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サッカー短評 (2026.6/30)
日本vs.ブラジル 1対2 (2026.6/30 ヒューストン) ワールドカップ北中米大会ラウンド32
後半追加タイムまで同点だったが、50分に失点して、万事休した。前半は、かなり押される展開だったが、29分、数少ないチャンスを生かして佐野がドリブルから先制弾。なんとか1−0でハーフタイム。後半は、ブラジルがパケタに代えて若いFWエンドリッキを入れ、ヴィニシウスを左に固定してから怒涛の攻撃。GK鈴木彩艶の活躍や冨安の顔面ブロックなどで防いでいたが、11分、ヴィニシウスを起点に、折り返され、マガリャンイスのクロスをカゼミーロに押し込まれて同点。解説の本田が前半に「このまま1−0で逃げ切ろうという考えは捨てた方がいい。1失点は覚悟しておかないと」と言っていたように、ある意味想定内。前回対戦でも、日本が先制してからブラジルが本気になった側面がある。今回ブラジルはグループステージ3戦目のスコットランド戦で、気持ちよくシュート練習した後で、日本の先制点は、ただスイッチをオンにしただけの感じ。試合後に前田が言ったように「ずっと攻撃されていて、いつかはやられるという感じ」が現実になっただけという状態か。それでも同点のまま、後半21分、守備で疲れた中村と堂安の両WBを鈴木淳之介、菅原に代え、33分にはシャドーの伊東とここまでフル出場のボランチ鎌田を町野と田中碧に代えて、よく耐えていた。しかし、後半から配置を変えたブラジルの攻撃方法に対処したというより、前半と同じ対応をフレッシュな選手に代えてやっていただけなのではないか。それに、現地の本田やスタジオの闘莉王が言っていたように「日本はボールを持って攻撃の時間を作らないと」いけなかったのだろう。守備だけに追われて疲れてしまい、せっかくの伊東の俊足も生かせず、闘莉王が指摘する相手の守備が薄いSBの裏を突く形も作り出せず。あんなに守っていては、延長に入ったとしてもPK戦まで持たなかったのではないか。PK戦になったカタール大会のクロアチアや、南ア大会のパラグアイとは膠着するような形になったと思う。やはり、本当の優勝候補とは、まだまだはっきりと実力差があった。追加タイム6分のうち、4分はしのいだが、ペナルティーエリア外で田中碧がカットしたボールを即クリアでなく、一瞬つなごうか考えた瞬間に奪い返され、相手FWエンドリッキからギマランイスにつながれ、ここでもカットできず縦パスをゴール前に通され、相手FWマルティネッリに逆転ゴールを決められた。日本はここで前田を下げて切り札として小川を入れたが、あまりにも時間が足りなかった。それでも追加の追加タイムで10分まで粘ったが、1−2でタイムアップ。観客席は、9割近く黄色かった。
気温22度、湿度51%。観客68777人。審判団はマウリツィオ マリアーニ主審、VARマルコ ディベッロさんなどイタリアセット。NHK解説は本田圭佑、ピッチリポート林陵平、実況は小宮山アナ。選手インタビューは林の他、DAZN解説の安田、日テレ解説の柿谷が3人ずつ共同で分担していた。
先発は、GK鈴木彩艶。DF伊藤、谷口、冨安。鎌田と佐野のダブルボランチ。左右のWBは中村と堂安。シャドーに前田と伊東。ワントップ上田。ゲームキャプテンは堂安。冨安と佐野は中8日だが、スウェーデン戦に出た選手は中3日。久保はベンチにいたが、前日の監督会見で「出場はない」と言われていた。小宮山アナが「伊東を先発で使ってしまうと切り札がいなくなると以前言っていましたが」と聞くと、解説の本田は「久保が出られない時点で、伊東の切り札はなくなった」と答えていた。 先発予想は、GK鈴木彩艶。DF伊藤、谷口、冨安。鎌田と佐野のダブルボランチ。左右のWBは前田と堂安。シャドーに中村と久保。ワントップ上田。
