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サッカーとスポーツの部屋 |
この部屋は、サッカーとスポーツについて語る部屋です。サッカーはJリーグが始まってから見始めて、ハマッてしまいました。「オフサイドって何?」というレベルから、マスコミ報道にけちをつけ、ワールドカップのためにTVを買い替え、スカパー! とも契約(2017年〜DAZN)するまでに熱中しています。ささやかに地元チームのサポーターズクラブにも入会し、時々ホームゲームの応援にも行きます。
2005年からは、マラソン、フィギュアスケートなどについても書き込みします。
New! サッカー短評 (2025.10/10) 日本vs.パラグアイ 2対2 (2025.10/10 パナスタ) 国際親善
前半26分、一瞬のすきをついてパラグアイが先制。しかし。5分後に小川のシュートが相手GKにはじかれた後ゴールイン。後半19分に再び失点したが、追加タイムの49分、5分前に入ったばかりの上田が決めて引分けに。気温24.1度、湿度90%。観客34169人。コ・ヒョンジン主審など審判団は韓国セット。VARはなし。交代は6人まで。日テレ解説は、城と林陵平。試合前に、8/10に81歳で亡くなった釜本邦成氏のために黙とうが捧げられた。
先発は、3-4-2-1。GK鈴木彩艶(パルマ・伊)。DF瀬古歩夢(ル・アヴール・仏)、渡辺剛(フェイエノールト・蘭)、鈴木淳之介(コペンハーゲン・デン)。田中碧(リーズ・英)と佐野海舟(マインツ・独)のダブルボランチ。左右のWBに中村敬斗(ランス・仏)と堂安(フランクフルト・独)。二列目に南野(モナコ・仏)と伊東(へンク・ベル)。ワントップ小川航基(NEC・蘭)。ゲームキャプテンは南野。ベンチに上田、藤田、相馬、斎藤光毅、鎌田、谷口など。今回、遠藤航、三苫、森田、冨安、町田、伊藤洋樹などがケガで呼ばれず。 パラグアイは4-2-3-1。ワントップは9番サナグリア。トップ下に8番D.ゴメス。左右のシャドーに10番アルミロンと7番ゴンザレス。16番ボバディジャと14番クバスのダブルボランチ。DF6番アロンソ、3番アルデレーテ、15番G.ゴメス、4番カセレス。GKフェルナンデス。キャプテンは15番G.ゴメス。アルファロ監督はアルゼンチンの人。W杯カタール大会ではエクアドルを率いて開催国を破った、と紹介。南米予選で低迷していたパラグアイ代表の監督を途中から引き受け、見事立て直して出場権を得たという。 5分、小川の落としを堂安が右サイドの伊東へパス、伊東のクロスを小川がヘディングシュート。ヒットせず枠の左。 12分、中盤中央でパラグアイのFK。ゴンサレスが蹴り、ニアでフリーのアロンソが頭で流す。ファーへ走りこんだG.ゴメスがヘディングシュート、枠の右で助かる。完全に練習した形で、枠に飛んだら危なかった。 17分、日本の左CK。伊東が蹴るが相手DF。続けて日本の右CK。こちらも伊東が蹴り、瀬古がシュート、ヒットせず枠の外。 21分、失点。相手左シャドーのアルミロンがDFラインの裏へ抜け出すところへパスを通され、左足でトラップしてすぐシュート、GK鈴木彩艶の足の間をぬいてゴールイン。0−1。 解説の林が「CB渡辺は相手CFサナブリスをマークしていて、シュートブロックにいくのが遅れた。瀬古がマークをはずされた」。瀬古自身は、自分の判断ミスでラインを止めてしまい、アルミロンについていけなかったことを反省したらしい。日本はWBの中村と伊東のところから攻め込もうとしているが、シャドーの南野と堂安にボールが渡らない。そこはパラグアイも事前にスカウティングしているようだ。 26分、同点。左WB中村のクロスのこぼれを佐野が拾って鋭い縦パスを送ると、受けた小川が強烈なシュート、相手GKが跳ね上げたが、斜め背後に落下してゴールイン。1−1。「代表キャップ11試合目で10得点は、釜本の12試合目を抜く最速達成」という。 29分、伊東からのパスを、攻めあがってペナルティーエリア右で受けた田中碧が低いクロス、ファーで中村が折り返し、南野がシュートするが相手DF。 40分、中村からのクロスを小川がヘディングシュート、相手GK。 45分、渡辺のバックパスが弱く、相手シャドーのアルミロンにとられそうになるが、GK彩艶がすばやくキックして逃れる。 47分、堂安が倒されて右サイドで日本のFK。伊東が蹴り、ファーで堂安がシュート、相手GKがはじいたこぼれを再度堂安がシュートするが、枠の外。 1−1でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 4分、日本の右CK。伊東が蹴り、小川がヘディングシュート、相手GK。続く日本の右CK。伊東がショートコーナーを蹴り、堂安がクロス、南野がシュートして追加点と思われたが、南野がオフサイド。 12分、DF鈴木淳之介が相手を倒して、センターサークル付近でパラグアイのFK。D.ゴメスが蹴るが、誰にも合わずにラインを割る。 13分、中村が左から右サイドへ大きくサイドチェンジ、受けた伊東は中へ切り込み、南野とパス交換してシュート、相手DF。 15分、相手左シャドーのアルミロンからゴンサレス、サナブリアとパスが渡り、相手FWサナブリアにシュートされるが、枠の外。 18分、田中碧にイエローカード。 19分、失点。攻めあがった相手右SBカセレスがペナルティーエリア右角付近からクロス、相手右シャドーのD.ゴメスがヘディングシュート、バーに当たってゴールイン。1−2。 日本は途中から田中碧がDFラインに落ちてボール回しに参加しているらしい。4-4-2のような形になってプレスがかからなくなっているようだ。解説の林が「相手ワントップに対して後ろが重くなっている。中盤では人が足りなくてパラグアイに自由につながれている。田中がDFラインに落ちないで3-2-4-1に戻した方がいい」と言う。 21分、日本が二人同時交代。南野に代えて鎌田(クリスタルパレス・英)、中村に代えて斎藤光毅(QPR・英2部)を入れる。斎藤はこれが初キャップのパリ五輪世代。南野はキャプテンマークを伊東に渡す。 24分、パラグアイが一人目の交代。トップ下8番D.ゴメスに代えて23番MFガラルサを入れる。 だんだん疲れてきてプレスが連動していないらしい。初めての斎藤はドリブル突破を試みては奪われ、プレスでは出遅れている。 33分、日本が二人同時交代。堂安に代えて相馬(町田)、田中碧に代えて町野(ボルシアMG・独)を入れる。町野は右シャドーに入り、鎌田がボランチへ回る。パラグアイも二人同時交代。9番FWサナブレアに代えて21番FWマルティネス、7番右シャドーのゴンサレスに代えて19番クエンカを入れる。クエンカは期待の若手らしい。 パラグアイは無理に攻めてこない。南米の国らしく、パスを回して日本をいなしている。 44分、日本が二人同時交代。最初は上田と望月が呼ばれたが、急きょ望月ではなく藤田が呼ばれる。小川に代えて上田(フェイエノールト・蘭)、佐野に代えて藤田(ザンクトパウリ・独)を入れる。藤田は「パリ五輪代表のキャプテン」と紹介される。 追加タイム5分。46分、パラグアイが二人同時交代。14番ボランチのクバスに代えて20番MFオヘダ、10番左シャドーのアルミロンに代えて18番FWアルセを入れる。 48分、こぼれを相手FWアルセがオーバーヘッド。枠の上で助かる。 49分、ついに追いつく。中盤左サイドで日本のFK。相馬が蹴るが、相手DF。こぼれを拾った伊東が右サイドからクロス、ニアで攻めあがっていたDF瀬古がジャンプ、そこを超えて落ちてきたところに走りこんだ上田がダイビングヘッドで押し込んだ。2−2。 上田はこれまで背番号9番だったが、希望して18番に変更。父親が憧れるドイツ代表FWクリンスマンが付けていた番号ということらしい。 2−2でタイムアップ。 |
New! サッカー短評 (2025.10/10) 川崎フロンターレvs.柏レイソル 3対1 (2025.10/8 U等々力) ルヴァン杯準決勝第1戦
放送は見られず。9/28のリーグ戦32節では、4失点した相手。長谷部監督は相当、守備に力を入れたはず。三浦と大島のケガが心配だ。気温26.6度、湿度70%。観客19505人。主審は矢本雄大さん、VARは中村太さん。
先発は、GKソンリョン。゛DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップはエリソン。ベンチにGK安藤、DF田邊、神橋、MF大島、FWロマニッチなど。 柏は3-4-2-1。垣田のワントップ。二列目シャドーに小泉と仲間。左右のWBに小屋松とジエゴ。原川と山田のダブルボランチ。DF杉岡、犬飼、馬場。GK小島。ゲームキャプテンは犬飼。ベンチにFW古澤ナベル慈宇、細谷、MF小見、DF三丸など。 6分、フロンターレが一人目の交代。負傷した三浦に代えて田邊を入れる。接触プレーなのか。どこをケガしたのか。相手選手のカードなし。 10分、先制。山本のミドルシュートが相手に当たって入ったらしい。1−0。 16分、相手DF馬場のシュートは枠の上。 17分、マルシーニョがペナルティーエリア内で倒されるが、VARの結果、その前にオフサイトの判定。 19分、前回対戦で悩まされた相手右WBジエゴにミドルシュートを打たれるが、河原が防ぐ。さらに原川からのパスを受けた相手左WB杉岡がシュート、これも河原が防ぐ。続けて小屋松からのパスを受けて再度杉岡がシュートするが枠の上。 21分、山本からのパスを受けたエリソンのお年をマルシーニョがシュートするがヒットせず枠の左。 22分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手FW垣田がクリア。 23分、追加点。エリソンのドリブルのこぼれを際がミドルシュート、2−0。 30分、田邊の左ロングスローを受けた脇坂からのパスをエリソンがシュート、相手GK。 34分、ウレモビッチがファールで相手を止めてイエローカード。VARが入るが判定変わらず。中盤相手左サイドで柏のFK。杉岡が蹴り、相手DF犬飼がヘディングシュート、枠の右。36分には、相手DF馬場にシュートされるが、GKソンリョンが防ぐ。 37分、相手ボランチ原川にイエローカード。 38分、伊藤のシュートが相手DFにクリアされてフロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。 42分、エリソンのシュートがクリアされてフロンターレ右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 44分、フロンターレのカウンター。マルシーニョのドリブルから最後はエリソンがシュート、相手で府に防がれ、フロンターレの左CK。山本が蹴り、ニアで河原が触るが、相手DF。 追加タイム7分か。49分、フロンターレの右CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれをつないで最後はエリソンがヘディングシュート、枠の外。 52分、小屋松からのパスを受けた原川がペナルティーエリア左からシュート、河原が防ぐ。さら相手左サイドから杉岡がクロス、相手右WBジエゴがシュート、枠の左。 2−0でハーフタイム。 後半開始から柏が三人同時交代。右WBジエゴに代えて山之内、ボランチ原川に代えて戸嶋、左WB杉岡に代えて三丸を入れる。 6分、相手左CKからの流れで山田がクロス、相手FW垣田がヘディングシュート、GKソンリョンが捕る。8分、相手左サイドからの折り返しを相手MF小泉がシュート、河原が蟹田で防ぐ。9分、相手DF犬飼のシュートは伊藤が防ぐ。 14分、相手MF小泉にシュートされるが、枠の左。15分には相手MF小屋松からのパスを受けた相手WB三丸がシュート、ウレモビッチが防ぐ。さらに相手MF山田のシュートを河原が防ぐ。 16分、フロンターレが二人目の交代。エリソンに代えてロマニッチを入れる。 17分、失点。相手MF山田にドリブルでペナルティーエリア右入られ、クロスはGKソンリョンがはじくが、拾われて相手MF小屋松からのクロスを小泉がヘディングシュート。2−1。 20分、相手左からのクロスのこぼれを相手MF山之内がシュート、枠の右。 28分、相手MF仲間のシュートは河原が防ぐ。29分、相手MF小泉のドリブルからのシュートは際が防ぐ。さらに相手FW好き宝のパスを仲間がペナルティーエリア内でシュート、枠の右。 30分、フロンターレが三人同時交代。河原に代えて橘田、山本に代えて大島、マルシーニョに代えて宮城を入れる。ダブルボランチ総入れ替え。 34分、自陣ペナルティーエリアの手前で柏のFK。三丸が直接ねらうが、枠の上。柏が四人目の交代。FW垣田に代えて細谷を入れる。 37分、ロマニッチからのパスを受けた宮城がペナルティーエリア左からシュート、相手DFに当たる。これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴るが、相手GKがはじく。こぼれを際がミドルシュート、枠の左。 38分、柏が五人目の交代。右シャドーの仲間に代えて東京国際大学のFW古澤を入れる。 40分、追加点。フロンターレのカウンター。大島のパスカットからつないで、ロマニッチからのスルーパスを受けた宮城が左サイドから折り返し、伊藤がシュート、3−1。やれやれ。 41分、相手MF三丸がミドルシュート、枠の上。 43分、大島が負傷してピッチを出る。 追加タイム7分か。46分、相手FW細谷にフリーでヘディングシュートされるが、枠の上。50分、入ったばかりの相手FW古澤にペナルティーエリア右からシュートされるが、ウレモビッチが防ぐ。 52分、柏の右CK。小泉が蹴り、犬飼がシュート、枠の左。 3−1でタイムアップ。 第2戦は、4日後の10/12日曜日、柏ホームで開催。準決勝のもう1試合は、広島がアウェイで横浜FCに2−0で勝利。 |
サッカー短評 (2025.10/4) 京都サンガvs.川崎フロンターレ 1対1 (2025.10/4 サンガS) 第33節
またしても引き分けに終わった。試合後の監督インタビューで長谷部監督は「勝てる試合だった」と言っていたが、数多くのチャンスも確かに作ったが、あわや失点のピンチもあった。試合は雨の中、8分にマルシーニョからサイドチェンジのパスを受けた伊藤が、エリソンとパス交換から相手DFの足の間をぬくシュートを決めて先制。しかし、前半のうちに追いつかれる。そのまま後半も決め手を欠き、勝ちきれずに終戦。気温22.4度、湿度86%。観客19265人。主審は上村篤史さん、VARは上原さん。DAZN解説は元京都・浦和のFW原一樹さん。実況の若田部アナは、関西テレビ放送の人で、フロンターレ選手のうち関西ゆかりの経歴のみ紹介。
