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2006サッカー短評バックナンバー


12/3 U21日本vs.シリア (アジア大会グループリーグF組)
11/29 U21日本vs.パキスタン (アジア大会グループリーグF組)
12/2 セレッソ大阪vs.川崎フロンターレ (第34節)
11/26 川崎フロンターレvs.鹿島アントラーズ (第33節)
11/23 清水エスパルスvs.川崎フロンターレ (第32節)
11/21 U21日本vs.U21韓国 (U21日中韓交流戦)
11/18 川崎フロンターレvs.アビスパ福岡 (第31節)
11/15 日本vs.サウジアラビア (アジアカップ予選最終戦)
11/14 U21韓国vs.U21日本 (U21日中韓交流戦)
11/13 U19日本vs.U19北朝鮮 (アジアユース決勝)
11/11 FC東京vs.川崎フロンターレ (第30節)
11/4 川崎フロンターレvs.サガン鳥栖 (天皇杯4回戦)
11/3 鹿島アントラーズvs.ジェフ千葉 (ナビスコカップ決勝)
10/25 U21日本vs.U21中国 (U21日中韓交流戦)
10/28 川崎フロンターレvs.京都サンガ (第29節)
10/21 浦和レッズvs.川崎フロンターレ (第28節)
10/14 川崎フロンターレvs.ヴァンフォーレ甲府 (第27節)
10/11 インドvs.日本 (アジアカップ予選)
10/7 川崎フロンターレvs.大分トリニータ (第26節)
10/4 日本vs.ガーナ (国際親善)
9/30 川崎フロンターレvs.サンフレッチェ広島 (第25節)
9/23 ガンバ大阪vs.川崎フロンターレ (第24節)
9/20 ジェフ千葉vs.川崎フロンターレ (ナビスコカップ準決勝第二戦)
9/17 川崎フロンターレvs.ジュビロ磐田 (第23節)
9/9 横浜F.マリノスvs.川崎フロンターレ (第22節)
9/6 イエメンvs.日本 (アジアカップ予選)
9/3 サウジアラビアvs.日本 (アジアカップ予選)
9/3 川崎フロンターレvs.ジェフ千葉 (ナビスコカップ準決勝)
8/30 ジェフ千葉vs.川崎フロンターレ (第21節)
8/26 大宮アルディージャvs.川崎フロンターレ (第20節)
8/23 川崎フロンターレvs.名古屋グランパス (第19節)
8/19 アルビレックス新潟vs.川崎フロンターレ (第18節)
8/16 日本vs.イエメン (アジアカップ予選)
8/12 川崎フロンターレvs.横浜F.マリノス (第17節)
8/9 日本vs.トリニダード・トバゴ (国際親善)
7/29 大分トリニータvs.川崎フロンターレ (第16節)
7/26 川崎フロンターレvs.ガンバ大阪 (第15節)
7/22 川崎フロンターレvs.浦和レッズ (第14節)
7/19 鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ (第13節)
7/9 イタリアvs.フランス (W杯決勝)
7/5 フランスvs.ポルトガル (W杯準決勝)
7/1 ブラジルvs.フランス (W杯準々決勝)
6/23 日本vs.ブラジル (W杯グループリーグF組)
6/18 日本vs.クロアチア (W杯グループリーグF組)
6/12 日本vs.オーストラリア (W杯グループリーグF組)
6/7 川崎フロンターレvs.浦和レッズ (ナビスコカップ準々決勝)
6/3 浦和レッズvs.川崎フロンターレ (ナビスコカップ準々決勝)
5/31 ドイツvs.日本 (代表強化試合)
##3月から5月までの書き込みは紛失。
川崎フロンターレvs.鹿島アントラーズ (2006.5/21)
川崎フロンターレvs.大分トリニータ (2006.5/17)
日本vs.ブルガリア (2006.5/9)
川崎フロンターレvs.セレッソ大阪 (2006.5/7)
アビスパ福岡vs.川崎フロンターレ (2006.5/3)
川崎フロンターレvs.清水エスパルス(2006.4/29)
川崎フロンターレvs.京都パープルサンガ(2006.4/26)
名古屋グランパスvs.川崎フロンターレ(2006.4/22)
川崎フロンターレvs.大宮アルディージャ(2006.4/16)
鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ(2006.4/12)
サンフレッチェ広島vs.川崎フロンターレ(2006.4/8)
川崎フロンターレvs.ジェフ千葉(2006.4/2)
日本vs.エクアドル(2006.3/30)
ジュビロ磐田vs.川崎フロンターレ(2006.3/25)
川崎フロンターレvs.FC東京(2006.3/21)
ヴァンフォーレ甲府vs.川崎フロンターレ(2006.3/18)
京都サンガvs.川崎フロンターレ (2006.3/11)
川崎フロンターレvs.アルビレックス新潟 (2006.3/5)
ガンバvs.レッズ (2006.3/4)

2/28 日本vs.ボスニア・ヘルツェゴビナ (国際親善)
2/25 レッズvs.ガンバ (スーパーカップ)
2/22 日本vs.インド (アジアカップ予選)
2/18 日本vs.フィンランド (代表強化試合)
2/11 アメリカvs.日本 (代表強化試合)
1/9 鹿児島実業vs.野洲 (高校選手権決勝)
1/1 浦和レッズvs.清水エスパルス (天皇杯決勝)

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サッカー短評 (2006.12/4)

U21日本vs.シリア 1対0  (2006.12/3 ドーハ) アジア大会グループリーグF組
 これも「辛勝」のようだが、内容はパキスタン戦よりよかった。退場の青山の所にワンボランチで本田拓也(法政大学)。谷口は増田誓志と二列目に。左サイドは本田圭佑、右サイドは高萩(愛媛)。一柳、青山直(清水エスパルス)、水本(ジェフ千葉)、辻尾のフォーバックでシリアのスリートップに対抗。前半、枠に来たら恐いシュートを二、三本打たれたが、無失点。けっこうパスがよくつながる。シリアは1対1に強く、ドリブル も速い。来年オリンピック予選で同組だが、今回のメンバーは今現在のU23代表なので顔ぶれは違う。ただ、後半こちらより早く足が止まった。33分、平山のヘディングシュートは、GKが掻き出す前にゴールラインを割っていた。イランの主審は先日より公平だった。

サッカー短評 (2006.12/4)

U21日本vs.パキスタン 3対2  (2006.11/29 ドーハ) アジア大会グループリーグF組
 名古屋グランパスの本田圭佑はたいした才能だ。前半3分でFKを直接右上隅に決めてみせた。パキスタンはU23代表で、オーバーエイジのDFとGKもいた。日本の右サイドの辻尾(中央大学)がよく上がってクロスを入れたがシュートまでいけない。スリーバック中央の一柳(ヴェルディ)は、フィードが相手に出てしまう。GKの松井(ジュビロ)とバックラインとの連携もイマイチ。前半33分、カレンの折返しを谷口が押しこみ、大量点を期待された試合だったが、スリランカの主審の不可解な判定もあり、けっこうパキスタンにゴールFKを与えてしまう。後半12分、またも谷口がボレーでゴールを決める。せっかく3対0になったのに、とうとう、直接FKで、跳んだ壁の下をズバッと決められ、37分にはミドルシュートも決められてしまう。おまけにさんざんファールされてきたボランチの青山敏弘(サンフレッチェ広島)に二枚目のイエローが出て10人に。11/26(日)のJリーグに出場した疲れが後半出たらしい。