ブラジルは4-1-2-3。3トップ中央は9番クーニャ。左に難敵の7番ヴィニシウス・ジュニオール、右に長身の26番ハイアン。二列目に20番ルーカス・パケタと8番ギマランイス。アンカーにベテランの5番カゼミーロ。DF16番ドウグラス・サントス、3番ガブリエウ・マガリャンイス、4番マルキーニョス、13番ダニーロ。GK1番アリソン。キャプテンはマルキーニョス。ブラジルはスコットランド戦と同じ先発とのこと。ハイチ戦で右FWラフィーニャが深刻なケガを負ったが、代わりのハイアンがそのまま先発。アンチェロッティ監督はイタリアの人で、初の外国人ブラジル代表監督。2025年5月就任すると、南米予選(6.5枠)で苦戦していたチームを立て直し、カゼミーロを呼び戻して、5位で通過させたとのこと。
日本は、ワールドカップの決勝トーナメーントでブラジルと対戦するのは初めて。優勝経験国は言わばここからが本番で、本気のブラジルとの対戦は、願ってもなかなか実現しないチャンスとも言える。どのみち日本が(に限らず、どこの国でも)優勝するためには、複数の優勝経験国や優勝候補と対戦して、それを破っていく実力と、長丁場を耐える体力やしのいでいくノウハウの蓄積(プラスたぶんクジ運の良さ)が必要だ。今回、日本は全力疾走すれば、グループステージを突破できる実力がついたことは示せた。一方、まだ決勝トーナメーントで1勝もしていない点では、実力が足りないと言える(PK戦負けも、順番や練習不足という時点で準備不足)。ラウンド16に進めば、またそこで次の体力やしのぐ力が足りているか初めてわかるのだろう。(クジ運については、本田が試合後「正直、今回はクジ運はなかった」と言っていた。)
日本は、立ち上がりからハイプレスをしかける。DFラインもかなり高めで、NHK解説の本田は「ヴィニシウスが裏をねらっているので、もう少し下げてもいい」と盛んに言う。
2分、相手シャドーのギマランエスがボールカットからシュート、DF陣が防ぐ。
8分、相手左サイドでブラジルのFK。ギマランイスが蹴り、190cmの長身DFマガリャンイスが競るが、GK鈴木が捕る。
12分、佐野からのパスをフリーで受けた左WB中村がペナルティーエリア左角からクロス、中央で上田がヘディングシュートをねらうが、相手CBマルキーニョスにクリアされる。
12分、佐野がヴィニシウスと対した場面で相手の足を踏んでしまい、イエローカード。「早い時点でボランチがイエローをもらったのは残念」と本田。
14分、伊東のドリブルを相手ボランチのカゼミーロがファールで止めて、イエローカード。ペナルティーエリア手前左寄りで日本のFK。左利きの堂安と右利きの鎌田が立ち、鎌田が低いキックを蹴るが、壁に当たる。ブラジルは壁の向こう側に一人横になって下もふさいでいた。
ここまで、相手左FWヴィニシウスを、堂安、冨安、佐野でなんとか抑えられている。
20分、ヴィニシウスが縦にドリブル突破して、ゴールライン際から折り返すが、谷口がクリア。
24分、飲水タイム。
29分、先制。ブラジルの横パスを読んで佐野がカット、そのままドリブルで前進し、外側を伊東か誰かが並走していたが、ペナルティーアーク付近から相手の意表をつくタイミングでシュート、左下に決まる。1−0。スタンドの日本サポーターが大喜びしている。
33分、中盤相手左サイドでブラジルのFK。パケタとギマランイスが立ち、パケタが蹴り、DFマルキーニョスがヘディングシュート、枠の右。
34分、日本のゴールキックをカットしてつなぎ、ギマランイスからヴィニシウスへパス。左から中央へ動いたヴィニシウスはペナルティーエリア手前でシュート、それほど強くなく、GK鈴木彩艶が捕る。
35分、また日本のビルドアップをカットしてつなぎ、ヴィニシウスがペナルティーエリア左から折り返し、相手MFパケタがシュート、DF陣が防ぐ。
38分にも、相手FWクーニャがシュートするが、GK鈴木正面。
40分、前田がプレスからボールカットしてドリブルで疾走、しかしパケタに止められる。
44分、鎌田が相手MFギマランイスを倒してイエローカード。こちらはリプレーで見てもイエローは厳しい判定。これでダブルボランチ二人ともカードをもらってしまった。
