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2006マラソン・バックナンバー


12/3 福岡国際マラソン
11/20 東京国際女子マラソン
##3月から5月までの書き込みは紛失。
3/12 名古屋国際女子マラソン
3/5 びわ湖毎日マラソン

2/12 東京国際マラソン
2/5 別府大分毎日マラソン
1/29 大阪国際女子マラソン
1/2-3 箱根駅伝

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マラソン (2006.12/4)

福岡国際マラソン (2006.12/3)  世界選手権選考レース
 藤田、尾方惨敗…。陸上の皇帝・エチオピアのゲブレシラシエが優勝。ともに福岡での優勝経験がある藤田(富士通)と尾方(中国電力)は、28km過ぎでズルズル後退。ペースメーカーが折返した後、はずれ、そこまでついていた諏訪(日清食品)も遅れる。日本人でついていたのは、奥谷(スバル)だけ。昨年優勝のバラノフスキー(ウクライナ)と、モロッコのガリブもぴったり。ゲブレシラシエがだんだんペースをあげ、奥谷も落ちる。とうとう39kmくらいで誰もついていけなくなった。寒さが苦手といいながら余裕の2.06.52で優勝。バラノフスキーはトラックに入ってから、左足がけいれんしていたらしいのに、全力疾走して、ガリブを逆転し2位。諏訪も競技場で奥谷を追いかけたが、3秒及ばず。奥谷は2.08.49で、 世界選手権選考基準の2.09.29を切る日本人1位をクリア。尾形は6位、藤田は8位。

マラソン (2006.11/20)

東京国際女子マラソン (2006.11/19) 世界選手権選考レース
 高橋尚子残敗…。土佐と高橋の一騎打ちと言われ、事実そう展開した。競技場の中から土佐がペースメーカーの前に出る走りでペースを5km16分台に。外国招待選手も次々脱落していく中、先頭集団には、エチオピアのジジ、昨年準優勝のバルシュナイテ、マラソン2回目の尾崎(資生堂)。とにかく見ている方もつらい程の激しい雨。気温も10℃を割り、高橋は帽子と手袋はしていたが、アームウォーマーなし。途中でその手袋や帽子もはずしてしまう。10kmでなぜかペースメーカーが1人やめてしまう。中間点あたりでジジが脱落、ペースメーカーと土佐、高橋だけに。折り返した後、27km付近でペースメーカーがはずれ、31kmで土佐がロングスパートをかけると高橋の体力は残っていなかった。どんどんラップも落ち、ジジを抜いた尾崎に競技場の外でとらえられ、3位。土佐も最後は気力で走ったが、寒さで足が動かず、2時間26分未満の選考基準を15秒オーバー。
 テレビ朝日の画面は、土佐と高橋のアップばかりで、バルシュナイテ、ジジのその後は全くわからず。外国勢最高は、セルビアのイェプティッチ(4位)だそうだが、ゴールシーンもなく翌日の新聞で知った。ジジは11位以下にも名前がなく途中棄権か? とにかくレース全体を放映するという態度がない。

##3月から5月までの書き込みは紛失。

マラソン (2006.2/12)

東京国際マラソン (2006.2/12)
 27回目にして、最後の大会となった(来年から、都庁から臨海副都心方面のコースで「東京マラソン」となるそうだ)。ペースメーカーは四人もいる。解説の瀬古が「久しぶりに安定したペース」と言うだけあって1km3分ペース。ただし、折り返してから、風が向かい風で強くなり、ペースメーカーも一人、二人と脱落。契約の30kmで残る二人がはずれた時、残っていたのは2時間4分台の記録を持つサミー・コリル(ケニア)、エチオピアのトロッサ、カネボウの高岡と入船の4人。コリルが行くかと思ったが、35km過ぎで高岡がスパート。すぐにトロッサがつき、コリルも追う。入船は高岡より調子よさそうだったのにつけず。その直後、今度はトロッサがスパートし、高岡も遅れる。結局そのままの順位(優勝タイムは2.8.58)で、高岡の連覇はならず(2.9.31)。優勝インタビューでなら「東京の坂」を上るコツを話すと言っていたが、語らずじまい。まあ六回目の2時間10分を切るタイムは日本最多記録だそうだ。

マラソン (2006.2/6)

別府大分毎日マラソン (2006.2/5)
 大阪国際女子マラソンのヌデレバのように、南アフリカのゲルト・タイスの力が圧倒的で、旭化成の佐藤智幸は、「ギアチェンジができるように練習を考え直さないと」と解説者に言われてしまった。30kmで3人目のペースメーカーが離れてから、少しずつスパートしたが、既にこの前の時点で日本人ランナーが二人。国内招待選手で名前に聞き覚えのある人がほとんどいないと思ったら、実力も小粒。もっと日本人が競り合わないと面白くない。記録の出る平坦なコースで気象条件もよかったのに、タイスは自身の持つコース・レコードも更新できず、2時間9分台のタイム。佐藤に至っては、どこも痛くないのに2時間11分台では世界で戦えない。

マラソン (2006.2/2)

大阪国際女子マラソン (2006.1/29)
 世界歴代2位のヌデレバ(ケニア)は強かった。ロシアとウクライナのペースメーカーは1kmごとのラップが速かったり遅かったりで、5kmも行かないうちに、先頭集団は、小幡(アコム)と小川(京セラ)の二人。京セラは結局、初マラソンだがハーフマラソンで実績のある期待の阿蘇品は脱水症状をおこして35km手前で棄権、同じく初マラソンだが一般参加の坂田が粘って追い上げ、4位が最高。小川は11位。ヌデレバ(33)は日本で走るのは初めてとか。とにかくマイペースで、大阪城を抜けた後、先頭を独走していた小幡をあっさり追い抜き、ゆうゆうと優勝(2.25.05)。世界最高記録更新は来年の世界選手権(大阪)にとっておくという談話も余裕たっぷり。16回走って、初マラソン以外1位か2位という実力はケタ違い。日本人は、23回目のマラソンで初めて先頭を走ったベテラン小幡(34)が自己最高順位の2位(2.25.52)。

駅伝 (2006.1/8)

箱根駅伝 (2006.1/2-3)
 劇的な亜細亜大学初優勝。前日の山登りでは、氷雨の中、順天堂大学のスペシャリスト今井が5人抜き。2区・モグスの快走で首位だった山梨学院大学をかわして往路優勝。ところが復路8区の主将・難波が一転快晴の日差しに脱水症状で4位に後退、この間、駒沢大学と亜大が前へ。9区で逆転しアンカーへ。アンカー三年生はゆっくり入ったが徐々に差を広げ、駒大はアンカーが力量不足か5位に終わった。日本大学は期待の2区サイモンが一度は首位に立ったが、モグスと競った後ブレーキで15位から、粘って3位。復路優勝は全然目立たなかった法政大学。脱水症状の難波には、監督が三回も水を渡していたが、本当に駅伝でなければ即刻中止の状態だった。雨中の山登りより、暑さ対策の方が難しいようだ。


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