サッカー短評 (2006.12/3)

セレッソ大阪vs.川崎フロンターレ 1対3 (2006.12/2 長居第二) 第34節
 冷たい雨の中の最終戦はアウェイ。でも幸先良く9分に飛騨のボレーシュートで先制。16位のセレッソは、勝てば入れ替え戦、負けるとアビスパ福岡の結果次第で自動降格もありという状況で攻めてきたが、それほど迫力がない。大久保は速くて恐いが、高さがない。古橋が位置取りがよく、攻め上がってくるとやっかいだが、なぜか後半に交替してくれた。追加点は前半42分、ジュニーニョが右足アウトサイドの難しいループシュート。これでセレッソはがっくりするかと思ったが、ロスタイムに古橋に1点返され、2対1でハーフタイム。1点差だとセレッソも勝ち点1をめざしてくるので、もう1点ほしいのだが、先発した黒津は、随分シュートをはずした。右足ならわかるが、利き足の左でもはずし、交替かと思ったが、後半39分、ジュニーニョのクロスのこぼれを押し込み、やっと得点した。ジュニーニョは飛騨の得点もアシストで、全得点に貢献。後半18分には、今季限りで引退する今野が入り、まだまだできそうな感じで走り回る。
 ガンバがレッズに負けたので、フロンターレが逆転で2位。昨年の天皇杯をレッズが優勝しているので、来年に限ってアジアチャンピオンズリーグには、リーグ2位のチームが出ることになっていたらしい。ちっとも知らなかった。川淵さんが、今になって今度の天皇杯優勝チームにしたいとか言っているらしいけど、やめてほしい。

サッカー短評 (2006.12/3)

川崎フロンターレvs.鹿島アントラーズ 3対2 (2006.11/26 等々力) 第33節
 ホーム最終戦。またも生放送がなく、11/29まで見られない。「岡田主審の誤審」と鹿島アントラーズのアウトゥオリ監督の談話が出ていたが、GK吉原の手が田代の足にかかっているかは微妙。いきなり野沢に先制される。後半4分のシュートで我那覇が右足ねんざ。しかし、6分、憲剛の豪快なシュートで同点。問題の場面は17分、鹿島のFW田代がペナルティーエリアぎりぎりで吉原と交錯。吉原は倒れたまま田代の方へ手を伸ばしたが、手で足をひっかけたかはリプレイでも映っていない。ファールがあったら、副審からは見える位置だが、何にもアピールなし。岡田主審は抗議する田代にためらいなく二枚目のカードを出した。26分、ジュニーニョが勝ち越し点を決めるが、29分、鹿島も同点弾。もう引き分けかと見えたロスタイム、ゴール前に残っていた箕輪のヘディングが決まって、劇的な逆転勝ち。
 試合後は、引退する鬼木、長橋、今野のあいさつがあったらしい。鬼木、長橋は怪我だろうけど、今野はまだやれそうだけどナー。

サッカー短評 (2006.11/23)

清水エスパルスvs.川崎フロンターレ 4対3 (2006.11/23 日本平) 第32節
 藤本淳吾にハットトリック…。1人にやられてはいけない、といつかも書いた気がする。またしても生放送がなく(静岡ローカルSBSじゃ見られない。何と日曜AM9:00からJスポーツでやっと放送)、NHK-BS1の速報Jタイムで見ただけだが。これでとうとう優勝争いから脱落。レッズが甲府に3対0で勝って(でも甲府のGK阿部はワシントンのPKを二回も止めた)、ガンバがアビスパ福岡と引き分けて勝点5差がついたので、次節、ガンバが勝ってもレッズも勝てば、最終節の直接対決を待たずに、レッズ優勝が確定するとか。


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サッカー短評 (2006.11/23)

U21日本vs.U21韓国 1対1 (2006.11/21 国立) U21日中韓交流戦
 見損なった…。韓国の主力がいず、反町監督によれば、非常に勝ちたかった試合だそうだが。谷口は後半最後6分だけ出たようだ。

サッカー短評 (2006.11/18)

川崎フロンターレvs.アビスパ福岡 2対1 (2006.11/18 等々力) 第31節
 ジュニーニョ、マルコン、箕輪にマギヌンが出場停止。今日は、どんな形でも勝つことが大事。先発メンバー発表の前に「あきらめない」「初タイトルへ」とオーロラビジョンに出た。福岡にはだいぶ攻め込まれた。J2のような試合だった。マルコンの所に西山(164cm)、マギヌンの所に今野(165cm)、箕輪の所に佐原、ジュニーニョの所に黒津。しかし、少ないチャンスに黒津がPKをもらい、我那覇がきっちり決めた。後半、後手後手でしのいでいたが、とうとう1点入れられ、同点。アビスパは勝点1でもほしい訳だが、こちらは引分けでは困る。その思いが終盤、憲剛のFKに乗り移り、谷口が押しこみ、勝ち越し。ロスタイム倒れた西山が時間稼ぎと思ったら、担架で井川と交代したのが心配だが…。これで暫定2位。
 帰り道、オフィシャル・ショップ「アズーロ・ネロ」に行ったら、速報「Jリーグタイム」をやっていた。何とレッズが名古屋に0対1で負けた。憲剛グッズは相変わらず品切れ。川崎駅ビルの「大森スポーツ」へダメもとで行ったら、何と何と我那覇(65)と憲剛(53)の代表TシャツそれもMサイズがあったので、勝利祝いに買った。後日記・ガンバが翌日、なりふり構わぬ守備的な試合で勝ったので、また3位。

サッカー短評 (2006.11/16)

日本vs.サウジアラビア 3対1 (2006.11/15 札幌ドーム) アジアカップ予選最終戦
 我那覇が2点目と3点目をとった。先制点は前半20分、憲剛の右CKを我那覇届かず、巻がかすって、DFがはじいた所を闘莉王が押しこんだ。めずらしく速いパスがつながって、解説の原さんが「ここで追加点を取らないとダメ」と言っていたら、今野の右からのクロスをガナがヘディングシュート。オーストラリアの主審が今野のファールをPKとしたが、 後半も5分に、今度は左の駒野からのクロスを加地がニアサイドでスルー、我那覇がファーで押しこんだ。今回、FWとしては佐藤寿人と播戸がはずれ、高松(大分トリニータ)と前田(ジュビロ磐田)が初招集。後半29分に我那覇に替えて高松登場。背番号は何と80。

サッカー短評 (2006.11/14)

