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サッカーとスポーツの部屋 |
この部屋は、サッカーとスポーツについて語る部屋です。サッカーはJリーグが始まってから見始めて、ハマッてしまいました。「オフサイドって何?」というレベルから、マスコミ報道にけちをつけ、ワールドカップのためにTVを買い替え、スカパー! とも契約(2017年〜DAZN)するまでに熱中しています。ささやかに地元チームのサポーターズクラブにも入会し、時々ホームゲームの応援にも行きます。
2005年からは、マラソン、フィギュアスケートなどについても書き込みします。
New! フィギュアスケート (2025.5/6,9,10,17) 欧州選手権 ペア・アイスダンス (2025.1/28〜2/2 タリン・エストニア) 選手権
<ペア>18組エントリー。メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)、ハーゼ/ボロディン組(独)、ホッケ/クンケル組(独)、パブロワ/スヴィアチェンコ組(ハン)、コンティ/マッチ組(伊)、ジラルディ/アンブロジーニ組(伊)、ダニロワ/ツィバ組(蘭)、コワレフ/コワレフ組(仏)など。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。ペアは75.0点。全体としては少し高くなった。それでも昨年と同じ数の組が出場。昨年金メダルのベッカーリ/グアリーゼ組(伊)は女性の足の手術があり今季全休。Jスポーツでは上位13組を放送。解説は岡部さん、実況は小林アナ。
9番滑走でコワレフ/コワレフ組(仏。30、33)。昨年SP15位フリー棄権。今季フランス杯7位、中国杯6位。曲は「Toxic」他。振付はドミニク・デニオ他。今まで見た中で一番よかった。冒頭の3Twはレベル1。ソロジャンプは女性が2T、男性が3T。3FThはこらえたがほぼ全ジャッジが加点。4Liはレベル4で全ジャッジが加点。BoDsとStSqはレベル3。うちStSqは動きがよく合っていて全ジャッジが加点1〜3。解説の岡部さんは「BoDsで女性がポジションに入るのが早い」。最後のCCoSpはレベル4。技術点9番目の30.21、演技構成点も9番目の26.92、合計57.13は今季最高でSP8位。 10番滑走でチチェティニーナ/ウォズニアク組(ポー。30、26)。2023組換え。昨年10位、世界選手権19位。今季スケートカナダ6位、中国杯4位。曲は「Moderation」。振付はベルナドウスキ他。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点。3Tは男性がオーバーターン気味。3FThはややこらえたが成功。CCoSpと4Liはレベル4。うちリフトはダンスリフトから入り、全ジャッジが加点1〜3。BoDsはレベル2。女性がポジションに入るのが遅かった。最後のStSqはダンスリフトも入れ、レベル3。「二人とも笑顔で演技しているのがいい」と岡部さん。技術点5番目の33.35、演技構成点8番目の26.96、合計60.31でSP7位。 11番滑走でヴァイパンロウ/ディグビー組(英。25、23)。昨年9位。今季スケートアメリカ6位、NHK杯6位。曲は「Lighthouse」。振付はディーン。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点。2Aは成功、ほぼ全ジャッジが加点。4Liはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。3SThは幅があり、全ジャッジが加点2〜3。BoDsとStSq、最後のCCoSpはいずれもレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点。技術点2番目の35.8、演技構成点7番目の29.03、合計64.83でSP4位。 13番滑走でホッケ/クンケル組(独。24、26)。昨年7位、世界選手権5位。今季スケートカナダ4位、NHK杯4位。女性のケガからの復帰戦とのこと。曲は「I Love Rock n Roll」他。振付はカッペリーニ他。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点。3Sはタイミングはよく合っていたがqマーク。3LoThは両手付き。4Liはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。BoDsとStSq、最後のCCoSpはいずれもレベル3。うちStSqは男性がツイズルでややふらついたが、全ジャッジが加点。技術点6番目の33.01、演技構成点6番目の29.67、合計62.68でSP5位。 14番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、22)。昨年銀メダル。今季ファイナル3位。女性の両肩にすごいテーピング。曲は「Why?」。振付はセルゲイ・プリシュキン。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点。3FThはなんとかこらえた。3Sでは女性がアンダーローテーションで転倒。4Liはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。解説の岡部さんは「この組にしては演技のキレがよくない」。BoDsは無得点。途中で男性のピボットのかかとが落ちてしまった。最後のFCCoSpはレベル4。技術点14番目の27.91、演技構成点5番目の30.12、転倒の減点1、合計57.03でSP9位と大きく出遅れ。キスアンドクライで男性は頭を抱え、コーチたちは暗い顔。 最終グループ15番滑走でパブロワ/スヴィアチェンコ組(ハン。20、25)。昨年4位。今季スケートアメリカ5位、フィン杯2位。曲は「Kiss」他。振付はエフドキモア。冒頭の3Twは高さがあり、レベル3で全ジャッジが加点2〜3。3Tも合っていて全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3FThは片手つき。4Liはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。BoDsとStSqはレベル3。最後のCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。岡部さんが「見ていてワクワクするので、もっとつなぎを工夫すればGOEが伸びる」と言う。技術点3番目の35.53、演技構成点4番目の30.35、合計65.88でSP3位。 16番滑走でジラルディ/アンブロジーニ組(伊。25、31)。昨年銅メダル。今季ファイナル6位。曲は「El Tango De Roxanne」。振付はラノッテ他。全体に速い。冒頭の3Twはレベル3。ソロジャンプでは男性は2Aを跳んだが女性が1Aになり、無得点。これが痛かった。3LzThは片手付き。4Liはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。BoDsとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3。最後のCCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。「この組はペアで一番エモーショナルな演技をするがジャンプが弱い」と岡部さん。技術点12番目の29.83、演技構成点3番目の31.12、合計60.95でSP6位。 17番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。昨年6位。今季ファイナル4位。曲は「カルメン組曲」。振付はカッツァニーガ他。冒頭の3Twはレベル2。3LoThはステップアウト。3Sはピッタり合って全ジャッジが加点ほぼ2〜3。4Liはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3。BoDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。4LiとBoDsは速報値ではレベル4だった。最後のCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。技術点4番目の35.27、演技構成点2番目の33.25、合計68.52でSP2位。 最終滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。昨年5位。今季ファイナル2連覇。曲は「You Were Mine」。振付はポール・ボル他。冒頭の3Twは余裕があり、レベル3で全ジャッジが加点2〜4。3Sは男性がこらえ黄身だが成功。3LoThは幅があり、全ジャッジが加点2〜4。4LiとCCoSpはレベル4。うちリフトは全ジャッジが加点2〜4。StSqとBoDsはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のBoDsは加点1〜4、StSqは加点2〜3。技術点最高の38.47、演技構成点も最高の34.12、時間超過の減点1、合計71.59でSP1位。 フリー。16組が進む。Jスポーツでは全16組放送。 8番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、22)。曲は「A Necessary End」。振付はマラフェエフ。ほぼノーミス。冒頭の3Twはレベル4に全ジャッジが加点2〜3。3S+2A+2A+SEQはややずれたか゜決める。3Tで女性がステップアウト。3FThは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。リフト二つとFiDs、PCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちリフト二つは加点1〜3。3LoThは全ジャッジが加点2〜4。4Liはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。最後のChSqはGOE+1.0。女性が黒いフードを被って終わる。解説の岡部さんが「あのフードにどんな意味があるのか知りたいですね」。技術点最高の71.34、演技構成点3番目の63.51、合計134.85でフリー3位と挽回、総合191.88で銅メダル。 10番滑走でチチェティニーナ/ウォズニアク組(ポー。30、26)。曲は「I Love You」。振付はマーク・ピレイ他。冒頭の3Twはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜4。3Tは男性がやや乱れた。2A+1A+1A+SEQは、男性第1がアンダーローテーション、第3では女性は2A、男性は1Aとなった。岡部さんが「シニアではせめて2Aは跳んでほしいので、1Aは禁止という案が出ている」と言う。3FThはこらえて決める。リフト三つとPCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち3Liはほぼ加点1〜4。3SThはタッチがあった。ChSqはダンスリフトを二つ行い、GOE+0.93。FiDsはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。ここもほぼノーミスで終え、女性が喜んでいた。技術点5番目の60.07、演技構成点8番目の57.48、合計117.55でフリー7位、総合177.86で7位。 11番滑走でジラルディ/アンブロジーニ組(伊。25、31)。曲は「ドラキュラ」より「The Brides」他。振付はラノッテ。「今季は『オペラ座の怪人』で作ったが役に入りこめず、昨季のプログラムに戻した」と小林アナ。冒頭の3Twはレベル3。2Aの予定のソロジャンプは女性が1Aに。3連続では男性が3Sのqマークで転倒、女性は+1A+SEQを付けたが、「体重移動のあるターンが入ったので無効」と岡部さん。この後はよかった。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち3Liは加点2〜4、最後のPCoSpは加点2〜3。BiDsはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.36。3LzThは成功。3LoThは幅があり、全ジャッジが加点ほぼ2〜4。「ジャンプさえ決まれば」と岡部さんが残念がる。技術点7番目の58.46、演技構成点4番目の62.45、転倒の減点1、合計119.91でフリー5位、総合180.86で6位。 12番滑走でホッケ/クンケル組(独。24、26)。曲は「Out of the Dark」他。振付はラノッテ他。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。3Sは女性がアンダーローテーションで転倒。2A+1A+1A+SEQは、第3で2Aの予定だったが男性が1Aになった。3LoThは決め、全ジャッジが加点1〜3。リフト二つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。3FThは両足着氷に片手付き。3Liは姿勢変更の後1周だけで下ろしてしまいレベル1。「疲れが見える」と岡部さん。FiDsはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点2〜3。PCoSpはレベル2でVマーク。最後のChSqは二つダンスリフトなど行い、GOE+1.64。技術点10番目の54.9、演技構成点6番目同点の59.97、転倒の減点1、合計113.87でフリー8位、総合176.55で8位。 最終グループ13番滑走でヴァイパンロウ/ディグビー組(英。25、23)。曲は「Arrival of the Birds」。振付はマーク・ハンレッティ。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Tは女性がステップアウトで片手つき。2A+2A+1A+SEQは離れていたが成功。しかし3LoThで転倒。リフト三つとPCoSp、FiDsはレベル4で全ジャッジが加点。うちPCoSpは加点ほぼ2〜3。ChSqはダンスリフトなど行い、GOE+0.76。3SThは軽くステップアウト。終わってから小林アナが「朝の練習で女性がリフトから落ちる事故があった」と言う。技術点6番目の59.96、演技構成点6番目同点の59.97、合計118.93でフリー6位、総合183.76で5位。 14番滑走でパブロワ/スヴィアチェンコ組(ハン。20、25)。曲は「Pirates of the Caribbean」。振付はラノッテ。冒頭の3Twはレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。3T+2A+2A+SEQも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。しかし3FThで転倒。3Sは女性がこらえて決めた。リフト二つはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。FoDsはレベル2。3LoThはほぼ全ジャッジが加点。5RLiはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.71。最後のPCoSpはレベル2でVマークだが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点4番目の65.04、演技構成点5番目の61.52、転倒の減点1、合計125.56でフリー4位、総合191.44で4位。3位とは0.44の僅差にコーチ陣も悔しそう。 15番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。冒頭の3Twはレベル4でほぼ全ジャッジが加点2〜4。3T+2A+2A+SEQは男性の第3がアンダーローテーション。3Sは決める。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。うち5TLiと最後のPCoSpは加点2〜4。3LoThはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。3SThも決め、全ジャッジが加点2〜4。FiDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜4。ChSqはニースライドやダンスリフトを行い、GOE+1.29。技術点3番目の69.88、演技構成点2番目の68.49、合計138.37でフリーも2位、総合206.89で銀メダル。 最終滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。曲は「四季」より「冬」「夏」他。振付はマーク・ピレイ他。冒頭の3Twはキャッチに余裕があり、レベル3だが全ジャッジが加点ほぼ4〜5。3T+2A+2A+SEQの予定の3連続は、女性の第3がAになり、無効要素に。だが以降の全要素に全ジャッジが加点。3Sは成功、加点1〜3。3LoThは加点ほぼ3〜4。5RLiはレベル3で加点2〜3。FoDsはレベル2で加点1〜3。PCoSpとあと二つのリフトはレベル4。うち5ALiは加点3〜4。3SThもきれいに成功、加点2〜4。ChSqはGOE+1.36。技術点2番目の70.7、演技構成点最高の70.19、合計140.89でフリーも1位、総合212.48で金メダル。キスアンドクライで得点を見たとき大喜び。優勝インタビューで、女性は「ジャンプでミスしたので優勝できないかと思った。まだ少し信じられない」と言っていた。表彰式では、ロシア出身の男性がドイツ国歌を「覚えている途中のようだ」と小林アナ。 <アイスダンス>30組エントリー。リード/アンブルレビシウス組、ロパレワ/ブリソー(仏)、デムージョ/ルメルシエ組(仏)、ギナール/ファブリ組(伊)、タシュレロワ/タシュラー組、ムラズコワ/ムラゼク組、スマート/ディーク組、デイヴィス/スモルキン組、フィアー/ギブスン組、ベッカー/ヘルナンデス組、トゥルッキラ/フェルスルイス組、折原/ピリネン組など。16番滑走トカチェンコ/キリアコフ組(イスラ)が棄権。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。アイスダンスは85.0点。全体としては少し高くなり、昨年より3組減った。Jスポーツでは上位14組を放送。解説は都築さん、実況は小林アナ。 17番滑走でベッカー/ヘルナンデス組(英。19、23)。2回目の出場。昨年17位。今季CSゴールデンスピン優勝。曲は「Get Back」他ビートルズ・メドレー。振付・コーチともクームズ他。女性のスカートは白地にカラフルな花のアップリケ。冒頭のMiStは男女ともレベル2で加点ほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChRSはGOE+3.0。解説の都築さんが「一回だけ離れてもよいが他はホールドが必要」。PStはレベル1でほぼ全ジャッジが加点1〜3。SqTwは男女ともレベル3は取りこぼしか。最後のRoLiは速くレベル4で全ジャッジが加点1〜4。若さを前面に「おしゃれなプログラム」と都築さん。技術点13番目の37.97、演技構成点も13番目の30.16、合計68.13でRD13位。 19番滑走でデイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)。3回目の出場(初の2022はロシアの選手。2023〜ジョージア移籍)。昨年8位。今季から拠点をカナダへ変更。スケートアメリカ4位、中国杯8位。曲は「Lady Marmalade」他。振付はデュブレイユ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のMiStは男女ともレベル2で加点2〜3。SqTwは二人の距離が近く、男女ともレベル4で加点2〜3。PStはレベル1。都築さんによれば「PStの間はホールドが必要で三回変えなければならない」。ChRSはGOE+3.43。最後のRoLiはレベル4で加点2〜4。技術点10番目の41.32、演技構成点9番目の32.5、合計73.82でRD10位。 20番滑走でヤンセファンレンスブルフ/シュテファン組(独。31、29)。3回目の出場。昨年11位。今季NHK杯7位。曲は「Boogie Shoes」他。振付はカメレンゴ。衣装は二人とも蛍光ピンク。女性のパンツはパンタロン風。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。PStはレベル3で加点1〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。ChRSはGOE+4.07。最後のRoLiはレベル4で加点ほぼ3〜4。技術点6番目の43.42、演技構成点11番目の32.03、合計75.45でRD9位。 21番滑走でスマート/ディーク組(西。27、28)。昨年欠場のため初出場。今季スケートアメリカ3位、中国杯4位。曲は「Move Over」他。振付はデュブレイユ他。女性の上衣は黒、パンツは濃い赤。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。PStはレベル2でほぼ加点2〜3。MiStは男女ともレベル3で加点ほぼ2〜3。CuLiはレベル4で加点ほぼ2〜3。最後のChRSはGOE+4.29。技術点9番目の43.21、演技構成点6番目の32.92、合計76.13は自己ベスト更新でRD7位。 22番滑走で折原/ピリネン組(フィン。24、29)。昨年10位。今季NHK杯6位、フィン杯6位。曲は「Disco Inferno」他。振付はスカリ。女性の衣装はピンクのパンツスーツ。全要素に全ジャッジが加点。相変わらず、女性が元気いっぱいの演技。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点1〜3。RoLiはレベル4で加点ほぼ2〜3。PStはレベル2。最後のChRSは「YMCA」の曲に乗せ、GOE+5.36を取った。技術点7番目の43.32、演技構成点10番目の32.38、合計75.7は自己ベスト更新でRD8位。 23番滑走でムラズコワ/ムラゼク組(チェコ。18、21)。2023年世界ジュニア金メダル。二回目の出場。昨年9位。今季スケートアメリカ6位、フランス杯5位。曲は「Love Me Do」他。振付はマッテオ・ザンニ他。女性の上衣は黒、スカートはカラフルなフレア型。冒頭のMiStは男女ともレベル2で加点2〜3。SqTwは男性にミスがあり、女性レベル4、男性レベル2。ChRSはGOE+3.43。PStはレベル1で全ジャッジが加点1〜3。最後のCuLiはレベル4で加点2〜3。技術点12番目の38.53、演技構成点も12番目の31.73、合計70.26でRD12位。「これから楽しみ」と都築さん。 24番滑走でタシュレロワ/タシュラー組(チェコ。23、25)。昨年7位。今季スケートカナダ4位、フィン杯4位。曲は「Hot Stuff」他。振付はマッテオ・ザンニ他。二人とも上衣は紫、スカートとズボンは黒。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のPStはレベル1で加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性は途中よろけてレベル1だが、加点1〜3。SqTwは男女ともレベル3で加点1〜3。RoLiはレベル4で加点1〜3。最後のChRSはGOE+4.29。技術点11番目の40.28、演技構成点6番目の33.16、合計73.44でRD11位。 25番滑走でデムージョ/ルメルシエ組(仏。23、25)。昨年5位。今季NHK杯5位、中国杯7位。曲は「I Want You Back」他。振付・コーチともカリーヌ・アリベルナース他。女性の衣装はツルツルの素材でオレンジ色のベルト、男性の衣装は上下黒だが金色のベルト。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLiはレベル4で加点2〜4。PStはレベル1で加点ほぼ2〜3。SqTwは男女ともレベル4で加点1〜4。MiStは男女ともレベル3で加点2〜4。最後のChRSはGOE+3.86。技術点8番目の43.31、演技構成点9番目の32.83、合計76.14は自己ベスト更新でRD6位。 最終グループ26番滑走でトゥルッキラ/フェルスルイス組(フィン。30、30)。昨年6位。今季フィン杯3位、中国杯5位。曲は「I Got You」と「ダンス天国」。振付はスカリ。女性の上衣はピンク、スカートは白地に水玉。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のSqTwは速く女性レベル4、男性レベル2で加点2〜4。PStはレベル2で加点ほぼ3。MiStは距離も近く、女性レベル3、男性レベル2で加点3〜4。RoLiはレベル4で加点3〜4。最後のChRSも楽し気でGOE+5.57の高得点。技術点3番目の46.21、演技構成点4番目の35.05、合計81.26は自己ベスト更新でRD4位。初めて80点を越えたとのことで、キスアンドクライではみんな大喜び。 27番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。30、32)。「リード選手のリトアニア市民権が認められた」と小林アナ。昨年銅メダル。今季フランス杯4位、NHK杯3位。曲は「Da Ya Think I'm Sexy?」。振付はデュブレイユ。女性の上衣は光る濃いピンク、パンツは黒。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwはジャンプエントリーだが、解説の都築さんは「低かったので認められない」。男女ともレベル3で加点2〜4。PStは速報値ではレベルBだったが、レベル1で加点2〜4。「途中でジャンプしてしまった」と都築さん。MiStは男女ともレベル3で加点2〜4。RoLiはレベル4で加点ほぼ3。最後のChRSはGOE+4.71。全体に少し動きにキレがなかったか。技術点5番目の43.85、演技構成点も5番目の34.82、合計78.67でRD5位。 28番滑走でフィアー/ギブスン組(英。25、30)。7回目の出場。昨年銀メダル。今季ファイナル3位。曲は「Le Freak」他。振付はアグノエル他。SqTw以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwでは、女性の第2の最後でミスがあり、男女ともレベル4だがGOE-1〜2。PStはレベル2で加点ほぼ3。MiStは男女ともレベル3で加点ほぼ3。ChRSはGOE+5.36。最後のRoLiはレベル4に加点4。技術点4番目の45.51、演技構成点2番目の36.06、合計81.57でRD3位。 29番滑走でロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)。昨年4位。今季ファイナル6位。曲はBoney M「Night Flight to Venus」他。振付はアグノエル。「今年はメダルを取りたい」とのこと。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点ほぼ3〜4。PStはレベル2で加点2〜3。MiStは男女ともレベル3で加点3〜4。解説の都築さんが「二人ともクリーンなエッジ」。StaLiはレベル4で加点ほぼ3〜4。最後のChRSはGOE+5.57の高得点。技術点2番目の47.03、演技構成点3番目の35.72、合計82.75は自己ベスト更新自己ベスト更新でRD2位。 最終滑走でギナール/ファブリ組(伊。35、37)。昨年2連覇。今季ファイナル2位。曲は「Land of 1000 Dances」他。振付はジォルダーニ他。女性の上衣は丈が短い赤、パンツは濃いグレー。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは二人の距離が近く、女性レベル4、男性レベル3で加点2〜3。MiStは途中で二人がごろんと寝そべる動きが入る形で、男女ともレベル3で加点3〜4。RoLiはレベル4に加点ほぼ4。PStはレベル3で加点ほぼ2〜3。最後のChRSはGOE+5.57の高得点。技術点最高の47.38、演技構成点も最高の36.85、合計84.23でRD1位。 フリー。20組が進む。 8番滑走でベッカー/ヘルナンデス組(英。19、23)。曲は「The Name's Bond... James Bond」他。振付・コーチともバックランド他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。SyTwも男女ともレベル4で加点2〜3。SlLiは男性の片方の靴に女性が両手をつき逆立ちする形だがやや滑らかさが欠け、レベル3で加点2〜3。DSpはレベル4で加点2〜3。CiStは女性レベル1、男性レベル2で加点ほぼ2〜3。ChSlはGOE+1.78。OFTは男女ともレベル2で加点ほぼ2。最後にコレオ要素二つ。うちChStは長辺を使い、GOE+2.13。最後のChAJはGOE+1.78。「イギリス人がボンドをやるのはよく合っている」とのこと。技術点13番目の61.53、演技構成点も13番目の46.36、合計107.89でフリー13位、総合176.02で13位。 9番滑走でムラズコワ/ムラゼク組(チェコ。18、21)。曲は著作権の関係で欧州選手権から「Rain, In Your Black Eyes」に変更。振付不明。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のStaLiはレベル4に加点2〜4。OFTは男女ともレベル2で加点2〜3。SeStも男女ともレベル2で加点2〜3。ChHyはGOE+2.49。DSpはレベル4で加点3〜4。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。SyTwは女性の第2の最後でチェックスリーがありレベル2の取りこぼし、男性レベル4。最後にコレオ要素二つ。うちChStはGOE+2.49、ChLiはGOE+2.37。技術点11番目の63.43、演技構成点12番目の47.98、合計111.41でフリー12位、総合181.67で12位。 10番滑走でタシュレロワ/タシュラー組(チェコ。23、25)。曲は「Porcelain」。振付はカメレンゴ他。全要素に全ジャッジが加点2以上。全体にスピードがある。冒頭のCuLi+CuLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。OFTは男女ともレベル3で加点2〜4。SeStは「ひざが柔らかい」と都築さん。女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。SlLiはレベル4で加点2〜3。SyTwは女性レベル3、男性レベル4で加点ほぼ3〜4。ChSpはGOE+2.13。DSpはレベル4で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。うちChStはGOE+2.49、ChSlはGOE+2.13。ChSlは「男女が同時に2秒以上氷に触れている」必要があるとのこと。技術点9番目の65.69、演技構成点も9番目の49.36、合計115.05でフリー9位、総合188.49で10位。 11番滑走でデイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)。曲は「Kashmir」他。振付はアグノエル他。女性のパンツスーツは深緑色の地に金で模様。男性は袖無し。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトは、最初にジャンプして入る形で、いずれもレベル4に加点3〜4。OFTはぴったりそろっており、男女ともレベル3で加点2〜3。SyTwは女性レベル3、男性レベル4で加点2〜4。ChSlはGOE+2.73。DSpはレベル4で加点2〜4。CuLiはレベル3で加点2〜4。DiStは男女ともレベル3で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。ChLiは男性の肩に女性が腰かけた形で、GOE+2.49。最後のChStはGOE+2.61。技術点7番目の66.99、演技構成点10番目の49.34、合計116.33でフリー8位、総合190.15で8位。 13番滑走で折原/ピリネン組(フィン。24、29)。曲は「コーラスライン」より「Opening: I Hope I get It」他。振付はパーキネン。会心の出来。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSyTwは男女ともレベル4で加点2〜4。CuLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。ChAJはバレエのポーズのような形もあり、GOE+2.61。OFTは男女ともレベル2で加点2〜3。StaLiは音楽によく合っていてレベル4に加点2〜4。CiStは男女ともレベル2で加点ほぼ2〜3。