先発は、GKソンリョン。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。河原と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。ベンチにGK安藤、DF田邊、神橋、土屋、MF名願、FWロマニッチなど。山本は出場停止。GK山口はケガか。 京都は4-1-2-3。3トップ中央に原大智。左右に松田天馬と奥川。二列目に平戸と中野瑠馬。アンカーに福岡。DF須貝、鈴木義宜、宮本優太、福田心之助。GK太田。キャプテンは福岡。ベンチにFW長澤、7月加入のMFグスタボ・バヘット(ブラジル)と齊藤未月(神戸から)、6月加入のレオ・ゴメス(磐田から)と山田楓喜(CDナシオナル・ポル)、DFアピアタウィアなど。 今季のフロンターレはここまで59得点でリーグ1位、京都は56得点でリーグ2位。矛と盾の勝負ではなく、矛と矛の対決は、互いに2点目の決定力がなく、痛み分け。 6分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、こぼれを最後は伊藤がシュート、相手DF。7分、右サイド際からのクロスをマルシーニョがペナルティーエリア中央でシュート、枠の上。残念。 8分、先制。フロンターレのカウンター。自陣左サイド浅い位置からマルシーニョが大きくサイドチェンジ。伊藤が受けてペナルティーエリア内のエリソンへパス、エリソンはシュートフェイントで相手DF二人を引き付けて伊藤へ戻し、伊藤が相手DFの足の間を狙って決めた。1−0。 11分、相手MFキャプテンの福岡がすわりこんで立てない。「替えの効かないアンカー」だと実況アナが言っているが、ダメらしい。京都が一人目の交代。福岡に代えて武田を入れる。キャプテンマークは誰に渡したのか。 相手FW原はたびたび右へ流れてクロスを上げる。前線の3人は入れ替わるらしい。相手右サイドからはシャドーの奥川や右SB福田からもクロスを入れられるがDF陣がクリア。 24分、橘田がミドルシュート、相手GKが捕る。 25分、相手MF奥川からのパスを受けた相手FW原がシュート、際が防ぐ。 26分、伊藤が左へ流れ、ドリブルでペナルティーエリアに入ってシュート、相手に当たり、こぼれを押し込もうとゴール前に河原が飛び込むが、まるでクリアしたかのように真上にうちあげてしまう。残念。かえって触らない方が面白かったかも。 28分にも今度は右サイドからペナルティーエリアに入った伊藤がシュート、GK太田がはじき、こぼれをウレモビッチがクロス、エリソンにわたるがシュートできず。伊藤は30分にも、ドリブルでペナルティーエリアに進入してシュートするが、枠の右。ここまでに2点目を取るべき流れだった。 38分、失点。相手右サイドからCB宮本が攻めあがってクロス、佐々木がクリア。しかし味方につながらずボールをキープできず、すぐにまたカウンターを受ける。相手左シャドーの平戸がペナルティーエリア内の相手右FW奥川へパス、奥川から左FW松田に渡り、松田の折り返しを攻めあがった相手左SB須貝に押し込まれた。1−1。 40分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手長身FW原がクリア。こぼれを三浦がシュートするが枠の上。 45分、マルシーニョからのパスを受けた脇坂がミドルシュート、相手DF。こぼれをさらに橘田がシュート、枠の上。 追加タイム3分。47分、京都のカウンター。自陣でボールカットされ、相手FW原が相手右サイドからクロス、相手左FW松田がヘディングシュート、GKソンリョンが捕る。 1−1でハーフタイム。 後半開始から京都が二人目の交代。右FW奥川に代えて山田楓喜を入れる。 3分、マルシーニョからのクロスをエリソンがシュート、枠の左。 8分、京都の右CK。平戸が蹴るがDF陣が防ぐ。 10分、相手DF福田の右ロングスローにからつながれ、平戸のパスに相手左FW松田がダイビングヘッド、かろうじて枠の左で助かる。 14分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれをねらった三浦がファールで倒され、ペナルティーエリア手前右寄りでフロンターレのFK。倒した相手FW山田にイエローカード。 FKのボールサイドには脇坂と三浦の二人が立つ。三浦がバーぎりぎりのループキックを蹴るが、相手GKが片手で押し出してフロンターレの右CK。これを脇坂が蹴り、エリソンがヘディングシュート、相手DF。この一連の攻撃で追加点がほしかった。 20分、京都は二人同時交代。左FW松田に代えて長身FW長澤、右シャドーの中野に代えてレオ・ゴメスを入れる。 26分、相手左CKのこぼれを相手右FW山田がペナルティーエリア中央からシュート、佐々木が防ぐ。さらにこれで右CKを与えるが、平戸のキックはオフェンスファールに終わる。 29分、ペナルティーエリア手前ほぼ中央でフロンターレのFK。また脇坂と三浦が立ち、今度は脇坂が直接ねらうが、枠の右。 29分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて家長、エリソンに代えてロマニッチ 入れる。家長は右ウイングに入り、伊藤が左へ回る。実況アナが「伊藤選手はドイツでは左で活躍していた」と言う。 31分、相手FW長澤にイエローカード。33分には橘田にもイエローカード。 38分、左サイドから攻めあがった三浦のクロスをロマニッチがペナルティーエリア中央でシュート、枠の左。さらに脇坂からのスルーパスを家長がキープして伊藤へパス、伊藤のミドルシュートは相手GK。 39分、ロマニッチにイエローカード。 40分、京都が五人目の交代。左シャドーの平戸に代えてバヘットを入れる。フロンターレも三人目の交代。伊藤に代えて宮城を入れる。 42分、河原のミドルシュートは相手DF。さらに河原からのパスを受けた宮城のシュートは枠の上。 43分ロマニッチに二枚目のイエローカード。レッドとなり、退場。一枚目は「C4(繰り返しの違反)」、二枚目は「C2(ラフプレイ)」。ウレモビッチも初先発の試合で一発レッドだったから、ヨーロッパとは勝手が違うのだろう。相手はすぐ倒れるし、主審はすぐカードを出すし。それにしても一枚目は入ったばかりで「繰り返しの違反」するほどの接触はなかったと思うが。一枚目を出す前にもっとコミュニケーションを取るべきでは。上村主審は年度初めで「J1 31試合、J2 189 試合」。J1経験が浅く、J2基準で裁いているのか。 追加タイム6分。47分、相手FW原からのパスを相手FW長澤がシュート、枠の右で助かる。 50分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手FW長澤がクリア。こぼれをつないで橘田からのパスを脇坂がシュート、相手GK。51分の左CKを7脇坂が蹴るが、相手GK太田が捕る。 1−1でタイムアップ。勝点53としたが7位のまま。3位だった京都は勝点60として得失点差22で2位浮上。 逆転3連覇をねらう2位神戸はなんと8位浦和に0−1で敗れ、勝点60のままで得失点差15、総得点43のため4位に後退。浦和は8位のまま。4位柏が17位マリノスを1−0で下し、勝点60に並んで得失点差15、総得点48で3位に浮上。マリノスは17位のまま。6位広島と5位町田の対戦は2−1で広島が勝ち、広島が勝点58として5位、町田は勝点55のままで6位と入れ替わった。 最下位新潟は12位岡山と1−1のドロー。両者とも順位変わらず。18位横浜FCも14位福岡に0−1で敗戦、いずれも順位は同じ。19位の湘南は前日金曜に16位ヴェルディに0-1で負けており、どちらも順位同じ。 なお、1位鹿島は翌日10/5の試合で9位ガンバと0−0の引分け。勝点65としたが、2位以下を引き離すには至らず。 |
サッカー短評 (2025.9/28) 川崎フロンターレvs.柏レイソル 4対4 (2025.9/28 U等々力) 第32節
もう少しで勝てそうだったが、すごいミドルを決められて、結局痛み分け。勝点3でないと、「優勝」戦線から後退するのは明確だった。
気温26.5度、湿度73%。観客21652人。主審は長峯さん、VARは御厨さん。DAZN解説は柏OBのGK南雄太、実況は野村アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップはロマニッチ。エリソンは出場停止。ベンチに宮城、小林、家長、橘田など。 柏は、3-4-2-1。垣田のワントップ。二列目シャドーに小泉と仲間。左右のWBは小屋松とジエゴ。ふだんと左右逆らしい。中川と山田のダブルボランチ。DF杉岡、古賀太陽、馬場。GK小島。キャプテンは古賀か。ベンチに細谷、元フロンターレの原川、犬養など。 2分、相手シャドー仲間にペナルティーエリアに入られ、シュートされるがウレモビッチが防ぐ。さらに相手右DF馬場がミドルシュート、枠の上。立ち上がりから柏が積極的に押し込んでくる。 6分、ペナルティーエリア内で伊藤が倒され、フロンターレがPK獲得。相手DF杉岡にイエローカード。VARが検証しているはずだが、いつの間にか終わったらしい。PKはロマニッチが蹴り、右下に決める。1−0。 15分、失点。相手左CKをクリアした後、続けて攻められ、相手MF山田からの縦パスを受けた相手FW垣田がフリーでシュート、1−1。 20分、河原からのスルーパスに走りこんだ伊藤がペナルティーエリア右からクロス、脇坂がシュートするがロマニッチに当たる。こぼれを拾って山本がクロス、さらに伊藤がシュートするが枠の右。 25分、ウレモビッチの守備がファールとなり、自陣ペナルティーエリア左角で柏のFK。杉岡が蹴るが、だれにも合わずにラインを割る。 28分、際が上げたクロスは相手GKがはじくが、こぼれを河原がミドルシュート、枠の左。 39分、また失点。パスをつながれ相手右サイドへ展開、相手右WBのジエゴのシュートを防げず、1−2。 45分、柏の攻勢が続き、相手WB小屋松のシュートは際が防ぐ。さらに相手ボランチ仲川にシュートされるが、GK山口が捕る。 追加タイム4分。48分、相手左シャドー小泉のシュートもGK山口が防ぐ。これで与えた相手CKもなんとか守る。 50分、追加点。CKからのクリアをマルシーニョが拾って単独で長躯ドリブル。相手DF3人に囲まれたが、右サイドを駆け上がった際へパス、際が直ちに上げたクロスをペナルティーエリアで伊藤が受けてシュート、2−2。やれやれ。ここでハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 1分、マルシーニョのシュートは相手DF。3分、河原のサイドチェンジを受けた伊藤のシュートは枠の左。 4分、GK山口に遅延行為でイエローカード。いったい何をしたのか不明。 6分、追加点。相手GKがロマニッチのシュートを防いだこぼれをつないで、マルシーニョがヒールパス、脇坂が体を回転させながらシュート、3−2。 8分、相手MF山田からのパスを相手MF仲間がヘディングシュート、GK山口が防ぐ。さらに10分、相手右WBジエゴがペナルティーエリア右からシュート、佐々木が防ぐ。13分、相手左ショートコーナーはGK山口がはじく。 19分、フロンターレのカウンター。マルシーニョとロマニッチ二人で攻める。左サイドを攻めあがったマルシーニョからのクロスをダイレクトでロマニッチがシュート、枠の上。残念。 21分、失点。相手右サイドのジエゴがサイドチェンジ、左サイドの小屋松が折り返し、相手ボランチの中川がミドルシュート、3−3。 22分、フロンターレが一人目の交代。河原に代えて橘田を入れる。柏も一人目の交代。ボランチ山田に代えて原川を入れる。 29分、柏が三人同時交代。FW垣田に代えて細谷、DF杉岡に代えて三丸、ボランチ仲間に代えて小見を入れる。フロンターレも二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、伊藤に代えて家長を入れる。 31分、相手左CK。ショートコーナーから攻められるが、いったんクリア。こぼれを拾われ、相手MF小見にシュートされるが、枠の右。 34分、追加点。宮城のスルーパスを猛然と攻めあがった三浦が受け、ペナルティーエリアに入ってクロス、ロマニッチがシュート、4−3。 35分、フロンターレが四人目の交代。ロマニッチに代えて小林を入れる。小林とさっき入った家長は、監督にクローザーを期待されているのだろう。柏も五人目の交代。ボランチ中川に代えて戸嶋を入れる。 37分、宮城がドリブルでペナルティーエリアに入り、自らシュート、相手MFジエゴがクリアしてフロンターレの右CK。なんとこの試合1本目。脇坂が蹴るが、相手DF。 44分、中盤右寄りでフロンターレのFK。山本が蹴り、こぼれを宮城がシュート、味方に当たる。こぼれをさらに小林がシュート、枠の左。 45分、なんとまた失点。相手右SB馬場からのパスを小泉、原川とつないで最後はDF三丸がミドルシュート、これが決まって4−4。がっかり。 追加タイム5?分。フロンターレのカウンター。ウレモビッチが攻めあがって右サイドからクロス、相手DF。 49分、柏のカウンター。ウレモビッチが戻って防ぎ、相手左CKからのクロスのこぼれを、また馬場にシュートされるが枠の左。50分、相手MFジエゴからのクロスは佐々木が防ぐ。52分、さらに攻め込まれるが、ジエゴがオフサイド。 4−4でタイムアップ。勝点1ずつ得たが、フロンターレは勝点52で首位鹿島と12差の7位のまま、柏は57で7差の4位のまま。柏は4試合連続ドロー。 首位鹿島は昨日15位名古屋を4−0で下して足固め。名古屋は15位のまま。2位神戸は昨日2−1で11位清水に勝ち、鹿島と4差の2位キープ。清水も11位のまま。3位京都も10位セレッソに2−1で勝ち、鹿島と5差の3位キープ。セレッソも変わらず。5位の町田は昨日12位岡山を1−0で破り、鹿島と9差の5位キープ。岡山も12位のまま。最下位新潟は9位ガンバに4−2で敗れ、ともに順位変わらず。17位マリノスはアウェイで13位FC東京に3−2と競り勝ったが17位のまま。FC東京も同じく。18位横浜FCと19位湘南の下位対決は、ホームの横浜FCが1−0で勝ち、勝点32でマリノスと並んだが得失点差で順位変わらず。 |
サッカー短評 (2025.9/23) 湘南ベルマーレvs.川崎フロンターレ 2対1 (2025.9/23 レモンス) 第31節
立ち上がりは、ベルマーレのハイプレスを受けてしまった。ようやく前半28分、山本のロングループパスに走りこんだ三浦がクロス、ニアにエリソン、ファーに脇坂が飛び込み、ヘディングシュートを決める。さらに後半16分、ペナルティーエリアで相手ハンドがあり、長いVARチェックの末、フロンターレにPK。これをエリソンが蹴ったが、右ポストに当たり、相手GKにはじかれる。こぼれにも反応したが押し込めず。この後流れが次第にベルマーレに傾き、相手が選手交代して攻勢を強めてくる中、35分、足がつったエリソンに代わって入っていた小林からの折り返しに、中央で宮城がジャンプし、ファーで伊藤が押し込み、追加点。しかし、38分、相手FKから失点。追加タイムは11分もあり、5バックぎみにして何とか逃げ切った。気温23.4度、湿度56%。観客12769人。主審は小屋さん。VARは今村さん。DAZN解説は佐藤寿人。
