7位。曲は「The Windmills of Your Mind」。振付はサンドラ・ベジック。冒頭の3Lz+3Tはいずれもアンダーローテーション。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点ほぼ3〜5。1.1倍になる3Fはeマーク。StSqはレベル3。終わったとき涙ぐんでいた。技術点10番目の30.3、演技構成点6番目の30.69、合計60.99でSP9位。フリー12位で総合12位。
 17番滑走でリングレーシー(17)。昨年10位。今季からシニアに完全移行。スケートアメリカ4位、スケートカナダ7位。曲は「Broken Vow」。振付はミーキンス他。冒頭の3Lz+3Tは第2がダウングレードで転倒。続く2Aは決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCSpはほぼ全ジャッジが加点2〜4、StSqは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Fは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点8番目の31.73、演技構成点5番目の30.74、転倒の減点1、合計61.47でSP8位。
 最終滑走でグレン(25)。昨年初優勝。今季GPファイナル優勝。曲は「ジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー他。緊張したか。冒頭の3Aはqマークで両足。この後の全要素に全ジャッジが加点。続く3F+2Tは加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqは加点3〜5、CCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Loも決め、加点1〜3。技術点5番目の36.39、演技構成点2番目の34.52、合計70.91でSP3位。

 フリー。今季は世界選手権がボストン開催なので、アメリカの選手はホームで戦える。しかも昨季レヴィトが銀メダル、グレンが10位で3枠確保している。
 7番滑走でアンドリューズ(23)。曲は「I'm Tired」。振付はリッポン。転倒した3Lo以外の全要素にほぼほぼ全ジャッジが加点。冒頭に3F+2A+2T+SEQを決め、加点2〜4。調子がよさそう。続く3Fと2Aも加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点位置から五、FCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lo+2Tは決めたが、ソロの3Loがアンダーローテーションで転倒。3Sはほぼ加点1〜3。ChSqはスパイラルやバレエジャンプなど行い、GOE+1.64。技術点4番目の64.47、演技構成点5番目の63.05、転倒の減点1、合計126.52でフリー5位、総合185.97で6位。
 8番滑走でSP11位ヒルマー(25)。曲は「Earth Melodies」他。振付は本人。逆回転のジャンプとスピンをやる選手。冒頭の3F+2Tはほぼ全ジャッジが加点。ソロの3Fはアンダーローテーションでこらえた。次は3Loの予定が2Loに。3Tは成功、全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ4〜5、FSSpは加点2〜5、CCoSpは加点2〜4。ChSqは長めのスパイラルなど行い、GOE+1.57。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3S+2Sの第2が逆回転で、全ジャッジが加点2〜4。3連続は2Lo+1T+2A+SEQになる。解説の岡崎さんが「今日は彼女の3Loの日じゃない」。技術点9番目の56.89、演技構成点、6番目の62.8合計118.97でフリー8位、総合178.54で9位。

 9番滑走でジョゼフィン・リー(16)。曲はラフマニノフ 「交響曲第2番」。振付はスカリ。冒頭の3Loは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lzはqマークでこらえた。3F+2Tも決める。3ソロの3Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。CCoSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3Lo+2Tも全ジャッジが加点1〜3。3F+2A+2A+SEQは全てのジャンプがアンダーローテーション。3Tは全ジャッジが加点ほぼ2。FCCoSpとStSqはレベル3.うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。最後のLSpはレベル2。技術点6番目の45.93、演技構成点8番目の53.96、合計122.59でフリー6位、総合182.69で7位。
 11番滑走でリングレーシー(17)。曲は「Cleopatra's Death」他。振付はジェイミー・イスリー他。衣装はエジプトの女王っぽく首から前面にカラフルビーズがきらきら。冒頭の3Lzはステップアウト。続く3Sはつまったが決める。3Loの予定がパンクして1Loに。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点1〜4、あと二つのスピンとStSqは加点ほぼ2〜3。2Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3F+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fも全ジャッジが加点1〜3。3Lzからの連続ジャンプをリカバリーしようとしたが、またステップアウトして付けた2Tは無得点。ChSqはGOE+1.57。技術点8番目の57.65、演技構成点9番目の60.1、合計117.75でフリー9位、総合179.22で8位。

 最終グループ13番滑走でヒガセチェン(16)。曲は「Los Moros」。振付はローリ・ニコル。衣装は濃いピンク。冒頭の3F+3Tは詰まったが決める。続く3Lzも成功。ソロの3Sと2Aはほぼ全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点2〜3。1.1倍になる3F成功。ChSqはGOE+0.57。3Lzがアンダーローテーションで連続にできず、繰り返しの違反。3Lo+2Tも第1がアンダーローテーション。StSqはレベル3。技術点10番目の55.19、演技構成点も10番目の57.4、合計112.59でフリー10位、総合175.82で10位。
 14番滑走でシェリー・ジャン(16)。曲は「The Hunger Games」。振付はスカリ。前半はよかった。冒頭の3Loは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+2Tもほぼ全ジャッジが加点。3Tは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。しかし次が2Lzになり転倒。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2以上。うち最後のCCoSpは加点3〜5、StSqは加点2〜5。ChSqはGOE+1.57。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQを跳ぶが第2の後にオーバーターン。3F+2Tは第1がアンダーローテーション。最後は3Sがパンクして1Sに。技術点7番目の61.1、演技構成点も7番目の60.96、転倒の減点1、合計121.06でフリー7位、総合188.48で5位。
 15番滑走でエヴァハート(18)。曲は「火の鳥」。振付はカナエワ他。衣装は濃い紅。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点3〜4。続く2A+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3Fは!マーク。3Loはステップアウト。CCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。StSqとあと二つのスピンはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜5、FSSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。3Lz+2T+2Loも成功、全ジャッジが加点1〜4。3Sも決めて全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.07。技術点2番目の72.48、演技構成点4番目の64.16、合計136.64でフリー3位、総合207.36で3位。

 16番滑走でグレン(25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。冒頭の3Aがきれいに決まって全ジャッジが加点2〜5。続く3F+3Tも全ジャッジが加点3〜4。3Lz+2Tとソロの3Sも決める。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lo+1A+2A+SEQとソロの3Fも全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。3Loはqマークで転倒。残念。ChSqはGOE+1.71の高得点。技術点最高の75.73、演技構成点も最高の71.15、転倒の減点1、合計145.88でフリー1位、総合216.79で2連覇。
 17番滑走でテネル(26)。曲は継続の「トゥーランドット」より「Nessun Dorma」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lzはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。3Lo+2A+SEQも全ジャッジが加点1〜3。3Fはqマーク。ソロの3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqスピン二つは加点3〜4。1.1倍になる2A+3Tは第2がqマーク。3Lzからの連続ジャンプの予定だったがqマークで転倒して繰り返しの違反。ソロの3Loはこらえた。連続ジャンプのリカバリーはできず。ChSqはGOE+1.71の高得点。技術点5番目の62.86、演技構成点3番目の6685、転倒の減点1、合計128.71でフリー位、総合199.94で4位。
 最終滑走でアリサ・リウ(19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金色で大きなビーズがびっしり。冒頭の3Fはすかっと決まり、全ジャッジが加点2〜4。つつく3Lz+3Tは第2がqマーク。3Sは全ジャッジが加点2〜4。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちスピン二つは加点2〜4。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜5。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点1〜3。しかし3F+2Tはいずれもアンダーローテーション。これは痛かった。2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.29。最後のLSpはビールマン姿勢の時足を早く落としてしまい、レベル2。これも痛かった。技術点3番目の69.55、演技構成点2番目の69.42、合計138.97でフリー2位、総合215.33で2位。

 <男子シングル>18人エントリー、樋渡、ジミー・マー、マルティノフ、ナウモフ、プルキネン、トルガシェフ、マリニン等。ジュニアからはサンチェスなど。1/21にジェイソン・ブラウンが(靴か何か装備の問題で)欠場。Jスポーツ解説は中野由香里、実況は赤平アナ。
 10番滑走で樋渡(24)。昨年8位。今季NHK杯8位。曲は「Super bad」。振付はマーク・ピレイ。冒頭の4Tはアンダーローテーションで転倒。3Aは決める。FCSpとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点1〜5。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のCSSpはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点10番目の39.84、演技構成点も10番目の36.37、転倒の減点1、合計75.21でSP10位。
 11番滑走でカペイキス(20)。昨季13位。今季CSクランベリー杯10位、CSニース・コートダジュール杯7位。曲は「Movement」。振付はジョーイ・ラッセル。会心のでき。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Fは加点3〜4。続く3Aはややこらえた。スピン三つはレベル。うち最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tはは加点2〜3。StSqはよく音に合わせて加点2〜5。技術点5番目の44.82、演技構成点8番目の39.19、合計84.01、この時点で9点近い差をつけて1位となり、SP5位。
 12番滑走でナウモフ(23)。昨年4位。今季スケートアメリカ7位。曲は「Steppin' out with My Baby」。振付はアダム・ブレイク。冒頭の4Sで転倒。続く3Aは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは音をよく拾って全ジャッジが加点3〜5。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点7番目の42.89、演技構成点5番目同点の40.52、転倒の減点1、合計82.41でSP7位。

 最終グループ13番滑走でマルティノフ(18)。昨年9位。今季CSロンバルディア杯10位、デニス・テン記念13位、タリン杯2位。曲は「Sing, Sing, Sing」。振付はアモディオ。冒頭の4Tはアンダーローテーション。続く3Aは成功。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqはよく動いて全ジャッジが加点2〜5。1.1倍になる3Lz+3Tもほぼ全ジャッジが加点。技術点8番目の42.64、演技構成点7番目の39.25、合計81.89でSP8位。ほぼノーミスだが思ったより得点伸びず。
 14番滑走でジミー・マー(29)。昨年6位。今季CSロンバルディア杯6位。曲は「Mexican Phonk Eki」。振付はモロゾフ他。今年こそ世界選手権出場をつかみたいらしい。冒頭で4T成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。続く3Aもほぼ全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqはコミカルな表現で全ジャッジが加点ほぼ3〜5、FCSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも決める。技術点3番目の50.06、演技構成点4番目の41.85、合計91.91でSP3位。
 15番滑走でジュニアサンチェス(17)。昨季ユース五輪4位、世界ジュニア10位。今季JGPファイナル優勝。曲は「Music」。振付はアダム・ブレイク。冒頭の3Aはほぼ全ジャッジが加点2〜3。続く3Fも全ジャッジが加点3〜4。スピン三つはレベル4だが、GOEマイナスもあり改善の余地あり。1.1倍になる3Lz+3Tも全ジャッジが加点3〜4。しかし、気持ちよく踏んでいたStSqの途中で両手付き、レベル3で転倒扱い。もったいなかった。技術点6番目の43.12、演技構成点5番目同点の40.52、合計82.64でSP6位。

 16番滑走でプルキネン(24)。昨年3位。今季フランス杯11位、フィン杯9位。曲は「Break My Heart Again」から「Come What May」へ変更らしい。振付はデイヴィッド・ウィルソン。就職してフルタイムで働きながら続けているらしい。久々にいい出来だった。冒頭の4Tはアンダーローテーション。続く3Aは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。FCSpはレベル3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2以上。うちStSqは全ジャッジが加点3〜5、最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜5。終わったときガッツポーズ。技術点4番目の4.86、演技構成点3番目の42.9、合計88.76でSP4位。
 17番滑走でトルガシェフ(23)。昨年5位。今季フランス杯3位、NHK杯4位。曲は「継続の「L'enfer」。振付はシェイリン・ボーン。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4Tは加点1〜3。続く3Aは加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは加点4〜5、最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3F+3Tも加点2〜3。FSSpはレベル3だが加点2〜4。ノーミスで終え、氷をたたいて喜んだ。技術点2番目の51.03、演技構成点も2番目の43.91、合94.94でSP2位。
 最終滑走でマリニン(20)。昨年2連覇。今季GPファイナル優勝。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。靴に問題があるらしい。全要素に全ジャッジが加点。冒頭4Fを成功、加点3〜5。続く3Aも楽々決め、゜加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqは加点ほぼ5、CCoSpは加点3〜5。1.1倍になるところで4Lz+3Tを簡単に跳び、加点3〜5。技術点最高の66.13、演技構成点も最高の47.95、合114.08計でSP1位。「一人だけ異次元」。

 フリー。
 9番滑走で樋渡(24)。曲は「Jimmy's Tux」他。振付はバトル。かなり復活した。冒頭の4T+3Tは少し強引だったが成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Lz、3A、3Sを決める。3Lzと3Aは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqはよく体が動いて、得意の大きなバレエジャンプも入り、全ジャッジが加点ほぼ2〜4、最後のCCoSpはほぼ全ジャッジが加点1〜4。ChSqはGOE+0.14。1.1倍になるところで3A+2A+SEQの予定が第1の後、足が落ちてしまい、2Aは無得点。3Lz+1Eu+3Fは成功、全ジャッジが加点2〜3。解説の中野が「これを決められたのは大きい」。3Loもほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後までスピードが落ちなかった。終わったときガッツポーズ。技術点4番目の83.65、演技構成点7番目の74.79、合計158.44でフリー5位、総合233.65で6位。
 11番滑走でマルティノフ(18)。曲は「Inside」。振付はアモディオ。絶不調。冒頭の4Tは回ったがステップアウトで両手付き。3Aはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。3Lzは片手付き。3Loは決める。スピン二つはレベル4。ChSqはGOE+0.71。1.1倍になる3Aからの連続ジャンプの予定が転倒して第2付かず、繰り返しの違反に。3Lz+2Tはこらえた。3S+1A+SEQになった。StSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。CCoSpは無得点。技術点18番目の55.4、演技構成点9番目の71.03、転倒の減点1、合計125.43でフリー15位、総合207.32で11位。
 12番滑走でナウモフ(23)。曲は「トロン: レガシー」より3曲。振付はアダム・ブレイク。冒頭の4Sの予定が大きな2Sになるが全ジャッジが加点1〜3。3Aは全ジャッジが加点2〜4。3A+2A+SEQも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Loも成功。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqと最後のFSSpは加点ほぼ3〜4、あと二つのスピンも加点2〜41.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点3〜4。3Lz+1Eu+3Sも決める。3Fは!マーク。ChSqはGOE+1.5。技術点3番目の84.39、演技構成点4番目の81.36、合計165.75でフリー3位、総合248.16で4位。

 最終グループ13番滑走でサンチェス(17)。曲は「イオチサロ」。振付はアダム・ブレイク。冒頭の3A+2Tは成功。次はソロの3Aの予定がパンクして1Aに。3Loは全ジャッジが加点。3F+2Tも全ジャッジが加点1〜3。StSqとスピン二つはレベル4。うちStSqとCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。ただしCCoSpはVマーク。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQ成功。3Sはほぼ全ジャッジが加点。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+0.79。最後のFCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点。技術点6番目の71.0、演技構成点も6番目の75.89、合計でフリー6位、総合229.53で7位。
 14番滑走でカペイキス(20)。曲は「The Boxer」。振付はジョーイ・ラッセル。冒頭の4Tと3Aで転倒。3F+1Eu+3Sは決め、全ジャッジが加点。3Lz+3Tは惜しくも片手つき。スピン二つとStSqはレベル3。1.1倍になるソロの3Lzはオーバーターン。3F+1A+SEQは第1で片手つき。3Loは成功。CCoSpはレベル4。ChSqはGOE+0.5。技術点13番目の62.27、演技構成点11番目の69.42、転倒の減点2、合計129.69でフリー14位、総合213.7で8位。
 15番滑走でプルキネン(24)。曲は「Outro / Solitude」。振付はシェイリン・ボーン。4回転は入らなかったが、よくまとめた。冒頭、おそらく4Tの予定が3Tに。3Lz+2Tは全ジャッジが加点2〜3。3A+1Eu+3Sは決める。3Loはほぼ全ジャッジが加点。以降の全要素に全ジャッジが加点。FCSpはレベル3。StSqとあと二つのスピンはレベル4で加点ほぼ2〜3。1.1倍になるソロの3Aは加点2〜4。3Lz+2A+SEQも加点1〜3。3Fは加点2〜3。ChSqはGOE+1.79の高得点。解説の中野が「顔の表情も含めてて表現している」。技術点5番目の82.01、演技構成点3番目の82.15、合計164.16でフリー4位、総合252.92で3位。

 16番滑走でジミー・マー(29)。曲は「La Terre vue du ciel」。振付はバトル他。冒頭、4Tの予定が2Tにパンク。しかし次は4T+2Tを決める。3Loも成功。3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqとスピン二つはレベル3.うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3A+1Eu+3Sはステップアウト。続くソロの3Aはアンダーローテーションで転倒。これは痛かった。3F+2A+SEQは第1が!マーク。ChSqはGOE+0.93。FCSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点7番目の67.98、演技構成点5番目の77.89、転倒の減点1、合計144.87でフリー7位、総合236.78で5位。
 17番滑走でトルガシェフ(23)。曲は「Scheherazade」。振付はカナエワ。衣装の上衣はオフホワイト、太いベルトは金色。最後まで集中して全てのジャンプを跳びきった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭、4Tと4T+2Tを決める。ソロの4Tは加点3〜4。3Loと3Aは加点2〜3。StSqとスピン二つはレベル4。うち最後のCCoSpは加点3〜5、StSqは加点3〜4。1.1倍になる3A+2A+SEQを成功、加点3〜4。3Lz+1Eu+3Sも加点3〜4。ソロの3Fも加点2〜3。FSSpはレベル3だが加点ほぼ3〜4。ChSqはGOE+2.21の最高得点。終わるとガッツポーズ。「完璧です」と赤平アナ。技術点2番目の99.7、演技構成点も2番目の91.85、合計191.55でフリーも2位、総合286.49で2位。
 最終滑走でマリニン(20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。衣装はスケカナの衿元に血のようなものが見えるスカーフをやめ、黒地に小さな赤のビーズの上下に変更。転倒した4Loと後半三つ目の連続ジャンプ以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の4Fは加点3〜5。続く4Aは加点3〜4。4Lzも加点3〜5。4Loはアンダーローテーションで背中から転倒。直後のCCoSpはレベル2でVマーク。1.1倍になるところで4Lz+1Eu+3Sを軽々と決め、加点ほぼ3〜4。4T+3Tも加点ほぼ3〜4。4S+3A+SEQは第1がqマークで第2が詰まった。CCSpはレベル3でほぼ加点2〜3。StSqとFSSpはレベル4。うちStSqは加点2〜5。ChSqはGOE+1.79。解説の中野は「4回転ジャンプに力を入れているためスピンが休むところになっている。つなぎなどもまだ伸びる余地がある」。技術点最高の128.18、演技構成点も最高の92.05、転倒の減点1、合計219.23でフリーも1位、総合333.31で3連覇。

※世界選手権代表は、シングル3枠ずつ。女子・グレン、リウ、レヴィト(*)。補欠にエヴァハート。男子・マリニン、トルガシェフ、ジェイソン・ブラウン(*)。補欠にプルキネン。(*)の選手はケガのため、手続き保留。
※※四大陸代表は、シングル3枠ずつ。女子・エヴァハート、リウ、テネル。男子・プルキネン、ジミー・マー、樋渡(当初、トルガシェフとナウモフが選ばれていたが、1/31トルガシェフ辞退、2/1ナウモフ辞退)。
※※※世界ジュニアは、シングル2枠ずつ。女子・リングレイシー、フォンフェルテン(全米ジュニア優勝)。男子はサンチェス、ブラックウェル(全米ジュニア3位)。

マラソン (2025.1/27)

大阪国際女子マラソン (2025.1/26 ヤンマー長居発着) 世界選手権選考レース

 大卒1年目の小林(大塚製薬)が日本人1位で全体の2位。しかも自己ベストを3分以上も更新し、2時間23分30秒の参加標準記録も軽々と上回る、歴代10位の2時間21秒19秒。(※当日録画を忘れたが、公式You Tube動画で観戦した。きれいな画像だったが、時々黒画面が入って途切れるのが残念)
 日本人招待選手は、昨年パリ五輪6位の鈴木優花(第一生命G)、この大会で3回優勝し昨年ベルリンマラソンで2時間20分42秒の歴代8位の記録を出した松田(ダイハツ)、松下(天満屋)、3年ぶりに現役復帰した伊澤(スターツ)など。海外招待選手は、昨年優勝のエデサ(エチオピア)、サルピーター(イスラエル)など。
 ペースメーカーは、参加標準記録を出すための第一グループには1km3分19秒設定で5人、第二グループは1km3分23秒設定で一人ついた。気温10.8度、湿度42%。風速1.3km。
 初めの1kmは3分27秒。だいぶ設定より遅い。センター解説の高橋尚子は「風が意外と強く感じているのかもしれません」。つぎの1kmで3分12秒。これで先頭グループが15人くらいに。
 5kmで16分50秒。ここまでに7人になった。伊澤、松田、松下、鈴木、小林、エデサ、サルピーター。バイクリポートの千葉が「松田選手の動きが少し固い」と言う。センターでは、高橋が「福士さんも前に最初の10kmは体が動かなかったけど、その後動くようになったと言っていましたよね」と言う。
 10kmで先頭は33分23秒。
 10km過ぎの給水ポイントで、伊澤がペースメーカーと接触したが、取れたようだった。12km過ぎで松下が遅れる。さらに松田も遅れ始める。センター解説の福士や渋井が「後半まで粘ってほしい」。
 15kmで先頭は50分2秒。サルピーターも遅れ始める。
 15km過ぎの給水ポイントで、今度は先頭グループ最後尾を走っていた小林が、ボトルを取るために立ち止まったペースメーカーとぶつかり、よろけたが、何とかついていった。給水はとれなかったらしい。
 18km付近では、ペースメーカー4人(どこかで1人外れている)とエデサ、鈴木、伊澤、最後尾に小林。
 20kmで先頭は1時間6分32秒。
 中間点でエデサは1時間10分12秒。鈴木と伊澤が1秒遅れ、小林が2秒遅れ。
 中間点過ぎで、小林が遅れ始める。第一移動車の解説の野口みずきが「このへんは上り坂なので、小林選手は上りの練習がまだあまりできていないようだ」と言う。実業団に入るまで、大学では陸上サークル所属だったため、本格的な長距離練習や高地訓練などは、今年初めて取り組んだらしい。ところが、下り坂もあり、23km付近でまた追いついてきた。
 しかし、ペースメーカーがペースアップしたのか、24km付近から小林が再び遅れ、ついていけず。さらに伊澤も遅れていった。伊澤は盛り返してきたサルピーターと二人で追走の形。
 25kmでエデサは1時間22分53秒。この付近でペースメーカーが1人はずれる。センター解説の高橋は「鈴木選手はレース全体の配分を考えて走っている。伊澤選手は行けるので、どんどん走ってしまい、今、足にきていると思う。しかし3年ぶりで復帰し、このペースで走るのは初マラソンのようなものなので、ここからがスタート」と言う。
 先頭は、エデサと鈴木の二人になったが、少しずつ、鈴木も遅れていく。エデサは何度も振り返る。第一移動解説の野口は、「エデサ選手はできるところまでペースメーカーの力を借りていきますね」。
 30kmでエデサは1時間39分18秒。ペースメーカー3人が離れる。両手を振って選手を激励。鈴木は1時間39分31秒。エデサと鈴木は約40mの差。
 後方では、サルピーターに離された伊澤に、小林が迫ってきた。バイクの千葉が、小林が伊澤を抜いたとリポート。小林の走りはピッチ走法だが、体が全く上下に揺れず、忍者走りのよう。
 35kmでは、エデサは1時間56分6秒。鈴木は1時間56分23秒。エデサとは17秒差。後方では、小林がサルピーターを抜き、1時間56分57秒で通過。
 40kmでは先頭のエデサは2時間13分25秒。鈴木が2時間13分44秒。小林は2時間14分ちょうど。
 しかし、40km過ぎ、ひたひたと上がってきた小林が鈴木を一気に抜き去り、2位で競技場へ。いやーびっくり。解説陣もみんな驚いていた。
 優勝はエデサで2時間21分0秒。2位が小林で2時間21分19秒。本人はタイムをわかっておらず、インタビューのとき「いくつですか?」と聞いていた。3位は鈴木で2時間21分31秒。
 4位はサルピーター(2.24.3)、5位は松下(2.26.4)、6位は鈴木千春(日立)(2.26.41)、7位に松田(2.27.11)、8位に伊澤(2.29.28)。

フィギュアスケート (2025.1/14,15,21,24)

ジュニアGPファイナル ペア・アイスダンス (2024.12/5〜8 グルノーブル・フランス) GPシリーズ

 <ペア>6組エントリー。日本からは清水/本田組。今季のジュニアペアSP課題は、ジャンプが2Fか2A、スロージャンプが2/3STh、リフトは4Li、デススパイラルはBoDs。4LiとBoDsはシニアと共通。また、今季から年齢の上限が変更され、7/1時点で男性は23歳未満、女性は21歳未満まで可となったが、年齢差は7歳まで。
 1番滑走で清水/本田組(19、22)。今季JGP2チェコ 4位、JGP4トルコ3位。曲は「Music Box: Wind Up」「白鳥の湖」。振付はキャシー・リード。女性の衣装は白。どうも女性が人形らしく、背中のネジを男性が巻くような演技から始まる。冒頭の2Twはレベル4。続く3SThはタッチあり。2Aは成功、ほぼ全ジャッジが加点。4Liはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。BoDsは一周したように見えたがレベルB。GOE-4〜-1。StSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル4。基礎点26.2で技術点5番目の26.58、演技構成点も5番目の23.62、合計50.2は自己ベスト更新でSP5位。
 2番滑走でクァトロッチ/デスマレイ組(加。18、20)。今季JGP2 3位、JGP5 ポーランド3位。曲は「Never Tear Us Appart」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の2Twはレベル3。2Aはqマーク。4Liはレベル4。3SThは下りた。BoDsはこの組もレベルB。GOE-5〜-2。一周できなかったようだ。StSqはレベル3。最後のCCoSpはレベル4。基礎点は26.0だが減点が多く、技術点6番目の24.52、演技構成点も6番目の23.18、合計47.7はこれでも自己ベスト更新でSP6位。カナダなのに、組んだばかりなのか。
 3番滑走で地元テレマク/クロン組(仏。14、18)。今季JGP1 4位、JGP2 2位。曲は「Fever」他。振付はルイス・ソロン。衣装はおそろいで上衣が赤、下が黒。女性はショートパンツに黒いタイツ。観客は大喝采。冒頭の2Twはレベル2。3SThは幅があった。2Aは決める。滑りが全体に速い。StSqに入る前のつなぎにダンスリフト。StSqはレベル3。4Liはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。男性は18歳の割に体格がいい。BoDsは一周だがレベル2。やっとレベルを取れる組が出てきた。最後のCCoSpは回転が遅く、ずれたり離れたりしたためレベル3でGOE-3〜0。技術点3番目の27.69、演技構成点4番目の23.65、合計51.34は自己ベスト更新でSP4位。

 4番滑走でフロレス/ワン組(米。17、20)。今季JGP1ラトビア 3位、JGP3タイ 2位。曲は「Golden Slumbers」他。振付は・コーチともミーキンス。冒頭の3Twはキャッチでミス。落とし気味になり、女性が男性の肩に手をかけた。レベル1でGOE-3〜-2。3SThは全ジャッジが加点。4Liはレベル3。BoDsは一周でレベル2。2Aはよく合っていて全ジャッジが加点。CCoSpは後半ずれたがレベル4。最後のStSqはレベル3。技術点4番目の27.54、演技構成点3番目の24.5、合計52.04でSP3位。
 5番滑走でデスロシャー/スラシャー組(加。18、20)。今季JGP1 2位、JGP4 優勝。曲は継続の「アメリ」。振付はジュリー・マルコット。この組は見た目はもうシニア。冒頭の3Twはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。2Aはqマーク。4Liはレベル4で全ジャッジが加点がほぼ2〜3。ここまで良かったのに、3SThで転倒。CCoSpは後半ずれてレベル2。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後のBoDsは初めてレベル4が出た。GOEは-2〜3と割れた。技術点2番目の30.01、演技構成点も2番目の26.27、転倒の減点1、合計55.28でSP2位。キスアンドクライでは、コーチとも、笑顔なし。
 最終滑走でジャン/フアン組(中。17、22)。今季JGP1 優勝、JGP5優勝。曲は「Dive」。振付はウェンジン・スイ。別格だった。スピン以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Twは余裕があり、レベル3だが加点1〜4。2Aはピッタリ合っていて加点2〜3。FCCoSpはレベル4だが回転が遅く、GOE+0.1。BoDsは二週回り、レベル3だがGOE+0.57。3SThもきれいに下り、加点3〜4。つなぎにダンスリフトを入れ、4Liはレベル4でほぼ加点2〜3。最後のStSqはレベル4。技術点最高の36.15、演技構成点も最高の26.79、合計62.94でSP1位。