DSpはレベル4で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。ChStはダンスのオーディションを表してGOE+3.79の最高得点。最後のChLiはGOE+2.96。技術点6番目の67.6、演技構成点7番目の50.64、合計118.24は自己ベスト更新でフリー6位、総合193.94も自己ベスト更新で7位。キスアンドクライでは得点を見てコーチ陣も大喜び。 14番滑走でスマート/ディーク組(西。27、28)。曲は映画「Dune」より「Resurrection」他。振付はアグノエル他。「女性の衣装を変更した」と都築さんは言うが、フードのような部分か。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜5。RoLiの女性は座禅のような姿勢。OFTは女性レベル2、男性レベル3で加点3〜4。ChSpはGOE+2.49。SyTwは男女ともレベル4で加点2〜4。DSpとStaLiもレベル4。うちDSpは加点3〜4、SlLiは加点2〜3。MiStは女性レベル2、男性レベル3で加点2〜3。最後にコレオ要素二つ。ChLi、ChStともGOE+3.32。技術点2番目の69.79、演技構成点5番目の53.06、合計122.85は今季最高でフリー5位、総合198.98で5位。 最終グループ16番滑走でリード/アンブルレビシウス組(リト。30、32)。曲は「Lord and Master」他。振付はデュブレイユ。女性のスカートは黒いチュチュのようだが黒鳥ではない。全要素に全ジャッジが加点2以上。RDより動けていた。冒頭のStaLiはレベル4で加点2〜4。SyTwも男女ともレベル4で加点ほぼ3〜4。SlLi+RoLiは第1がレベル3、第2がレベル4で加点ほぼ3〜4。OFTは女性レベル3、男性レベル2で加点2〜3。DiStは男女ともレベル2で加点2〜4。最後にコレオ要素二つ。ChStはGOE+2.73。ChHyはGOE+2.25。「ChHyは二人とも氷と体が平行」でないといけない。技術点8番目の65.85、演技構成点6番目の52.14、合計117.99は今季最高でフリー7位、総合196.66も今季最高で6位。 17番滑走でトゥルッキラ/フェルスルイス組(フィン。30、30)。曲は「Bewitched」他。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のOFTは男女ともレベル2で加点ほぼ3〜4。CuLiはレベル4で加点3〜4。SyTwは男女ともレベル3で加点ほぼ3〜4。DiStも男女ともレベル3で加点2〜3。RoLi+StaLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点4〜5。ChAJは独創的で女性の長い脚を交差したりする形もあり、GOE+2.85。ChLiはGOE+3.56の高得点。DSpはレベル3だが加点3〜4。最後のChStはGOE+3.2。技術点4番目の69.57、演技構成点2番目の54.86、合計124.43は自己ベスト更新でフリー3位、総合で205.69も自己ベスト更新で4位。 18番滑走でフィアー/ギブスン組(英。25、30)。曲は「Halo」他。振付はシュイナール他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のChSpはGOE+2.61。ChSpは「3回以上回る必要がある」とのこと。SeStは女性レベル2、男性レベル3で加点1〜4。SyTwは男女ともレベル4で加点1〜5。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点3〜4。SlLiでは男性の右肩で女性がV字バランスのような姿勢をとった。DSpもレベル4に加点2〜4。ChTwはGOE+3.08。OFTは男女ともレベル3で加点2〜4。ChStはGOE+3.32。最後のStaLiはレベル4で加点3〜4。技術点3番目の69.61、演技構成点も3番目の54.84、合計124.45でフリー2位、総合206.02で銅メダル。 19番滑走でロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)。曲はBFRND「Elephant」他。振付はシゼロン。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭のStaLiは自然な入りでレベル4で加点3〜4。SlLiは男性の背中側で女性が片腕を男性の首に回して倒立の姿勢をとり、レベル4に加点4〜5。SyTwは男女ともレベル4で加点3〜4。OFTは女性レベル3、男性レベル2で加点3〜4。ChAJはGOE+2.49。DSpとRoLiはレベル4。DSpは加点2〜4、RoLiは加点3〜4。MiStは男女ともレベル3で加点ほぼ3。最後にコレオ要素二つ。ChStはGOE+3.08、ChSlはGOE+2.73。都築さんは「終始クリーンなエッジで昨年よりだいぶ上手になった」。技術点5番目の69.43、演技構成点4番目の54.58、合計124.01は自己ベスト更新でフリー4位、総合206.76も自己ベスト更新で初の銀メダル。 最終滑走でギナール/ファブリ組(伊。35、37)。もう13回目の出場とか。曲は「Robotboys Audition」他。振付はフーザルポリ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のChSpはGOE+3.32。SlLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点4〜5。SlLiでは女性が縦回転して倒立の姿勢で男性が腰を支える形。SyTwは女性レベル4、男性レベル3で加点1〜4。OFTは男女ともレベル2で加点3〜4。DSpはレベル4で加点3〜4。CiStは女性レベル2、男性レベル3で加点3〜4。StaLiは女性が片手を男性の靴につき、男性の首に片足の足首をかける独創的な形。レベル4で加点3〜4。最後にコレオ要素二つ。ChStはGOE+3.2。ChLiはGOE+3.68の高得点。技術点最高の71.47、演技構成点も最高の56.42、合計127.89でフリーも1位、総合212.12で3連覇。 |
New! サッカー短評 (2025.5/14) 川崎フロンターレvs.横浜FC 2対1 (2025.5/14 U等々力) 第14節
開始4分で失点。しかし33分、山本がFKを直接決めて同点に。解説の福田さんは「フロンターレはここから一気に追加点を狙った方がいい」と言ったが、攻撃に勢いがない。後半、相手が圧力を強めてくると、苦戦。ようやく39分、家長のループシュートのバー跳ね返りを相手DFがオウンゴール。GK山口があわやのセーブを連発して逃げ切った。気温21.5度、湿度57%。観客20175人。主審は荒木さん、VARは飯田さん。DAZN解説は福田さん、実況は野村アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、アイダル、高井、際。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに伊藤と家長。ワントップ山田。鹿島戦から中二日で、5人変更。ベンチにエリソン、マルシーニョ、河原、丸山、田邊など。 横浜FCは3-4-2-1。191cmの長身FW櫻川ソロモンのワントップ。左右のシャドーに山田康太と室井。左右のWBは新保と村田。駒井とユーリ・ララのダブルボランチ。DF山崎、ンドカ、伊藤槙人。GK市川。キャプテンは駒井。先発は前の試合と同じらしい。ベンチにFWルキアン、鈴木武蔵、MF小川慶治朗、元フロンターレの中野嘉大とDF福森など。駒井は札幌から、鈴木武蔵はガンバから、ルキアンと中野は湘南から、DF伊藤は磐田から、新保は山口から今季移籍してきた。四方田監督は4年目。 前半4分、いきなり失点。相手右サイドからのクロスをアイダルがクリアして横浜FCの右CK。相手MF新保が左足でゴールへ向かうキックを蹴り、ニアで相手MFララがヘディングシュートを決める。0−1。 12分、山田と家長で相手ボールをカットし、家長がドリブルからシュートするが、枠の右。 14分、また横浜FCの右CK。今度は右利きの山田康が蹴り、相手FW櫻川がヘディングシュート、枠に飛んだがGK山口が捕る。やれやれ。 19分、山本からのパスに走りこんだ伊藤がドリブルから鋭いミドルシュート、バーに当たって枠の上へ。惜しかった。伊藤は21分にもドリブルでペナルティーエリアに入ってシュートするが相手DF。 24分には、ペナルティーエリア内でもパスをつないで、最後は橘田がシュートするが相手DF。 32分、同点弾。際が右サイドをドリブルで攻め上がり、相手MF山田康にファールで止められ、山田康にイエローカード。ペナルティーエリア右角でフロンターレのFK。山本が直接ねらい、ゴール右下に決める。1−1。試合後のインタビューで「GKとのかけひきに勝った」と言っていた。HPのコメントでは「壁が1枚だったので、シュートを悟られなければニアに通すだけという感じだった」。 解説の福田さんは、「フロンターレはここで一気に追加点を取りにいった方がいい」と言うが、相手を圧倒できない。 38分、伊藤が左サイドから内へ切り込み、横パス、受けた脇坂がシュートするが、枠の上。 44分、ロングフィードを受けた相手右WB村田に相手右サイドを突破され、クロスをあげられ、相手FW櫻川にヘディングシュートされるが、枠の上で助かる。 追加タイム3分。47分、相手右CK。山田康が蹴るが、オフェンスファール。 1−1のままハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 2分、フロンターレ左CK。山本が蹴るが、相手FW櫻川がクリア。続けてフロンターレの右CK。こちらも山本が蹴るが、また櫻川がクリア。 6分、右スローインをカットされてクロスを上げられ、相手FW櫻川がヘディングシュート、枠の外。本当にスローインがへた。 8分、相手右CK。山田康が蹴るが、高井がクリア。9分、相手MF駒井に左サイドからドリブル突破を狙われるが、橘田が対応。12分、相手左サイドからのクロスを高井がクリア。 14分、相手左サイドから山田康がクロス、相手FW櫻川がヘディングシュート。GK山口が防ぐ。こぼれをさらに室井にシュートされるが、枠の上で助かる。 「後半は、明らかに横浜FCがプレスを強めている」と解説の福田さん。 15分、伊藤が左サイドをドリブル、相手DF伊藤慎にファールで止められ、伊藤慎にイエローカード。中盤左サイドでフロンターレのFK。山本が蹴るが、大きすぎてそのままラインを割る。 18分、フロンターレが三人同時交代。山田に代えてエリソン、伊藤に代えてマルシーニョ、脇坂に代えて大関を入れる。脇坂はキャプテンマークを佐々木に渡す。 19分、横浜FCも三人同時交代。FW櫻川に代えてルキアン、右シャドーの室井に代えて鈴木武蔵、ボランチ駒井に代えて小倉を入れる。駒井のキャプテンマークは誰に渡ったのか。 23分、フロンターレのカウンター。家長のペナルティーエリア右からの折り返しを橘田がワンタッチシュート、枠の左。決めてほしい。 27分、佐々木が攻めあがってそのままシュート、相手DF。これで得たフロンターレの左CKを山本が蹴るが、相手FW鈴木武蔵がクリア。こぼれを拾って橘田がシュートするが、相手DF。 29分、佐々木からのパスに走りこんだマルシーニョがシュート、枠の上。 31分、横浜FCが四人目の交代。左シャドー山田康に代えて小川慶治朗を入れる。 33分、中盤相手右サイドで横浜FCのFK。新保が蹴り、相手FW鈴木武蔵がヘディングシュート、バーに当たって助かる。 34分、フロンターレが四人目の交代。橘田に代えて河原を入れる。 35分、大関、マルシーニョと攻め込み、最後はエリソンがシュート、これもバーに当たる。37分にも、右サイド際のペナルティーエリア右からのクロスをエリソンがシュート、枠の上。 38分、追加点。山本が中盤からロングループパスを送る。相手GKが飛び出してクリアしたこぼれを家長がすかさず、がら空きのゴールにループシュート、惜しくもバーに当たって跳ね返るが、戻ってきた相手DFンドカがオーバーヘッドでクリアしようとしてオウンゴール。2−1。 41分、横浜FCが五人目の交代。DF伊藤慎に代えて福森を入れる。 41分、フロンターレのカウンター。マルシーニョがペナルティーエリア左からクロス、家長が利き足でない右でシュート、相手DF。 42分、マルシーニョからのパスを受けたエリソンがシュート、相手GKが捕る。 43分、横浜FCのカウンター。相手左サイドから福森がクロス、相手FWルキアンがヘディングシュート、GK山口が防いで相手右CK。福森が蹴るが、高井がクリア。こぼれを相手MF小倉にシュートされるが、枠の上。 45分、フロンターレが五人目の交代。家長に代えて瀬川を入れる。 追加タイム5分。横浜FCにロングボール攻勢をかけられるが、なんとか耐える。50分、中盤で横浜FCのFK。福森が蹴り、こぼれを拾われ、相手左サイドからクロスを入れられるが、誰にも合わずにゴール前を通過。 2−1でタイムアップ。なんとか4/2以来の勝点3、リーグ戦7試合ぶりの勝利を上積みして勝点21とし、9位に浮上。横浜FCは18位のまま。 もう1試合のマリノス対2位柏は、0−2でホームチームが負け、マリノスは最下位脱出ならず。柏は日産スタジアムで勝つのは13年ぶりとか。 |
New! サッカー短評 (2025.5/11) 鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ 2対1 (2025.5/11 国立) 第16節
ACLで休んでいる間に14位まで落ちた。3試合少ないのだから仕方ないのだが。ここからまた5連戦。いきなりアウェイの国立とは。それでも7分にCKから先制したのはよかった。しかし、その後攻撃で上回っている間に追加点が取れなかったのが、大きな敗因か。解説の水沼さんに「この暑さで鹿島の方が足が止まっている」と言われていたが。前半のうちに追いつかれたのも、試合運びとしてまずかった。後半は、鹿島が立て直してきて、どんどん防戦一方になり、とうとう20分に逆転されてしまった。こちらが打開するような手をうったり、交代要員を入れたりするのが後手になり、鹿島に逃げ切られた。気温25.9度、湿度45%。観客59574人。主審は中村太さん。VARは長峯さん。DAZN解説は水沼さんと柿谷。実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。柳本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に大関。ワントップはエリソン。ゲームキャプテンは丸山。ベンチに山内(後半13分大関と交代)、山田(後半31分エリソンと交代)、神田(後半31分マルシーニョと交代)、家長(後半31分伊藤と交代)、橘田(後半42際と交代)など。三浦、脇坂はベンチ外。 鹿島は、4-2-3-1。レオ・セアラのワントップ。トップ下に荒木。左右のウイングに鈴木優磨とチャヴリッチ。舩橋と三竿のダブルボランチ。DF安西、キム・テヒョン、植田、小池。GK早川。ベンチにFW田川(後半17分レオ・セアラと交代)、元フロンターレの知念(後半開始〜三竿と交代)、柴崎など。鬼木監督は1年目。 前半7分、先制。フロンターレの右CK。山本が蹴り、ターゲットは中央の高井と思わせ、ニアに走りこんだ佐々木がほぼフリーでヘディングシュート、1−0。 10分にも、フロンターレのカウンターから伊藤がドリブルで中盤右寄りを駆け上がり、左前方へパス。受けたマルシーニョがドリブルでペナルティーエリアに入って、相手GKとほぼ1対1でシュート、ぎりぎり枠の左かと思ったら、相手GK早川が指先ではじいていた。惜しかった。これで得たフロンターレの左CKを山本が蹴り、こぼれを河原がミドルシュート、枠の上。 追加タイム2分。46分に失点。相手左サイド安西からのクロスのこぼれを相手FW鈴木優磨にワンタッチでつながれ、走りこんだ相手ボランチ舩橋にミドルシュートを決められた。1−1。 後半開始から鹿島は二人同時交代。ボランチ三竿に代えて知念、荒木に代えて松村を入れる。 6分、佐々木が左サイドから中へ切り込んでシュート、わずかに枠の右。 13分、フロンターレが一人目の交代。大関に代えて山内を入れる。17分、鹿島が三人目の交代。足を傷めたレオ・セアラに代えて長身FW田川を入れる。 20分、また失点。相手右サイドの鈴木優磨からのスルーパスに相手FW田川が走りこんでシュート、1−2。 23分マルシーニョ、27分河原、28分エリソンとシュートを打つが相手GKや相手DF。 31分、フロンターレが三人同時交代。マルシーニョに代えて神田、エリソンに代えて山田、伊藤に代えて家長を入れる。鹿島も四人目の交代。チャヴリッチに代えて樋口を入れる。33分、鹿島は続けて五人目の交代。舩橋に代えて津久井を入れる。 42分、フロンターレも五人目の交代。際に代えて橘田を入れる。橘田はそのまま右SBに入るが、だいぶ位置取りは高い。 42分、フロンターレの左CK。山本が蹴り、うまく高井がヘディングシュートを流し込んだが、オフェンスファール。残念。 追加タイム10分。46分、家長が右サイドから折り返し、山田がシュートするがヒットせず、バーに当たる。残念。48分にも、山田がヘディングシュートをねらうが、相手GK。最後は鹿島に時間を使われ、タイムアップ。 鹿島は6連勝で勝点34として首位キープ。14位フロンターレは勝点18のままで16位に。前日の試合で16位だったFC東京がなんと7位神戸に1−0で勝ち14位に。神戸は9位に後退。今日の試合で、15位だったベルマーレも11位ヴェルディを2−0と下して12位に浮上。2位柏は、前日2−0で13位岡山に勝ち、2位キープ。岡山は15位に下降。3位浦和は、18位新潟と1−1の引分けで3位のまま。新潟は19位に。最下位マリノスは12位セレッソに0−1と敗れ、脱出できず。セレッソは7位に浮上。19位だった横浜FCは前日8位福岡に1−0で勝ち、18位に。福岡は11位に下降。 |
サッカー短評 (2025.5/4) 川崎フロンターレvs.アル・アハリ・サウジ 0対2 (2025.5/3 ジッダ・サウジアラビア) ACLE決勝
ついにここまで来た。しかし、最後で力負けした。前半シュート2本、後半5本うったがいずれも枠外とのこと。前半35分に失点するまでは、何とかうまく対応していたが、相手は少しのズレを見逃さず、左ウイングのガレーノのボールカットから相手10番フィルミーノがフリーでガレーノに戻し、そのままペナルティーエリア外からミドルシュートを対角の右上に決められた。河原がシュートコースに飛び込んだが届かず。その後の守備で右ひざをひねった三浦が外に出ていた42分、相手右サイドから崩され、またフィルミーノからのクロスを走りこんだボランチのケシエが頭で押し込み、あっという間に2点差。高井がマークを捨てて競ったが間に合わず。
後半は、相手が落ち着いて構えたので、ボールはある程度回せるようになったが、最後の精度や強度が足りなかったか。山田、伊藤、大関を入れて少しは好機を演出できたが、得点はできなかった。相手チームの選手に名前負けしなかったのは良かった。長谷部監督が年俸や資金力の違いに対して「財布を握っては試合しない」と前日会見で言ったらしい。気温29度、湿度38%。観客数は不明だが、準決勝と比べ物にならないほど一杯に見えた。フロンターレサポーターは準決勝の倍以上の700人とのこと。主審アブドゥルラフマン アルジャッシムさん、VARハミス アルマッリさんなどカタールセット。DAZN解説は、佐藤寿人とチョン・テセの二人。実況は久しぶりの喜谷アナ。DAZNはこの試合は無料配信した。 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングはマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに伊東、神田、山田、瀬川、山内、大関、橘田、アイダル、際、田邊、安藤、ソンリョン。 アル・アハリは4-2-3-1。99番トニーのワントップ。トップ下に10番フィルミーノ。左右のウイングは13番ガレーノと7番マフレズ。79番ケシエと30番アルジョハニのダブルボランチ。DF77番アリオスキ、3番イバニェス、28番デミラル、27番マジュラシ。GKメンディ。キャプテンはフィルミーノ。先発は準決勝と同じらしい。マティアス・ヤイスレ監督はドイツの人。GKメンディはセネガル、DFアリオスキは北マケドニア、イバニェスはブラジル、デミラルはトルコ、MFケシエはコートジボワール、ウイングのガレーノはブラジル、マフレズはアルジェリア、フィルミーノはブラジル、トニーはイングランドと国際色たっぷり。 前半5分、相手右サイドからのパスを受けた相手FWトニーが強引に反転してシュート、GK山口が防ぐ。これで与えた相手右CK。マフレズが蹴り、相手DFイバニェスのヘディングシュートのこぼれを相手MFアルジョハニがすかさずシュート、これもGK山口が出て体に当てて防ぐ。 8分、マルシーニョが倒されて左サイド深い位置でフロンターレのFK。三浦が蹴り、高井が飛び込むが、オフェンスファールをとられる。この場面ではないが、解説のテセは「フロンターレの選手はアジアの笛を警戒して守備で強くいけていない」ともどかしそう。「ボランチの位置が低くて、その前のスペースを使われている」。 11分、前半最大のチャンス。山本が相手をかわして前方へループパス。受けたマルシーニョが相手DFをかわしてペナルティーエリア左奥からシュート、いったんこぼれるが再度打ち、相手GKの指先をぬけて枠の右。惜しかった。解説の二人が「利き足の左なので回転が逆でそれていった」「右足でうてたら、相手DFに当たったか」など言い合う。 31分、左サイド奥で三浦が倒され、フロンターレのFK。三浦が低めのクロスを蹴るが、相手DF。こぼれを山本がゴール前に放り込むが、味方に合わず。直後に相手のカウンターを受けるが、スルーパスに走りこむマフレズの前に佐々木が滑り込んでクリア。佐々木は20分にも、右サイドで相手クロスを首で止めて倒れていた。 35分、失点。相手左ウイングのガレーノが対面の佐々木からボールカット、フィルミーノとすばやくパス交換して、内側へ切り込みペナルティーエリアに入る前にシュート、大きな弧を描いて見事に右上に決まる。0−1。リプレーを見ると、河原がもう少し寄せていたらブロックできたかもしれないが、見えたより離れていたかもしれない。「ここで打つか、という打った方をほめるしかない」というシュートではあった。山本がフィルミーノをフリーにしてしまったか。 38分、三浦が足を傷めて倒れている。メディカルが入り、いったんピッチを出る。解説の佐藤寿人が「自分ならフロンターレが10人の間にそこをついて攻める」と言う。メディカルからバツが出る。 42分、また失点。三浦の抜けた相手右サイドへマフレズがスルーパス、受けたフィルミーノがペナルティーエリア右からクロス、中央に相手FWもいたが、後方から走りこんだ相手ポランチのケシエがヘディングシュート、0−2。 直後にフロンターレが一人目の交代。三浦に代えて際を入れる。際は右SBに入り、佐々木が左へ回る。 追加タイム5分。46分、中盤ゴール正面でフロンターレのFK。脇坂とエリソンが立ち、同時に蹴る感じになるが、直接ねらった脇坂のキックは枠の左。解説のテセは「二人とも自分が蹴ると思っていた」。「作戦だったらキャプテン翼みたい」と佐藤寿人。0−2のままハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人目の交代。エリソンに代えて山田を入れる。山田は準決勝に出ていないので休養十分のはず。解説のテセが「エリソンは足元でもらいたがるタイプだが、今年は大黒コーチのおかげか裏へ抜ける動きも増えてきたが、やはりとっさには得意な動きになってしまう。山田は、裏もねらうし、もっと広い範囲でボールを受けられる選手」と言う。 9分、自陣でボールカットされ、相手FWトニーからフィルミーノへパス。フィルミーノはドリブルしてペナルティーエリアに入るとシュートするが、枠の外。 12分、フロンターレらしくパスを回して脇坂が左サイドからクロス、ファーを攻めあがった際がヘディングシュートするが、枠の外。 20分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて大関、家長に代えて伊藤を入れる。大関はトップ下に入り、前からのプレスを期待されている。脇坂がボランチへ下がる。 26分、大関が左のマルシーニョとパス交換してペナルティーエリアに入るが、すかさずシュートできずにボールを失う。 28分、アルアハリが二人同時交代。10番フィルミーノに代えて9番MFアルブライカン、13番ガレーノに代えて24番FWベイガを入れる。フィルミーノは交代を嫌がってなかなか動かなかったが、主審が促して、キャプテンマークをケシエに渡して嫌々出る。 31分、大関が左から中央へ横パスを送り、受けた伊藤が切り返して左足でシュート、枠の左上。 33分、後半最大のチャンス。フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、こぼれをファーで拾った伊藤が相手をかわして右足で鋭いシュート、わずかに枠の左。 39分、フロンターレが五人目の交代。河原に代えて山内を入れる。サウジに来てから山内は全く出ていない。ここで光るものを見せられるか。 40分、アルアハリが三人目の交代。30番アルジョハニに代えて11番MFアレクサンデルを入れる。アルジョハニは遅延行為でイエローカード。 43分、中央でパスをつないで左サイドに抜けた大関が深い位置からゴール前に速いパス、山田がうまくDFの前に走りこむが、一瞬早く戻った相手DFイバニェスが空中で後ろ向きのまま、かかとに当ててクリア。「山田に届いていれば1点だった」と解説の佐藤寿人。 44分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、ファーで相手DF。こぼれを際がペナルティーエリア右からシュートするが、枠の外。 追加タイム5分。 46分、相手GKメンディが遅延行為でイエローカード。実況席では「2点リードしているのにここまでしますか」などと言い合う。 48分、高井がパワープレーで前線へ上がり、丸山がロングフィード、高井が落とすが味方に合わず。 50分、アルアハリが四人目の交代。7番FWマフレズに代えて19番MFアルラシディを入れる。 最後は、相手に大きくシュートのようなクリアをされてタイムアップ。 去年までは準決勝まで東地区だけで対戦していたから、今季のアウェイの環境で2試合勝ちぬいてたどり着いた決勝は、ずっとハードでチームにとって貴重な経験だった。ただ、特にこの会場は相手チームのホームスタジアム。やはり解説の佐藤寿人の言うように、決勝は中立の舞台で見たかった、というのはある。今年度以降もサウジで集中開催が続くらしいが、日程も同じ条件で設定してほしい。 ※大会のMVPはフィルミーノ。6得点7アシストを記録。何とチームでは現在不調で、外国人枠の関係もあり、リーグ戦登録外でACLE専念だったという。得点王は、アルヒラルのサウジ代表FWサレム・アルドサリ。最優秀GKはアル・アハリのセネガル代表GKメンディ。フロンターレはフェアプレー賞をもらった。表彰式には、宮本日本サッカー協会会長も来ていた。 |
サッカー短評 (2025.5/2) 川崎フロンターレvs.アル・ナスル 3対2 (2025.4/30 ジッダKASS・サウジアラビア) ACLE準決勝
驚いたことに勝った。なんと前半10分に伊藤が先制点。しかし28分にマネのシュートで追いつかれる。ところが41分に大関の得点でまた勝ち越し。びっくり。準々決勝と似た展開。後半、攻め込まれて耐える場面も増えたが、交代で入った家長が31分に追加点。またまたびっくり。しかし、勝てそうかと思い始めた42分にやはり交代で入ったヤハヤに決められ、1点差に詰めよられる。C.ロナウドのFKも防いで何とか逃げ切った。相手より一日少ない中二日でよくやった。気温32度、湿度47%。観客数は不明だが6万以上入るスタジアムで、無料券を配ったとのこと。アリレザ ファガニ主審はイラン生まれだがオーストラリアの人。副審の一人と第4審判は韓国の人。ムハンマド・タキVARはシンガポールの人。DAZN解説はまた水沼さん、実況は桑原アナ。準決勝以降は、ラゾーナ5階の109シネマズ川崎でライブビューイングが開催される。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、際。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に大関。ワントップには神田。ゲームキャプテンは丸山。長谷部監督は、思い切った前線の布陣にしてきた。2年目の神田と4年目の大関を使う。ベンチに山田、エリソン、家長、瀬川、河原、脇坂、佐々木など。 アル・ナスルは、4-4-2。7番C.ロナウドと9番デュランのツートップ。左右のWBに10番マネと25番オタビオ。二列目に19番アルハッサンと11番ブロゾビッチ。DF12番ブーシャル、78番ラジャミ、3番シマカン、2番アルカンナム。GK24番ベント。マリノス戦と同じ先発らしい。キャプテンはC.ロナウド。ステファノ・ピオリ監督はイタリアの人。GKベントはブラジル人、DFシマカンはフランス人、MFブロゾビッチはクロアチア人、MFオタビオとFWロナウドはポルトガル人、FWマネはセネガル人、FWデュランはコロンビア人。 立ち上がりにいきなりピンチ。1分、自陣でボールカットされ、DFラインの裏へパスを通され、相手FWデュランがシュート、GK山口が指先ではじいて難を逃れる。 3分、伊藤が右サイドからクロス、マルシーニョに届く前に相手DFシマカンに当たり、あわやオウンゴールというコースに飛ぶが、フロンターレの右CK。これを山本が蹴り、ファーでマルシーニョがヘディングシュート、ヒットせず枠の外。 5分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手GKがはじく。 6分、相手MFブロゾビッチからボールをカットしたマルシーニョがドリブルからシュートするが、惜しくも枠の右。 9分、パスをつながれ、相手右WBオタビオに深い位置から低いクロスを入れられるが、相手FWC.ロナウドに通る前に橘田がクリア。 10分、先制。高井からのパスを受けた大関が左のへ展開。受けたマルシーニョはドリブルでペナルティーエリア左に入り、クロス、相手DFのクリアをペナルティーエリアライン近くで伊藤がワンタッチで叩き込んだ。1−0。お見事。 13分、相手左WBマネに高井が厳しく寄せたところ、うまく倒れられて中盤相手左サイドでアル・ナスルのFK。ブロゾビッチが蹴るが、高井がジャンプしてクリア。 18分、アル・ナスルのカウンター。相手FWロナウドが下がり目の位置から左へパス、受けた相手FWデュランがシュート、枠の外。19分にも、相手FWロナウドが右WBオタビオからのパスをシュート、枠の右。 気温が高いので、アル・ナスルはハイプレスには来ないが、いざ攻めるとなると速く正確なパスをつなぎ、まだ打たないような距離からも強いシュートを打ってくる。 26分、高井がボールを持ったままドリブルで上がっていく。ペナルティーエリア手前で一瞬パスを迷ったためカットされて反撃をくらう。急いで戻って何とか防ぐ。 28分、失点。サイドチェンジのパスを相手左サイド深い位置で受けた左SBブーシャルがペナルティーエリア近くのマネへパス、マネはすばやい動きでDFをかわしてペナルティーエリア中央に入ってシュート、そのまま入ったように見えたが、丸山の肩に当たっていた。1−1。解説の水沼さんがリプレー映像を見て「不運な失点」と言う。 30分、左サイドから攻め上がり、最後はマルシーニョが相手DFをかわして深い位置からシュートするが、相手GK。 32分、相手右サイドからのロングスローがペナルティーエリア内でバウンド、ファーの相手FWロナウドがバイシクルシュートするが、枠の右。 34分には、ジジペナルティーエリア右の深い位置から相手MFブロゾビッチにクロスをあげられ、相手FWロナウドがヘディングシュート、高井が競って、枠の右上角に当たる。解説の水沼さんは「ロナウドは先にジャンプして高井を押さえてしまった」。 37分、大関を倒した相手DFラジャミにイエローカード。 39分、ロングパスを受けた相手FWロナウドがペナルティーエリア内から相手右サイドへパス、受けた浮いてFWデュランが丸山をかわしてシュート、枠の右で助かる。と思ったら、ロナウドがオフサイドだったらしい。知っ協席ではリプレーを見て「オンサイド」だと言っているが 41分、追加点。伊藤が右サイドからクロス、神田には通らないが、相手DFに当たり、こぼれを拾った伊藤がシュート、相手GKに当たったこぼれを大関がねらっていて流し込む。2−1。伊藤は当たらないよう、ポスト左で立ち止まっていた。 44分、アル・ナスルが二人同時交代。78番DFラジャミに代えて27番DFラポルテ、19番MFアルハッサンに代えて20番FWアンジェロを入れる。 追加タイム3分。2−1でハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人同時交代。。神田に代えてエリソン、大関に代えて脇坂を入れる。 2分、右から際が攻めあがってペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手DFに当たり、こぼれにマルシーニョがヘディングシュートするがヒットせず。 3分、相手左サイドからのシュートはGK山口が捕る。4分、やはり相手左サイドから相手FWマネに深い位置からクロスを入れられるが、山本がクリア。こぼれをひろわれ、相手右サイドからミドルシュートされるが、枠の外。 9分、惜しい場面。エリソンが相手DFを背負ったまま粘り、脇坂、マルシーニョとつないで山本へ。山本はペナルティーエリア左深い位置から折り返し、エリソンが押し込むだけ、と見えたが、相手GKの指先に触れられ、シュートできず。 10分、伊藤のクロスがクリアされてフロンターレの左CK。三浦が蹴るが相手DF。 12分、橘田が相手MFブロゾビッチに右足首を踏まれて倒れている。治療を受け、立ち上がってプレーに戻るが、やはり痛いようだ。 15分、相手右サイド深くからのアンジェロのクロスを橘田がクリア。フロンターレが三人目の交代。橘田に代えて河原を入れる。橘田は悔しそうだが、みんなに激励される。 16分、相手DFシマカンが持ちあがってスルーパスを送るが味方に合わずゴールラインをわる。18分、相手左SBブーシャルが遠目からクロス、GK山口が捕る。 19分、フロンターレが四人目の交代。マルシーニョに代えて家長を入れる。家長は右ウイングに入り、伊藤が左へ回る。 23分、相手左FWマネに折り返されるが、DF陣がクリア。オタビオからのクロスは山本がスライディング。24分、アル・ナスルの左CK。ショートコーナーを蹴るが、三浦がクリア。 25分、フロンターレが五人目の交代。際に代えて佐々木を入れる。対面のマネに対応することになる。 26分、アル・ナスルの右CK。ショートコーナーからクロスを入れられるが、山本がクリア。 28分、アル・ナスルに連続して攻勢をかけられるが、佐々木などDF陣を中心にシュートまでいかせず。 31分、追加点。伊藤が左サイドをドリブルで持ち上がってエリソンへ。エリソンはコーナー近くでキープと思わせて反転、ゴールライン際を進んでゴールエリア左で折り返し、フリーの家長が押し込んで3−1。驚きの展開。 33分、アル・ナスルが二人同時交代。なんと11番MFブロゾビッチを下げて80番FWウェズレイ、2番右SBアルガンナムに代えて23番FWヤハヤを入れる。アル・ナスルは3バックにしたかもしれない。左SBだったブーシャルが右へ回っている。 34分、中盤でアル・ナスルのFK。相手FWロナウドが蹴るが、壁に当たる。こぼれを拾われ、押し込まれるが、じれずに全員で守る。41分には、相手左FWマネがペナルティーアーク付近でシュート、枠の上。 42分、失点。交代で入ったばかりの相手FWウェズレイが左サイドをドリブル、いったんDF陣が跳ね返すが、こぼれを拾って折り返しのパス、これまた入ったばかりの相手FWヤハヤが鋭いミドルシュートをうつと、また丸山に当たってコースが変わり、GK山口も反応したが指先をはじいてゴールイン。3−2。これで相手は元気になり、かさにかかってくるだろう。 追加タイム6分。解説の水沼さんが「何とか逃げ切ってほしい」。 47分、ペナルティーエリア手前中央で、河原が相手MFオタビオを倒してアル・ナスルのFK。これも相手FWロナウドが蹴るが、これも壁に当たる。 48分、高井が相手FWウェズレイを倒して、ペナルティーエリア手前でアル・ナスルのFK。これも相手FWロナウドが蹴り、壁の下を抜けて鋭いシュートが飛ぶが、GK山口が足に当てる。よく止めた。さらにロナウドがミドルシュートをうつが、GK山口が捕る。 51分、相手ロングボールを受けた相手DFラポルテがゴール前に落とすと、相手FWロナウドがGK山口をかわしてシュート、ヒットせず、丸山がクリア。アル・ナスルの左CK。これを全員で防いでタイムアップ。 3−2で勝ち、初の決勝へ。また中二日で、相手はアル・ヒラルに勝ったアル・アハリ。 試合後のインタビューで、先発して2点目を取った大関が「次も勝ちます」と強気な発言。「ブロゾビッチをうまく抑えられた」とも言ったらしい。あと、高井と丸山もよくロナウドをマークしていた。準決勝2試合のベストイレブンに、GK山口、DF丸山、MF大関が選ばれたらしい。 |