U21韓国vs.U21日本 1対1 (2006.11/14 昌原) U21日中韓交流戦
 谷口がキャプテンで先発。しかし前半早い時間にCKから失点。今回の遠征チームは、中国戦に出ていない選手ばかりなので、連携ができていない。前半は、どうかと思うくらい劣勢だったが、しのいだ。後半途中から、韓国のプレスが少し弱くなり、15分過ぎから急に日本の球回しがつながるようになった。その流れの中で19分、左からのクロスボールがカレンの頭をかすめ、オウンゴールを誘う。最後、また怒濤のように中盤を分断されたが、韓国のシュートがポストやバーに当たる幸運も。谷口はユニフォームが破れるほどチャージされたようだが、画面にはあまり出てこなかった。一回だけ惜しいミドルシュートを打った。

サッカー短評 (2006.11/14)

U19日本vs.U19北朝鮮 1対1 PK3-5 (2006.11/13 バンガロール) アジアユース決勝
 前半4分に先制されたが、前半のうちに同点とした。しかし、その後はかなり押されて、グループリーグとは全く違う様相に。いくら走っても北朝鮮はスタミナがあるようだ。日本はハーフナー・マイクの高さが活かされていない。延長もしのぎきってPK戦までいったが、先頭の柏木?が止められて、北朝鮮は全員決めた。日本のGK林は、韓国とのPK戦では三本止めたらしいが。北朝鮮は気持ちが強い。

サッカー短評 (2006.11/12)

FC東京vs.川崎フロンターレ 5対4 (2006.11/11 味の素スタジアム) 第30節
 奥谷主審も大問題だ。前半で3対1とリードしていて、後半5分に追加点の試合に負けたのは、ジュニーニョにイエロー2枚(反スポーツ行為とシュミレーション)、マルコンにイエロー2枚(ラフプレーと遅延行為)出して、11人対9人の戦いにしたのは、明らかに試合のコントロールに問題がある。主審というのは、試合をスムーズに進行させるために存在しているのであって、選手に懲罰を与えるためにいるわけではない。FC東京のルーカスにも一枚出しているので、ブラジル人に対して何か思いこみがあるのではないか。ジュニーニョは来日四年目にして初めてのレッドだとか。ロスタイム6分というのも聞いたことがない。まるっきりFC東京寄りなので、かえって不正があるとは思えないが、ここまで偏っていたら、疑惑も浮かぶ。まあ、逆転弾は、ロスタイム入ってすぐ決まったので、そこまで時間をとらなくてもよかったわけだが。それにしても、踏ん張れない。打たれ弱いというのか守備固めの佐原も井川ももっと強くなってくれ。


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サッカー短評 (2006.11/4)

川崎フロンターレvs.サガン鳥栖 3対0 (2006.11/4 等々力) 天皇杯4回戦
 点差ほどの内容ではなかった。鳥栖の松本監督が先日の京都戦を参考にした、と言うだけあって、しっかり守られ、早いプレスでスペースを消してきた。前半0対0は、鳥栖の思惑通り。シュートまでいかないので、カウンターはそんなに恐くはないが、こちらも点が取れない。マギヌンはパスを出せないし、ジュニは前を向けない。憲剛のスルーパスはことごとくカット。後半30分すぎまで粘られた。ただ、さすがに後半は中盤が空いてきて、とうとう32分、憲剛のミドルシュートが右サイドネットに突き刺さった。その後わりとすぐ、我那覇と交替したテセが、原田からの左CKにヘッドで飛び込み、追加点。ナビスコ決勝と同じく、これで勝負あり。ロスタイムに、憲剛が打てるのにジュニーニョにパスし、ジュニは器用にボールをキープしてダメ押し点。最後の10分だけ、フロンターレらしかった。
 <後日記>この後、5回戦で甲府に2対5で惨敗。ジュニが得点したのに。

サッカー短評 (2006.11/4)

鹿島アントラーズvs.ジェフ千葉 0対2 (2006.11/3 国立) ナビスコカップ決勝
 前半は、初め鹿島が攻めていたが、徐々にジェフがペースを握った。後半途中まで0対0で、今年もPKか?! とちょっと思った頃、ジェフが先制し、その後もすぐだめ押しで阿部が追加点をヘディングで決めた。これで鹿島の選手は足が止まり、今年は90分で決着。上川主審は、ワールドカップ後、まだ定年まで何年かあるのに国際主審引退を表明したが、今日の試合裁きは肩の力が抜けていて、一皮むけた感じだった。

サッカー短評 (2006.10/30)

U21日本vs.U21中国 2対0 (2006.10/25 国立) U21日中韓交流戦
 谷口の五輪代表チームでのデビュー戦になるはずだったが…。試合は、前半17分、梶山のヘディングシュートで先制してから日本の流れになった。中国は、自分たちのホームでも、2対0で負けているので、初めからがんがん攻めてきた。後半立ち上がりも、立て直してきたが、次第に中盤が空いてきて、平山も前を向けるように。追加点は、その平山へのクロスを中国GK(17歳!)がはじいたところへ詰めた平山の肩に当たって入った。デュイコビッチ監督は「マラドーナの点(=ハンド)」と言ったらしいが、録画では確かに肩。平山は得点パフォーマンス(両手投げキス)がチームメイトに不評らしい。谷口は後半44分に交替で入って、ほぼ最初のプレーで、中国選手二人にボールを取られ、反撃の糸口を与えてしまった。解説の前園と野口に、「この時間帯の戦い方を考えなくては。」とか言われてしまった。

サッカー短評 (2006.10/28)

川崎フロンターレvs.京都サンガ 2対0 (2006.10/28 等々力) 第29節
 点差ほどの内容はない。パスは京都の方がつながっていた。最下位相手は恐い。ジュニはPKはずすし…。前半38分、憲剛のFKを箕輪が頭で流して我那覇が打点の高いヘディングでやっと先制。ハーフタイム、レッズがジュビロに2対0で負けているのに、驚く。後半、早く追加点がほしいのに、同点にされそうな場面も。4分の憲剛のFKは、バー直撃。12分にジュニーニョが相手GKとぶつかりPKゲット。でも、右にはずす。まだ調子が悪い。29分には、パウリーニョをフリーにしてしまい、GK吉原と一対一。でも、シュートをはずしてくれた。後半40分、憲剛のスルーパスにマギヌンが蹴りこみ、相手GKの足元を抜いて追加点。これで勝てそうだと一安心。試合後、場内アナウンスで、レッズが負けて勝点4差の暫定2位とわかる。
 試合前、サポーターカップルの結婚セレモニーがあった。司会が二人の紹介を述べた後、1人ずつ挨拶。新婦は、京都サポーターの協力(我慢?)にも感謝していた。誓いの言葉、ふろん太くんの捧げる指輪の交換、サッカーボールへのサインで締め。

サッカー短評 (2006.10/21)