 フリー。 1番滑走でクァトロッチ/デスマライ組(加。18、20)。曲は「Sign Of The Times」。振付はルフェーヴル。冒頭の2Twはレベル3で全ジャッジが加点。2Aは成功。5RLiと3Liはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。3SThと2LoThもなんとか決める。FiDsはレベル3で全ジャッジが加点。2Lz+1A+1A+SEQも成功。ChSqはGOE+0.64。最後のPCoSpはレベル4だがVマーク。ほぼノーミスだが得点は伸びず。技術点5番目の44.26、演技構成点6番目の47.17、合計91.43でフリーも6位、総合139.13で6位。
 2番滑走で清水/本田組(19、22)。曲は「Photograph」他。振付はキャシー・リード。冒頭の2Twは速報値ではレベル4だったがレベル3。3SThはすごく低いが決める。3Lz+2A+2A+SEQは、二人のタイミングがずれていたが、女性の第2がオーバーターン気味。第1にも!マーク、第2と第3にqマークでGOE-5〜-4。5RLiと4Liはレベル4。うち5RLiはほぼ全ジャッジが加点1〜3。2LzThもなんとか決める。3Tは女性がダウングレードで両足。ChSqはGOE+0.43。SPでレベルBだったFiDsはレベル1だがほぼ全ジャッジが加点。最後のPCoSpはレベル4。技術点4番目の46.73、演技構成点5番目の48.73、合計95.46は自己ベスト更新でフリー4位と少し挽回、総合145.66も自己ベスト更新で5位。
 3番滑走でテレマク/クロン組(仏。14、18)。曲は「Breathing Under Water」他。振付はルイス・ソロン。冒頭の2Twはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。3FThと3SThともなんとか決める。2Aも成功。5RLiはレベル4。ChSqはGOE+0.79。BoDsはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点。3Liはなぜかレベル1。2F+1A+1A+SEQも成功。最後のPCoSpはレベル3でVマーク。技術点6番目の44.12、演技構成点4番目の50.92、合計95.04でフリー5位、総合146.38で4位。

 4番滑走でフロレス/ワン組(米。17、20)。曲は「The Lion King Orchestra Suite」。振付はミーキンス。やはり後半組は少しレベルが違う。冒頭の3Twはぎりぎりだったが成功。2A+1A+1A+SEQも決める。3Sも成功。5RLiはレベル4。3LoThと3SThも決める。うち3LoThは全ジャッジが加点。BiDsはレベル2。PCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。4Liはレベル3。最後のChSqは二人のバレエジャンプやスパイラルがぴったり合っていて、GOE+1.14の高得点。技術点2番目の50.35、演技構成点も2番目の53.43、合計103.78でフリー2位、総合155.82で2位。
 5番滑走でデスロシャー/スラシャー組(加。18、20)。曲は「Since I've Been Loving You」。振付はジュリー・マルコット。スロージャンプ二つとも転倒。らしくない。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。しかし3LoThで転倒。2A+1A+2A+SEQは、二つの2Aがいずれもqマークで女性が第3で両足に。リフト二つとPCoSpはレベル4。うち5RLiは全ジャッジが加点ほぼ2〜3、3Liはほぼ全ジャッジが加点2〜3。しかし3SThは斜めになり、また転倒。ChSqはGOE+0.71。BoDsはレベル3。2Sは女性がステップアウト。技術点3番目の47.29、演技構成点も3番目の52.25、転倒の減点2、合計97.54でフリー3位、総合152.82で3位。
 最終滑走でジャン/フアン組(中。17、22)。曲は「All For One」。振付はスイ。危なげない。冒頭の3Twはレベル2だが全ジャッジが加点2〜4。3T+1A+2A+SEQは第3にqマーク。ChSqはGOE+0.43。3Sも成功。3FThはやや高すぎたか、着氷が両足に。5RLiとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点でほぼ2〜3。FoDsと3Liはレベル3。うち最後の3Liは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3LoThも高かったが、これはきれいに成功、全ジャッジが加点ほぼ3。技術点最高の58.51、演技構成点も最高の54.64、合計113.15でフリーも1位、総合176.09で文句なしの初優勝。

 <アイスダンス>6組エントリー。今季のパターンダンスはパソ・ドブレ(PD)。キーポイントの3ヵ所は、第一と第二では男女のステップを逆にする。第一と第二は続けなくてもよいし、順序もどちらが先でも構わない。また、今季から年齢の上限が変更され、女性も7/1時点で21歳未満まで可となったが、年齢差は7歳まで。
 1番滑走でピール/ピール組(米。17、20)。今季JGP3 3位、JGP7優勝。曲は「Boogie Shoes」他。振付・コーチともロバート・ピール。冒頭の1PDはレベル2でYNNY。全ジャッジが加点。続くSqTwは男女ともレベル4でほぼ全ジャッジが加点。2PDもレベル2でNNYY。MiStは女性レベル1、男性レベル2。最後のRoLiはレベル4で全ジャッジが加点。技術点6番目の32.35、演技構成点も6番目の27.84、合計60.19でRD6位。
 2番滑走でグリム/サビツキー組(独。18、21)。今季JGP1 3位、JGP4優勝。曲は「Miss Broadway」他。振付はチャイカ他。冒頭のSqTwは男女ともレベル4でほぼ全ジャッジが加点2〜3。1PDはレベル3でYNYY、全ジャッジが加点1〜3。続く2PDもレベル3でYNYY、全ジャッジが加点。MiSt女性レベル1、男性レベル2。最後のRoLiはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の35.71、演技構成点も3番目同点の29.13、合計でRD3位。
 3番滑走でウォルフコスティン/ツァレフスキ組(米。20、21)。今季JGP2 2位、JGP5優勝。 曲は「Car Wash」他。振付・コーチともC.ホワイト他。冒頭の1PDはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。続く2PDはレベル3でYNYY、ほぼ全ジャッジが加点。SqTwは女性が逆回転の第2の出で少しよろけレベル3、男性レベル4。MiSt女性レベル2、男性レベル3で全ジャッジが加点2〜3。最後のRoLiはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。技術点2番目の36.06、演技構成点も2番目の29.51、合計65.57でRD2位。

 4番滑走でフラジ/フルノー組(仏。19、21)。今季JGP2優勝、JGP6 2位。曲は「In the Navy」他。振付・コーチともカリーヌ・アリベル他。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点ほぼ2〜3。2PDはレベル3でYNYY、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。1PDもレベル3YNYY、ほぼ全ジャッジが加点。RoLiはレベル2。MiStは男女ともレベル2。キスアンドクライでは男性ががっかりした顔でコーチたちも何か言っていた。技術点4番目の34.11、演技構成点3番目同点の29.13、合計でRD4位。
 5番滑走でピジャイナ/コワル組(ウクライナ。16、20)。今季JGP3 2位、JGP5優勝。曲は「Get Up」他。振付はナザロワ他。冒頭の1PDはレベルでYNYY。SqTwは男女ともレベル4で全ジャッジが加点2〜3。2PDはレベル2でNNYY。RoLiはレベル4で戦時2〜3。最後のMiStは女性レベル1、男性レベル2でほぼ全ジャッジが加点。技術点5番目の33.96、演技構成点も5番目の28.4、合計62.36でRD5位。
 最終滑走でタリ/ラフォルナラ組(伊。19、20)。今季JGP1優勝、JGP3優勝。曲は「How Deep Is Your Love」他。振付はスカリ他。全要素に全ジャッジが加点。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の1PDはレベル4で加点ほぼ2〜3。続く2PDはレベル3でYNYY、加点1〜3。SqTwは男女ともレベル4。MiStは女性レベル3、男性レベル2だが加点2〜3。最後のRoLiはレベル4で加点ほぼ3。技術点最高の38.22、演技構成点も最高の30.44、合計68.66でRD1位。

 フリー。 1番滑走でピール/ピール組(米。17、20)。曲は映画「Pearl Harbour」より「Attack」等3曲。振付はロバート・ピール。冒頭のSyTwはよく合っていて男女ともレベル4で全ジャッジが加点。DSpもレベル4で全ジャッジが加点。ChStはGOE+1.19。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル3。CiStは女性レベル1、男性レベル2OFTは男女ともレベル1。最後のChLiはGOE+0.71。後半息切れした感じ。終わったとき男性が女性に謝っているようだった。技術点6番目の41.75、演技構成点も6番目の41.14、合計82.89でフリーも6位、総合143.08で6位。
 2番滑走でピジャイナ/コワル組(ウクライナ。16、20)。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付・コーチともクリロワ。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のOFTは女性レベル2、男性レベル3で加点1〜3。リフト二つはレベル4。うちRoLiは女性の頭が下方になり片方の肩にかつぐ形で加点1〜3。ChSpはGOE+1.42。DiStは女性レベル1、男性レベル2。SyTwは女性レベル3、男性レベル4で加点1〜3。ChStはGOE+1.3。最後のDSpはレベル2。これは取りこぼしだろう。終わったとき男性が反省した感じだった。技術点4番目の47.07、演技構成点5番目の42.84、合計89.91でフリー4位、総合152.29で4位。
 3番滑走で地元フラジ/フルノー組(仏。19、21)。曲は「Exogenesis: Symphony」第1部、第3部。振付はシャンテローズ他。冒頭のStaLiは工夫した入りでレベル4に全ジャッジが加点2〜4。CiStは女性レベル2、男性レベル3。しかしこれで息切れしたのか、続くSyTwでは女性レベル2、男性レベル3。第1、第2ともジャンプインしたが第2の途中で女性がゆらいだ。OFTは女性レベル1、男性レベルB。ChSpはGOE+1.66。CuLiはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。ChStはGOE+1.42。最後のDSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。キスアンドクライで男性がRDのときと同じくずっと下を向いていた。どこか傷めているのか。技術点5番目の44.62、演技構成点4番目の43.84、合計88.46でフリー5位、総合151.7で5位。

 4番滑走でグリム/サビツキー組(独。18、21)。曲は「Adagio」。振付はカラミセワ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のDSpはレベル4で加点2〜3。続くOFTは男女ともレベル2で加点2〜3。SeStも男女ともレベル2で加点1〜3。StaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。SyTwは女性レベル4、男性レベル3。最後にコレオ要素二つ。うちChLiはGOE+2.25の高得点。ChHyはGOE+1.66。終わったとき女性がガッツポーズ。技術点3番目の51.5、演技構成点も3番目の45.52、合計97.02でフリーも3位、総合161.86で3位。
 5番滑走でウォルフコスティン/ツァレフスキ組(米。20、21)。曲は「One Day I'll Fly Away」他。振付・コーチともT.ホワイト他。女性のスカートは赤、上衣は黒。男性の上衣が赤で下は黒。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のOFTは女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。SyTwは女性レベル3、男性レベル4で加点ほぼ2〜3。リフト二つとDSpはレベル4。いずれも加点2〜3。DiStは女性レベル1、男性レベル3で加点ほぼ2〜3。最後にコレオ要素二つ。ChLiはGOE+2.25、ChStはGOE+2.13といずれも高得点。技術点2番目の52.97、演技構成点も2番目の46.44、合計99.41でフリーも2位、総合164.98で2位。
 最終滑走でタリ/ラフォルナラ組(伊。19、20)。曲は「Love Story」。振付はステファノ・アッティ他。衣装は二人とも淡い赤紫。女性はふんわりした長いスカート。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のDSpはレベル4で加点ほぼ3。OFTは男女ともレベル2で加点2〜3。SyTwは男女ともレベル4で加点ほぼ2〜3。ChAJはGOE+2.13。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。MiStは女性レベル1、男性レベル3で加点1〜3。最後のChStはGOE+2.49の最高得点。技術点最高の53.76、演技構成点も最高の47.56、合計101.32でフリーも1位、総合169.98で初優勝。

フィギュアスケート (2024.12/7,12,2025.1/11,19,20)

ジュニアGPファイナル (2024.12/5〜8 グルノーブル・フランス) GPシリーズ

 今季のSP課題のジャンプは3F、フライングスピンはFCSp。
 <男子シングル>6人エントリー。日本からは中田璃士、高橋星南。他にサンチェス(米)、ソ・ミンギュ(韓)、ヴァツラビク(スロバキア)、ヤンハオ・リー(NZ)。フジ地上波ではSP放送なし。
 1番滑走でヴァツラビク(スロバ。18)。今季JGP1 4位、JGP5ポーランド優勝。曲はベートーベン「Symphony No.7」他。振付・コーチともロザノフ。冒頭の3Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3Fも全ジャッジが加点2〜3。FCSpは課題の要素だが、レベル3。1.1倍になる3Lz+3Tも成功。しかしCSSpが無得点。なんだろう。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル4。技術点4番目の38.16、演技構成点も4番目の35.56、時間超過の減点1、合計72.72でSP3位。

 2番滑走でソ・ミンギュ(韓。16)。昨季世界ジュニア金メダル。今季JGP2チェコ優勝、JGP5 3位。曲はベートーベン「Moonlight Sonata」。振付はE.& P.チャン。冒頭の3A成功。3Lz+3Tは決めたが第1にeマーク。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Fがアンダーローテーションで転倒。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の34.85、演技構成点3番目の35.83、転倒の減点1、合計69.68でSP5位。
 3番滑走でヤンハオ・リー(NZ。16)。今季JGP3タイ優勝、JGP7 3位。曲は継続の「Supreme」。振付・コーチともベス・カオ。冒頭の3Aはオーバーターン。続く3Fは決める。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点。技術点3番目の38.4、演技構成点5番目の34.77、合計72.17でSP4位。

 4番滑走で高橋星南(14)。今季JGP1ラトビア優勝、JGP5ポーランド2位。曲は「The Greatest Showman」より「This is Me」。振付は宮本賢二他。緊張なのかミス連発。冒頭の3Aはステップアウト。続く3Lz+3Tの予定が第1がqマークでステップアウトし、第2付かず。FCSpは動揺したのかレベル1。1.1倍になる3Fはきれいに決めてほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。技術点6番目の27.77、演技構成点も6番目の34.06、合計61.83でSP6位。
 5番滑走で中田璃士(16)。昨季優勝、世界ジュニア銀メダル。今季JGP3タイ2位、JGP7中国優勝。曲は「God Particle」他。振付はミーシャ・ジー他。CSSp以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは高く加点1〜4。続く3Fは加点ほぼ2〜3。スピン二つとStSqはレベル3。うちStSqと最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になるところで3T+3T成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。CSSpはレベル4だが加点なし。全体にスピードはあるがキレがない感じ。技術点最高の40.44、演技構成点2番目の38.95、合計79.39でSP1位だが、2位とは0.15差。
 最終滑走でサンチェス(米。17)。今季JGP4トルコ、JGP6スロベニアとも優勝。曲は「Music」。振付はアダム・ブレイク。この人も中田と同じくらいスケーティングが速い。冒頭の3Aは惜しくもオーバーターン。続く3Fは!マーク。CCoSpとStSqはレベル3だが全ジャッジが加点2以上。うちStSqは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3T成功。あと二つのスピンはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点1〜3。技術点2番目の39.86、演技構成点最高の39.38、合計79.24でSP2位。1位とは僅差でキスアンドクライではコーチとも笑顔。

 フリー。テレ朝地上波ではSP1位中田のみ放送(ジュニア男子もせめて優勝したサンチェスと、もう一人の日本人高橋か2位になったソ・ミンギュのどちらかで計3人放送してほしい)。解説は町田。
 1番滑走で高橋星南(14)。曲は「ヴィヴァルディ「四季」。振付は村元哉名他。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3A+2Tも全ジャッジが加点。続く3Fも全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.93。2本目のソロの3Aも成功、前場1〜3。CSSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loは決める。3F++2A+2A+SEQはこらえた。3Sはほぼ全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点。終わったとき、両手を顔に当て、びっくりしたように喜んでいた。技術点2番目の74.64、演技構成点3番目の67.93、合計142.57でフリー3位と挽回、総合204.4で4位。
 2番滑走でヴァツラビク(スロバ。18)。曲は「Truetalk」他。振付はロザノフ。練習で靴が壊れてしまったらしい。冒頭の3Aの予定がパンクして1Aになり両足。次も2F+2T。3Loは成功。しかし次は2Sに。スピン二つはレベル3。ChSqはGOE-1。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは何とか決める。次は2Lz+2Tに。3Fは成功。最後のCCoSpはレベル2でVマーク。技術点6番目の43.37、演技構成点も6番目の60.27、合計103.64でフリー6位、総合176.36で6位。キスアンドクライでコーチとも「しかたない」という感じ。
 3番滑走でヤンハオ・リー(NZ。16)。曲は「Earned It」。振付はベス・カオ。ジャンプが不調。冒頭の3A+2Tは第1がqマーク。続くソロの3Aもqマークで転倒。3Loは成功、全ジャッジが加点。3Sも全ジャッジが加点1〜3。CCSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。しかし、1.1倍になる3Lzがアンダーローテーションでまた転倒。続く3Lz+2A+2A+SEQは決め、全ジャッジが加点。3F+2Tも成功。FCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.79。最後のCCoSpはレベル2。技術点4番目の62.22、演技構成点4番目の69.24、転倒の減点2、合計129.46でフリー5位、総合201.63で5位。

 4番滑走でソ・ミンギュ(韓。16)。曲は「雨に唄えば」。振付はシン・イェジ。さすがに立て直してきた。後半の3Lz以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3A+3Tは成功。ソロの3Aは加点2〜3。3Loも決める。3F+2Tも加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは加点2〜3。ChSqはよく曲に合っていてGOE+1.5の高得点。1.1倍になる3Lzはeマーク。3F+2A+2A+SEQは成功。3Sも加点2〜3。技術点最高の77.07、演技構成点も最高の75.39、合計152.46は今季最高更新でフリー1位と大きく挽回、総合222.14で2位。
 5番滑走でサンチェス(米。17)。曲は「イオチサロ」。振付はアダム・ブレイク。ジャンプがやや不調か。スケーティングは速くて滑らか。冒頭の3Aはステップアウト。連続3回転の予定だった。次を3A+2Tにしてリカバリー。3Loはqマーク。3F+3Tは第1が!マーク。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQを成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Sと3Lzも決める。ChSqはGOE+1.5の高得点。技術点3番目の73.55、演技構成点2番目の74.59、合計148.14でフリー2位、総合227.38で優勝。最終順位が決まったとき、泣いていた。
 最終滑走で中田璃士(16)。曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。振付はシン・イェジ他。全体に力み過ぎか。ジャンプ二つのパンクが痛い。冒頭の4Tは片手つきでこらえた。ここまで成功率100%らしい。しかし次の3Aの予定がパンクして1Aに。3A+1Eu+3Sは予定通りで全ジャッジが加点。スピン二つはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。3S+3Tは全ジャッジが加点。1.1倍になる3F+2A+SEQは成功。しかしソロの3Loの予定がパンクして1Loに。これが痛かった。3Fはこらえた。ChSqは頑張り、GOE+1.29。CSSpはレベル4。技術点5番目の61.75、演技構成点3番目の74.19、合計135.94でフリー4位、総合215.33で3位。キスアンドクライで下を向いている中田に、解説の町田は「このままシニアでも通用する。これからの選手です」と言っていた(※父の中田コーチは「追い込みが足りない」と言ったらしい)。

 <女子シングル>6人エントリー。日本からは島田、中井、和田薫子。他にキム・ユソン(韓)、イーハン・ワン(中)、グラッキ(仏)(昨季、島田と1位を争っていたシン・ジア(韓)はGPポイント7位で補欠に回った)。テレ朝地上波では日本人3人のみ放送。解説は荒川。
 1番滑走でグラッキ(仏。14)。今季JGP2チェコ2位、JGP4トルコ3位。曲は「Please Don't Make Me Love You」。振付はカスモワ他。冒頭の2Aは全ジャッジが加点。続く3Fも全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4。うちLSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点6番目の35.14、演技構成点も6番目の27.17、合計62.31は自己ベスト更新だがSP6位。

 2番滑走でイーハン・ワン(中。14)。今季JGP3 タイ優勝、JGP7中国3位。曲は「Paint It Black」。振付はミーシャ・ジー他。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。続く2Aも全ジャッジが加点。細身で軽々と決めている。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fに!マーク。技術点3番目の37.26、演技構成点5番目の27.26、合計64.52でSP4位。
 3番滑走でキム・ユソン(韓。15)。昨年4位。今季JGP4トルコ優勝、JGP7中国2位 。曲は「月の光」。振付はミーシャ・ジー。冒頭の2Aは全ジャッジが加点1〜3。続く3Lz+3Tは第1にeマーク。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点ほぼ2〜4。1.1倍になる3Fも決める。技術点5番目の35.38、演技構成点4番目の29.04、合計35.38でSP5位。

 4番滑走で和田薫子(15)。今季JGP2チェコ優勝、JGP5ポーランド2位。全日本ジュニア2位。曲は「How Does A Moment Last Forever」。振付は佐藤紀子。初出場なのになかなか堂々と滑っていた。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点2〜3。続く3Lz+3Tも加点1〜3。スピン二つはレベル4で加点2〜3。1.1倍になる3Fも決め、加点1〜3。LSpとStSqはレベル3。うちLSpは加点ほぼ3〜4。技術点2番目の38.09、演技構成点3番目の29.68、合計67.77でSP2位。
 5番滑走で中井(16)。昨年5位。今季JGP4トルコ2位、JGP7 中国優勝。曲は「シェルブールの雨傘」。振付は宮本賢二。冒頭の2Aはほどけかけたが成功。続く3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。FCSpはレベル3。1.1倍になる3Fは!マーク。あと二つのスピンとStSqはレベル4。うちLSpは全ジャッジが加点2〜4、CCoSpもほぼ全ジャッジが加点2〜4、最後のStSqは全ジャッジが加点2〜3。技術点4番目の36.86、演技構成点2番目の30.4、合計67.26でSP3位。
 最終滑走で島田(16)。昨年2連覇。今季JGP1ラトビア優勝、JGP5ポーランド優勝。曲は「Defying Gravity」。振付はウィーバー。衣装は緑。劇団四季のミュージカル「Wicked」の主役、生まれつき肌が緑色の魔女エルファバを演じる。前に見た時より演技全体がまとまり、生き生きとスピードにのって滑っていた。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の2Aは余裕があり、加点2〜4。続く3Fも加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のCCoSpは高速で加点4〜5、LSpは加点3〜5、StSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも安定していて加点2〜4。技術点最高の42.0、演技構成点も最高の31.72、合計73.72でSP1位。

 フリー。 1番滑走で地元グラッキ(仏。14)。曲は「Please Don't Make Me Love You」。振付はカスモワ他。冒頭の3Fと2Aはよかった。いずれも全ジャッジが加点。しかし3Loがアンダーローテーションで転倒。2本目の2Aはqマーク。スピン三つはレベル4。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マーク。続く3Lz+1Eu+3Sも第1が!マーク。3F+2Tは決める。ChSqはGOE+0.45。技術点6番目の60.08、演技構成点も6番目の54.0、転倒の減点1、合計113.08でフリーも6位、総合175.39で6位。
 2番滑走でキム・ユソン(韓。15)。曲は「月の光」。振付はミーシャ・ジー。冒頭で3A成功、ほぼ全ジャッジが加点。続く3F+3Tは第2がqマーク。3Lzはeマーク。3Lo+2Tはほぼ全ジャッジが加点。スピンみっつはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点1〜3。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQは決め、全ジャッジが加点。続く3Fも成功、全ジャッジが加点。しかし3Sがばらけてダウングレードで転倒。ChSqはGOE+0.79。技術点3番目の64.56、演技構成点4番目の56.25、転倒の減点1、合計119.81でフリーも5位、総合184.23で5位。
 3番滑走でイーハン・ワン(中。14)。曲は「Paint It Black」。振付はミーシャ・ジー他。やや慎重に演技してノーミスで終えた。3F+2T以外の全要素に全ジャッジが加点。ここまでの全てのジャンプに回転不足は取られていない、と実況アナ。冒頭の3Lo+2T成功。続く3F+2Tは第1に!マーク。ソロの3Sと3Fも決める。スピン二つはレベル4。うち最後のCCoSpは加点3〜5、FCSpも加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQを成功、加点ほぼ2〜3。ソロの3Lzも決める。ChSqはGOE+0.84。3Tは加点1〜3。FCSpだけレベル2だが加点2〜4。技術点最高の68.72、演技構成点5番目の54.66、合計123.38でフリー3位、総合187.9で4位。

 4番滑走で中井(16)。曲は映画版「シンデレラ」より「Who is She」他。振付はデイヴィッド・ウィルソン。衣装は水色。冒頭の3A+3Tは、第1がアンダーローテーション、第2がqマークでステップアウト。次の2Aは2本目の3Aをねらったものの、バラけてこらえた。3Lz+1Eu+3Sは第3がqマーク。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜4。2本目の2Aはきれいに成功、全ジャッジが加点ほぼ2。1.1倍になるソロの3Lzと3Lo+2T、3Fはいずれも全ジャッジが加点。うち3Lzと3Fは加点2〜3。ジャンプ全体が低いのがやや気になる。ChSqはGOE+1.29。技術点5番目の62.6、演技構成点2番目のの59.72、合計123.38でフリー4位、総合189.58で3位。公式会見では、「去年はケガもあり表彰台に乗れなかったので、自分の課題と向き合って1年頑張ってきた結果が出て嬉しい」「全日本ではSPで3A1本、フリーで2本成功させたい」と言っていたが、目線が終始下を向いていた。
 5番滑走で和田薫子(15)。曲は「タイタニック」より「Never An Absolution」他。振付は宮本賢二。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3Fは!マーク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは逆回転あり。うち最後のLSpは加点3〜5。ソロの3Loも全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.21。1.1倍になる3S+2A+SEQは第2がqマーク。3F+2T+2Tは第1が!マーク、第3がqマーク。ソロの3Lzはアンダーローテーション。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。フリーも落ち着いて演技して、技術点4番目の62.94、演技構成点なんと最高の61.04、合計23.98でフリーも2位、総合191.75で2位。公式会見では「SPで上位3人が日本人となり緊張したか」という質問には「フリーは初め緊張したが自分らしさを出して伸び伸び滑れた」「日本人で表彰台独占に自分も入れてうれしい」。
 最終滑走で島田(16)。曲は「Mado Kara Mieru ?」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Aはアンダーローテーションでステップアウト。続く4Tはダウングレードで転倒。いつもよりややスピードがないか。3Lz+3Tと3S+3Tはいずれも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちLSpは全ジャッジが加点3〜5、最後のCCoSpは全ジャッジが加点ほぼ4。ChSqはGOE+1.14。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜4。この3連続を全日本ジュニアでミスしたので成功させたいと言っていたもの。しかし次の3Loで転倒。これはびっくり。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点2番目の68.04、演技構成点3番目の59.7、転倒の減点2、合計125.74でフリーも1位、総合199.46で3連覇。公式会見で全日本シニアでの目標を聞かれ、「SPに3Aを入れること、フリーでも4Tと3Aに挑戦し、決めきること」と言っていた。

サッカー短評 (2025.1/13)

流通経済大柏vs.前橋育英 1対1延長0−0PK8−9 (2025.1/13 国立) 全国高校選手権決勝

 互いに前半1点ずつ取り合い、最後はPK戦で決着した。どちらも優勝経験校で、準決勝では、前橋育英(群馬県)はやはり強豪校の東福岡に先制されながら、後半だけで3点をあげて逆転勝ち。一方の流経柏(千葉県)は、初出場の東海大相模(神奈川県)に苦しみ、PKの1点のみの辛勝。準々決勝で8点とった攻撃力は発揮できなかった。
 7年前に同じ顔合わせで決勝を戦い、後半追加タイムの得点で前橋育英が優勝したので、流経柏は今度は自分たちがやり返す番だと思っている。しかし同点になってからは、拮抗した闘いになり、互いのハイプレスでがっぷり四つに組合い、最後まで双方得点をねらったが追加点は生まれず、延長戦に。延長でも得点は生まれず、PK戦へ。ここでも5人以内には決まらなかったが、相手のキックを二人止めた前橋のGK藤原がMVPかもしれない。気温12.2度、湿度37%。観客史上最多の5万8347人。主審は高橋航也さん。日テレ解説は城彰二。
 流通経済大柏の先発は、GK1番加藤。DF4番奈須、5番佐藤夢真エマ、21番宮里。MF6番稲田、8番亀田、10番柚木、14番飯浜。FW9番山野、11番堀川、19番粕谷。キャプテンは佐藤。
 前橋育英の先発は、FW8番オノノジュ慶吏ケリー、15番佐藤耕太。MF10番平林、11番黒沢、13番柴野、14番石井陽ハル。DF2番鈴木陽、3番瀧口、20番久保、22番竹ノ谷。GK藤原。キャプテンは石井。
 12分に先制したのは流経柏。ボランチの飯浜がプレスからボールカット、左MF亀田へパス。亀田はドリブルで相手DFを二人かわしてシュート、これが見事に決まって1−0。亀田はJ2に昇格した富山に入団が内定しているという。
 31分、同点。相手陣に攻め込んだ前橋FWオノノジュが左サイドからファーへサイドチェンジ。受けたMF黒沢は右コーナー近くのゴールライン際でゴールに背を向けた状態で相手DFと向き合っていたが、足裏でボールを背後へ動かし、くるりと振り向くとクロスを中へ送った。そこへ逆サイドの柴野が飛び込み、ヘディングシュートを決めた。1−1。
 PK戦は、流経柏の先攻で始まり、サドンデスに入った6人目まで両チームとも成功。8人目の流経柏のDF幸田が前橋GK藤原に止められたが、前橋の8人目MF白井も大きく上へはずした。9人目は双方とも成功。流経10人目DF安藤のキックを前橋のGK藤原が再びストップ。前橋10人目のMF柴野が決めて、決着した。GK藤原は2回戦でPK戦を経験済みで、自信があったという。

サッカー短評 (2025.1/12)