先発はGK山口。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップはエリソン。ベンチにロマニッチ、宮城、小林、家長、橘田など。前節から中二日だが、脇坂以外は連続スタメン。 ベルマーレは3-4-2-1。ワントップに鈴木章斗。二列目シャドーに池田と二田。左右のWBは小野瀬と鈴木雄斗。松本大弥と奥野のダブルボランチ。DF中野伸哉、舘、大岩。GKはこれがまだ2試合目の真田幸太。キャプテンは鈴木章斗。ベンチに茨田、平岡、FWルイス・フェリッピなど。前節からスタメン6人変更。 ベルマーレは19位で、残留するためには後がない。今日を含めて残り8試合ひとつも落とせないという点ではフロンターレも同じ。前節ホームで無得点負けしてしまい、首位鹿島と勝ち点差は10に開いた。 3分、ベルマーレの右CK。中野が蹴るが、マルシーニョがクリア。4分にも相手右WB鈴木雄斗のシュートを防いで相手右CK。ショートコーナーをしのいで続けて相手左CK。こちらは小野瀬が蹴るが、ウレモビッチがクリア。 9分の三浦のクロス、10分のカウンターからペナルティーエリア内でエリソンのパスを脇坂がシュートをねらうが打てず。 12分ベルマーレの左CK。小野瀬が蹴るが、マルシーニョがクリア。 ベルマーレはビルドアップするよりロングパスを前線に放り込み、こぼれをワンタッチでつないで速攻してくる。フロンターレのGKやDFがエリソンやマルシーニョにくさびのパスを入れるところをねらってカット。伊藤もパスが来なくて守備に奔走。 14分、エリソンがドリブルからペナルティーエリア左に入ってシュート、惜しくも枠の右。 16分、中盤相手右サイドでベルマーレのFK。キックを受けた相手FW鈴木章斗にミドルシュートされるが、枠の外。18分、中盤相手左寄りでベルマーレのFK。今度は松本に直接ねらわれるが、GK山口がはじく。こぼれを拾われるが、シュートは打たせず。21分、鈴木章斗のシュートは枠の左。 26分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、こぼれを際がミドルシュート、枠の左。 28分、先制。山本からのロングフィードをペナルティーエリア左外で受けた三浦がすばやくクロス、相手DFに当たってエリソンには合わなかったが、ファーに飛び込んだ脇坂の頭に合い、ゴール右下に決まった。1−0。 31分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、佐々木がヘディングシュートをたたきつけるが、相手ゴールライン上で相手FW鈴木章斗が体で防ぐ。 38分、伊藤が内へ入ってパスを受け、ペナルティーエリア手前から鋭いミドルシュート、相手GKがはじく。こぼれを拾ってもう一度伊藤がシュート、今度はヒットせず相手GKが捕る。 42分、相手右サイドから鈴木雄斗がパス、ペナルティーエリア内の相手FW鈴木章斗に通るが、脇坂が戻ってクリア。 44分、こぼれを収めたエリソンからのパスを際がシュートするが、相手GK。 追加タイム2分。48分、山本からのスルーパスを受けた伊藤がドリブルからシュート、相手GK。 1−0のままハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 3分、相手右WB鈴木雄斗からのパスをペナルティーエリアで受けた相手FW鈴木章斗が折り返しのパス、走りこんだ相手ボランチ奥野にシュートを打たれるが、枠の上。 7分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、ファーでウレモビッチが折り返すが、味方に合わず。こぼれをひろって攻め続け、最後は伊藤がシュートするが枠の上。 11分、PK獲得。中盤右サイドでフロンターレのFK。脇坂がゴール前に蹴りこみ、相手FW鈴木章斗が上に伸ばした腕で防ぐ。主審はPKとしたが、VARのチェックが長引き、ついにオンフィールドレビューまでしてPK確定。ずっと待たされていたエリソンが蹴るが、右ポストに当たり、はねかえりを相手GKがはじく。こぼれを再度エリソンがシュート、これも相手GK。さらにマルシーニョがひろってパス、みたびエリソンが蹴るが枠の右。追加点ならず。残念。 17分、フロンターレが一人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。 18分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手GKが捕る。 19分、伊藤からのパスを受けたエリソンがミドルシュート、枠の上。 20分、ベルマーレも一人目の交代。FW二田に代えて長身FWルイス・フェリッピを入れる。 28分、ベルマーレが二人同時交代。右WB鈴木雄斗に代えて藤井、ボランチ奥野に代えて茨田を入れる。 29分、脇坂からのパスを受けた伊藤がシュート、相手DF。 33分、エリソンがしゃがみ込み、近寄った山本がバツサイン。テーピングだらけの右足がつったらしい。担架が入ったが、なんとか歩いて出る。フロンターレが二人目の交代。エリソンに代えて小林を入れる。 35分、追加点。三浦がカットしたボールをドリブル、ペナルティーエリア横からクロス、ファーで小林が中へパス、伊藤のシュートは相手DF。こぼれを小林がペナルティーエリア右奥で拾って折り返し、ニアで宮城がヘディングシュートをねらって飛び込み、そこを超えてきたボールを伊藤が再度ねらってシュートを決めた。2−0。 しかし、3分後に失点。38分、相手左サイドでベルマーレのFK。池田が蹴り、ファーへ飛び込んだ相手DF舘がヘディングシュート、2−1。 39分、ベルマーレは二人同時交代。左WB中野に代えて石橋、右シャドー池田に代えて平岡を入れる。 42分、相手MF小野瀬がシュート、ウレモビッチが防ぐ。44分、相手FW鈴木章斗がミドルシュート、枠の上。 追加タイム11分。46分、フロンターレが三人同時交代。際に代えて193cmの長身DF神橋、伊藤に代えて田邊、山本に代えて橘田を入れる。「5バックに変更でしょうか。最終ラインに佐々木、ウレモビッチ、神橋、少し高い位置に三浦と田邊」と実況アナ。しかし、ピッチサイドに出てきた長谷部監督は「4」本の指を立てている。 47分、中盤ペナルティーエリア手前でフロンターレのFK。脇坂が直接狙うが、枠の上。 50分、相手左サイドへのロングフィードを相手MF茨田が受けてクロス、相手FWフェリッピがヘディングシュート、枠の外。 54分、またロングボールを放り込まれ、クリアを拾われ、相手右サイドからクロス、DF陣がクリア。さらに相手MF石橋に左サイドのドリブルからクロスを入れられるが、橘田がクリア。 だいたい、このチームは守備固めに布陣変更・選手交代すると、かえって守備がズルズル下がり、サンドバッグになる傾向がある。うまく守れたためしがない。攻撃している方がうまくしのげるのに。 101分たち、アウェイのフロンターレサポーターが「アヴァンテ」を歌いだした。何度もクロスを跳ね返して、やっと主審の笛。2−1でタイムアップ。 勝点51として7位キープ。ベルマーレは19位のまま。5連敗で4ヵ月勝っていないらしい。首位鹿島も勝ったので差は縮まらず。しかし2位京都と5位町田、3位柏と6位広島、と上位が引き分けたので、4位だった神戸が勝って勝点57とし2位浮上。この勝点6差なら、まだ届きそう。なお、鹿島に負けた9位セレッソは10位に。京都は3位に、柏は4位に後退。町田と広島は順位キープ。神戸に負けた16位ヴェルディも変わらず。フロンターレと勝点1差で8位だった浦和は11位清水と1−1で引き分け、両チームとも順位変わらず。最下位新潟は15位名古屋と0−0で引分け。こちらも変動なし。17位マリノスは、10位ガンバに3−1で敗戦、16位ヴェルディに詰め寄れず。ガンバは9位に。 |
フィギュアスケート (2025.9/19、20、21、22、23) ミラノ・コルティナ五輪最終予選会 (2025.9/19〜21 北京)
8/21現在、テレビ放送などの情報なし。9/5、テレ朝チャンネル2で生放送があることがわかった。
<アイスダンス>五輪枠は4枠。20組エントリー(8/20)していたが19組出場。日本からは吉田/森田組。主な選手は、リード/アンブルレビシウス組(リト)、クドリャフツェワ/カランケビッチ組(キプロス)、ハリス/チャン組(豪)、イグナテワ/ゼムコ組(ハン)、スシス/フィルス(アイル)、カザコワ/カシンスキ組(ジョー)、レイタン/マヨロフ組(スウェ)、スタンリー/浦野組(墨)など。その他、中立選手としてベラルーシからプラスコンナヤ/シツィク組が認可されたが8/27欠場。ロシアからはISUの条件クリアした選手なし。マンニ/ロスリスベルガー組(伊)は9/7欠場。テレ朝解説は、なぜか元ペア選手の高橋成美。 4番滑走でワン/リウ組(中。31、31)。2022年北京五輪12位、2023年スケートカナダ10位。昨季国際大会記録なし。曲は「Go Wild Alone」他。振付はデュブレイユ。引退したのかと思っていた。かつてのスピードはない。冒頭のSqTwは女性レベル2、男性レベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。MiStは男女ともレベル1だが全ジャッジが加点1〜3。PStはレベル2。ChRSはGOE+3.64。最後のRoLiはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。技術点6番目の38.09、演技構成点3番目の29.5、合計67.59でRD6位。 10番滑走でレイタン/マヨロフ組(スウェ。20、25)。昨季欧州選手権17位、世界選手権25位。今季マリア・オルゼフスカ記念優勝。曲は「Living La Vida Loca」他。振付はヴァトゥーリ。上手になっていてびっくり。PSt以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。DiStは男女ともレベル1。PStはレベル3。ChRSはGOE+3.43。最後のRoLiはレベル4で加点2〜4。技術点3番目の40.52、演技構成点6番目の28.78、合計69.3は自己ベスト更新でRD3位。 12番滑走でヴァル/カジモフ組(西。20、25)。男性はロシア生まれ、21/22年までドイツの選手だったが、この9月にスペイン国籍取得。昨季CSタリン杯6位。世界ユニバ優勝。今季国際アイスダンスドルトレヒト優勝。曲は「Believe」他。振付・コーチともマッテオ・ザンニか。初めて見た。冒頭のSqTwは女性レベル2、男性レベル4でほぼ全ジャッジが加点2〜3。MiStは男女ともレベル1だが全ジャッジが加点ほぼ2。PStはレベル1。ChRSはGOE+3.43。最後のRoLiはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点5番目の38.94、演技構成点4番目の29.41、合計68.35は自己ベスト更新でRD5位。この組が当面のライバル。 16番滑走で吉田/森田組(22、21)。昨季全日本初優勝、冬季アジア大会金メダル。四大陸8位、世界選手権22位。今季CS木下杯6位。曲は「Stomp to My Beat」他 。振付・コーチともハベル他。すごくスピードがあり、よくできたと思う。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは距離も近く、男女ともレベル4。SlLiはレベル4で加点1〜3。PStはレベル3。MiStは女性レベル1、男性レベル2だが加点2〜3。最後のChRSも思い切り演技し、GOE+3.43。技術点4番目の40.37、演技構成点7番目の28.77、合計69.13は自己ベスト更新でRD4位。この順位をフリーでもキープできれば五輪出場。 17番滑走でピンチュク/ポゴリロフ組(ウク。19、22)。昨季欧州選手権20位。今季CSロンバルディア杯11位。曲は「Queen of the Night」他。振付はマッテオ・ザンニ。なぜか不調だった。冒頭のSqTwは女性レベル4、男性レベル3。MiStは女性レベル1、男性レベル2だが全ジャッジが加点。PStはレベル1。ChRSはGOE+2.36。最後のRoLiはレベル4。 技術点10番目の35.12、演技構成点11番目の26.99、合計62.11でRD10位。 18番滑走でハリス/チャン組(豪。22、29)。昨季四大陸7位、世界選手権19位。今季ボレロ杯3位。曲は「Waiting for Tonight」他。振付はデュブレイユ。さすがにスピードと緩急のめりはりがうまい。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜4。MiStは字を正レベル2、男性レベル1だが゜加点2〜3。PStはレベル2。ChRSはGOE+3.64。最後のRoLiはレベル4で加点2〜3。技術点2番目の41.88、演技構成点も2番目の31.47、合計73.35でRD2位。 最終滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。31、33)。昨季欧州選手権6位、世界選手権21位。今季エグナ・ダンス杯優勝。曲は「Would You...?」他。振付はデュブレイユ他。別格だった。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のMiStは男女ともレベル2で加点ほぼ3〜4。SqTwは男女ともレベル4で加点2〜4。PStはレベル1だが加点2〜3。RoLiはレベル4で加点3〜4。最後のChRSは余裕があり、GOE+5.57の最高点。技術点最高の45.86、演技構成点も最高の35.09、合計80.95でRD1位。 フリー。テレ朝解説は都築さん(ちゃんと専門の人でよかった)、実況はフリーアナウンサーの西岡アナ。 13番滑走でRD7位イグナテワ/ゼムコ組(ハン。21、25)。昨季欧州選手権14位。世界選手権24位。今季CSロンバルディア杯6位。曲は「The Joker and The Queen」。振付は不明。女性のスカートは赤と青のチューリップのよう。男性の上衣は袖なしの青紫、下は黒。冒頭のChAJは、解説の都築さんが「音楽に動きがよく合っている」とのこと。GOE2.02。SyTwは男女ともレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。OFTは女性レベル1、男性レベル2で全ジャッジが加点。StaLiはレベル4でほぼ全ジャッジが加点2〜4。CiStは男女ともレベル2でほぼ全ジャッジが加点。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で全ジャッジが加点1〜3。ChLiはGOE+1.42。DSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。最後のChStはGOE+2.25。技術点3番目の57.07、演技構成点6番目の44.08、合計103.15でフリー3位、総合167.73で6位。 14番滑走でワン/リウ組(中。31、31)。曲は「The Bat Man Theme」他。振付はデュブレイユ。衣装は二人とも黒。冒頭のStaLiは男性の足首を支点に女性が氷に水平になる形で全ジャッジが加点ほぼ3〜4。