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2021年1〜12月に読んだ本


 児童文学  絵本  ヤングアダルト  SF
 ファンタジー  ミステリー  その他の小説  小説以外



児童文学
◆『れんこちゃんのさがしもの』戸森しるこ作、福音館書店  <児童文学>
 《12/29読了》児童図書館研究会東京支部2021.7/19テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『人はなぜ立ったのか アイアイが教えてくれた人類の謎』島泰三作、学研プラス  <児童文学>
 《12/28読了》著者は財団法人日本野生動物研究センターを創立。霊長類の手や口の形、歩き方などは、食べ物と暮らす場所に適応進化。 アイアイは、ラミーというビワくらいの実の果肉をはぎとり、種の硬い殻を前歯で削って割り、長くて細い中指で仁をすくって食べていた。 ラミーの種の3つの部屋のうち仁が入っている所を割る前に中指で叩いて調べる。身をしっかり握るためサルの中で一番太い親指を持つ。 人の歯はエナメル質が2ミリ以上あり、1ミリ以下の他のサルよりはるかに厚い。アウストラロピテクスの歯では肉は切り裂けないし、 人間の速さではカモシカなどに追いつけない。ゲラダヒヒのように草原で種子を食べるなら立つ必要はない。ロシアのポルシュネフ博士の骨食仮説。 ウシやブタの骨はブタの肩肉よりたんぱく質も脂肪もカロリーも高い。カルシウムや鉄分は肉よりずっと多い。あごは上下左右前後に動かせる。 犬歯が小さい口、平らな歯の面で骨をすりつぶす。骨はすぐには食べられないから砕くための石を持つ。骨と石で両手がふさがる。そこで必然的に立って移動することに。 そうなのかも!
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『カワネズミを見てみたい!』森本祈恵、小林朋道著、くもん出版  <児童NF>
 《12/18読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『セカイを科学せよ』安田夏菜作、講談社  <児童文学>
 《12/10読了》児童図書館研究会東京支部12月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『春のウサギ』ケヴィン・ヘンクス作、小学館  <児童文学>
 《12/4読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ペンダーウィックの四姉妹4 春の嵐』ジーン・バーズオール作、小峰書店  <児童文学>
 《11/19読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『崖の下の魔法使い』吉野万理子作、学研プラス  <児童文学>
 《11/14読了》児童図書館研究会東京支部11月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『キケンな修学旅行 ぜったいねむるな!』ジェニファー・キリック作、ほるぷ出版  <児童文学>
 《11/3読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『サヨナラの前に、ギズモにさせてあげたい9のこと』ベン・デイヴィス作、小学館  <児童文学>
 《10/16読了》13歳のジョージは愛犬ギズモの老い先が短いことを獣医から伝えられる。学校では、幼なじみマットが変節して いじめっ子とつるむようになり、学校だけでも試練の毎日。家では両親が離婚したため、母がいつも働いていて忙しく、ギズモがいることで支えられている。 ギズモのために「もう一度したい9のこと」をリストアップ。リストをクリアしていく所は面白いが、マットがジョージに仕掛ける裏切りやいじめが読んでいてしんどい。 途中でやめようかと思った。最後の大冒険はスカッとした。児童図書館研究会東京支部9月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『どっちでもいい子』かさいまり作、岩崎書店  <児童文学>
 《9/8読了》こういうウジウジした子が主人公の話は、いかにも日本ぽい。翻訳作品は、どちらかといえば、やや嫌みな杏のように個性があって ハッキリものを言うタイプが多いように思うのは文化の違いか。はるのような優柔不断な子がヒップホップに気持ちがひかれるという所に説得力がない。 児童図書館研究会東京支部9月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『海べの音楽』ジーン・バーズオール作、小峰書店  <児童文学>
 《9/6読了》〈ペンダーウィックの四姉妹3〉。いつの間にか4巻まで翻訳されていて、遅ればせながら読んだ。今回、長女のロザリンドはお休み。 再婚したばかりの父親たちも新婚旅行で不在。クレアおばさんと下の3人はメイン州の海岸の別荘へ。おばさんが捻挫し、最年長のスカイが奮闘。 隣の家のジェフリーも来られることになり、大活躍。今回はジェフリー(と末っ子バティ)の音楽の才能についてがメイン。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ベサニーと屋根裏の秘密』ジャック・メギット・フィリップス作、静山社  <児童文学>
 《8/22読了》なかなか面白かった。最後がちょっとブラックだけど。屋根裏のビーストと対決するベサニーは痛快。原題The Beast and the Bethanyは「美女と野獣」 のもじりだと思う。児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ヤーガの走る家』ソフィー・アンダーソン作、小学館  <児童文学>
 《8/8読了》毎晩死者を送り出すバーバと暮らすマリンカは、後を継ぐと思われているが、普通の女の子の生活がしたい。湖の国で少年ベンと知り合い、 子羊を預かったり、砂漠の国で死んだ女の子ニーナに海を見せるため引き留めたり。しかし、ニーナを引き留めすぎたので、死者の国へはバーバが付き添っていくが戻らない。 マリンカは「走る家」をだまして死者の国への扉を開けてもらおうとする。バーバさえ戻れば、自分は普通の生活ができると考えて…。マリンカのあまりにも自己中心的な 考え方や行動は、共感しにくいが憎めない。結局「走る家」の魔法の力でマリンカの願いはほぼかなうが、失ったものは戻らない。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『りんごの木を植えて』大谷美和子作、ポプラ社  <児童文学>