藤枝順心vs.神村学園 5対0 (2025.1/12 ノエスタ) 全日本高等学校女子サッカー選手権大会決勝

 いや〜「絶対王者」藤枝順心は強かった。3連覇をねらう藤枝(静岡県第二代表)と、3年ぶり2回目の優勝をめざす神村(鹿児島県代表)の対戦。今大会から9地域代表ではなく、47都道府県代表(過去の実績や在学中の生徒に配慮し静岡、宮城、東京、大阪、兵庫は2校ずつ。再来年からは県代表+開催地の48チームになる予定)52チームが参加。女子の受け皿を増やすねらいらしい。
 ここまで5試合で無失点の藤枝と4試合1失点の神村。互角の戦いになるかと思われたが、神村の12得点に対し、34得点の藤枝。その得点力のある藤枝が開始4分で先制。12分にCKから追加点。前半終わり近い40分にも追加点。さらに後半は、立ち上がり神村が押し込んでくるのをしのぎ、19分にまたCKから追加点。これで完全に勝負は決まり、神村が1点でも返せるか、という段階に。そして41分に、DFからコンバートされて半年の弦間が決めて5点目。5点の得点者は全て別の選手。弦間は自身8点目で得点王。藤枝順心は、大会初の3連覇の偉業を無失点という華を添えて達成。これは強い。スタンドには、日本サッカー協会女子委員長の佐々木氏となでしこジャパンのニールセン新監督の姿があった。気温9.6度、湿度45%。観客3728人。主審は佐々木陽美さん。TBS解説は城彰二、実況は佐藤文康アナ。

 藤枝順心の先発は、GK12番伊藤。DF3番柘植沙羽サワ、5番永田、8番松本、15番尾辻。MF7番葛西、10番植本、14番鈴木由真ユマ、FW6番弦間結月、11番藤原凛音リオン、鈴木巴那ハナ。10番植本と控えのMF4番佐藤ふうはダブルキャプテン。卒業後、植本と藤原はWEリーグへ。
 神村学園の先発は、ワントップFW9番安田。MF21番山野蒼空ソラ、15番漆島、11番原田真心マコ、10番上田彩葉、7番新原、DF8番上田麻莉、5番児玉、3番森田こころ、2番成田、1年生GK濱田。キャプテンは森田。
 1点目は、4分。相手ボールを藤枝MF葛西がカット。スルーパスは相手DFにあたるが、こぼれをFW藤原が受けてシュート、ファーに決まって1−0。強い方が先制。
 2点目は12分。藤枝の左CK。藤原が蹴り、相手DFが触ったこぼれをFW弦間がシュート、これは決まらないが、こぼれをDF柘植がシュート。2−0。
 神村も前半ロングスローなどから5本シュートをうったが、藤枝の守備網を破れず。
 3点目は40分。藤枝DF柘植からのパスを受けた右SB松本がMF鈴木由真につなぎ、右サイドでFW鈴木巴那から再びもらった松本はMF鈴木由真へ。鈴木由はドリブルで相手DFをかわしてシュート、3−0。これでほぼ試合は決まった。

 後半開始から神村はキャプテンのDF森田に代えてFW原口を入れる。13分には、10番上田が相手GKと1対1のチャンスも作るが、戻った藤枝のDF二人がシュートブロック。17分にも神村はMF漆島に代えてDF中野、29分にはMF新原に代えてMF舟之川、35分にMF山野に代えてFW久保を入れる。
 一方、藤枝は15分にFW鈴木巴を下げてDF岡村を入れて守備固め。それでも攻撃的な姿勢は崩さない。
 4点目は19分。藤枝の右CK。植本が蹴り、FW弦間がヘディングシュート、惜しくもバーに当たるが、こぼれを素早くDF尾辻がシュート、4−0。
 5点目は41分。藤枝MF松本の頭でのパスを受けたDF岡村が右サイドをドリブル、松本とのパス交換を経てFW弦間へクロス、弦間がヘディングシュートを決めて5−0。
 藤枝順心は3連覇で8度目の優勝。6試合39得点無失点という記録つき。

サッカー短評 (2025.1/1)

ガンバ大阪vs.ヴィッセル神戸 0対1 (2024.11/23 国立) 天皇杯決勝

 宇佐美を負傷で欠くガンバを神戸が下して優勝。昨年、一昨年に続き、決勝が元日でないので変な感じ。昨年のアジアカップやおととしのワールドカップ開催年と違って1月に試合があるわけではないが、12月にも2月にもACLの試合があるため、選手のオフ期間を確保するためらしい。
 試合は、後半19分、神戸のGK前川のロングフィードを後半途中に入ったばかりの佐々木がつぶれて大迫が受け、大迫も倒れながら左へ回った武藤へパス。武藤はペナルティーエリア左に入って鋭いクロス、相手DF福岡がはじくが小さく、詰めてきたFW宮代が押し込んだ。この1点を神戸が守り切った。
 ガンバは、前半の途中から連続して攻撃をしかける場面もあったが、得点できず。前半16分の右CKからのこぼれを山田がボレーシュートしたのは枠の左。後半10分に倉田に代わって入ったFWウェルトンが、直後にドリブルからシュートまでいったが相手GK前川。31分には、ゴール前で連続攻撃をしかけ、最後にファン・アラーノがペナルティーエリア右から上げたクロスをドンピシャでダワンがヘディングシュートしたが、わずかに枠の右。このときは決まったかと思った。
 神戸は38分にFW大迫を下げ、MF山口を入れて守備固め。直後のガンバのFKをFWジェバリが蹴り、壁を抜けたが、GK前川が押さえた。ポヤトス監督は、最後にはCB中谷を前線へ上げてパワープレーも試みたが、得点できず。追加タイム6分も神戸が時間を使って逃げ切った。気温16度、湿度29%。観客56824人。主審は山本雄大さん、第4の審判は山下良美さん、VARは谷本さん。NHK解説は中村憲剛、実況は杉岡アナ。
 ガンバは4-2-3-1。先発は、GK一森。DF黒川、福岡、中谷、半田。鈴木徳真とダワンのダブルボランチ。トップ下に山田。左右のシャドーに倉田と山下。ワントップ坂本。ゲームキャプテンは中谷。ベンチにベテランGK東口、MFウェルトン、FWジェバリなど。チームキャプテンの宇佐美は練習でハムストリングを傷めたとのことでスタンドに。
 神戸は4-1-2-3。先発は、3トップ中央に大迫、左に元フロンターレの宮代、右に武藤。インサイドハーフに井出と井手口。アンカーに扇原。DF初瀬、トゥーレル、山川、酒井。ゲームキャプテンは山川。ベンチに、元フロンターレのGK新井、怪我上がりのチームキャプテン山口蛍、FW佐々木など。
 表彰式では、天皇杯は、例年高円宮妃が授与されていたが、今年は11/15に三笠宮妃・百合子様が亡くなられた(試合前に黙祷があった)ためか、日本サッカー協会・宮本会長から授与された。71大会ぶりの関西勢同士の対決とかで、神戸は5大会ぶり二度目の優勝。

フィギュアスケート (2024.12/26)

全日本選手権 ペア・アイスダンス (2024.12/22〜24 大阪) 選手権

 <ペア>4組エントリー。三浦/木原組、長岡/森口組、清水/本田組、柚木/テイラー組。フジ地上波では、三浦/木原組のみ放送。解説は高橋成美。
 その他の組の順位と得点は、2位が長岡/森口組で61.82(技術点32.83、演技構成点28.99)、3位が清水/本田組で54.22(技術点29.86、演技構成点24.36)、4位が柚木/テイラー組で46.75(技術点25.79、演技構成点21.96、転倒の減点1)。
 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「黒く塗れ」。振付はシェイリン・ボーン。ソロジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル3で加点2〜4。3Tはめずらしく二人ともミス。アンダーローテーションでステップアウト。4Liはレベル4で加点3〜4。3LzThは成功、加点2〜4。CCoSpとStSqはレベル4。うちStSqは加点3〜4、CCoSpは加点2〜3。最後のBoDsはレベル3で加点2〜4。技術点最高の38.29、演技構成点も最高の35.87、合計74.16でSP1位。試合後のインタビューでは、BoDsでレベル4をとりこぼしたことを反省。

 フリー。フジ地上波では、上位2組のみ放送。
 3番滑走で長岡/森口組(19、22)。曲は継続の「Space Table Symphony」。振付はキャシー・リード。冒頭のツイストはまだ2Twでレベル2だが、全ジャッジが加点2〜3。3T+2A+2A+SEQはアンダーローテーション。リフト三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち5ALiは加点3〜4。「リフトが得意」というだけはあった。3Sはアンダーローテーションでステップアウト。FiDsはレベル4。2LoThは両足。ChSqはGOE+1.14。3SThも両足。最後のPCoSpはレベル3。技術点2番目の56.8、演技構成点も2番目の58.06、合計114.86でフリーも2位、総合176.68で2位。
 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。冒頭の3Twはレベル3で加点ほぼ3〜4。3Tからの連続ジャンプは男性の第1がれ2Tになり女性は1Aを付けた。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち5ALiは加点さんから五、4Liは加点3〜4。3LoThは成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜4。3Sも成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3LzThも決める。BiDsはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後のChSqはGOE+1.57。技術点最高の66.37、演技構成点も最高の71.8、合計138.17でフリーも1位、総合212.33で優勝。5年ぶりの優勝は「日本の観客の前で滑れて嬉しい」。

 <アイスダンス>4組エントリー。田中梓沙/西山真瑚組、吉田唄菜/森田真沙也組、佐々木/池田組、久根下/ルーシェ組。フジ地上波では、吉田/森田組のみ放送。解説は宮本賢二。
 その他の組の順位と得点は、2位が田中/西山組で66.03(技術点37.23、演技構成点28.8)、3位が佐々木/池田組で55.53(技術点31.33、演技構成点24.2)、4位が久根下/ルーシェ組で36.62(技術点19.73、演技構成点17.89、転倒の減点1)。
 最終滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のPStはレベル1だが加点1〜3。SqTwは男女ともレベル4。MiSt男女ともレベル2だが加点2〜3。ChRSはGOE+3.9。最後のRoLiはレベル4で加点2〜3。技術点最高の41.25、演技構成点も最高の30.59、合計71.84でRD1位。

 フリー。フジ地上波では、上位2組のみ放送。
 3番滑走で田中/西山組(19、22)。曲は「エリーゼのために」。振付はアグノエル。解説の宮本が「二人にぴったりのプログラム」。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のOFTは男女ともレベル2で加点2〜3。CuLi+CuLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点1〜3。SyTwも男女ともレベル4で加点2〜3。DiStは男女ともレベル2。DSpはレベル4に加点1〜3。ChStはGOE+1.66。RoLiはレベル4で加点2。最後にコレオ要素二つ。ChTwはGOE+1.33、ChSlはGOE+1.49。技術点最高の58.29、演技構成点2番目の44.6、合計102.89でフリーも2位、総合168.92で2位。
 最終滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「ロミオとジュリエット」。振付はスコット・モイアー他。「ロミオが死んでいるとジュリエットが知る場面から始まる」と実況アナ。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で全ジャッジが加点1〜3。OFTは男女ともレベル2で全ジャッジが加点。SyTwは男女ともレベル4。DSpはレベル2ととりこぼし。CuLiはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。ChAJはGOE+1.19、ChStはGOE+1.83。CiStは男女ともレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。確かここが両家のいさかいの場面を表している、ということだった。最後のChSlはGOE+2.32の高得点。技術点2番目の57.77、演技構成点最高の46.6、合計104.37でフリーも1位、総合176.21で初優勝。試合後のインタビューでは「やっと優勝できてうれしい」。

サッカー短評 (2024.12/24,25)

Jリーグアウォーズ (2024.12/10)

 今年も、司会が一人で盛り上がっている。いっそ影山さんに進行を任せた方がいいのでは。優勝チーム・ヴィッセル神戸、優勝監督・吉田孝行監督。槙野のインタビューは悪くなかった。フェアプレー賞・セレッソ大阪、フェアプレー個人賞・GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)、GK大迫(サンフレッチェ広島)、DF安西(鹿島アントラーズ)。最優秀主審・御厨さん、最優秀副審・西橋勲さん。御厨さんのスピーチは、「もっと我々を叱咤激励してください」。優秀監督賞・スキッベ監督(サンフレッチェ広島)。スキッベ監督は3年目で、スピーチでは、リーグ優勝と天皇杯優勝の吉田監督、ルヴァンカップ優勝の名古屋の長谷川監督、日本代表の森保監督の仕事を称えていた。
 最優秀育成クラブはFC東京。発表だけで表彰なし。今季から、トップチームに所属しているアカデミー出身選手数だけでなく、アンダーカテゴリーの代表選手数も加味されるようになったらしい。
 功労選手賞は、遠藤保仁、柏木、柴崎晃誠、林卓人、南雄太、梁勇基、渡邉千真。功労審判員賞は、高山さんと松尾さん。
 ベストゴール賞は、月間ベストゴールの映像が復活。最後に映された宇佐美のゴールがベストゴール。本人も「あのゴールは自分の中でもベスト」だと言っていた。
 ベストヤングプレーヤー賞は、なんとフロンターレの高井だった。パリ五輪代表のレギュラーとしてベスト8に貢献、フル代表にも初召集などが評価されたようだ。タキシードではなく革の上衣を着ていたが、鰐皮だったらしい。
 得点王は、アンデルソン・ロペスで2回目。今年は24得点。
 優秀選手賞34人に、フロンターレの高井、脇坂、山田が入った。壇上に並び、ベストイレブンに呼ばれると一段前へ出ていく。優秀選手は、J1の選手と監督の投票をもとにポジション別に上位からチェアマンが決定。JリーグHPによると、この中から選ぶベストイレブン選考方法は今回から変更され、上記得票数上位からDF・MF・FW・右サイド・左サイド各1名を選び、あとのGKを含む6名は選考委員が決定することになったとある。
 その結果、GK大迫敬介(広島)初、DF濃野(右サイド・鹿島)初、中谷(ガンバ)初、トゥーレル(神戸)初、佐々木(広島)初。MFマテウス・サヴィオ(左サイド・柏)初、FW知念(MF・鹿島)初、アンデルソン・ロペス(マリノス)2回目、宇佐美(ガンバ)3回目、大迫勇也(神戸)3回目、武藤(右サイド・神戸)3回目。選考方法にある、「得票数上位から選ぶ」「DF」と「FW」がいない。武藤が「右サイド」とあるのは誤植ではないか。
 ウェブ記事「ベストイレブン投票結果が判明!! MVP武藤嘉紀が166票で最多得票、2位は広島GK大迫敬介」(ゲキサカ12/10 20:10配信)によれば、「今季から「右サイド」と「左サイド」を選考ポジションに追加。DF、MF、FW、右サイド、左サイドの各得票数最上位選手が自動的に選ばれ、GKを含む残りの6人は選考委員によって選出」とのこと。「GK」1位は大迫で153票。「DF」1位は中谷で132票。高井は27票でDF7位。「右サイド」1位は武藤166票、濃野95票。「左サイド」1位はサヴィオ140票。元フロンターレの宮代が94票で左サイド2位。「MF」1位は知念で94票。脇坂は38票でMF3位。「FW」1位は大迫で147票、2位は宇佐美133票。アンデルソン・ロペスは83票でFW4位だが選ばれた(FW3位はレオ・セアラ123票)。山田新は34票でFW6位。
 MVPは武藤(初)。受賞スピーチでは、「海外では、1年近くベンチにも入れない時もあった」と話したとき涙がにじんだ。

フィギュアスケート (2024.12/20,21,22,)

全日本選手権 (2024.12/19〜22 大阪) 選手権

 <男子シングル>30人エントリー。ジュニアからは中田、中村俊介、高橋星南、西野など。フジ地上波では上位7人と片伊勢、大島、吉岡の計10人を放送。解説は本田武史、ゲストに宇野。
 放送されなかった選手のうち、7番滑走の木科18位、10番滑走の三宅11位、21番滑走の壷井14位、23番滑走の島田15位。ジュニアでは、8番滑走の中村が13位、11番滑走の高橋が8位、13番滑走の西野が9位、16番滑走の垣内が17位。ジュニア勢は、世界ジュニア出場残り2枠を争う。

 19番滑走で片伊勢(20)。昨年12位。今季西日本選手権2位。曲は継続の「アディオス・ノニーノ」他。振付は佐藤紀子。冒頭の3Aは全ジャッジが加点1〜3。続く3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。CCSpはレベル2。1.1倍になる3Fはこらえた。StSqとFSSpはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点1〜3。最後のCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点。技術点10番目の40.2、演技構成点14番目の35.42、合計75.62でSP10位。
 20番滑走で三浦(19)。昨年4位。今季スケートアメリカ3位、NHK杯6位。曲は「Conquest of Spaces」。振付はブノワ・リショー。右足は痛いらしい。全体にスピードがあった。冒頭の4S+3Tは全ジャッジが加点2〜4。づく3Aも全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜4、CCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる4Tで転倒。技術点4番目の48.13、演技構成点2番目の41.74、転倒の減点1、合計88.87でSP4位。
 24番滑走で佐藤(20)。昨年5位。今季GPファイナル3位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。冒頭の4Lzはダウングレードで転倒。続く4T+3Tは第1をこらえて何とか成功。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqと最後のCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aは決め、全ジャッジが加点1〜3。技術点7番目の42.58、演技構成点4番目の40.32、転倒の減点1、合計81.9でSP6位。

 25番滑走で吉岡(21)。昨年8位。今季スケートアメリカ8位。曲は継続の「Eternal Eclipse「Lullaby for Sadness」他。振付はローリ・ニコル。冒頭の4T+3Tは第2がダウングレードで転倒。続く3Aは決め、ほぼ全ジャッジが加点。FSSpとStSqはレベル3。うちStSqは戦時1〜3。しかし、1.1倍になるところで3Lzの予定が1Lzとパンクして無得点。技術点24番目の28.33、演技構成点11番目の36.43、転倒の減点1、合計63.76でSP21位。
 26番滑走で織田(37)。2008年全日本優勝。今季西日本選手権優勝。曲は「マツケンサンバ II」。振付は本人。冒頭の4T+3Tは全ジャッジが加点。続く3Aは高くて全ジャッジが加点2〜4。着氷では往年の柔らかいヒザを見せていた。CCSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lzも成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。あと二つのスピンはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちFSSpはほぼ加点2〜3。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点1〜4。途中で衣装の袖を下ろしてフリルをだし、サンバの雰囲気を表現。技術点5番目の47.37、演技構成点9番目の37.16、合計84.53でSP5位。
 27番滑走でジュニア中田(16)。昨年17位。今季全日本ジュニア優勝、JGPファイナル3位。曲は「Aroul」「Uccen」。振付はミーシャ・ジー。すごい充実ぶり。圧倒的なスピードのままノーミス。CSSp以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4T+3Tは加点1〜4。続く3Aは加点ほぼ3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点2〜4、FCSpは加点2〜3。スパニッシュが様になってきた。1.1倍になる3Fを決めるとガッツポーズ。加点2〜4。キスアンドクライで得点を見ると驚いていた。技術点最高の50.41、演技構成点5番目の39.9、合計90.31でSP2位。

 28番滑走で鍵山(21)。今季GPファイナル2位。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。3A以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4Sは加点1〜4。続く4T+3Tも加点2〜4。スピン二つとStSqはレベル。.うちStSqは音楽をよく表現して加点3〜5、FSSpは加点2〜4。しかし、1.1倍になる3Aがダウングレードで転倒。まさかのミス。最後のCCoSpはレベル3だが加点3〜4。技術点2番目の48.42、演技構成点最高の44.63、転倒の減点1、合計92.05でSP1位。
 29番滑走で山本(24)。昨年3位。今季スケートカナダ、フィン杯とも4位。曲は「Split, Postcards from Far Away」。振付はブノワ・リショー。冒頭の4T+3Tは成功、全ジャッジが加点1〜3。続く4Sの予定が3Sに。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは滑らかに大きく演技し、全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Aでステップアウトして両手付き、転倒扱い。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCSSpは加点ほぼ2〜4、CCoSpは加点1〜4。技術点9番目の40.79、演技構成点5番目の40.31、転倒の減点1、合計80.1でSP7位。
 最終滑走で友野(26)。昨年6位。今季仏杯5位、フィン杯6位。曲は「Tshegue」他。振付はシェイリン・ボーン。トモノ・ワールドを十分に発揮。冒頭の4T+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く4Sも全ジャッジが加点1〜3。FCSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはアフリカ風の曲を友野独特の表現で加点2〜5。1.1倍になる3Aは惜しくもステップアウト。あと二つのスピンはレベル3。技術点3番目の48.27、演技構成点も3番目の41.45、合計89.72でSP3位。

 フリー。大波乱。佐藤、三浦、山本がくずれ、壷井、三宅、島田が挽回。BSフジ解説は無良。地上波では第3・4グループ12人を放送。解説は本田、ゲストに宇野。
 10番滑走でSP15位島田(23)。曲は継続の「死の舞踏 ピアノVer」。振付はランビエール。冒頭で果敢に4Lzに挑戦、アンダーローテーションで転倒。解説の無良が「もう少しで立てる」。次は4Tの予定だったが2Tにパンク。3A+3Tは成功。3Fは!マーク。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点1〜4。もう少しキレのある滑りを前に見たような気がする。1.1倍になる3A+1Eu+3Sと3Lz+2A+SEQは成功。3Loはqマーク。ChSqはGOE+1.14。技術点7番目の73.25、演技構成点6番目の78.59、転倒の減点1、合計150.84でフリー5位、総合224.04で9位。
 11番滑走でSP14位壷井(22)。曲は「道化師」。振付はスカリ。会心の出来。衣装は黒地に赤でダイヤの模様。冒頭の4S+3Tは間にオーバーターン。ここでがんばったのがよかった。続くソロの4Sはきれいに決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次の3Aも全ジャッジが加点2〜3。FSSpとStSqはレベル3たがほぼ全ジャッジが加点1〜3。3A+1Eu+3Sは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQとソロの3Loも決め、うち連続ジャンプは全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.07。ソロの3Fも成功、全ジャッジが加点2〜3。技術点2番目の93.09、演技構成点3番目の80.28、合計173.37でフリー3位と大挽回、総合247.31で3位。四大陸、世界選手権へ。

 12番滑走でジュニア最終年の中村俊介(19)。曲は「イオチサロ」。振付は村元哉名他。例年、ジュニア勢はフリーが30秒長くなり、StSqも入れなければならないので苦戦する。ジャンプが不安定ながら転倒はせず。冒頭の4Tはqマークでステップアウト。予定では連続ジャンプだった。3Aはこらえた。3Lz+3Tは第1が!マークだが連続ジャンプをリカバリー。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点。3Fにも!マーク。ここも連続ジャンプの予定だった。1.1倍になる3Loはqマーク。ここも連続ジャンプの予定だった。しかしソロの3Lzに+1Eu+3Sを付けてリカバリー。ただ、第3はqマーク。3Loも+2Tとして連続ジャンプにした。ChSqはGOE+1.14。技術点10番目の68.46、演技構成点11番目の71.83、合計140.29でフリー10位、総合214.25で11位。世界ジュニアへ。
 14番滑走で三宅(22)。曲は2年前の映画「タイタニック」より「Never an Absolution」等3曲に戻した。振付は吉野浩平。冒頭の4S+2Tは成功、全ジャッジが加点2〜3。次はソロの4Sの予定が2Sにパンク。3A+1Eu+3Sは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.93。ソロの3Aも決め、全ジャッジが加点2。スピン二つはレベル3。うちFSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loは全ジャッジが加点1〜3。3Lz+3Tもきれいに決め、全ジャッジが加点。ソロの3Fはこらえた。ジャンプに回転不足やエッジエラーがないのが強み。StSqとCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点1〜4。技術点4番目の80.44、演技構成点7番目の77.89、合計158.33でフリー4位、総合233.49で6位。
 15番滑走で片伊勢(20)。曲は継続の「Tree of Life Suite」。振付は鈴木明子。スケーティングは滑らかだが、ジャンプが不安定。冒頭の3Aはqマークでステップアウト。3Lz+2T+2Loはオーバーターン。3Sは全ジャッジが加点。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点1〜3。2A+3Tを二回。うち二つ目は1.1倍になる。ソロの3Lzはqマーク。3Fは!マーク。ChSqはGOE+0.79。もう少しやってほしい。最後のCCoSpはレベル3。技術点18番目の65.56、演技構成点12番目の71.6、合計137.16でフリー11位、総合212.78で13位。

 16番滑走でSP9位ジュニア西野(15)。今季全日本ジュニア3位。曲は「Rock Me Amadeus」他。振付は佐藤操。冒頭の4Sはqマークで転倒。続く3F+3Tは成功。3A+2Tは第1がqマーク。3Loは決める。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Aはステップアウト。3Lzは成功。3F+2A+2A+SEQは第1に!マーク。ChSqはGOE+0.5。もう少しかんばろう。技術点8番目の70.62、演技構成点18番目の65.87、転倒の減点1、合計135.49でフリー14位、総合213.07で12位。
 17番滑走でSP8位ジュニア高橋星名(14)。今季全日本ジュニア2位、JGPファイナル4位。曲はヴィヴァルディ「四季」。振付は村元哉名他。3Aが不調で今季の勢いはどこへやら。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点。しかし3Aからの連続ジャンプの予定がパンクして1Aに。次の3Fは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+0.57。改善の余地あり。2本目の3Aも1Aにパンク。1.1倍になる3Loはほぼ全ジャッジが加点。3F+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点。3S+3Tは第2がqマーク。StSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。技術点17番目の65.68、演技構成点15番目の66.24、合計131.92でフリー17位、総合209.79で14位。
 18番滑走で山本(24)。曲は「Melting & Sogno di Volare」。振付はローリ・ニコル。緊張していた。冒頭の3Loはほぼ全ジャッジが加点2。続く4Sは回ったが転倒。次の3Tは今季安定していたのにqマークで転倒。3Aは片手つき。3連続の予定だった。ChSqはGOE+1.29。スピン二つとStSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5、FCSpは加点2〜4。1.1倍になる2本目の3Aはアンダーローテーションで転倒。リカバリーならず、繰り返しの違反も。しかし2本目の4Tに3Tを付け、qマークながら意地を見せた。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点。CSSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。大舞台に弱くて残念。技術点16番目の66.43、演技構成点9番目の74.56、転倒の減点4、合計136.99でフリー12位、総合217.09で10位。

 最終グループ19番滑走で佐藤(20)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。まだジャンプが不調で立て直せず。冒頭の4Lzはダウングレードで転倒。続く4Fはステップアウト。次の4Tもステップアウトで片手つき。連続の予定だった。スピン二つはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点。2本目の4Tに3Tを付け、全ジャッジが加点1〜3。リカバリーに成功。しかし1.1倍になる3A+1Eu+3Sの第3がダウングレードでまた転倒。ソロの3Aはこらえた。3Lo+2A+SEQは決める。CSSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.5。技術点6番目の75.38、演技構成点9番目の75.52、転倒の減点2、合計148.9でフリー7位、総合230.8で7位。世界選手権へ。
 20番滑走で織田(37)。曲は「Angels」。振付はブノワ・リショー。冒頭のテールはアンダーローテーションで転倒。連続の予定だった。次はソロの4Tの予定を変更して3Lzをきれいに決め、全ジャッジが加点2〜3。3A+1Eu+3Sは第3がqマーク。3Loは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE0.43。やったのか。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3F+3Tは第1に!マーク。3Lz+2A+SEQも決める。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のFSSpは加点1〜4。技術点5番目の77.89、演技構成点10番目の73.26、転倒の減点1、合計150.15でフリー6位、総合234.68で4位。織田は、この後、国体に出たら、本当に引退するとのこと。
 21番滑走で三浦(19)。曲は「シェルブールの雨傘」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭、4Loの予定を変更して3Aにしたがステップアウト。続く4Tからの連続ジャンプの予定が途中で開いてソロの3Tに。次も4Sの予定が2Sにパンク。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。3Aから3連続の予定が第1で両足になり、1Sを付けたがそれは無得点。1.1倍になるところで4T+3Tを決めたのはさすがで、全ジャッジが加点1〜3。しかし2本目の4Tは転倒で、しかも無得点(3Aと3Tを各2本跳んでいたため)。ChSqはGOE+1.07。3Lo+2A+SEQは決める。技術点19番目の63.13、演技構成点4番目の79.09、転倒の減点1、合計でフリー9位、総合230.09で8位。四大陸へ。

 22番滑走で友野(26)。曲は「Butterfly」他。振付はローリ・ニコル。せっかくの好機を逃した。冒頭の4Tはqマークでステップアウト。連続の予定だった。続く2本目の4Tはダウングレードで転倒。繰り返しの違反も。さらに4Sもダウングレードで転倒。3Loは全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。ChSqはGOE+0.86。友野ならもう少しやってほしい。1.1倍になる3A+1Eu+3Sは成功。3F+2A+SEQもなんとか決める。ソロの3Aもこらえた。技術点12番目の67.25、演技構成点5番目の78.98、転倒の減点2、合計144.23でフリー8位、総合233.95で5位。四大陸へ。
 23番滑走で中田(16)。曲は「パイレーツオブカリビアン」。振付はシン・イェジ。絶好調。お酒を飲む仕草もサマになってきた。CSSp以外のほぼ全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭で4Loを成功、ほぼ加点1〜2。続く4Tも決め、加点3〜4。3A+1Eu+3Sは加点2〜3。スピン三つはレベル4。うち二つは加点1〜3。ChSqはGOE+0.93。ソロの3Aは加点2。1.1倍になる3F+2A+SEQは加点1〜3。3F+2Tも成功。ソロの3Loは加点1〜3。StSqはレベル3だが加点1〜3。ノーミスで終えた後、氷に大の字になった。技術点3番目の92.32、演技構成点2番目の81.36、合計173.68でフリーも2位、総合263.99で2位。昨季17位から大躍進。
 最終滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。別格の演技を見せた。後半の4Tと3Fからの連続ジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の4F成功、加点3〜5。続く4Sも加点2〜4。4T+3Tは加点ほぼ3〜4。3A+1Eu+3Sも加点1〜4。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは加点5、最後のFCCoSpは加点3〜4。1.1倍になるソロの4Tはステップアウト。次のソロの3Aは加点2〜4。3F+2A+SEQはステップアウト。ChSqは速さと滑らかさがあり、加点ほぼ3〜5。CCoSpはレベル3で加点2〜3。技術点最高の111.7、演技構成点も最高の93.98、合計205.68でフリーも1位、総合297.73で初優勝。世界選手権へ。