浦和レッズvs.川崎フロンターレ 2対2 (2006.10/21 埼玉スタジアム) 第28節
 見てて力が入って疲れた…。なぜか箕輪が発熱で佐原が先発。首位のレッズと当たるのに、箕輪の強力なヘディングがなくて大丈夫か。対するレッズは、長谷部が故障だが、ワシントン、田中達也、ポンテは健在、ベンチに小野と永井という豪華さ。レッズとの勝ち点差は7、この試合に負けたら優勝争いからは完全に脱落してしまう。
 初め我那覇のシュートなどあったが、前半かなり押しこまれてはしのいでいた。闘莉王のシュートは崩されてあわや入ったかと思った。とうとう19分に、ワシントンに決められビハインド。でも34分、我那覇のパスに走り込んだマギヌンをGK山岸が倒しPK。これをジュニーニョが決め、同点。ジュニははまだ本調子ではないが、これで少しイライラも収まる。なぜか右CKもマギヌンが蹴り、もう少しで直接ゴールへ入るところをポストに当たりGKがセーブ。
 後半5分、右サイドで森がアレックスをかわし、マイナス気味のクロス。これを憲剛が珍しいヘッドで決め、逆転!! しかし、2分後にポンテに決められまたも同点。レッズは、森にぬかれたからかアレックスに替えて相馬、達也に替えて小野、平川に替えて永井を次々に投入。オフサイドになったが、ワシントン-小野とつながれ逆転かというシュートもうたれた。こちらは攻撃的な控えは黒津ぐらい。あと10まで待ってから、マルコンに替え井川投入。これで相馬に押さえられていた森を左へ。最後はワシントンも決めきれなくなり、ドロー。解説の山本さんは「非常に面白いゲーム」と言うが、第三者的にはそうだろう。よく戦ったが、それで満足していたら、ここで止まってしまう。


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サッカー短評 (2006.10/15)

川崎フロンターレvs.ヴァンフォーレ甲府 2対0 (2006.10/14 等々力) 第27節
 インド戦先発の憲剛も我那覇も無傷で勝ってきて、怪我あがりのジュニーニョ、警告明けのマギヌンとともに先発。我那覇の2得点で決めた。1点目は前半19分、憲剛→マギヌン→我那覇とわたったシュートがDFに当たって入った。当たらなくても入ったと思う。2点目は、後半5分、憲剛のスルーパスをダイレクトで打ったもの。後半半ばで、フロンターレは足が止まった。最後もう一回ゴールネットを揺らしたが、オフサイド。最近、森にそろそろ得点が期待されていて、オーバーラップしてくると、「勇介ゴール」のチャント。ジュニはまだ調子が悪い。けっこうしんどい展開で、守備から入っている割には、プレスが甘い。甲府がよくカットに来る。シュートは入らないが。攻め上がってはカウンターを食らう、J2時代みたいだった。
 ホーム三連戦の三戦目。生放送はあるが、外壁塗装でスカパーのアンテナをはずしているので見られない。試合開始2時間前に着いたのに、長蛇の列。甲府戦なのになぜ? 今年は春先から憲剛のグッズを買おうと思っていて、先週売り切れだったので、今週は席に着く前に売店で聞いたら、「14番の番号入りは、今年はもう生産しません」というお返事…。ええ〜! 10周年記念ロゴ入りのがほしかったのにィ!! しょうがないから先週買うのをやめた「KENGO」Tシャツを買った。これを売りたいためじゃないかと邪推。帰りにアズーロ・ネロによったら、我那覇のアジアカップ予選限定65番シャツも売り切れ。うーん。

サッカー短評 (2006.10/11)

インドvs.日本 0対3 (2006.10/11 バンガロール) アジアカップ予選
 問題大アリの勝利だった。巻・播戸のツートップ、今野・阿部・水本のスリーバック、そしてボランチは鈴木啓太と中村憲剛のコンビ、アレックス・駒野の両サイド、山岸のトップ下で先発。先制点は、23分アレックスのクロスを巻が力んでシュートをはずしたのを播戸が押しこんだもの。追加点はダイレクトパスから播戸が低く飛び込んで頭で決めたもの。初先発で2ゴール。途中でまたも4基ある照明が1基落ちて中断も。
 前半、播戸の2得点でリードしたが、予想以上に荒れたピッチにとまどっている。ボールがきちんと止まらないうちにパスして捕られたり、相手に出したり。特に、前半のうちに水本が負傷して啓太が下がって最終ラインは何と全員ボランチ=本職不在に。不要なファールはするなとハーフタイムに注意されたのに、後半も相変わらずトラップミス、パスミスは多い。2点リードしているとは思えないバタバタ。憲剛が後半11分にミドルシュート。水本に替わって後半頭から長谷部、巻に替わって後半22分我那覇、播戸に替わって後半26分佐藤寿人が入った後で、山岸の足がつった。待望の追加点は、後半38分、憲剛のミドルシュートがズバッと決まった。ひいき目かもしれないが、みんな変に焦ってパスを急ぐ中、1人まわりを冷静に見てボールを落ち着かせていたと思う。

サッカー短評 (2006.10/7)

川崎フロンターレvs.大分トリニータ 2対1 (2006.10/7 等々力) 第26節
 ホーム三連戦の二試合目。久々に球場観戦した。生中継もないし秋晴れだし…。試合前、10/11のインド戦の日本代表に、我那覇と憲剛が引き続き選ばれたという発表があった。ジュニーニョが怪我で、マギヌンがレッド二試合目の出場停止。我那覇・黒津のツートップで今野のトップ下。前半37分、我那覇の折返しを黒津がシュートして先制。なのに何だか押されて前半しのいだ、という感じ。後半2分、ゴール前の混乱を谷口が押しこんで、追加点 なぜ、そこに谷口が? というのはあるが。これで完封しなきゃいけないのにできないのが、今の調子の悪さ。
 今日は、憲剛の応援ソングを覚えた。今年は、憲剛のグッズを買おうと春先から狙っているのだが、代表になったせいか今日はあっという間に売り切れたらしい。元々品薄とか言っていた。我那覇の代表65番Tシャツはどうしようかなあ。

サッカー短評 (2006.10/5)

日本vs.ガーナ 0対1 (2006.10/4 日産スタジアム) 国際親善試合
 オシム・ジャパンに憲剛が初招集 我那覇も引き続き呼ばれた。二人ともベンチスタートだったが、後半27分に巻に替わって我那覇、30分に遠藤に替わって憲剛が登場。憲剛は32分にミドルシュート、41分には播戸にスルーパスと、順調に球さばき。一方、我那覇は巻と同様、いいボールが来なくて結局ノーシュート。FIFA(国際サッカー連盟)ランキングによれば、ガーナは23位で日本は47位。前半、パスをつながれ、危ない場面も多々ありながら、0対0で折返し。後半、28分、交替で入った選手に速攻を浴び、失点。それまでガーナのシュートミスに救われていたが、甘くなかった。坪井と闘莉王が怪我で、初招集の水本と今野がストッパー、阿部がリベロの急造最終ライン。水本と今野はよくやっていたと思う。


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サッカー短評 (2006.10/1)

川崎フロンターレvs.サンフレッチェ広島 3対3 (2006.9/30 等々力) 第25節
 また勝てなかった…。佐藤寿人ひとりにハットトリックされたのは問題だ。特に、2点目は、ウエズレイに5人も守備にいっていて寿人をフリーにしてしまった。「やべっち」で堀池が「巧」と言っていたが、全くその通り。せっかく、我那覇、黒津、最後谷口の同点弾まで決まったのはよかったが、憲剛のポスト直撃とか、井川のGKと一対一を決めきれないなど、ほんの少しの力不足か。
 首位が逆転。レッズが1位、ガンバが2位。