OFTは男女ともレベル2でほぼ全ジャッジが加点1〜3。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で全ジャッジが加点2〜3。SyTwは男女ともレベル4で全ジャッジが加点1〜3。DSpはレベル2。DiStは女性レベル2、男性レベル1だが全ジャッジが加点。ChStはなぜか!マークでGOE-0.06。ChSpはGOE+2.25、最後のChSlはGOE+1.78。技術点5番目の56.74、演技構成点も5番目の44.5、合計101.24でフリー5位、総合168.83で4位。五輪枠獲得。ベテラン健在。実際には、この組が想定外ライバルだった。 最終グループ15番滑走でヴァル/カジモフ組(西。20、25)。曲は「Exogenesis: Pt.3」と「Pt.2」。振付はハリャービン。女性の衣装は光沢のある濃いグレー。男性の上衣は白、下は黒。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点2〜4。OFTは女性レベル1、男性レベル2で加点2〜3。SyTwは男女ともレベル4で加点2〜3。MiStは女性レベル1、男性レベル2。CuLiはレベル1だが加点1〜3。DSpはレベル4で加点1〜3。最後にコレオ要素三つ。うち手前から行ったChStはGOE+1.66。ChLiはGOE+1.54、ChSpはGOE+1.3。上手だった。正直、この組が終わったとき、負けたと思った。技術点4番目の57.31、演技構成点4番目の44.66、合計101.97でフリー4位、総合170.32で3位。五輪枠獲得。 16番滑走で吉田/森田組(22、21)。曲は「Violin Fantasy on Puccini's Turandot」。振付・コーチともスコット・モイアー他。女性の衣装は赤、男性は黒。今できることはすべて出した。それでもRDのようなスピードがなく、木下杯の方が伸び伸びとやれていた感じ。冒頭のChStは、速報値ではGOE+1.04だったが、!マークが付きGOE+0.06。!マークは、終わりの位置がフェンスから距離が離れていたためらしい。RoLiはレベル4で全ジャッジが加点。OFTは女性レベル1(速報ではレベル2)、男性レベル3で全ジャッジが加点1〜3。CuLi+CuLiの連続リフトはいずれもレベル4で全ジャッジが加点。DSpもレベル4でほぼ全ジャッジが加点。ChHyはGOE+1.42。DiStは女性レベル2、男性レベル1で全ジャッジが加点。SyTwは男女ともレベル4で全ジャッジが加点。最後のChLiはGOE+1.19。解説の都築さんは「攻めた演技ができた」。技術点6番目の55.13、演技構成点7番目の43.36、合計98.49でフリー7位、総合167.63で6位。得点は木下杯より高かったが、及ばず。残念。 17番滑走でレイタン/マヨロフ組(スウェ。20、25)。曲は「ロミオとジュリエット」より「Un Giorno Per Noi」。振付はヴァトゥーリ。6番目のDSpまで全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSyTwは女性レベル2(速報ではレベル4)、男性レベル4で加点ほぼ2〜3。OFTは女性レベル1、男性レベル2で加点2〜4。MiStは男女ともレベル1だが加点1〜3。ChSlはGOE+1.54。CuLi+RoLiの連続リフトは第1がレベル4、第2がレベル2(速報ではレベル4)で加点1〜3。DSpはレベル4で加点1〜3。ChStはここも!マークが付き、GOE+0.47。StaLiはレベル4だがGOE-2〜3と割れた。最後のChLiはGOE+1.42。技術点8番目の54.46、演技構成点3番目の44.84、合計98.48でフリー6位、総合168.6で5位。キスアンドクライでは得点を見た選手・コーチとも、思ったより低いという顔。 18番滑走でハリス/チャン組(豪。22、29)。曲は「Clair de Lune」他。振付はベイカー。男性は2022年オーストラリア国籍を取得したが、北京五輪出場できず。全要素に全ジャッジが加点ほぼほぼ2以上。冒頭のDSpはレベル4で加点2〜4。SyTwは男女ともレベル4で加点1〜3。OFTは女性レベル1、男性レベル4で加点2〜3。RoLi+StaLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点ほぼ3。DiStは男女ともレベル1だが加点ほぼ2〜3。CuLiはレベル4で加点2〜3。最後にコレオ要素三つ。うちChStはGOE+1.9、ChLiはGOE+2.37の高得点、最後のChSpはGOE+2.02。解説の都築さんが「ChLiでは月が見えました」。技術点2番目の62.57、演技構成点も2番目の47.58、合計110.15でフリーも2位、総合183.5で2位。五輪枠獲得。 最終滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。31、33)。曲は「God Is a DJ」他。振付はシュイナール他。やはり格が違う。全要素に全ジャッジが加点ほぼ2以上。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。OFTは女性レベル3、男性レベル2で加点2〜3。MiStも女性レベル3、男性レベル2でほぼ加点2〜3。CuLiとDSpはいずれもレベル4で加点2〜3。SyTwも男女ともレベル4で加点2〜4。最後にコレオ要素三つ。うちChSpはGOE+2.13、ChStはGOE+2.73の最高得点、最後のChLiはGOE+2.49。技術点最高の66.06、演技構成点も最高の51.72、合計117.78でフリーも1位、総合198.73で1位。五輪枠獲得。キスアンドクライではいつものように兄のクリスの写真を見せていた。表彰式では、リトアニアの国歌をたぶん初めて聞いた。 <ペア>五輪枠は3枠。11組エントリー(8/20)。日本からは長岡/森口組。主な選手は、シン/ナジ組(米)、ホリチェンコ/ダレンスキー組(ウク)、シャラー/マイア組(墺)、コワレフ/コワレフ組(仏)、ジャン/フアン組(中)、リョム/ハン組(北朝鮮)、ガメズ/コロヴィン組(フィリ)など。スウェーデンのクラフォード兄妹は欠場か。ロシア、ベラルーシからはISUの条件クリアした選手なし。テレ朝解説は高橋成美、実況は戸崎アナ。 2番滑走でアコポワ/ラフマニン組(アルメ。22、26)。2022年までロシア選手。今季アルメニア移籍、CSジョン・ニックス国際5位。曲は「Artsakh」。振付はエフドキモワ。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3FThはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。3Sは男性がqマーク。StSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。BiDsはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル2だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。全体に安定して技術が高い。技術点2番目の37.16、演技構成点4番目の26.69、合計63.85でSP3位。 5番滑走でシン/ナジ組(米。21、27)。昨季全米5位、四大陸11位。今季CSジョン・ニックス国際7位。曲は「Speak Softly Love」。振付はジョン・カー他。冒頭の3Twは成功、レベル3。3Tはずれた。3LoThも決める。しかしBiDsは無得点。解説の高橋成美が「男性のピボットが滑ってしまい、始める前に失敗」。CCoSpは動揺があったのかレベル2。StSqはもレベル2。最後の5RLiはレベル4。技術点9番目の28.14、演技構成点5番目の25.85、合計53.99でSP7位。 9番滑走で地元ジャン/フアン組(中。18、23)。曲は「Nemesis」。振付はサブチェンコ。昨季ジュニアGPファイナル優勝、国内シニア優勝、世界ジュニア5位。今季アジアンオープン優勝。急成長中。もちろん観客は大声援。冒頭の3Twは軽々と成功、レベル3で全ジャッジが加点ほぼ3。3Tも男性がややこらえたが決める。3FThは全ジャッジが加点3〜4。FCCoSpはレベル2でVマーク。StSqは二人で側転も行い、レベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。5RLiはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。最後のBiDsもレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点最高の38.42、演技構成点2番目の28.26、合計66.68は自己ベスト更新でSP1位。 10番滑走でコワレフ/コワレフ組(仏。30、33)。昨季欧州選手権9位、世界選手権21位。今季Road to 26杯4位。曲は「Une vie d'amour」。振付はドミニク・デニョー他。会心の出来。冒頭の3Twはレベル2。3Tは男性が大きく傾いたがこらえた。5RLiはレベル4で全ジャッジが加点。3FThは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。BiDsはレベル3。CCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のStSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の36.1、演技構成点も3番目の28.18、合計64.28は自己ベスト更新でSP2位。 最終滑走で長岡/森口組(20、23)。昨季全日本2位。冬季アジア大会銅メダル。四大陸7位、世界選手権22位。今季CS木下杯3位。曲は継続の「Goodbye Yellow Brick Road」。振付はキャシー・リード。痛恨のジャンプミス。全体にスピードは一番ある。冒頭の3Twはうまくいき、レベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。しかし3Loで女性の軸が傾き転倒。3SThはタッチあり。5RLiはレベル4で男性の首を女性が両足ではさむ難しい出も見事でレベル4に全ジャッジが加点2〜4。BiDsはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。StSqと最後のCCoSpもレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点1〜4。技術点4番目の34.84、演技構成点最高の28.84、転倒の減点1、合計62.68でSP4位。フリーで順位を上げられるか。 フリー。 5番滑走でシン/ナジ組(米。21、27)。曲は「Two Men in Love」。振付はフォンタナ他。冒頭の3Twはレベル2。3Sはどちらかqマーク。3T+2A+2A+SEQは第2がアンダーローテーション、第3がダウングレード。3LoThは転倒。リフト二つとPCoSpはレベル4。うちPCoSpにVマーク。3SThはこらえた。BoDsはレベル2。5ALiはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。最後のChSqはGOE+1.0。技術点5番目の53.69、演技構成点6番目の51.98、転倒の減点1、合計104.67でフリー6位、総合158.66で6位。 6番滑走でSP6位ホリチェンコ/ダレンスキー組(ウク。20、24)。昨季欧州選手権11位、世界ジュニア銀メダル、世界選手権17位。今季CSロンバルディア杯6位。曲は「Mad World」。振付はヤヴィル。練習拠点が攻撃を受け十分な練習が積めなかったという。衣装は二人とも紺地に水色の模様、銀のライン。冒頭は2Fに変更。3Twは高く、レベル2だがほぼ全ジャッジが加点。3S+1A+1A+SEQは成功。3LoThは幅があり、全ジャッジが加点2〜3。リフト二つとFiDsはレベル3。ChSqはGOE+0.29。3SThも成功。3Liと最後のPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。技術点3番目の58.84、演技構成点5番目の53.4、合計112.24は自己ベスト更新でフリー4位、総合169.41も自己ベスト更新で5位。 7番滑走でSP5位ヴァレジ/ビダル(チェコ。23、26)。今季組替え、CSロンバルディア杯3位。曲は映画「Notre Dame de Paris」より「Le temps des Cathédrales」他。振付・コーチともホタレックか。冒頭の3Twは高く全ジャッジが加点。3Sは女性がアンダーローテーションで両手付き。2A+1A+2A+SEQは女性の第3がqマークでステップアウト。5ALiは1回転でおろしてしまい、レベルB。解説の高橋成美が「女性が上がりきらないうちに回り始めてしまい軸がゆがんで下すしかなかった。よくあること」と言う。2FThは成功。3SThは片手付き。BoDsと3Li、最後のPCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちBoDsはほぼ加点1〜3。ChSqはGOE+0.79。5RLiはレベル3。技術点8番目の49.73、演技構成点7番目の49.21、合計98.94でフリー7位、総合156.11で7位。 最終グループ8番滑走で長岡/森口組(20、23)。曲は「Tree of Life」。振付はキャシー・リード。冒頭の3Twはレベル2だが、着氷でタッチあり。3Lo+2A+2A+SEQの予定だったが、女性の第1がつまったため第2がAに。ここで転倒しなかったのが大きかった。3Tはピッタリ成功。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち5ALiは加点2〜5。3LoThは両足。3SThは両手付き。BoDsはレベル2。最後のChSqはダンスリフトを行いGOE+0.79。技術点4番目の58.46、演技構成点2番目の57.52、合計115.98でフリー3位、総合178.66で3位。五輪枠獲得。 9番滑走でアコポワ/ラフマニン組(アルメ。22、26)。曲は「映画「Slumdog Millionaire」より「Latkia's Theme」他。振付はエフドキモワ。ほぼノーミス。冒頭の3Twはレベル3だが全ジャッジが加点1〜4。3Tはしっかり決める。3FThは幅があり、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3S+2A+2A+SEQは女性がステップアウト。リフト二つはレベル4。うち3Liはほぼ全ジャッジが加点。3SThはこれも幅があり全ジャッジが加点ほぼ2〜4。FoDsと5ALi、最後のPCoSpはレベル3。うちPCoSpにVマーク。