 《8/6読了》これもまあまあ佳作だが残らないと思う。ガンが再発した祖父は積極的な治療をしないで在宅で過ごすことを選ぶ。 「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日わたしはりんごの木を植える」という祖父の心境(あとがきによるとルターの言葉)が 小5のみずほに納得できるように書かれているかと言えば疑問。児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『お話のたきぎをあつめる人 魔法の図書館の物語』ローレンティン妃、パウル・ヴァン・ローン作、徳間書店  <児童文学>
 《7/25読了》住む人のいなくなった伯爵のお城にある図書館は、開ける扉を間違えるとたどり着けない。毎週お城に行くおじいちゃんに教わって、 ステレは読む本がほしくて一人で探しに行く。初めは正しい扉が見つからないが、いったんたどり着くと、毎日のように本を読みふけり、そのうち 村の広場で読んだ話を子どもたちに聞かせるようになる。ここでお城と図書館に魔法をかけた人物が出てきて、呪いをかけ直すと、なぜかステレは 物語を伝えられなくなる。そこでおじいちゃんが出かけると…。まあ後はご想像通りです。児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/29朝日、9/25毎日  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『莉緒と古い鏡の魔法』香坂理作、小学館  <児童文学>
 《7/12読了》母が引き継いだ骨董店にあった古い鏡の中にいる少年が昔作ったチャームが飛び散ってしまう。チャームは、願いをこめた護符で、 いいことと悪いことがセットになっていて、実害が起こる前に集めないといけない。莉緒は、なくなった3つのチャームの形と現れる特徴を聞いて 探し始める。主人公の莉緒は、転校したばかりで、大きな声で話すのが苦手。鏡の少年のアドバイスで一人で本の朗読をして声を出す練習。 おかげで二人も友だちができて、チャーム探しにも協力してもらう。ちょっと八犬伝みたい。児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『クローバーと魔法動物 3 夏の終わりに』ケイリー・ジョージ作、童心社  <児童文学>
 《7/7読了》新たに来た「魔法動物の専門家」は同い年くらいの少年。何でも知っているような顔で本に書いてあることを並べ立てるが、 実務はクローバーの方が積んでいるはず。やり方のすれ違いや嫉妬から、オリバー宛の荷物を勝手に開けてペンダントを「借りて」しまう。 その後から、魔法動物たちの具合が悪くなり始め、透明な小犬はだんだん見え始め、ユニコーンの角は縮み、ミニチュアの妖精馬は大きくなり始め、 ネプチューンはタツノオトシゴになってしまう。往診してくれたトロールのドクターまで具合が悪くなり、クローバーがドクターの家に行ったとき、 とうとう自分が原因だとわかる。オリバーがペンダントについて調べると「二度とはずせない」と判明。危機をともにを乗り越え、最後に互いの気持ちを 打ち明けて和解。王道の展開に満足。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ベランダに手をふって』葉山エミ作、講談社  <児童文学>
 《6/12読了》母子家庭の輝(ひかる)は小5。母の実家の近くに引っ越し、転校した1年の時から、登校するときにベランダの母に手をふっている。 クラスメートにからかわれたこともあるが、自分の中でもそろそろいいかなと思って、祖父に相談してみるが、「ムリにやめなくてもいいのでは」 と言われたり、母の気持ちを傷つけないか気になったり。ふとしたことでクラスメートの香帆も父親を亡くしていることを知り、親しくなる。 香帆と運動会の二人三脚で組むはずだった香帆の母が間に合わないため、輝は自分と組む叔父を貸し、自分は祖父と組む。香帆は転校していき、輝は母に 「手を振るのは明日を最後にする」とあっさり言うことにすると、母もあっさり「わかった。明日が最後ね」と言う。佳作だが、残らないと思う。 児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『青の読み手』小森香折作、偕成社  <児童文学>
 《5/14読了》なかなか面白かった。続きが出そう。青い目で13,4歳の孤児の少年ノアが主人公。怪しげなコクトー男爵から、修道院の宝物庫にある白紙の小さな本を盗んでほしいという依頼を受ける。 ノアが盗んだのは「サロモンの書」と言われ、故人のサロモンと青の読み手のみが読めるらしい。本を取り返しに来たルドン派の僧たちの目の前で、ノアがサロモンの書に突然浮かんだ文字を唱えると、 コクトー男爵が灰になる。ノアは僧たちから青の読み手に違いないと修道院へ迎えられるが。男爵屋敷の屋上でのノアと悪魔の対決が見物。 児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『さくら村は大さわぎ』朽木祥作、小学館  <児童文学>
 《5/10読了》安心して読める幼年文学。児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『嘘吹きネットワーク』久米絵美里作、PHP  <児童文学>
 《4/17読了》意外と子どもにSNSの怖さと正しい向き合い方について届くかも。小6の優等生、小野寺理子の正論と、フェイクを作ってみんなを鍛えるという (実はひきこもりの)錯(さく)の対決。リコたちが最後に作る「かいちゅうでんとう」もなかなか。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『庭づくりはひみつ!』カリーナ・ヤン・グレーザー作、徳間書店  <児童文学>