サッカー短評 (2025.4/28) 川崎フロンターレvs.アル・サッド 2対2延長1−0 (2025.4/27 ジッダ・サウジアラビア) ACLE準々決勝
ACLは、今季からノックアウト・ステージ以降は集中開催。場所はサウジ。フロンターレの対戦するアル・サッドはカタールのチーム。アジアサッカー連盟(AFC)は4/17、ACLEでVARの補助としてセミオート・オフサイド・テクノロジー(SAOT)を導入することを発表。初日の3試合では、東地区の3チームは全てサウジのチームに敗戦。しかもマリノス以外は完封負け。そのマリノスもC.ロナウド、マタらを擁するアル・ナスルに1−4。
試合は、前半4分、家長からのクロスをエリソンがダイレクトで押し込んで幸先よく先制。ただ、5分後に追いつかれた。相手左WBオタビオに鋭いシュートをニア上に打ち込まれた。しかし、21分、山本からのループパスに走りこんだマルシーニョが飛び出した相手GKの鼻先でちょんと触り、GKの指先に触られるも右ポスト内側に当たってゴールイン。2−1で後半へ。後半は膠着していたが、暑さもあり、次第に押されてはしのぐ展開に。とうとう26分、三浦がボールカットされ、ドリブルからクロスで逆サイドまで展開され、相手MFクラウジーニに弾丸のようなシュートをうち込まれ、失点。再び同点に。何とか同点のまま延長へ。延長前半8分、相手DFの弱いパスを奪った瀬川がクロス、山田が落として走りこんだ脇坂がシュートを決める。この勝ち越し点をそのままキープして勝ち、初めてのベスト4に勝ちあがった。気温32度、湿度48%。観客は不明だが空いていた。マー・ニン主審、第一副審とフー・ミンVARは中国の人。第二副審はオーストラリア、第4審判はイランの人。DAZN解説は水沼さん、実況は野村アナ。 先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップエリソン。ベンチに橘田が戻ってきた。その他ソンリョン、田邊、アイダル、ヴェロン、神田など。ハーフタイムにスタンドのゴミスが映り、なんと昨日ホテルまで激励に来てくれたとのこと。 アル・サッドは、3-4-1-2。19番ムジカと84番アフィフのツートップ。トップ下に33番のクラウジーニョ。左右のWBに6番オタビオと77番アタル。4番カマラと14番メシャールのダブルボランチ。DF16番フーヒ、2番ミゲル、5番サルマン。GK22番バルシャム。キャプテンはアフィフ。フェリックス・サンチェス監督はスペインの人で以前にカタール代表監督を務めたこともあるとのこと。FWムジカはスペイン人、MFクラウジーニョとWBオタビオはブラジル人、WBアタルはアルジェリア人。カタール代表選手も多く、特にアフロヘアのアフィフは、国内リーグ戦で18ゴール、14アシストの要注意選手。 立ち上がりはアル・サッドがパスを回し、フロンターレがプレスをかける構図。 4分、先制。相手が攻撃を仕掛けようというボールを山本がカットしてすかさず右サイド裏へ。走りこんだ家長がワンタッチで低いクロス、中央でエリソンもダイレクトで押し込んだ。1−0。 先制する少し前に解説の水沼さんが「脇坂選手があまり早く得点すると難しい試合になると言っていた」と紹介したばかりだったが、見事なカウンターだった。エリソンのゴールパフォーマンスがリプレーで映ると、後ろでマルシーニョなど3人が一緒に跳び蹴りポーズをしていた。 7分、相手左サイドへ展開され、相手MFクラウジーニョがクロスを上げるが味方に合わず。8分にも、クラウジーニョにミドルシュートを打たれるが枠の外。 9分、失点。GK山口のフィードを相手ボランチのカマラが頭でカット、左WBのオタビオに渡る。オタビオは相手FWアフィフとパス交換してペナルティーエリア左に入ると、いきなりニア上にシュート、GK山口の指をはじいてゴールの天井のネットに。1−1。あっという間に同点。 アル・サッドは追いついて余裕が出たのか、FWアフィフが下がって受けたり、パスを出したりあちこち動きまわる。12分には、アフィフからのクロスを受けた相手右WBアタルがミドルシュート、枠の左。ヒヤッとしたがオフサイドだった。14分には、また左サイドに流れていたアフィフが突破して逆サイドへクロス、マルシーニョが猛然と戻って来てクリア、CKに逃れる。 15分、アル・サッドの右CK。なんとCKもアフイフが蹴るが、佐々木がクリア。 20分、山本が相手ボールをカットしてエリソンへパス、いったん折り返すがこぼれをシュート、相手DFに触られてわずかに枠の右。惜しかった。 21分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 21分、追加点。高井からのパスを下がって受けたマルシーニョが山本に渡して左サイドを突破、そこへ山本のループパスが送られ、相手GKも出てくるが、一瞬早くマルシーニョが触って、ボールはコロコロと右ポストに当たってゴールイン。2−1。 24分、三浦からのスルーパスに走りこんだマルシーニョが折り返し、エリソンがシュート、相手DFにあたり、枠の右。 24分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。 26分、佐々木が相手MFクラウジーニョにかわされ、相手左サイド深い位置からクロス、相手FWムジカがシュート、GK山口が捕る。 29分、佐々木からの縦パスに走りこんだ脇坂がペナルティーエリア右からワンタッチシュート、枠の左。 35分、河原が倒されて中盤右寄りでフロンターレのFK。三浦と脇坂が立ち、脇坂がファーへ蹴りこみ、丸山がヘディングシュートするが、オフサイド。 37分、エリソンのシュートを相手GKがはじいてフロンターレの左CK。脇坂がファーへ蹴ると後ろから走りこんだマルシーニョがヘディングシュートをねらうがヒットせず、枠の右。解説の水沼さんが「これはニアで高井などが相手を引き付けて、ファーを開けたところに走りこむ、用意してきた形ですね」と言う。 43分、相手左WBオタビオの突破を佐々木がクリアしてアル・サッドの左CK。アフィフはショートコーナーを蹴り、リターンを折り返すと、受けた相手MFオタビオがミドルシュート、高井が防ぐ。 追加タイム3分。47分、アル・サッドのカウンター。相手MFクラウジーニョがペナルティーエリア手前右角からクロス、中で相手FWアフィフがヘディングシュートをねらうが、高井も寄せたため、ヒットせず。こぼれを拾われてクロスを上げられるがラインを割る。 2−1でハーフタイム。 後半開始からアル・サッドが一人目の交代。19番FWムジカに代えて21番FWジオヴァニを入れる。 アル・サッドはロングボールを入れてくるようになった。GK山口が飛び出してクリア。 7分、相手GKのキックがエリソンに当たるがマイボールにできず。 8分、相手右サイドに流れていた相手FWアフィフがクラウジーニョとパス交換して走りこみ、シュートをねらうが、複数で寄せて最後は山本がクリア。 10分、クリアがことごとく拾われ、相手右サイドからクロスを入れられ、丸山がクリアしたこぼれを相手左WBオタビオに鋭いシュートをうたれるが、枠の上で助かる。 11分、フロンターレが一人目の交代。エリソンに代えて山田を入れる。 13分、山田が相手右DFからボールをカットしてペナルティーエリア中央へ進むが、シュートできず。 16分、相手右WBアタルからのクロスを相手左WBオタビオにヘディングシュートされるが、GK山口が捕る。 18分、アル・サッドが二人同時交代。77番右WBアタルに代えて10番FWアルハイドス、14番右ボランチのメシャールに代えて18番FWギリェルメを入れる。 20分、フロンターレが2人目の交代。マルシーニョに代えて伊藤を入れる。 21分、相手左CBサルマンからのロングフィードに走りこんだ相手FWアフィフがペナルティーエリア左からシュート、GK山口がはじく。ヒヤッとしたが、オフサイド判定だった。 23分頃からずっと押し込まれてクリアしても拾われる展開が続く。24分には、こぼれを相手FWギリェルメがシュートするが味方に当たる。 26分、失点。三浦が相手FWジオヴァニにボールを奪われ、ペナルティーエリア右に入られ、クロスを入れられる。中でアフィフとアルハイドスがスルーして、ファーのクラウジーニョが弾丸シュート、右奥に決まり、2−2に追いつかれる。 後半は、相手にとってこわい攻撃ができず、選手交代もあまり効いていない。暑さもあって相手もハイプレスはかけてこないが、相手の攻撃をなんとか耐えて膠着していたところを破られ、ちょっとガクッとなりそうでこわい。長谷部監督はもう少し交代しないのか。 28分、山田が右サイドで裏へぬけて深い位置からシュートにもちこむが、相手GK。 直後にアル・サッドのカウンター。下がってパスを受けた相手FWアフィフがドリブルからシュート、枠の上。31分にも、アフィフからのパスを受けた相手FWアルハイドスがミドルシュート、GK山口が捕る。 37分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて橘田、家長に代えて瀬川を入れる。アル・サッドも二人同時交代。5左番DFサルマンに代えて13番FWアルヤジディ、16番CBフーヒに代えて37番DFスハイルを入れる。布陣を4-4-2に変更。 40分、三浦が左サイドを攻めあがってクロスを入れるが大きくなりゴールラインをわる。43分にも、伊藤と三浦で左サイドから攻め込み、深い位置からクロスを入れるが、相手DF。 44分、相手右FWジオヴァニがクラジーニョとパス交換してペナルティーエリアに入ってシュート、何とか高井がクリア。これで与えた相手右CKをクラウジーニョが蹴るが、高井がクリア。 追加タイム5分。50分、相手FWアフィフに相手左サイド裏をとられ折り返され、相手FWギリェルメにフリーでシュートされるが、ヒットせず、GK山口が正面で捕る。 2−2で延長へ。 このままでは、得点できそうな感じがしない。延長に向けて、長谷部監督は「押し込め」と叱咤したようだ。 延長は交代なしで開始。延長に入ると、6人まで交代可能。また、交代回数も一回増える。 山田や伊藤が前戦からプレスをかけるが。相手が倒れてファールの判定。 延長前半8分、追加点。右サイド深い位置で相手FWギリェルメがDFへ戻した弱いボールを瀬川がカット、すぐさま山田へパス、山田も直ちに中へ短めの折り返し、走りこんだ脇坂がシュート、これが相手DFとGKの意表をついて3−2。脇坂は両足がつって座り込んで伸ばそうとしていたが、みんなが寄ってたかって祝福。 9分、アル・サッドが六人目の交代。常に中央でボールをさばいていた4番MFカマラに代えて17番FWクリストを入れる。フロンターレも五人目の交代。脇坂に代えて大関を入れる。大関はボランチに入らず、山田の近くでプレスを前からかける役回り。 11分、相手MFクラウジーニョがミドルシュート、丸山が防ぐ。こぼれを拾ってアフィフがクロス、GK山口が捕る。 14分、山田がペナルティーエリア手前右で相手DFのミスを拾って、相手GKもかわしてシュートするが、戻ってきた相手DFスハイルが防ぐ。決めてほしい。 追加タイム2分。3−2のまま延長後半へ。 ここでフロンターレが六人目の交代。佐々木に代えて際を入れる。 延長後半2分、左サイド浅い位置でフロンターレのFK。三浦が蹴り、山田が受けるが、相手DFに寄せられ、シュートできず。 5分、相手右サイドを相手右FWジオヴァニが三浦を突破しそうなところへ橘田が加勢してクリア。橘田は入ってから、どんどん気の利いたところへ顔を出しており、解説の水沼さんに賞賛される。 7分、相手右FWアルハイドスがロングシュート、大きく枠の上。相手もだいぶ疲れているようだ。 9分、丸山からのロングフィードのこぼれを大関が拾って山田へパス。山田が強引にシュートするが相手DF。 11分、ハーフライン左寄りでアル・サッドのFK。GKバルシャムが蹴り、ペナルティーエリアまで放り込まれるが、DF陣がクリア。こぼれを相手MFクラウジーニョがミドルシュートをうつが、これも大きく枠の上。 13分、橘田が相手ボールをカットしてそのままドリブル、シュートまでいくが、相手GKがはじく。こぼれを大関が拾って右からクロスを入れるが、相手DF。これで得たフロンターレの右CKは、蹴らずにコーナー付近で二人でブロックして時間を使う。 14分、中央でフロンターレのFK。丸山が左奥へロングフィード、山田が追いかけるが、トラップが流れてゴールラインをわる。 追加タイム2分。16分、左サイド深い位置でフロンターレのFK。大関と伊藤でパス交換してペナルティーエリアに入ろうとするが相手DF。 3−2でタイムアップ。フロンターレの選手たちは全員で、試合後、200人以上来てくれたサポーターの所へあいさつに行っていた。 次は中二日で、マリノスを倒したアル・ナスルと対戦。この会場の対戦チームだけが中二日の日程で決勝まで組まれているという。大会直前に変更されたらしい。サウジのチームにホームアドバンテージを与えるためか。 |
サッカー短評 (2025.4/20) 川崎フロンターレvs.東京ヴェルディ 0対0 (2025.4/20 U等々力) 第11節
7連戦最後の1試合。ここ4試合勝てていない。そろそろ勝たないと落ちてしまう。勝ってサウジへ行きたい。しかし、疲れなのか、パスの精度が悪いのか、相手のプレスがいいのか、攻撃が組み立てられない。前半は押されっぱなしだった。ただ、シュートをほとんど打たせなかった。後半は少し巻き返して、攻撃の形を作れたが、とうとう後半追加タイムのCKを相手GKに打ち込んでしまい、万事休す。5位に後退。ヴェルディは16位から15位に。気温24.3度、湿度41%。観客21870人。主審は池内さん、VARは清水エスパルスさん。DAZN解説は水沼さん、実況は下田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップに山田。ベンチにエリソン、小林、山内、アイダル、際など。 先発予想は、GK山口。DF佐々木、丸山、高井、際。大関と山本のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に瀬川。ワントップは山田。 ヴェルディは、3-4-2-1。185cmの木村のワントップ。新井と福田のツーシャドー。翁長と宮原が左右のWB。元FC東京の平川怜と齋藤功佑のダブルボランチ。DF谷口、千田、林。GKマテウス。ゲームキャプテンは千田。ベンチにチームキャプテンの森田が戻って来たとのこと。城福監督は3年目か。 5試合連続未勝利で勝点18としたが、3位から6位に下降。ヴェルディは16位のまま。首位だった福岡は10位清水に1−3で敗れ、5位に下降。清水は7位に浮上。2位京都は前日に18位新潟に2−1で勝っていたため、クラブ史上初の首位浮上。4位だった岡山は7位鹿島に1−2で敗戦、9位に後退。代わって鹿島が3位に浮上。クラブW杯出場のため4/16に京都と戦い、勝利して1試合多い9位浦和が18位タイで監督解任したマリノスを3−1で下して4位浮上。マリノスはなんと最下位転落。逆に最下位だった名古屋は6位広島に2−1で勝利し、17位に脱出。広島は10位に後退。 |
フィギュアスケート (2025.4/17、18、19、) 国別対抗杯 (2025.4/17〜20 東京)
6か国が参加。アメリカ、日本、イタリア、フランス、カナダ、ジョージア。男女シングル各2名、ペアとアイスダンス各1組。テレ朝地上波では、日本とアメリカを中心に放送。
<アイスダンス・RD>日本からは吉田/森田組。アメリカはチョック/ベイツ組。その他、ギレス/ポワリエ組(加。33、33)、ロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)、デイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)、ギナール/ファブリ組(伊。35、37)。地上波では日本とアメリカのみ放送。解説は河合彩さん。 1番滑走で吉田/森田組(21、24)。今季世界選手権22位。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。なんとリフトで転倒。冒頭のPStはレベル1。SqTwは男女ともレベル4。MiStは男女ともレベル2だが全ジャッジが加点。ChRSはGOE+3.0。しかし最後のCuLiで上げた後、転倒、レベルB。技術点6番目の31.09、演技構成点も6番目の27.54、転倒の減点2、合計56.63でRD6位。ポイント7。 5番滑走でチョック/ベイツ組(米。32、36)。今季世界選手権2連覇。曲は「Hawaii 5-0」他。振付はデュブレイユ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のSqTwは男女ともレベル4で加点2〜4。ChRSはGOE+7.07の高得点。MiStは男女ともレベル3で加点ほぼ4〜5。PStと最後のRoLiはいずれもレベル4。PStは加点3〜4、リフトは加点4〜5。技術点最高の52.78、演技構成点も最高の38.47、合計91.25でRD1位。ポイント12を獲得。 その他、カナダがRD2位でポイント11、イタリアがRD3位でポイント10、フランスがRD4位でポイント9、ジョージアがRD5位でポイント8。 <男子シングル・SP>日本からは鍵山と佐藤駿。アメリカからマリニンとブラウン。フランスはシャオイムファとエイモズ。その他、カナダがラキッチとサドフスキー、イタリアはグラスルとメモラ、ジョージアはエガーゼとクビテラシビリ。地上波では日本とフランス、アメリカのマリニンの5人を放送。解説は町田樹。 8番滑走で佐藤(21)。今季世界選手権6位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。解説の町田が「世界選手権の後、StSqはより音楽に合うよう、レベルも取りやすいように変更してきた」。冒頭は4Lzから4Tに変更、全ジャッジが加点3〜4。3Lz+3Tも決め、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜4。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。体調をくずして発熱していたらしく、ジャンプの難度を落としてまとめた。技術点3番目の51.11、演技構成点6番目の42.57、合計93.68でSP5位、ポイント8。 9番滑走でエイモズ(仏。27)。今季世界選手権5位。曲は「Everybody」。振付は本人。冒頭の4Tで転倒。しかし以降の全要素に全ジャッジが加点。続く3Aは決め、加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うち最後のStSqは加点4〜5、スピン二つは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tも成功。技術点9番目の44.69、演技構成点4番目の44.38、転倒の減点1、合計88.07でSP6位、ポイント7。 10番滑走でシャオイムファ(仏。24)。今季世界選手権4位。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。冒頭は4Lzに戻したが片手つき。連続ジャンプの予定だったが第2付かず。次は4T+3Tは第1の軸が曲がったが決め、連続ジャンプをリカバリー、全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ3〜4、最後のCSSpは全ジャッジが加点1〜4。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点1〜3。技術点2番目の52.68、演技構成点5番目の43.48、合計96.16でSP2位、ポイント11。エイモズと合計18を加えてフランスはポイント27の2位。 11番滑走で鍵山(21)。今季世界選手権銅メダル。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。冒頭はきれいな4T+3Tを決め、全ジャッジが加点3〜4。しかし次の4Fの予定が3Fになり、その上転倒。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のCCoSpは加点ほぼ4〜5、StSqは加点3〜5、FSSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aは加点ほぼ3〜4。技術点4番目の50.0、演技構成点3番目の44.73、転倒の減点1、合計93.73でSP4位、ポイント9。佐藤と合計17を加えて日本はポイント24の3位。 最終滑走でマリニン(米。20)。今季世界選手権2連覇。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4Fはオーバーターン。以降の全要素にほぼ全ジャッジが加点。続く3Aは加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のStSqはラズベリーツイストも入れ、加点ほぼ4〜5、FSSpはほぼ加点1〜4。1.1倍になるところで軽々と4Lz+3Tを決め、加点ほぼ3〜4。技術点最高の59.91、演技構成点も最高の46.17、合計106.08でSP1位、ポイント12。ブラウンがSP3位でポイント10。合計22を加えてアメリカはポイント34の1位。 その他、イタリアはグラスルが7位、メモラが11位で合計8ポイントを加えてポイント18の4位。ジョージアはエガーゼが8位、クビテラシビリが12位で合計6ポイントを加えてポイント14の6位。カナダはサドフスキーが9位、ラキッチが10位で合計7ポイントを加えて17の5位。 <女子シングル・SP>日本からは坂本と千葉。アメリカからはアリサ・リウとグレン。その他、カナダからスキーザスとデュピュイ、フランスからシルトとセルナ、イタリアからグトマンとペゼッタ、ジョージアからグバノワとウルシャーゼ。地上波では日本とアメリカ、グバノワの5人を放送。解説は荒川。 5番滑走でリウ(米。19)。今季世界選手権金メダル。曲は「Promise」。振付はスカリ。リラックスして見えた。ノーミス。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点ほぼ2〜3。続く2Aは加点ほぼ3。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点ほぼ4、あと二つのスピンは加点3〜4、StSqも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lzも加点2〜3。技術点最高の40.78、演技構成点2番目の34.92、合計75.7は自己ベスト更新でSP1位、ポイント12。 9番滑走でグバノワ(ジョー。22)。今季欧州選手権銀メダル、世界選手権28位。曲は「Money, Money, Money」。振付はアダム・ソルヤ。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点ほぼ2〜3。続く2Aは加点1〜4。スピン三つはレベル4。うちFCSpは加点2〜3。1.1倍になる3Lzはほぼ加点1〜3。StSqはレベル3で加点1〜4。技術点3番目の37.51、演技構成点5番目の32.29、合計69.8は自己ベスト69.81に近く、SP3位でポイント10。ウルシャーゼと合計11ポイントを加えてジョージアは25ポイントの6位。 10番滑走で千葉(19)。今季世界選手権銅メダル。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。特に前半、緊張していた。2A以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+3Tは加点2〜4と成功。しかし2Aで転倒。解説の荒川が「今まで2Aでミスしたことはなく、三つのジャンプのうち一番成功するものでしたが」。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ2以上。うち最後のLSpは加点3〜5、StSqは加点2〜4。1.1倍になる3Fは加点2〜3。技術点4番目の37.5、演技構成点3番目の33.16、転倒の減点1、合計69.66でSP4位、ポイント9。 11番滑走でグレン(米。25)。今季世界選手権5位。曲はジャネット・ジャクソン「This Time」。振付はウィーバー他。冒頭の3Aはアンダーローテーションで転倒。続く3F+3Tの予定が3F+2Tになったが全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンとStSqはいずれもレベル4。うち最後のStSqは全ジャッジが加点2〜4。技術点10番目の32.3、演技構成点4番目の32.4、転倒の減点1、合計63.7でSP7位、ポイント6。リウと合計18ポイントを加えてアメリカは52ポイントの1位。 最終滑走で坂本(24)。今季世界選手権銀メダル。曲は「ピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。衣装は赤。連続ジャンプ以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは幅があり、加点4〜5。続く3Lzはほぼ加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うちStSqは加点2〜5、最後のLSpは加点3〜4、FCSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+3Tは間にオーバーターン。よくこらえた。解説の荒川が「第2に3回転が付くかつかないかで大きく番う」。技術点2番目の39.58、演技構成点最高の35.96、合計75.54でSP2位、ポイント11。千葉と合計20ポイントを加えて日本は44ポイントの2位に浮上。 その他、イタリアはグトマンがSP5位、ペゼッタがSP9位で合計12ポイントを加えて30ポイントの4位。カナダはスキーザスがSP6位、デュピュイがSP10位で合計10ポイントを加えて28ポイントの5位。2位だったフランスはシルトがSP8位、セルナがSP11位で合計7ポイントを加えて34ポイントの3位に後退。 <ペア・SP>日本からは三浦/木原組。カナダからステラトデュデク/デシャン組。イタリアからコンティ/マッチ組。その他、エフィモワ/ミトロファノフ組(米)、メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)、コワレフ/コワレフ組(仏)。地上波では、日本とカナダ、イタリアの3組を放送。解説は高橋成美。 4番滑走でステラトデュデク/デシャン組(加。41、32)。昨季世界選手権金メダル、今季世界選手権5位。「GPファイナルは、男性の体調不良で欠場、その後女性がお尻の骨を骨座礁と、今季は病気や故障の後半戦だった」と実況アナ。曲は「Crazy In Love (remix) 」。振付はジュリー・マルコット。冒頭の3Twは余裕がありレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3。続くソロジャンプは女性が2Tに。4LiとCCoSp、StSqとBoDsはいずれもレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4、StSqは加点2〜3、リフトも加点ほぼ2〜3。3LoThはステップアウト。技術点5番目の33.97、演技構成点4番目の32.68、合計66.65でSP4位、ポイント9を加えてカナダは5位。女性はキスアンドクライで悔しそうだった。 5番滑走で三浦/木原組(23、32)。昨季世界選手権銀メダル、今季世界選手権金メダル。曲は「黒く塗れ」。振付はシェイリン・ボーン。すばらしかった。素人目にも今季一番の完成度だった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twは高くて横倒しの形で、レベル3だが加点ほぼ3〜4。続く3Tも少し離れていたが加点ほぼ2〜3。4LiとCCoSp、StSqとBoDsはいずれもレベル4。うちCCoSpとStSqは加点ほぼ4〜5、最後のBoDsは加点3〜5、リフトは加点3〜4。3LzThも決め、加点3〜4。終わったとき、二人ともガッツポーズ。技術点最高の44.14、演技構成点も最高の36.85、合計80.99は自己ベスト更新でSP1位、ポイント12を加えて日本は56ポイントとしたが2位。 最終滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。今季世界選手権銅メダル。曲は「カルメン組曲」。振付はカッツァニーガ他。ここも全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル4で加点ほぼ2〜3。続く3LoThは加点1〜4。3Sはピッタリ合っていて加点2〜3。4Liと最後のCCoSpはレベル4。うちリフトは加点2〜3。StSqとBoDsはレベル3。うちStSqは加点3〜4。技術点3番目の39.37、演技構成点2番目の34.73、合計74.1でSP2位、ポイント11を加えてイタリアは41ポイントで3位に浮上。 その他、メテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー)はSP3位で、10ポイントを加えてジョージアは35ポイントの6位。エフィモワ/ミトロファノフ組(米)はSP5位で、8ポイントを加えてアメリカは60ポイントの1位キープ。コワレフ/コワレフ組(仏)はSP6位で、7ポイントを加えてフランスは41ポイントの4位に後退(ポイントで並んだ場合、得点で順位を決定)。 <アイスダンス・フリー>地上波では、日本とアメリカのみ放送。 1番滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「ロミオとジュリエット」。振付はスコット・モイアー他。冒頭のStaLi+RoLiの連続リフトは、少しこらえたが、いずれもレベル4で全ジャッジが加点。OFTは女性レベル2、男性レベル1。男性に疲れが見える。SyTwは男女ともレベル4。DSpとCuLiはいずれもレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ChAJはGOE+1.07、ChStはGOE+1.9。CiStは男女ともレベル2でほぼ全ジャッジが加点。しかし最後のChSlでポーズを取るときバランスを崩して転倒扱いに。技術点6番目の54.17、演技構成点も6番目の42.78、転倒の減点2、合計94.95でフリーも6位、ポイント7を加えて日本は63ポイントで2位キープ。しかし1位アメリカとの差は9ポイントに。 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、36)。曲は「Round Midnight」「Take Five」。振付はシュイナール他。いやー見事。シーズン当初とは見違えるよう。全要素に全ジャッジが加点。冒頭のRoLiはレベル4で加点4〜5。女性を片手だけで回すChSpはGOE+4.15の高得点。SyTwは男女ともレベル4で加点3〜5。DSpはレベル4で加点3〜4。OFTは男女ともレベル3で加点3〜4。DiStも男女ともレベル3で加点3〜4。ChTwはGOE+3.2。CuLiはレベル4で加点3〜5。ChStはGOE+3.79。最後のStaLiはレベル4に加点ほぼ5。どの要素も滑らかにつながっており、二人の距離も近い。技術点最高の75.65、演技構成点も最高の57.86、合計133.51でフリーも1位、ポイント12を加えてアメリカは72ポイントで1位キープ。 その他、ギレス/ポワリエ組(加。33、33)はフリー2位で、ポイント11を加えてカナダは48ポイントの5位。ギナール/ファブリ組(伊。35、37)はフリー3位で、ポイント10を加えてイタリアは51ポイントの3位。デイヴィス/スモルキン組(ジョー。22、25)はフリー4位で、ポイント9を加えてジョージアは44ポイントの6位。ロパレワ/ブリソー組(仏。24、27)はフリー5位で、ポイント8を加えてフランスは49ポイントの4位。 <男子シングル・フリー>地上波では、日本とアメリカ、フランスの計6人を放送。 7番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人。冒頭は4Tの予定が3Tになり、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次も4Tからの連続ジャンプの予定だったが、ステップアウトして第2つけられず繰り返しの違反。3Lzは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3A+2A+SEQも決め、全ジャッジが加点3〜4。FCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点3〜4。StSqとあと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqは加点3〜5、スヒン二つは加点2〜3。1.1倍になるソロの3Aは全ジャッジが加点3〜5。3S+1Eu+2Sも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。予定では3T+1Eu+3Sだった。3F+2Tは第1に!マーク。ChSqは伸び伸びと滑り、GOE+2.29。技術点8番目の76.9、演技構成点2番目の88.44、合計165.34でフリー7位、ポイント6。 8番滑走で佐藤(21)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。冒頭の4Lz成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4T+3Tは全ジャッジが加点1〜4。3Aも決める。ここは3連続の予定だったが単独に変更。FCSpはレベル2。1.1倍になる4Tはステップアウト。3Lo+1Eu+2Sでやや構成を落として3連続リカバリー。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロのルッツは片手つき。解説の町田が「現在の状態でミスを最小限に抑えた」と評価。CSSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはイーグルやニースライドを行ったがGOE+0.43。最後のCCoSpはレベル4だがVマーク。技術点3番目の89.23、演技構成点6番目の80.39、合計169.62でフリー4位、ポイント9。 9番滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。冒頭で4Fに挑むがアンダーローテーションで転倒。続く4Sもqマークで転倒。これは痛い。4Tはステップアウト。予定では連続ジャンプだった。3A+1Eu+3Sは決める。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちStSqはフラメンコらしくなり、加点4〜5、最後のFCCoSpは加点3〜4。1.1倍になるところで4T+2Tとしてリカバリー。ソロの3Aはなんとか決める。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはStSqに続けて行い、GOE+1.21。技術点5番目の86.98、演技構成点4番目の83.95、転倒の減点2、合計168.93でフリー5位、ポイント8。佐藤と合計17ポイントを加えて日本は80ポイントの2位。1位アメリカとの差は15ポイントとだいぶ開いた。 10番滑走でJ.ブラウン(米。30)。曲は「Spiegel im Spiegel」。振付はロヒーン・ワード。4回転はなし。冒頭の3Aは全ジャッジが加点2〜3。続く3A+2Tも成功、ほぼ全ジャッジが加点。3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。次はパンクして1Sに。その後の全要素に全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のCCSpは加点4〜5、バレエジャンプを含むStSqとFCCoSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+2A+2A+SEQは、第1の後に片足を高く上げてから跳び、解説の町田も「こんな形の3連続は見たことがない」。加点3〜4。3F+3Tも加点2〜3。ChSqはGOE+2.07の高得点。3Loも成功、加点1〜3。技術点6番目の86.79、演技構成点最高の92.54、合計179.33でフリー2位、ポイント11。 11番滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の4Lzは片手つき。続く4Tはステップアウトで第2付かず。さらに4Fは転倒。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のCSSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで4T+3Tを跳び、連続ジャンプをリカバリー。すごいメンタルと体力。しかし4Sで転倒。残念。すごいのは4回転5本とも回転不足がないこと。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。3Lz+1Eu+3Sは第3がqマーク。ChSqはバク転も入り、GOE+1.93。技術点4番目の88.28、演技構成点5番目の82.19、転倒の減点2、合計168.47でフリー6位、ポイント7。エイモズと合計13ポイントを加えてフランスは62ポイントの4位。 最終滑走でマリニン(米。20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。解説の町田によれば、自分は吸血鬼ではないという男が市民に退治されるミュージックビデオをヒントにしたプログラムとのこと。冒頭4Fは全ジャッジが加点2〜4。続く3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。4Lzは軽そうに決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は4Sの予定だったが2Sにパンク。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜4、最後のFSSpは転倒扱い。スピンが終わらないうちに倒れたようだ。1.1倍になるところで4Lz+1Eu+3Sを跳んだが、第1にqマーク。それでも4T+3Tは決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。次は2F+3A+SEQになった。ChSqではラズベリーツイストも入れ、GOE+1.5。さすがのマリニンも疲れていた。技術点最高の98.67、演技構成点3番目の86.21、転倒の減点1、合計183.88でフリーも1位、ポイント12。ブラウンと合計23ポイントを加えてアメリカは95ポイントで1位。 その他、イタリアは、グラスルがフリー3位で10ポイント、メモラがフリー8位で5ポイント、合計15ポイントを加えて66ポイントの3位キープ。カナダは、サドフスキーがフリー9位、ラキッチがフリー11位で合計6ポイントを加えて54ポイントの5位。ジョージアは、エガーゼがフリー10位、クビテラシビリがフリー12位、合計4ポイントを加えて48ポイントの6位。 <ペア・フリー>地上波では、日本を含む後半の3組を放送。 4番滑走でメテルキナ/ベルラヴァ組(ジョー。19、22)。曲は「A Necessary End」。振付はマラフェエフ。冒頭の3Twは高く、レベル4で全ジャッジが加点3〜4。3S+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。ソロジャンプは女性が2Tのステップアウト。3FThは余裕があり、全ジャッジが加点2〜4。リフト二つとFiDs、PCoSpはいずれもレベル4で全ジャッジが加点。うち5RLiは加点1〜4。5ALiとFiDs、PCoSpは加点2〜3。3LoThもきれいに流れ、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。4Liはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ3。最後のChSqはGOE+1.36。技術点最高の72.63、演技構成点4番目の67.33、合計139.96でフリーも3位、ポイント10を加えてジョージアは58ポイントの6位。 5番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。男性は次期コリン開催地のミラノ出身と紹介。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。冒頭の3Twはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。3T+2A+2A+SEQも決め、全ジャッジが加点1〜3。3Sはピッタリで全ジャッジが加点。リフト三つとPCoSpはいずれもレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のPCoSpは加点ほぼ3〜4リフト二つは加点2〜3。3LoThは両手つき。3SThは全ジャッジが加点2〜3。FiDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.64。技術点3番目の71.58、演技構成点2番目の70.68、合計142.56は自己ベスト更新でフリーも2位。ポイント11を加えてイタリアは77ポイントで3位。 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は赤、男性は黒。フリーは小さいミスがいくつかあったが、楽しんで滑っていた。冒頭の3Twはレベル3で全ジャッジが加点3〜4。3T+2A+2A+SEQは女性の第1がアンダーローテーションだったが、よくまとめた。リフト三つとPCoSp、BiDsはいずれもレベル4全ジャッジが加点ほぼ3以上。うちリフト三つとPCoSpは加点3〜4。3LoThはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。ソロジャンプは女性が2Sに。3LzThはこらえた。最後のChSqはGOE+1.93の高得点。終わった後、二人ともしばらく起き上がれなかった。技術点2番目の71.82、演技構成点最高の73.24、合計145.06は自己ベスト更新でフリーも1位。ポイント12を加えて日本は92ポイントの2位。 その他、ステラトデュデク/デシャン組(加。41、32)はフリーも4位で、ポイント9を加えてカナダは63ポイントの5位。エフィモワ/ミトロファノフ組(米)はフリーも5位でポイント8を加えてアメリカは103ポイントの1位。コワレフ/コワレフ組(仏。28、32)はフリーも6位で、ポイント7を加えてフランスは69ポイントの4位。 <女子シングル・フリー>地上波では、グレンと後半6人を放送。 6番滑走でグレン(米。25)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。よかった。3S以外の全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3Aを決め、ほぼ加点1〜3。3F+3Tは加点2〜3。3Lz+2Tも成功。3Sはこらえた。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは加点2〜3。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQは加点2〜3。3Fは成功、加点2〜3。CCoSpはレベル3だが加点2〜4。3Loはきれいに決め、加点3〜4。ジャンプ全て回転不足なし。ChSqはGOE+1.64。技術点最高の80.95、演技構成点3番目の6.98、合計148.93でフリー2位、ポイント10。 8番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Lz+1Eu+3Sは加点1〜3。続く3T+2A+SEQも加点1〜3。3Fの予定が2Fに。3S+2Tは成功。ChSqはGOE+1.14。2Aは加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpとStSqは加点2〜4、最後のFCCoSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lzと3Loはいずれも加点2〜3。ジャンプ全て回転不足なし。技術点6番目の67.83、演技構成点も6番目の65.3、合計133.13は自己ベスト更新でフリー6位、ポイント7。ペゼッタと合計9ポイントを加えてイタリアは86ポイントの3位を確保。 9番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。SPより自然な笑顔が出ていた。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3Sも全ジャッジが加点2〜3。しかし3Loがアンダーローテーションで転倒。次のSPでミスした2Aは決め、全ジャッジが加点。ChSqはイーグルなど行い、GOE+1.5。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちLSpは加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点3〜4、StSqも加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは第1がqマークでよくこらえて第2を付けた。3Lz+2T+2Loは決め、全ジャッジが加点。ソロの3Fは全ジャッジが加点2〜3。技術点5番目の72.08、演技構成点も5番目の67.44、合計138.52でフリー5位、ポイント8。 10番滑走でグバノワ(ジョー。22)。曲は「Balder」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lo、3Lz、3Sと成功、うち3Lzと3Sは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpとStSqは加点2〜4。ChSqはGOE0.93。1.1倍になるところで3Lz+2A+2T+SEQを決め、全ジャッジが加点1〜3。3F+2T、ソロの2Aも成功。ジャンプ全て回転不足なし。技術点3番目の73.68、演技構成点4番目の67.71、合計141.39は自己ベスト更新でフリー4位、ポイント9。ウルシャーゼと合計10ポイントを加えてジョージアは68ポイントで6位。 11番滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。思い切りよくスピードにのっていた。冒頭の2Aはすごい幅があり、全ジャッジが加点4〜5。3Lzはこらえた。2A+1Eu+3Sは第3にqマーク。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うちStSqとFSSpは加点3〜4、あと二つのスピンは加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3F+3Tはややこらえた。ChSqはGOE+1.5。3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点1〜4。3Loはqマークでよくこらえた。技術点4番目の72.8、演技構成点2番目の72.2、合計145.0でフリー3位、ポイント10。千葉と合計18ポイントを加えて日本は110ポイントの2位。 最終滑走でリウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点。実に楽しそうに滑っていた。冒頭の3Fは加点2〜3。続く3Lz+3Tも加点2〜3。3Sは加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4でいずれも加点ほぼ3〜4。3Loも加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQと3F+2T、2Aはいずれも加点2〜3。ジャンプ全て回転不足なし。ChSqはスパイラルなど行い、GOE+1.5。解説の荒川は「以前は高難度の技で勝負していたが、今は要素の精度を上げる方針に変換していて、本人には難しい技をやっているという感覚はないのではないか」。技術点2番目の78.7、演技構成点最高の72.27、合計150.97でフリーも1位、ポイント12。グレンと合計23ポイントを加えてアメリカは126ポイントの1位。 その他、フランスは、シルトが8位、セルナが9位で合計9ポイントを加えて78ポイントで4位。 最終順位は、アメリカが126ポイントで優勝。2位は110ポイントで日本。3位は86ポイントのイタリア。イタリアは次の五輪の開催地。4位は78ポイントのフランス。5位は72ポイントのカナダ。6位は68ポイントのジョージア。 |
サッカー短評 (2025.4/16) ヴィッセル神戸vs.川崎フロンターレ 2対1 (2025.4/16 ノエスタ) 第12節
月末にサウジアラビア集中開催のACLに行くための前倒しの1戦。とうとう負けた。結局神戸のハイプレスをいなせないままだった。前半31分、相手FW佐々木の見事なミドルシュートはまあしかたない。しかし、どんどん押し込まれて前半終わり間際にCKから失点したのはだめだった。何とか追加タイムにマルシーニョが技ありのシュートで1点返して後半につないだが、16分に山田と家長を入れたものの選手交代も効かず、ずっと押されたままだった。気温14.2度、湿度47%。観客11019人。主審は上田さん。VARは小屋さん。DAZN解説は加地。実況は吉澤?アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。ベンチに山内、瀬川、アイダルなど。 神戸は4-1-2-3。3トップの真ん中に佐々木大樹。左右のシャドーに汰木とエリキ。二列目に元フロンターレの宮代と井手口。アンカーに鍬先。DF本多、トゥーレル、山川、酒井高徳。GK前川。キャプテンは山川。ベンチに元フロンターレのGK新井、DFカエターノ、MF齊藤未月、扇原、FW大迫など。武藤はベンチ外。吉田監督は5年目か。 |
サッカー短評 (2025.4/12) 清水エスパルスvs.川崎フロンターレ 1対1 (2025.4/12 アイスタ) 第10節
3試合連続ドロー。前半、ボールを支配して何度も攻め込んだ時間に得点できなかったのが敗因か。後半17分、先に失点し、23分に山本の今季初得点ですぐ追いついたのはよかったが、最後39分、清水に退場者が出て、追加タイム8分もありながら圧倒できなかった。気温17.8度、湿度47%。観客17629人。主審は上村さん、VARは鶴岡さん。DAZN解説は、永井雄一郎、実況は蓮見アナ。
先発は、また8人変更。GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに車屋、際、アイダル、大関、瀬川など。ベンチ外の大島は4/2練習中に右ヒラメ筋肉離れで離脱と4/10発表された。4/6町田戦で負傷した橘田は右足関節ねんざ、同じくジェジエウは左ハムストリング肉離れ。 清水は4-2-3-1に「戻した」とのこと。ワントップに北川。トップ下に乾。左右のシャドーに矢島と松崎。マテウス・ブエノと宇野のダブルボランチ。DF吉田豊、住吉、高橋祐治、北爪。GK沖。ベンチにMFカピシャーバ、FWドウグラス・タンキなど。秋葉監督は3年目。 7分、相手ボランチうのがミドルシュート、DF陣が防ぐ。 11分、エリソンからのパスを受けた佐々木が右サイドからクロス、脇坂がペナルティーエリア中央でシュートするが、ヒットせず枠の右。 18分、丸山が前線へロングフィード、こぼれをエリソンが拾って左サイドから折り返し、脇坂がシュートするも枠の左。さらにこぼれを家長がシュートするが押し込めず。 20分、エリソンが倒され、ペナルティーエリア手前右寄りでフロンターレのFK。脇坂と三浦がボールサイドに立ち、三浦が直接ねらうが、壁に当たる。これで得たフロンターレの右CKを脇坂が蹴るが、相手MF乾がクリア。連続右CK。脇坂が蹴るが、今度相手DF吉田がクリア。 26分、中盤左サイドでフロンターレのFK。今度は三浦だけでゴール前のファーへ蹴り、丸山がヘディングシュートするが、相手DF吉田が競って枠の右。 28分、マルシーニョが左サイドから折り返し、受けたエリソンが反転してシュート、相手GKがかろうじて触り、フロンターレの左CK。脇坂が蹴り、高井がヘディングシュートするが、たたきつけられず、枠の左。 29分、相手MF乾が、GK山口の位置を見て、ロングシュートをうつが、枠の右。 34分、マルシーニョからのパスに走りこんだエリソンがペナルティーエリア左から利き足の左足でシュート、相手GK。こぼれをさらに右足でシュート、相手DF。 35分、フロンターレの右CK。三浦が蹴り、エリソンが競るが、相手DF。 41分、マルシーニョのドリブルをファールで止められ、ペナルティーエリア手前左寄りでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。続くフロンターレの左CKも三浦が蹴り、高井が頭で折り返すが味方に合わず。このときの競り合いで高井にイエローカード。 45分、右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴り、エリソンが競るが、シュートできず。 追加タイム3分。49分、相手右スローインからペナルティーエリア内の乾にパスを通され、シュートされるが、GK山口が防ぐ。最大のピンチだった。 0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 4分、いきなり乾にペナルティーエリア中央でシュートされるが、佐々木が防ぐ。 6分、相手右サイド松橋からのパスを受けた相手ボランチの宇野がペナルティーエリア右からシュート、丸山が防ぐ。 10分、清水が一人目の交代。左シャドーの矢島に代えてカピシャーバを入れる。 11分、乾からのスルーパスに走りこんだ相手ポ ボランチの宇野がペナルティーエリア左からシュート、枠の右で助かる。 14分、相手左サイドから攻め込まれ、相手FW北川にパスが渡り、河原がクリアにいったが、PK判定。PKは北川が蹴り、0−1。 19分、フロンターレが一人目の交代。家長に代えて山田を入れる。山田はエリソンとツートップ気味になり、脇坂が右シャドーに回る。 22分、清水のカウンター。相手右サイドから乾が折り返し、相手MF宇野がシュート、GK山口が捕る。 23分、追いつく。マルシーニョからのパスに走りこんだ三浦が深い位置から折り返し、山本がシュート、1−1。 26分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手DF。こぼれを脇坂が拾って左からクロス、残っていた高井がヘディングシュート、枠の上。 28分、清水が二人目の交代。右シャドーの松崎に代えてDF蓮川を入れる。蓮川は右CBに入り、清水は3バックに変更。左SBの吉田と右SB北爪が左右のWBになる。 28分、エリソンからのパスを受けた脇坂はシュートを打てないが、こぼれを三浦が鋭いシュート、惜しくも左ポストに当たり、まっすぐ三浦の足元にボールが跳ね返ったが、これはシュートできず。惜しかった。 29分、三浦からのクロスを山田がペナルティーエリア中央でシュート、ヒットせず枠の左。 32分、フロンターレが二人目の交代。エリソンに代えて伊藤を入れる。伊藤が右ウイングに入り、山田のワントップ、脇坂はトップ下に戻る。 35分、清水の右CK。カピシャーバが蹴るが、脇坂がクリア。36分、カピシャーバがペナルティーエリア手前から三度、山本が戻って防ぐ。 38分、山本からのパスを受けた山田が佐々木へパス、佐々木はペナルティーエリアに入ってシュート、相手GK。さらにこぼれを脇坂がシュート、これも相手GK。決めてほしい。 39分、ロングパスに抜け出したマルシーニョがドリブルで独走、相手DF北爪が倒して一発レッドで退場。清水は10人に。 40分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて小林、河原に代えて大関を入れる。マルシーニョは代えられたくなかったらしく、長谷部監督のねぎらいを避けてベンチへ。 41分、中央でフロンターレのFK。三浦が蹴り、こぼれを伊藤が拾ってゴール前にクロス、走りこんだ大関がヘディングシュート、枠の左。 43分、清水が三人同時交代。FW北川に代えて嶋本、左WB吉田に代えて西原、トップ下の乾に代えて弓場を入れる。 45分、相手サイドで清水のFK。宇野が蹴るが、GK山口がはじく。こぼれを拾われ、上がっていた相手DF高橋がシュート、枠の上。 追加タイム8分。48分、山本のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。脇坂が蹴り、こぼれを拾った小林が左からクロス、味方に合わず。 50分、相手左サイドからカピシャーバがクロスを入れるが、GK山口が捕る。 52分、右サイドからの佐々木のクロスはクリアされるが、こぼれを取り返して丸山がミドルシュート、惜しくも相手GK。 53分、フロンターレの左CK。三浦が蹴るが、相手DFがクリア。こぼれを脇坂が拾ってペナルティーエリア手前からミドルシュート、相手DF。 1−1でタイムアップ。勝点17として暫定3位に浮上。10位だった清水は勝点12としたが、11位に後退。 2位広島はホームで8位岡山に0−1で敗れ、勝点17だが7位に下降。岡山も勝点17だが5位に浮上。5位福岡は19位マリノスを2−1で下して暫定首位に。マリノスは18位名古屋も負けたため18位に。 7位京都は9位ベルマーレに2−0で勝ち、勝点18として暫定2位に浮上。ベルマーレは9位のまま。3位鹿島はアウェイで15位セレッソに0−1で負け3連敗、8位に下降。セレッソは12位に。首位だった暫定4位町田は明日、15位浦和と国立で対戦。町田が勝てば首位キープ、福岡、京都、川崎はひとつずつ順位を下げる。 |
サッカー短評 (2025.4/9) 川崎フロンターレvs.横浜F.マリノス 3対3 (2025.4/9 U等々力) 第5節
ACLのため延期されていた第5節。7連戦の第4戦として設定。フロンターレは中二日、マリノスは中三日。マリノスはFWロペスがケガから復帰予定だったがベンチ外。フロンターレは先発予定だった宮城が直前練習で傷んで急きょマルシーニョが先発、ヴェロンがベンチ入り。町田と引き分けた前節と9人入れ替えて臨んだ。前半7分に大関の初ゴールで先制したのはよかったが、その後はどんどんマリノスペースになり、とうとう41分に追いつかれてしまう。後半22分にアイダルの目が覚めるような無回転ミドルが決まって再びリードしたのはよかったが、終盤44分、47分と連続失点して逆転されたのは全く試合の締め方がなっていなかった。最後のCKで高井が叩き込んで何とか引分けに持ち込んだが、ここ数試合で得点どころかシュートもろくにうてていなかったマリノスを生き返らせてしまった。気温15.7度、湿度43%。観客21478人。主審は御厨さん、VAR飯田さん。DAZN解説は福田正博さん、実況は桑原アナ。