追加タイム4分。冨安のロングフィードは堂安に収まらず。1−0のままハーフタイム。
後半開始からブラジルが一人目の交代。左シャドーの20番パケタに代えて19番FWエンドリッキを入れる。ピッチの林陵平が「19歳で小柄でも足の速いFWです」と言う。エンドリッキは右ウイングのような位置取りで、クーニャとハイアンのツートップ、ヴィニシウスは左ウイングか。
3分、前田のドリブルを相手DFダニーロが背後からファールで止めてイエローカード。
6分、ヴィニシウスがドリブルで相手左サイド深い位置まで進入、パスをつながれ、ペナルティーエリア右へクロスを上げられるが、伊藤がクリア。
8分、相手右SBダニーロが攻めあがって中盤からクロス、相手MFギマランイスがヘディングシュート、GK鈴木がファインセーブ。
9分、相手左サイドからのクロスを攻めあがった相手ボランチのカゼミーロがシュート、GK鈴木も触れず、決まったかと思ったが、なぜかボールが跳ね返り、伊藤が大きくクリア。リプレーが出ると、冨安の顔に当たっていた。
11分、失点。相手左サイド深い位置でパスを受けたヴィニシウスに堂安と伊東が寄せると、斜め後ろへパス、ペナルティーエリア左で受けたCBマガリャンイスは対角へクロス、右ポスト付近でフリーのカゼミーロがヘディングシュート、1−1。
後半立ち上がりから、得点するまでブラジルはずっと手を緩めず攻め続けていた。ピッチの林陵平が「ヴィニシウスが中へ切り込まず左固定にしたことで、左WBと冨安とのマークの受け渡しができず、マークが少しずつ後手になってずれ、ファーのカゼミーロがフリーになってしまった」。
13分、相手左FWヴィニシウスがドリブルでペナルティーエリアに入ってシュート、得意の形だったが、GK鈴木がわずかに触って右ポストに当たる。ヴィニシウスに自分の形でシュートさせたのは、この1回だけだと思う。
後半、上田は味方からのフィードをなんとか収められるようになってきた。前半は、相手DFの長い脚に先に触られていたが、後半は腕と体をうまく使って相手の足の届かないところに落とせるようになってきた。ただ、落としたところに走りこむ余力のある味方がおらず、攻撃の形が作れなかった。前田も伊東も堂安も守備で疲労していた。まあ前田は「180分走れます」と林陵平が保証しているので、一番ましではあるが、相手がブラジルなので、守備の強度が高く、一日休みが短いこともあり、疲労の蓄積は明らか。
19分、上田が左サイドへ流れてシュートまで持ち込むが、相手GK。
20分、ブラジルが二人目の交代。9番CFクーニャに代えて22番FWマルティネッリを入れる。
21分、日本が二人同時交代。堂安に代えて菅原、中村に代えて鈴木淳之介を入れる。左右WBの同じポジション同士の交代だが、中村と堂安はシャドーもできる攻撃的な選手なのに対し、菅原は元々4バックの右SBだし、鈴木淳之介はボランチやCBを本職とするDFで、守備的な交代と言える。ネットの記事に「ブラジルは後半に入ると、攻撃のルートを大きく変更した。(中略)ヴィニシウスJr.をサイドに張らせたことも大きかった。日本はヴィニシウスJr.に対して2人で対応していたため、彼がサイドに張ることで日本の守備を外側へ引き出し、その結果、中央にスペースが生まれやすくなった。」「鈴木淳と菅原は運動量でチームを支え、その後は大きな決定機を作られる場面は減少した。しかし、攻撃の勢いを取り戻せる交代カードではなく、前線でボールを収めたり、相手陣内で時間を作ったりすることは難しかった。その結果、守備の時間はさらに長くなり、ブラジルの圧力を受け続ける悪循環に陥ってしまった。」(The Sporting News 6/30(火) 20:50配信「【W杯】なぜ日本はブラジルに後半押し込まれたのか? アンチェロッティ監督の修正力が生んだ逆転劇を徹底分析」オザワヨシユキ)と書かれた通りで、的確な分析と思う。