 《3/27読了》〈バンダビーカー家2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『まほうのレシピ』シンディ・キャラハン作、竹書房  <児童文学>
 《3/24読了》ちょっとやってみたくなる、まじない料理。屋根裏の古い百科事典に隠すように貼り込んであったレシピの通りに作るためには、 メキシコ産のスパイスが必要。ケイトが買いに行くと、店主のおかみさんに「作り手にむくいが来る」と警告を受ける。でも、うるさい弟を 静かにさせる「お黙りコブラー」なんて作ってみたくなる。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『クローバーと魔法動物 2 魔法より大切なもの』ケイリー・ジョージ作、童心社  <児童文学>
 《3/14読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ねこ学校のいたずらペーター』アンネリース・ウムラウフ=ラマチュ作、徳間書店  <児童文学>
 《3/13読了》幼年物語としては、水準に達していると思うが、かなり古い感じがする。「訳者あとがき」によると、オーストリアで1933年初版というから、無理もないか。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『じりじりの移動図書館(ブックカー)』廣嶋玲子[ほか]作、講談社  <児童文学>
 《2/21読了》今度は移動図書館「ミネルヴァ号」で、じりじりいうのは、図書館の発車ベル。この図書館はタイムマシンというかパラレルワールドみたいな別世界へもいける。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『魔女バジルと魔法の剣』茂市久美子作、講談社  <児童文学>
 《2/16読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『引っ越しなんてしたくない! バンダビーカー家は五人きょうだい』カリーナ・ヤン・グレーザー作、徳間書店  <児童文学>
 《2/14読了》〈バンダビーカー家1〉。突然大家のビーダマンさんから12月一杯で賃貸契約を更新しないと通告されたバンダビーカー家。 5人姉弟は、何とか事態を好転させようと、大家さんにプレゼントをしたら気に入って考え直してもらえるのでは、と作戦を立てる。しかし、 訪ねていっても会ってくれないし、次の借家候補者が内覧に来るし、3階のジートさんたちとイブのディナーを食べている最中に、天井から 足を踏みならされて、長女のイーサの堪忍袋が切れる。これが好転するキッカケになるのだから、「かえるの王子」みたい。5人姉弟は、 みんな個性的でそれぞれの考える作戦がおかしい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『クローバーと魔法動物 1 運のわるい女の子』ケイリー・ジョージ作、童心社  <児童文学>
 《1/28読了》ツイてない女の子クローバーは、逃げたペットのカナリアを追ってたどり着いた、森の動物紹介所でボランティアすることに。ジャムズというおじいさんが 「秘密は守れるか」と聞き、ここは魔法動物をふさわしい持ち主に引き渡す所だという。なんと二日目からジャムズさんが急な出張で ひとりで切り盛り。そこへお姫様に化けた魔女が来てユニコーンのシッポを切ってしまう。クローバーは本当に「不運な子」なのか。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ぎりぎりの本屋さん』まはら三桃ほか作、講談社  <児童文学>
 《1/27読了》小さな街の小さな本屋さん。暗くて狭そうだが、入ると意外と広くて小学生くらいの男の子が店番をしている。ここへ来るのは何かとギリギリの人たち。 お小遣いがギリギリだったり、気持ちがギリギリだったり。『ぐるぐるの図書室』の続編。小遣い不足を地下で逃げ出した本の捕獲アルバイトで補う話は笑った。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ぼくの犬スーザン』ニコラ・デイビス作、あすなろ書房  <児童文学>
 《1/5読了》普段と違うことが苦手なジェイク。だからクリスマスは大嫌い。朝ご飯のトーストは縦にきっちり5等分しなくちゃならないのに、 お父さんは4本に切ってしまった。学校は決まった時間割があるから好きだったのに、担任の代わりの先生は「ハイイログマ」 がクマの種類だということを知らないし、あれやこれやでジェイクは叫び続けてしまい、校長室送りに。家でもいろいろ言われて墓地に隠れると、 子犬に出会い、スーザンと名づけて一緒に帰る。スーザンといると、ジェイクはいろいろなことが楽になる。ジェイクがスーザンに兄のアンディを 「大好きな兄ちゃん」と紹介するのでアンディが驚く。家の前のパトカーの青い光や大勢の知らない人が恐くて後戻りしそうになるが、 スーザンが落ち着き払っているので家に入ることができる。夜もスーザンと一緒だとよく眠れる。翌朝早くスーザンに庭でトイレさせ、朝ご飯のトーストを作る。 みんなのトーストも焼いてきのうの学校での動物の名前の話をする。かあさんはジェイクが自分でトーストを作れることや長く話をすることに驚く。 だが、スーザンの元の飼い主が現れて引き取っていく。そのときジェイクが渡したスーザンへのクリスマスカードの文面が泣ける。原題は 「クリスマスを救った犬」。児童図書館研究会東京支部1月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

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絵本
◆『自然を再生させたイエローストーンのオオカミたち』キャサリン・バー文、ジェニ・デズモンド絵、化学同人  <絵本>
 《12/19読了》内容はすばらしいが、いかんせん、字が小さすぎる。黒地の白抜き文字がグレー過ぎてとても読みにくい。オオカミ消滅後エルクが増えすぎ植物がなくなり他の動物の住むところがなくなる。 オカミ復活後変わったことは、エルクとコヨーテが減った。エルクが移動するようになり、木や草が増え始める。コヨーテに食べられていたプロングホーン、アナグマ、キツネ、ウサギ、ネズミが増える。 木が育つと鳥が戻る。草が川べりの土手を補強したのでビーバーやサンショウウオなど水辺の生き物が戻る。川の土手が強くなったので川がゆったり流れるようになる。水の中の植物も増え、魚が戻る。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『おおきなもののすきなおうさま』安野光雅作・絵、講談社  <絵本>