先発は、GKソンリョン。DF田邊、アイダル、高井、際。大関と河原のダブルボランチ。左右のウインングにマルシーニョと伊藤。トップ下は瀬川。ワントップは小林。ゲームキャプテンはなんと高井。大関はJ1初スタメン。ベンチにGK安藤、脇坂、山本、山内、山田など。GK山口、DF三浦、丸山、車屋、MF家長、FWエリソンはベンチ外。 マリノスは4-4-2。植中と元フロンターレの遠野のツートップ。左右のWBに井上とヤン・マテウス。クルードと山根陸のダブルボランチ。DF永戸、諏訪間、キニョーネス、宮市。GK朴。キャプテンは朴。ベンチにGK飯倉、DF松原、トーマス・デン、渡辺皓太、天野など。ホーランド監督は1年目。 4分、小林と競った相手DFキニョーネスが足を傷めてすわりこむ。マリノスが一人目の交代。キニョーネスに代えてトーマス・デンを入れる。 7分、先制。マルシーニョがドリブルでペナルティーエリア左ライン際から低いクロス、相手DFに当たったこぼれを攻め上がっていた大関が押し込んだ。1−0。大関は初ゴール。 しかし、この後はパスをカットされたりしているうちに、マリノスにリズムが生まれ、フロンターレは次第に押し込まれていった。解説の福田さんに「フロンターレのプレスがはまっていない」と言われる。 19分、相手ボランチ山根からのスルーパスがペナルティーエリア内の遠野に通り、遠野に折り返されるが、高井がクリア。こぼれを相手左WB永戸に左サイドからクロスを入れられるが、GKソンリョンがクリア。さらに相手右SB宮市からのパスをペナルティーエリアで受けた遠野がクロス、大関がクリア。こぼれを再度遠野が折り返すと、伊藤がクリア。 20分、相手DF諏訪間からのスルーパスをペナルティーエリアで受けた相手FW植中がシュートするが、GKソンリョンが防ぐ。 21分、相手左WB永戸のクロスを際がクリアしてマリノスの左CK。マテウスが蹴るが、アイダルがクリア。24分にもマリノスの右CK。ショートコーナーから永戸にシュートされるが、枠の外。 27分、伊藤がドリブルで持ち上がってクロス、相手MFにクリアされてフロンターレの右CK。大関が蹴るが、相手DF。 30分、相手MFクルードがミドルシュート、枠の上。 33分、河原が左サイドから右へパス、際が受けて瀬川へ。瀬川のシュートは枠の左。 38分、高井が遠野を倒して、自陣ペナルティーエリア手前でマリノスのFK。マテウスが蹴るが、壁に当たる。 40分、相手右SB宮市のクロスをクリアしてマリノスの右CK。マテウスが蹴り、小林がクリア。こぼれを拾ったマテウスに右からドリブルで切り込まれ、ミドルシュートが決まって1−1。「フロンターレは耐えられませんでしたね」と解説の福田さん。 42分、こぼれを拾った遠野にシュートされるが、高井が防ぐ。さらにこぼれを拾われ、宮市にクロスを入れられるが、田邊が防ぐ。 45分、フロンターレのカウンター。右サイドでパスをつないで伊藤がスルーパスをペナルティーエリアで受けてから相手DFに倒される。VARのチェックが入り、御厨主審がオンフィールドレビュー。オフサイドとPKの確認だったが、小林のオフサイドが先にあったので、PKはなくなった。 追加タイム5分。1−1のままハーフタイム。 後半開始からフロンターレが二人同時交代。唯一連続先発だった河原に代えて山本、マルシーニョに代えて脇坂を入れる。脇坂がトップ下に入り、瀬川が左ウイングに回る。高井はキャプテンマークを脇坂に渡したようだ。 5分、マリノスの左CK。マテウスが蹴り、相手DF諏訪間がシュート、枠の上。 8分、山本が右サイド深い位置から折り返し、相手DFがクリア。こぼれを際が拾ってペナルティーエリア中央でシュート、相手MF井上が防ぐ。 10分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、合う手FW植中がクリア。こぼれを伊藤が拾って左からクロス、高井がペナルティーエリア中央からシュート、枠の左。 12分、アイダルのスルーパスに走りこんだ田邊が左サイドからクロス、相手DF。フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、誰にも合わず。 15分、相手WB永戸のクロスを伊藤がクリアしてマリノスの左CK。マテウスが蹴るが、高井がクリア。こぼれを拾われるが、さいごはGKソンリョンが捕る。 16分、フロンターレのカウンター。右サイドを攻めあがった際がシュート(クロス?)、相手DFに当たる。これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴り、瀬川がシュート、相手DFが防ぐ。 17分、フロンターレが三人目の交代。小林に代えてアカデミー育ち2年目の神田を入れる。 18分、中盤右寄りでマリノスのFK。マテウスが蹴り、こぼれを拾った永戸が左サイドからシュート、GKソンリョン。 22分、アイダルの見事なミドルシュートが決まる。2−1。 25分、宮市のクロスをアイダルがクリア。こぼれょマテウスがシュート、枠の左。 28分、マリノスが二人目の交代。井上に代えて天野を入れる。 29分、マリノスの左CK。天野が蹴るが、山本がクリア。こぼれを相手MFクルードがシュート、枠の左。 31分、相手右サイドから宮市がクロス、遠野がペナルティーエリア中央でダイビングヘッド、枠の左で助かる。 35分、フロンターレの左CK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って伊藤がパス、瀬川がペナルティーエリア中央でヘディングシュート、ヒットせず枠の左。 37分、フロンターレが四人目の交代。田邊に代えて佐々木を入れる。 42分、自陣ペナルティーエリア手前左寄りでマリノスのFK。天野が直接ねらうが枠の外。 43分、フロンターレが五人目の交代。足がつったアイダルに代えて、なんと新人の土屋を入れる。 44分、失点。マリノスのカウンター。相手右サイドから宮市がクロス、植中のシュートは枠の右。こぼれを拾った天野がシュート、2−2。 追加タイム8分(?)。46分、マリノスのカウンター。相手左サイドからのクロスは防いだが、47分に再び相手左サイドからクロス、いったんはじいたこぼれを拾われ、マテウスに決められる。2−3。あっという間に逆転されてしまった。 53分、右サイド際からのクロスは相手DFがクリア。54分、ペナルティーエリア右深い位置で脇坂が受けて折り返し、ニアで神田がシュートしたが、相手DF。 54分、マリノスが三人目の交代。ヤン・マテウスに代えて松原を入れる。 55分、追いつく。フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、高井が高い打点のヘディングシュートを叩き込んで、3−3。土壇場で同点に。 56分、伊藤がミドルシュート、相手DF。こぼれも拾ってつなぐが、シュートに至らず。3−3でタイムアップ。 勝点16として暫定4位。マリノスは勝点8で19位のまま。 |
サッカー短評 (2025.4/6) 町田ゼルビアvs.川崎フロンターレ 2対2 (2025.4/6 Gスタ) 第9節
2位町田と3位フロンターレの城対決。勝てば順位は逆転する。先に先制したのは良かったが、前半のうち同点にされ、後半早々に逆転されたのはまずかった。河原の目の覚めるような無回転シュートで同点としたが、勝ち越すまではいたらなかった。また、前半のうちに橘田とジェジエウの二人が負傷交代したのも痛かった。気温17.4度、湿度59%。観客11974人。主審は木村さん。VARは上原さん。DAZN解説は元GK南雄太、実況は吉田アナ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、ジェジエウ、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに瀬川、際、山内など。高井は「コンディションが十分でない」とのことでベンチ外。(※先発予想は、連戦なので3人代えて予想。GK山口。DF三浦、丸山、ジェジエウ、佐々木。橘田と山本のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと家長。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。) 町田は3-4-2-1。194cmのオ・セフンのワントップ。左右のシャドーに相馬勇紀と西村。左右のWBに中山雄太と林幸太郎。元フロンターレの下田北斗と仙頭のダブルボランチ。DF昌子、岡村、ドレシェビッチ。GK谷。キャプテンは昌子。ベンチにパリ五輪代表FWの藤尾、オーストラリア代表FWのM.デューク、元神戸DFの菊池流帆など。黒田監督は3年目。 6分、相手ひだりサイドからあいてMF中山がクロス、ジェジエウがクリア。こぼれを相手MF仙頭がシュート、枠の上。 8分、中盤左サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手DF。続くフロンターレの右CK。これも脇坂が蹴るが、相手DF。 11分、橘田が足首を蹴られて立ち上がれず。バツサインが出て、急いで山本が準備を始める。担架でピッチを出た橘田はしばらく戻れそうかピッチサイドで確認したが、やはりだめ。長谷部監督は「イエローもらってもいいから時間稼ぎしてくれ」とGK山口に言っていた。15分、フロンターレが一人目の交代。橘田に代えて山本を入れる。 16分、先制。右サイド家長のクロスのこぼれをマルシーニョが三浦にパス。三浦は左サイド深い位置からクロス、相手GK谷が触るが捕りきれず、そこにすばやくつめたエリソンが押し込んだ。1−0。 19分、中盤相手右寄りで町田のFK。相馬が蹴るが、家長がクリア。 21分、中盤右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手GKがはじく。こぼれを拾ってつなぎ、最後は三浦が左からクロス、相手DF林に当たって相手GKが捕る。 27分、中盤右から河原がすばやく前にパス、エリソンが走りこんで受け、利き足でない右でシュート、相手GKがはじいたところを脇坂がループシュートを狙ったが、相手GKに読まれる。 28分、町田のカウンター。相手左WB相馬に突破され、中へ折り返されるが、丸山が防ぐ。しかしこぼれを相手FWオ・セフンにシュートされるが、わずかに枠の右で助かる。 29分、エリソンがシュート、相手DF。 30分、町田のカウンター。また相手左サイドを相馬がドリブル、今度は突破される前に河原がついて、ボールを蹴り出す。これで与えた相手左CKを相馬が蹴るが、ジェジエウがクリア。こぼれを拾われ、相手ボランチ下田にクロスを上げられるが、GK山口が捕る。 31分、今度はジェジエウが負傷。実況の吉田アナが「春先のキャンプで傷めたのと同じ左ハムストリングを押さえています」と言う。ジェジエウは歩いてピッチを出る。フロンターレが二人目の交代。ジェジエウに代えて車屋を入れる。解説の南が「代わりに出てくる車屋もいい選手なのでフロンターレは選手層が厚い」。吉田アナが「フロンターレは交代二回を負傷対応で使ったので、あと一回しか交代できない」。 34分、失点。相手MF林の左ロングスローからゴール前で混戦、相手DF岡村に蹴りこまれて1−1。前半のうちに追いつかれる。 38分、相手左サイドから中山がクロス、こぼれを下田にシュートされるが枠の右。 40分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、最後は相手GK。 45分、相手サイドから下田がクロス、佐々木が防ぐ。追加タイム5分。1−1でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 5分、町田の左CK。相馬が蹴るが、エリソンがクリア。 6分、山本がペナルティーエリア手前からシュート、相手GKがはじいてフロンターレの左CK。今度は脇坂が蹴るが、相手DF。 7分、河原からのパスを受けた山本がミドルシュート、枠の上。 8分、失点。後半から右サイドに回った相馬がクロス、ニアに走りこんだ相手シャドー西村の低いヘディングシュートが決まり、1−2。逆転される。 14分、下がってパスを受けたエリソンがドリブルでペナルティーエリア左に入り、強引にシュート、枠の上。 20分、マルシーニョがドリブルでペナルティーエリア中央に入ってシュート、相手DF。 22分、町田が二人同時交代。相馬に代えてパリ五輪代表だった長身FW藤尾、オ・セフンに代えて鍬山を入れる。 25分、相手FW藤尾からのパスを受けた相手ボランチ下田がミドルシュート、枠の上。 25分、フロンターレ三人同時交代。エリソンに代えて山田、家長に代えて伊藤、マルシーニョに代えて宮城を入れる。 27分、右サイド深い位置から佐々木が折り返し、宮城がヘディングシュートするが、オフェンスファールをとられる。 28分、追いつく。中央から脇坂が河原へパス、河原は山田につなごうとしたが、相手DFに当たる。こぼれを拾った河原がペナルティーエリアに入った付近からシュート、右下に決まる。2−2。 29分、山本からのパスを受けた脇坂がペナルティーエリア内でシュート、相手DF。さらに左から宮城を入れたボールを山田が強引にシュート、相手DFが防いでフロンターレの左CK。三浦が蹴るが、誰にも合わずにゴール前を通過。 32分、相手ボランチ下田のシュートを脇坂がクリアして町田の右CK。下田が蹴るが、車屋がクリア。さらにこぼれを相手右サイドから下田がクロス、相手FW藤尾がヘディングシュート、枠の左。 34分、右サイドから山本がクロス、山田がシュート、相手DF。さらにペナルティーエリア右から伊藤が折り返し、左から入ってきた宮城がヘディングシュート、相手GK。 36分、町田が三人目の交代。先頭に代えて白崎を入れる。 37分、右サイドを佐々木が攻め上がり、ペナルティーエリアに入ってシュート、相手DFがはじいてフロンターレの右CK。これを脇坂が蹴り、こぼれを山田がシュート、枠の外。 40分、相手左サイドからのクロスを右サイドの相手MF林におりかえされるが、三浦がクリアして町田の右CK。下田が蹴るが、GK山口が捕る。 43分、相手右サイド林が左へパス、相手左MF中山がミドルシュート、枠の右で助かる。 追加タイム6分。 48分、町田が四人目の交代。西村に代えて沼田を入れる。 49分、伊藤がペナルティーエリア手前からシュート、相手DF。 50分、フロンターレの左CK。三浦が蹴り、ゴール前で混戦になるが、最後は相手DF昌子がクリア。 直後に町田のカウンター。相手左サイドからクロスを入れられるが、何とかDF陣がクリアしたものの相手FW沼田のオフサイド。 2−2でタイムアップ。互いに勝点1ずつを加え、町田は17として首位に浮上。フロンターレは15としたが、暫定6位に下降。 首位だった鹿島は7位京都にホームで3−4と敗れ、勝点16のままで3位に後退。京都は7位のまま。4位だった広島が13位セレッソを2−1と下して暫定2位に浮上。セレッソは16位に下降。5位柏は12位ガンバに1−0で勝ち、4位に浮上。ガンバは14位に。さらに5位福岡が11位浦和レッズを1−0で破り、4位浮上。浦和は12位に。なんと最下位新潟がアウェイで14位神戸に1−0で勝ち、ついに初勝利。勝点7としたが最下位のまま。神戸は16位に後退。前日に19位マリノスはホームで15位ヴェルディと0−0で引分け、勝点7の19位のまま。ヴェルディは13位に。 |
フィギュアスケート (2025.3/29、4/5、) 世界選手権 ペア・アイスダンス (2025.3/25〜31 ボストン・アメリカ) 選手権
<ペア>23組エントリー。日本からは三浦/木原組、長岡柚奈/森口澄士組。
今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。ペアは88.0点。フジ地上波ではSP放送なし。BSフジでは三浦/木原組のみ放送。
5番滑走で長岡/森口組(19、23)。昨季全日本優勝。今季全日本2位、冬季アジア大会銅メダル、四大陸7位。曲は「Goodbye Yellow Brick Road」。振付はキャシー・リード。技術点23番目の24.82、演技構成点16番目の27.28、転倒の減点1、合計51.1でSP22位。フリーに進めず。 20番滑走で三浦/木原組(23、32)。昨年銀メダル。今季。曲は「Paint It Black」。振付はシェイリン・ボーン。今までで一番よかった。ソロジャンプ以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twは高く、レベル3で加点ほぼ2〜4。3Tは女性がアンダーローテーション。4LiとCCoSp、StSqは全てレベル4で加点3以上。うちStSqは速くて動きも合っており、加点ほぼ4〜5、4LiとCCoSpは加点3〜4。3FThは着氷後の伸びもあり、解説の高橋は「ほぼ完ぺきです」。最後のBoDsはレベル3だが加点3〜5。技術点最高の40.47、演技構成点も最高の36.1、合計76.57でSP1位。 フリー。20組が進む。フジ地上波では三浦/木原組のみ放送。解説は高橋成美。BSフジでは上位3組放送。 18番滑走でハーゼ/ボロディン組(独。25、25)。曲は「四季」より「冬」「夏」他。振付はマーク・ピレイ他。ここはジャンプがうまい。3Li以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Twはレベル3で加点ほぼ4〜5。3T+2A+2A+SEQはピッタリで加点1〜3。3Sもきっちり成功、加点2〜3。3LoThも決め、加点3〜4。リフト二つとPCoSpはレベル4。うち5ALiは加点3〜5。FoDsはレベル2で加点1〜3。解説の高橋が「FoDsは一番難しい」。3SThも加点2〜4。ChSqはGOE+1.36。最後の3Liはレベル3でGOE-0.27。「時間がたりなくなった」。終わったとき、女性が氷の上で大の字に。技術点最高の74.92、演技構成点2番目の70.57、合計145.49でフリー1位、総合219.08で銀メダル。 19番滑走でコンティ/マッチ組(伊。24、29)。曲は「Papa Can You Hear Me?」。振付はマッテオ・ザンニ他。痛恨の3連続ステップアウト。冒頭の3Twはレベル4で全紙背ほぼ2〜3。3T+2A+2A+SEQは、おそらく女性の第1がアンダーローテーション、第2もqマーク。しかし第3で男性がステップアウト。3Sは決め、全ジャッジが加点1〜3。リフト三つとPCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のPCoSpは加点3〜4。3LoThはこらえた。3SThは全ジャッジが加点2〜3。FiDsはレベル2で全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.21。技術点4番目の66.99、演技構成点3番目の68.87、合計135.86でフリー3位、総合210.47で銅メダル。総合順位を見て、メダルを確定したので大いにホッとした感じ。 最終滑走で三浦/木原組(23、32)。曲は「Adios」。振付はデュブレイユ。女性の衣装は真っ赤、男性は黒で胸に小さな紅薔薇。少し固かったのかスロージャンプが二つとも両足。冒頭の3Twは高くレベル3でGOE-2〜4。3T+2A+2A+SEQは第1がqマーク。リフト三つとPCoSpはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち5ALiと5RLiは加点3〜5、しゃがんだ姿勢から上げる4Liは加点3〜4。3LoThは両足。3Sはしっかり成功、全ジャッジが加点2〜3。3FThも両足。BiDsはレベル3で全ジャッジが加点2〜4。最後のChSqは男性のバタフライジャンプ、ダンスリフトなど行いGOE+1.64の高得点。技術点2番目の71.5、演技構成点最高の71.72、合計143.22でフリー2位、総合219.79、0.71の僅差で金メダル。最終順位が出ると、三浦が飛び上がった。これで五輪1枠確保(※五輪枠は、複数組で出た場合、SP落ちの組は18ポイント換算になる)。 <アイスダンス>36組エントリー。日本からは吉田唄菜/森田真沙也組。フジではRD放送なし。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。アイスダンスは94.0点。 10番滑走で吉田/森田組(21、24)。曲は「Be-Bop-a-Lula」他。振付はキャシー・リード。 技術点39.31、演技構成点28.38、合計67.69でRD22位。フリー進めず。 フリー。20組が進む。BSフジでは上位2組を放送。解説は宮本賢二。 19番滑走でギレス/ポワリエ組(加。33、33)。曲は「Air On the G String」「A Whiter Shade Of Pale」他。振付はラザグリアエフ他。すばらしかった。全要素に全ジャッジが加点ほぼ3以上。冒頭のRoLi+RoLiの連続リフトはいずれもレベル4で加点4〜5。ChAJは二つ目に風車の形もあり、どれも独特。GOE+2.96。OFTは男女ともレベル2で加点3〜4。MiStは女性レベル3、男性レベル2だが加点3〜4。SyTwは男女ともレベル4で加点ほぼ3〜4。ChStはますます音楽表現が進み、GOE+3.68の高得点。DSpはChStの最後の動きのまま続けて入り、レベル4に加点3〜4。ChSpはGOE+2.85。最後のCuLiもレベル4で加点ほぼ4〜5。要素が全体の流れに溶け込んでいて見逃しがち。技術点2番目の72.68、演技構成点も2番目の57.42、合計130.1でフリーも2位、総合216.54で2年連続銀メダル。 最終滑走でチョック/ベイツ組(米。32、35)。曲は「Round Midnight」「Take Five」。振付はシュイナール他。シーズン当初とは見違えるように完成されてきた。全要素に全ジャッジが加点ほぼ2以上。冒頭のRoLiは加点4〜5。ChSpはGOE+3.68の高得点。SyTwは男女ともレベル4で加点4〜5。DSpとCuLiはレベル4。うちCuLiは加点4〜5。OFTは男女ともレベル3で加点3〜5。DiStも男女ともレベル3で加点4〜5。ChTwはGOE+1.9。ChStは加点+3.91の最高得点。最後のStaLiはレベル3だが加点4〜5。技術点最高の73.66、演技構成点も最高の58.22、合計131.88でフリーも1位、総合222.06で金メダル。 |
フィギュアスケート (2025.3/28、29、4/1,2,3,) 世界選手権 (2025.3/25〜31 ボストン・アメリカ) 選手権
この世界選手権で、来年のミラノ五輪の枠が大部分決まる。男女シングルは出場各29人のうち24人、ペアは出場19組のうち16組、アイスダンスは出場23組のうち19組(残りは9月に北京で開催されるISU予選大会で決定)。3枠とるには、複数出場の場合上位2人が13ポイント以内、2枠とるには上位2人が14〜28ポイント以内。ただし五輪の枠は、世界選手権の枠取りとは異なり、複数で出場した場合は、全員がフリーに進まないと、最大でもフリー進出した選手数しか枠は取れず、SP落ちした分は予選会への挑戦権となる(2022北京五輪の枠取りから変更された)。なお、フリーで16位以下の選手のポイントは、一律16ポイント、SP落ちした選手は18ポイントで計算する(ISU Communication No.2696)。
<男子シングル>39人エントリー。日本からは鍵山、佐藤駿、壷井。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。男子は104.0点。フジ地上波では、日本3人とマリニン、シャオイムファ、エイモズ、シャイドロフの7人を放送。解説は本田武史と宇野。 20番滑走で壷井(22)。昨季全日本7位。今季全日本3位、四大陸5位。曲は「En Aranjuez Con Tu Amor」。振付はダナヒュー、川越正大。冒頭の4Sの予定がパンクして2Sとなり、無得点。要素を失う。大きな痛手。続く3Aは成功、ほぼ全ジャッジが加点2〜3。FCSpはレベル4。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マーク。StSqとあと二つのスピンはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ2〜3。最後のCSSpもレベル4で全ジャッジが加点1〜3。技術点29番目の35.49、演技構成点18番目の37.51、合計73.0でSP24位。ぎりぎりでフリーへ。 32番滑走でエイモズ(仏。27)。昨年ファイナル6位。今季国内優勝、欧州選手権22位。「曲は「Everybody」に戻してきた」と実況アナは言うが欧州選手権もこれだったような。振付は本人。冒頭は4T+3Tを跳び、第1がqマーク。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く3Aは加点1〜5。スピン二つとStSqはレベル4。うち最後のStSqはよく体が動いていて加点4〜5。1.1倍になる3Lzは加点2〜3。CCoSpはレベル3で加点2〜4。技術点6番目の48.54、演技構成点3番目の45.09、合計93.63でSP4位。 35番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。昨年14位。今季四大陸金メダル。曲はデューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。冒頭4Lz+3Tを楽そうに決め全ジャッジが加点2〜3。続く3Aは片手つき。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで4Tを決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点3番目の54.15、演技構成点10番目の40.62、合計94.77でSP3位。 36番滑走で佐藤(21)。初出場。全日本7位、冬季ユニバ5位、冬季アジア大会5位。曲は「ラヴェンダーの咲く庭で」。振付はシゼロン。冒頭で4Lzを成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4T+2Tは第1で片手つき。CSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Aも全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル2でレベルは取りこぼしたが全ジャッジが加点ほぼ3。技術点5番目の6番目の48.98、演技構成点7番目の42.28、合計91.26でSP5位。 37番滑走でシャオイムファ(仏。24)。昨年銅メダル。今季欧州選手権銅メダル。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。衣装の上衣はオフホワイト。冒頭を4Lzに戻したがアンダーローテーションで転倒。続く4T+3Tはなんとか決める。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、最後のCSSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ケガは完全に治ったわけではないらしい。技術点11番目の45.14、演技構成点5番目の43.08、転倒の減点1、合計87.22でSP9位。 38番滑走で地元マリニン(米。20)。昨年初の金メダル。今季ファイナル、全米とも優勝。曲は「Running」。振付はシェイリン・ボーン。すごい歓声。冒頭の4Fは簡単に決め全ジャッジが加点3〜4。続く3Aは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のStSqはラズベリーツイストも入れ、加点4〜5、CCoSpは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところに何と4Lz+3Tを楽そうに入れ、全ジャッジが加点3〜4。FSSpはレベル3。技術点最高の64.21、演技構成点2番目の46.2、合計110.41は自己ベスト更新でSP1位。 最終滑走で鍵山(21)。昨年銀メダル。今季全日本初優勝。冬季ユニバ優勝。冬季アジア大会銀メダル。曲は「The Sound of Silence」。振付はローリ・ニコル。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4T+3Tは加点3〜5。続く4Sも加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Aはやや傾いたが加点2〜4。ノーミスで終え、氷を何度もたたく。技術点2番目の60.03、演技構成点最高の47.06、合計107.09は今季最高でSP2位。 フリー。24人が進む。フジ地上波では、最終グループの6人とSP24位壷井、SP10位チャ、SP9位シャオイムファの8人を放送。 1番滑走で壷井(22)。曲は「道化師」。振付はスカリ。冒頭の4Sはスピード、高さが足りずにアンダーローテーションで転倒。次は二つ目の4Sを3Sに変更して全ジャッジが加点2〜3。3Aも決める。FSSpはレベル2と取りこぼし。StSqはレベル3。3A+1Eu+3Sはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。3Loは成功、全ジャッジが加点。あと二つのスピンはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.5。3Fも決め、全ジャッジが加点。技術点19番目の73.36、演技構成点23番目の70.9、合計143.26でフリー19位、総合216.26で21位。 15番滑走でチャ(韓。23)。曲は「Balada para un Loco」。振付はシェイリン・ボーン。よかった。あまり顔は付いていないが、情感たっぷりに滑った。冒頭の4Sはきれいに決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。次の4Tの予定が2Tに。3Lz+3Loはほぼ全ジャッジが加点2〜3。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。あく背は加点ほぼ2〜4。StSqとスピン三つはレベル4。うちStSqは加点2〜5、CCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3F+1Eu+3Sと3A+2A+SEQはいずれも成功、加点1〜3。ソロの3Fは加点2〜3。ChSqは曲を十分に表現してみせ、GOE+1.79。技術点6番目の93.22、演技構成点も6番目の86.11、合計179.33でフリー5位と挽回、総合265.74で7位。韓国はもう一人のキム・ヒョンヨンがSP26位で18ポイント換算となり、チャと合わせて25で五輪2枠。 16番滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。すごい追い上げ。冒頭の4Lzはややこらえたが決めた。続く4T+3Tはまっすぐで全ジャッジが加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点3〜4。さらに3A+2A+SEQも成功、ほぼ全ジャッジが加点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜5、最後のCSSpは加点1〜4。1.1倍になるところで4Tと4S+1Eu+2Sを決める。ソロの4Tは全ジャッジが加点3〜4、3連続は加点1〜4。しかしソロの3Aがqマークで転倒。ChSqはGOE+2.07の高得点。技術点3番目の101.72、演技構成点5番目の87.54、転倒の減点1、合計188.26と猛追でフリー3位、総合275.48で4位。22番滑走のシャイドロフが滑るまで1位だった。 最終グループ19番滑走でSP6位エガーゼ(ジョー。22)。曲は「The Winter」他。振付・コーチともグレイヘンガウス他。衣装は白と赤。まずジャンプ要素を7つ続ける構成。冒頭で4Tを決める。続く4S+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。次のソロの4Sは全ジャッジが加点2〜4。3A+2A+SEQ成功、ほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になるソロの3Aはこらえる。3F+1Eu+3Sも決める。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン二つとStSqはレベル3。うちFCSpとStSqは全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル4で全ジャッジが加点。ChSqはGOE+0.71。技術点5番目の94.62、演技構成点12番目の78.02、合計172.64でフリー8位、総合263.03で9位。五輪1枠+予選チャレンジ権1確保。コーチたちもホッとした顔。 20番滑走で佐藤(21)。曲は「Nostos」。振付はシゼロン。よくやった。冒頭の4Lzはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。続く4Fはeマークだが下りた。4T+3Tはしっかり決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの4Tはステップアウトに両手つき、転倒扱い。1.1倍になる3A+1Eu+3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQもほぼ全ジャッジが加点2〜3。ソロの3Loも決め、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。CSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.5。終わったとき、珍しく何度もガッツポーズ。技術点4番目の98.39、演技構成点9番目の81.91、合計179.3でフリー6位、総合270.56で6位。 21番滑走でエイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人。ほぼノーミス。冒頭の4T+2Tはこらえた。続くソロの4Tはきれいに決め、ほぼ全ジャッジが加点。3Lzもなんとか決める。3A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜5、あと二つのスピンは加点2〜3。StSqはレベル3だが、全ジャッジが加点4〜5。1.1倍になるソロの3Aは高さもあり、全ジャッジが加点3〜4。3T+1Eu+3Sはなんとか決める。ソロの3Fはeマーク。真骨頂のChSqはGOE+2.36の高得点。技術点8番目の88.51、演技構成点3番目の90.38、合計178.89でフリー7位、総合272.52で5位。シャオイムファと合わせて9ポイントでフランスは五輪2枠+予選チャレンジ権1枠確保。 22番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。四大陸よりよかったと思う。金メダルで自信がついたか。全要素に全ジャッジが加点。冒頭で大技3A+1Eu+4Sを決め、加点3〜5。さらにソロの4Lzと4Tを成功、いずれも加点2〜4。ソロの3Loは加点1〜3。FCSpはレベル3で加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4でいずれも加点2〜3。1.1倍になる4T+3Tは加点2〜4。3Lz+2A+SEQは加点1〜3。ソロの3Lzも加点2〜3。StSqはエッジがやや浅く、レベル2だが加点ほぼ2〜4。ChSqは+1.29。技術点2番目の110.17、演技構成点8番目の82.53、合計192.7でフリー2位、総合287.47で銀メダル。五輪1枠と予選チャレンジ権1枠獲得。 23番滑走で鍵山(21)。曲は「Ameksa」。振付はローリ・ニコル。突然の乱調。冒頭の4Fの予定がパンク、2Fに。4Sはステップアウト。4T+2Tは決め、全ジャッジが加点2〜4。3A+1Eu+3Sも成功、全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはフラメンコの動きを表現し、加点4〜5、CCoSpは加点3〜5。しかし、1.1倍になる4Tで転倒。ソロの3Aは全ジャッジが加点1〜4。しかし3F+1Tとなる。ChSqはGOE+1.86。技術点12番目の84.45、演技構成5番目の点87.65、合計171.1でフリー10位だが、総合278.19で銅メダル。6位の佐藤と合計9ポイントで五輪3枠確保。キスアンドクライで指を3本立てて確認していた。枠取りがそこまで重圧だったのか。 最終滑走でマリニン(米。20)。曲は「I'm Not a Vampire」。振付はシェイリン・ボーン。衣装は黒地に赤い飾り。冒頭で簡単そうに4Fを跳び、全ジャッジが加点3〜4。