サッカー短評 (2006.9/23)

ガンバ大阪vs.川崎フロンターレ 4対0 (2006.9/23 万博) 第24節
 前半のマギヌンの両足タックル・一発レッドが試合の危ういバランスを壊したなら、後半開始早々に森の伊藤へのゴール前でのバックパスは、試合を決めてしまった。宏樹のミスパスがガンバ2点目の直接の要因だが、本当の敗因は森だと思う…。せっかく10人でヨレヨレながら1対0で折り返したのに、あっさり2対0にしてしまっては、ガンバに「勝ってください」と言っているようなもの。これでナビスコを入れて7日で3試合、しかも3連敗とサイアク。これでようやく一週間、間が空く。

サッカー短評 (2006.9/23)

ジェフ千葉vs.川崎フロンターレ 3対2 (2006.9/20 フクアリ) ナビスコカップ準決勝第二戦
 延長後半ロスタイムにPKなんて与えるかな。いきなり前半15分で2失点。でも、等々力でジェフに与えたアウェイゴールは取り返した。谷口の出場停止は痛かった。原田じゃなくて中村・寺田のボランチ・コンビだった。

サッカー短評 (2006.9/18)

川崎フロンターレvs.ジュビロ磐田 3対4 (2006.9/17 等々力) 第23節
 すごい試合だった…。前半15分我那覇の先制ゴールで幸先良く始まったのに、ジュビロに押されっぱなし。完全にパス回しが復活していた。雨が降り続く中、寺田が4月以来の復帰、憲剛とマギヌンがベンチスタートで代わりに今野と原田が先発。水曜日のナビスコ対策かもしれないが、今のジュビロでは対抗できず。ジュニーニョに鈴木秀人、我那覇にキムをマンマークで付けてきた。前半37分に福西に押しこまれ、結局後半頭から憲剛投入、さらにマギヌンも。寺田に替えて米山を入れたらもう打つ手無し。ジュニーニョの勝ち越し点、カレンの同点弾。ジュビロは何とカレンに替えて中山を入れてきた。後半38分そのゴンに、前田のシュートがバーにはじかれた跳ね返りを押しこまれて逆転。さらに前田にも決められ敗色濃厚。GK川口は当たりまくりだし。
 先制した試合は全て勝っていたのに。ホームなのに。しかし、我那覇のこの日2点目で1点差。ロスタイム3分あったがタイムアップ。こんな消耗戦でナビスコ大丈夫か。3位に後退。

サッカー短評 (2006.9/9)

横浜F.マリノスvs.川崎フロンターレ 1対2 (2006.9/9 日産スタジアム) 第22節
 なんとマリノスは2年間フロンターレに未勝利だそうだ。試合は、どちらに点が入ってもおかしくない前半を0対0で折り返した。ただ、前半最後の方は、中盤で憲剛が前を向けるようになっていた。後半早々、マギヌンの右CKをファーのマルコンがヘッドでたたき込み、隼馬の頭に当たって入った。これでうちの形になり、だいぶ攻める時間が続く。累積警告明けの森からのクロスを我那覇がスルー、ジュニーニョが抜け出して追加点。終盤、CKから河合にヘッドでドンピシャで決められたが、逃げ切った。日本代表で得点したからか、突然、我那覇にライトが当たっている感じ。解説の原さんは、「位置どりがいい」「動きだしがいい」とほめていたが、わりと最近、できるようになったんだよね。2位を維持。


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サッカー短評 (2006.9/6)

イエメンvs.日本 0対1 (2006.9/6 サヌア) アジアカップ予選
 最後の最後で我那覇が決めて勝った…。サウジ戦でできなかった闘莉王を前線にあげたパワープレーがやっとできた。後半ロスタイム4分の中、46分、早い放り込みを巻が落として我那覇が左隅に流し込んだ。それにしても久々に見た、荒れたピッチだった。さすがのオシムも「これほどと思わなかった。」とアジアサッカー連盟の課題にあげた。

サッカー短評 (2006.9/6)

サウジアラビアvs.日本 1対0 (2006.9/3 ジッダ) アジアカップ予選
 高温多湿は日本の真夏以上。夜でも30度以上、湿度80%。しかし芝はよかった。ちゃんとパスが通る。それにしても後半20分で完全に足が止まった。失点の場面も中盤で持った選手にプレスにいかずにパスを通された。最初のシュートが闘莉王の足に当たって相手のFWの前にこぼれた「不運な」失点とかアナウンサーは言っていたが、そうじゃない。失うべくして取られた点だ。

サッカー短評 (2006.9/6)

川崎フロンターレvs.ジェフ千葉 2対2 (2006.9/3 等々力) ナビスコカップ準決勝第一戦
 さすがに同じ相手に続けて同じ結果は出ない。我那覇は代表で中東遠征、森はナビスコも累積警告で出場停止(千葉も巻、阿部、羽生が不在だが)。前半14分にジュニが先制した時は、ホームだし「勝てる」と思った。しかし後半30分、坂本のシュートを取りに行った相沢の手からボールがこぼれゴールイン。続けて、交替して入った若い水野にミドルシュートを決められ、ジェフにアウェイゴール2点を献上。ジュニがロスタイムに自らのシュートの跳ね返りを粘り強く押しこんでようやくドロー。実質2対4でセカンドレグに向かうことに。
 終了間際、佐原のファールに一発レッド(なんと2試合出場停止! そんなひどい反則だったか?!)、その佐原を背後から両手で突き倒したGK立石はおとがめなし。この不公平に、抗議したマルセロコーチまで厳重注意処分に。「誤審」の吉田寿光主審もレベルが低い。

サッカー短評 (2006.9/1)

ジェフ千葉vs.川崎フロンターレ 1対2 (2006.8/30 フクアリ) 第21節
 またも憲剛が先制。谷口からの丁寧な落としを鮮やかなミドルシュート。前半6分。前半のうちに、ハースに同点ゴールを決められ、その後、後半41分の谷口のヘディングで勝ち越し。選手談話に「ジェフ千葉に走り勝った。」と言うのがあったが、正にその通り。ジェフ千葉は、これでホーム4連敗だそうだ。いつもながら、生中継がない。今回も二日遅れで見た。
 この試合の翌日午前、日本代表中東遠征メンバー発表。我那覇が再度入った!! FWは4人。GKが3人になり、大分の西川初選出。背番号は、ついに70番台に突入したそうだ。まあ、我那覇が「65」だから当然か。前回から落ちたのは、佐藤勇人(怪我)、坂田。憲剛も予備登録には入っているらしい。

サッカー短評 (2006.8/29)

大宮アルディージャvs.川崎フロンターレ 1対5 (2006.8/26 熊谷) 第20節
 強いフロンターレが帰ってきた。何と憲剛の先制点。2点目は我那覇のクロスにマギヌン。3点目は憲剛のスルーパスからジュニーニョ。前半だけで3対0。後半もジュニーニョ、憲剛が点を重ね、あとは零封あるのみ、というところでクリアが小さくなって1失点。
 オシム監督が来ていたということで、翌日の新聞各紙は「中村アピール」の見出し。ただし、オシム監督は先制点は見ていないらしい。5点目の押し込み点より、最初のを見てほしかったナー。