 《12/19読了》あとがきによると、作者はガスタンクを見てあんなに大きいコーヒーカップがあったらどうだろう、電柱ほどもある鉛筆、山ほど高い滑り台、体がすっぽりはいってしまいそうな靴、と考えてきりがないほど楽しい、と感じて作ったそうだ。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ふしぎな月』富安陽子文, 吉田尚令絵、理論社  <絵本>
 《11/20読了》うーん…。前半はファンタジーでよかったのに、後半、メッセージ絵本になってしまった。せっかく富安さんなので期待したが。残念。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 9/5産経、10/9赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『またまた ねえ、どれがいい?』ジョン・バーニンガム作、評論社  <絵本>
 《10/31読了》35年後の続編。最初が「ミツバチのハチミツづくり」と「ウサギのあなほり」で、それほど「究極の選択」という感じではなく、インパクトは弱い。 でも、赤ん坊だった頃の話をみんなにされるのとママにティッシュで口を拭かれるのはどっちもかなりイヤ。最後はねむりたい所で、月、鳥の巣の中、自分のベッドと来て、そうか「寝る前の一冊」なのかと得心。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『クジラが歩いていたころ』ドゥーガル・ディクソン作 ハンナ・ベイリー絵、化学同人  <絵本NF>
 《10/10読了》地球に生命が生まれてから現在まで全てを扱っている。タイトルになっている「クジラが陸を歩いていたころ」は5000万年前。 始新世のインドハイアスはネコくらいの小型動物。レミングトノケトゥスはほとんど水中で生活。ハクジラとヒゲクジラに分かれたのは3000万年前。200万年前、突然巨大化。 巻末に「進化はつづく」。大量絶滅ふたたびの小見出しでは、今回のはヒトによるとあり。大陸は移動し、オーストラリアは北進し、東アフリカは地溝帯で分裂し、地中海はなくなり山脈に。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで』おかだえいすけ文 遠藤宏写真、岩崎書店  <絵本NF>
 《9/28読了》キンメダイ、アナゴ、イカをお寿司にする。魚をさばく場面だけでなく、生きている時の写真もある。釣り上げたばかりのキンメダイはおなか側が白い。 目がキラーン。アナゴにはウロコはない。ヤリイカは死ぬとサーッと白くなる。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『かしこいモリー』ウォルター・デ・ラ・メア再話、エロール・ル・カイン絵、ほるぷ出版  <絵本>
 《9/28読了》「おはなしのろうそく」では、わらのくびかざりを付けた娘たちの首をその場でちょん切っていたけど、さすがに絵本なので、 地下の穴蔵にほうりこむ形になっていた。「かみのけ一本橋」は「かみのけ橋」で、ルカインは本当に線のように描いている。 王子様たちはみんなもっさりタイプで、あんまりカッコよくない。こんな男と結婚して幸せになれるのか。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『富士山のまりも』亀田良成文 斉藤俊行絵、福音館書店  <絵本NF>
 《9/23読了》小5で追加採集して自由研究に取り上げたフジマリモ。地元では「ししのふん」と呼んでいる。水槽の底にできる緑色のもやもやがまりもの元ではないかと あるとき気がつく。2-3pの楕円に近い球でわると小石があって藻がかじりついている。その後は実家の庭に放置。2011年、ネットでフジマリモが絶滅に近いことを知る。 国立科学博物館の植物研究部微細藻類を研究している辻彰洋先生に連絡。退職して自由研究の続き。まりもと「自由研究」を送る。無事フジマリモと認定され、国立科学博物館に展示。新聞でも紹介。 カルキ入りの水道水で育てたまりもの方がなぜか丸くて美しい緑色になる。人間が考えるきれいな水とまりもに都合の良い水は違うらしい。自由研究、ちゃんとやっておくものですねー。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『はじまりは、まっしろな紙−日系アメリカ人絵本作家ギョウ・フジカワがえがいた願い−』キョウ・マクレア文、ジュリー・モースタッド絵、フレーベル館  <絵本NF>
 《7/25読了》1969年に絵本『Mother Goose』を描いた画家、日系二世のギョウ・フジカワ。白人ばかりの高校で「透明人間」のように感じていたが、 美術の先生に見いだされ、美術の専門学校の奨学金を得る。知らなかったが、戦前の日本にも来て、浮世絵などに触れたらしい。帰国後、商業美術界で働き、 東海岸のディズニーのニューヨークスタジオにいたとき、第二次大戦が始まり、西海岸に住む家族は収容所に。戦後はフリーとなり、絵本の挿絵の仕事も始め、 初めての自作絵本『Babies』を1966年に出版。まだ、法律で肌の色で人を差別している時代に、さまざまなエスニックの赤ちゃんたちを同じページに描いた。 出版社は初め「南部では売れないから、肌の色が違う赤ん坊は一緒に描かないでほしい」と渋ったが、結局、絵本はベストセラーとなり、 今日でも売れている普遍的な作品となった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『アリババと40人のとうぞく』愛甲恵子再話 ナルゲス・モハンマディ絵、ほるぷ出版  <絵本>
 《6/27読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『まどのむこうのくだものなあに?』新井真紀作、福音館書店  <絵本NF>