続く4Aはqマーク。4Lzはいつもより気合を入れて飛び、全ジャッジが加点3〜4。課題の4Loも全ジャッジが加点2〜4。スピン三つはレベル4。うち二つは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になるところで4Lzからの連続ジャンプの予定が2Lzに。4T+1Eu+3Fとリカバリーするが第1がqマーク。4S+3A+SEQも決める。StSqはラズベリーツイストも入れ、レベル3だが全ジャッジが加点4〜5。ChSqはGOE+2.5の高得点。技術点ダントツの116.91、演技構成点2番目の91.24、合計208.15でフリーも1位、総合318.56で金メダル。アメリカも3人ともフリーに進んだので、マリニンと8位のJ.ブラウン合計9ポイントで五輪3枠獲得。 <女子シングル>33人エントリー。日本からは坂本、千葉、樋口。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。女子は90.0点。フジ地上波では、日本とアメリカの3人ずつ、キム・チェヨン(韓)を放送。解説は荒川。 18番滑走でリウ(米。19)。2022年銅メダル。ここ2年は引退。今季全米2位、四大陸4位。曲は「Promise」。振付はスカリ。全要素に全ジャッジが加点2以上。冒頭の3F+3Tは加点2〜3。続く2Aも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点ほぼ4〜5、StSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lzもきれいに成功、加点2〜3。応援を力にして滑っていた。技術点最高の40.8、演技構成点4番目の33.78、合計74.58は自己ベスト更新でSP1位。 21番滑走で樋口(24)。2022年11位。昨季全日本12位。今季全日本3位、四大陸5位。曲は「デューン砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはきれいに成功、加点ほぼ3。続く3Lz+3Tも決め、加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは思い切り曲を表現して加点ほぼ4〜5。最後のSSpは加点ほぼ3。1.1倍になる3Fも成功、加点2〜3。ノーミスで終え、すばらしい。技術点2番目の39.71、演技構成点6番目の32.39、合計72.1でSP4位。 26番滑走で千葉(19)。昨年7位。今季全日本4位、冬季ユニバ銀メダル、四大陸6位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。スピードにのり、よく動けていた。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは加点2〜4。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは加点4〜5、CCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fも成功、加点3〜4。StSqはレベル3だが加点3〜4。終わったとき片手ガッツポーズ。技術点3番目の39.34、演技構成点2番目の34.1、合計73.44は自己ベスト更新でSP2位。試合後のインタビューでは「楽しめた」と言っていた。 30番滑走でグレン(米。23)。昨年10位。今季全米2連覇。曲は「This Time」。振付はウィーバー他。見るからに緊張していた。冒頭の3Aは軸が傾き、qマークで転倒。解説の荒川が「いつもより締め方が弱くて軸も傾いて回り切れなかった」。続く3F+3Tは力強く決め、全ジャッジが加点2〜4。CCoSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のStSqは加点2〜4。1.1倍になる3Loはしっかり成功。あと二つのスピンはレベル4。うちLSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点10番目の35.91、演技構成点5番目の32.74、転倒の減点1、合計67.65でSP9位。 31番滑走でレヴィト(米。18)。曲は「Moon River」。振付は。全米は足の怪我で欠場したが、戻ってきた。冒頭の3F+3Tはしっかり決め、全ジャッジが加点1〜3。続く2Aは全ジャッジが加点ほぼ3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜5、FCSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lzが!マーク。いつもながらポーズが絵になる。技術点4番目の39.27、演技構成点3番目の34.06、合計73.33でSP3位。 32番滑走で坂本(24)。昨年3連覇。今季全日本4連覇、冬季アジア大会銀メダル。曲はピアソラ「天使の復活/天使の死」。振付はロヒーン・ワード。緊張していた。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aはいつもながら幅があり加点4〜5。続く3Lzも加点2〜3。スピン二つはレベル4で、加点ほぼ3〜4。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqは大きく動いて加点ほぼ4。1.1倍になるところで2F+3Tになる。第1の踏切が変で2回転になったものの、何とか3Tを付けて要素を満たした。 技術点9番目の35.99、演技構成点最高の35.04、合計71.03でSP5位。 最終滑走でキム・チェヨン(韓。18)。昨年銅メダル。今季国内初優勝、冬季アジア大会金メダル、四大陸金メダル。曲は「トロン: レガシー」。振付はブノワ・リショー。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tの第2がアンダーローテーションで両足、両手もついた。転倒扱い。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpとStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点3。技術点11番目の34.81、演技構成点7番目の31.86、転倒の減点1、合計65.67でSP11位。 フリー。24人が進む。欧州選手権フジ地上波では最終組の6人とSP9位のグレンを放送。解説は荒川。 16番滑走でグレン(米。23)。曲は「Will Find You The Return」。振付はキャサリン・ヒル。冒頭で3A成功。続く3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2Tは第1がqマーク。3Sは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lo+2A+2A+SEQの予定の第2が1Aに。全ジャッジが加点1〜3。次も婦のの予定が2Fに。!マークも。3Loはきれいに決め、全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スパイラルなど行ったChSqはGOE+1.71と高得点。技術点4番目の70.21、演技構成点4番目同点の67.79、合計138.0でフリー4位と挽回、総合205.65で5位。 最終グループ19番滑走でスキーザス(加。22)。曲は四大陸から「The Butterfly Lovers Concerto」に変更。振付はアリソン・パーキス。衣装は鮮やかなピンクで上半身に白い飾りがたくさん。冒頭は連続3回転の予定が2Lz+3Tに。続く3Fと3Lo、3Sは決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。CCoSpとStSqはレベル3.うちCCoSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になるところで3Lz+2Tの予定を3T+2Tに変更。3Lo+2A+2T+SEQは成功。あと二つのスピンはレベル4。ChSqはGOE+1.07。ソロの2Aも決める。技術点13番目の60.76、演技構成点11番目の60.85、合計121.61でフリー11位、総合190.79で11位。カナダは五輪1枠確保。 20番滑走で坂本(24)。曲は「All That Jazz」。振付はデュブレイユ。よかった。冒頭の2Aは幅があり、全ジャッジが加点4〜5。続く3Lzは全ジャッジが加点ほぼ3。2A+1Eu+3Sの第3はアンダーローテーション。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはスピードもあって曲をよく表現して加点3〜5、スピン二つも加点2〜4。ソロの3Fは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Tは第2がqマーク。3Lz+2Tも決める。ChSqはGOE+1.5。3Lz+2Tとソロの3Loは全ジャッジが加点2〜4。全てのジャンプを集中して跳びきった。終わる前から観客が立ち始め、大歓声。技術点2番目の74.89、演技構成点最高の72.06、合計146.95でフリー2位と追い上げ、総合217.98で銀メダル。66年ぶりの4連覇は消えたが、最後にリウと抱き合って祝福。 21番滑走で樋口(24)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。衣装は青紫。冒頭の2Aは余裕がありきれいに成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。3Loは全ジャッジが加点ほほ2〜3。CCoSpは第1姿勢で少し軸が揺らいでレベル3。ソロの3Sは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.29。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQを決め、全ジャッジが加点2〜3。しかし二つ目の3Loがダウングレードで第2付けられず繰り返しの違反に。3F+2Tとして連続ジャンプはリカバリー。あと二つのスピンとStSqはすばらしく、レベル4に全ジャッジが加点。うちStSqは顔の表情も動きのメリハリもあり、加点4〜5。大きなミスなく終え、技術点6番目の65.84、演技構成点も6番目の66.64、合計132.48でフリー6位、総合204.58で6位。いい演技にグリーンルームの坂本も感涙。 22番滑走でレヴィト(米。18)。曲は「Liebestraum」。振付はクズネツォワ他。モスグリーンの衣装に肩から胸元には白い花の飾りがたくさん。冒頭の3F+3Tで転倒。解説の荒川が「軸が外へ傾いてしまった」。3Lo、3S、2Aは決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちCCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3F+2A+SEQは加点ほぼ3〜4。3Lz+2T+2Loは第1に!マーク。ソロの3Lzも!マークとqマーク。ChSqは美しく、GOE+1.79の高得点。技術点5番目の69.72、演技構成点4番目同点の97.79、転倒の減点1、合計136.51でフリー5位、総合209.84で4位。 23番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。衣装は濃いピンク。笑みを貼り付けているような顔が硬かった。冒頭の3F+3Tはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。次の3Sはアンダーローテーション。3Loと2Aは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.57と高得点。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは滑らかによく動いて加点ほぼ4〜5、最後のCCoSpは加点2〜5、FCCoSpとStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+2T+2Loの3連続は第1がアンダーローテーション。3Fは全ジャッジが加点2〜3。ほぼノーミスで終え、技術点3番目の73.53、演技構成点も3番目の68.27、合計141.8でフリー3位、総合215.24は自己ベスト更新で初の銅メダル。これで日本は余裕で五輪3枠獲得。 最終滑走でリウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金色。全くリラックスして見えた。楽しそうに堂々と滑っていた。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Fは加点2〜4。続く3Lz+3Tは加点2〜3。3Sは加点3〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のLSpは加点ほぼ4〜5、あとスピン二つは加点3〜4。ソロの3Loは加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQと3F+2Tは加点2〜4。ソロの2Aは加点1〜3。全てのジャンプに回転不足なし。ChSqはGOE+1.57の高得点。もちろん観客は総立ち。誰が見ても文句のない圧勝だった。技術点最高の78.27、演技構成点2番目の70.12、合計148.39は自己ベスト更新でフリーも1位、総合222.97も自己ベスト更新で金メダル。キスアンドクライではコーチたちも大喜び。アメリカも五輪3枠確保。 |
サッカー短評 (2025.4/2) 川崎フロンターレvs.湘南ベルマーレ 2対0 (2025.4/2 U等々力) 第8節
開幕戦以来のホームでのリーグ戦勝利で今季初の2連勝。勝点11同士の4位と9位の神奈川対決。前半はベルマーレにだいぶ押し込まれる場面もあり、0−0で折り返した。後半5分、長谷部監督がネジを巻き、全体のギアを上げてパスをつないで攻め込み、マルシーニョがペナルティーエリア左から折り返し、受けた河原が短くドリブルしてパス、走りこんだ脇坂のトラップがやや大きくなり相手DFが触ったが、跳ね返りを体ごと滑り込んで押し込んだ。その後も追加点をねらったが、14分の橘田のシュートがバーに当たったり、前半40分にもマルシーニョのシュートが右ポストに当たって、相手GKの所に跳ね返ったりがあった。45分、後半37分に入った宮城がドリブルでしかけ、ペナルティーエリアで倒され、PK獲得。これを自分で決めて追加点。追加タイム5分が8分に伸びたが、無失点で逃げ切った。気温は11.9度、湿度58%。日中の雨はあがった。観客21392人。平日ナイターだがよく入ったと思う。主審は今村さん。VARは池内さん。DAZN解説は佐藤悠介さん、実況は野村アナ。
先発は3人入替え。GK山口。DF三浦、丸山、高井、佐々木。橘田と河原のダブルボランチ(林陵平が好きな「ダブル・カンテ」)。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップ山田。ベンチに際、山本、瀬川など。大島はベンチ外。 ベルマーレは3-1-4-2。先発は4人入替え。鈴木章斗と福田翔生のツートップ。シャドーに小野瀬と池田。奥野のアンカー。左右のWBに松村と元フロンターレの鈴木雄斗。DF鈴木淳之介、キム・ミンテ、舘。GK元フロンターレの上福元。キャプテンはFW鈴木章斗。山口監督は5年目か?。 ベルマーレで開幕3連勝と好スタートをきったが、ここ2試合は連敗して9位。フロンターレは中三日で7連戦の2戦目。前節勝って4位として、今季初の連勝をねらう。 2分、佐々木のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手DF。3分、左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴り、河原がヘディングシュート、枠の右。 13分、伊藤がドリブルでペナルティーエリア右に入ってシュート、相手GK。 17分、ベルマーレのカウンターになりそうだったため、三浦が相手選手を後ろから倒してイエローカード。 24分、脇坂がペナルティーエリア手前から思い切りよくミドルシュートをうつが、相手GK。 26分、右サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手DF。こぼれを橘田が鋭くミドルシュート、相手DF。 28分、マルシーニョをファールで止めた相手右SB舘にイエローカード。 29分、山田がペナルティーエリア中央でシュート、相手GK。 ここまでフロンターレは左ウイングのマルシーニョにロングフィードを入れることが多く、相手右SB舘に読まれて通らないことも多い。中央の山田へのフィードも相手CBキムにはばまれて収まらず。しかも右サイドからは、初めに佐々木が攻撃参加した後は攻められず。30分以降はベルマーレに攻め込まれる場面も増えた。 31分、相手MF池田にペナルティーエリア右からシュートされるが、丸山が防いで相手右CK。松村が蹴るが、GK山口が防ぐ。こぼれを拾われ、相手ボランチ奥野がペナルティーエリア手前からシュート、枠の上。 34分、フロンターレの右FK。脇坂が直接ねらうが枠の外。 40分も橘田からのパスを受けたマルシーニョがシュート、右ポストに当たって跳ね返ったところに飛び出した相手GKがいて捕る。惜しかった。 43分、三浦がファールで止められ、左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。 45分、相手GKのロングフィードのこぼれを相手FW福田にシュートされるが、DF陣が防ぐ。 0−0でハーフタイム。 後半は交代なしで開始。 2分、相手FW福田がペナルティーエリア左からシュート、DF陣が防ぐ。3分、相手CK。ショートコーナーからクロスを入れられるが、これも防ぐ。 5分、先制。三浦が左サイドからクロスを入れるが、合わず。さらにこぼれを拾って河原が左から折り返し、脇坂が走りこんで押し込む。1−0。脇坂は変なゴールパフォーマンスを披露。実況のアナが「きれいなゴールではないが、フロンターレが先制」。 8分、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手DF。 14分、橘田のミドルシュートはバーに当たる。先制してから、ボールを落ち着いて回せるようになり、橘田の攻撃参加が増えてきた。 16分、ベルマーレが二人同時交代。松村に代えて畑、鈴木雄斗に代えて藤井を入れる。左右のWBを二人とも代える。フロンターレも二人同時交代。山田に代えてエリソン、高井に代えてケガ明けのジェジエウを入れる。 19分、マルシーニョからの折り返しを橘田がダイレクトでシュート、枠の左。 26分、ベルマーレが左右のサイドから攻撃をしかける。最後は相手右サイドから舘がクロスを上げるが、GK山口が捕る。 27分、マルシーニョが相手ボールをカット、脇坂からエリソンへと渡り、エリソンがシュートするが、相手DF。これで得たフロンターレの左CKを脇坂が蹴るが、相手GKが捕る。 28分、相手GK上福元のスローからベルマーレのカウンター。ペナルティーエリア内の相手FW福田にスルーパスが通るが、全員で戻って防ぐ。 29分、フロンターレが三人目の交代。伊藤に代えて家長を入れる。ベルマーレも二人同時交代。FW鈴木章斗に代えてFW小田、右シャドー池田に代えてFW石井を入れる。鈴木章斗はキャプインマークをキム・ミンテに巻いていた。 31分、中盤相手右サイドでベルマーレのFK。小野瀬が蹴るが、DF陣が防ぐ。35分、相手左WB畑にドリブルからクロスを入れられるが、三浦がクリア。 37分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、脇坂に代えて大関を入れる。大関はボランチに入り、橘田が一列上がる。脇坂はキャプテンマークを丸山に巻く。 39分、相手右WB藤井がドリブルからクロスを上げるが、家長がクリア。さらに攻撃参加した相手CBキムからのパスを受けた相手FW福田がペナルティーエリア中央からシュート、枠の上。 40分、ベルマーレの右CK。小野瀬が蹴り、ゴール前で混戦になるが、最後はGK山口が捕る。 43分、丸山からのパスを受けた宮城がペナルティーエリア左に入って折り返し、河原がミドルシュート、惜しくも相手GK。これで得たフロンターレの右CKを宮城が蹴り、エリソンがヘディングシュート、これも相手GK。こぼれを丸山がシュート、枠の右。 45分、ロングボールをエリソンが競ったこぼれを大関がミドルシュート、相手DF。 追加タイム5分。45分、家長からのパスを受けた宮城がドリブルで突破をしかけ、相手MF藤井に倒されPKを獲得。これを宮城が自ら無右下に決めて2−0。 48分、ベルマーレが五人目の交代。右SB舘に代えてFWフェリッピを入れる。 51分、フロンターレの左CK。こちら側も宮城が蹴るが、相手GKがはじく。 2−0でタイムアップ。勝点14として暫定3位に浮上。ベルマーレは勝点11のままで10位に後退。 首位の鹿島はアウェイで7位広島に0−1で負けたが、首位キープ。広島は勝点14として4位に浮上。2位の町田はアウェイで11位ガンバを1−0と下して2位キープ、勝点16は鹿島と並ぶ。ガンバは12位に。3位柏はアウェイで8位京都と2戦連続引分け、5位に後退。京都は7位に。18位神戸はアウェイで14位横浜FCに1−0で勝ち、暫定14位に浮上。横浜FCは入れ替わって18位に下降。19位名古屋は不調の16位マリノスに2−0で勝利し、17位に。マリノスは暫定19位に沈む。最下位の新潟はホームで10位福岡に0−1で敗れ、勝点4のまま。福岡は6位に上がった。 |
フィギュアスケート (2025.3/10,) 世界ジュニア選手権 (2025.2/25〜3/2 デブレツェン・ハンガリー) 選手権
<男子シングル>41人エントリー。日本からは中田璃士、高橋星名、中村俊介。アメリカからサンチェスとブラックウェル。韓国からソ・ミンギュ、イ・ジェクン、チェ・ハビン。スロバキアからハガラとファイナルに出たL.ヴァツラヴィク。ニュージーランドのヤンハオ・リー。エストニアからレヴァンディなど。カナダからパラディスなど。スウェーデンのヨハンソン。フジ地上波はSP放送なし。
今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。男子は80.0点。
フリー。フジ地上波では、日本人3人とソ・ミンギュのみ放送。解説は無良。 18番滑走でSP7位高橋星名(15)。曲はヴィヴァルディ「四季」。振付は村元哉名他。冒頭は1Lzに。連続3回転の予定だった。3A+2Tは全ジャッジが加点1〜3。3Fも決める。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜3。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になるソロの3Aは成功。3Lo+3Tで連続ジャンプをリカバリー、ほぼ全ジャッジが加点。3F+2A+2A+SEQは決める。3Sはほぼ全ジャッジが加点。技術点12番目の70.13、演技構成点9番目の69.47、合計139.6でフリー11位、総合216.45で9位。 21番滑走でSP4位中村俊介(19)。曲は「イオチサロ」。振付は村元哉名他。冒頭の4Tは転倒。続く3A+2Tは全ジャッジが加点。3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。3Fはステップアウト。1.1倍になるソロの3Aはほぼ全ジャッジが加点。3Lz+2A+2T+SEQもなんとか決める。3Loはややこらえた。ChSqはGOE+1.29。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点7番目の73.23、演技構成点6番目の72.17、転倒の減点1、合計144.4でフリー8位、総合225.69で6位。 23番滑走でSP2位中田(16)。曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。振付はシン・イェジ。冒頭の4Tでステップアウトして片手つき。しかし続く4T+3Tはきれいに決め、全ジャッジが加点3〜4。次の3A+1Eu+3Sも決め、全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜3。ソロの3Aは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Lzと3F+2A+SEQはソロの3Loも全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.36。最後のCCoSpはレベル3で、全ジャッジが加点2〜3。終わった後、うつぶせになった。技術点最高の85.39、演技構成点2番目の77.56、合計162.95は自己ベスト更新でフリー1位、総合248.99も自己ベスト更新で念願の金メダル。 最終滑走でSP1位ソ・ミンギュ(韓。16)。曲は「雨に唄えば」。振付はシン・イェジ。4回転なし。冒頭の3A+3Tは全ジャッジが加点2〜3。しかしソロの3Aで転倒。これ以後の全要素に全ジャッジが加点。3Loは加点2〜4。3F+2Tは加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは加点ほぼ3〜4。あと二つのスピンも加点ほぼ2〜3。ChSqはGOE+1.43。1.1倍になる3Lzと3F+2A+2A+SEQ、ソロの3Sはいずれも加点2〜3。技術点5番目の77.15、演技構成点最高の78.62、転倒の減点1、合計154.77でフリー2位、総合241.45で銀メダル。 <女子シングル>48人エントリー。日本からは島田麻央、和田、中井。アメリカからリングレーシーとフォンフェルテン。韓国からキム・ユジェとシン・ジア。イタリアからペゼッタなど。スイスからブランデンブルグなど。ジョージアからグルゲニゼ。エストニアからゴイディナなど。フィンランドからカルフネンなど。フランスからグラッキ。中国からイーハン・ワン。カナダからルゥルゥ・リンなど。フジ地上波はSP放送なし。 今季からミニマムスコアがSP+フリーの合計点に変更。女子は72.0点。 フリー。フジ地上波では、シン・ジアと日本人3人のみ放送。解説は村上佳菜子。 18番滑走でSP7位シン・ジア(韓。16)。曲は「ダフニスとクロエ」。振付はローリ・ニコル。後半の3Lz+3T以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aと3Loは加点2〜3。3Sは加点1〜3。3F+2T+2Loも成功。スピン二つはレベル4。うち最後のFCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+3Tで転倒。3F+2Tは決める。ソロの3Lzも成功。FCSpはレベル3で加点2〜3。ChSqはGOE+1.21。技術点4番目の67.11、演技構成点3番目の60.85、合計126.96でフリー2位と挽回、総合190.53で銀メダル。 20番滑走でSP5位和田(15)。曲は「タイタニック」より「Never An Absolution」他。振付は宮本賢二。回転不足が多かった。冒頭の2Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tは第2にqマーク。3Fは!マークとqマーク。スピン三つはレベル4。うち最後の得意なLSpは回転もたいへん速く全ジャッジが加点3〜5。3Loもqマーク。ChSqはGOE+1.29。1.1倍になる3S+2A+SEQは第2がqマーク。3F+2T+2Tは第1に!マークとqマーク、第3にもqマーク。ソロの3Lzはアンダーローテーション。最後まで固かった。技術点19番目の56.37、演技構成点2番目の60.93、合計117.3でフリー9位、総合181.65で8位。 22番滑走でSP3位中井(16)。曲は映画版「シンデレラ」より「Who Is She」他。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の3Aはアンダーローテーションで転倒。続く2本目の3Aもアンダーローテーションでステップアウトしたため第2付けられず。繰り返しの違反に。3Lz+1Eu+3Sは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点2〜4。2Aはほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点2〜4。3Lo+2A+SEQも全ジャッジが加点。3Fは!マークにアンダーローテーションでステップアウト。ChSqはGOE+0.86。3Aのどちらか1本でも成功できればメダルだったか。技術点13番目の60.83、演技構成点4番目の59.22、合計119.05でフリー6位、総合185.89で4位。 最終滑走でSP1位島田(16)。曲は「Mado Kara Mieru ?」。振付はローリ・ニコル。3Aと4T成功。すばらしかった。初めて見たときはずいぶんギクシャクしていたが、曲に乗せて気持ちも表現できるようになり、ジャンプもノーミスでいい演技だった。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3Aは加点2〜3。今季ずっと立てなかった4Tもしっかり決めて加点1〜4。3Lz+3Tと3S+3Tはいずれも加点2〜3。スピン三つはレベル4。うち最後のCCoSpは加点ほぼ4〜5、LSpも加点3〜5。ChSqはGOE+1.43。1.1倍になるところで3F+2A+2A+SEQ成功、加点ほぼ2〜3。3Loは加点2〜3。ソロの3Lzは加点3〜4。技術点ダントツの89.23、演技構成点最高の66.93、合計156.16は自己ベスト更新でフリーも1位、総合230.84も自己ベスト更新で3連覇。※フリーの得点は、シニアも含めて日本歴代トップとか。まあ3Aと4Tが回転不足なく入るのだから当然か。 |
フィギュアスケート (2025.2/11,12,14,18,21,28,3/1,3) 欧州選手権 (2025.1/28〜2/2 タリン・エストニア) 選手権
<女子シングル>31人エントリー。ピンザローネ(ベル)、ペトロキナ(エスト)、ユルキネン(フィン)、グバノワ(ジョー)、グトマン(伊)、クラコワ(ポー)、レポンド(瑞)等。昨年金メダルのヘンドリクス(ベル)、8位のミクティナ(墺)、4位のカイザー(瑞)は欠場。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。女子は75.0点。全体としては少し高くなった。Jスポーツ解説は岡部さん、実況は小林アナ。