技術点2番目の66.14、演技構成点3番目の56.85、合計122.99は自己ベスト更新でフリー2位、総合186.84も自己ベスト更新で2位。五輪枠獲得。本番でも手ごわい相手になりそう。 10番滑走でコワレフ/コワレフ組(仏。30、33)。曲は「Come Together」他。振付はパヴェル・コワレフ他。衣装は二人とも黒。連続ジャンプ以外はよかったと思ったが。冒頭の3Twはレベル2でほぼ全ジャッジが加点。次は3Sの予定だったが2Sに変えたらしい。しかし3T+2Tの第1で女性が転倒、要素を失う。これが意外に響いたか。リフト三つとPCoSpはレベル4。うちPCoSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3FThは成功。ChSqはGOE+0.57。3SThもこらえた。技術点6番目の53.37、演技構成点4番目の54.93、転倒の減点1、合計107.3でフリー5位、総合171.58で4位。 最終滑走でジャン/フアン組(中。18、23)。曲は「О」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。3T+1A+2A+SEQは女性の第3がアンダーローテーションでこらえた。3Sでは男性が転倒。3FThは高さと幅があり、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち3Liは女性を風車のように回しながら上げ、加点1〜4。FoDsはレベル3。3LoThもしっかり成功、全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+0.79。大きなミスはひとつで終え、リンクから上がる女性は泣いていた。地元であること、前回五輪金の種目の枠取りの重圧はたいへんなものだったろう。技術点最高の67.13、演技構成点も最高の58.71、転倒の減点1、合計124.84は自己ベスト更新でフリーも1位、総合191.52も自己ベスト更新で1位。五輪枠獲得。 <女子シングル>五輪枠は5枠。27人エントリー(8/20)。日本からはなし。主な選手は、ヘンドリクス(ベル)、グバノワ(ジョー)、タルェガード(スウェ)、ジャン・リーヤン(中)、プラサド(印)など。その他、中立選手としてロシアからペトロシャン、ベラルーシからサフォノワ。 3番滑走でサフォノワ(AIN/ベラ。22)。174cm。2022年欧州選手権9位、北京五輪13位。以後今季まで記録なし。曲は「Besame Mucho」。振付はゴリュノワ他。ずいぶん背が伸びた。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル3。うちLSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Fは成功。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マークとアンダーローテーション、第2がqマーク。最後のFSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。ジャンプの回転不足とスピンのレベル取りこぼしで思ったより得点伸びず。技術点7番目の31.31、演技構成点8番目の26.4、合計57.71でSP7位。 4番滑走でペトロシャン(AIN/露。18)。2021年JGP3位と優勝。昨季国内2連覇。フリーでは3A+4Tを跳ぶらしい。今季記録なし。曲は「Earth Song」他マイケル・ジャクソンメドレー。振付はグレイヘンガウス。衣装の上は真っ赤、下は黒いパンツ。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3.続く3Lzはqマーク。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ3〜4、StSqはムーンウォークのような動きもあり加点ほぼ3。1.1倍になる3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。最後のCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点3〜5。技術点最高の37.09、演技構成点3番目の31.63、合計68.72でSP1位。 11番滑走で地元ジャン・リーヤン(中。17)。昨季アジアンオープンJr.4位、国内シニア8位。今季アジアンオープン優勝。曲は「Frozen」。振付・コーチともフー・カイシュ。いやー驚きの成長株。観客大声援。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3S+3Tは加点1〜3。続く2Aも成功。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる3Fも決める。技術点2番目の35.85、演技構成点5番目の26.93、合計62.78は自己ベスト更新でSP4位。 17番滑走でヤコブレワ(キプ。17)。昨季世界ジュニア22位。今季ロビン・カズンズ杯2位。曲は「Nutcracker」。振付・コーチともセルゲイ・コモロフ。この選手も伏兵。冒頭の3F+3Tは第2がqマーク。続く3Lzは成功。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点。1.1倍になる2Aも決める。StSq7はレベル3で全ジャッジが加点。技術点5番目の33.76、演技構成点10番目の25.61、合計59.37は自己ベスト更新でSP5位。 21番滑走でリサゴメス(ノル。19)。昨季欧州選手権12位、世界選手権29位。今季ソニア・ヘニー杯5位。曲は「Chasing Cars」。振付はソンダー・ボー他。冒頭の3T+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3Fも決める。スピン二つはレベル4。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点1〜3。StSqとFSSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。技術点32.65、演技構成点26.65、合計59.3は自己ベスト更新でSP6位。フリーは7位、総合7位。 24番滑走でグバノワ(ジョー。22)。昨季欧州選手権銀メダル、世界選手権28位。今季初戦か。曲は「San Sanana」他。振付はモロトフ他。衣装は赤が基調でビーズがたくさん。インド風の音楽を演じ、余裕だった。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜4。続く2Aも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lzはqマーク。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル2。技術点3番目の35.16、演技構成点最高の32.92、合計68.08でSP2位。 最終滑走でヘンドリクス(ベル。25)。2024年欧州選手権金メダル、世界選手権4位。昨季上海杯3位。後は足首手術で全休。今季初戦か。曲は「Locura」。振付はアダム・ソルヤ。衣装は銀色。スカートはおなじみの腰みの風。冒頭の3F+3Tは片手付き。続く2Aはステップアウト。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちCCoSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lzはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。最後のLSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点2〜3。技術点4番目の34.39、演技構成点2番目の32.53、合計66.92でSP3位。 フリー。 19番滑走でサフォノワ(AIN/ベラ。22)。曲は「Yo Vivir? by J2」。振付はセルゲイ・ヴェルビロ。立て直してきた。前半の5要素は全ジャッジ(No.5の欄が空白。以下同じ)が加点。冒頭は3Lo+2Tを決め、加点2〜3。続く2Aも加点2。3S成功。3Fは加点2〜3。CCoSpはレベル3で加点1〜3。ChSqはGOE+0.75。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マークとqマーク。ソロの3Loは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Lz+2A+2T+SEQは第1に!マーク。StSqはレベル2。LSpはレベル3。最後のFCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。技術点4番目の67.67、演技構成点5番目の56.53、合計124.2でフリー4位、総合181.91で4位。五輪枠獲得。 最終グループ21番滑走でヤコブレワ(キプ。17)。曲は「Artist」他。振付はコモロフ。冒頭の3F+2A+2A+SEQは第2がqマーク。3Lz+2Tは成功。しかしソロの3Lzはアンダーローテーションでこらえた。3Lo+2Tは決める。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.75。1.1倍になる3Loと3T成功。3Sはこらえた。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の63.08、演技構成点6番目の55.08、合計118.16でフリー5位、総合177.53で6位。 22番滑走でジャン・リーヤン(中。17)。曲は「ミス・サイゴン」より「The Fall of Saigon」等6曲。振付はJialei Wang。冒頭3Lzの予定が2Lzになり両足。3S+3Tは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Loはアンダーローテーションで転倒。3F+2Tは決める。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqと最後のLSpは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.08。1.1倍になる3Fと3S、2A+2A+2T+SEQも決める。技術点6番目の60.68、演技構成点4番目の57.3、転倒の減点1、合計116.98でフリー6位、総合179.76で5位。この時点で2位の表示を見ると、5位以内確定なので涙ぐんだ。観客も大喜び。五輪枠獲得。 23番滑走でヘンドリクス(ベル。25)。曲は「La Alegria」。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜4。続く3F+2Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は3Fの予定が2Fに。2Aは全ジャッジが加点ほぼ2。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のLSpは加点3〜5、FCCoSpは加点2〜5、StSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+2T+2Lo成功。2Aと3Sも決め、いずれも全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.75。技術点3番目の68.28、演技構成点最高の69.76、合計138.04でフリーも3位、総合204.96で3位。五輪枠獲得。 24番滑走でグバノワ(ジョー。22)。曲は「Ghost - The Musical」より「Unchained Melody」他。振付はオルガ・グリンカ他。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3Loは全ジャッジが加点ほぼ3。3Lzも全ジャッジが加点2〜3。しかし3Sはqマーク。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点3〜4、FCSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは決める。3F+2Tは第1にqマーク。2Aにもqマーク。ChSqはGOE+1.42。技術点2番目の70.15、演技構成点も2番目の68.0、合計138.15でフリーも2位、総合206.23で2位。五輪枠獲得。 最終滑走でペトロシャン(AIN/露。18)。曲は「Nocturne No. 1 in D Minor」他。振付はグレイヘンガウス。4回転も3Aも跳ばず。3S以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+2Tは加点1〜3。3Loと2Aは加点2〜3。続く3Loと2Aは全ジャッジが加点2〜3。3Sは決める。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちFCSpは加点3〜4、StSqは加点3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは全ジャッジが加点。3F+3Tとソロの3Fは全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点3。ChSqはGOE+1.33。技術点最高の74.84、演技構成点3番目の66.07、合計140.91でフリーも1位、総合209.63で1位。五輪出場資格獲得。なお、AIN選手の場合は出場枠ではなく選手個人の出場資格となる。表彰式の旗は、水色の国連旗のようだった。歌は五輪賛歌か。 <男子シングル>五輪枠は5枠。28人エントリー(8/20)。26人出場。日本からはなし。主な選手は、キム・ヒョンギョム(韓)、ピトー(仏)、ジレンバイエフ(カザフ)、ザンドロン(墺)、レシュテンコ(チェコ)、アップルビー(英)、クパーマン(イスラ)、カリーヨ(墨)、ユーシャン・リー(台)など。その他、中立選手としてロシアからグメンニク、ベラルーシからプザナウ。テレ朝解説は本田武史。 2番滑走でグメンニク(AIN/露。23)。184cm。2021年GPイタリア大会8位、CSワルシャワ杯3位。昨季国内4位。曲は「Perfume - The Story of a Murderer」。振付はグレイヘンガウスとパンフィロワ。髪をポニーテイルにして昔のJ.ブラウンのよう。衣装の右袖から胸元にかけ赤い小切れがたくさんちりばめられていた。SPから4回転2本成功させ別格。冒頭の4F+3Tはほぼ全ジャッジが加点。続く4Sはきれいに成功。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点2〜3。