 <女子シングル>29人エントリー。ジュニアからは島田、櫛田、中井、和田など。BSフジでは第1グループ5人と白岩など3人の計8人を放送、解説は村上佳菜子。フジ地上波では、第4-5グループ計12人を放送。解説は荒川。インタビューは本田真凛。
 1番滑走で櫛田(17)。今季全日本ジュニア3位。曲は「Sway」他。振付はウィーバー。例年、ジュニア勢はフリーが30秒長くなり、StSqも入れなければならないので苦戦する。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク。続く2Aはほぼ全ジャッジが加点。FCSpはレベル3。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜3、StSqも加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点。技術点12番目の35.72、演技構成点16番目の28.74、合計64.46でSP13位。ジュニア勢は、世界ジュニア出場残り2枠を争う。
 2番滑走で山下(21)。昨年8位。今季西日本選手権2位。曲は「ムーラン・ルージュ」より「Hindi Sad Diamonds」。振付は佐藤操。衣装は緑が基調で前面にキラキラビーズがびっしり。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tはいずれもqマーク。スピン三つはレベル4。うち最後のFCSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loほぼ全ジャッジが加点2〜3。StSqはインド風の音楽をよく表現していたがレベル2で全ジャッジが加点2〜4。技術点15番目の33.59、演技構成点7番目同点の31.54、合計65.13でSP12位。
 5番滑走で和田(14)。今季全日本ジュニア2位、JGPファイナル2位。曲は「How Does A Moment Last Forever」。振付は佐藤紀子。3F以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点3。3Lz+3Tも軽く決め、加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちLSpは加点3〜5、FCSpは加点ほぼ3〜4。「逆回転のスピンも速い」と解説の村上がほめる。1.1倍になる3Fは!マーク。StSqはレベル3で加点1〜4。技術点6番目の37.86、演技構成点15番目の28.84、合計66.7でSP10位。

 18番滑走で樋口(23)。昨年12位。今季GPファイナル4位。曲はデューン 砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。冒頭の2Aは幅と流れがあり、全ジャッジが加点3〜4。続く3Lz+3Tは第2がqマーク。連続ジャンプを前半にもってきた。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは大きく大胆な動きで加点3〜4。1.1倍になる3Fは!マーク。解説の荒川も「最後まで集中していた」。技術点7番目の37.33、演技構成点2番目の33.72、合計71.05でSP4位。キスアンドクライで足がつったらしい。
 19番滑走で坂本(24)。昨年で3連覇。今季GPファイナル3位。曲はピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはスピードにのって跳び、加点4〜5。続く3Lzも加点2〜4。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqはスピードにのり、大きく動いて加点4〜5。1.1倍になる3F+3Tは加点3〜4。インタビューで「ファイナルのミスの後、練習してコツをつかんだ」と言っていた。最後のLSpはやや遅れてレベル3だが加点3〜4。技術点2番目の41.66、演技構成点最高の37.26、合計78.92でSP1位。
 20番滑走でジュニア上薗(14)。曲は「Voila」。振付は樋口美穂子。冒頭の3Lzがダウングレードで転倒。続く2Aは成功。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点2〜3、最後のCCoSpも加点ほぼ2〜3。しかし、1.1倍になる連続ジャンプで2F+2Tになってしまい、要素を失う。第1に!マークも。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点28番目の21.38、演技構成点18番目の27.7、転倒の減点1、合計48.08でSP26位。フリー進めず。残念。

 21番滑走で渡辺(22)。昨年6位。今季スケートアメリカ2位、中国杯5位。曲はピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2 第1楽章。振付はシェイリーン・ボーン。冒頭の2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。続く3Lzはqマーク。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち二つは加点2〜4。1.1倍になる3Lo+3Tは第1がqマーク。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。ジャンプがやや慎重だったか。技術点14番目の34.86、演技構成点10番目の31.1、合計65.96でSP11位。
 22番滑走で松生(20)。昨年17位。今季GPファイナル6位。曲は「Ain't We Got Fun」。振付は佐藤紀子。衣装は淡いピンク。のびやかな滑りでよかった。3Lz以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点3〜4。続く3F+3Tは加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちスピン二つは加点3〜5、StSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lzはアンダーローテーション。技術点5番目の37.91、演技構成点32.88、合計70.79でSP5位。
 23番滑走で吉田(19)。昨年7位。今季GPファイナル5位。曲は「Temen Oblak -Dark Clouds」。振付はブノワ・リショー。ひれ伏したような姿勢で始まる。冒頭の2Aは全ジャッジが加点ほぼ3。続く3Lz+3Tは第1がqマーク。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは伸びやかに大きく動き、加点2〜4。1.1倍になる3Loも成功、加点ほぼ2〜3。技術点10番目の36.88、演技構成点7番目同点の31.54、合計68.42でSP9位。

 24番滑走で千葉(19)。昨年2位。今季GPファイナル2位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。衣装はピンク。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+3Tは加点2〜3。続く2Aも決め、加点1〜4。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うち最後のLSpは加点4〜5、CCoSpとStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Fも加点ほぼ3〜4。見事なノーミスの演技。技術点3番目の41.34、演技構成点も3番目の33.38、合計74.72でSP3位。
 25番滑走で青木(22)。曲は「アディオス・ノニーノ」。振付はミーシャ・ジー。衣装は落ち着いた赤。冒頭の3Lz+3Loは惜しくも第1がqマーク。続く2Aは全ジャッジが加点2〜3。FCSpは入りでバランスを崩しかけ、レベル2。1.1倍になる3Fは決め、全ジャッジが加点2〜3。あと二つのスピンとStSqはレベル4で加点ほぼ3以上。。うちStSqは加点3〜5。技術点8番目の37.2、演技構成点32.87、合計70.07でSP6位。
 26番滑走で三宅(22)。今季西日本選手権優勝。曲は「Think of Me」。振付は鈴木明子。スピードとジャンプが魅力。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tは豪快で加点3〜4。続く2Aも成功、加点ほぼ3〜4。スピン三つはレベル4。うちLSpは加点2〜5、あと二つも加点2〜4。1.1倍になる3Loも加点2〜3。回転不足がないのが強み。StSqはレベル3だが加点ほぼ3〜4。技術点9番目の36.99、演技構成点6番目の31.55、合計68.54でSP8位。
 27番滑走で三原(25)。昨年5位。今季仏杯7位、フィン杯8位。曲は「Grief」。振付はミーシャ・ジー。昨年から続くケガとも戦いながらスケートを続けていると紹介。冒頭の2Aは成功、全ジャッジが加点1〜3。続く連続ジャンプは第1が2Lzになり、+3Tを無理やり付けてダウングレードで転倒。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。しかし、1.1倍になる3Loも転倒。StSqと最後のLSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点3〜4。技術点25番目の24.68、演技構成点13番目の29.26、転倒の減点2、合計51.94でSP23位。なんとかフリーへ。
 28番滑走でジュニア島田麻央(16)。昨年3位。今季JGPファイナル3連覇、全日本ジュニア4連覇。曲は「Defying Gravity」。振付はウィーバー。3A以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aはqマークだが下りた。続く3Fは余裕で成功、加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちLSpは加点4〜5、最後のCCoSpは加点3〜5。1.1倍になる3Lz+3Tもきれいに決め、加点2〜3。後半は楽しそうに滑っていた。技術点最高の44.5、演技構成点11番目の31.08、合計75.58でSP2位。
 最終滑走で住吉(21)。昨年10位。今季仏杯3位、中国杯4位。曲は「Concerto pour la fin d'un amour -Final」。振付はミーシャ・ジー。冒頭の2Aはこらえた。これ以降の全要素にほぼ全ジャッジが加点。続く3Lz+3Tは成功。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点3〜4、LSpは加点2〜4。1.13Fも決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点4番目の38.13、演技構成点9番目の31.45、合計69.58でSP7位。

 フリー。三原(25)がケガの悪化で棄権。BSフジでは、第2グループの岡田の途中から江川、河辺、櫛田と第3グループ6人を放送。地上波では、第3・4グループ12人を放送。白岩は今季で引退らしい。
 11番滑走で河辺(20)。曲は「Paint It Black」。振付は樋口美穂子。ほぼノーミス。冒頭で2A+3T+2Tを成功、全ジャッジが加点2〜3。3Lz、3Loも決める。3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。StSqとスピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4、スピン二つは加点2〜3。1.1倍になる2A+3Tは第1がqマーク。3F+2Tは第1に!マーク。ソロの3Fも!マークでアンダーローテーション。最後のChSqはGOE+1.43。正面反対側のフェンス際で終わってポーズ。技術点12番目の66.19、演技構成点も12番目の61.79、合計127.98でフリー10位、総合190.23で13位。
 12番滑走で櫛田(17)。曲は継続の「The Little Prince」。振付はウィーバー。ジャンプが不安定で、プログラムがまとまって見えなかった。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク。3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜3。3Loはステップアウト。2Aは決める。1.1倍になる3F+2A+SEQも成功。しかし3連続の予定の3Lzが!マークでステップアウト。次を3F+2T+2Loとしてリカバリー。ChSqはGOE+1.43。最後のLSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。長い手足がまだ強みになっていない。技術点16番目の64.79、演技構成点14番目の57.89、合計122.68でフリー16位、総合187.14で14位。 ※SP21位の中井がフリー12位と挽回して総合15位になり、世界ジュニア代表には中井が選ばれた。

 13番滑走で山下(21)。曲は「Creep」。振付は鈴木明子。ほぼノーミスのすばらしい演技。強化指定に復帰するかも。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。続く3Fは!マーク。3Loは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。2Aもほぼ全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる2A+3T+2Tは全ジャッジが加点1〜3。3Lz+2T、3Sも決める。ChSqはGOE+1.86の高得点。技術点4番目の70.78、演技構成点6番目の64.34、合計135.12でフリー4位、総合200.25で6位。
 14番滑走で渡辺(22)。曲はピアソラ「ブエノスアイレスのマリア」。振付はローリ・ニコル。ほぼノーミスのいい演技。冒頭で3Aがきれいに決まった。マークなしで全ジャッジが加点2〜3。続く3Lo+3T、ソロの3F、3Lz+2A+SEQも成功。うち3Lz+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になるソロの3Lzはアンダーローテーション。2A+1Eu+3Sは第3がqマーク。3Loはステップアウト。ChSqは音楽をよく表現して、GOE+1.14。そのままStSqに入り、レベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。あと二つのスピンはレベル3。終わったとき、体力が尽きて氷に倒れ伏した。技術点6番目の70.22、演技構成点9番目の62.37、合計132.59でフリー6位、総合198.55で7位。
 15番滑走で和田(14)。曲は「タイタニック」より「Never An Absolution」他。振付は宮本賢二。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lz+3Tは軽々と跳んだが第2がqマーク。3Fは!マーク。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点3〜5、FCSpは全ジャッジが加点2〜4。確かCCoSpでは逆回転も。3Loは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.14。1.1倍になる3S+2A+SEQは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3F+2T+2Tは第1に!マーク。ソロの3Lzにもqマーク。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。演技に深みはないが、スピンが速く、スピードにのった滑りもよい。技術点7番目の70.0、演技構成点13番目の58.93、合計128.93でフリー8位、総合195.63で10位。

 16番滑走で吉田(19)。曲は「苦悩する地球人からのSOS」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Aはqマークでステップアウト。続く3Fは!マーク。2A+3Tは全ジャッジが加点2〜3。しかし次が2Loに。これが痛かった。ChSqはイナバウアーやハイドロなど行い、GOE+1.21。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のSSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはいずれもqマーク。ソロの3Lzもqマーク。このqマーク4つも痛かった。3S+2A+2T+SEQはほぼ全ジャッジが加点。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。技術点17番目の64.5、演技構成点11番目の62.35、合計126.85でフリー13位、総合195.27で11位。
 17番滑走で三宅(22)。曲は「カプリース」。振付は宮本賢二。SPに引き続きパワフルなスケーティング。強化指定復帰を目指す。冒頭の3T+3Tは幅があり、なんと全ジャッジが加点1〜5。続く3Fは全ジャッジが加点2〜3。2A+1Eu+3Sは第3がqマークでオーバーターン。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜4。2Aは全ジャッジが加点1〜4。ChSqはGOE+1.0。1.1倍になる3Lzは!マーク。3Loは全ジャッジが加点2〜3。3S+2Tは全ジャッジが加点。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点13番目の65.36、演技構成点9番目の62.65、合計128.01でフリー9位、総合196.55で9位。
 18番滑走で住吉(21)。曲は「アディエマス」より「In Caelum Fero」他。振付はシェイリン・ボーン。後半はすごくよかった。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+2Tも成功。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、最後のLSpは加点3〜4。3Loはこらえた。3Sはアンダーローテーションで転倒。ChSqは植物の生育の喜びを表現し、GOE+1.5。1.1倍になる3Lz+3Tはqマークとアンダーローテーション。3F+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点。3Fはアンダーローテーション。技術点14番目の64.94、演技構成点7番目の64.01、転倒の減点1、合計127.95でフリー11位、総合197.53で8位。

 19番滑走で青木(22)。曲は「Popsical」。振付はミーシャ・ジー。冒頭3Lzからの連続3回転の予定が2Lzのオーバーターンとなり第2付かず。3T、3S、2Aは成功、いずれも全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、最後のLSpは加点2〜4。1.1倍になる2A+1Eu+3Fは全ジャッジが加点2〜3。しかし、冒頭のリカバリーをねらった2本目の3Lzがアンダーローテーションで転倒。それでも3Fに3Loを付け、いずれもアンダーローテーションだが意地を見せた。ChSqはGOE+1.64。技術点19番目の59.11、演技構成点4番目の65.89、転倒の減点1、合計124.0でフリー14位、総合194.07で12位。この後、国体には出るが、引退とのこと。
 20番滑走で松生(20)。曲は「Lux Aeterna」。振付はローリ・ニコル。初めから顔がリラックスしていた。冒頭の3Loは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3T+2Tは惜しくも第2がアンダーローテーション。3Fは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.43。2Aは全ジャッジが加点2〜3。FCCoSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜4、FCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2Tは第1がアンダーローテーション。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。次は3Sの予定が2Sに。あと二つのスピンはレベル3だが全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5。技術点10番目の66.36、演技構成点3番目の66.85、合計133.21でフリーも5位、総合204.0で5位。ここで首位だった第2グループ13番滑走の山下をやっと超えた。
 21番滑走で樋口(23)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。見事ノーミス。後半のStSqは迫力満点。冒頭の2Aは幅があり、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。3Lz+3Tは第2がqマーク。3Loは全ジャッジが加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは広く氷面を使い、深いエッジワークを見せ、加点ほぼ3〜5。3Sの予定が2Sに。ChSqはGOE+1.43。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Lo+2Tも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Fは!マークとqマーク。終わったとき、力を使い果たし氷にしゃがみこんだ。技術点9番目の67.74、演技構成点2番目の67.61、合計135.35でフリー3位、総合206.4で3位。

 22番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。出てきた時笑顔が硬かった。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点。しかし、3Sがアンダーローテーションで転倒。3Loと2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.43。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点4〜5、最後のCCoSpも加点ほぼ4〜5。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1が!マーク、第2がqマーク3Lz+2T+2Loは第1がアンダーローテーション。ソロの3Fもアンダーローテーション。技術点10番目の66.59、演技構成点5番目の65.38、転倒の減点1、合計130.97でフリー7位、総合205.69で4位。
 23番滑走で島田麻央(16)。曲は「Mado Kara Mieru ?」。振付はローリ・ニコル。シニアの大会のせいかリラックスした顔で滑っていた。冒頭の3Aは下りたがアンダーローテーション。続く4Tは低く、ダウングレードで転倒。今季は跳べていないのでは。しかし以降の全要素に全ジャッジが加点。全要素に全ジャッジが加点。3Lz+3Tは加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちLSpは加点4〜5、最後のCCoSpは高速回転で加点ほぼ4〜5。ChSqは加点2〜4。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQも加点2〜3。ソロの3Loと3Lzも加点2〜3。エッジエラーや回転不足がないのが強い。StSqはレベル3だが加点3〜4。試合後「楽しかった」と言ったらしい。ジュニアの大会とは背負っているものが違うのだろう。いつもこのくらい伸び伸び滑ってほしいが。技術点最高の81.19、演技構成点8番目の63.23、転倒の減点1、合計143.42でフリーも2位、総合219.0で2位。
 最終滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。プログラムがなじんで坂本節になってきた。目の前で島田のすごい得点が出たが、こちらもは気合充分だった。後半の連続ジャンプ2つ以外の全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の2Aは安定の加点4〜5。続く3Lzは加点3〜4。2A+1Eu+3Sも加点3〜4。スピン三つはレベル4でいずれも加点2〜4。ソロの3Fも加点ほぼ3。StSqはレベル3だが加点3〜5。1.1倍になる3Fがオーバーターンしたが2Tを付けた。ChSqのGOE+2.14はやや盛られたか。スピードにのったまま曲の雰囲気を表現した。3Lz+2Tは第1が!マーク。3Loは加点2〜4。技術点2番目の73.88、演技構成点最高の75.88、合計149.76でフリーも1位、総合228.68で4連覇。

 ※世界選手権は、男子・鍵山、佐藤、壷井。女子・坂本、千葉、樋口。ペア・三浦/木原組、長岡/森口組、清水/本田組。アイスダンス・吉田/森田組。
 ※※四大陸は、男子・壷井、三浦、友野。女子・樋口、千葉、松生。ペア・三浦/木原組、長岡/森口組。アイスダンス・吉田/森田組、田中/西山組。
 ※※※世界ジュニアは、男子・中田、高橋、中村。女子・島田、和田、中井。ペア・清水/本田組。アイスダンス・岸本/田村組。

フィギュアスケート (2024.12/14)

全日本ジュニア (2024.11/15〜17 広島) 選手権

 <男子シングル>30人エントリー。中田璃士、高橋星名、垣内、周藤、小河原、森本、西野、田内、蛯原など。フジ地上波では、男子SP放送なし。
 SP順位は、以下の通り。SP1位は高橋星名(技術点最高の43.54、演技構成点2番目の35.74、合計79.28)。SP2位は中田璃士(技術点3番目の40.26、演技構成点最高の37.66、合計77.92)。SP3位は西野(技術点2番目の41.61、演技構成点3番目の34.24、合計75.85)。以下、植村4位、森5位、朝賀6位。周藤7位、蛯原8位、田内11位、ペアと二刀流の小河原12位。垣内15位、森本18位。全日本ノービス優勝の佐久間は21位。

 フリー。フジ地上波では、上位二人のダイジェストのみ。総合3位はフリーも3位の西野。フリー2位は植村で総合4位。フリー3位は朝賀で総合5位。以下、総合6位は垣内、総合7位は森、総合8位は蛯原。上位8人は全日本へ招待。
 23番滑走で中田璃士(16)。曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。冒頭の4T成功、全ジャッジが加点ほぼ3。続く3Aも全ジャッジが加点2〜4。この2種類は放送。3連続は第1がパンクして1A+1Eu+3S。3F+3Tで転倒。1.1倍になる3本はなんとかまとめたようだ。技術点最高の71.11、演技構成点も最高の72.44、転倒の減点1、合計142.55でフリー1位、総合220.47で初優勝。世界ジュニアへ。
 最終滑走で高橋星名(14)。曲はヴィヴァルディ「四季」。冒頭の3A+2Tはこらえた。続く3Lz+3Tとソロの3Fは全ジャッジが加点。1.1倍になるところで3Loがパンクして1Loに。それ以外はまとめたらしい。技術点5番目の64.78、演技構成点2番目同点の68.93、合計133.71でフリー4位、総合212.99で2位。

 <女子シングル>30人エントリー。岡田芽依、河野莉々愛、櫛田、上薗、村上遥奈、中井、島田、和田、高木など。ノービスから金沢、宮崎など。フジ地上波ではSP放送なし。
 SP1位は島田(技術点最高の41.9、演技構成点も最高の30.79、合計72.69)。SP2位は和田(技術点2番目の37.2、演技構成点3番目の29.2、合計66.4)。SP3位は櫛田(技術点6番目の35.07、演技構成点2番目の29.47、合計64.54)。以下、SP4位河野、SP5位中井。SP6位は全日本ノービス2位の宮崎、SP7位は全日本ノービス優勝の金沢。SP8位は村上遥奈、上薗SP10位、高木はSP14位。

 フリー。フジ地上波では、後半2組12人を放送。解説は村上佳菜子。上位8人は全日本へ招待される。総合4位は中井、5位に上薗、6位に村上遥奈、7位に岡、8位に岡田。高木は総合14位、河野は総合17位だった。ノービスの金沢は総合10位、宮崎は総合9位。
 22番滑走で櫛田。曲は継続の「The Little Prince」。振付はウィーバー。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク。3Sは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜4。3Loも全ジャッジが加点2〜3。2Aも成功。CCoSpはレベル3でVマークだが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3F+2A+SEQは全ジャッジが加点。3Lz+2T+2Loは第1がまたも!マーク。3Fはqマーク。ChSqはGOE+1.5。技術点4番目の65.17、演技構成点2番目の59.81、合計124.98でフリー2位、総合189.52で3位。
 23番滑走で和田。曲は「タイタニック」より「Never An Absolution」他。振付は宮本賢二。冒頭の2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く3Lz+3Tも全ジャッジが加点2〜3。3Fはqマーク。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4。3Loは全ジャッジが加点2。ChSqはGOE+1.3。1.1倍になる3S+2A+SEQは全ジャッジが加点2。3F+2T+2Tは第2がqマーク。3Lzはアンダーローテーション。技術点2番目の、演技構成点3番目の59.01、合計123.77でフリー4位、総合190.17で2位。
 最終滑走で島田。曲は「Mado Kara Mieru ?」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Aは全ジャッジが加点1〜3。続く4Tはアンダーローテーションで転倒。3Lz+3Tは第1がアンダーローテーション、第2がqマーク。3S+3Tは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のCCoSpは相変わらず高速で、加点3〜5、LSpも加点3〜4。ChSqはGOE+1.1。1.1倍になる3F++2A+SEQは第2がqマークでステップアウト。ソロの3Loと3Lzは全ジャッジが加点2以上。技術点最高の69.01、演技構成点も最高の60.62、転倒の減点1、合計128.63でフリーも1位、総合201.32で史上初の4連覇。世界ジュニアへ。試合後のインタビューでは「4連覇は嬉しいが、課題がいろいろ出て改善したい」。

 <ペア>1組エントリー。清水/本田組のみ。2連覇だが、昨年より10点以上更新したとのこと。放送なし。フリー実施結果のみリザルトサイトより転記。
 フリー。曲は「Photograph」他。振付はキャシー・リード。冒頭2Twはレベル2.3SThはアンダーローテーション。3Lz+2A+2A+SEQは第1と第3がアンダーローテーション。5SLiはレベル1。2LzTh成功。3Tも決める。ChSqはGOE+0.3。4Liはレベル4で全ジャッジが加点1。BoDsはレベルなしで無得点。PCoSpはレベル4。技術点40.8、演技構成点43.52、合計84.32、総合132.83で2連覇。

 <アイスダンス>5組エントリー。岸本/田村組、吉田菫/小河原組、山下/永田組、柴山/木村組など。放送なし。1位のフリー実施結果のみリザルトサイトより転記。

 フリー。最終滑走で岸本/田村組。曲は「Mustang Nismo」他。振付はシュイナール他。冒頭のCiStは男女ともレベル4で全ジャッジが加点1〜3。SyTwは女性レベル1、男性レベル4。CuLiとRoLi、DSpはレベル4で全ジャッジが加点。うちCuLiは加点2〜3。OFTは男女ともレベル1だが全ジャッジが加点。最後にコレオ要素二つ。うちChStは全ジャッジが加点2〜3、ChLiは全ジャッジが加点1〜3。技術点最高の47.14、演技構成点も最高の40.3、合計87.44でフリーも1位、総合146.17で2連覇。
 なお、2位は総合82.87の吉田/小河原組、3位は総合82.25の山下/永田組。今季組んだばかりの柴山/木村組は基礎点は38.49と、優勝した岸本/田村組の基礎点37.24を上回ったが加点で及ばず、総合81.1の4位。

フィギュアスケート (2024.12/7,8,12)

GPファイナル (2024.12/5〜8 グルノーブル・フランス) GPシリーズ

 <男子シングル>6人エントリー。日本からは鍵山と佐藤。その他マリニン(米)、エイモズ(仏)、シャオイムファ(仏)、グラスル(伊)。11/27にシャオイムファが足首の怪我のため棄権、次点のシャイドロフ(カザフ)が出場。テレ朝地上波では全員放送。解説は町田樹、実況は大西アナ。
 1番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。今季仏杯4位、中国杯2位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。冒頭で4Lz+3Tを軽く決め、全ジャッジが加点。続く3Aも成功。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点。1.1倍になる4Tもきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。CSSpはレベル1。最後のCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。解説の町田は「ジャンプはすばらしい。スピンがまだ弱い」。技術点2番目の53.01、演技構成点6番目の39.25、合計91.26でSP3位。
 2番滑走でグラスル(伊。22)。今季NHK杯2位、フィランディア杯3位。曲は「Human」に変更。振付・コーチともベルナルディス。全くの新プログラム初披露。冒頭の4Lz+3Tはかろうじて決めたが第1がアンダーローテーション、第2がqマーク。続く4Loもアンダーローテーション。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点1〜4。StSqとCCoSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点3〜4。技術点5番目の41.91、演技構成点も5番目の40.85、時間超過の減点1、合計81.76でSP5位。
 3番滑走で地元エイモズ(仏。27)。子どもの頃、初めてスケートしたのがこのリンクとのこと。今季スケートアメリカ2位、フィランディア杯2位。曲は「Everybody」。振付は本人、フォンタナ他。冒頭の4Tはダウングレードで転倒。第2付かず。続く3Aもアンダーローテーションで転倒。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lz+2Tはこらえて連続ジャンプ要素をリカバリー。FSSpとStSqはレベル3だが全ジャッジが加点。うち最後のStSqは独特の動きで加点ほぼ4〜5。技術点6番目の29.26、演技構成点3番目の41.56、転倒の減点2、合計68.82でSP6位。

 4番滑走で佐藤(20)。今季スケートカナダ2位、中国杯優勝。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。冒頭の4Lzは得意なはずだが!マークにアンダーローテーションで転倒。続く4T+3Tは余裕で成功、全ジャッジが加点2〜3。CSSpとStSqはレベル3。うちStSqはほぼ加点3〜4。FCSpと最後のCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。技術点4番目の45.77、演技構成点も4番目の41.51、合計86.28でSP4位。
 5番滑走で鍵山(21)。今季NHK杯、フィランディア杯とも優勝。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。冒頭の4Sは回ったが着氷が踏ん張れず転倒。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く4T+3Tは安定していて加点3〜4。FSSpはレベル3で加点3〜4。1.1倍になる3Aも加点3〜4。あと二つのスピンとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4〜5。技術点3番目の50.42、演技構成点2番目の44.07、転倒の減点1、合計93.49でSP2位。
 最終滑走でマリニン(米。20)。今季スケートアメリカ、スケートカナダとも優勝。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。「衣装を変えてきた」と町田。連続ジャンプ以外のほぼ全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4Fは軽々と決め、加点ほぼ3〜4。続く3Aも加点2〜5。スピン二つはレベル4で加点2〜41.1倍になる4Lz+3Tは第1にqマーク。FSSpとStSqはレベル3。うち最後のStSqは加点4〜5。技術点最高の59.07、演技構成点も最高の46.36、合計105.43でSP1位。

 フリー。 1番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人、ジマーマン他。ジャンプのミスはあったが、転ばずに耐え、エイモズの世界を表現した。冒頭で4T+2Tを決め、全ジャッジが加点2〜3。続くソロの4Tはステップアウト。次の3Lzもステップアウトで片手つき。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqと最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3A成功。3T+1Eu+3Sは第3がアンダーローテーションで両足。3Fはeマーク。そしてオリジナリティーにあふれたChSqはGOE+2.07と高得点。終わりのポーズも独特で満場の拍手。キスアンドでは笑顔だった。技術点6番目の83.73、演技構成点3番目の86.08、合計169.81でフリー5位、総合238.63で6位。
 2番滑走でグラスル(伊。22)。曲は「Electricity」他。振付はドゥ・ベルナルディス。いきなり4Lzを決め、全体に高いレベルの出来。解説の町田も「ジャンパーだがスピンも上手で独自性が魅力」と言う。冒頭の4Lzはアンダーローテーション。続く4Loもアンダーローテーションでこらえた。4Sはきれいに成功、全ジャッジが加点1〜3。3A+3Tも決め、全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+0.86。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Lo+3Tも成功。FCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Lzも決める。StSqとあと二つのスピンはレベル3。うちCCoSpは肩越しにブレードをつかむなど独自な姿勢で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点4番目の93.65、演技構成点5番目の79.55、合計173.2でフリー4位、総合254.96で4位。
 3番滑走で佐藤(20)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。練習でも不調だった4Lzを成功。4Fは転倒したが、全体に会心の出来。4F以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の4Lzはしっかり成功、加点2〜3。続く4Fは!マークとアンダーローテーションで転倒。しかし安定の4T+3Tは加点2〜3とひきずらない。スピン二つとStSqはレベル3。ここに伸びしろがある。うちStSqは加点2〜3。ソロの4Tは加点2〜4。1.1倍になる3A+1Eu+3Sは加点2〜3。3A+2A+SEQも決める。ソロの3Loは加点2〜3。ChSqはGOE+1.14。最後のCCoSpはレベル4で加点2〜3。技術点最高の102.89、演技構成点4番目の82.65、転倒の減点1、合計184.54でフリー3位、総合270.82で3位。試合後のインタビューで「今年の目標は全日本優勝」と言っていた。