13番滑走でホヴァイン(ベル。20)。昨年23位。今季CSタリン杯5位。曲は「ボヘミアン・ラプソディー」。振付はトマス・ロシュレット。冒頭の3F+3Loは第1がqマーク、第2はアンダーローテーション。続く3Lzは!マーク。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜3。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル2。解説の岡部さんに「もう少していねいに」と言われる。技術点10番目の30.68、演技構成点15番目の25.51、合計56.19は自己ベスト更新でSP11位。 15番滑走でスポアース(英。20)。初出場。曲は「Love is a Bitch」。振付は不明。なかなかスピードがあってよかった。冒頭の3F+2Tは全ジャッジが加点。続く3Loも全ジャッジが加点1〜3。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる2Aは全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のSSpは加点2〜4。技術点9番目の31.5、演技構成点14番目の25.89、合計57.39は自己ベスト更新でSP10位。 20番滑走でペゼッタ(伊。17)。今季JGP4位と5位、CSワルシャワ杯5位。曲は「火の鳥」。振付はアダム・ソルヤ。衣装は赤。なかなかパワフルな滑りだった。冒頭の3Lz+2Tは高さがあり、全ジャッジが加点2〜4。続く2Aも全ジャッジが加点2〜3。FCSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fは片手つき。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。技術点7番目の33.18、演技構成点6番目の29.55、合計62.73でSP6位。 24番滑走でザウター(ルーマニア。27)。167cm。昨年9位。今季CSブダペスト杯6位。国内4連覇。曲は「Una Noche Mas」。振付は本人。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点2〜4。続く3T+2Tはほぼ全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4.うちCSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる2Aも全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点8番目の33.03、演技構成点も8番目の28.93、合計61.96でSP8位。 25番滑走でシルト(仏。20)。昨年5位。今季仏杯10位、フィン杯6位。曲は「Laissez Moi Danser」。振付はパパダキス。冒頭の3Lz+3Tは成功。続く2Aは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル4。うち最後のLSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loも決める。StSqはレベル3で全ジャッジが加点。技術点6番目の34.49、演技構成点9番目の27.98、合計62.47でSP7位。 最終グループ26番滑走でグトマン(伊。22)。昨年10位。今季NHK杯6位、フィン杯2位。冬季ユニバ5位。曲は「Squid Game」他。振付はランビエール他。衣装は黒で、背中に線状のイカ? 音楽に合った独創的な動き。冒頭の3T+3Tは幅があり、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。2Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4でほぼうちSSpは加点2〜3。全ジャッジが加点。1.1倍になる3Lzは!マークとqマーク。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜4。技術点6番目の33.24、演技構成点5番目の30.55、合計63.79でSP5位。 27番滑走でクラコワ(ポー。22)。昨年SP25位でフリーに進めず。今季スケカナ9位、NHK杯11位。曲は「Let's Get Loud」。振付・コーチともアモディオ。今季から拠点をフランスに変えたという。冒頭の3Lz+2Tはほぼ全ジャッジが加点。続く3Fはeマーク。CCoSpとStSqはレベル3。うちStSqは生き生きと滑り、全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる2Aも決める。あと二つのスピンはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。技術点11番目の29.3、演技構成点7番目の29.4、合計58.7でSP9位。 28番滑走で地元ペトロキナ(エスト。20)。まさにタリン生まれとのこと。昨年ケガで欠場。今季NHK杯10位、フィン杯7位。曲は「Soldier」。振付はマーク・ピレイ。全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは大きく、加点2〜4。続く3Lz+3Tも加点1〜3。スピん二つはレベル4。うちCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Fも加点ほぼ2〜3。StSqはレベル3だが加点3〜4。FCSpはなぜかレベル2だが加点2〜4。終わったときガッツポーズ。解説の岡部さんが「気合が入っていました」。小林アナは「気合が空回りすることもあるが今日はいい方に働いた」。技術点最高の37.45、演技構成点3番目の31.49、合計68.94は自己ベスト更新でSP2位。 29番滑走でグバノワ(ジョー。22)。昨年銀メダル。今季仏杯8位、中国杯8位。曲は「Money, Money, Money」。振付はアダム・ソルヤ。CCoSp以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の3F+3Tは加点2〜3。続く2Aは加点ほぼ3〜4。スピン三つはレベル4。うちFCSpは加点2〜4。StSqはレベル2で加点ほぼ2〜3。「この選手はミスしないのが強み」と岡部さん。技術点2番目の37.31、演技構成点最高の31.68、合計68.99でSP1位。2位とは0.05の僅差。 30番滑走でピンザローネ(ベル。18)。昨年銅メダル。今季スケートアメリカ、仏杯とも6位。国内優勝。曲は「白鳥の湖」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。しかしこれ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは成功。スピン三つとStSqはレベル4で加点2以上。うち最後のLSpは加点3〜5、StSqとCCoSpは加点2〜4。1.1倍になる3Loも加点2〜3。後半になるにつれ良くなっていった。「昨年のメダルで自信がついた」と小林アナ。技術点4番目の35.51、演技構成点も4番目の31.29、合計66.8でSP4位。 最終滑走でレポンド(スイス。18)。昨年7位。今季スケカナ4位、中国杯6位。曲は「Mother Nature」。振付はダビド・ヴィンクール。衣装は水色と青が交互に斜めに配され、スカートの裾も花びらのよう。冒頭の3F+3Tは決める。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。イーグルから跳ぶ2Aは加点2〜4。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqとC1.1倍になる3Loも加点2〜3。CoSpは加点2〜4。終わったとき「できた」という感じで喜んだ。技術点3番目の37.09、演技構成点2番目の31.59、合計68.68は自己ベスト更新でSP3位。 フリー。 7番滑走でSP18位ユルキネン(フィン。18)。一昨年7位。今季フィン杯10位、冬季ユニバ6位。曲は「Wake of Death」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lzが!マークとqマークで転倒。予定では連続3回転だった。続く3Fは成功、全ジャッジが加点。3Lo、2Aも決める。スピン二つはレベル4。ChSqはGOE+0.71。1.1倍になるところで3Lo+2T+2Lo成功。3Lo+2Tは第1にqマークで間にオーバーターン。2S+2Loは元々ソロの3Loの予定だったが冒頭の連続ジャンプをリカバリー。StSqはレベル2。最後のCCoSpの予定が入りでよろけてスピンに入れず無得点。これが痛かった。技術点17番目の47.19、演技構成点も17番目同点の49.69、転倒の減点1、合計95.88でフリーも18位、総合146.18で18位。 8番滑走でSP17位セルナ(仏。25)。曲は「Exogenesis: Symphony Part 2」他。振付はパパダキス他。よかった。冒頭の3Lz+2Tは全ジャッジが加点2〜3。続く3S、3T、2Aも成功。うち3Tは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちStSqは音楽によく合っていて、加点2〜4。ChSqはGOE+1.36。1.1倍になる3F++2A+SEQは成功。3Lzはダウングレードで両足。3Fはqマークでステップアウト。技術点7番目の57.22、演技構成点8番目の56.15、合計113.37でフリー7位、総合163.7で11位。 16番滑走でクラコワ(ポー。22)。曲は「キャッツ」。振付はアモディオ。髪につけていた猫耳はない。冒頭の3Lzでいきなり転倒。ここは3連続の予定だった。3Loは成功。3S+2Tも決める。3T成功。スピン二つはレベル4でいずれもほぼ全ジャッジが加点。確かここで衣装替え。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3S++2A+SEQは第1がqマーク。ソロの3Sはステップアウト。2A+2T+2Loは第3がアンダーローテーションになったが、冒頭の3連続をリカバリー。FCCoSpとStSqはレベル3だがほぼ全ジャッジが加点。うちStSqはほぼ加点1〜4。「新しいコーチと一緒にジャンプを全部見直している途中なので不安定」と小林アナ。技術点12番目の54.02、演技構成点10番目の57.29、転倒の減点1、合計110.31でフリー11位、総合169.01で8位。 最終グループ19番滑走でペゼッタ(伊。17)。曲は映画「アヴァター」より3曲。振付はラノッテ。大きなジャンプが魅力。冒頭の3Fは幅があり、全ジャッジが加点2〜4。2A+3Tもすごく大きいジャンプで全ジャッジが加点3〜4。次は3Loの予定が2Loに。3Lz+2A+SEQも迫力があり全ジャッジが加点2〜4。FCSpはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3S+2Tも決める。ソロの3Lzはステップアウト。ソロの3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.79。StSqは途中でつまづき、レベル2。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。技術点3番目の63.09、演技構成点6番目の60.37、合計123.46は自己ベスト更新でフリー4位、総合186.19も自己ベスト更新で5位。キスアンドクライでコーチたちは喜んでいるが、本人はイマイチの顔。 20番滑走でグトマン(伊。22)。曲は「Wayward Sisters」他。振付はミンチオ他。冒頭の3Lz+1Eu+2Sは第1に!マーク。予定では第3は3Sだった。続く3T+2A+SEQはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Fと3S+2Tも全ジャッジが加点1〜3。前半に連続ジャンプをまとめている。ChSqはGOE+1.14。1.1倍になる2Aはややこらえた。スピン三つはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点ほぼ2〜3。ソロの2Lzは3Lzの予定だった。ソロの3Loはステップアウト。StSqはレベル3で全ジャッジが加点1〜4。技術点11番目の55.93、演技構成点5番目の61.79、合計117.72でフリー6位、総合181.51で6位。 21番滑走でピンザローネ(ベル。18)。曲は「Escapes Within」他。振付はブノワ・リショー。衣装は真っ赤。ワンピース型のスカート部分はふんわりしている。冒頭の3Lz+3Tはいずれもqマーク。ソロの3Fは!マークとqマーク。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。2Aも成功。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpは加点3〜4。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは第1がqマーク。3Lo+2Tは第1がアンダーローテーション。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。3Sはアンダーローテーション。ChSqはGOE+1.57と高得点。回転不足が多いが、「音楽の表現が指先までできている」と岡部さん。技術点4番目の61.04、演技構成点3番目の63.6、合計124.64でフリー3位、総合191.44で、昨年に続いて銅メダル。 22番滑走でレポンド(スイス。18)。曲は「グラディエーター」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。冒頭の3F+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。3Lzは!マークとアンダーローテーションで転倒。2Aはほぼ全ジャッジが加点。3Sは全ジャッジが加点1〜3。FCCoSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.21。1.1倍になる3Lo+2A+SEQは成功。3Fはアンダーローテーションでまた転倒。これは痛い。3Lo+2Tは決める。LSpとStSqは転倒の影響かレベル2で全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。「ジャンプで力んでいる」と岡部さん。技術点6番目の57.98、演技構成点4番目の61.98、転倒の減点2、合計117.96でフリー5位、総合186.64で4位。 23番滑走で地元ペトロキナ(エスト。20)。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」他。振付はマーク・ピレイ。すばらしかった。ジャンプは全て成功。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2A+3Tは加点2〜4。続くソロも3Lzは加点2〜4。3Loは加点1〜3。この後のつなぎで突然転倒。しかしすぐに起きて3Fを決め、加点1〜3。これは大きい。3Lzと3Fのエッジエラーや回転不足がないのも強い。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCCoSpとStSqは加点1〜4。1.1倍になる3Lz+1Eu+3Sはほぼ加点1〜3。3F+2Tとソロの2Aは加点1〜3。ChSqはGOE+1.29。動きがよく音楽に合っていた。技術点最高の74.53、演技構成点も最高の65.71、転倒の減点1、合計139.24は自己ベスト更新でフリー1位、総合208.18とただ一人200点台にのせ、初の金メダル。優勝インタビューでは「この瞬間を待ち望んでいた」と言ったらしい。 最終滑走でグバノワ(ジョー。22)。曲は「Balder」他。振付はアダム・ソルヤ。冒頭の3F+3Tは全ジャッジが加点1〜3。続く3Loはqマーク。ソロの3Lzと3Sは全ジャッジが加点1〜3。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは成功。3F+2Tは第1がアンダーローテーション。2Aは決める。StSqとCCoSpはレベル2。これはやや痛かったか。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。最後のSSpはレベル4。まとめることはできた。技術点2番目の64.69、演技構成点も2番目の64.93、合計129.62でフリー2位、総合198.61、2年連続で銀メダル。 <男子シングル>34人エントリー。リトヴィンツェフ(アゼ)、A.セレフコ(エスト)、M.セレフコ(エスト)、エイモズ(仏)、シャオイムファ(仏)、エガーゼ(ジョー)、グラスル(伊)、メモラ(伊)、リッツォ(伊)、ワシリエフス(ラト)、ブリッチギー(瑞)、ジュニアと掛け持ちのハガラ(スロバ)等。今季からミニマムスコアがSP+フリーの技術点合計に変更。男子は86.0点。全体としては少し高くなった。Jスポーツ解説は岡崎さん、実況は赤平アナ。 11番滑走でヴィノクール(イスラ。18)。初出場。ロシア生まれだが拠点はアメリカらしい。今季CSロンバルディア杯7位、CSネーベルホルン杯8位。国内シニア初優勝。曲は「Harlem Nocturne」他。振付・コーチともN.モロゾフ。冒頭4T成功。続く3Aも決める。ほぼ全ジャッジが加点。第2グループまでと一線を画す。スピン二つはレベル3。1.1倍になる3F+3Tはきりいに決め全ジャッジが加点。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点1〜3。CCoSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。技術点10番目の42.83、演技構成点19番目の33.52、合計76.35は自己ベスト更新でSP14位。 15番滑走でクリッシュ(ラト。19)。ウクライナ生まれ。昨年29位。今季ボルボオープン杯54優勝。国内シニア2位。曲は「It's Wonderful」。振付は不明。冒頭で4Lzに挑戦、!マークでオーバーターン。続く3F+3Tはきれいに成功、全ジャッジが加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aも決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqはレベル2。ラトビアは昨年ワシリエフスが世界選手権2枠をとった、と赤平アナ。技術点11番目の42.05、演技構成点25番目の32.43、合計74.48は自己ベスト更新でSP15位。 19番滑走で地元M.セレフコ(エスト。22)。昨年SP30位。今季CSタリン杯9位、CSゴールデンスピン優勝。国内3連覇。曲は「The Sounds of Nightmares」他。振付はアダム・ソルヤ。こげ茶色に薄茶色の斜めの模様が入った変わった衣装。冒頭の4T成功。続く3F+3Tは全ジャッジが加点2〜3。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。StSqはオフバランスの動きがたくさん入り、レベル4で全ジャッジが加点3〜4。あと二つのスピンはレベル3。うち最後のCCoSpはVマークだが全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の45.6、演技構成点7番目の39.25、合計84.85でSP6位。 23番滑走でリトヴィンツェフ(アゼ。23)。昨年16位。今季スケートカナダ5位、NHK杯9位。曲は「Games of Thrones」メドレー。振付はミハイロフ。衣装の上衣は濃いグレーに大きめのビーズ。冒頭の4Tはこらえた。続く3Aも決める。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCSSpは加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Tは全ジャッジが加点1〜3。StSqと最後のCCoSpはレベル3。うちStSqは全ジャッジが加点1〜3。技術点8番目の42.91、演技構成点14番目の34.95、合計77.86でSP11位。 24番滑走でサモイロフ(ポー。25)。昨年8位。今季フィン杯8位。曲は「Weapon of Choice」。振付はリギーニ。衣装の上衣は白に濃淡のグレーが縦横に入る。冒頭で4Sをあっさりと成功、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。続く3Aも全ジャッジが加点ほぼ2。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1が!マーク。あと二つのスピンとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。技術点3番目の48.63、演技構成点11番目の37.35、合計85.98は自己ベスト更新でSP3位。 25番滑走でジュニアと掛け持ちのハガラ(スロバ。18)。184cmの長身。昨年11位。世界ジュニア銅メダル。今季JGP3位と2位。CSネペラ記念4位。国内シニア4連覇。曲は「Another Love」。振付はヨリク・ヘンドリクス。衣装の上衣は肩口から黒、赤、臙脂に細いビーズ。4回転はなし。冒頭の3Lz+3Tは第1に!マーク。続く3Aはほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点1〜3。1.1倍になる3Fは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。CCoSpはレベル2。技術点13番目の41.23、演技構成点も13番目の35.83、合計77.06でSP13位。 26番滑走でグラスル(伊。22)。昨年出場停止。今季ファイナル4位、冬季ユニバ2位。国内優勝。曲は「Human」に変更。振付・コーチともベルナルディス。上半身は淡い茶色にこげ茶の筋模様が斜めに入る。冒頭4Lzをなんとか下りる。qマーク。続く4Lo+3Tは第1がアンダーローテーション、第2もqマーク。さらに1.1倍になる3Aもqマーク。スピン三つとStSqはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点2〜3。StSqはなんと途中で転倒。技術点14番目の40.55、演技構成点9番目の38.6、転倒の減点1、合計78.15でSP10位。 27番滑走で地元A.セレフコ(エスト。23)。昨年銀メダル。今季仏杯7位、フィン杯7位。曲は「Why'd you lie?」。振付はシニツィン。衣装の上衣は青。声援がすごい。冒頭の4Tはややこらえ気味に決める。しかし次が2Aに。全ジャッジが加点2〜3。赤平アナは「今季のSPでは3Aに苦戦していて2Aで加点をねらったのかもしれない」。FSSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは音楽によく合った動きで加点2〜5、FCSpは加点2〜4。技術点7番目の43.46、演技構成点5番目の41.19、合計84.65でSP7位。 28番滑走でメモラ(伊。21)。195cm。昨年10位。今季仏杯6位、中国杯10位。国内2位。曲は「ミッションインポッシブル2」より「Nyah」。振付はジョルダーニ他。冒頭で4Lzを決める。惜しくも!マーク。続く3Aは全ジャッジが加点。スピン三つはレベル3。うち二つは全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マーク。StSqはレベル4で全ジャッジが加点1〜3。赤平アナが「今季ケガした選手には見えない」と言う。全体によかったと思うが得点は伸びず。ルッツの!マークとスピンのレベル3のためか。技術点4番目の46.99、演技構成点10番目の37.93、合計84.92でSP5位。 最終グループ29番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。昨年7位。今季スケートアメリカ、中国杯とも4位。曲は「L'Enfer」。振付・コーチともトゥトベリーゼ他。冒頭で軽く4S+3Tを決め、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く4Tもきれいに成功、全ジャッジが加点1〜4。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。あと二つのスピンとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の53.17、演技構成点8番目の38.77、合計91.94でSP2位。キスアンドクライではコーチたちも笑顔。 30番滑走でエイモズ(仏。27)。昨年国内7位で欧州選手権出られず。今季ファイナル6位、国内優勝。曲は「Everybody」。振付は本人、フォンタナ他。冒頭の4Tの予定がパンク、2Tになり無得点。続く3Aは転倒。CCSpはレベル1。後半は立ち直り、1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。FSSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。最後のStSqはレベル3だが全ジャッジが加点3〜5。技術点30番目の30.0、演技構成点2番目の41.68、転倒の減点1、合計70.68でSP18位。う〜ん。 31番滑走でワシリエフス(ラト。25)。曲は「Helix」。振付はランビエール。衣装の上衣は青紫と赤紫が左右半分ずつ。冒頭で4Sがパンクして1Sとなり無得点。続く3Lz+3Tは成功、全ジャッジが加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqと最後のFSSpは全ジャッジが加点3〜5。1.1倍になる3Aもこらえてなんとか決める。技術点17番目の36.92、演技構成点6番目の40.9、合計77.82でSP12位。 32番滑走でリッツォ(伊。26)。昨年銅メダル。3月に右股関節手術。今季NHK杯5位、中国杯5位、国内4位。曲は「継続の「Two Men In Love」。振付はスカリ。冒頭で4T成功、全ジャッジが加点2〜4。続く3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン二つはレベル3。1.1倍になる3Aはステップアウト。StSqと最後のFSSpはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqはよく音楽に合わせて動き、加点2〜5。技術点6番目の44.42、演技構成点4番目の41.26、合計85.68でSP4位。 33番滑走でブリッチギー(スイス。26)。昨年5位。今季仏杯9位、フィン杯5位。曲は「Iron Sky」。振付はヴァトゥーリ他。冒頭の4Tはステップアウト。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン二つとStSqはレベル4。うちStSqは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで3Lz+2Tは全ジャッジが加点。予定では第2は3Tだった。FCSpはレベル3で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ヒザが具合悪いらしい。技術点12番目の41.34、演技構成点3番目の41.56、合計82.9でSP8位。 最終滑走でシャオイムファ(仏。24)。昨年金メダル。今季仏杯優勝、中国杯3位。ファイナルは右足首のケガで欠場。曲は「SOS d'un terrien en detresse」他。振付はブノワ・リショー。冒頭の4T+3Tは第2がqマーク。続く4Sは成功。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは大きなバタフライも入り、加点ほぼ4〜5、最後のCSSpは加点2〜5。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2〜3。技術点2番目の49.58、演技構成点最高の43.54、合計93.12でSP1位。 フリー。Jスポーツ解説は岡部さんに交代。実況は赤平アナ。 7番滑走でSP18位エイモズ(仏。27)。曲は「Van Gogh」他。振付は本人、ジマーマン他。この選手は「欧州選手権と相性が悪い」と岡部さん。赤平アナによれば「年明けに体調を崩して2週間くらいしか練習できていない」らしい。冒頭の4Tはアンダーローテーションで転倒。2本目を試みたが2Tとパンク。3Lzは成功。3Aはダウングレードで転倒。FCCoSpとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。1.1倍になる3Aもアンダーローテーションで転倒、繰り返しの違反。3Tは決める。しかし次は1Fになりeマークも。ここで気持ちが切れたらしい。あと二つのスピンはレベル3で全ジャッジが加点。うち最後のCCoSpは加点2〜4。ChSqはGOE+2.07の高得点。技術点24番目の40.47、演技構成点9番目の76.69、転倒の減点4、合計113.16でフリー22位、総合183.84で22位。 11番滑走でSP14位ヴィノクール(イスラ。18)。生まれはモスクワだが拠点はアメリカ。初出場。曲は「Fly Me to the Moon」他。振付・コーチともモロゾフ。なかなかこれからが楽しみ。冒頭で4T+2Tを成功、全ジャッジが加点1〜3。続くソロの4Tは両足。3Aはqマーク。3Sは決める。FCSpとStSqはレベル3。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQは第1にqマーク。3F+3Tはこらえる。3Lzには!マーク。ChSqはGOE+0.14。CCoSpはレベル4。最後のCSSpはレベル2。最初にきれいな4回転を跳んだが、後半目に見えてスタミナがなくなっていったが、なんとかまとめた。技術点7番目の76.2、演技構成点15番目の68.49、合計144.69でフリー12位、総合221.04で13位。 12番滑走でSP13位ハガラ(スロバ。18)。184cm。ジュニアとかけもちで5回目の出場。曲は「James Bond 007 Theme」。振付はフラヴァセク他。4回転はなし。冒頭3A+2Tとソロの3Aほ成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3F+3Tとソロの3Loも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル3.うちStSqはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2A+SEQは第1にeマーク。ソロの3Fと3Sは決める。ChSqはGOE+0.71。技術点6番目の76.34、演技構成点13番目の70.74、合計147.08でフリー10位、総合224.14で12位。 13番滑走でSP12位ワシリエフス(ラト。25)。曲は「ラ・バヤデール」。振付はランビエールとムンタギロフ。すばらしかった。解説の岡部さんも「今まで見た中で一番かもしれない。バレエ音楽の王道を緩急つけて表現できている」。赤平アナも「4回転2本と3Aが入ったのもすばらしい」。冒頭の4S+3Tは決めたが、第1がアンダーローテーション、第2はqマーク。続くソロの4Sもqマーク。3A+2A+SEQははこらえた。ソロの3Fはきれいに成功、全ジャッジが加点2〜3。CCoSpとStSqはレベル2だが全ジャッジが加点。うちStSqはバレエっぽい動きも入り、加点1〜4。1.1倍になるソロの3Aはqマーク。3Lz+1Eu+3Sは全ジャッジが加点2〜4。ソロの3Loはステップアウト。あと二つのスピンはレベル4。うちFSSpは全ジャッジが加点2〜5。最後のChSqは情感たっぷりに滑り、GOE+1.64の高得点。倒れ伏して終わると大歓声。技術点5番目の77.99、演技構成点3番目の83.89、合計161.88でフリー4位と大挽回、総合239.7で6位。 14番滑走でリトヴィンツェフ(アゼ。23)。曲は継続の「くるみ割り人形」より「Dance of the Sugar Plum Fairy」他。振付はミハイロフ。大会の二日前の練習で左足をひねったとのこと。冒頭の4Sはアンダーローテーションで転倒。続く4T+3Tは全ジャッジが加点1〜4。ソロの4Tはアンダーローテーションで転倒。3Loは決める。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点2〜4。ChSqはGOE+0.07。解説の岡部さんが演技後に「みんなが知っているくるみ割り人形の曲なのでもう少し何かしてほしい」。足が痛かったのかジャンプのためのお休みになっていた。1.1倍になる3A+1Eu+2Sはステップアウト。3F+A+SEQは第2が構えだけになった。ソロの3Aはqマークでこらえた。StSqはレベル2。最後のCCoSpは無得点。技術点17番目の62.94、演技構成点13番目の70.03、合計130.97でフリー16位、総合208.83で15位。 15番滑走でSP10位グラスル(伊。22)。曲は「Electricity」他。振付・コーチともドゥ・ベルナルディス。冒頭で4Lzを決めるが!マーク。続く4Loはダウングレード。4Sはqマークだが決める。3A3Tは第1がqマーク。ChSqはGOE+0.93。1.1倍になる3A+2A+2A+SEQはまたも第1がアンダーローテーション。3Lo+3Tはほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点2〜4。ソロの3Lzは!マークで転倒。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点ほぼ2〜3。最後のCCSpはレベル3で全ジャッジが加点1〜3。技術点3番目の81.87、演技構成点8番目の78.72、転倒の減点1、合計159.59でフリー5位と挽回、総合237.74で8位。イタリアは、世界選手権の枠が2枠なので、この大会で代表が決まる。グラスルは厳しいか。 16番滑走でSP9位ノルデバック(スウェ。20)。曲は「How It Ends」。振付はデイヴィッド・ウィルソン。スピンが速くてうまい。4回転なし。冒頭の3Aはステップアウト。続く3A+2Tは決める。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点。3Loも成功。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちCSSpは加点3〜4。1.1倍になる2A+1Eu+3Sは成功。ソロの3Lzと3Fも決める。エッジエラーがないのはいい。ChSqはGOE+1.0。最後のCCoSpはレベル3でほぼ全ジャッジが加点1〜3。技術点12番目の72.66、演技構成点も12番目の75.43、合計148.09でフリー9位、総合227.11で11位。 17番滑走でブリッチギー(スイス。26)。曲は「Lux」。振付はアダム・ソルヤ他。冒頭で4T+2T成功、全ジャッジが加点1〜4。続けてソロの4Tも成功、全ジャッジが加点2〜5。3A+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜4。ここまでで42点以上。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。