 《6/26読了》名作『やさいのおなか』の姉妹編『やさいのせなか』の果物版に近い。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『レミーさんのひきだし』斉藤倫・うきまる作 くらはしれい絵、小学館  <絵本>
 《5/26読了》しゃれているが、大人向け。もっとワクワクした話かと思ったのに。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『プラスチックのうみ』ミシェル・ロード作 ジュリア・ブラットマン絵、小学館  <絵本>
 《5/19読了》「これはジャックのたてた家」の形式で、人間の営みが海のプラスチックごみになっていることがよくわかる。 「ぼくたちがすてた ごみのなかで およぐさかなを たべるアザラシに からみつくあみをすてた ぎょせんをゆらす うみのながれにのって  およぐウミガメに ひっかかるプラスチックを うみにばらまく ごみのうめたてちに ごみをすてる、ぼくたちにんげん」。最後の見開きでデータ紹介。 太平洋の東と西の巨大なゴミだまり。マイクロブラスチック。太平洋ベルトはゴミベルト。海の生きものの体からブラスチック。 2050年には魚よりプラゴミの方が多くなる。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ジョナスのかさ』ジョシュ・クルート文 アイリーン・ライアン・イーウェン絵、光村教育図書  <絵本>
 《5/3読了》1750年頃、イギリスのロンドンでは、傘は女の人か馬車に乗れない貧乏人がさすものだった。流行り物と雨にぬれるのが大嫌いな ジョナス・ハンウェイがペルシャで「とんでもないもの。きみょうきてれつ」な傘を見かける。人から笑われても、馬車の御者たちからゴミを投げつけられたり してもへこたれず、30年使い続け…とうとうロンドンでも様々な人が傘をさすように。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ノロウェイの黒牛』なかがわちひろ文 さとうゆうすけ絵、BL出版  <絵本>
 《5/3読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『せとうちたいこさん ふじさんのぼりタイ』長野ヒデ子作、童心社  <絵本>
 《4/30読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『わかめ−およいでそだってどんどんふえるうみのしょくぶつ』青木優和文 畑中富美子絵 田中次郎監修、仮説社  <絵本NF>
 《4/23読了》〈海のナンジャコリャーズ2〉。知られざるワカメの一生。ワカメの赤ちゃんを食べに来る、巻き貝のコシダカガンガラがこわい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『とっています』市原淳作、世界文化社  <絵本>
 《2/27読了》すもうをとっています。すもうをとりながらちょうちょをとっています。ちょうちょをとりながらあしをとっています。 あしをとりながらバランスを…と続いていくので、興味しんしんでめくっていくと、写真を「とる」ところでは「パシャ」。いろいろな「とる」を、 絵本であらわすなら統一した方がよかったのでは。ここで読んで聞かせている人が「説明」することになってしまう。オチもいまいち。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『なにかがいる』佐藤雅彦+ユーフラテス作、福音館書店  <絵本>
 《2/22読了》これぞ写真絵本の本領発揮。「なにかがいる」とわかっているのに、見えない。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『あかいてぶくろ』いりやまさとし作、講談社  <絵本>
 《2/19読了》これは大人向けの絵本では。この感傷的な終わり方では、子どもは納得しないと思う。『セーターになりたかった毛糸玉』(津田直美作、ジーシープレス)の方がずっと、しっくりくる。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『やさいの花』埴沙萠写真 嶋田泰子文、ポプラ社  <絵本NF>
 《2/13読了》表紙は見たことのないゴボウの花で、アザミの仲間。レタスは菊の仲間、オクラはアオイの仲間。花同士の写真が並ぶとよくわかる。 ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマンが仲間なのも花を見るとわかる。サツマイモはヒルガオの仲間なのは、「実」がそっくりで一目瞭然。 ゴマのピンクの花は黒ごま、白い花は白ごまというのは初めて知った。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『インカの村に生きる 地球ものがたり』関野吉晴作、ほるぷ出版  <絵本NF>
 《2/8読了》ペルーのクスコから100q南のオコンガテという町からさらに山道を2日歩くとケロ村。ほぼ自給自足。1500メートル付近の山裾ではトウモロコシを育て、 3300メートル付近の山腹でジャガイモ畑と集落、ここに学校も。学校は1年生のみ。4000メートル以上の高地でリャマやアルパカを飼う。 5−6歳になるとアルパカの世話を始める。ジャガイモは80種類もあり主食。凍らせては水分をぬき繰り返して保存食に。トウモロコシからお酒も造る。 3回目に1歳の赤ちゃんの髪切りの儀式を見せてもらえたという。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『うしかたやまんば』千葉幹夫文 スズキコージ絵、小学館  <絵本>
 《1/7読了》「うまかたやまんば」の類話。スズキコージの描くやまんばは迫力満点。最後がちょっと知らないパターンで、 牛方のたくましさや商魂、なくした牛を買い直す資金を得られそうな終わり方。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

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ヤングアダルト
◆『わたしは夢を見つづける』ジャクリーン・ウッドソン作、小学館  <YA>