23分、飲水タイム。前半と同じく、攻撃担当の名波コーチがいろいろ話している。ゲームキャプテンは谷口になっている。
29分、相手左FWヴィニシウスがまたペナルティーエリア左から後方へパス、またCBマガリャンイスがファーサイドへクロスを上げ、長身FWハイアンがヘディングシュートするが、鈴木淳之介がクリア。
31分、相手右FWエンドリッキがループのスルーパス、GK鈴木。エンドリッキについては、入ったばかりの時のボール扱いを見た本田が「パスがうまくない」というような指摘をしていた。ピッチの林が「エンドリッキの特徴は速さです」と言っていたが、ここまでのところ、その速さは出させていない。
32分、相手DFからのフィードのこぼれを相手FWマルティネッリが収めてシュートするが枠の右。
33分、日本が二人同時交代。鎌田に代えて田中碧、伊藤に代えて町野を入れる。町野は、右シャドーに入ったようだ。鎌田は、ここまでフル出場していて、ハーフタイムには、空調が効いたスタジアムにも関わらず、大量の汗をかいていた。
38分、GK鈴木からのフィードが上田に通るが、上田のポストプレーが町野に届かない。
39分、鈴木淳之介が相手右SBダニーロが攻めあがってきたところを倒して、イエローカード。
44分、相手FKのこぼれを拾われ、最後はヴィニシウスがシュート、DF陣がなんとかクリア。
45分、菅原が右サイド深い位置まで初めて攻めあがり、クロスを入れるが、相手DF。
追加タイム6分。
46分、相手ボランチのカゼミーロが足を傷めて倒れている。メディカルが入り、ピッチを出る。ブラジルが三人目の交代。5番MFカゼミーロに代えて17番ファビーニョが入る。「技術に優れた大型ボランチです」と久しぶりにピッチの林陵平からのリポート。「通信障害から復旧しました」と言っていたので、本田が驚いていた。小宮山アナが「ブラジルはあと二人交代枠があり、もし延長に入れば三人入れられる」。すると本田が「日本は、この時点で交代枠1人残していることがすごい。森保監督の采配すばらしい」。
49分、ブラジルの右CK。中央に蹴られたキックを、長身MFファビーニョがヘディングシュート、枠の右。
51分、失点。自陣ペナルティーエリアのすぐ外で相手ボールをカットした田中碧から、再びボールカットした相手右FWエンドリッキがペナルティーアーク近くのギマランイスへパス。ギマランイスは左前方へ縦パスを通し、受けたFWマルティネッリがシュートを決める。1−2と勝ち越される。
52分、日本が五人目の交代。ここで前田に代えて小川を入れる。ツートップか。ブラジルも四人目の交代。8番MFギマランイスに代えて18番MFダニーロ・サントスを入れる。
カゼミーロの負傷交代で2-3分さらに追加されたが、日本に攻撃の決定機は訪れず。55分、1−2でタイムアップ。
ブラジルは、次は7/6、明日試合のコートジボワールとノルウェーの勝者と対戦。
敗戦直後、日本の選手たちは倒れ込み、田中碧は号泣。板倉が寄り添っていた。インタビューでは堂安が「まだ力が足りなかった」と認めた。先制した佐野は「2失点とも自分の所で防げなかった」と守備の話。GK鈴木彩艶は「1点目はクロスに出れば止められた。2点目もあと1ミリ触れれば防げたかもしれない。もっとレベルアップして戻ってきたい」。DF冨安は言葉がまとまらず、まだ整理できていない感じだったが、翌日の新聞には「アーセナルでハードな試合に出続けている時だったら2点目はクリアできた」とあった。インタビューに出てこなかった田中碧のコメントも翌日の新聞に「ロストの場面もあの時点でベストと思うプレーをしたので後悔はない」とあった。結局、誰かが書いていたように「違いを生み出す選手層の薄さ」が敗因かもしれない。南米の国々と違い防戦一方では勝てないし、「攻撃こそ最大の防御」というくらいにできなければ、太刀打ちできない、ということだと思う。