 4番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。冒頭4Lz転倒が痛かった。続く3A+1Eu+4Tの大技は決める。予定では3A+1Eu+4Sだった。この大技は彼独自で、世界初の成功らしい。ソロの4Fはアンダーローテーション。3Loは成功。FCSpはレベル3、CSSpはレベル1と、スピンに改善の余地あり。1.1倍になる4T+3Tは全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQは第1がアンダーローテーション。ソロの3Lzはほぼ全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。続くChSqはGOE+0.57。StSqもChSqも含め、全体にドラマチックな振付だが、得点に結び付いていない。最後のCCoSpはレベル4。技術点5番目の85.71、演技構成点6番目の77.78、合計162.49でフリー6位、総合253.75で5位。得点が出ると、客席からブーイング。素人目には回転不足はわからないので、派手な見た目の「出来た」感はあった。
 5番滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。悪くなかったが、本人は不満足だろう。冒頭の4Fは成功、全ジャッジが加点1〜3。しかし鬼門の4Sがパンクして2Sに。4T+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3A+1Eu+3Sも成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。FCSpはレベル4全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になるソロの4Tは全ジャッジが加点2〜4。3Aも全ジャッジが加点3〜4。しかし連続3回転を予定していたところが3F+2Loになり両足。解説の町田も「ここは3Loを付けておきたかった」。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点4〜5。フラメンコの動きがレベルに貢献していない。ChSqはGOE+1.64。あと二つのスピンはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜4。技術点3番目の97.45、演技構成点最高の90.84、合計188.29でフリー1位、総合281.78で2位。試合後のインタビューではほとんど笑顔なく反省していた。
 最終滑走でマリニン(米。20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。フリーも新衣装らしい。本人が「この大会でサプライズを用意している」と言っていたのは、6種類の4回転を全て跳ぶことだった。解説の町田が「予定のプログラムを変更してくる、実況解説にとって最も難敵です」というようなことを言っていた。冒頭の4Fはqマーク。続く4Aは今季初で、回ったように見えたがqマーク。GOEも-1〜3と割れた。次の4Lzはアンダーローテーションで転倒。4Loもアンダーローテーションだがこらえた。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になるところで転倒した4Lzに再挑戦、アンダーローテーションでよろめいたが+1Eu+3Sとつないでしまう。4T+3Tは第1がqマーク。4S+3A+SEQも第1がqマーク。とうとう6種類跳びきり、すごい体力と感心するのみ。StSqと最後のFSSpはレベル3だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5。ChSqは「ラズベリーバタフライ」と町田がいう動きもあり、GOE+2.21の最高得点。技術点の速報値は112点台だったが、4回転全て回転不足で、技術点2番目の100.85、演技構成点も2番目の86.84、合計186.69でフリー2位、総合292.12で2連覇。

 <女子シングル>6人エントリー。日本からは坂本、樋口、吉田、千葉、松生。1か国から5人出るのは初(※2021年もロシアから5人出る予定だったが、大阪での大会がコロナのため外国人入国制限で中止に)。他はグレン(米)。テレ朝地上波では全員放送。解説は荒川。
 1番滑走で松生(20)。初出場。今季スケートカナダ2位、フィランディア杯2位。曲は「Ain't We Got Fun」。振付は佐藤紀子。「今季は田中コーチとジャンプを一から見直した」と実況アナ。冒頭の2Aは滑らかで全ジャッジが加点2〜4。続く3F+3Tも全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。しかし1.1倍になる3Lzが!マークの上ダウングレードで転倒。解説の荒川が「いつもより高さがなかった」。StSqとあと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4、FCSpは加点ほぼ3〜4。技術点3番目の32.52、演技構成点6番目の31.11、転倒の減点1、合計62.63でSP5位。

 2番滑走で千葉(19)。初出場。今季NHK杯2位、中国杯2位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。衣装は濃いピンク。ほぼノーミス。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fはqマーク。StSqははつらつと滑り、レベル3で全ジャッジが加点3。技術点2番目の36.66、演技構成点4番目の32.67、合計69.33でSP2位。
 3番滑走で吉田(19)。昨年3位。今季スケートカナダ3位、フィランディア杯優勝。曲は「Temen Oblak -Dark Clouds」。振付はブノワ・リショー。衣装は水色と青。冒頭の2Aはきれいに決め、全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第1が!マークとqマークでステップアウト。「遠心力を止められなかった」と荒川。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜4、StSqは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loはqマーク。技術点4番目の32.21、演技構成点5番目の32.02、合計64.23でSP3位。

 4番滑走で樋口(23)。7年ぶりの出場。今季スケートアメリカ優勝、仏杯2位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。調子は良さそうだったが、転倒で要素を失う。冒頭の2Aは高さがあり全ジャッジが加点3〜4。続く3Fは!マーク。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは大きくリンクを使って加点3〜4。1.1倍になる3Lzからの連続ジャンプで転倒、要素を失う。荒川が「今季から後半に連続ジャンプを持ってきたが、自信がないとできないこと」と言う。技術点6番目の29.69、演技構成点3番目の32.92、転倒の減点1、合計61.61でSP6位。
 5番滑走でグレン(米。25)。初出場。今季仏杯、中国杯とも優勝。曲はジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー他。冒頭の3Aは成功。続く3F+3Tは第2がqマークでタッチあり。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜4、最後のStSqは全ジャッジが加点3。1.1倍になる3Loはqマークで両足。「3Loは得意なジャンプなのでミスは珍しい」と荒川。終わったとき額に手を当てて悔しそう。しかしキスアンドクライで得点を見ると笑顔に。技術点最高の37.02、演技構成点2番目の33.02、合計70.04でSP1位。
 最終滑走で坂本(24)。昨年優勝。今季スケートカナダ、NHK杯とも優勝。曲はピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。どうしたのか。それほど緊張しているようには見えなかったが。冒頭の2Aはいつも通り幅もあり、全ジャッジが加点4〜5。続く3Lzは!マーク。スピン二つとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4、スピン二つは加点2〜4。CCoSpはレベル4だがVマークで全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3F+3Tはいずれもアンダーローテーションで転倒。この連続ジャンプは公式練習から不調だったという。終わったとき、坂本も額に手を当てて反省。技術点5番目の30.79、演技構成点最高の34.19、転倒の減点1、合計63.98でSP4位と出遅れ。インタビュー前には悔し涙も。「中一日あるので切り替える」と言う。「中野コーチからも世界選手権SP4位から優勝した経験を生かそうと言われた」とのこと。

 フリー。 1番滑走で樋口(23)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tも全ジャッジが加点2〜3。3Loは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは音楽によく合わせて大きく動き、加点3〜4。3Sの予定が2Sになったのが唯一のミス。ChSqはGOE+0.86。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQと3Lo+2Tはいずれも全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Fは!マーク。FCSpはレベル3。技術点3番目の68.65、演技構成点4番目の65.7、合計134.35でフリー4位と挽回、総合195.96で4位。
 2番滑走で松生(20)。曲は「Lux Aeterna」。振付はローリ・ニコル。qマークが4つ付いたが、スケーテイングの美しさはアピールできた。冒頭の3Loはqマーク。続く松生得意の3Lz+3T+2Tは第1が!マーク、第2がqマーク。ChSqはGOE+1.14。2Aは全ジャッジが加点2〜3。FCCoSpはレベル3。1.1倍になる3Lz+2Tは第1が!マーク。2F+2A+SEQは第2がアンダーローテーション。ソロの3Sはqマーク。StSqとあと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点3〜4、StSqは加点2〜4、最後のLSpは加点ほぼ2〜4。技術点6番目の62.12、演技構成点5番目の64.27、合計189.02でフリー6位、総合189.02で6位。
 3番滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。冒頭の2Aは今日も幅があり、全ジャッジが加点4〜5。続く3Lzも決める。2A+1Eu+3Sは全ジャッジが加点3〜4。StSqとスピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちスピン二つは加点2〜4、StSqは加点1〜4。ソロの3Fはこらえた。1.1倍になる3F+3Tは第2がアンダーローテーション。ChSqはGOE+1.43。3Lz+2Tは第1が!マークとアンダーローテーション。3Loも決めたがアンダーローテーション。技術点4番目の66.1、演技構成点最高の71.05、合計137.15でフリー3位と少し挽回、総合201.13で3位。

 4番滑走で吉田(19)。曲は「苦悩する地球人からのSOS」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Aは下りたがqマークでオーバーターン。3Fは!マークでこらえた。2A+3Tと3Loは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.14。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のSSpは加点ほぼ3、CCoSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lz+2Tは第1が!マークでステップアウト。ソロの3Lzも!マークとqマーク。3S+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点5番目の65.72、演技構成点6番目の64.07、合計129.79でフリー5位、総合194.02で5位。
 5番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No. 1」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3F+3Tはしっかり決め、全ジャッジが加点2〜4。続く3Sも全ジャッジが加点2〜3。3Loはqマーク。2Aはほぼ全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.5。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点3〜5、最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1が!マーク。3Lz+2T+2Lzも第1が!マーク。ソロの3Fは成功。技術点2番目の71.62、演技構成点3番目の67.9、合計139.52でフリーも2位、総合208.85で2位。
 最終滑走でグレン(米。25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。冒頭の3Aはマークなしで成功、全ジャッジが加点2〜3。3F+3Tも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Lz+2Tも全ジャッジが加点。3Fと3Lzのエッジエラーがないのが強い。3Sの予定が2Sになったがミスはこれくらい。スピン二つはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQ全ジャッジが加点。ソロの3Fはqマーク。CCoSpはなぜかレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。SPで珍しくミスした3Loも全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.21。終わったとき腰が痛そうだったのが心配。技術点最高の72.79、演技構成点2番目の69.24、合計142.03でフリーも1位、総合212.07で初優勝。得点を見て、キスアンドクライでコーチとも大喜び。

サッカー短評 (2024.12/8)

川崎フロンターレvs.アビスパ福岡 3対1 (2024.12/8 U等々力) 第38節

 今季最終節でありホーム最終戦。鬼木監督8年間の最終戦でもある。試合は、前半8分に家長が小林のシュートのこぼれを押し込み先制。さらに27分には小林も山本のシュートのこぼれにつめて追加点。相変わらずGKソンリョンの攻守に助けられ、無失点のまま後半へ。後半も開始早々の3分にマルシーニョが追加点。その3分後に失点したのはいただけなかったが、選手交代しつつ逃げ切った。最後は勝点52として8位で終了。気温13.3度、湿度20%。観客23603人。風が強くて寒そうだった。主審は先立さん、VARは吉田哲朗さん。DAZN解説は元磐田FWの清水さん、実況は喜谷アナ。
 先発は、GKソンリョン。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングはマルシーニョと家長。小林と山田のツートップ。ゲームキャプテンは小林。ベンチにはジェジエウ、際、エリソン、新人の神田など。
 福岡は3-4-2-1。ウェリントンのワントップ。二列目シャドーに金森と紺野。左右のWBに岩崎と前嶋。前と松岡のダブルボランチ。DF亀川、田代、井上。GK村上。キャプテンは前。ベンチには、ザヘディ、ベンカリファなど。長谷部監督も5年の任期満了で今日が最終戦とのこと。5年に1回昇格してまた落ちるというサイクルを断ち切ってJ1にチームを定着させた監督として功労がある。

 1分、橘田がシュートするが、ヒットせず、相手DF。
 8分、先制。フロンターレのカウンター。相手ボールをカットして山田がドリブルから小林へパス、小林のシュートは相手GKがはじくが、右サイドからつめた家長がペナルティーエリア右でうまくすくい上げてゴール右上に決める。1−0。家長はまっすぐ鬼木監督の所へ走っていき、他の選手やコーチたちも走っていき、もみくちゃに。
 9分、福岡のカウンター。相手右WB前嶋にクロスを上げられ、相手FWウェリントンにシュートされるが、枠の右で助かる。さらに11分、また前嶋のクロスを相手左FW金森にシュートされるがオフサイド、14分にも相手右FW紺野にペナルティーエリア右に入られ、シュートまで持ち込まれるが枠の左で助かるる
 17分、マルシーニョのクロスがクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。
 24分、相手左サイドで福岡のFK。紺野が蹴るが、佐々木がクリアして、福岡の右CK。これも根のが蹴るが、三浦がクリア。
 27分、追加点。相手ボールをカットしてつなぎ、マルシーニョが山田へパス。山田からの折り返しを山本がペナルティーエリア手前からミドルシュート、やや弱かったが、相手GK村上が捕りきれず前にこほれる。そこへすかさず詰め寄った小林が押し込み、2−0。小林も鬼木監督の所へまっしぐら。
 31分、相手右FW紺野にまたもクロスを入れられ、相手左FW金森にペナルティーエリア中央からシュートされるが、枠の上で助かる。
 35分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKがはじく。続くフロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手長身FWウエリントンがクリア。
 39分、相手右サイドからのサイドチェンジのパスを、攻めあがって受けた相手左DF亀川がクロス、相手左FW金森にペナルティーエリア中央からヘディングシュートされるが、高井が防ぐ。続く相手左CKを相手ボランチ前が蹴るが、GKソンリョンが捕る。
 42分にも、相手ロングボールのこぼれを拾った相手左FW金森がペナルティーエリア内でドリブルからループシュート、枠に飛んだが、GKソンリョンが指先で触って福岡の左CK。これを紺野が蹴るが、小林がクリア。
 45分、丸山からのロングフィードを受けたマルトが山田とパス交換からシュート、相手GK。
 2−0でハーフタイム。スタンドに、中村憲剛と中西哲夫さんが並んで座っているのが映る。

 後半開始から福岡が一人目の交代。左DF亀川に代えてDF森山を入れる。
 2分、山本からのパスを受けた山田がシュート、枠の左。山田は得点王をねらうためには6点が必要だが、「目標としている20点目を取ってほしい」と解説の清水さんも言う。
 3分、追加点。左サイドを攻めあがった三浦からのクロスは、ゴール前の味方に合わないが、ファーへ流れたボールを家長がワンタッチで折り返すと、ニアで小林、中央で山田がつぶれ、ファーに走りこんだマルシーニョがボレーで叩き込み、3−0。
 6分、失点。相手右DF井上の右サイドからのクロスをファーへ走りこんだ相手MF松岡がダイレクトでシュート、3−1。
 8分、マルシーニョがドリブルからミドルシュート、相手DF。
 8分、家長を抱えて引き倒した相手DF井上にイエローカード。
 10分、フロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれを拾ったマルシーニョが左からクロス、このこぼれを山本がダイレクトでシュート、枠の左。
 12分、福岡が二人同時交代。ウェリントンに代えてザヘディ、金森に代えてベンカリファを入れる。
 解説の清水さんが「福岡は岩崎の快足を生かせていないし、紺野のドリブルも見られない」と言う。紺野にはパスやクロスでさんざん危険な場面を作られているので、その上ドリブルさせるようではいけない。
 13分、相手左WB岩崎が左からクロス、三浦がクリア。さらに相手右FW紺野がドリブルからクロス、佐々木がクリア。
 15分、中盤でボールロスト、相手右FW紺野にドリブルされ右サイドからクロスを入られるが、高井がクリア。
 フロンターレもそろそろ交代しないと紺野を止められそうもない。16分にも相手FWベンカリファにクロスを入れられ、高井がクリア。
 19分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョにかえて遠野、山本に代えて河原を入れる。
 23分、福岡のカウンター。相手FWベンカリファにペナルティーエリアにフリーで入られるが、高井がスライディングでボールを蹴り出し、ピンチを防ぐ。福岡の左CKを前が蹴り、相手DF森山がシュート、枠の右。
 26分、福岡の右CK。紺野が蹴るが、家長がクリア。
 28分、山田が自陣からドリブル、誰も上がってこないので、ミドルシュート、相手GK。
 30分、フロンターレが三人目の交代。小林に代えてエリソンを入れる。小林はキャプテンマークを山田に巻く。
 30分、惜しい場面。中盤左寄りでフロンターレのFK。河原のキックを高井が頭で折り返し、こぼれを山田がシュート、枠の左。こぼれをさらにひろって再度山田がシュートするも今度はバーに当たる。解説の清水さんが「今日は山田の日ではないのかも」。
 32分、相手MF松岡がミドルシュート、枠の上。
 32分、福岡が四人目の交代。紺野に代えて湯澤を入れる。解説の清水さんが「岩崎がトップ下になったようです」。
 33分、GKソンリョンにイエローカード。遅延行為らしい。
 33分、右サイドから攻撃し、最後は河原からのパスを受けた山田がドリブルからシュート、枠の外。
 37分、相手DF井上からのパスをペナルティーエリアで受けた相手FWベンカリファが折り返し、相手FWザヘディがシュート、枠の右。
 38分、家長が左サイドからクロス、エリソンがシュート、枠の右。
 39分、フロンターレの右CK。河原が蹴るが、相手DF。
 40分、岩崎からのパスを受けた相手FWザヘディがミドルシュート、枠の左で助かる。
 45分、フロンターレの左CK。河原が蹴るが、相手FWベンカリファがクリア。
 追加タイム3分か。
 46分、フロンターレが五人目の交代。山田に代えて神田を入れる。山田はキャプテンマークを丸山に渡す。ベンチに下がった山田は得点が取れなかったためか涙。
 48分、相手両サイドからクロスを上げられるが、家長や三浦がクリア。
 3−1でタイムアップ。勝点52として8位に浮上。福岡は12位に後退。

 試合後にホーム最終セレモニーと鬼木監督退任セレモニーがあった。鬼木監督は「退任を発表してから、チームを優勝させてくれてありがとうという言葉をたくさんもらったが、監督・鬼木徹として育ててくれたのは皆さんです」と挨拶。選手として1998年に鹿島からレンタルで来て、2000年に完全移籍。2006年に引退してからアカデミーでコーチ、トップチームでのコーチ経験を積んだ。風間監督の5年の後、新監督として就任、以来リーグ優勝4回、天皇杯2回、ルヴァン杯1回のタイトルをもたらした。来年はいったい誰が監督になるのだろうか。

 優勝は、ホームで湘南を3−0で破った神戸の2連覇。2位の広島はアウェイで4位ガンバに1−3で負けた。3位の町田もアウェイで5位鹿島に1−3で敗れた。いずれも順位はそのまま。18位磐田は最下位鳥栖にアウェイで0−3と敗れ、1年でJ2へ降格。17位新潟は浦和と0−0で引分け、16位に浮上して残留。16位柏は、前節降格が決まった19位札幌に0−1で負け、17位に下降したが、磐田も負けたため残留。札幌は、退任するペトロビッチ監督の最終戦をホーム勝利で送り出した。
 これで来季は、鳥栖、札幌、磐田が降格。J2からは清水、横浜FC、岡山が昇格してくる。J2で6位の岡山は、プレーオフ決勝で5位仙台を2−0で下し、Jリーグ参入16年目で初のJ1のステージに挑む。

 ※12/10の『朝日新聞』に「鬼木氏が鹿島監督に」「川崎の新監督に長谷部氏が就任へ」と出た。最終節の日には決まっていたはずで、何だか裏切られた気分。

サッカー短評 (2024.12/4)

川崎フロンターレvs.山東泰山 4対0 (2024.12/4 U等々力) ACLE第6節

 結果だけ見ると完勝だが、実際にはGKソンリョンのファインセーブがなければ、何点も取られていただろう。まず攻め込んで3分にマルシーニョが押し込み先制。41分には、山本の直接FKが決まり、2−0で後半へ。後半開始早々の4分に瀬川が負傷交代。20分に山本のCKからジェジエウが追加点。最後には45分、新人・神田からのクロスに山田が合わせてダメ押し点。 アデル ハミス アルナクビ主審ほか審判団はUAEセット。気温13.4度、湿度32%。観客13840人。DAZN解説は林陵平、実況は野村アナ。
 先発はGKソンリョン。DF三浦、丸山、ジェジエウ、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと瀬川。小林とエリソンのツートップ。ゲームキャプテンは小林。ベンチに高井、佐々木、車屋田邊、山内など。
 山東は4-1-2-3。3トップ中央に19番ゼカ。左右のシャドーに10番カザイシビリと29番チェン。二列目に22番リーと23番シエ。DF17番ウー、5番ジョン、3番マルセウ、33番ガオ。GK14番ワン。キャプテンはGKワン。現役中国代表で、「11/19のワールドカップ最終予選日本戦にも出場」と野村アナ。こわいFWクリザンは累積警告で出場停止。タン・ティアンコーチは監督代行。なんとチェ・ガンヒ監督は10/2の神戸戦のレッドカードにより6試合の出場停止でスタンドに。隣にはこれまたどんなことをしたのか10試合ベンチ入り停止のキムコーチ。
 3分、先制。河原からのパスを下がって受けた小林が右へ展開、受けたエリソンがペナルティーエリアに突進、こぼれを拾った瀬川がカットインして素早くシュート、相手GKがはじいたところをファーでつめたマルシーニョが押し込んだ。1−0。
 10分、三浦からのクロスをエリソンがシュートを試みるが相手DF。
 12分、ピンチ。山東のカウンター。相手左FWカザイシビリの右前方へのパスに、相手右MFシエが抜け出してシュートまで持ち込むが、GKソンリョンが左手で防ぐ。これで与えた相手右CKを相手MFリーが蹴るが小林がクリア。続く相手左CKもリーが蹴るが、マルシーニョがクリア。15分にも相手右CK。リーが蹴り、相手選手の頭に当てられるが、GKソンリョン。
 17分、瀬川からの横パスを受けた河原がダイレクトでミドルシュート、相手GK。19分には、瀬川からの縦パスを受けたエリソンがミドルシュート、相手DF。
 20分、マルシーニョが倒され、相手DFチェンにイエローカード。中盤左サイドフロンターレのFK。三浦が蹴り、こぼれを拾ったマルシーニョが左CKを獲得。山本が蹴り、こぼれに三浦が走りこむが相手DF。
 24分、相手ロングボールを河原がクリア、こぼれを拾われ、相手右MFシエがひろってミドルシュート、DF陣が防いで、GKソンリョンが捕る。解説の林陵平が「山東が何をしたいのかわからない。ロングボールを前に放り込むだけで、川崎はこわくない」。
 24分、左サイドを突破したマルシーニョの折り返しを小林がシュート、こぼれを際とエリソンもシュートするが、相手GK。続くフロンターレの右CK。山本が蹴り、瀬川がシュート、相手DF。
 27分、エリソンが倒され、右サイドでフロンターレのFK。山本が蹴るが相手GKが捕る。
 29分、山東のカウンター。中盤でボールロストし、相手左サイドからクロス、こぼれを走りこんだ相手MFファンにシュートされるが、枠の外。さらに30分、相手左SBウーに相手左サイドから相手CFゼカに向けてクロスを入れられるが、ゼカのジェジエウに対するオフェンスファール。
 32分、マルシーニョからのパスを受けた三浦が攻めあがってクロス、瀬川の前で相手DFがクリアしてフロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。
 34分、小林が相手DFとの競り合いでイエローカード。腕が相手の顔に当たったためらしい。
 36分、またもピンチ。中盤でボールロストし、相手左FWカザイシビリのパスのこぼれを相手CFゼカがペナルティーエリア中央でシュート、GKソンリョンがかすかに触ってバーに当たる。このこぼれを大きくクリアできず、三浦がボールをカットされて相手MFリーがゴール左下へシュート、これもGKソンリョンが防ぐ。やれやれ。解説の林が「三浦は軽率でしたね」と言う。
 37分、ようやく大きくクリアしたボールをエリソンがひとりでドリブル、相手DFをかわしてペナルティーエリア中央へクロス、マルシーニョが受けるが相手DFがクリアしてフロンターレの左CK。山本が蹴り、ファーでジェジエウが頭に当てるが、相手FWゼカがクリア。続くフロンターレの左CK。山本が蹴り、こぼれをペナルティーエリア中央でエリソンがシュート、相手DF。解説の林は元FWだが「エリソンは得点が欲しいのでしょうが力が入り過ぎです」。
 41分、待望の追加点。小林が倒されてペナルティーエリア手前右でフロンターレのFK。ボールサイドに三浦と山本が立って相談。三浦がボールをセット。意表をついて山本が蹴り、壁の右横を巻くキックがワンバウンドして相手GKの指先をかすめてニアサイド右下に決まる。2−0。
 43分、際が右足首を踏まれて倒れる。VARが退場の可能性をチェックするが、なしとのことで再開。イエローくらい出ないのか。際は足を引きずりながらピッチに戻る。後半はダメかも。
 追加タイム3分。46分、エリソンが右サイド深い位置で相手DFをかわしたとき、スタンドからどよめき。リプレーが出ると、ヒールリフトで相手の足の間を通し、一人ワンツーをねらっていた。
 2−0でハーフタイム。

 後半開始から山東が一人目の交代。10番左FWカザイシビリに代えて30番アブドラムを入れる。フロンターレの際は大丈夫だったらしい。
 2分、相手DFとの競り合いで倒れた瀬川が右もも裏を押さえて自らバツ印。フロンターレが一人目の交代。瀬川に代えて遠野を入れる。野村アナが「瀬川は最近FWで起用されて生き生きとプレーしていましたが」。
 しばらく互いにクロスまでは持ち込むものの、シュートに至らない時間が続く。
 15分、相手左MFリーからうまくジェジエウがボールカットしたと見えたが、なぜかジェジエウにイエローカード。解説の林も「いい守備に見えましたが、肘が当たったということでしょうか」。
 19分、左サイドから攻め込み、エリソンがペナルティーエリア左で相手DF二人をかわして二回シュート、最後はフロンターレの左CK。
 20分、追加点。左CKを山本がファーへ蹴り、ジェジエウがヘディングシュート、左下に決まる。3−0。
 21分、山東のカウンター。相手スルーパスに走りこんだ相手右MFシエがシュート、GKソンリョンが防ぐ。だんだんプレスがかからなくなってきて、選手間の距離が開いてきたので、そろそろ交代を入れた方がいいと思われる。
 23分、フロンターレが三人同時交代。山本に代えて橘田、小林に代えて山田、マルシーニョに代えて家長を入れる。小林はキャプテンマークを山田に巻く。家長は右ウイングに入り、遠野がトップ下に回ったようだ。4-2-3-1に変更か。解説の林は、橘田と河原のダブルボランチがお気に入りで「フロンターレのダブルカンテですね」と嬉しそうに言う。
 26分、左サイドに走りこんだエリソンにパスが通り、キープしてから中央へ折り返し、走りこんだ河原がミドルシュート、惜しくも枠の左。
 29分、丸山のロングフィードに走りこんだ三浦が左サイドからクロス、ファーの山田に合わないが、三浦のオフサイドの判定。
 32分、山東のカウンター。中盤でボールロスト、相手左サイドからクロスを入れられるがDF陣がクリア。さらに相手右サイドからもクロスを入れられるが、ゴール前を通過。34分には、中盤で相手プレスにボールロスト、最後は攻めあがった相手右SBチェンがペナルティーエリア右角からシュート、枠の外。
 35分、相手ボランチのリーにイエローカード。中国のチームは、勝てそうもない試合になると、わざわざ不必要なファールをしかけてくる傾向があるように感じる。日本では、相手を止めるのが間に合わない場合、ファールになるとわかっているレイトチャージはしかけない選手が多いが、その感覚のまま外国チームとプレーすると怪我をさせられかねない。
 36分、山東が二人目の交代。29番右SBチェンに代えて2番DFトンを入れる。
 39分、フロンターレが五人目の交代。エリソンに代えて新人高卒FW神田を入れる。また4-4-2か。
 40分、河原からのパスを受けた家長がペナルティーエリア右へパス、走りこんだ遠野がボレーシュート、枠の外。
 42分、中盤左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。こぼれを橘田がクロス、これも相手DF。
 43分、フロンターレの右CK。河原が蹴るが相手DF。こぼれを拾った遠野が左サイド深い位置からクロス、ジェジエウが頭に当てるが、相手DF。
 44分、山東のカウンター。相手DFからのロングボールに相手左SBウーが走りこむがオフサイド。
 45分、また追加点。橘田からの縦パスを受けた河原がペナルティーエリア左へスルーパス、走りこんだ神田が折り返し、最後は山田が押し込んで4−0。
 追加タイム3分。46分、相手左サイドからクロスを上げられるが、DF陣がクリア。
 48分、フロンターレのカウンター。山田が左サイド低い位置から相手DFをかわして前方へパス、受けた神田がドリブルからシュートに持ち込むが枠の左。
 4−0でタイムアップ。勝点12として4位に浮上。山東は10位に下降。

 前日の試合でマリノスはアウェイでCCマリナーズ(豪)に4−0で勝ち、勝点13、得失点差11として首位に躍り出た。マリナーズは最下位に転落。神戸はアウェイで浦項に1−3と敗れ、勝点13とマリノスに同じだが得失点差4のため、3位に後退。浦項は勝点9で5位に上昇。
 ここでJリーグはシーズンが終わるので、第7節と第8節は新チームの始動直後の2/11と2/18に行われることに。