 《11/6読了》短い詩で構成されたジャクリーン・ウッドソンの自伝。私には読みづらかった。児童図書館研究会東京支部10/18テキスト。
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◆『嵐の守り手 1 闇の目覚め』キャサリン・ドイル作、評論社  <YA>
 《6/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『詩人になりたいわたしX』エリザベス・アセヴェド作、小学館  <YA>
 《5/21読了》両親がドミニカ出身の15歳?のシオマラ。双子の兄エグゼイヴィアは学校の成績も良く、母のお気に入りだが、シオマラは最近父親より背も高くなり、 Dカップの体型になり、望んでもいないのに男たちからひわいな言葉をかけられ、女子たちからはうとまれ、母親には目の敵のように行動を制限される。 昔からひ弱な兄を守るために腕力を使ってきたが、その方法では自分の状況をよくすることはできず、黙っていることが多くなった。兄がくれたノートに 自分の気持ちを詩の形で書くことだけが息抜き。英語の教師の勧めでポエトリー部の活動に参加し、詩のスラムにも顔を出すようになる。あるとき、 うっかりノートを台所に忘れ、それを読んだ母親に激怒され、目の前でノートに火をつけられる…。なぜ母親はこんなに娘にきつくあたるのだろう。 自分が修道女をめざした若い頃とあまりにも違うからか。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『キャンドル』村上雅郁作、フレーベル館  <YA>
 《3/24読了》主人公たちが小6の感じがしない。少し盛り込みすぎか。「ヤングアダルト向け作品」という感想も、児童図書館研究会合評会で 出たようだ。児童図書館研究会東京支部2月テキスト。
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◆『ルーパートのいた夏』ヒラリー・マッカイ作、徳間書店  <YA>
 《3/13読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『雪山のエンジェル』ローレン・セントジョン作、評論社  <YA>
 《2/20読了》児童図書館研究会東京支部1/18テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

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SF

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ファンタジー
◆『魔道師の月』乾石智子作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《12/20読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『稲荷書店きつね堂 [5] ヨモギたちの明日』蒼月海里作、ハルキ文庫  <ファンタジー>
 《11/26読了》シリーズ最終巻。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『夜の写本師』乾石智子作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《11/10読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『紐結びの魔道師』乾石智子作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《10/31読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『青炎の騎士』乾石智子作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《10/19読了》〈紐結びの魔導師3〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『白銀の巫女』乾石智子作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《10/14読了》〈紐結びの魔導師2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『赤銅の魔女』乾石智子作、創元推理文庫店  <ファンタジー>
 《10/9読了》〈紐結びの魔導師1〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『蛇苺の魔女がやってきた』白鷺あおい作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《10/2読了》〈ぬばたまおろち、しらたまおろち3〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『人魚と十六夜の魔法』白鷺あおい作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《9/2読了》〈ぬばたまおろち、しらたまおろち2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ぬばたまおろち、しらたまおろち』白鷺あおい作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《8/27読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『魔術師ペンリックの使命』ロイス・マクマスター・ビジョルド作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《8/12読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『月蝕の夜の子守歌』白鷺あおい作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《5/21読了》シリーズ第2作。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『シトロン坂を登ったら』白鷺あおい作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《4/10読了》シリーズ第1作。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