※このラウンド32では、昨日、開催国のカナダが南アフリカに勝利して、W杯出場三回目で初の決勝トーナメントを飾った。日本と同組だったオランダはPK戦でモロッコに敗戦。そのモロッコとカナダが7/5に対戦する。その他、今日の試合でドイツも敗退。パラグアイと1−1でPK戦となり、6人目まで蹴ったが、3人はずして負けた。パラグアイは7/5に、明日試合のフランス対スウェーデンの勝者と対戦。
サッカー短評 (2026.6/26)
日本vs.スウェーデン 1対1 (2026.6/26 ダラス・USA) ワールドカップ北中米大会グループF第3戦
最後はスウェーデン相手に防戦一方だったが、7分の追加タイムもしのいで、勝点1ずつを分け合った。結局、グループステージ3試合で一番苦しい試合になった。前半は、スウェーンが守りを固めてカウンターを狙うのでは、という予想と違って、ロングボールで攻めてきた。放り込んで、前線で競り勝ち、こぼれを拾ってシュートをねらう作戦らしい。前半32分にスウェーデンのCBが立てなくなって交代。なんと日本も39分に板倉に代えて谷口を入れる。0−0で迎えた後半11分、日本は堂安、上田、堂安とつないで前田が先制点を決めた。しかし、6分後に相手右FWエランガに強烈なミドルシュートを決められ、同点に。この後は次第に押し込まれ、苦しい展開に。21分に小川と伊東、30分に長友と渡辺、と二人ずつ交代したが、せっかくの伊東のスピードを生かす場面や攻撃の形を作れず。逆に相手の素早い攻撃を受け、GK鈴木のファインセーブで助かる場面も。なんとかしのいでグループ2位を確保。気温22度、湿度54%。観客70137人。イバン バートン主審はエルサルバドルの人。VARのニコラス ガッロさんはコロンビアの人。NHK解説は本田圭佑、ピッチ解説は林陵平、実況は曽根アナ。
先発は、GK鈴木彩艶。DF伊藤洋樹、板倉、瀬古(ルアーブル・仏)。左右のWBは中村敬斗と菅原(ブレーメン・独)。鎌田と田中碧のダブルボランチ。二列目シャドーは前田と堂安。ワントップ上田。キャプテンは板倉。瀬古と菅原は初先発。今回はシャドーの穴は前田が埋める。堂安も一列前での先発。ベンチにジョーカーとして伊東。久保は今回もベンチ外。
スウェーデンは3-4-3。3トップ中央に17番ギェケレシュ。左右に9番イサクと11番エランガ。左右のWBは24番ストラウドと21番ベルンハルドソン。18番アヤリと3番リンデロフのダブルボランチ。DF5番グズムンドソン、4番ヒエン、2番ラガービエルケ。GK1番ゼッターストロム。キャプテンは3番リンデロフ。本来はCBらしい。スウェーデンは前のオランダ戦で5失点したためかGKを変更。他に二人先発変更。グラハム ポッター監督はイングランドの人で、昨年10月に就任。
スウェーデンは、何が何でも勝利が必要というわけではなく、日本と同じく最低引き分けでもいいらしい。「3トップにエランガも先発させると、後半に切るジョーカーがいなくて困らないのか」と放送席の本田が言うと、ピッチから林陵平が「スウェーデンには、タハ・アリという足の速いFWがまだいます」と返す。システムがほぼ同じのミラーになっているため、マンマークとなり、互いにフリーが生まれにくい。
前半立ち上がりからスウェーデンはロングボールを放り込んできた。早くも1分、スウェーデンの左CK。アヤリが蹴るが、GK鈴久がはじく。続く相手右CK。こちらはグズムンドソンがニアへ蹴るが、前田がクリア。
5分、前田が相手ボールカットから、俊足を生かしてドリブル。ペナルティーエリア右まで進入するが、相手DF。シュートできなかったのは残念。
8分、中村が主審にソックスをあげるように注意される。伸ばしたソックスのふくらはぎ側には水平にスリットが入っている。田中碧のソックスにもスリットが3本入っているのが映る。曽根アナがソックスについて「下げることに意味があるのか」と聞くと解説の本田が「あります。足がつるからです」ときっぱり。先日の朝日新聞にも、同じエピソードが紹介されていた(※足がつりやすい中村が様々な対策の一つとしてソックスの締め付けを軽減するためスリットを入れたり下げてはいたりしている)。