フィギュアスケート (2024.11/8,11,12,17,27)

NHK杯 ペア・アイスダンス (2024.11/7〜10 代々木) GPシリーズ第4戦

 <アイスダンス>10組エントリー。日本からは田中梓沙/西山真瑚組、吉田唄菜/森田真沙也組。チョック/ベイツ組(米)、カレイラ/ポノマレンコ組(米)、リード/アンブルレビシウス組(リト)、折原/ピリネン組(フィン)など。今季のテーマは50〜70年代の社交ダンス。PStとChRSでパターンダンスの評価をする点は昨季と同じ。NHKでは全組放送。解説は宮本賢二。フルニエボードリー/ソレンセン組(加)は欠場らしい。解説は宮本賢二。
 1番滑走で田中/西山組(19、23)。昨季全日本2位。四大陸11位。女性が春に肋骨にひびが入る怪我をして今季初戦。まだ痛いようで、練習ではコルセットを付けているらしい。曲は「September」他。振付はアグノエル。冒頭のMiStは男女ともレベル2。続くSqTwは男女ともレベル4。PStはレベル2。ChRSはGOE+1.17。最後のRoLiはレベル3で時間超過。解説の宮本は「慎重になりすぎて時間超過した」。技術点10番目の32.95、演技構成点も10番目の27.2、リフト時間超過の減点1、合計59.15でRD10位。
 2番滑走で吉田/森田組(21、20)。昨季全日本3位。四大陸10位。今季CSネーベルホルン杯5位。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。女性の黒いスカートは少し長めにしたそうだ。冒頭のPStはレベル3で全ジャッジが加点。SqTwは男女ともレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で全ジャッジが加点1〜3。スピードがありながら距離も近かった。ChRSは!マークでGOE-0.23。コレオ要素の!マークは何だろう。最後のRoLiはレベル4だがここも時間超過。技術点8番目の35.94、演技構成点も8番目の29.36、リフト時間超過の減点1、合計64.3でRD9位。

 5番滑走で折原/ピリネン組(フィン。24、29)。昨季欧州選手権10位。世界選手権16位。今季CSブダペスト杯、CSニース・コートダジュール杯とも4位。曲は「Disco Inferno」他。振付はスカリ。ChRS以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは女性レベル4、男性レベル3だが加点1〜3。MiStは男女ともレベル2で加点1〜3。RoLiはレベル4加点1〜3。PStはレベルB。最後のChRSはダンスの特徴的な動きがたくさんありGOE+3.64と高評価。技術点7番目の36.05、演技構成点6番目の31.29、合計67.34でRD7位。
 6番滑走でグリーン/パーソンズ組(米。21、29)。昨季全米4位。四大陸6位。今季CSニース・コートダジュール杯2位。曲は「These Boots Are Made for Walking」他。振付はジャン・リュク・ベイカー。女性の衣装は赤に紫の縁取り、男性の衣装は青。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点ほぼ2〜3。PStはレベル3で加点1〜3。ChRSはGOE+3.43。MiSt女性レベル2、男性レベル3で加点ほぼ2〜3。最後のCuLiは「女性が下りるとき男性が片足なのも難しい」と解説の宮本。レベル4で加点1〜3。技術点4番目の42.03、演技構成点も4番目の32.35、合計74.38でRD4位。
 7番滑走でデムージョ/ルメルシエ組(仏。23、25)。昨季欧州選手権5位、世界選手権11位。今季チャレンジ杯優勝、CSネペラ記念5位。曲は「I Want You Back」他。振付・コーチともカリーヌ・アリベルナース他。ChRS以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLiはレベル4で加点2〜3。PStはレベル2。SqTwは男女ともレベル3で加点2〜3。MiStは女性レベル3、男性レベル2で加点1〜3。ChRSは!マークが付き、GOE+0.86。技術点6番目の37.46、演技構成点5番目の31.78、合計69.24でRD5位。

 8番滑走でカレイラ/ポノマレンコ組(米。24,23)。昨季全米2位。四大陸銅メダル、世界選手権7位。今季CSネーベルホルン杯2位、CSブダペスト杯優勝。曲は「I Just Want to Make Love to You」他。振付はハベル他。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。PStはレベル3で加点2〜3。MiStは男女ともレベル3で加点2〜3。ChRSはGOE+4.29のここまでの最高点。最後のRoLiはレベル4に加点ほぼ3〜4。技術点2番目の45.34、演技構成点も2番目の34.3、合計79.64は自己ベスト更新でRD2位。
 9番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リトアニア。30、32)。昨季欧州選手権銅メダル。世界選手権6位。今季CSニース・コートダジュール杯優勝。フランス杯4位。曲は「Da Ya Think I'm Sexy?」。振付はデュブレイユ。ChRS以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点3。PStはこの組が初めてレベル4で加点2〜3の最高点。MiStは男女ともレベル3で加点2〜3。ChRSはGOE+2.79。最後のRoLiはレベル4で加点2〜4。技術点3番目の44.08、演技構成点も3番目の33.83、合計77.91でRD3位。
 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、35)。今季スケートアメリカ2位。曲は「Hawaii 5-0」他。振付はデュブレイユ他。男性の衣装はジャケットにネクタイとスーツっぽい。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点3〜4。ChRSは「女性の動きが特徴的」と言われたが、見ててもよくわからない動きで縦回転。GOE+5.57と最高得点。MiStは女性レベル4、男性レベル3で加点ほぼ3〜4。PStはレベル3で加点1〜4。最後のRoLiは「女性の姿勢変化に注目」と実況アナ。止まることなく縦に1回転半した。レベル4で加点ほぼ4〜5。技術点最高の49.04、演技構成点も最高の37.28、合計86.32でRD1位。

 フリー。
 1番滑走で田中/西山組(19、23)。曲は「Fur Elise (エリーゼのために)」。振付はアグノエル。今できることは全部やれたのではないか。冒頭のOFTは男女ともレベル3で全ジャッジが加点。CuLi+CuLiの連続リフトはいずれもレベル4でほぼ全ジャッジが加点。SyTwは男女ともレベル4で加点。DiStは二人の距離が近く、女性、男女ともレベル2。DSpはレベル3。ChStは円形で曲の内容をよく表し、GOE+0.11、RoLiはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。最後にコレオ要素二つでいずれもGOE+0.83。技術点10番目の51.18、演技構成点も10番目の40.94、合計92.12でフリーも10位、総合151.27で10位。
 2番滑走で吉田/森田組(21、20)。曲は「ロミオとジュリエット」。振付はスコット・モイアー他。女性の衣装は上品なピンク。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点1〜3。OFTは女性レベル2、男性レベル3でほぼ全ジャッジが加点。SyTwは男女ともレベル4。DSpもレベル4で全ジャッジが加点。CuLiはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。ChAJはGOE+1.07、ChStはGOE+1.19。CiStは男女ともレベル3で全ジャッジが加点。最後のChSlはGOE+1.42。技術点9番目の97.06、演技構成点も9番目の43.42、リフト時間超過の減点1、合計97.06でフリーも9位、総合161.36で9位。

 4番滑走で折原/ピリネン組(フィン。24、29)。曲は「コーラスライン」より「Opening: I Hope I get It」他。振付はパーキネン。勢いがあってよかった。明らかにここまでの3組よりも実力があった。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭のSyTwは男女ともレベル4。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点ほぼ2〜3。ChAJはGOE+1.42。OFTは男女ともレベル2で加点1〜3。StaLiとDSpはレベル4。うちStaLiは加点ほぼ2〜3。CiStは男女ともレベル2で加点1〜3。最後にコレオ要素二つ。うちChStはオーディションに合格した舞台本番を表現してGOE+2.85の高得点。最後のChLiはGOE+2.02。技術点6番目の60.2、演技構成点7番目の47.74、合計107.94でフリー6位、総合175.28で6位。
 7番滑走でグリーン/パーソンズ組(米。21、29)。曲は「Spiegel im Spiegel」他。振付はベイカー。ゆったりした曲調に合わせ、動きもゆっくりで難しい動きを正確に踊ってみせた。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のChAJはGOE+2.13。OFTはスローでもよく合っていて、男女ともレベル2で加点1〜3。SyTwは男女ともレベル4で加点1〜3。CuLi+CuLiはいずれも男性が支えないノーハンドで二つ目は女性がアップサイドタウンの姿勢。連続リフトはいずれもレベル4で加点2〜3。RoLiとDSpもレベル4で、いずれも加点2〜3。DiStは男女ともレベル3で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。うちChStはGOE+2.61。技術点4番目の63.54、演技構成点も4番目の50.84、合計114.38でフリーも4位、総合188.76で4位。

 8番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リトアニア。30、32)。曲は「Lord and Master」他。振付はデュブレイユ。「人形が次第に命を得ていく様を表現」していると実況アナ。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭のStaLiは加点ほぼ3。SyTwは男女ともレベル3だが加点ほぼ3〜4。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点2〜3。DiStは女性レベル3、男性レベル4で加点2〜3。ChSlはGOE+2.85の高得点。DSpはレベル4で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。うちChStはほぼ加点2〜4、ChHyは加点2〜4。最後のポーズでは人形の方が人形遣いを圧倒していた。技術点3番目の65.91、演技構成点も3番目の51.7、合計117.61でフリーも3位、総合195.52で3位。
 9番滑走でカレイラ/ポノマレンコ組(米。24,23)。曲は「カルメン組曲」。振付はデュブレイユ他。女性の衣装は山吹色が基調。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のSlLiはレベル4で加点ほぼ3〜4。OFTは女性レベル2、男性レベル3だが加点2〜3。リフト二つとDSpはレベル4。うちリフト二つは加点2〜4。ChStはGOE+2.73。SeStは男女ともレベル3で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。うちChAJは加点2〜5。技術点2番目の66.99、演技構成点も2番目の52.34、合計119.33でフリーも2位、総合198.97で2位。
 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、35)。曲は「Round Midnight」と「Take Five」。振付はデュブレイユ他。全てに余裕がありシームレスで、ジャズの雰囲気がよく出ていた。全要素に全ジャッジが加点ほぼ3以上。冒頭のRoLiはレベル4で加点4〜5。ChSpは女性を片腕だけで振り回すような形で回転させ、GOE+4.03の最高加点。SyTwは男女ともレベル4で加点3〜4。DSpとあと二つのリフトはレベル4。うちリフト二つは加点3〜5、DSpは加点3〜4。OFTは女性レベル3、男性レベル2だが加点3〜4。CiStは音楽の5拍子のリズムに合っており、男女ともレベル3で加点ほぼ3〜4。ChTwはGOE+3.08の高得点。ChStは加点ほぼ3〜4。技術点最高の72.93、演技構成点も最高の56.7、合計129.63でフリーも1位、総合215.95で優勝。GPポイントを28としてファイナル決定。

 <ペア>8組エントリー。日本からは三浦/木原組、長岡柚奈/森口澄士組。その他カム/オシェイ組、ホッケ/クンケル組(独)、メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)など。ベッカーリ/グアリゼ組(伊)は欠場。代わりにマーティンス/ビダード組(米)が急きょ参加。解説は高橋成美。
 1番滑走で長岡/森口組(19、22)。昨季全日本優勝。ババリアン・オープン11位。今季チャレンジ杯6位、CSジョン・ニックス国際8位。曲は「Goodbye Yellow Brick Road」。振付はキャシー・リード。リフトが得意らしい。冒頭の2Twはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Loはぴったりのタイミングで成功、全ジャッジが加点。3LoThも決める。4Liはレベル4で全ジャッジが加点3〜4。BoDsはレベル2。StSqはレベル3。最後のFCCoSpはレベル4だが途中でずれてGOE-2〜0。技術点5番目の32.87、演技構成点6番目の27.45、合計60.32は自己ベスト更新でSP5位。試合後のインタビューで「ソロジャンプやスロージャンプは練習でなかなか決まらなかった。強みのリフトもうまくできた」。
 3番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、21)。昨季欧州選手権銀メダル、世界ジュニア金メダル、世界選手権7位。今季スケートアメリカ4位。曲は「Why?」。振付はセルゲイ・プリシュキン。衣装は二人とも明るい水色が基調。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Twは高くて余裕がありレベル4で加点ほぼ3。3FThも高くて回転を終えてから着氷、加点2〜3。3Sも決め、加点2〜4。4Liはレベル4で加点2〜3。StSqとFCCoSpはレベル3。うちStSqは加点2〜3。BoDsはレベル2。技術点最高の38.42、演技構成点3番目の31.86、合計70.28でSP2位。

 6番滑走でカム/オシェイ組(米。19、33)。今季スケートアメリカ2位。曲は「Rain, in Your Black Eyes」。振付はミーキンス。スピン以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル3で加点1〜4。3Sはタイミングもピッタリで、加点2〜4。3LoThも成功。BoDsとStSqはレベル3で加点ほぼ2〜3。CCoSpは途中で男性がバランスを崩しかけたが立て直し、レベル2。最後の4Liはレベル4で加点ほぼ3〜4。技術点4番目の36.47、演技構成点2番目の32.68、合計69.15でSP3位。
 7番滑走でホッケ/クンケル組(独。24、25)。昨季欧州選手権7位、世界選手権5位。今季スケートカナダ4位。曲は「I Love Rock n Roll」他。振付はカッペリーニ他。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。3Sも決める。3LoThは全ジャッジが加点2〜3。4LiとStSq、最後のCCoSpはレベル4.うち4LiとStSqは加点ほぼ2〜3。最後のCCoSpはだいぶずれた。BoDsはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点3番目の36.64、演技構成点4番目の30.73、合計67.37でSP4位。
 最終滑走で三浦/木原組(22、32)。今季スケートアメリカ優勝。曲は「Paint It Black」。振付はシェイリン・ボーン。ソロジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ3〜4。解説の高橋が「レベル4になるには、上がるとき女性の足が両足とも45度以上開かないといけない。三浦選手の左足の角度が足りない」。続く3Tは女性がダウングレードで両足。4Liはレベル4で加点2〜4。3LzThはややこらえたが成功。CCoSpとStSqはレベル4.CCoSpはスローリプレイでもぴったり合っていて加点ほぼ3〜4。StSqは音楽に動きが同調していてスケートアメリカより進化していた。加点ほぼ3〜4。最後のBoDsはレベル3で加点2〜4。技術点2番目の36.99、演技構成点最高の34.91、合計71.9でSP1位。試合後のインタビューで「3Twのレベル3はマストだった。他の要素で取りこぼしがあった」。

 フリー。
 4番滑走で長岡/森口組(19、22)。曲は「継続の「Space Table Symphony」。振付はキャシー・リード。冒頭の2Twはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。ソロジャンプは女性が2Loになりステップアウト。リフト二つとFiDsはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち5ALiは加点2〜4。3連続ジャンプは3T+2A+2A+SEQの予定だったが、女性の第2が1Aに。3LoThは両足。5RLiとPCoSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。うち5RLiはほぼ加点1〜4。ChSqはGOE+0.93。3SThはステップアウト。技術点7番目の55.97、演技構成点も7番目の56.18、合計112.15は自己ベスト更新でフリー7位、総合172.47も自己ベスト更新で7位。
 5番滑走でホッケ/クンケル組(独。24、25)。曲は「Out of the Dark」他。振付はラノッテ他。冒頭の3Twはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Sは決める。2A+1A+2A+SEQは第3がアンダーローテーション。3LoThは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。リフト三つはレベル4.3FThはステップアウト。FiDsとPCoSpはレベル3でいずれも全ジャッジが加点1〜3。最後のChSqはGOE+0.93。技術点5番目の60.61、演技構成点4番目の60.56、合計121.17でフリーも4位、総合188.54で4位。

 6番滑走でカム/オシェイ組(米。19、33)。曲は「Stand by Me」。振付はデュブレイユ。冒頭の3Twはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。3Tはぴったり合い、これも全ジャッジが加点1〜3。しかし、3FThと3LoThでいずれも転倒。ChSqはダンスリフトなど行い、GOE+1.71の高得点。3S+2A+SEQも決める。PCoSpとリフト三つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち4Liは加点ほぼ3〜4、PCoSpと最後の5ALiは加点2〜4。BiDsはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ2〜4。終わったとき女性は沈んだ顔。キスアンドクライで順位がわかると笑顔に。技術点3番目の65.36、演技構成点も3番目の64.93、転倒の減点2、合計128.29でフリーも3位、総合197.44で3位。
 7番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、21)。曲は「A Necessary End」。振付はマラフェエフ。衣装は二人とも黒と白。ほぼノーミス。3連続以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル4で加点3〜4。3S+2A+2A+SEQは女性の第2がqマークでバランスをくずした。3Tは成功、加点2〜3。3FThは余裕があり、加点3〜5。リフト三つとFiDs、PCoSpはいずれもレベル4。うちPCoSpは加点2〜4。3LoThも加点2〜4。最後のChSqはGOE+1.07。終わりのポーズで女性が衿の後ろを伸ばしてかぶり、尼僧のようなフードに。何か物語があるようだ。技術点最高の75.43、演技構成点2番目の67.34、合計142.77は自己ベスト更新でフリー1位、総合213.05も自己ベスト更新で初優勝。キスアンドクライではコーチともども満面の笑み。
 最終滑走で三浦/木原組(22、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は黒でスカートの裾だけ赤。珍しいスピンのミス。冒頭の3Twはレベル3でGOEは-3〜4と割れた。3連続は3T+2A+2A+SEQの予定だったが、女性の第2が1Aに。リフト三つとBiDsはレベル4で全ジャッジが加点。うちリフト三つは加点3〜4。3LoThも成功、全ジャッジが加点2〜3。ところがPCoSpで姿勢変更のとき男性が足をついてしまい、レベル1にVマーク。3Sは成功、全ジャッジが加点1〜3。3LzThは両足。最後のChSqはダンスリフトなど行い、GOE+1.57の最高加点。技術点2番目の67.76、演技構成点最高の69.79、合計137.55でフリー2位、総合209.45で2位。ファイナルへ。

フィギュアスケート (2024.11/24,25,)

中国杯 (2024.11/21〜24 重慶) GPシリーズ第6戦

 <女子シングル>12人エントリー。日本からは千葉、住吉、渡辺。地元中国からはホンイー・チェン他。その他スキーザス、グバノワ、グレン、キム・チェヨン、レポンドなど。ジーグラーは欠場。テレ朝地上波では、住吉と第2グループの6人を放送。解説は荒川。
 5番滑走で住吉(21)。今季フランス杯3位。曲は映画「Un homme qui me plait」より「Concerto pour la fin d'un amour -Final」。振付はミーシャ・ジー。冒頭の2Aはほぼ全ジャッジが加点。跳ぶ少し前に、つまづきかけたが、体勢を立て直してジャンプを決めた。続く3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ 全ジャッジが加点。うちStSqと最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の38.89、演技構成点6番目の31.59、合計70.48は自己ベスト更新でSP3位。

 7番滑走でレポンド(スイス。18)。今季スケートカナダ4位。曲は「Mother Nature」。振付はダビド・ヴィンクール。衣装は明るい水色。冒頭の3F+3Tは第1に!マーク。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。1.1倍になる3Loも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。LSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。ほぼノーミスで終え、控えめなガッツポーズ。技術点6番目の35.84、演技構成点5番目の31.87、合計67.71は自己ベスト更新でSP5位。
 8番滑走で千葉(19)。今季NHK杯2位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。衣装は鮮やかな赤紫にビーズがキラキラ。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マークとqマーク。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは加点3〜4、StSqは加点ほぼ3、最後のLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Fも加点2〜3。NHK杯より笑顔も自然で全体的に滑らかでよかった。技術点3番目の37.59、演技構成点最高の33.27、合計70.86でSP1位。2位とは0.02差。
 9番滑走でグレン(米。25)。今季フランス杯優勝。曲はジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー他。冒頭の3Aは決めたがqマーク。続く3F+3Tは第1が!マークでステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqは全ジャッジが加点2〜4、CCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loも全ジャッジが加点2〜3。フランス杯のときの方がよかった。技術点2番目の37.77、演技構成点も2番目の33.07、合計70.84でSP2位。

 10番滑走で渡辺(22)。今季スケートアメリカ2位。曲はピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2 第1楽章。振付はシェイリーン・ボーン。衣装は紺に銀河のような細かいビーズがびっしり。連続ジャンプ以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点ほぼ2〜3。続く3Lzも成功。スピン三つはレベル4で加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1がqマーク。StSqは音楽を表現してよく動き、レベル3だが加点3〜4。技術点5番目の36.16、演技構成点3番目の32.92、合計69.08でSP5位。
 最終滑走でキム・チェヨン(韓。17)。今季フランス杯4位。曲は「トロン: レガシー」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒に光る線の模様。連続ジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点2〜3。続く3Lz+3Tは第1がqマーク。スピン三つはレベル4。うち二つは加点2〜4。1.1倍になる3Fも加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3だが加点2〜4。技術点4番目の36.78、演技構成点も4番目の32.49、合計69.27でSP4位。

 フリー。テレ朝地上波では日本人3人を含む上位5人を放送。解説は荒川。
 8番滑走で渡辺(22)。曲はピアソラ「ブエノスアイレスのマリア」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Aは下りたがqマーク。続く3Lo+3Tは第2がqマーク。3Fは!マーク。3Lz+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜4、FSSpは加点1〜4。しかし、1.1倍になる3Lzで転倒。2A+1Eu+3Sは決め、全ジャッジが加点1〜3。3Loもアンダーローテーションで転倒。ChSqはイーグルなど行い、GOE+1.21。StSqはレベル2で全ジャッジが加点1〜3。技術点7番目の65.23、演技構成点5番目の64.64、転倒の減点2、合計127.87でフリー6位、総合196.95で5位。
 9番滑走でキム・チェヨン(韓。17)。曲は「Whisperers from the Heart」。振付はシン・イェジ。ほぼノーミス。冒頭の2Aは幅、流れともよく、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く3Loも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3F+2T+2Loも決める。3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCCoSpとStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lzはアンダーローテーションでこらえる。連続ジャンプの予定だった。次を3Lz+3Tにしてリカバリー。全ジャッジが加点1〜3。3F+2A+SEQは第1が!マーク。ChSqはGOE+1.43。曲がひとつで表情も乏しいためやや単調。技術点3番目の72.16、演技構成点も3番目の67.04、合計139.2は自己ベスト更新でフリー3位、総合208.47も自己ベスト更新で3位。

 10番滑走で住吉(21)。曲は「アディエマス」より「In Caelum Fero」他。振付はシェイリン・ボーン。4Tは封印してファイナルを目指すとのこと。冒頭の2A+3Tは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。しかし3Lzはステップアウト。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。3Loで転倒。やはり安全策は逆効果なのか。3Sは全ジャッジが加点2〜3。ここから立ち直った。ChSqはGOE+1.36。1.1倍になる3Lz+2T成功。3F+2A+2T+SEQは第1がqマーク・あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは滑らかなスケーティングと大きな動きでリンクを広く使い、加点ほぼ3〜4、最後のLSpも加点ほぼ3〜4。3Fも決めて全ジャッジが加点1〜3。技術点4番目の66.23、演技構成点も4番目の66.74、転倒の減点1、合計131.97でフリー4位、総合202.45は自己ベスト更新で4位。
 11番滑走でグレン(米。25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。すばらしかった。冒頭の3Aは回転不足なしで成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。SPでミスした3F+3Tは第1が!マーク。3Lz+2Tは全ジャッジが加点。3Sも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQを決め、全ジャッジが加点2〜4。ソロの3Fは!マークにqマーク。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3。3Loも成功。ChSqはGOE+1.21。技術点最高の76.03、演技構成点も最高の68.67、合計144.7でフリー1位、総合215.54で優勝。ファイナルへ。得点がわかったとき、キスアンドクライでコーチと二人で大喜び。
 最終滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。ジャンプ全て成功。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Loと2Aも落ち着いて決め、全ジャッジが加点2〜3。ChSqはイナバウアなど行い、GOE+1.5。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点3〜5、LSpは全ジャッジが加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1に!マーク。3Lz+2T+2Loも第1に!マーク。ソロの3Fはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ジャンプを全て決めた後のStSqで何と転倒。「はりきりすぎた」らしい。技術点2番目の73.4、演技構成点も2番目の68.65、転倒の減点1、合計141.05でフリー2位、総合211.91で2位。ファイナルへ。

 <男子シングル>12人エントリー。日本からは佐藤駿。地元中国からはジン、ユドン・チェン他。その他シャオイムファ、メモラ、リッツォ、シャイドロフ、ワシリエフスなど。チウ(加。19)が公式練習でケガして棄権。テレ朝地上波では、地元のジンと8番滑走シャイドロフ以降の計6人を放送。解説は無良。
 5番滑走で地元ジン(中。27)。今季フランス杯8位。曲は「Fought & Lost」。振付はジョイ・ラッセル。会場は大盛り上がり。冒頭の4Tはなんとか決める。続く3Aも真剣に跳びほぼ全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。終わった後の投げ込みがすごい。技術点6番目の45.31、演技構成点7番目の38.35、合計83.66でSP6位。

 8番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。今季フランス杯4位。曲はデューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。冒頭で4Lz+3Tを成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Aも全ジャッジが加点。スピン二つはレベル3.1.1倍になるところでとーるを決める。ほぼ全ジャッジが加点1〜3。StSqと最後のCCoSp晴4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜3。技術点2番目の54.5、演技構成点6番目の38.71、合計93.21でSP2位。
 9番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。曲は「L'Enfer」。振付・コーチともトゥトベリーゼ他。冒頭の4S+3T成功、全ジャッジが加点2〜3。続く4Tも決め、ほぼ全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点。1.1倍になる3Aはステップアウト。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点4番目の48.95、演技構成点5番目の38.78、合計87.73でSP4位。

 10番滑走でリッツォ(伊。26)。今季NHK杯5位。曲は継続の「Two Men In Love」。振付はスカリ。NHK杯よりずっとよかったと思う。冒頭の4Loは下りたが、アンダーローテーション。3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqはリンクを広く使い、全ジャッジが加点3〜4、最後のFSSpは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。技術点7番目の44.42、演技構成点3番目の40.5、合計84.92でSP5位。
 11番滑走で佐藤駿(20)。今季スケートアメリカ2位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の4Lzは成功、加点2〜3。続く4T+3Tはなんなく成功、加点2〜4。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Aは加点2〜3。StSqはレベル2だが加点ほぼ3〜4。技術点最高の57.34、演技構成点2番目の42.41、時間超過の減点1、合計98.75でSP1位。今季はSP100点越えも目標らしいがまだ。
 最終滑走でシャオイムファ(仏。23)。今季フランス杯優勝。シーズン前に4Aの練習で右足首を負傷、6週間練習できなかった。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。衣装と冒頭の振付を変えた。生成りのゆったりとした上衣に銀色のベスト。フードはなし。冒頭の4Lz+3Tは決める。続く4Tは転倒。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点 技術点3番目の49.64、演技構成点最高の42.58、転倒の減点1、合計91.22でSP3位。

 フリー。テレ朝地上波は、佐藤を含む上位5人を放送。解説は無良、実況は斉藤アナ。
 7番滑走でリッツォ(伊。26)。曲は継続の「Fix You」。振付はラノッテ。冒頭の4Loは下りたがアンダーローテーション。3A+2A+SEQと3F+1Eu+3S、3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜3。連続ジャンプを全て前半に終わらせる。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Lzはステップアウト。3Loは転倒。ChSqはGOE+1.07。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。ジャンプはだいぶ戻ってきたが、StSqを見るとまだ本調子ではない感じ。CCSpはレベル3。技術点7番目の79.39、演技構成点4番目の80.51、転倒の減点1、合計158.91でフリー6位、総合243.82で5位。
 8番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。曲は「The Winter」他。振付・コーチともグレイヘンガウス他。冒頭は4Lzの予定が3Lzになりオーバーターン。続く4Tは成功、全ジャッジが加点2〜3。4S+3Tはこらえた。3Aはステップアウト。1.1倍になるところで4Sを決め、全ジャッジが加点2〜3。3A+2A+SEQも成功。3F+1Eu+3Sで転倒。なんとここまでジャンプの7要素を連続。無謀な構成では。FCSpはレベル2。あと二つのスピンはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3。ChSqはGOE+0.79。技術点3番目の86.95、演技構成点6番目の73.86、合計159.81でフリー4位、総合247.54で4位。

 9番滑走でシャオイムファ(仏。23)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の4Lzの予定がパンクして2Lzに。4T+3Tは片手つき。3Fは全ジャッジが加点2〜4。次は3Aからの連続ジャンプの予定が1A+2A+SEQに。スピン三つはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる4Tは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Lz+1Eu+3Sも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの3Aはステップアウト。ChSqでは得意のバク転やバタフライを入れ、GOE+1.71。技術点6番目の79.49、演技構成点3番目の81.82、合計161.31でフリー3位、総合252.53で3位。ファイナルへ。
 10番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。冒頭の4Lzはきれいに決め、全ジャッジが加点2〜4。続く大技3A+4Tも成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。4Fはqマーク。3Loは全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル3。あと二つのスピンとStSqはレベル4。うちStSqと全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで4T+1Eu+3Sを成功、全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQは第1がqマーク。3Lzは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはニースライドの途中で両手をつき、転倒判定。GOE-2.11。もったいない。スピンとChSqでまだ得点の伸び代はある。技術点最高の104.77、演技構成点5番目の79.19、転倒の減点1、合計182.96でフリー1位、総合276.17で2位。惜しくもファイナル逃す。
 最終滑走で佐藤駿(20)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。冒頭の4Lzは全ジャッジが加点。次は4Fの予定がパンクして2Fに。!マークも。4T+3Tは楽に決め、全ジャッジが加点2〜3。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。ソロの4T成功、全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3A+1Eu+3Sは第2でこらえた。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点るソロの3Loも決める。あと二つのスピンとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは全ジャッジが加点1〜4。ChSqはGOE+1.36。技術点2番目の96.84、演技構成点も2番目の82.89、合計179.73でフリー2位、総合278.48で初優勝。ファイナルへ。順位がわかると、キスアンドクライでは、コーチとともに大喜び。