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サッカー短評 (2006.8/25)

川崎フロンターレvs.名古屋グランパス 4対2 (2006.8/23 等々力) 第19節
 ホームで快勝も生中継がなく、二日遅れ。名古屋は4連勝で13位に浮上してきたが、セットプレーをゾーンで守っているので、こぼれ球だとボール・ウォッチャーになってしまう。1点目は右CKを憲剛がファーへ蹴り、マルコンのロングパスを、何とフリーのジュニが蹴りこむ。しかし名古屋もCKを秋田が決め同点。2点目はまたも憲剛の右CKをマルコンが左のジュニへ、ジュニの折返しに我那覇がヘッド これで今季10得点!! 3点目は、ペナルティーエリアすぐ外の左からのFK。憲剛のボールを佐原がヘッド、秋田に当たってオウンゴール。これで試合も決まりかと思われた。ところがサイドバックを一気に二人とも交替した名古屋、前半終了近く、出場停止の森の代役・飛弾の右サイドを交替した渡辺に破られクロス、ヨンセンに決められ、1点差。
 後半に入り、4点目は、何故か箕輪が右サイドを上がってきて、相手DFをまた抜きでかわし、グラウンダーでジュニへ。解説の原さんは、「箕輪は上手い。これは永久保存だ」と言っていた。うちでも、箕輪があんな器用だとは知らなかったので、ビックリ。ジュニーニョはこの後、ハットトリックを決められそうなチャンスもあったが、楢崎も必死。
 Jスポーツのアナウンサーによれば「フロンターレは健闘して上位に食らいついている」。やっぱりそういう目で見られている。首位ガンバに勝ち点4差の3位。今節終了後、連敗のマリノスの岡田監督ついに辞任。

サッカー短評 (2006.8/25)

アルビレックス新潟vs.川崎フロンターレ 2対1 (2006.8/19 新潟) 第18節
 折返し第1戦。鈴木慎吾にやられた。それも前半に2回も。FKを直接と、前半終了間際の豪快なミドルシュート。前半のうちに一点返しておけば勝てたか引き分けたかもしれないけれど、後半27分、我那覇に替わった黒津のゴールが唯一の得点。せっかく「修羅場3」を勝ち越したのに、その後が2分け1敗では…。なんとか3位キープ。ガンバ大阪が浦和レッズに代わり首位に。

サッカー短評 (2006.8/16)

日本vs.イエメン 2対0 (2006.8/16 新潟) アジアカップ予選
 後半25分、CKから阿部がニアで飛び込んでヘディングを決めるまで、消極的なサッカーだった。新潟は夜でも30度近くあったらしい。それにしても、枠へ行ったシュートが少ない。我那覇はFW4番手という予想は正しかった。巻と田中達也が先発、後半頭から駒野に替わって羽生、遠藤に替わって佐藤勇人、最後3人目の交替で達也に替わって佐藤寿人。その佐藤がロスタイム2分にこぼれ球を押しこみ、ようやく追加点。今日は、やりたいサッカーができてなかった。アレックスも遠藤も、FKをもっと練習してくれ。

サッカー短評 (2006.8/14)

川崎フロンターレvs.横浜F.マリノス 1対1 (2006.8/12 等々力) 第17節
 開始2分の田中隼馬の事故みたいなクロスが直接入るゴールを決められたが、前半のうちに、我那覇が冷静に同点ゴール。アナウンサーは、しきりに「代表効果」と言っていたけど、そうかも。試合展開は、かなり押してる時間帯もあったが、五分五分か。首位対11位とは思えない。結局、レッズ、ガンバ(A3の0-6からよく立ち直った)が勝って、3位転落。

サッカー短評 (2006.8/12)

日本vs.トリニダード・トバゴ 2対0 (2006.8/9 国立) 国際親善
 オシム・ジャパンに、我那覇が呼ばれた!! 「古い井戸に水があるのに新しい井戸を掘る必要はない」とか言っていたようだけど、13人選んだ中に、ジーコ代表は4人のみ。FWは他に佐藤寿人と田中達也。たぶん、千葉とガンバから選べれば、巻が入るんだろうけど。まだ巻には負けるからなあ。8/7の「スーパーサッカー」に我那覇と佐藤と駒野が出たが、一番生真面目だった。
 試合では、アレックスの先制FKとなるファールをもらったのが我那覇で、間接アシスト。最後は交替したので、「90分走れない選手」と見られたのか。

サッカー短評 (2006.8/8)

大分トリニータvs.川崎フロンターレ 1対1 (2006.7/29 九州石油ドーム) 第16節
 またしても、家本主審だった。関塚監督退場、というショッキングな出来事があったのに、生放送がなく、4日もたってから録画放送がしかも夜10時なんかにあって、なかなか真相がわからなかった。大分の選手は、前半から主審の判定に不服を言っていた。問題の場面は後半23分、ジュニーニョが上本にひじうちで倒され、広島副審がファールの旗。関塚監督が抗議。すると、家本主審はまず監督を退席させてから、副審に確認し、改めて上本に二枚目のイエローを提示。今度は大分の選手が猛抗議。この主審には昨年も酷い目に合わされたけど、審判に罰則は適用されないのか?! 以前、ひどい誤審をした奥谷主審は、一年間J1は裁けなかった。家本主審にもそのくらいのペナルティーを課すべきだ。後日記・9/13付けの朝日新聞によると、「家本主審研修1ヵ月」。8/30の鹿島vs.名古屋戦で11枚のイエロー、2枚のレッドカードを出し「判定に一貫性がない」との理由だそうだ。競技規則適用ミスで同様の措置をしたことはあるが判定が理由なのは異例とのこと。こんなのじゃ、甘い!!
 せっかく、憲剛が先制した試合だったのに、相手も一人少なくなったのに、勝ちきれなかった。


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サッカー短評 (2006.7/28)

川崎フロンターレvs.ガンバ大阪 3対2 (2006.7/26 等々力) 第15節
 前半25分遠藤にFKを決められた。それまでしのいできたが三度目の正直か直接入れられた。後半、中村の新FKがバー直撃、跳ね返りを箕輪が頭で押し込み同点。さらにジュニがPKを決め逆転 家長に見事なミドルシュートを決められ再び追いつかれたが、新加入マギヌンが来日初ゴールで勝ち越し、打ち合いを制した。
 ついに、「修羅場3(スリー)」を2勝1敗で勝ち越し、再び首位奪還。公式HPの箕輪談話によれば、「中断前首位は上位チームと当たっていないからと言われて悔しかった」そうだ。新聞でもテレビでもしょっちゅう「これでフロンターレの強さは本物」というフレーズが出てくる。どこまで「証明」すればいいのか。確かに最後までここにいるとは思わないが、優勝争いに絡む力は付いたと言えるはず。

サッカー短評 (2006.7/22)