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ミステリー
◆『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん [7] 朝食フェスと決意のグヤーシュ』友井羊作、宝島社文庫  <ミステリ>
 《12/10読了》…。
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◆『トリュフチョコと盗まれた壺』キャシー・アーロン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《/読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『王女に捧げる身辺調査』アリスン・モントクレア作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《11/17読了》〈ロンドン謎解き結婚相談所2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦』M. C. ビートン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《11/2読了》〈英国小さな村16〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スパイシーな夜食には早すぎる』ローラ・チャイルズ作、コージーブックス  <ミステリー>
 《10/4読了》〈タマゴ料理のカフェ9〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『和菓子のアン』坂木司作、光文社文庫  <ミステリー>
 《9/6読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『菜の花食堂のささやかな事件簿 [4] 裏切りのジャム』碧野圭作、だいわ文庫  <ミステリー>
 《8/27読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ジャンクフードは罪の味』チェルシー・フィールド作、コージーブックス  <ミステリー>
 《8/20読了》〈お毒味探偵2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『本と鍵の季節』米澤穂信作、集英社文庫  <ミステリー>
 《8/16読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん [6] 心をつなぐスープカレー』友井羊作、宝島社文庫  <ミステリー>
 《7/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『おばさん探偵ミス・メープル』柊坂明日子作、小学館文庫  <ミステリー>
 《7/14読了》こちらが第1作。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『新米フロント係、探偵になる』オードリー・キーオン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《7/12読了》〈歴史と秘密のホテル1〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『アガサ・レーズンの探偵事務所』M. C. ビートン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《7/2読了》〈英国小さな村15〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『憐れみをなす者』ピーター・トレメイン作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《6/23読了》〈フィデルマ8〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『おばさん探偵ミス・メープル 銀座発23時59分シンデレラ急行』柊坂明日子作、小学館文庫  <ミステリー>
 《6/11読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ラベンダー・ティーには不利な証拠』ローラ・チャイルズ作、コージーブックス  <ミステリー>
 《6/4読了》〈お茶と探偵21〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『貧乏お嬢さまの危ない新婚旅行』リース・ボウエン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《5/26読了》〈英国王妃の事件ファイル13〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『コーヒー・ケーキに消えた誓い』クレオ・コイル作、コージーブックス  <ミステリー>
 《5/16読了》〈コクと深みの名推理18〉。行方不明から戻ってきたクレアは、最近の記憶がなく、娘はまだ小さいままで、離婚はしているが、 元夫を少しは見直したことや、婚約したことを忘れていた。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『寄宿学校の天才探偵 2 エリンガム最後のメッセージ』モーリーン・ジョンソン作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《4/15読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『やっぱりミステリなふたり』太田忠司作、幻冬舎文庫  <ミステリー>