1.1倍になる3Aも決め、全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の54.84、演技構成点も最高の78.96、合計93.8は自己ベスト更新でSP1位。 3番滑走でプザナウ(AIN/ベラ。22)。2021年JGPポーランド大会15位。2022年ウィンター・スター(シニア)優勝。以後国内記録もなし。曲は「Lose Control」。振付はエリザヴェタ・アニキーモウスカヤ。まさかの3A失敗。冒頭の4Tはqマークでステップアウト。続く3Aの予定がパンクして1Aになり無得点に。スピン三つはレベル4。うち最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはきれいに成功。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点18番目の31.43、演技構成点6番目の34.95、合計66.38でSP13位。 11番滑走でルートンブレイン(モナコ。26)。フランス生まれ。昨季欧州選手権25位、世界戦39位。今季ババリアンオープン7位。曲は「L'enfer」。振付はエイモズ。冒頭は2Aだが全ジャッジが加点ほぼ2。続く3Fも成功、全ジャッジが加点2〜3。FCSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはしっかり決め全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4。技術点8番目の37.36、演技構成点4番目の36.2、合計73.56は自己ベスト更新でSP5位。 13番滑走でマルシャーク(ウク。21)。昨季世界選手権33位。今季CSロンバルディア杯10位。曲は「Fall On Me」。振付はエカテリナ・グアリーゼ。冒頭で4Sを決め、ほぼ全ジャッジが加点。続く3Aも成功、全ジャッジが加点2〜3。CCSpとStSqはレベル2。1.1倍になる3Lz+2Tは間で両手をついた。FSSpはレベル3で全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル3。技術点7番目の37.79、演技構成点9番目の34.54、合計72.33でSP6位。 16番滑走でレシュテンコ(チェコ。22)。昨季欧州選手権23位、世界選手権31位。曲は「Shadow Hunter」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の4Sはqマークでステップアウトし両手付き。続く3Aもステップアウト。足替えスピン二つはレベル3。しかし、1.1倍になるところで4T+3Tをしっかり決め、全ジャッジが加点。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のFSSpも全ジャッジが加点。技術点6番目の38.51、演技構成点13番目の32.52、合計71.03でSP7位。 21番滑走でユシャン・リー(台。18)。昨季四大陸14位、世界選手権30位。今季アジアンオープン2位。曲は「This Is War」。振付は佐藤有香他。冒頭の3F成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Aはアンダーローテーション。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tはステップアウト。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点9番目の36.66、演技構成点10番目の33.65、合計70.31でSP8位。 22番滑走でピトー(仏。20)。曲は「Dig Down」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3A成功。続く3Fも決め、全ジャッジが加点1〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3、スピン二つも全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは余裕があり、全ジャッジが加点2〜3。終わったとき珍しく小さく手元でガッツポーズ。技術点3番目の44.62、演技構成点も3番目の36.62、合計81.24でSP3位。 24番滑走でキム・ヒョンギョム(韓。19)。昨季四大陸7位、世界選手権26位。今季アジアンオープン優勝。曲は「Amuse Bouche」。振付はランビエール。冒頭で4T成功。続く3Aはアンダーローテーション。スピン二つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。CSSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点。技術点4番目の41.35、演技構成点10番目の33.34、合計74.69でSP4位。 最終滑走でカリーヨ(メキ。25)。予選会出場者で唯一前回北京五輪経験者(22位)。昨季四大陸11位、世界選手権27位。今季CSクランベリー杯6位。曲は「Hip-Hip Chin Chin」他。振付はアグノエル。会心の出来。冒頭で4S+3Tを決める。続く3Aも成功、全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちスピン二つは加点1〜4、StSqは加点2〜3。1.1倍になる3Lzもきれいに成功、全ジャッジが加点1〜3。終わったとき氷をたたいて喜び、リンクにキス。技術点2番目の48.1、演技構成点も2番目の36.87、合計84.97は自己ベスト更新でSP2位。 フリー。テレ朝解説はなぜか佐野さんに。実況は西岡アナでよかった。 18番滑走でSP9位ガルトゥング(独。17)。曲は「Brick & Blood」他。振付はブノワ・リショー。冒頭きれいな4F成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続けて4Lz+2Tを決め、全ジャッジが加点1〜3。この調子でできればひょっとして…というところで3Aステップアウト。3Loがパンクして1Loに。CSSpと最後のStSqはレベル3。ChSqはGOE-0.21。1.1倍になる3Lz+3T成功。3F+2A+2A+SEQも決め、がんばりを見せた。3Sはこらえた。FCSpとCCoSpはレベル1。スタミナが足りないか。技術点4番目の76.86、演技構成点13番目の64.8、合計141.66でフリー7位、総合211.17で9位。 19番滑走でユシャン・リー(台。18)。曲は「Eleanor Rigby」。振付はシン・イェジ他。3つ目の要素に4回転予定していたがやめ。冒頭ソロの3Loと3Sを決め、全ジャッジが加点1〜3。続く3Aはアンダーローテーションでこらえた。3F+2Tは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点ほぼ3〜4。ChSqはGOE+0.93。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQを決め、全ジャッジが加点1〜3。3Lz+3Tとソロの3Lzもなんとか成功。うち連続3回転は全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。まさに構成を落としてでも精度を高める作戦がはまった。技術点5番目の76.04、演技構成点も5番目の70.63、合計146.67でフリー3位、総合216.98で5位。五輪枠獲得。 20番滑走でレシュテンコ(チェコ。22)。曲は映画「Kingsman: The Secret Service」より「Manners Maketh Man」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭で4Tと4Sを成功、ほんの一瞬期待を抱かせた。4Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3、4Sは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。しかし3Aでステップアウトして両手つき、転倒扱い。3Loはqマークで転倒。これでがっかり。スピン三つとStSqはレベル3。1.1倍になるところで4T+3Tをなんとか決め、意地を見せた。さらに3Lzをこらえてダウングレードの+1Eu+3Sや3Lz+2A+SEQも決める。ChSqはGOE+0.36。技術点3番目の77.06、演技構成点9番目の66.97、転倒の減点2、合計142.03でフリー6位、総合213.06で8位。 最終グループ21番滑走でマルシャーク(ウク。21)。曲は「I'm Tired」他。振付はエカテリナ・グアリーゼ。4回転なし。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点。4S+3Tは第1がqマーク。3A+2A+2A+SEQの予定だったが第2し+1Aに。ソロの3Aは成功、全ジャッジが加点。FCCoSpとStSqはレベル3。うちFCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+2Tは第1でこらえた。3Loは2Loにパンク。ChSqは+0.71。3Fも成功、ほぼ全ジャッジが加点。FSSpはレベル4で全ジャッジが加点。最後のCCoSpはレベル2。技術点7番目の74.74、演技構成点7番目の70.5、合計145.24でフリー4位、総合217.57で4位。五輪枠獲得。 22番滑走でルートンブレイン(モナコ。26)。曲は「My Perception of Love」他。振付はエイモズ。4回転はおろか3Aもないプログラムで五輪に出ようというのは無謀では。しかしスケーテイングはしっかりしている。冒頭は「予定どおり」2A成功、全ジャッジが加点2。続く3Lz+3Tも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fと3Loは全ジャッジが加点。うち3Fは加点2〜3。スピン二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCSSpはほぼ加点2〜4。1.1倍になる3Lzは全ジャッジが加点1〜3。3S+3Tはほぼ全ジャッジが加点。2A+2T+2Tも決める。StSqと最後のFCCoSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3だが、FCCoSpはVマークでGOE-4〜-1。ChSqはGOE+0.86。技術点9番目の69.19、演技構成点2番目の73.37、合計142.56は自己ベスト更新でフリー5位、総合216.12も自己ベスト更新で6位。 23番滑走でキム・ヒョンギョム(韓。19)。曲は「アラビアのロレンス」。振付はミーシャ・ジー。気迫が伝わってきた。冒頭の4Tはこらえた。続く3Aはqマーク。3Lz+3Tとソロの3Fは成功、いずれもほぼ全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4。StSqはレベル3。1.1倍になる3Lz+3Tはほぼ全ジャッジが加点。3Lo+2A+2A+SEQ、3Sも決め、ほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.21。技術点2番目の82.78、演技構成点4番目の71.13、合計153.91でフリー2位、総合228.6で2位。五輪枠獲得。得点・順位を見て泣いていた。 24番滑走でピトー(仏。20)。曲は「Let It Be」他。振付はブノワ・リショー。冒頭のミスをひきずったか。4Sの予定がパンクして2Sに。続く3Fは全ジャッジが加点1〜4。次も3Aの予定が2Aに。3Loはステップアウト。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで3A+1A+2A+SEQをこらえて決める。ChSqはGOE+0.29。3Lz+3Tは成功。次をソロの3Lzの予定だったが3Aに変更、オーバーターンだが決める。StSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2。技術点14番目の62.81、演技構成点6番目の70.52、合計133.33でフリー11位と大乱調、総合214.57で7位。 25番滑走でカリーヨ(メキ。25)。曲は「My Way」「Trouble」他プレスリーメドレー。振付はブノワ・リショー。五輪経験者も乱れた。冒頭の4Sはステップアウトして片手付き。第2付かず。2本目の4Sはパンクして2Sに。3Aはきれいに成功。ChSqはGOE+0.79。ここは本来もっと踊るところ。3Lz+3Tもステップアウト。スピンは三つともレベル3。うちCSSpはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQ成功、全ジャッジが加点。続く3Fはqマーク。ソロの3Sはほぼ全ジャッジが加点。StSqは少し本来の動きを見せてレベル4に全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点10番目の64.82、演技構成点3番目の72.57、合計でフリー9位、総合222.36で3位。五輪枠獲得。キスアンドクライで総合順位がわかると喜びが爆発。 最終滑走でグメンニク(AIN/露。23)。曲は「Onegin」。振付はアベルブフとコハノワ。4回転5本構成を提出。冒頭の4Fは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く4Lzはアンダーローテーションでこらえた。次の4Loもアンダーローテーション。しかし4S+3Tは決める。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になるところで4S+2A+SEQを跳び、第1がqマークだが予定通り4回転5本入れた。3Aはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。3Lzは片手付き。ChSqはGOE+0.93。技術点最高の88.97、演技構成点も最高の80.05、合計169.02でフリーも1位、総合262.82で1位。五輪出場資格獲得。 なお、SP13位プザナウ(AIN/ベラ。22)はフリー17位、総合16位。SP16位クパーマン(イスラ。18)はフリー8位と少し挽回したが、総合10位。SP10位アップルビー(英。20)はフリー21位で総合18位。 |
サッカー短評 (2025.9/20) 川崎フロンターレvs.FC東京 0対1 (2025.9/20 U等々力) 第30節