川崎フロンターレvs.浦和レッズ 0対2 (2006.7/22 等々力) 第14節
 ホームなのにレッズに勝てない。ワシントンとポンテが欠場、前半に山田がイエロー二枚で退場したのに(柏原主審)。確かにマギヌンがまだマルクスほどフィットしていない。でも昨年の大けが以来9ヵ月ぶりという得点を田中達也に決められてしまった。後半、一人多い中、長橋に替えて黒津を入れ、4バックに変更したが、交替で入った永井のファーストタッチで2点目を決められ、ほぼ決着してしまった。

サッカー短評 (2006.7/19)

鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ 2対4 (2006.7/19 カシマスタジアム) 第13節
 いよいよ「修羅場3」の開始。中断中ずっと「暫定」首位だったが、先週水曜延期されていたガンバ大阪対ジュビロ磐田(0-0)が行われ晴れて「暫定」が取れたが、今日で陥落もあり得るという覚悟もしていた。 フタを開けると、何とマルクスがヴェルディに移籍し、新ブラジル人マギヌンが背番号11を付けている。鹿島にも新しくファビオ・サントスが加入。
 前半は押しこまれる場面も多かったが、23分、谷口が攻め上がってPKを獲得。ジュニーニョが決めて先制。ところが30分に追いつかれて1-1に。さらに40分、鹿島のフェルナンドが二枚目のイエローで退場してハーフタイム。後半12分、今度は箕輪が内田を止めきれずPKを与えて逆転。鹿島が逃げ切りの形か、と思いきやわずか2分後にジュニーニョとワンツーで谷口が同点弾。この後、鹿島は足が止まり、谷口のヘディング追加点、交替で入ったチョン・テセの4点目と、アウェイのカシマで勝ってしまった。2位のガンバも勝ったが、勝ち点30で首位キープ。

サッカー短評 (2006.7/10)

イタリアvs.フランス 1対1 PK5-3 (2006.7/9 ベルリン) W杯決勝
 前半はすごい試合だった。いきなりの(疑惑の)PKでフランスのジダンが決めて先制。でも、前半のうちにイタリアがセットプレーで追いつく。後半は、途中から両方とも足が止まって消耗戦に。とうとう延長後半、フランスが3人目の交替でヴィルトールを入れた後、ジダンがマテラッツィに頭突きしてレッドカード。これで引退なんて、信じられない。いったい何があったんだろう。

サッカー短評 (2006.7/10)

フランスvs.ポルトガル 3対1 (2006.7/5 )  W杯準決勝
 ポルトガルが負けた。かなりがっかりした。フランスのマケレレとビエラに中盤を押さえられてパスが回らない。後半、一点を取られた後さらに悪くなった。フィーゴとヌーノ・ゴメスで最後一点を返すのがやっと。

サッカー短評 (2006.7/2)

ブラジルvs.フランス 0対1 (2006.7/1 ) W杯準々決勝
 ブラジルが負けた…。かなり信じられない。確かにロナウジーニョは押さえられていた。FWとして先発したのがまずかった。後半途中、アドリアーノが入って、二列目になってから少し良くなったのに。
 日本敗退のショックが、次期監督をオシムが引き受けてくれそうで少し気持ちが立ち直ってきたのに。アルゼンチンの敗退もかなり驚いたが…。まさか、ドイツが優勝してしまうのか?!


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サッカー短評 (2006.7/2)

日本vs.ブラジル 1対3 (2006.6/23 ドルトムント) W杯グループリーグF組
 先制したまではよかった。ブラジルの無失点記録を止めたわけだし。でも、パスサッカーでは二枚か三枚も上。前半ロスタイムでCKからロナウドにヘディングで追いつかれたのが、すごく痛い。選手があそこでもう気持ちが負けていた。覚悟はしてたが、やっぱり本当に負けてしまうと、がっくり。フロンターレが2000年のJ1で落ちそうだったけど、本当に一年で降格が決定した時と似ている。ジーコが「君が代」を歌うのを初めて見た。

サッカー短評 (2006.6/18)

日本vs.クロアチア 0対0 (2006.6/18 ニュルンベルグ) W杯グループリーグF組
 この試合も30度を越える炎天下での対戦となった。前半は、アレックス・宮本の左サイドからスルナに何度もクロスを上げられて危ない場面もあった。宮本の守備がPKを取られて川口がはじき出した局面まであった。後半頭から福西に替えて稲本を出したら、危ない場面をカットできるようになり、シュートを失敗した柳沢に替えて走れる玉田を出したのはいいと思った。ただ点は入らない。相手の足が止まって、完全にカウンター攻撃のみなのに、日本が攻めきれない。走れる玉田に集めるとか、もっとサイドを徹底的につくとかできなかったか。
 試合後に、中田ヒデが福田正博に応えて「勝点1をとったというより2を失った」と語っていた。意外だったのは、「前半は自分たちでボールを回せていたが、後半はボールを持たされていた」と言っていたこと。

サッカー短評 (2006.6/12)

日本vs.オーストラリア 1対3 (2006.6/12 カイザースラウテルン) W杯グループリーグF組
 逆転負けした。気温が30度を超えようかという予想外の暑さの中の試合。前半、中村俊輔のクロスが直接決まって、折返し、後半相手の足が止まって放りこみサッカーになり、追加点がいけそうな所で取れなかった。高原のはヒットしないし、駒野のクロスは大きすぎるし、柳沢はシュートしないし。おまけに小野投入のとき柳沢と替えたのは??? てっきり俊輔だと思ったのに。あの暑さだから走れる玉田か大黒を入れてもよかったか。後半初めに坪井が故障で茂庭に替えざるを得なかったあたりから歯車は狂っていたのか。オーストラリアもキューウェルは本当はもっと恐いはずらしいが、後半後ろ目に下がったし、188cm、97(?)kgのヴィドゥカも何とか押さえて、後半は随分動けなくなっていたのに。最後に茂庭に替えて大黒を入れたのも変。(トルシエが市川を替えた時みたい)どちらも今までにない交替パターン。これでグループリーグ突破には、クロアチアを破り、ブラジルに引き分けるというのが勝ち点4の最低ラインになってしまった。


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サッカー短評 (2006.6/7)

川崎フロンターレvs.浦和レッズ 2対1 (2006.6/7 等々力) ナビスコカップ準々決勝
 ついに準決勝進出 前半からこちらの形で攻めて、マルコンからマルクス、シュートのこぼれに我那覇。疑惑のPKを取られたけれど、ジュニーニョの勝ち越しゴールで帳消し。でも後半9分からロスタイム3分までは長かった。やっぱり、駒場で3点取ったかいがあった。今年からナビスコの勝ち上がりは、勝ち点→得失点差→アウェイゴール数→延長戦と変更になった。それがさっそく生きた。この対戦が「事実上の決勝」という人もいるらしいが、それは誉めすぎだろう。

サッカー短評 (2006.6/4)

浦和レッズvs.川崎フロンターレ 4対3 (2006.6/3 駒場スタジアム) ナビスコカップ準々決勝
 今、アウェイでレッズに正面勝負できるチームがいくつあるだろうか。フロンターレは数少ないそのうつの一チームであるのは確かだ。しかも、アウェイゴールを3点も取り、二回はリードしていた。一方、取られた4点がすべてワシントンに決められたことは、反省材料。いくら大きくて強くて上手いと言っても、同じ相手にマークが甘い。