フィギュアスケート (2024.11/17,18,025.3/21,)

フィンランディア杯 (2024.11/14〜17 ヘルシンキ) GPシリーズ第5戦

 今季は、プレシーズンのCSとしての開催をやめ、GPシリーズとして開催。なお、この大会もエキシビションはない。
 <男子シングル>12人エントリー。日本からは鍵山、友野、山本。地元フィンランドからはヴィルタネン、スンツェフ。その他A.セレフコ、エイモズ、チャ、プルキネン、出場停止明けのグラスルなど。テレ朝は日本人3人を含む後半6人とグラスルを放送。解説は町田樹。
 5番滑走でグラスル(伊。22)。今季NHK杯2位。曲はショパン「Nocturne No.20 in C-Sharp Minor」。振付はブノワ・リショー。右手の手袋に「?」マーク。冒頭の4Loは成功、ほぼ全ジャッジが加点。しかし3Lzからの連続ジャンプで転倒。要素を失う。「非常にめずらしい」と解説の町田。「グラスル選手は昨年試合に出ていないので連戦の疲れが出たか」。次の3Aはほぼ全ジャッジが加点。FSSpとStSqはレベル3だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜3。あと二つのスピンはレベル4。うち最後のCCoSpは加点2〜3。技術点6番目の39.78、演技構成点8番目の39.13、転倒の減点1、合計77.91でSP6位。

 7番滑走で友野(26)。今季仏杯5位。曲は「Tshegue」他。振付はシェイリン・ボーン。股関節はまだ痛いらしく現地からの報告では「調子は悪い」とのこと。しかしフタを開けて見るとほぼノーミス。冒頭の4T+2Tは第1がつまったので第2が2回転になった。これ以降の全要素にほぼ全ジャッジが加点。続く4Sも決める。スピン三つとStSqはレベル4。うちアフリカの太鼓のリズムに合わせたStSqは加点3〜4。最後のCCoSpはVマーク。1.1倍になる3Aは加点1〜3。技術点2番目の48.85、演技構成点3番目の41.93、合計90.78でSP2位。
 8番滑走でエイモズ(仏。27)。今季スケートアメリカ2位。曲は「Everybody」。振付は本人、フォンタナ他。冒頭の4T+3Tは成功。続く3Aも全ジャッジが加点2〜4。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。うち最後のStSqは「イレギュラーな動きの連発」で全ジャッジが加点3〜5。しかし1.1倍になる3Lzの予定がパンクして1Lzになった上、転倒。要素を失い、無得点。FSSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点4番目の41.82、演技構成点2番目の44.31、転倒の減点1、合計85.13でSP3位。
 9番滑走で山本(24)。今季スケートカナダ4位。曲は「Split, Postcards from Far Away」。振付はブノワ・リショー。冒頭の4T+3Tは軸がまっすぐできれいに決まり、全ジャッジが加点1〜3。4Sはステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqと最後のCSSpは加点2〜3。StSqは一歩がよく伸びてスピードもあった。1.1倍になる3Aがqマークで転倒。技術点3番目の43.76、演技構成点7番目の39.67、転倒の減点1、合計82.43でSP4位。

 10番滑走でチャ(韓。23)。今季スケートカナダ3位。曲は「Natural」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4Sはqマークで転倒。得意の3Lz+3Loも第2がアンダーローテーション。FCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Aは成功。あと二つのスピンとStSqはレベル3。うちStSqは加点2〜4。解説の町田が「全てのスピンとStSqでレベル4をとる力がある選手だが、ほとんどレベル3。今日はどこかテンションが低いように見える」。技術点7番目の38.48、演技構成点9番目の39.85、転倒の減点1、合計77.33でSP7位。
 11番滑走で鍵山(21)。今季NHK杯優勝。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。解説の町田も「完璧」と言う出来。CCSp以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の4Sは「成功確率77%」とのことだがきれいに決まり、加点3〜4。4T+3Tは余裕があり、加点2〜5。スピン三つとStSqはレベル4.うちStSqはよく曲を表現しており、加点3〜4、FSSpは加点ほぼ3。1.1倍になる3Aは「成功確率100%」というだけあり、加点3〜4。終わったとき小さくガッツポーズ。技術点最高の58.35、演技構成点も最高の45.62、合計103.97でSP1位。
 最終滑走でブリッチギ(スイス。26)。今季仏杯9位。曲は「Iron Sky」。振付はヴァトゥーリ他。冒頭の4T+2Tは間にオーバーターンと片手付き。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqと最後のCCoSpは加点2〜3、FCSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lzはステップアウト。技術点5番目の39.99、演技構成点4番目の40.45、合計80.44でSP5位。

 フリー。SP7位のチャ(韓)が棄権。テレ朝地上波では第2グループの6人を放送。解説は町田、実況は草薙アナ。
 7番滑走でグラスル(伊。22)。曲は「Electricity」「A Swan Song (For Nina)」他。振付・コーチともドゥ・ベルナルディス。解説の町田によれば「バレエを学ぶ青年の成長」を描いているらしい。フリーも4回転連発ですごかった。冒頭の4Lzは全ジャッジが加点。続く4Loはqマークでこらえた。4Sも決める。3A+3Tはしっかり回り、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.71。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQと3Lo+3Tも成功。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜4。3Lzも決める。StSqは舞台で「白鳥の湖」を披露している場面らしいがもう少しバレエらしい動きがほしい。技術点最高の70.81、演技構成点6番目の79.83、合計180.64でフリー1位、総合258.55で3位。
 8番滑走でブリッチギ(スイス。26)。曲は「Lux」。振付はアダム・ソルヤ他。冒頭の4T+3Tは成功常全ジャッジが加点。続くソロの4Tはパンクして2Tに。3A+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Loも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になるソロの3Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2Tはこらえた。3Fも成功。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。最後のChSqはGOE+1.5。技術点4番目の84.34、演技構成点も4番目の81.92、合計166.26でフリー4位、総合246.7で5位。
 9番滑走で山本(24)。曲は「Melting & Sogno di Volare」。振付はローリ・ニコル。冒頭の3Loは全ジャッジが加点2〜3。続く4Sはこらえた。4T+3Tはきれいで全ジャッジが加点。3A+1Eu+3Sも決めほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはイーグルなど行い、GOE+1.14。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ2〜3。しかし、1.1倍になるところで3Aがアンダーローテーションで転倒。それでもソロの4Tをこらえて決める。3F+2A+SEQは第1がqマーク。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。技術点2番目の87.12、演技構成点5番目の81.36、転倒の減点1、合計167.48でフリー3位、総合249.91で4位。

 10番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人、ジマーマン他。冒頭の4Tで転倒。連続ジャンプの予定だった。しかし次を4T+2Tにしてリカバリー。間にオーバーターン。3Lzは全ジャッジが加点。3A++2A+SEQは全ジャッジが加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqは独特な動きが多用され、加点3〜5、最後のCCoSpも加点3〜4。1.1倍になる3Aも成功、全ジャッジが加点3〜4。3T+1Eu+3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Fは!マーク。ChSqは片手側転、バタフライなど面目躍如。全ジャッジが加点4。技術点3番目の85.97、演技構成点最高の89.05、転倒の減点1、合計174.02でフリー2位、総合259.15で2位。ファイナル確定。
 11番滑走で友野(26)。曲は「Butterfly」他。振付はローリ・ニコル。前半はよかった。冒頭の4T+2Tは全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Tも決め全ジャッジが加点2〜3。しかし4Sが2Sとパンク。3Loは全ジャッジが加点1〜3。FCSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜4。ChSqはGOE+0.86。しかし1.1倍になる3Aで転倒。3連続の予定だった。解説の町田が「傷めている右足は3Aのとき振り上げるので影響が大きい」。3F+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点。二つ目の3Aでリカバリーを狙ったが1Aとパンク。CSSpはレベル3。最後のCCoSpはレベル1。技術点8番目の65.98、演技構成点3番目の82.65、転倒の減点1、合計147.63でフリー7位、総合238.41で6位。
 最終滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。黒い衣装の背中に銀色の牛の頭部。どうしたのか。解説の町田も「ずっと見てきたが最もミスの多い演技」。冒頭で4Fの予定が2Fのダウングレードでステップアウト。続く4Sもステップアウト。4T+3Tはきれいに決まり、全ジャッジが加点3〜4。立ち直るかと思ったが、3Aもステップアウト。3連続の予定だった。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqはフラメンコを表現して全ジャッジが加点3〜4。1.1倍になるソロの3Tは全ジャッジが加点3。3F+2Tは全ジャッジが加点だが予定では第2は3Loだった。ChSqはGOE+1.43。技術点5番目の75.73、演技構成点2番目の83.39、合計159.12でフリー5位、総合263.09で優勝。ファイナル確定したが、笑顔なし。試合後のインタビューでは「うまく言葉にできない」と言っていた。

 <女子シングル>12人エントリー。日本からは松生、三原、吉田。地元フィンランドからはペルコネン、ユルキネン。その他ソーングレン、ペトロキナなど。11/5にヘンドリクスとレヴィトが欠場、代わりにグトマンなど参加。テレ朝地上波は日本人3人とグトマン、エヴァハート、ペトロキナを放送。解説は荒川、実況は角沢アナ。後日、テレ朝チャンネルで他の選手を見た。
 1番滑走でユン・アソン(韓。17)。後日見た。2022年世界ジュニア4位。今季CSネペラ記念優勝。曲は映画「オッペンハイマー」より「Can You Hear the Music」他。振付は不明。冒頭の3Lz+3Tは第1に!マーク。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ2。スピン二つとStSqはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Fは成功、全ジャッジが加点。LSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点4番目の35.95、演技構成点9番目の27.21、合計63.16でSP5位。
 4番滑走で松生(20)。今季スケートカナダ2位。曲は「Ain't We Got Fun」。振付は佐藤紀子。衣装はピンクにたくさんの細かいビーズ。冒頭の2Aはきれいに流れ、全ジャッジが加点2〜3。続く3Fからの連続ジャンプの予定が!マークとqマークで転倒。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lzに3Tを付け、マークなしの見事なリカバリー。全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル3だが全ジャッジが加点3〜4。技術点5番目の35.41、演技構成点4番目の30.41、転倒の減点1、合計64.82でSP4位。試合後のインタビューで「ものすごく緊張した」と言っていたが、スケーティングはきれいだった。
 5番滑走でエヴァハート(米。18)。今季仏杯5位。曲はアイリッシュ・ダンス曲「Reel Around the Sun」。振付はシェイリン・ボーン他。衣装は深緑。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tは加点2〜3。続く2Aも加点2〜3。スピン三つはレベル4.うち二つは加点2〜3。1.1倍になる3Lzもしっかり成功、加点2〜3。最後のStSqはレベル3だが、リバーダンスのステップを軽快に踏み、加点2〜3。技術点最高の36.63、演技構成点5番目の29.65、合計66.28でSP3位。

 6番滑走で地元ユルキネン(フィン。17)。後日見た。一昨季国内シニア初優勝、欧州選手権7位。昨季記録なし。今季CSニース・コートダジュール杯4位。曲は「Start a War」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。続く2Aは成功、ほぼ全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4。1.1倍になる3Loはqマークでこらえた。StSqとCCoSpはレベル3。大きなミスはなく滑り終え、笑顔。昨季の記録がないので、ケガ明けの復帰なのかも。技術点8番目の29.07、演技構成点11番目の26.23、合計55.3でSP9位。
 7番滑走でソーングレン(米。18)。後日見た。今季NHK杯9位。曲は「The Windmills of Your Mind」。振付はサンドラ・ベジック。冒頭の3Lzは低く、アンダーローテーションで転倒。2Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpと最後のCCoSpは加点2〜5。1.1倍になる3F+3Tはいずれもアンダーローテーション。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点7番目の29.25、演技構成点6番目の29.12、転倒の減点1、合計57.37でSP8位。
 8番滑走でグトマン(伊。22)。170cmの長身。今季NHK杯6位。曲は「Squid Game(イカゲーム)」他。振付はランビエール他。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tは成功。続く2Aも決める。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqはオフバランスの動きがたくさんあり、加点2〜3。1.1倍になる3Lzは加点2〜3。最後のCCoSpはレベル3で加点ほぼ2〜3。技術点2番目の36.14、演技構成点も2番目の30.92、合計67.06は自己ベスト更新でSP2位。

 10番滑走でペトロキナ(エスト。20)。今季NHK杯10位。曲は「Soldier」。振付はマーク・ピレイ。衣装は赤。痛恨の1Lz。冒頭の2Aは全ジャッジが加点1〜3。続く3F+2Tは第1にqマーク。予定では3F+3Tだった。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpとStSqは加点2〜3。1.1倍になる3Lzの予定がパンクして1Lzになり無得点。FCSpはレベル2と取りこぼしたが全ジャッジが加点2〜3。技術点12番目の24.66、演技構成点7番目の29.1、合計53.76でSP11位とまさかの出遅れ。
 11番滑走で三原(25)。今季仏杯7位。曲は「Grief」。振付はミーシャ・ジー。やはりまだ全体にスピードがない。右足首は痛むのかも。冒頭の3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点。予定では第2は3Tだった。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。しかし、1.1倍になる3Fの予定が2Fになり、無得点。仏杯と同じミス。技術点9番目の28.97、演技構成点4番目の30.59、合計59.56でSP6位。
 最終滑走で吉田(19)。今季スケートカナダ3位。曲は「Temen Oblak -Dark Clouds」。振付はブノワ・リショー。衣装は明るい水色。冒頭の2Aは幅があり、全ジャッジが加点2〜3。続く3Lz+3Tは第2がqマーク。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqと最後のCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Loはきれいに成功。技術点3番目の36.1、演技構成点最高の31.77、合計67.87は自己ベスト更新でSP1位。

 フリー。テレ朝地上波は後半の6人を放送。
 7番滑走で三原(25)。曲は「恋のアランフェス(レッド・ヴァイオリン)」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の3Lz+3Tは第1がqマーク、第2はアンダーローテーションで両足。3Fは全ジャッジが加点。次は3Sの予定か2Sに。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。3Loはステップアウト。1.1倍になる2A+2A+SEQは第2にqマーク。2F+2T+2Loは、予定では第1は3Fだった。第3にqマーク。ソロの3Lzもqマーク。ChSqはGOE+1.07。全体的に伸び伸び滑れていないので、曲想表現も不十分。技術点9番目の55.4、演技構成点5番目の59.78、合計115.18でフリー8位、総合174.74で8位。
 8番滑走でSP5位ユン・アソン(韓。17)。2年ぶりのGPシリーズとのこと。曲は「シェヘラザード」。振付は不明。衣装は水色。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク。続く3Loと3Sは全ジャッジが加点2〜3。2Aは全ジャッジが加点2。ChSqはGOE+0.57。1.1倍になる3F+2A+SEQは成功。しかし次が1Lzにパンクして!マークも。3F+2T+2Loはほぼ全ジャッジが加点。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の65.89、演技構成点7番目の58.63、合計124.52でフリー6位、総合187.68で5位。
 9番滑走で松生(20)。曲は「Lux Aeterna」。振付はローリ・ニコル。衣装は白系でビーズがたくさん。3F+2A+SEQ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Loはは加点2〜3。3L+3T+2Tも加点ほぼ2〜3。振りも加点2〜3。ChSqはGOE+1.07。ソロの2Aも全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSp3〜4、最後のLSpは加点2〜5。1.1倍になる3Lz+2Tは加点1〜3。3F+2A+SEQは第1がqマーク。最後のジャンプは3Sの予定が2Sに。StSqはレベル3だが加点ほぼ3〜4。技術点最高の70.85、演技構成点も最高の64.53、時間超過の減点1、合計134.38でフリー1位、総合199.2で2位。

 10番滑走でエヴァハート(米。18)。曲は「火の鳥」。振付はカナエワ他。衣装は赤。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点2〜3。2A+3Tはほぼ全ジャッジが加点。3Fはqマーク。3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点。CCoSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Loはqマーク。3Lz+2T+2Loは第1にqマーク。3Sにもqマークでステップアウト。ChSqはGOE+0.71。技術点7番目の65.27、演技構成点6番目の59.62、合計124.89でフリー5位、総合191.17で4位。
 11番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。冒頭3Lz+1Eu+3S成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く3T+2A+SEQも全ジャッジが加点2〜3。3Fはオーバーターン。3S+2Tは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.07。ソロの2Aはqマーク。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点いずれも2〜3。1.1倍になる3Lzも全ジャッジが加点2〜3。3Loはqマーク。技術点3番目の67.76、演技構成点2番目の63.67、合計131.43は自己ベスト更新でフリー3位、総合198.49で3位。
 最終滑走で吉田(19)。曲は「苦悩する地球人からのSOS」。振付はローリ・ニコル。衣装は紺地に星なのか銀のラメ。冒頭の3Aはアンダーローテーションで転倒。3Fは!マーク。2A+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3Loはqマーク。ChSqはGOE+1.14。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqと最後のSSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Lzは全ジャッジが加点2〜3。3S+2A+2T+SEQも成功。技術点2番目の69.1、演技構成点32番目の63.49、合計131.58でフリー2位、総合199.46で優勝。2位とは0.26差。ファイナルへ。

フィギュアスケート (2024.11/8,9,13,)

NHK杯 (2024.11/7〜10 代々木) GPシリーズ第4戦

 <男子シングル>12人エントリー。日本からは鍵山、三浦、壷井。その他ジェイソン・ブラウン、樋渡、リッツォ、グラスル、リトヴィンツェフ、ハガラなど。11/4にゴゴレフ欠場、トルガシェフ参戦。解説は、本田武史。
 1番滑走で樋渡(米。24)。昨季全米8位、四大陸11位。今季CSクランベリー杯11位。曲は「Super bad」。振付はマーク・ピレイ。拠点を京都に移した。冒頭で4Tがアンダーローテーションで片手軽くタッチ。3Aは成功。FCSpとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tも決める。あと二つのスピンはレベル3。技術点11番目の38.8、演技構成点も11番目の35.79、合計74.59でSP11位。
 2番滑走で壷井(21)。昨季スケアメ8位、NHK杯9位。全日本7位。今季チャレンジ杯2位、アジアン・オープン5位。曲は「En Aranjuez Con Tu Amor」。振付は川越。昨季SPでミスが多かったので、曲は継続だがジャンプの配置を変え、StSq等にも手を入れたとのこと。すばらしい出来。冒頭の4Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く3Aも成功、全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。終わったとき、ガッツポーズ。技術点3番目の48.47、演技構成点8番目の36.55、合計85.02自己ベスト更新でSP3位。

 4番滑走でトルガシェフ(米。23)。今季仏杯3位。曲は「継続の「L'enfer」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4Tは成功。3Aは全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqはよく音楽に合っていて加点2〜4。1.1倍になる3F+3Tは間にオーバーターンが入ったが、こらえて第2を付けた。技術点4番目の45.7、演技構成点6番目の38.66、合計84.36でSP4位。

 6番滑走でグラスル(伊。22)。昨季ドーピング違反で全休。今季CSネペラ記念優勝。曲はショパン「ノクターン」。振付はブノワ・リショー。冒頭、要素でない所で転倒。すぐ起き上がって短い助走で4Loを下りたがアンダーローテーション。解説の本田が「転倒後すぐ立ち直って4Loをよく下りたが、助走が足りず高さが十分でなかった」。続く3Lz+3Tは成功。3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点で最後のCCoSpは加点ほぼ2〜4。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点6番目の44.64、演技構成点5番目の39.37、転倒の減点1、合計83.01でSP5位。
 7番滑走でジェイソン・ブラウン(米。29)。今季スケートカナダ8位。曲は「ターザン:The Legend of Tarzan」より。振付はロヒーン・ワード。冒頭の3Fはきれいに成功、全ジャッジが加点3〜5。3Aはアンダーローテーションでステップアウト。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、CCSpは加点ほぼ2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がqマークで転倒。最後のCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。技術点12番目の35.79、演技構成点3番目の42.29、転倒の減点1、合計77.08でSP10位。
 8番滑走でリトヴィンツェフ(アゼ。23)。今季スケートカナダ5位。曲は「Games of Thrones」メドレー。振付はミハイロフ。冒頭の4Tは成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3F+3Tも成功、全ジャッジが加点。StSqはレベル3。最後のCCoSpは何か間違えたらしく、レベル2。終わったとき反省していた。技術点5番目の45.53、演技構成点9番目の36.32、合計81.85でSP6位。この時点でまだ壷井が1位。

 10番滑走で鍵山(21)。昨季四大陸金メダル、世界選手権銀メダル。今季CSロンバルディア杯2位。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。初めやや硬かったがすばらしい。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の4Sは加点ほぼ4。続く4T+3Tも加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点3〜5。1.1倍になる3Aは加点2〜4。終わったときブイサインも。技術点最高の5.41、演技構成点も最高の46.29、合計105.7でSP1位。試合後のインタビューでは「自己ベストの108点をめざしていた。スピンのGOEはもっと伸ばせる」と言っていた。
 11番滑走でリッツォ(伊。26)。昨季欧州選手権銅メダル。今年3月に股関節の手術。曲は継続の「Two Men In Love」。振付はスカリ。冒頭の4Loはアンダーローテーションで転倒。続く3Lz+3Tは成功、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜3。1.1倍になる3Aも決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点8番目の42.87、演技構成点4番目の39.92、転倒の減点1、合計81.79でSP7位。
 最終滑走で三浦(19)。今季スケートアメリカ3位。曲は「Conquest of Spaces」。振付はブノワ・リショー。古傷はまだ完治していないが、解説の本田が前日会ったときは「SPは気合で行けます」と言っていたという。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4S+3T成功、加点ほぼ3〜4。続く3Aも加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点2〜5。1.1倍になるところで4Tを決め、加点2〜4。公式練習では4Sは転倒もし、4Tも不調だったらしいが、本番に強い。技術点2番目の58.33、演技構成点も2番目の44.63、合計102.96は自己ベスト更新でSP2位。念願のSP100点越えで、キスアンドクライでコはーチともども大喜び。

 フリー。 2番滑走で樋渡(米。24)。曲は「Jimmys Tux」他。振付はバトル。ほぼノーミスだった。冒頭の4T+3Tは第1がアンダーローテーション。続く3Lzは全ジャッジが加点1〜3、3Aも成功。3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4。ChSqはGOE+0.43。1.1倍になる3A+2A+SEQと3Lz+1Eu+3Fを決めた。3Loは全ジャッジが加点・StSqとCCoSpはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは生き生きと動き、得意のバレエジャンプも高さがあり、ほぼ加点2〜3。技術点6番目の80.99、演技構成点9番目の70.8、合計151.79でフリー7位、総合226.38で8位。キスアンドクライでは日本語で「ありがとう」。
 3番滑走でジェイソン・ブラウン(米。29)。曲は「Spiegel im Spiegel」。振付はロヒーン・ワード。アクセル系のジャンプが不調。冒頭の3Aからの連続ジャンプの予定がソロの2Aに。続くソロの3Aの予定が1Aに。3Lzは全ジャッジが加点全ジャッジが加点ほぼ3〜4。3Sも全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点3以上。うちStSqは加点4〜5、FCCoSpは加点4。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。しかし3F+3Tはいずれもアンダーローテーション。ChSqはGOE+2.21。3Lo+2Tも両方ともアンダーローテーション。解説の本田が「こういう静かな曲1曲で滑り切るのは難しい」。技術点10番目の65.77、演技構成点2番目の86.24、合計152.01でフリー6位、総合229.09で7位。ジェイソンも日本語で「ありがとう」と言っていた。
 6番滑走でリッツォ(伊。26)。曲は継続の「Fix You」。振付はラノッテ。よかった。冒頭の4Loはアンダーローテーションで両足だったが、とにかく転ばず下りた。3A+2A+SEQはきれいに決め、全ジャッジが加点2〜3。3F+1Eu+3Sも全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは観客を巻き込み、手拍子に乗って加点2〜4。1.1倍になる3A、3Lz、3Loはいずれも全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.29。CCSpはレベル3。終わったとき、観客も立って祝福。技術点4番目の82.48、演技構成点3番目の82.29、合計164.77でフリー4位、総合246.56で5位。4位とは0.02差。

 8番滑走でグラスル(伊。22)。曲は「Electricity」他。振付・コーチともドゥ・ベルナルディス。衣装はただの白いティーシャツに見えたが銀のラインが背中に縦1本入っていた。すごかった。4回転3本成功。冒頭で4Lz成功。続く4Loと4Sも決め、4Loは全ジャッジが加点1〜3。続く3A+3Tもこらえて決める。ChSqはGOE+0.86。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQも成功。3Lo+3Tはさすがに疲れたのか第2がアンダーローテーションで両足。スピン二つはレベル3。うち最後のCSSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Lzも決めた。StSqとCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜3。技術点2番目の101.66、演技構成点5番目の80.18、合計181.84でフリー2位、総合264.85で2位。回転不足がなければ優勝したかも。
 9番滑走でトルガシェフ(米。23)。曲は「シェヘラザード」。振付はカナエワ。衣装の上衣は白に金の縁取り、ベルトも金。よかった。冒頭の4Tはアンダーローテーションだが下りた。3Fと3Loは全ジャッジが加点2〜3。3Aはアンダーローテーション。StSqはよく音楽を表現して大きく動き、レベル4に全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。うちCCSpは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3A+2A+SEQと3Lz+1Eu+3Sを決め、全ジャッジが加点。うち3連続は加点1〜3。3F+3Tも予定通り決めた。ChSqはGOE+1.43。最後のCCoSpはレベル4に全ジャッジが加点2〜3。終わったとき満面の笑み。技術点5番目の81.97、演技構成点4番目の80.25、合計162.22は自己ベスト更新でフリー5位、総合246.58も自己ベスト更新で4位。5位とは0.02差。

 10番滑走で壷井(21)。曲は「道化師」。振付はスカリ。衣装は黒地にダイヤのマーク。今まで見た中で一番よかった。冒頭で4S+3T、ソロの4Sを成功、全ジャッジが加点。うち連続ジャンプは加点ほぼ2〜3、ソロの方は加点ほぼ3。3Aはアンダーローテーション。FSSpとStSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。3A+1Eu+3Sは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2Tとソロの3Loも全ジャッジが加点。うち3Loは加点ほぼ2〜3。あと二つのスピンはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.0。最後の3Fも決める。終わったとき大喜び。技術点3番目の89.28、演技構成点7番目の77.22、合計166.5は自己ベスト更新でフリー3位、総合251.51でも自己ベスト更新3位。GPシリーズ初の表彰台。試合後のインタビューで「全部出し切れた」と言っていた。
 11番滑走で三浦(19)。曲は「シェルブールの雨傘」。振付はシェイリン・ボーン。怪我のせいかジャンプが絶不調。冒頭は4Loの予定だったがスケートアメリカと同じく3Aに変更、こらえた。続く4Sの予定がきれいな3Sになり全ジャッジが加点1〜3。4Tはqマークで転倒。軸も斜めだった。スピン二つはレベル4.うちFCSpは全ジャッジが加点1〜3。次は3Aからの3連続の予定がソロの2Aに。1.1倍になるところで4Tからの連続ジャンプのリカバリーをめざしたが、転倒して繰り返しの違反に。それでも3A+2A+2A+SEQを跳んできたものの、第2にqマーク。また前半に2Aをひとつ跳んでいるので第3が三つ目の2Aのため無得点。ChSqはGOE+0.5。3F+3Loも何とか下りた。解説の本田は「跳び急いでいるようだ」と言う。CSSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。技術点11番目の6.16、演技構成点6番目の78.26、転倒の減点2、合計137.42でフリー11位、総合240.38で6位。
 最終滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。解説の本田が「朝の練習ではステップアウトも多かった」。冒頭の4Fで転倒。しかしその後は立ち直り、2本目の4T以外の全要素に全ジャッジが加点2以上。4Sは加点3〜5。4T+3Tは加点3〜4。3A+1Eu+3Sは加点3。FSSpとStSqはレベル4。うちStSqは曲想をよく表現して加点4〜5。1.1倍になる2本目の3Tはこらえた。ソロの3Aは加点3〜4。3F+3Loも加点2〜4。ChSqはGOE+1.71。あと二つのスピンはレベル3で加点2〜3。技術点最高の105.25、演技構成点も最高の90.14、転倒の減点1、合計194.39でフリーも1位、総合300.09で優勝。表彰式では、なんと宮原がメダルを授与していた。

 <女子シングル>12人エントリー。日本からは坂本、千葉、青木。その他アリサ・リウ、テネル、ソーングレン、キム・イェリム、ウィ・ソヨン、ペトロキナなど。イ・ヘインは規律違反による出場停止。NHK解説は、これが初めての宮原知子、実況は小宮山アナ。
 1番滑走でアリサ・リウ(米。19)。今季スケートカナダ6位。曲は「Promise」。振付はスカリ。冒頭の3F+3Tは第1がqマーク、第2がアンダーローテーション。3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4。うちFCSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lzは全ジャッジが加点1〜3。StSqとLSpはレベル3たが全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜4。技術点5番目の33.68、演技構成点も5番目の31.35、合計65.03でSP4位。
 2番滑走で青木(22)。今季スケートアメリカ7位。曲は「アディオス・ノニーノ」。振付はミーシャ・ジー。衣装は濃い赤。ノーミスの素晴らしい演技。昨季のこの大会で引退を考え直すきっかけになった、と語る。冒頭の3Lz+3Loは第1がアンダーローテーション。続く2Aは下りた後も美しく流れ、全ジャッジが加点2〜4。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Fも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはタンゴらしく滑り、レベル3だが全ジャッジが加点3〜4。技術点3番目の36.89、演技構成点2番目の32.89、合計69.78でSP3位。