CCoSpはレベル3で全ジャッジが加点2〜4。あと二つのスピンとStSqはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うちCSSpは加点ほぼ3〜4、StSqとFCCoSpも加点2〜4。1.1倍になるソロの3Aは全ジャッジが加点2〜3。3Lz+3Tも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fはステップアウト。最後のChSqはGOE+1.71の高得点。技術点最高の98.31、演技構成点も最高の85.88、合計184.19は自己ベスト更新でフリー1位と躍進、総合267.09で金メダル。優勝インタビューでは(たぶん)「何と言っていいかわからない。観客、家族、チームに感謝する」と言っていた。 18番滑走で地元A.セレフコ(エスト。23)。曲は「Basslineloss」他。振付はデヴィッド・ウィルソン。冒頭で3T+3Tを跳んだがおそらく4T+3Tの予定だった。全ジャッジが加点2〜4。次はソロの4Tの予定が2Lzのステップアウト。ソロの3Loと3Aは全ジャッジが加点。うち3Loは加点2〜4。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。StSqとあと二つのスピンはレベル3.うちStSqは全ジャッジが加点2〜4。1.1倍になる3Aはqマークで転倒。連続ジャンプの予定だったが、繰り返しの違反に。3Lz+2A+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。3Fは!マーク。ChSqはGOE+1.57。技術点15番目の67.21、演技構成点7番目の80.05、転倒の減点1、合計146.26でフリー11位、総合230.91で9位。 最終グループ19番滑走で地元M.セレフコ(エスト。22)。曲は映画「 Westworld」より「Main Title Theme」他。振付はアダム・ソルヤ。すごい声援。冒頭4Lo成功、ほぼ全ジャッジが加点2〜4。次は4Tからの連続ジャンプの予定だったが、2T+2Tに。3Aはきれいに決め、全ジャッジが加点ほぼ3〜4。スピン二つはレベル3。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.36。1.1倍になる3F+3Tは第2がqマーク。3A+1Eu+3Sはやや乱れる。しかし次が3Lzのはずが1Lzに。CCSpとStSqはレベル2だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。技術点10番目の73.62、演技構成点6番目の80.53、合計154.15でフリー7位、総合239.0で7位。 20番滑走でメモラ(伊。21)。曲は「Song for the Little Sparrow」。振付はフーザルポリ他。すばらしい。冒頭でものすごく幅のある4Lz+3Tを決める。ただし第1に!マーク。3Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜4。そしてもう1本4Lzを決める。全ジャッジが加点2〜4。ここまでで42点以上。3Loも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル3で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点2〜4。1.1倍になるところで3A+1Eu+3S成功、全ジャッジが加点2〜4。3Lz+2A+SEQも全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fはqマークでこらえた。FSSpはレベル1。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜4。ChSqはGOE+1.29。1位になるかと思ったが、スピンのレベル取りこぼしが響いたか。技術点2番目の97.41、演技構成点6番目の80.28、合計117.69は自己ベスト更新でフリー2位と浮上、総合262.61も自己ベスト更新で銀メダル。解説の岡部さんが本人から聞いたところでは「一番背が伸びているときは夜伸びる音がした」とか。「その年はジャンプを全部作り直した」とも。 21番滑走でリッツォ(伊。26)。曲は継続の「Fix You」から「Miserere」に変更。振付はラノッテか。冒頭の4Tはアンダーローテーションで大きくステップアウトして両手付き。転倒扱い。続く4Loはqマークでステップアウト。3Lz+3Tは第1に!マーク。スピン三つはレベル3。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+1.29。1.1倍になるソロの3Aはステップアウト。3A+2A+SEQは決める。ソロの3Lzは!マーク。最後のStSqはレベル4で全ジャッジが加点2〜4。技術点9番目の73.64、演技構成点4番目の82.89、転倒の減点1、合計155.53でフリー6位、総合241.21で5位。一応、イタリア勢3人のうち上位2人には入った。 22番滑走でサモイロフ(ポー。25)。曲は「Lay My Body Down」。振付はリギーニ。冒頭の4Lzは!マークでステップアウト。続く4Sは決める。ほぼ全ジャッジが加点1〜3。ここは連続ジャンプの予定だった。ソロの3Aもこらえる。3Loは全ジャッジが加点1〜3。CCSpはレベル4で全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Fで転倒。前半に連続ジャンプがなかったので、ここで第2を付けたかった。続く3Lz+3Tは成功。3F+1Eu+2Sも何とか決める。あと二つのスピンとStSqはレベル3.うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。ChSqはGOE+0.79。技術点13番目の68.1、演技構成点12番目の76.59、合計143.69でフリー13位と大きく後退、総合229.67で10位。 23番滑走でエガーゼ(ジョー。22)。曲は「The Winter」他。振付・コーチともグレイヘンガウス他。冒頭は4Tの予定だったが、3Tになる。次も4Sの予定が2Sに。4S+3Tは決め、ほぼ全ジャッジが加点。さらに3A+2A+SEQ、3A+1Eu+3Sと連続ジャンプを前半に固め打ち。1.1倍になる3Fは成功。3Lzは!マーク。スピン二つはレベル3。StSqと最後のCSSpはレベル4でほぼ全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+1.14。技術点8番目の75.98、演技構成点11番目の75.95、合計151.93でフリー8位、総合243.87で4位。キスアンドクライではSPとはうってかわってコーチたちも固い顔。 最終滑走でシャオイムファ(仏。24)。曲は「デューン 砂の惑星」より「Paul's Dream」他。振付はブノワ・リショー。まだ足が痛い感じで着氷が安定しない。冒頭は4Tだが転倒。続く4Sは成功、全ジャッジが加点2〜4。3Fは全ジャッジが加点ほぼ3〜4。3Aはステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点2以上。うちStSqとスピン二つは加点ほぼ3〜4。1.1倍になるところで2本目の4Tもステップアウトして繰り返しの違反に。3Lz+1Eu+3Sは全ジャッジが加点1〜3。3A+2A+SEQは間にオーバーターン。ChSqはGOE+1.93の最高得点。技術点4番目の80.13、演技構成点2番目の85.74、転倒の減点1、合計164.87でフリー3位、総合257.99で銅メダル。 |
フィギュアスケート (2025.2/22、23,24) 四大陸選手権 (2025.2/19〜23 ソウル・韓国) 選手権
<男子シングル>24人エントリー。日本からは壷井、三浦佳生、友野。アメリカからプルキネン、樋渡、マー(当初エントリーからトルガシェフ、ナウモフが辞退)。カナダからサドフスキー、ラキッチ等。地元韓国からはチャ、キム・ヒョンヨン。カザフスタンはシャイドロフとジレンバイエフ。中国はチェン・ユドンなど。ボーヤン・ジンはいない。2/15にチウが欠場、ニューナムが繰上げ出場。イ・シヒョンは棄権。フジ地上波では、日本人3人とシャイドロフ、チャの5人を放送。解説は無良、実況は上中アナ。
17番滑走で壷井(22)。昨季全日本7位。今季NHK杯3位。全日本3位。曲は「En Aranjuez Con Tu Amor」。振付は川越正大。冒頭で4Sがアンダーローテーションで転倒。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4。うちCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点1〜3。StSqはレベル3で全ジャッジが加点2〜3。技術点3番目の41.3、演技構成点7番目の37.77、転倒の減点1、合計78.07でSP6位。 19番滑走で友野(26)。昨季全日本6位。今季仏杯5位、フィン杯6位。全日本5位。曲は「Tshegue」他。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の4T+3Tは惜しくも最後オーバーターン。しかし次が4Sのパンクした2Sで無得点。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点。うち二つは加点2〜3。1.1倍になる3Aは全ジャッジが加点2。渾身のStSqはレベル3だが全ジャッジが加点3〜5。技術点7番目の39.04、演技構成点40.8、転倒の減点1、合計79.84でSP3位。 22番滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。昨年6位。世界選手権14位。今季ファイナル5位。冬季ユニバ4位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より「Worm Ride」等。振付はリギーニ。ジャンプが安定していた。冒頭の4Lz+3Tは余裕があり、全ジャッジが加点2〜5。続く3Aも幅があり全ジャッジが加点ほぼ3。FCSpとStSqはレベル3でほぼ全ジャッジが加点。1.1倍になるところで4T成功。あと二つのスピンはレベル4.うちCSSpは全ジャッジが加点2〜3。技術点最高の55.78、演技構成点4番目の38.95、合計94.73でSP1位。 23番滑走で地元チャ(韓。23)。昨年銅メダル。世界選手権10位。今季スケートカナダ3位、フィン杯フリー棄権。冬季ユニバ3位。曲は「Natural」。振付はシェイリン・ボーン。冒頭は4Sの予定がパンクして2Sとなり無得点。得意の3Lz+3Loは成功、ほぼ全ジャッジが加点1〜3。スピン二つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5。1.1倍になる3Aは慎重に跳び、全ジャッジが加点1〜3。最後のCCoSpはレベル2でVマークだが全ジャッジが加点2〜3。技術点9番目の37.43、演技構成点最高の41.81、合計79.24でSP4位。 最終滑走で三浦(19)。昨季世界選手権8位。今季スケートアメリカ3位、NHK杯6位。全日本8位。曲は「Conquest of Spaces」。振付はブノワ・リショー。冒頭の4Sはよくこらえた。続く3Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つはレベル4.うち最後のCSSpは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3F+3Loは第2がダウングレードで転倒。試合でほとんど跳んだことのない連続ジャンプらしい。StSqはレベル3だがスピードに乗り、全ジャッジが加点2〜3。ケガのため構成はレベルを落としたとのこと。技術点6番目の39.25、演技構成点3番目の40.55、転倒の減点1、合計78.8でSP5位。 フリー。 14番滑走でサドフスキー(加。25)。曲は「インターステラー」。振付はシュイナール他。冒頭の4Sは全ジャッジが加点2〜3。続く3Lzはステップアウト。3Aは決める。3Lo+2A+SEQは第1にqマークでこらえた。StSqとFCCoSpはレベル3だが全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。1.1倍になるところの3連続は2S+1Eu+ステップアウトとなり第3は無得点。予定では、第1が4Sだった。3Lz+2Tは成功。ソロの2Aも決める。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点3〜5。ChSqは最後でよろけてGOE-0.57。技術点14番目の65.29、演技構成点7番目の75.76、合計141.05でフリー9位、総合213.9で10位。 15番滑走でSP8位の地元キム・ヒョンヨン(韓。18)。曲は「Hold On to Hope in the Dark Time」他。振付はシン・イェジ。冒頭の4Tは成功。続く3Aはアンダーローテーション。3Lz+3Tは全ジャッジが加点。ソロの3Fに!マーク。スピン三つとStSqはレベル4。うちFCSpはほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Lz+3Tは全ジャッジが加点。3Lo+2A+2A+SEQも決める。ソロの3Sは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.29。技術点4番目の82.44、演技構成点13番目の70.06、合計152.5でフリー6位、総合226.16で7位。 16番滑走でSP7位ニューナム(加。22)。曲は「Buenos Aires Hora Cero」他。振付は不明。初めて見る選手か。冒頭の3連続はいきなり3Aがパンクして1A+1Eu+3Sに。続く3F+3Tは第1に!マークとqマーク。ソロの3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2。3Lo+2A+SEQも成功全ジャッジが加点。FSSpはレベル4。1.1倍になる3Fはステップアウト。次の3Loは片手つき。2Aは決め、全ジャッジが加点1〜3。ChSqはGOE+0.86。あと二つのスピンとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。うちFCCoSpは加点1〜3。技術点16番目の60.86、演技構成点11番目の70.67、合計131.53は自己ベスト更新でフリー14位、総合205.34も自己ベスト更新で12位。 17番滑走で壷井(22)。曲は「道化師」。振付はスカリ。冒頭の4S+3Tは間にオーバーターン二回。ソロの4Sはqマークでステップアウト。3Aは決める。FSSpとStSqはレベル3で全ジャッジが加点。1.1倍になる3A+1Eu+3Sも成功。3Lz+2A+SEQは第1が!マーク。ソロの3Loは成功。あと二つのスピンはレベル4。ChSqはGOE+0.86。ソロの3Fは全ジャッジが加点1〜3。技術点5番目の81.71、演技構成点8番目の75.15、合計156.86でフリー5位、総合234.93で5位。 18番滑走で三浦(19)。曲は「シェルブールの雨傘」。振付は。冒頭の4S+2Tはスピードがあり全ジャッジが加点2〜4。しかし続くソロの4Sで転倒。予定では3Aだったらしい。次は2Aにパンク。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちFCSpは加点ほぼ2〜3、最後のCCoSpは加点2。もう一回ソロの3Aに挑戦、なんとか決める。StSqはレベル2だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になるソロの3Lzは全ジャッジが加点1〜3。3F+1Eu+3Sの予定が+1Eu+の後両足をついてしまうが2Sを付けた。ChSqはGOE+1.36。3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点2〜3。CSSpはレベル3だが全ジャッジが加点1〜3。技術点10番目の71.22、演技構成点4番目の81.46、合計151.68でフリー7位、総合230.48で6位。 19番滑走でチャ(韓。23)。曲は「Balada para un Loco」に変更。振付はシェイリン・ボーン。 終わったとき、ホッとした感じ。パンクした2T以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の4Sはきれいに決まり、加点3〜4。次は4Tがパンクして2Tに。得意の3Lz+3Loは加点2〜4。StSqとスピン三つはレベル4。うちStSqとCCoSpは加点3〜5。1.1倍になる3F+1Eu+3S成功、加点2〜3。3A+2A+SEQも決め、加点2〜3。ソロの3Fは加点3〜5。ChSqは音楽に合わせて大きく動き、加点4〜5。技術点2番目の95.27、演技構成点最高の90.51、合計185.78でフリー2位、総合265.02で銀メダル。 20番滑走で友野(26)。曲は「Butterfly」他。振付はローリ・ニコル。冒頭の4S+2Tは全ジャッジが加点。ソロの4Sの予定が2Sにパンク。次をソロの4Sに変えて決める。ソロの3Loは2Loに。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜5。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3A+1Eu+3Sを決め、全ジャッジが加点。3F+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Aも成功、全ジャッジが加点。技術点6番目の82.55、演技構成点2番目の82.55、合計162.24でフリー4位、総合242.08で4位。 21番滑走でSP2位ジミー・マー(米。29)。曲は「Clair de Lune」。振付はアダム・ブレイク他。すばらしかった。冒頭の4T+3Tは全ジャッジが加点2。続くソロの4Tも全ジャッジが加点2〜3。3Loは転倒。スピン三つはレベル4で全ジャッジが加点ほぼ2〜3。ソロの3Lzも全ジャッジが加点2〜3。StSqはレベル3だが全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3A+2A+SEQは第1がqマーク。続くソロの3Aは決める。3F+1Eu+3Sの第1に!マーク。ChSqはGOE+1.21。技術点3番目の85.94、演技構成点77.55、転倒の減点1、合計162.49でフリー3位、総合245.01で銅メダル。 最終滑走でシャイドロフ(カザフ。20)。曲は「Moonlight Sonata」他。振付はリギーニ。圧倒的なジャンプ力を見せた。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭で3A+1Eu+4Sを決め、加点2〜5。試合で成功したのは初めてらしい。続く4Lzは加点2〜4、4Tはほぼ加点1〜3。ソロの3Loは加点2〜3。FCSpとStSqはレベル3。うちStSqは加点2〜3。あと二つのスピンはレベル4で加点2〜3。1.1倍になるところでなんと4T+3Tを決め、加点ほぼ2〜3。さらに3Lz+2A+SEQも成功、加点2〜4。ソロの3Lzも加点2〜3。ChSqはGOE+1.0。ノーミスで終え、氷に横たわった。技術点ダントツの109.02、演技構成点4番目の81.35、合計190.37は自己ベスト更新でフリーも1位、総合285.1も自己ベスト更新で初の金メダル。 <女子シングル>21人エントリー。日本からは樋口、千葉、松生。アメリカからリウ、テネル、エヴゥハート。カナダからスキーザス、デュピュイ等。地元韓国からキム・チェヨン、ユン・アースン、なんと資格停止だったイ・ヘインも。その他ロシアから転籍のサモデルキナ(カザフ)、中国からシァンイ・アン、ホンイー・チェン等。フジ地上波では、日本人3人とキム・チェヨン、アメリカの3人を放送。解説は村上佳菜子、実況は上中アナ。 13番滑走で樋口(24)。昨季全日本12位。今季ファイナル4位、全日本3位。曲は「デューン 砂の惑星 PART2」より4曲。振付はバトル。冒頭の2Aは全ジャッジが加点ほぼ3。しかし次の3Lzからの連続ジャンプの予定がステップアウト。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。1.1倍になる3F+3Tで連続ジャンプをリカバリーしたが、第1に!マーク、第2はqマーク。技術点9番目の33.61、演技構成点6番目の31.49、合計65.1でSP7位。 14番滑走で松生(20)。昨季全日本17位。今季ファイナル6位、全日本5位。曲は「Ain't We Got Fun」。振付は佐藤紀子。冒頭の2Aはいつも通りふんわりと成功、全ジャッジが加点2〜3。続く3F+3Tは第1が!マークでアンダーローテーション、第2もアンダーローテーション。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点1〜4。1.1倍になる3Lzの予定が2Lzになり無得点。痛かった。StSqとLSpはレベル3で全ジャッジが加点2以上。うち最後のLSpは加点2〜4。技術点16番目の25.24、演技構成点9番目の29.83、合計55.07でSP13位。 15番滑走でアリサ・リウ(米。19)。昨季はまだ引退中。今季スケートカナダ6位、NHK杯4位。全米2位。曲は「Promise」。振付はスカリ。冒頭の3F+3Tは第2がアンダーローテーション。以降の全要素に全ジャッジが加点。2Aは加点ほぼ2〜3。スピン二つはレベル4。うちFCSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lzは加点1〜3。StSqはレベル3で加点2〜4。最後のLSpはレベル2だが加点3〜4。技術点6番目の34.59、演技構成点4番目の32.5、合計67.09でSP4位。 最終グループ16番滑走でエヴァハート(米。18)。昨季全米シニア4位。今季仏杯5位、フィン杯4位。全米3位。曲は「Reel Around the Sun」。振付はシェイリン・ボーン他。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の3T+3Tはほぼ加点1〜3。2Aも加点1〜3。スピン三つはレベル4。うちLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lzは加点2〜3。最後のStSqはレベル3だが加点2〜5。技術点4番目の36.41、演技構成点7番目の30.95、合計67.36でSP3位。 17番滑走でテネル(米。27)。昨季全休。今季スケートアメリカ、NHK杯とも5位。全米4位。曲は「Lord of the Dance Medley」。振付はブノワ・リショー。冒頭の3Lz+3Tは第2がアンダーローテーション。これ以降の全要素に全ジャッジが加点。続く2Aは加点1〜3。LSpはレベル3で加点ほぼ2〜3。1.1倍になる3Loは加点2〜3。あと二つのスピンはレベル4。うち最後のCCoSpは加点3〜4。StSqはアイリッシュ・ダンスの動きも入れ、レベル2だが加点2〜4。技術8番目の33.66、演技構成点3番目の32.92、合計66.58でSP5位。 20番滑走でキム・チェヨン(韓。18)。昨年銀メダル、世界選手権銅メダル。今季仏杯4位、中国杯3位。曲は「トロン: レガシー」。振付はブノワ・リショー。万事そつがない。全要素にほぼ全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点ほぼ3。続く3Lz+3Tも加点ほぼ2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うち最後のLSpは加点3〜4。1.1倍になる3Fは加点3〜4。回転不足やエッジエラーがないのが強み。技術点最高の40.15、演技構成点2番目の33.87、合計74.02は自己ベスト更新でSP1位。 最終滑走で千葉(19)。昨年金メダル、世界選手権7位。今季ファイナル2位、全日本4位、冬季ユニバ2位。曲は「Last Dance」。振付はウィーバー。緊張していたが、全体としてはうまくできた。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。続く2Aは全ジャッジが加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うち最後のLSpは加点3〜5、CCoSpとStSqは加点ほぼ3〜4。1.1倍になる3Fもqマーク。技術点2番目の37.13、演技構成点最高の34.07、合計71.2でSP2位。 フリー。 9番滑走で松生(20)。曲は「Lux Aeterna」。振付はローリ・ニコル。衣装は銀。冒頭の3Loは滑らかに成功、全ジャッジが加点1〜3。続く3Lz+3T+2Tは第1、第2ともqマーク。次の3Fもqマーク。ChSqは全ジャッジが加点2〜3。ソロの2Aも全ジャッジが加点1〜3。スピン三つとStSqはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCoSpは加点3〜4、StSqと最後のLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz+2Tは成功。しかし3Fからの連続ジャンプの予定がダウングレードでステップアウトし、第2を付けられずに繰り返しの違反。3S+2A+SEQとして連続ジャンプはリカバリーしたが、いずれもqマーク。技術点9番目の60.64、演技構成点8番目の61.39、合計122.03でフリー9位、総合177.1で11位。 12番滑走でイ・ヘイン(韓。19)。曲は「Ark Ascending」他。振付はシン・イェジ。まだ試合勘が戻っていないか。冒頭の3Lzで見事に転倒。連続3回転の予定だった。続く3Loは全ジャッジが加点1〜3。3F+3Tで連続ジャンプをリカバリーしたが、第2がアンダーローテーションで両足。3S+2T+2Loは成功。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点2〜4。1.1倍になる3F+2A+SEQは第1がqマーク。ソロの3Lzは!マークとqマークの上、繰り返しの違反。2Aは全ジャッジが加点。ChSqはGOE+1.43。技術点8番目の61.54、演技構成点7番目の61.79、転倒の減点1、合計122.33でフリー8位、総合183.1で8位。 14番滑走でサモデルキナ(カザフ。17)。曲は「Ave Maria」他。振付は不明。ジュニアの試合とプログラムが違うようだ。冒頭の3F+2Tは全ジャッジが加点1〜3。2Aと3S、3Loはいずれも全ジャッジが加点2〜3。すごく手堅く演技している感じ。スピン二つはレベル4。うち最後のCCoSpは全ジャッジが加点2〜3。StSqとLSpはレベル3。1.1倍になる3Lz+3Tは第1に!マークとqマーク。ソロの3Fは全ジャッジが加点。3Lz+2A+2T+SEQは第1に!マーク。ChSqはGOE+0.48。技術点3番目の69.49、演技構成点9番目の59.9、合計129.39でフリー6位、総合193.37で7位。 15番滑走で樋口(24)。曲は「Nature Boy」他。振付はシェイリン・ボーン。冒頭の2Aは余裕があり全ジャッジが加点3。続く3Lz+3Tは第2にqマーク。ソロの3Loは全ジャッジが加点1〜4。スピン三つとStSqはレベル4でほぼ全ジャッジが加点。うちStSqは加点3〜4。ソロの3Sはqマーク。ChSqはGOE+1.07。1.1倍になる3Lzで転倒。3連続の予定だった。次を3Lo+2A+2A+SEQとしてリカバリー。3F+2Tは第1が!マーク。技術点5番目の66.79、演技構成点4番目の64.27、転倒の減点1、合計130.06でフリー5位、総合195.16で5位。試合後のインタビューで「ミスはあったが、SP、フリーとも落ち着いてできたのがよかった。世界選手権はまた緊張すると思うが今回の経験を生かしたい」。 17番滑走でテネル(米。27)。曲は継続の「トゥーランドット」より「Nessun Dorma」。振付はブノワ・リショー。衣装は黒にたくさんのビーズ。ほぼノーミス。いよい完全復活か。冒頭の3Lz+3Tは第2がqマーク。つづく3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点1〜3。ソロの3Fと2Aはいずれも全ジャッジが加点2〜3。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちCCSpは加点2〜4。StSqはレベル2だがほぼ全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Sは全ジャッジが加点。3Lz+2T+2Loも成功。ソロの3Loはこらえた。ChSqはGOE+1.71の高得点。技術点2番目の70.97、演技構成点も2番目の66.83、合計137.8でフリー2位、総合204.38で銀メダル。 18番滑走でアリサ・リウ(米。19)。曲は「MacArthur Park」。振付はスカリ。衣装は金。冒頭の3Fは!マーク。3Lz+3Tは第2がqマーク。次は3Sの予定が2Sに。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点 2以上。うちFCSpは加点2〜4。ソロの3Loは全ジャッジが加点2〜3。1.1倍になる3Lz+2A+2T+SEQは第2にqマーク。3F+2Tの第1が!マーク。ソロの2Aは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。StSqとLSpはレベル3だが全ジャッジが加点ほぼ3以上。うち最後のLSpは加点3〜4。ChSqはGOE+1.43。技術点6番目の65.49、演技構成点3番目の65.97、合計131.46でフリー4位、総合198.55で4位。3Aの練習もしているらしい。 19番滑走でエヴァハート(米。18)。曲は「火の鳥」。振付はカナエワ他。衣装は赤。冒頭の3Lzは全ジャッジが加点ほぼ2〜3。続く2A+3Tは第2にqマーク。ソロの3Fにもqマーク。3Lo+2A+SEQは全ジャッジが加点。CCoSpはレベル3、StSqはレベル2だがいずれも全ジャッジが加点1〜3。1.1倍になる3Loは全ジャッジが加点。3Lz+2T+2Loも成功。ソロの3Sはほぼ全ジャッジが加点1〜3。あと二つのスピンはレベル4で全ジャッジが加点2以上。うち最後のFCCoSpは加点2〜4。ChSqはGOE+0.93。すごくよく見えたが、あまりGOE伸びず。技術点4番目の69.07、演技構成点5番目の63.6、合計132.67でフリー3位、総合200.03で銅メダル。 20番滑走で千葉(19)。曲は「Ariana Concerto No.1」。振付はローリ・ニコル。衣装は濃いピンク。全体にスピードもキレもなかった。緊張に負けたのかと思ったが、前夜から体調不良だったらしい。冒頭の3F+3Tは第1が!マーク。3Sはqマークであっさり転倒。3Loはほぼ全ジャッジが加点1〜3。2Aは決める。ChSqはGOE+0.86。スピン二つはレベル4で全ジャッジが加点。うちLSpは加点2〜4。1.1倍になる3Lz++2A+SEQと3Lz+2T+2Loは成功、ほぼ全ジャッジが加点。しかしソロの3Fがアンダーローテーションで転倒。最後のCCoSpはレベル2でVマーク。終わったとき、氷にがっくりひざをついた。どこか痛いように見えた。技術点7番目の62.84、演技構成点6番目の63.04、転倒の減点2、合計123.88でフリー7位、総合195.08で6位。 最終滑走でキム・チェヨン(韓。18)。曲は「Whisperers from the Heart」。振付はシン・イェジ。ノーミス。最後のスピン以外の全要素に全ジャッジが加点。冒頭の2Aは加点2〜3。続く3Loも加点2〜3。3F+2T+2Loは加点1〜3。3Sも加点2〜3。スピン三つとStSqはレベル4。うちStSqは加点ほぼ4。1.1倍になる3Lz+3Tは加点2〜4。3Lz+2A+SEQは加点1〜3。ソロの3Fも加点2〜3。ChSqはGOE+1.64。技術点最高の78.27、演技構成点も最高の70.09、合計148.36でフリーも1位、総合222.38で初の金メダル。すばらしい得点なのにキスアンドクライでは喜ぶというより戸惑っているようだった。 |
○ アテネ・オリンピック出場決定! (2004.4) ・・・2004.7.17追記あり | |
こんなに苦しむとは思わなかったが、サッカー23歳以下日本代表がアテネ五輪の出場権をついに勝ち取った。 | |
○ やっぱり、ワールドカップ (2002.8) | |
ワールド・カップの楽しみは、日本代表の活躍に対する期待も当然ながら、それとは別に、各国、特に | |
○ 生(あ)れ出(いで)よ! サッカー文化 (2001.8) | |
Jリーグが始まって9年目だというのに、日本のテレビは、いっこうにカメラワークが上手くならない。 | |
○ やっぱりワールド・ユースの銀メダル (1999.6) | |
素晴らしい週末だった。1999年4/25は未明から夜まで、サッカーづくめ。 |