 《3/14読了》シリーズ5巻目。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ベイカー街の女たちと幽霊少年団』ミシェル・バークビイ作、角川文庫  <ミステリー>
 《3/10読了》〈ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん[5]子ども食堂と家族のおみそ汁』友井羊作、宝島社文庫  <ミステリー>
 《2/28読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ラズベリー・デニッシュはざわめく』ジョアン・フルーク作、mira books  <ミステリー>
 《2/25読了》〈ハンナ21〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『華麗なる最初の事件』ケリー・グリーンウッド作、mira books  <ミステリー>
 《2/17読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『アガサ・レーズンの幽霊退治』M. C. ビートン作、コージーブックス  <ミステリー>
 《2/9読了》〈英国小さな村14〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『サトミとアオゲラ探偵』松尾由美作、ポプラ文庫  <ミステリー>
 《2/2読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『女子高生探偵シャーロット・ホームズ最後の挨拶』上・下 ブリタニー・カヴァッラーロ作、竹書房文庫  <ミステリー>
 《2/1読了》3部作の最終作。シャーロットの苛酷な過去が明らかに。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん[4] まだ見ぬ場所のブイヤベース』友井羊作、宝島社文庫  <ミステリー>
 《1/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ベイカー街の女たち』ミシェル・バークビイ作、角川文庫  <ミステリー>
 《1/19読了》ホームズ協会公認のパスティーシュらしい。主人公はなんとハドスン夫人とワトスン夫人。〈ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『キッド・ピストルズの醜態』山口雅也作、光文社文庫  <ミステリー>
 《1/8読了》…。
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◆『修道女の薔薇』キャロル・オコンネル作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《1/2読了》〈キャシー・マロリー12〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆

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その他の小説
◆『言葉の園のお菓子番 孤独な月』ほしおさなえ作、だいわ文庫  <その他の小説>
 《12/27読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『水族館ガール 8』木宮条太郎作、実業之日本社文庫  <その他の小説>
 《12/23読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『エチュード春一番 [3] 幻想組曲「狼」』荻原規子作、角川文庫  <その他の小説>
 《11/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『紙屋ふじさき記念館 [4] 故郷の色 海の色』ほしおさなえ作、角川文庫  <その他の小説>
 《10/27読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『紙屋ふじさき記念館 [3] カラーインクと万年筆』ほしおさなえ作、角川文庫  <その他の小説>
 《9/24読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『紙屋ふじさき記念館 [2] 物語ペーパー』ほしおさなえ作、角川文庫  <その他の小説>
 《8/14読了》…。
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◆『書医あづさの手控][クロニクル』白戸満喜子作、文学通信  <その他の小説>
 《8/6読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『紙屋ふじさき記念館 [1] 麻の葉のカード』ほしおさなえ作、角川文庫  <その他の小説>
 《7/28読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『ラウィーニア』アーシュラ・K・ル=グウィン作、河出文庫  <その他の小説>
 《3/24読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『忍者だけど、OLやってます 3 抜け忍の心意気の巻』橘もも作、双葉文庫  <その他の小説>
 《2/19読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『乙女椿と横濱オペラ』水守糸子作、集英社オレンジ文庫  <その他の小説>
 《2/12読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)

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小説以外
◆『しくじり審判 先人の失敗から学ぶサッカー審判の教科書』小幡真一郎編著、カンゼン  <その他>
 《12/14読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆

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