 3番滑走でウィ・ソヨン(韓。18)。4年連続のNHK杯。昨季NHK杯10位、四大陸5位。今季スケカナ11位。曲は「Viejos Aires」。振付はシン・イェジ。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。続く2Aも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4.うち最後のSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loも成功、全ジャッジが加点1〜3。CCoSpとStSqはレベル3。うちCCoSpはVマーク。回転不足がないのが強み。技術点4番目の33.82、演技構成点12番目の27.61、合計61.43でSP7位。
 4番滑走でテネル(米。26)。今季スケートアメリカ5位。曲は「Lord of the Dance Medley」。振付はブノワ・リショー。衣装は緑を基調。冒頭の3Lz+3Tは第1にqマーク、第2はダウングレード。続く2Aは全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSp加点ほぼ3〜4、LSpも加点ほぼ3。1.1倍になる3Loは成功、全ジャッジが加点1〜3。FSSpはレベル2。苦労したというStSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。もう少しアイリッシュ・ダンスらしさを出してほしい。全体にスケートアメリカより演技全体にまとまりが出てきた。技術点8番目の29.79、演技構成点4番目の32.26、合計62.05でSP5位。
 6番滑走でグトマン(伊。22)。昨季フィンランド大会7位、国内2位、欧州選手権10位。今季CSロンバルディア杯9位。曲は「Squid Game」他。振付はランビエール他。衣装にはゲームのキャラクターを表わすピンクをあしらう。冒頭の3T+3Tは全ジャッジが加点2〜4。続く2Aはアンダーローテーション。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち二つは加点1〜3。1.1倍になる3Lzは!マークとアンダーローテーションも。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。技術点6番目の30.87、演技構成点6番目の30.64、合計61.43でSP6位。

 10番滑走で千葉(19)。昨季四大陸金メダル、世界選手権7位。今季CSネーベルホルン杯4位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。衣装はピンクに金。今季のテーマは「はじける」。冒頭の3Lz+3Tは第1に!マーク。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpとStSqは加点2〜4。1.1倍になる3Fはほぼ全ジャッジが加点1〜4。このあたりから笑顔が自然な感じになった。技術点2番目の39.01、演技構成点3番目の32.68、合計71.69でSP2位。
 最終滑走で坂本(24)。今季スケートカナダ優勝。曲は「ピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはスピードも幅もすばらしく、加点ほぼ4〜5。続く3Lzはマークがつきやすいので、力を入れて練習してきたという通り、マークなしで加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4で。うちStSqは加点ほぼ4〜5、最後のLSpは加点3〜5。技術点最高の42.25、演技構成点も最高の36.68、合計78.93でSP1位。

 フリー。 7番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。なかなかよかった。冒頭で3Lz+1Eu+3Sと3T+2A+SEQを決め、いずれも全ジャッジが加点2〜3。次の3Fの予定が2Fになったが、全ジャッジが加点1〜3。続けて3S+2Tも全ジャッジが加点。連続ジャンプは全て成功。ChSqはGOE+0.93。2Aはやや疲れたのかアンダーローテーション。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lzの予定が2Lzになり、!マーク。3Loは決める。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜4。最後のFCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点。技術点6番目の56.69、演技構成点も6番目の62.08、合計118.77でフリーも6位、総合180.28で6位。
 8番滑走でテネル(米。26)。曲は「トゥーランドット」より「Nessun Dorma」。振付はブノワ・リショー。ジャンプの回転はまだまだだが、スケートアメリカよりプログラムが深化してきた。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点2〜3。3Lo+2A+SEQも全ジャッジが加点2〜3。3Fは!マークでアンダーローテーション。3Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点ほぼ4〜5、CCSpも加点1〜4。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。しかし1.1倍になるソロの2Aで転倒。連続ジャンプの予定だった。3Lz+2T+2Loは第1がアンダーローテーション。3Loは成功全ジャッジが加点。連続ジャンプのリカバリーはなし。ChSqはスパイラルなど行い、GOE+1.71。技術点3番目の62.93、演技構成点4番目の66.27、転倒の減点1、合計128.2でフリー3位、総合190.25で5位。
 9番滑走でアリサ・リウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金色。楽しそうに滑っていた。冒頭の3Fは成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。2Aは全ジャッジが加点2〜3。CCoSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Loも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Lz+1Eu+3Sは第3がアンダーローテーション。つづく3F+2Tは第1がアンダーローテーション。2Aは成功。あと二つはスピンは疲れたのかレベル2、うち最後のLSpは加点2〜3。ChSqはGOE+0.64。技術点4番目の61.45、演技構成点5番目の64.27、合計125.72でフリーも4位、総合190.75で4位。

 10番滑走で青木(22)。曲は「Popsical」。振付はミーシャ・ジー。衣装はピンク地に花の飾り。冒頭の3Lz+3Loは第2がqマーク。3Tはアンダーローテーション。3Sと2Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqと最後のLSpは加点3〜4。1.1倍になる2A+1Eu+3Fは第1がアンダーローテーション、第3がダウングレード。3Lz+2Aはいずれもアンダーローテーション。3Fはqマーク。ChSqはスパイラルなど行い、GOE+1.64。出迎えた中庭コーチが「まだ伸びしろがある」。技術点5番目の58.25、演技構成点3番目の67.04、合計125.29でフリー5位、総合195.07は自己ベスト更新で3位。キスアンドクライで順位を見ると涙。
 11番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。衣装は赤。冒頭の3F+3Tは第1がqマーク。3S、3Lo、2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.5。スピン三つはレベル4全ジャッジが加点。うちLSpは加点3〜5、最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは全ジャッジが加点ほぼ3。3Lz+2T+2Loは第1が!マークとアンダーローテーション。3Fにもqマーク。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。技術点2番目の71.62、演技構成点も2番目の69.23、合計140.85でフリーも2位、総合212.54で2位。
 最終滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。ソロの3F以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点4〜5。3Lzは加点3〜4。新しい3連続2A+1Eu+3Sは加点ほぼ4〜5・スビン三つはレベル4。うち最後のFCCoSpは加点2〜4。3F+3Tは加点2〜4。StSqはレベル3だが加点21.1倍になる3Lz+2Tは加点2〜4。ChSqは加点3〜5。3Fはアンダーローテーション。3Loは加点ほぼ3〜4。技術点最高の76.75、演技構成点も最高の76.2、合計152.95でフリーも1位、総合231.88で優勝。GPポイント30としてファイナル進出。NHK杯日本人表彰台独占は、2008年の浅田真央、鈴木明子、中野ゆかり以来とのこと。

フィギュアスケート (2024.11/2、3、025.3/8,10,14)

フランス杯 (2024.10/31〜11/3 アンジェ) GPシリーズ第3戦

 <女子シングル>12人エントリー。日本からは樋口、三原、住吉。地元フランスからはセルナ、シルト他。その他ピンザローネ(ベル)、グバノワ(ジョ)、キム・チェヨン(韓)、グレン(米)、カイザー(スイス)など。ヘンドリクス(ベル)は10/17欠場発表。代わりにエヴァハート(米)出場。テレ朝地上波では、日本人3人とグレン、ピンザローネ、キムの6人を放送。解説は八木沼、実況は斉藤アナ。後日、テレ朝チャンネルで他の選手を見た。
 2番滑走で樋口(23)。今季スケートアメリカ優勝。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。衣装は緑を基調。冒頭の2Aは幅も流れもあり、全ジャッジが加点3〜4。続く3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは大きく動けてよく曲を表現し加点3〜4。1.1倍になる3Fは!マークとqマーク。技術点5番目の34.1、演技構成点3番目の32.88、合計66.98でSP3位。4位とは0.03の僅差。実況では「この試合3位以上でファイナル進出」という。試合後のインタビューでは「順位は気にせず、ジャンプの回転不足をとられたので、そこを見直したい」ようなことを答えていた。
 3番滑走でエヴァハート(米。17)。後日見た。昨季全米シニア4位。今季CSクランベリー杯優勝、CSロンバルディア杯2位。曲は「Reel Around the Sun」。振付はシェイリン・ボーン他。衣装は濃い深緑で前身頃にビーズがたくさん。冒頭の3T+3Tはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。続く2Aも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4。うちCCoSpはほぼ全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lzも決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。LSpとStSqはレベル3だが全ジャッジが加点。うち最後のStSqはアイリッシュダンスのリズムに乗り、加点2〜4。技術点3番目の36.26、演技構成点6番目の30.69、合計66.95でSP4位。
 5番滑走で住吉(21)。昨季ファイナル6位、全日本10位。今季タリン・ホテル杯優勝。曲はフランス映画より「Concerto pour la fin d'un amour -Final」。振付はミーシャ・ジー。冒頭の2Aはふんわり軽く決まり、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。続く3Lz+3Tも決め、全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4、LSpは加点2〜4。しかし、1.1倍になる3Fがアンダーローテーションで転倒。最後のCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜4。技術点4番目の35.07、演技構成点も4番目の31.81、合計66.88でSP5位。試合後のインタビューでは「体がよく動いて思い通りにできている」とのこと。

 6番滑走でカイザー(スイス。20)。後日見た。今季スケートアメリカ8位。曲は「Me And The Devil」。振付はシン・イェジ。冒頭の3Lz+2Tは全ジャッジが加点。予定では第2は3Tだった。続く2Aは全ジャッジが加点1〜3。FSSpはレベル4で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Fも成功、ほぼ全ジャッジが加点。StSqはなぜかレベル2でほぼ全ジャッジが加点。あと二つのスピンはレベル3。うちCCoSpはGOE-5〜0で取りこぼし。技術点7番目の30.48、演技構成点11番目の27.87、合計58.35でSP8位。フリー9位、総合9位。
 8番滑走で三原(25)。昨季全日本5位、四大陸7位。今季アジアン・オープン3位。曲は「GRIEF」。振付はミーシャ・ジー。目元のラメ化粧は涙らしい。衣装は青が基調。昨年傷めた右足首はまだ完治していないと紹介。冒頭の3Lz+3Tは第1が!マーク、第2がqマーク。続く2Aはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4、スピン二つは加点2〜4。しかし、1.1倍になるところで2Fになり、無得点。これが痛かった。技術点8番目の29.58、演技構成点5番目の31.54、合計61.12でSP7位。
 9番滑走でグレン(米。25)。昨季全米優勝、世界選手権10位。今季CSロンバルディア杯優勝。曲はジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー。自信に満ちた滑りですばらしかった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは高く、円弧の軌道で決め、加点2〜3。続く3F+3Tも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqは加点3〜4、FSSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Loも決め、加点ほぼ3〜4。技術点最高の44.35、演技構成点も最高の33.79、合計78.14は自己ベスト更新でSP1位。得点が出るとキスアンドクライでコーチともども大喜び。本人のコメントとして「いつかこの曲をやりたいと思っていたがこわかった。今やるしかないと懸命に練習した」と紹介されていた。

 10番滑走でピンザローネ(ベル。17)。今季スケートアメリカ9位。曲は「白鳥の湖」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマークでステップアウト。2Aは全ジャッジが加点ほぼ2。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点ほぼ4〜5。1.1倍になる3Loはqマーク。技術点6番目の32.31、演技構成点7番目の30.41、合計62.72でSP6位。
 11番滑走でグバノワ(ジョー。21)。後日見た。昨季欧州選手権銀メダル。世界選手権13位。今季CSロンバルディア杯4位。曲は「Money,Money,Money」。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3F+3Tは第2がqマーク。続く2Aは全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル3。うちFCSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。しかし1.1倍になる3Lzがqマークで転倒。StSqはレベル2で全ジャッジが加点1〜3。最後のSSpはレベル4で全ジャッジが加点。技術点11番目の27.79、演技構成点8番目の29.98、転倒の減点1、合計56.77でSP9位。フリー7位、総合8位。
 最終滑走でキム・チェヨン(韓。17)。昨季四大陸銀メダル、世界選手権銅メダル。今季CSニース・コートダジュール杯優勝。曲は「トロン:レガシー」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点ほぼ3〜4。3Lz+3Tは加点2〜3。スピン二つはレベル4、うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Fも加点2〜3。StSqはなぜかレベル2だが加点ほぼ3。最後のLSpはレベル3で加点ほぼ3〜4。相変わらずずっと無表情で淡々と演技。技術点2番目の37.96、演技構成点も2番目の32.94、合計70.9でSP2位。キスアンドクライでやっとかすかに笑顔。

 フリー。テレ朝地上波では、日本人3人と上位4人の7人を放送。後日、テレ朝チャンネルで他の選手を見た。
 6番滑走で三原(25)。曲は「恋のアランフェス(レッド・ヴァイオリン)」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭は連続3回転の予定を3Lz+2T+2Loの3連続に変更して成功、全ジャッジが加点1〜3。3Fはダウングレードでステップアウト。3Sと2Aは決め全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のFCCoSpは加点2〜3。ChSqはスパイラルなど行い、GOE+0.86。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1がqマークでこらえ、第2がアンダーローテーションでステップアウト。3F+2Tも第1がアンダーローテーション。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後は2Loとなった。それでも「ここで滑れることが嬉しい」と笑顔。技術点10番目の53.35、演技構成点7番目の60.46、合計113.81でフリー8位、総合174.93で7位。試合後のインタビューでは「課題も見つかったし、本当に少しずつ戻ってきているので次に向けて修正していく」と答えていた。

 7番滑走でピンザローネ(ベル。17)。曲は映画「The Handmaid's Tale」より「Escapes Within」他。振付はブノワ・リショー。衣装は朱色一色。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。3Fは成功。3Loも決める。2Aは全ジャッジが加点。FCCoSpはレベル3でVマークだが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lzからの3連続の予定だったが、アンダーローテーションで転倒。それでも3Lo+2A+2T+SEQとしてリカバリー。ただし第1にqマーク。StSqとあと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5。3Sはアンダーローテーションでステップアウト。ChSqはGOE+1.43。終わったとき、すごく悔しそうだった。技術点6番目の59.36、演技構成点5番目の63.59、合計121.95でフリー6位、総合184.67で6位。
 8番滑走で住吉(21)。曲は「アディエマス」より「In Caelum Fero」他。振付はシェイリン・ボーン。植物が育っていく様子を表現しているらしい。冒頭の2A+3Tはきれいで、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。次の4Tは「昨年のこの大会で成功した」ものだが、ダウングレードで両足。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは曲の世界観を表現して加点3〜4。最後のLSpは加点ほぼ3。3Loは全ジャッジが加点、3Sも全ジャッジが加点2〜3。ChSqGOE+1.43。1.1倍になる3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。3連続の予定の3Fはqマークでステップアウト。しかし次を3F+2A+2T+SEQとリカバリー。技術点2番目の68.2、演技構成点3番目の67.33、合計134.47でフリー2位、総合201.35は自己ベスト更新で3位。
 9番滑走でエヴァハート(米。17)。曲は「火の鳥」。振付はカナエワ他。衣装は赤に金の飾り。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点。2A+3Tも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Fは!マーク。3Lo+2A+SEQもほぼ全ジャッジが加点。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。捨てっと最後のFCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loはqマーク。3Lz+2T+2Loは成功、3Sはqマーク。ChSqはGOE+0.79。技術点3番目の68.01、演技構成点5番目の66.27、合計129.99でフリー4位、総合196.94で5位。コーチがマリニンの両親で、一緒に練習しているマリニンからアドバイスをもらうこともあるとのこと。

 10番滑走で樋口(23)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。会心の演技。冒頭の2Aは滑らかな着氷で全ジャッジが加点2〜4。3Lz+3Tは第2にqマーク。3Loは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のSSpは加点2〜3。3Sはqマーク。ChSqはイーグルやスパイラルを行い、GOE+1.14。1.1倍になるところで3Lz+2A+2T+SEQを決め、全ジャッジが加点2〜3。3Lo+2Tも成功、ほぼ全ジャッジが加点2〜3。3Fには!マーク。StSqはレベル3だが、解説の八木沼は「スケートアメリカの時より表現が深まっている」と賞賛、より大きく全身を使って動き、全ジャッジが加点3〜4。最後のSSpの両手を上げたポーズのまま氷にすわり、こぶしを握りしめた。技術点最高の70.53、演技構成点も最高の68.57、合計139.1でフリー1位、総合206.08で2位。これでGPポイント28として7年ぶりのファイナル進出決定。
 11番滑走でキム・チェヨン(韓。17)。曲は「Whisperers from the Heart」。振付はシン・イェジ。痛恨の転倒。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3Loはqマーク。3F+2T+2Loは決める。3Sは全ジャッジが加点ほぼ2。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点3〜4、FCCoSpも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+3Tの第2がダウングレードで転倒。3Lz+2A+SEQは第2がアンダーローテーション。3Fには!マークとqマークが付き、後半のジャンプで得点稼げず。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点3〜4。ChSqはGOE+1.21。技術点63.04、演技構成点4番目の67.05、転倒の減点1、合計123.09でフリー5位、総合199.99で4位。
 最終滑走でグレン(米。25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。フリーは「海の人魚のようなふわふわしたものを表現」しているらしい。冒頭の3Aは回ったがステップアウトし片手つき。続く3F+3Tは全ジャッジが加点3〜4、3Lz+2Tも決める。3Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。しかしソロの3Fで転倒。CCoSpとStSqはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。3Loも珍しく片手付き。ChSqはGOE+1.29。技術点4番目の65.97、演技構成点2番目の67.33、転倒の減点1、合計132.3でフリー3位、総合210.22で初優勝。総合順位がわかった途端コーチとも大はしゃぎ。「こんなに長くスケートを続けるとは思っていなかった。この上昇気流に乗っている間はやめない」と語ったそうだ。

 <男子シングル>12人エントリー。日本からは島田、友野。地元フランスからはシャオイムファ、ピトー、エコノミド。その他ボーヤン・ジン、メモラ、シャイドロフ、プルキネン、ブリッチギーなど。テレ朝地上波では、日本人2人とジン、セレフコ、シャオイムファの5人を放送。解説は無良、実況は角沢アナ。後日、テレ朝チャンネルで他の選手を見た。
 1番滑走でトルガシェフ(米。23)。後日見た。昨季全米5位。四大陸8位。今季CSクランベリー杯5位、CSネーベルホルン杯9位。曲は継続の「L'enfer」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4T成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4。うちCCSpは全ジャッジが加点。1.1倍になる3F+3Tはこらえる。FSSpとStSqはレベル3。うちStSqはほぼ全ジャッジが加点2〜4。技術点2番目の45.61、演技構成点36.93、転倒の減点1、合計81.54でSP4位。
 3番滑走で島田(23)。今季スケートアメリカ6位。曲は「Can't Take My Eyes Off You」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4Tは成功、全ジャッジが加点。続く3Aも決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpはほぼ全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは転倒。解説の無良は「3Tはもう少し後ろへ跳べれば立てた」。StSqはレベル3だが笑顔で大きく踊って全ジャッジが加点1〜3。技術点4番目の43.41、演技構成点6番目の38.01、転倒の減点1、合計80.42でSP5位。

 5番滑走でジン(中。27)。昨季四大陸5位、世界選手権39位。今季初の試合。曲は「Fought & Lost」。振付はジョイ・ラッセル。冒頭の4Tはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3Aも全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点最高の49.35、演技構成点5番目の38.77、合計88.12でSP1位。しかしフリーなんと11位で総合8位。
 6番滑走でA.セレフコ(エスト。23)。昨季欧州選手権銀メダル、世界選手権11位。今季CSロンバルディア杯9位。曲は「Why'd you lie?」。振付はシニツィン。冒頭の4Tは片手つき。3Aは力いっぱい回り、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tも成功、ほぼ全ジャッジが加点。StSqと最後のCCoSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。技術点3番目の44.94、演技構成点最高の40.79、合計85.73でSP2位。こちらもフリー7位で総合7位。

 8番滑走で友野(26)。昨季スケカナ、中国杯とも4位、全日本6位。今季チャレンジ杯3位。曲は「Tshegue」他。振付はシェイリン・ボーン。衣装の上衣は原色がキラキラ鮮やか。「3週間前に右足股関節を傷めた」とのこと。冒頭の4Tはステップアウト。しかし続く4S+2Tは決めほぼ全ジャッジが加点。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは風変わりな曲によく合っていて、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。解説の無良は「自分ならこんなふうにできない」。1.1倍になる3Aも成功、全ジャッジが加点2〜3。CSSpはレベル4。最後のCCoSpは疲れたのかレベル2。技術点6番目の42.89、演技構成点2番目の40.56、合計83.45でSP3位。
 9番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。後日見た。昨季四大陸6位、世界選手権14位。今季CSデニス・テン記念優勝。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。いきなり4Lzがqマークで転倒。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。FCSpはレベル3。1.1倍になるところで4T+3Tを決める。StSqはレベル2。CSSpはレベル1。最後のCCoSpはレベル4。技術点5番目の43.06、演技構成点9番目の37.83、転倒の減点1、合計79.89でSP6位。

 10番滑走でメモラ(伊。21)。後日見た。昨季国内初優勝、欧州選手権10位、世界選手権9位。今季CSネペラ杯2位。曲は「ミッションインポッシブル2」より「Nyah」。振付はジョルダーニ他。冒頭の4Lzは途中でほどいた。3Lzとなりeマークも。3Aはほぼ全ジャッジが加点。スピン二つとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。FSSpはバランスをくずして無得点。技術点10番目の32.14、演技構成点11番目の36.57、合計68.71でSP10位。
 11番滑走でブリッチギー(スイス。26)。後日見た。昨季欧州選手権5位、世界選手権6位。今季CSブダペスト杯2位。曲は「Iron Sky」。振付はヴァトゥーリ他。冒頭の4Tはqマークで転倒。連続ジャンプの予定だった。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCSSpは加点2〜3、StSqはほぼ加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2Tはなんとか決める。これで連続ジャンプよぇそをリカバリー。技術点7番目の38.2、演技構成点4番目の39.89、転倒の減点1、合計77.09でSP7位。
 最終滑走で地元シャオイムファ(仏。23)。昨季欧州選手権金メダル、世界選手権銅メダル。今季CSニース・コートダジュール杯優勝。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。最後に大波乱。氷にうずくまり、衣装の白いフードをかぶった姿勢から始まる。冒頭の4Lz+3Tは成功、順調な滑り出しに見えた。しかし、4Tがqマークで転倒。解説の無良は「締めるのが少し遅くなって回り切れなかった」。FCSpはレベル3。1.1倍になる3Aもまさかの転倒。CCoSpはレベル2でVマーク。CSSpはなぜか無得点。最後のStSqは気迫の滑りでレベル4に全ジャッジが加点ほぼ3〜4。最後にバックフリップで締めた。キスアンドクライではコーチとも笑顔なし。技術点8番目の36.94、演技構成点3番目の39.96、転倒の減点2、合計74.9でなんとSP8位と大きく出遅れ。

 フリー。テレ朝地上波では、日本人2人とシャオイムファ、トルガシェフ、ジンの5人を放送。後日、テレ朝チャンネルで他の選手を見た。
 3番滑走でメモラ(伊。21)。後日見た。曲は「Song for the Little Sparrow」他。振付はフーザルポリ他。冒頭で豪快な4Lzを決める。ただし!マーク。続く3A+1Eu+3Sも成功。ソロの3Aは全ジャッジが加点2〜3。3Loもほぼ全ジャッジが加点。スピン二つとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点。ソロの3Lzにも!マーク。ChSqはGOE+0.86。最後のCCoSpはレベル2。技術点2番目の83.99、演技構成点8番目の74.92、合計158.91でフリー2位とかなり挽回、総合227.62で6位。
 5番滑走でシャオイムファ(仏。23)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。衣装は手袋から靴まで黒。4回転は3本の構成。冒頭の4Lzはきれいに決める。しかし続く4Tの予定がパンクして2Tに。3Fは全ジャッジが加点2〜3。3A+2A+SEQもほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4。1.1倍になるところで4T成功、全ジャッジが加点1〜3。さらに3Lz+3Tも決める。StSqとCSSpはレベル3。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜4。3A+1Eu+2Sもなんとか成功。予定では第3は3Sだった。ChSqはバックフリップやバタフライジャンプも入れ、全ジャッジが加点2〜4。万全でないがまとめてきた。技術点最高の88.69、演技構成点も最高の82.99、合計171.68でフリー1位、総合246.58、大逆転で優勝。

 6番滑走でブリッチギー(スイス。26)。後日見た。曲は「Lux」。振付はアダム・ソルヤ他。冒頭の4T+3Tは決める。続くソロま4Tはアンダーローテーションで転倒。3A+2A+1T+SEQの第3はたぶん2Tのはず。3Loはダウングレードでステップアウト。CCoSpはレベル2でVマーク。CCSpとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Lzはステップアウト。3Fは転倒。FCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。最後のChSqで何かが転倒とみなされたようだ。技術点8番目の64.56、演技構成点7番目の75.29、転倒の減点4、合計135.85でフリー9位、総合212.94で9位。
 7番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。後日見た。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。冒頭の4Lzはあっさり決めたがqマーク。続く3A+4Tは世界初の成功らしい。4Fは!マークにqマーク。ソロの3Loは成功。スピン二つはレベル3。1.1倍になるところで4Tの予定が3Tのダウングレードでステップアウト。3連ぞまの予定だった。次の3Aもステップアウト。3Lz+1Eu+3Sとしてなんとか3連続をリカバリー。StSqはレベル2で全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.64。最後のCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。技術点3番目の76.94、演技構成点7番目の75.03、合計151.97でフリー5位、総合231.86で4位。

 8番滑走で島田(23)。曲は継続の「死の舞踏 ピアノVer」。振付はランビエール。衣装は黒。長袖の袖口が手の甲にかかるデザイン。冒頭は4Sの予定だったが、3Lzに変更して成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次の4Tも決め、ほぼ全ジャッジが加点。3Aはステップアウト。3F+3Tもステップアウト。第1に!マークも。スピン三つはレベル4。うち二つはほぼ全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3A+1Eu+2Sは成功。ただ予定では第3は3Sだった。3Lz+2A+SEQはこらえた。ソロの3Loもこらえた。ChSqはGOE+1.21。解説の無良が「ジャンプの着氷が決まらず減点になってもったいない」。技術点4番目の75.27、演技構成点も4番目の78.15、合計153.42でフリー3位、総合233.84で2位。これがGPシリーズ初メダル。公式会見では、ちゃんと英語で答えていた。質問はよくわからなかったが、「This is my day」と繰り返し言っていた。
 9番滑走でトルガシェフ(米。23)。曲は「Scheherazade」。振付はカナエワ。衣装の上衣は白で襟元に金の刺繍。太いベルトも金。久々にいい演技を見た。冒頭の4T成功。3Fと3Loは全ジャッジが加点1〜3。3Aはステップアウト。StSqとCCSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3A+2A+SEQは第1がqマーク。3Lz+1Eu+3Sの第1に!マーク。3F+3Tは決める。FSSpはなぜか無得点。この得点が入っていれば、2位だった。ChSqはGOE+1.29。最後のCCoSpはレベル2でVマーク。技術点5番目の74.91、演技構成点6番目の77.19、合計152.1でフリー4位、総合233.64で3位。キスアンドクライでは、得点を見ると少し残念そうな顔。

 10番滑走で友野(26)。曲は「Butterfly」他。振付はローリ・ニコル。衣装は白地に緑の葉脈のような模様。しずかな曲調で柔らかく始まり、冒頭の4Tはアンダーローテーションで転倒。次は3T+2Tに変更して全ジャッジが加点1〜3。続く4Sもqマークで転倒。3Loはこらえた。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは曲調も変わって表情も変え、全ジャッジが加点2〜5。ChSqはGOE+0.86。1.1倍になる3A+1Eu+2Sはきれいに成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。3F+2A+SEQも決める。ソロの3Aは全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル2。技術点6番目の70.92、演技構成点3番目の79.11、転倒の減点2、合計148.03でフリー6位、総合231.48で5位。
 最終滑走でジン(中。27)。曲は「More Than a Feelin」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の4Lzはアンダーローテーションで転倒。ややスピードが足りない感じ。4Tはqマーク。3Aもアンダーローテーションでこらえた。予定では3連続だった。次でリカバリーをねらったが1Aにパンク。スピン三つはレベル4。1.1倍になる3Lz+3Tは間にオーバーターン。3F+2Tは第1が!マーク。ソロの3Lzは成功。ChSqはGOE+0.43。StSqはレベル2。技術点12番目の58.54、演技構成点10番目の73.39、転倒の減点1、合計130.93でフリー11位、総合219.05で8位。





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アテネ・オリンピック出場決定! (2004.4) ・・・2004.7.17追記あり
  こんなに苦しむとは思わなかったが、サッカー23歳以下日本代表がアテネ五輪の出場権をついに勝ち取った。
やっぱり、ワールドカップ (2002.8)
  ワールド・カップの楽しみは、日本代表の活躍に対する期待も当然ながら、それとは別に、各国、特に
生(あ)れ出(いで)よ! サッカー文化 (2001.8)
  Jリーグが始まって9年目だというのに、日本のテレビは、いっこうにカメラワークが上手くならない。
やっぱりワールド・ユースの銀メダル (1999.6)
  素晴らしい週末だった。1999年4/25は未明から夜まで、サッカーづくめ。


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