長谷部監督の新布陣が機能せず。前半、FC東京の攻撃にプレスがかからず、相手右サイドから攻め込まれ、フリーでクロスを上げられ、フリーで遠藤渓太にヘディングシュートを決められた。その後、前半のうちに同じような形で2点目を決められたかという場面はVARでオフサイドとなったが、後半追加タイムにフロンターレが同点にしたかと思った場面もVARで取り消されて、勝点1さえも逃した。FC東京は7年ぶりの対川崎戦勝利らしい。気温26.2度、湿度88%。観客22338人。主審はサウジアラビアのファイサル・アルバラウィさん、VARは谷本さん。DAZN解説は林陵平、実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のWBにマルシーニョと伊藤。ロマニッチとエリソンのツートップ。ゲームキャプテンは佐々木。ベンチに宮城、小林、家永、脇坂、橘田など。 FC東京は、4-4-2。仲川と長倉のツートップ。左右のWBに遠藤渓太とギリェルメ。高と橋本拳人のダブルボランチ。DF安斎、土肥、ショルツ、長友。GKキム・スンギュ。キャプテンは橋本。ベンチに室屋、森重、東、俵積田、佐藤恵允など。 後半開始から、フロンターレが一人目の交代。いつもの4-2-3-1にして、トップ下に脇坂を入れる。解説の林陵平は「少しかわいそうだがロマニッチが悪かったわけではない。川崎の守備のスイッチを入れる選手がいなかった。脇坂は守備の指示だけでなく、攻撃と守備をつなぐことができる」と言う。前半から、「FC東京はそこまでビルドアップが得意なチームではないので、もっとプレスをかけたほうがいい」と言っていた。しかし、CBショルツやボランチ高のボールさばきにプレスできておらず、下がって受ける相手FW仲川や攻めあがる長友をつかまえることもできなかった。一方、フロンターレの好調な伊藤やエリソンにはボールが入らず、パッサーの山本にも二人三人と相手のプレスが襲い掛かり、さっぱり攻撃が組み立てられず。 |
サッカー短評 (2025.9/13) 横浜F.マリノスvs.川崎フロンターレ 0対3 (2025.9/13 日産ス) 第29節
今季初の3連勝。代表ウイーク明け、2週間ぶりのリーグ戦。開始4分で今絶好調の伊藤が先制。前半はこの後得点のチャンスもあったが、追加点は入らず。しかし、後半12分、エリソンのシュートのこぼれにつめた山本が相手DFに倒されてレッドカード。これで得たPKをエリソンがしっかり決めて2−0。10人の相手から追加点を取ろうと攻め続け、やっと追加タイム53分に宮城が押し込んでダメ押し点。勝点3を積み上げて7位に浮上。気温26.9度、湿度69%。観客41221人。主審はJ1まだ10試合目の大橋さん。VARは昨季最優秀主審の御厨さん。DAZN解説は福田さん、実況は下田アナ。
先発はGK山口。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。橘田が本来のボランチで出るのは8試合ぶりらしい。ベンチにロマニッチ、宮城、小林、大関、土屋、神橋など。 マリノスは4-2-1-3。CFにこの夏加入のデイビッド。左右のFWに井上とクルークス。トップ下に植中。渡辺皓太と喜田のダブルボランチ。DF鈴木冬一、角田(つのだ)、キニョーネス、加藤。GK朴。キャプテンは喜田。ベンチに宮市、アラウージョ、クルード、山根陸、天野など。監督は今季3人目の大島。 4分、先制。相手DFのボールを際がカットして伊藤へパス、伊藤はそのままドリブルしてペナルティーエリアに入ってシュート、左ポスト内側に当たってネットをゆらし、1−0。解説の福田さんが「一度目線を中へ送って、クロスかと思わせてそのままシュート。落ち着いて力みなく打てている」と称賛。 10分、自陣ペナルティーエリア手前でマリノスのFK。角田がクイックで左前方へ蹴り、走りこんだ渡辺がシュート、枠の上。 13分、マルシーニョのドリブルがカットされてフロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを際がミドルシュート、枠の右。 16分、17分とマルシーニョがシュートするが、相手DFと相手GK。19分のエリソンのシュートも相手GK。 21分、相手左サイドから攻め込まれ、最後は相手左FW井上にペナルティーエリア手前からシュートされるが、際が防ぐ。こぼれをつながれ、クルークスからクロスが上がるが佐々木がクリア。 三浦は対面のクルークスの対応で、得意のサイド攻撃ができない。マルシーニョには、DFラインや山本などからパスが送られるが、相手DF加藤にカットされたりして、なかなかスピードを生かせない。 解説の福田さんによれば、マリノスの新FWデイビッドにもロングパスが送られるが、ポストプレーヤーではないらしく、「あまり受けたがらない」と言う。裏へ抜け出せるパスがほしいらしい。 37分、相手左FW井上からのクロスをウレモビッチがクリアして、マリノスの左CK。クルークスが蹴り、角田がシュート、枠の左。 40分、相手DFキニョーネスからのパスを受けた相手左SB鈴木がシュート、これも枠の左。 42分、佐々木からのパスに走りこんだ三浦が左サイド高い位置から折り返し、山本がペナルティーエリア手前左寄りからループキック。枠の右上角の少し上にはずれたが、実況席では「ほかの選手ならクロスだと思うところですが、山本なので、シュートでしょう」と言っている。 44分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、こぼれをファーサイドで伊藤が拾ってペナルティーエリア右深い位置から、相手DFの足の間をねらって鋭いシュート、惜しくも枠の左。 追加タイム2分。47分、相手ボランチ喜田にクリアボールを拾われ、ミドルシュートされるが、枠の上。 1−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。5分、山本からのパスを受けた脇坂が相手DFをかわしてシュートをうつが、相手GK。 6分、マリノスのカウンター。DF角田からのパスが相手FWデイビッドに通り、落としをクルークスがワンタッチで右へパス、最後は走りこんだ植中にシュートされるが、枠の上で助かる。 9分、右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴り、橘田がニアでダイレクトシュートをうつが、枠の右。 11分、フロンターレのカウンター。相手FKからボランチの喜田に下げたボールを山本とエリソンが寄せてカット、山本がスルーパス、これを受けたエリソンが相手DFをかわしてドリブル突破、シュートをうつが相手GKにはじかれる。エリソンにパスを出した後、並走してきた山本がこのこぼれにつめるが、後ろから相手DF鈴木に倒され、鈴木にイエローカード。ここでVARチェックが入り、主審がオンフィールドレビュー。実況席では、「これはPKかどうかのレビューではなく、退場かどうかの判定でしょうね」と言っている。主審は見終わるとイエローを取り消し、レッドカードを示す。鈴木は退場、フロンターレにPKが与えられる。これをエリソンが落ち着いて蹴りこみ、2−0。 21分、マリノスが三人同時交代。左FWの井上に代えて宮市、ボランチの渡辺と喜田に代えて山根とクルードを入れる。宮市は右SBに入る。他の選手の配置変更は不明。「植中左、クルークス右、4-2-3のようにした」と下田アナ。喜田は下がる前にキャプテンマークをGK朴に巻いていた。 22分、相手FWデイビッドからのパスを受けた宮市が攻めあがってペナルティーエリアに入ってシュート、GK山口。 25分、フロンターレの右CK。こちらは三浦が蹴るが、相手GK。こぼれを伊藤が拾ってドリブル、相手DF。26分、これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴るが、相手GKがはじく。 27分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、エリソンに代えてロマニッチを入れる。 34分、マリノスが四人目の交代。クルークスに代えて天野を入れる。 35分、中盤右寄りでマリノスのFK。キックの名手天野が蹴るが、だれにも合わずにゴールラインを割って助かる。 35分、フロンターレも二人同時交代。脇坂に代えて大関、山本に代えて河原を入れる。脇坂はキャプテンマークを佐々木に渡したようだ。 36分、さっそくウレモビッチから入ったばかりのロマニッチにロングフィードが通るが、残念ながらオフサイド。37分には、やはり入ったばかりの大関が左サイドからシュートするが相手GK。 40分、相手右サイドから宮市が逆サイドへクロス、こぼれをファーで拾った植中がペナルティーエリア左からシュート、枠の左で助かる。 宮市が倒れている。三浦とハイボールを競って落ちた時、頭をうったらしい。メディカルが入り、担架が呼ばれる。慎重に判断して運び出すまで時間がかかる。44分、マリノスが二人同時交代。FWデイビッドに代えてFW谷村、宮市に代えて特別指定の大学生、関富を入れる。宮市は脳震盪による交代なので、六人目。すると下田アナが「脳震盪の場合は5人の交代枠とは別に1人交代ができます。相手チームにも六人目の交代が認められます」と言う。相手チームももう一人代えられるとは知らなかった。 追加タイム10分。49分、相手右サイドからクロスを上げられるが、ウレモビッチがクリア。 49分、フロンターレが五人目の交代。伊藤に代えてDF田邊を入れる。 50分、相手左サイドから入ったばかりの関富がクロス、ウレモビッチがクリア。こぼれを加藤にシュートされるが、佐々木が防ぐ。 53分、追加点。ロングフィードを収めたロマニッチが田邊にパス、田邊のクロスは相手に当たるが、こぼれを拾った宮城がドリブルでペナルティーエリアに入ってシュート、3−0。 55分、またロマニッチからのパスを受けた宮城がミドルシュート、相手GKがはじき、これを田邊がヘディングシュート、枠の上。 3−0でタイムアップ。「川崎の完封は6/4の横浜FC戦以来10試合ぶり」と下田アナに言われてしまう。勝点48として7位に浮上。マリノスは、18位湘南、19位横浜FCも負けたため、得失点差で17位のまま。 昨日金曜に、ACLに行くチームの3試合があり、首位の京都と6位の広島の上位対決は1−1。2位の柏と3位神戸の上位対決も0−0のスコアレス。5位町田と19位横浜FCの対戦も1−1のドロー。そして今日土曜に4位鹿島が18位湘南を3−0で下して2位浮上。その結果、京都は勝点55で鹿島と並ぶが得失点差で首位キープ。柏は3位、神戸は4位に後退。町田5位と広島6位は変わらず。最下位新潟はホームで13位清水に0−1で敗れた。 |
サッカー短評 (2025.9/10) 日本vs.アメリカ 0対2 (2025.9/10 コロンバス・オハイオ州) 国際親善
先発11人全員入替え。てきめんにパスがつながらず、アメリカのロングボールにやられた。前半30分に、相手左サイドからのクロスを右シャドーのセンデハスに決められ、0−1。失点するまではチャンスも作りかけていたが、ビハインドになってからは受け身の状態。後半開始から長友に代えて瀬古を入れ、17分には主力組の南野、鎌田、三苫を鈴木唯人、藤田、前田に代えて入れる。しかし流れは変えられず。直後の19分に、一番危険な相手左シャドーの10番プリシッチにドリブル突破され、パスを通され、相手FWバログンにワンタッチで打たれて0−2。これでアメリカは24分に四人同時交代する余裕。得点したセンデハス、10番プリシッチなどを下げる。日本も27分に小川と望月に代えて、町野(ボルシアMG・独)と菅原(ブレーメン・独)を入れるが、好転しない。途中で3バックから4バックに変更したが、かえって守備力が落ちた。解説の林陵平が「瀬古はCBなので、4バックのSBとしてはクロスの精度がない。4バックを試すなら、それに合った選手を選んでほしい」と言われてしまう。気温23度、湿度41%。主審はカステジャノスさん。NHK解説は林陵平。
GK大迫(広島)。DF長友(FC東京)、荒木(広島)、関根(ランス・仏)。佐野海舟(マインツ・独)と藤田譲瑠(ザンクトパウリ・独)のダブルボランチ。左右のWBに前田(セルティック・スコ)と望月ヘンリー(町田)。シャドーに鈴木唯人(フライブルク・独)と伊東(ヘンク・ベル)。ワントップは小川(NEC・蘭)。ゲームキャプテンは長友。 アメリカは、3-4-2-1。ワントップに20番バログン。二列目シャドーに10番プリシッチと17番センデハス。左右のWBに18番アーフステンと16番フリーマン。24番ロルダンと4番アダムスのダブルボランチ。DF13番リーム、3番リチャーズ、15番ブラックモン。GK1番フリース。ポチェッティーノ監督は、昨年8月に就任したらしい。3日前、韓国に0−2で負けたが、これで挽回か。 |
サッカー短評 (2025.9/7) 川崎フロンターレvs.浦和レッズ 2対2延長1−0 (2025.9/7 U等々力) ルヴァン杯準々決勝第2戦
テレビ放送は見られず。延長前半の宮城のPKでなんとか勝ち越したようだ。町田戦に続いて、今度は延長まで戦った死闘のようだ。前半18分にPKを得てエリソンが先制。しかし後半29分、交代で入ったばかりの相手新戦力、キーセテリンに同点にされてしまう。この後は押され気味となるが、43分に伊藤がミドルシュートで勝ち越し点。しかししかしなんと2分後にまた中島に直接FKを決められ、延長へ。延長前半6分、伊藤がドリブルでファールをもらってPKに。これを宮城が決めて再び勝ち越し。浦和の猛攻を耐えきって準決勝へ。気温28.6度、湿度78%。観客23214人。主審は荒木さん、VARは飯田さん。