日本は上田や前田が相手GKやDFにプレスにいっているが、スウェーデンがロングボールを蹴りこんでくるので、全体としてはプレスがかかっていない。相手FWギェケレシュやエランガに入ると、DF陣や田中碧が前を向いてプレーさせないようにすばやく対応している。
22分、中村からのパスを、左サイド深い位置まで攻めあがった伊藤が受けてクロス、ペナルティーエリア中央で前田がヘディングシュート、枠の外。
24分、飲水タイム。この間に解説陣が、日本のプレスがかかっていない理由や、今後どう対策したら有効かなど提案する。日本の円陣では、名波コーチが盛んに指示を出していることを本田が指摘すると、ピッチから林が「名波コーチは攻撃担当です」と補足。
32分、田中碧からのパスを受けた上田がドリブル、相手DFヒエンが手でユニフォームをつかんで倒し、イエローカード。
飲水タイム後は、多少、日本も前を向いてつなげるようになってくるが、菅原や中村の単純なクロスは全てスウェーデンDFにひっかかってしまう。
37分、相手CBヒエンが少し前に倒れたままでいたが、立ち上がれず、メディカル二人に抱えられるようにピッチ外へ。左足のトラブルのようだ。スウェーデンが一人目の交代。4番ヒエンに代えて7番MFベリヴァルを入れる。ベリヴァルはボランチに入り、リンデロフがCBに回る。
日本も谷口が出る準備をしていると林からリポートが入る。「誰かケガしたような場面なかった」と放送席で本田と曽根アナが言ってると、ピッチの林が「試合前に把握されていた不調かもしれない」と言う。39分、日本も一人目の交代。板倉に代えて谷口を入れる。「これで両チームとも4番が交代しました」と曽根アナ。キャプテンマークは堂安が巻いている。ハーフタイムの森保監督へのインタビューでは「少し張りがあるという訴えがあったので」ということだった。試合後のスタジオ解説で闘莉王が「あの時間にあの形で入って、淡々とやれるとは谷口はすごい」と感心していた。谷口本人は、試合後のインタビューで「初めから出ている選手と同じテンションで試合を見ていたので、そのまま入れた」と何でもないように答えていた。
日本は、右サイドから菅原、堂安がドリブルやクロスでしかけるが、FW陣に届かず。守備では、相手のクロスや攻めあがりをよく防いでいる。時々、チャージが正当に見えてもファールの笛が鳴る。44分、中村が左サイド深い位置からクロス、FW陣に届かず。
45分、前田からのパスをペナルティーエリアで受けた中村がノートラップでシュートするが、相手GKが触る。これが前半では一番惜しかった。「ノートラップで打ったので、立足を踏み込めず強いシュートにはならなかったが、あそこまで進入してシュートできるところまでは来た」と本田。GKの上をねらうのは難しかったか。
追加タイム5分。49分、相手FWギェケレシュが下がった位置でこぼれを拾ってドリブル、ペナルティーエリア手前からシュート、枠の外。
50分、相手左WBストラウドが菅原をかわしてペナルティーエリア左に入ってクロス、GK鈴木が捕る。
0−0でハーフタイム。グループFのもう1試合、オランダ対チュニジアは、オランダが2−0でリード。これで日本がグループ首位になるためには、3−0以上で勝たないと総得点で並べないことに。
後半は交代なしで開始。
3分、左サイドで中村、鎌田とパスをつないで最後は田中碧が相手DFをかわしながらシュート、大きく枠の上。もう少し惜しいシュートを打ってほしい。
5分、スウェーデンの右CK。ストラウドが蹴るが、シュートに至らず。
8分、堂安がペナルティーエリア手前右からクロス、鎌田がシュートするが、相手GKが捕る。その後でオフサイドの旗。解説の本田が「旗が遅い!」。「オフサイドディレイです」と曽根アナ。漫才のようだが、NHK総合なので、サッカーに詳しくない観戦者への説明が必要とは思うが、それならこれでも足りないだろう。リプレイ映像が出ると、鎌田だけでなく上田も前田もオフサイドだった。「オフサイドだったが、相手GKの反応もすごい」と本田。