サッカー短評 (2006.6/1)

ドイツvs.日本 2対2 (2006.5/31 レーバークーゼン) 代表強化試合
 目が覚めたら、日本がドイツをリードしていた。何と追加点も取った。しかも2点ともFW高原だ。顔を洗っている間に同点になってしまったが。ドイツ代表は、今、あの面々でこんな出来でいいのか…。


##3月から5月までの書き込みは紛失。

サッカー短評 (2006.2/28)

日本vs.ボスニア・ヘルツェゴビナ 2対2 (2006.2/28 独・ドルトムント) 国際親善
 FIFAランク65位とか関係ない。とにかくパスをつなぐのが上手い。解説の北沢が言うように、日本が目指すサッカーかもしれない。CKから高原がヘディングでたたきつけて先制したのはよかった。しかし、後半、中澤がPKをとられ、同点。流れからも右からのクロスに二列目からフリーで飛び込まれて逆転。前半も随分押されながらも無失点だったのに、後半立て続けに守備にほころび。逆転直後の25分に、小笠原に替えて小野、福西に替えて稲本を投入。ロスタイムに入ってからボスニア一人負傷。再開直後、中村のFKに、ニアに大黒(高原との交替)、その背後に中田英寿が走り込み低い姿勢でヘッドで流し込んだ。引分けと負けでは大違い。

サッカー短評 (2006.2/25)

レッズvs.ガンバ 3対1 (2006.2/25 国立競技場) スーパーカップ
 リーグ・チャンピオンと天皇杯王者がシーズン前に戦う一戦。いきなり日本代表・坪井のオウンゴールから始まったが、FWにワシントンをヴェルディから獲得、トップ下に小野が復帰したレッズは、攻撃に厚みがある。対してガンバは、アラウージョ、大黒の穴をマグノアウベス(←大分)、播戸(←神戸)で埋めようとしていたが、まだトップ下の二川との連携ができていない。


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サッカー短評 (2006.2/22)

日本vs.インド 6対0 (2006.2/22 日産スタジアム) アジアカップ予選
 一応親善試合ではなく、「ワールドカップ前唯一の実戦」。国内組にとっては最後のチャンス。ジーコ監督は勝ちにいき、そして内容も、と言ったらしい。最終スコアを見ればそれができたようだが、大違い。前半、ジーコ・ジャパン100得点目だというのに、プレスの弱いインドだというのに、4バックだとこうも連携が悪いのか。中澤のフィードやサイドチェンジは大き過ぎ。シュートを打てる所でも小笠原、小野はパス。FW(久保)に取らせよう、というのか。確かにヘディングシュートはあったが、GK正面。ようやく31分に相手DFのゴール前でのクリアミスをボランチから攻め上がっていた小野が押しこみ先制。後半もなかなか追加点が取れず、加地が右から切り込んで、小野、長谷部のシュート。まっすぐ決まったかに見えたが、巻のおなかに当たって微妙にコースが変わっており巻の得点に。長谷部の代表2試合目初先発初ゴールは幻に。3点目はアレックスの右CKに福西がヘッドで合わせて。4点目と6点目は久保。3点目の後で小野と宮本に替えて遠藤と茂庭をテスト。その後、巻に替えて佐藤を投入。久保は90分出ることに。その佐藤に久保がポストで落とし、リターンをループで決めたのが4点目。巻との2トップでは見られなかった連携。5点目はその佐藤がDFを背負って後ろからのボールをキープした一瞬後に振り返りざま右ポスト際に突き刺した。6点目は、ロスタイム足が止まったインドDFの前で、フリーで持った小笠原からパス、パスで久保に打たせたもの。

サッカー短評 (2006.2/19)

日本vs.フィンランド 2対0 (2006.2/18 エコパ) 代表強化試合
 前半はフィンランドのプレスと陣形が隙間なく、何もできず。久保と巻の2トップで、小野と福西のダブルボランチの3-5-2。アレックスの所に村井、田中の所に坪井。巻は献身的にブレスをかけ、守備にも戻っていた。小野と小笠原はうまくパス交換できない。二人とも上手いはずなのに、考えていることが違うのだろう。後半3分小笠原の右からのクロスに久保が左足を前に出して入れたのは、よかった。まあ小笠原の超ロング・ループシュートは追加点としてはよかったが、試合内容がお粗末なのがうやむやになる恐れも。結局この2月の三試合は、久保と小野の実戦リハビリという位置づけらしい。試合後、小野が全員と握手して回る様子はどう見てもキャプテンだった(宮本はキリンの会社からトロフィーやら何やらもらっていた)。

サッカー短評 (2006.2/11)

アメリカvs.日本 3対2(2006.2/11 サンフランシスコ) 代表強化試合
 久保のワントップ、小野と小笠原のニ列目で3-6-1の布陣は機能しなかった。というより、日本は今年初戦で試合勘も鈍く、対するアメリカは3試合目で、すごくプレスが速く、前半は立ち上がりを除いて防戦一方だった。特に、2点目は完全に崩され、守備が後追いになって酷い失点。後半、久保と福西に替えて、巻と佐藤寿人を入れ、ツートップに。小野がボランチに下がってさばく。ボールが回り始めた矢先の後半4分、ドノバンのCKをトゥウェルマンにドンぴしゃで決められたが、その後はアメリカもプレスが緩くなり、日本もリズムを取り戻し、小野を起点に最後、加持のクロスに巻のヘッドで反撃。さらに阿部と長谷部を入れ(小野、田中と交替)、前半よりずっと見応えのある展開に。結局4分あったロスタイムに、CKから中澤が足で押しこんで2点目を取ったところまでだったが、体が動き始めるのが遅かった。

サッカー短評 (2006.1/10)

鹿児島実業vs.野洲 1対2 (2006.1/9) 高校選手権決勝
 劇的な逆転劇。誰しも、鹿実の連覇、野洲(やす)は善戦がいいところと思っていたのではないか。前半のうちから、国立の3万の観衆にものまれず、「鹿実」という名前に怖じることもなく、のびのびと自分たちのパスをつなぐサッカーができたのが勝因だろう。23分の先制点もすばらしかったが、延長後半7分のロングサイドチェンジからの得点は素晴らしかった。これで「やす」高校と読める人も増えただろう。

サッカー短評 (2006.1/8)

浦和レッズvs.清水エスパルス 2対1 (2006.1/1) 天皇杯決勝
 上川主審は、天皇杯決勝で四年連続退場者を出すという伝統に従うことにしたらしい。優勝チームは世界クラブ選手権への出場に名乗りを上げる資格を得られる。レッズの永井と田中達也は怪我が癒えず、闘莉王は母の手術でブラジルへ。前半39分レッズDF堀之内がヘッドで先制し、ぐっと有利に。後半28分マリッチが追加点でダメ押しか、と思ったら31分、エスパルス市川の得点で面白くなりかけたところの39分、平松に二枚目のイエロー。選手に罰を与える気持ちが強すぎる。


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