先発は、GK山口。DF三浦、佐々木、ウレモビッチ、際。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。ベンチに大関、小林、ロマニッチなど第1戦にいなかった選手が戻ってきた。 浦和は、4-2-3-1。ワントップに小森。トップ下にサヴィオ。左右のシャドーに松尾と金子。安居と松本のダブルボランチ。DF長沼、ホイブラーテン、ボザ、石原。GK西川。キャプテンは西川。ベンチに9/1新加入のFWキーセテリン(スウェーデン・マルメより)、中島翔哉、関根など。 前半18分の先制点は、15分にペナルティーエリア内で相手ボールをカットした脇坂がファールで倒され、VARで確認後PK獲得。これをエリソンが右上に決めて1−0。 エリソンは、20分にも山本にロングボールに走りこんでシュートするが、枠の左。 23分、飲水タイム。 25分、マルシーニョの突破を防がれ、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを伊藤が拾って折り返し、脇坂がシュートするが相手DF。26分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが相手DF。こぼれを山本が拾って折り返すがクリアされてまたフロンターレの右CK。これは左利きの三浦が蹴り、河原(佐々木?)がシュートするが枠の上。 三浦は、43分の右CKも蹴ったが、相手DF。づく右CKは脇坂が蹴るが、相手DF。最近、山本は蹴らなくなったようだ。 追加タイムは6〜7分あったようだ。52分、浦和の右CK。金子が蹴り、サヴィオにクロスを入れられるが佐々木がクリア。1−0でハーフタイム。 後半開始から浦和が二人同時交代。松本に代えて柴戸、サヴィオに代えて中島翔哉を入れる。 8分には、伊藤がペナルティーエリアでシュートするが相手DF。続くフロンターレの左CKを脇坂か蹴るが、相手GKがはじく。 10分、浦和のカウンターから中島がミドルシュート、枠の上。12分、相手右CKは中島が蹴り、混戦になるが、DF陣が防ぐ。こぼれを相手MF松尾にシュートされるが枠の上。 13分、フロンターレが一人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。 24分、飲水タイム。 26分、フロンターレのFK。脇坂が直接ねらうが、左ポストに当たる。 27分、浦和が二人同時交代。左シャドー松尾に代えて新加入の190cmFWキーセテリン、左SB長沼に代えて荻原を入れる。フロンターレの伊藤対策か。 29分、相手左サイドから右へ展開され、相手右シャドー金子からのクロスを入ったばかりのキーセテリンに流し込まれる。1−1。 30分、フロンターレも二人同時交代。脇坂に代えて大関、エリソンに代えてロマニッチを入れる。 33分、浦和の攻撃をかわした後、こぼれを拾った宮城がシュート、相手GKが捕る。 35分、浦和が五人目の交代。FW小森に代えて関根を入れる。 40分、フロンターレ四人目の交代。河原に代えて橘田を入れる。 42分、宮城からのパスを左サイド深い位置で受けたロマニッチの折り返しをクリアされてフロンターレの左CK。宮城が蹴り、橘田がシュートするが枠の上。 43分、追加点。伊藤が左からドリブルで中へ入ってミドルシュート、2−1。 しかし、45分、自陣ペナルティーエリア手前左寄りで浦和にFKを与える。キックの名手・中島翔哉に直接決められ、再び同点に。2−2。 追加タイムは6-7分。49分、伊藤のシュート、50分の宮城の右CKはいずれも相手DF。 52分、GK山口からのロングフィードを大関がミドルシュート、枠の外。2−2で延長へ。 延長前半開始から浦和が六人目の交代。ボランチ柴戸に代えて大久保を入れる。柴戸は後半から入ったのに。フロンターレも伊藤を左に、宮城を右に入れ替えたらしい。 大関が3分、4分とシュートするが、枠の上と相手GK。 4分、大関からのパスを受けた伊藤のドリブルをペナルティーエリア内で止められてPK獲得。これを宮城が右下に決めて3−2。 10分、浦和が七人目の交代。金子に代えて早川を入れる。とすると柴戸は、脳しんとうだったのか。 12分、15分、16分、浦和が左CKと右CK。いずれも早川が蹴るが、ウレモビッチとGK山口がクリア。3−2のまま延長後半へ。 延長後半開始からフロンターレが二人同時交代。伊藤に代えて田邊、宮城に代えて神橋を入れるる。守備固めの5バックか。ロマニッチのワントップ、佐々木と際が左右のWB、田邊が左CB、神橋は右CBだろうか。 7分に相手MF関根に続けてシュートされるが、山本、神橋が防ぐ。さらに中島の左CKを田邊がクリア。 11分の相手MF荻原のシュートは佐々木が防ぐ。12分から続けて何本もクロスを入れられるが、DF陣がクリア。 14分、フロンターレも七人目の交代。大関に代えて小林を入れる。ルヴァン杯は延長になると追加で2人ずつ交代枠があるのか。それとも大関も脳震とうか。 15分、相手MF関根がシュート、神橋が防ぐ。こぼれを中島がクロス、関根がヘディングシュートするが、GK山口が防ぐ。これで与えた相手右CKを大久保が蹴るが、神橋がクリア。 追加タイム4分か。18分、相手MF関根にシュートされるが、ウレモビッチが防ぐ。 19分、フロンターレのカウンター。三浦が左サイドを攻めあがってペナルティーエリア左からシュート、相手GK。 3−2でタイムアップ。2戦合計4−3でフロンターレが準決勝進出。次は10/8にU等々力で、10/12に三協で柏と対戦。 |
サッカー短評 (2025.9/3) 日本vs.メキシコ 0対0 (2025.9/7 オークランド・カリフォルニア州) 国際親善
前半は日本の守備がはまり、多くのチャンスを作り出し、惜しいシュートも打てた。後半、メキシコが慣れて対策してくると、攻め込めなくなり、選手交代や布陣変更を伴うプレスのかけかたの変更も効かなかった。最終盤にメキシコの選手による得点機会阻止でレッドカードがあり、一人多くなったが、数的優位を活かす時間はなかった。現地リポートは気温20度と言っていたが、気温17度、湿度85%。観客45270人。オークランドはメキシコ系住民が多い街だそうだ。主審はルビエル・バスケスさん、VARはイスマイル・エルファスさん。NHK解説は林陵平、実況は小宮山アナ。交代は6人ずつ可能。
先発は、GK鈴木彩艶(パルマ・伊)。DF瀬古(ルアーブル・仏)、渡辺剛(フェイエノールト・蘭)、板倉(アヤックス・蘭)。鎌田(クリスタルパレス・英)と遠藤(リヴァプール・英)のダブルボランチ。左右のWBは三笘(ブライトン・英)と堂安(フランクフルト・独)。左右のシャドーは南野(モナコ・仏)と久保(レアルソシエダ・西)。ワントップに上田綺世(フェイエノールト・蘭)。キャプテンは遠藤。ベンチに菅原、長友、前田、鈴木唯人、伊東純也、藤田譲瑠チマ、望月ヘンリー、町野、小川航基、細谷など。今回、MF守田、田中碧、DF町田、冨安はケガ、高井は体調不良とか。 メキシコは、4-1-2-3。前線は中央に9番ラウル・ヒメネス、左右に10ベガ、25番アルバラド。インサイドハーフ14番ルイスと17番ピネダ。アンカーに4番アルバレス。DF23番ガジャルド、5番バスケス、3番モンテス、2番ホルヘ・サンチェス。GK1番マラゴン。キャプテンは4番アルバレス(ケガで交代した後は3番モンテス、モンテスが退場した後は5番バスケスがゲームキャプテン)。先発のうち6人が国内でプレー。9番ヒメネスはロンドン五輪で日本に勝って最後は優勝したチームのメンバー。他に2021年の東京五輪で対戦した選手もJ.サンチェス、モンテス、バスケス、ベガ、アルバラドなど複数いる。アギーレ監督は、3度目のメキシコ代表監督とか。2014年7月〜2015年2月まで日本代表監督も務めた。 日本はメキシコに4連敗中。ヨーロッパや南米のチームとは一味異なり、ワールドカップでも安定した実力を発揮し、ほぼ毎回決勝トーナメントに進出している。次の大会では開催国のひとつなので、代表チーム内の競争が激しいと思われる。 2021年の東京五輪でメキシコと対戦した日本選手は、板倉、遠藤、久保、堂安、前田、三笘、上田など(今回招集外では田中碧、相馬、旗手、三好、中山雄太など)。そのときはグループステージで2−1と勝ったが、3位決定戦では1−3と敗れた。したたかなイメージがある。 7分、遠藤がミドルシュート、相手DFが防ぎ、日本の右CK。久保がショートコーナーを蹴り、堂安とパス交換するがシュートに持ち込めず。 11分の三笘が左サイドからしかけて、最後は久保が利き足でない右でシュート、相手GK。 解説の林が、システムがかみあわないメキシコへのプレスを解説。ワントップの上田は少し下がって、相手のかなめであるアンカーのアルパレスを見る。相手CBには、シャドーの南野と久保が寄せる。相手SBには、WBの三笘と堂安が対応。相手インサイドMFは日本のダブルボランチがプレス。相手シャドーには、瀬古と板倉、相手ワントップは渡辺が押さえていた。前半は、これがよくはまって、メキシコの攻撃を分断できていた。 一方、メキシコも初めから三笘と久保には複数で素早く対応してきており、後半は、さらにシステムも変更して日本のプレスをかわすようになった。もっとも、前半32分にキャプテンのアンカー、アルバレスが負傷交代したのは想定外だろう。 41分にメキシコ、43分には日本がそれぞれFKを得たが、いずれもDF陣が防ぐ。 追加タイム1分。0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 2分、中盤右寄りで日本のFK。久保が近くの堂安へパス、堂安がクロスを入れるが、相手DF。3分には、こぼれを久保がまた右足でシュート、さらにこぼれを上田がシュートするが相手GK。 8分、最大の得点好機。鎌田からのパスを受けた上田が堂安へパス、堂安がペナルティーエリア右からクロス、ファーで南野がシュートするが、惜しくも枠の上。「これは決めないと」と解説の林。 15分、日本が一人目の交代。右足首を傷めた板倉に代えて関根(ランス・仏)を入れる。メキシコも四人同時交代。25番右FWアルバラドに代えて7番MFベルテラメ、10番左FWベガに代えて22番FWロサノ、17番インサイドMFピネダに代えて18番MFのE.サンチェス、9番CFのR.ヒメネスに代えてFWのS.ヒメネスを入れる。メキシコは前線の3人を総入れ替え。 20分、南野からのパスを受けた三笘がドリブルからシュート、相手DF。 23分、相手右サイド深い位置でメキシコのFK。ロサノが蹴り、ニアでリラがヘディングシュート、GK鈴木がはじく。 24分、日本が三人同時交代。ボランチ鎌田に代えて佐野海舟(マインツ・独)、久保に代えて伊東(ゲンク・ベル)、南野に代えて前田(セルティック・スコ)を入れる。前田と伊東はWBに入り、三笘と堂安がシャドーに上がる。 36分、日本が二人同時交代。三笘に代えて鈴木唯人(フライブルク・独)、堂安に代えて町野(ボルシアMG・独)を入れる。町野と上田のツートップらしい。メキシコも六人目の交代。14番インサイドMFルイスに代えて8番ロドリゲスを入れる。 43分、相手左サイドからのクロスを前田がクリアするが小さく、こぼれを相手MFベルテラメにフリーでシュートされるが、枠の左で助かる。 45分、上田が倒され、ペナルティーエリア手前左寄りで日本のFK。主審がオンフィールドレビューを見た結果、相手DFモンテスが退場。キッカーは誰だったのか。伊東か。右足で蹴るが、相手DF。 0−0でタイムアップ。 この後、中二日でアメリカと対戦。ワールドカップでは時差をともなう移動もあるため、そのシュミレーションをかねるらしく、しかも、本番より厳しい日程で3000km、時差3時間の移動があるという。板倉の怪我の程度が心配だ。 |
サッカー短評 (2025.9/3) 浦和レッズvs.川崎フロンターレ 1対1 (2025.9/3 埼スタ) ルヴァン杯準々決勝第1戦
放送が見られないので、データだけ確認。消耗する総力戦だったリーグ戦から中二日。前半22分に中島翔哉で失点し、後半50分に今日も伊藤の得点で追いついて何とか引分け。浦和も8/31に試合があったので中二日は同じだが、ホームなので移動がない。気温28.9度、湿度70%。観客19767人。主審は御厨さん、VARは高崎さん。前後半とも飲水タイムあり。
先発は、GK山口。DF三浦、ウレモビッチ、ジェジエウ、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ。左右のウイングはマルシーニョと宮城。トップ下に脇坂。ワントップは神田。三浦、河原、脇坂など8/31にフル出場した選手たちはたいへんだ。ベンチにロマニッチ、伊藤、名願、山本、際、田邊など。 浦和は4-2-3-1。チアゴ・サンタナのワントップ。トップ下に中島翔哉。左右のシャドーに原口と大久保。柴戸と松本のダブルボランチ。DF長沼、根本、ホイブラーテン、関根。GK牲川。ゲームキャプテンは。8/31に先発していたのは、中島とホイブラーテンのみ。GK含めて先発9人入替えて来た。ベンチにFW小森、MF松尾、マテウス・サヴィオ、DFボザなど。キャプテンのGK西川はベンチ外。 前半22分の失点は、相手ボランチの松本が右へパス、相手右SB関根からのロングクロスに走りこんだ中島が利き足の右足でシュートを決めたらしい。 25分、飲水タイム。29分、河原がシュート、相手DF。これがフロンターレの初シュートか。 34分、浦和が一人目の交代。DFホイブラーテンに代えてボザを入れる。 35分、サンタナ、40分、松本、42分、柴戸にシュートされるが、GK山口や三浦がクリア。 フロンターレは、16分と39分にCKを得たが、いずれも相手にクリアされる。 追加タイム4分。0−1でハーフタイム。 後半開始からフロンターレが一人目の交代。マルシーニョに代えて伊藤を入れる。2分にさっそくシュートするが枠の上。 12分の中島のシュートはGK山口。13分の浦和の右CKはジェジエウ、14分の関根のシュートは橘田が防ぐ。 16分、フロンターレが二人目の交代。宮城に代えてロマニッチを入れる。ロマニッチをトップにして神田が右ウイングか、それともツートップにしたのか。 22分、浦和が二人同時交代。原口に代えて松尾、先制点の中島に代えてサヴィオを入れる。 23分、飲水タイム。 28分、浦和が二人同時交代。右SB関根に代えて石原、ボランチ柴戸に代えて荻原を入れる。 フロンターレも二人同時交代。ウレモビッチに代えて際、神田に代えて山本を入れる。際はおそらく右SBに入り、佐々木がCBに回ったのだろう。山本はトップ下に入って、脇坂が右ウイングへ回ったのか。 フロンターレは後半18分に佐々木がミドルシュートして以来、シュートをうてていないようだ。やはり相手ホームの第1戦でこれ以上の失点を警戒しているためか。 31分の松尾のシュートは脇坂が、32分のサヴィオの左CKはGK山口が34分のサヴィオのクロスは山本が防ぐ。 36分、フロンターレが五人目の交代。負傷したジェジエウに代えて長身DF神橋を入れる。いざというときのパワープレー要員か。 37分、相手MF荻原のクロスを佐々木がクリアして浦和の左CK。これも荻原が蹴るが、橘田がクリア。 40分、ようやく橘田が枠内にミドルシュート、相手DF。42分には、山本が枠内にミドルシュート、相手GK。こぼれをさらに河原がペナルティーエリア右からシュート、また相手GK。 追加タイム7分。46分、伊藤がドリブルからペナルティーエリア左で枠内にシュート、相手DF。 48分、右サイドから連続攻撃。際、佐々木、脇坂とクロスを入れるが、いずれも相手DF。50分には、山本がミドルシュートを打つが、相手DF。 50分、同点。佐々木が右サイドからクロス、ロマニッチが受けて左へパス、これを伊藤が決めて1−1。このままタイムアップ。 なお、後の3試合の結果は以下の通り。マリノス対柏(日産ス)1−4。湘南対広島(レモンス)3−2。横浜FC対神戸(ニッパツ)2−0。 |
○ アテネ・オリンピック出場決定! (2004.4) ・・・2004.7.17追記あり | |
こんなに苦しむとは思わなかったが、サッカー23歳以下日本代表がアテネ五輪の出場権をついに勝ち取った。 | |
○ やっぱり、ワールドカップ (2002.8) | |
ワールド・カップの楽しみは、日本代表の活躍に対する期待も当然ながら、それとは別に、各国、特に | |
○ 生(あ)れ出(いで)よ! サッカー文化 (2001.8) | |
Jリーグが始まって9年目だというのに、日本のテレビは、いっこうにカメラワークが上手くならない。 | |
○ やっぱりワールド・ユースの銀メダル (1999.6) | |
素晴らしい週末だった。1999年4/25は未明から夜まで、サッカーづくめ。 |