10分、グループFのもう1試合に動き。チュニジアが1点返し、2−1に。
11分、日本が先制。右サイド菅原からのパスを受けた堂安がワンタッチで目の前の上田に渡す。上田は後ろ向きで相手DFを手で制しながら落とし、再度受けた堂安はスルーパス、左から斜めに走りこんだ前田が受けてゴール左へ流し込んだ。1−0。
13分、なぜか中村がピッチを出て、スパイクを履き直している。「日本は今10人で戦っています」と曽根アナ。何事も起こらないうちに中村がピッチに戻る。※このときも審判に短いソックスを履き替えるように言われて、出たらしい。
15分、相手FWギェケレシュを伊藤が倒して、相手右サイドでスウェーデンのFK。アヤリがニアへ蹴るが、鎌田がクリア。
17分、失点。相手DFリンデロフが中盤まで攻めあがって下りてきた相手CFギェケレシュにパス。ギェケレシュは右へドリブルして右FWエランガに渡すと、エランガは対面にいた堂安の寄せが甘いとみて、ペナルティーエリア右角から鋭いシュート、見事にゴール左隅に決まって1−1。「オランダ戦の2点目を思い出す」と本田。
20分、日本のペナルティーエリア手前で相手ボールを囲んで奪ったが、菅原がクリアせずにつなごうとしたのか中途半端に後ろへ下げたところ、味方が反応せず、逆に相手FWイサクに取られてシュートされるも、GK鈴木がすばやい反応で見事に防ぐ。危なかった。菅原はDFなのに、あんな場所でセーフティーにプレーしないのは判断ミスでは。それとも疲れが出たか。しかも、このプレーで相手に流れを完全に渡してしまった。
21分、日本が二人同時交代。上田に代えて小川、堂安に代えて伊東を入れる。下がっていく堂安は悔しそう。今日は攻撃的なポジションでの先発だったので、得点したかったのだろう。キャプテンマークを渡すところは見えなかったが、谷口が巻いていた。伊東は堂安でなく菅原との交代かもしれないと放送席では言っていたが、堂安は3試合連続先発だったので、ここまでの疲労も考慮されたのかもしれない。
24分、飲水タイム。ピッチの林が「日本にとって、このタイミングの飲水タイムは、流れを取り戻すのに役立つかも」と言う。しかし、再開後も相手に渡った流れは切れず、伊東にも小川にもボールが通らない。
30分、スウェーデンが二人同時交代。21番右WBベルンハルドソンに代えて8番DFスヴェンソン、24番左WBストラウドに代えて13番MFセマを入れる。
日本も渡辺が準備していると、ピッチの林から報告。すると本田が「二人ですよね。これで三回目だから最後の交代になる。監督は前半に板倉を代えたことを忘れてませんよね」と確認。30分、日本も二人同時交代。瀬古に代えて渡辺、中村に代えて長友(FC東京)を入れる。長友は白いヘアバンドを巻いている。「長友選手は、これで5大会連続ワールドカップに出た初の日本人になりました」と曽根アナ。同い年の本田が「自分の方が緊張しているかもしれない」。
21分の小川と伊東の交代投入は「勝ち越し点」をねらうためだろうが、30分の渡辺と長友は、「失点せずにクローズ」するためだろう。10分足らずでスウェーデンの攻撃の勢いを止められないと見て、最後の二人を入れたのか、そうではなく想定通りの交代かもしれない。
長友はWBとしても高めの位置取りで攻撃参加の意欲が高い。
34分、相手FWギェケレシュを谷口が倒してしまい、イエローカード。めずらしい。フロンターレのときはカードをもらわない選手だったが。相手左サイドでスウェーデンのFK。アヤリが蹴るが、GK鈴木がはじく。こぼれを、入ったばかりの相手MFセマがペナルティーエリア内でシュート、DF陣が防ぐ。
35分、相手右FWエランガがドリブル、伊藤がタックルでクリアするがファールもとられて相手右サイドでスウェーデンのFK。アヤリが蹴り、誰かがヘディングシュート、枠の上。
37分、日本の右CK。伊東が蹴り、こぼれを相手FWエランガに拾われるが、取り返す。鎌田が右サイドからクロス、ゴール前に滑り込んだ小川がかろうじて足に当てるが、大きく枠の上。
40分、相手FWギェケレシュにイエローカード。
41分、相手CBリンデロフの両足がつってすわりこむ。42分、スウェーデンが二人同時交代。3番リンデロフに代えて15番DFスタルフェルト、5番左DFグズムンドソンに代えて10番MFニグレンを入れる。ピッチの林が「リンデロフは普段足がつったりしない選手だが」と言うと、曽根アナが「今日はボランチで先発したので普段より運動量が多かったのかもしれない」。「グズムンドソンはリーズで田中碧の同僚、ニグレンはセルティックで前田の同僚」とのこと。
43分、自陣ペナルティーエリア手前左寄りでスウェーデンのFK。アヤリとニグレンが立ち、ニグレンが蹴るが、たぶん谷口がクリア。
追加タイム7分。「7分は長い。どうして追加タイムが長い時に耐え忍ぶ展開なのか」と本田。スウェーデンは勝てばグループ2位になれるので、攻撃の手をゆるめない。
48分、相手MFニグレンからのスルーパスに走りこんだ相手右FWエランガがペナルティーエリア右からシュート、決まってもおかしくない正しくヒットしたシュートだったが、GK鈴木がこれもはじき出す。これで与えた相手左CKもGK鈴木が防ぐ。
52分、長友が左サイド深い位置からクロスを入れるが、FW陣に届かず。
1−1のままタイムアップ。日本は勝点5としてグループF2位、スウェーデンは勝点4でグループF3位が確定。もう一方の試合はオランダが3−1で勝利。オランダが勝点7で1位、チュニジアは3連敗で敗退。
ラウンド32は、スコットランドを3−0で下したグループC1位のブラジルと対戦。スウェーデンは、3位チームの最上位でやはりラウンド32へ進出。おそらくグループIの1位フランスと当たる。スウェーデンがグループ2位突破をねらったのは、このためと思われる。グループF首位突破のオランダはグループC2位モロッコと対戦。グループCはきのう試合だったので中四日、日本やオランダは中三日となる。
試合後のインタビューは、林陵平と柿谷が3-4人ずつ担当していたが、「苦しい試合だったが、決勝トーナメント進出を決めてホッとした」「無敗で突破できてよかった」など冷静なコメント。ブラジルとの対戦についても「自分たちのやるべきことをするだけ」「まずはリカバリーして、いい準備をする」と落ち着いたもの。GK鈴木、DF伊藤、MF鎌田の3人は、3試合フル出場ではないか。
サッカー短評 (2026.6/21)
日本vs.チュニジア 4対0 (2026.6/21 モンテレイ・メキシコ) ワールドカップ北中米大会グループF第2戦
試合前にオランダがスウェーデンを5−1で下したという中で開始したが、日本が前半4分に早くも先制。31分には、FW上田が待望の初得点。後半は、チュニジアが三人交代して攻勢を強め、危ない場面は少なかったが、日本はボール支配しつつも決定機をあまり作れない時間が続いた。しかし飲水タイム直前の24分、伊東が決めて停滞を破る追加点。38分には、上田がヘディングシュートでこの試合2点目を決めてダメ押し。日本は、鈴木淳之介、鈴木唯人、瀬古、後藤など初出場の選手の経験値も積ませることができた。また、今まで2戦目で勝ったのは自国開催のロシア戦のみ。この点でも、一歩前進した。気温24度、湿度86%。観客51243人。主審はポーランドのイシュトヴァーン・コヴァチさん、VARは(確か)スイスのミハイ・マリカさん。なんでも、この試合が第1回ワールドカップから数えて1000試合目ということで、審判団の袖に金色のマークが付いているらしい。NHK解説は、森岡と林陵平、実況は下境アナ。DAZN解説は内田、安田、久保裕也、実況は桑原アナ。前半はNHK、後半はDAZNで見た。
先発は、GK鈴木彩艶。DF伊藤洋樹、板倉(アヤックス・蘭)、冨安(アヤックス・蘭)。田中碧(リーズ・英)と佐野海舟のダブルボランチ。左右のWBは中村敬斗と堂安。シャドーに鎌田と伊東。ワントップ上田。キャプテンは板倉。日本はDF二人とシャドーの二人を変更。板倉と田中碧は今大会初出場。冨安と伊東は初先発。久保は、オランダ戦の左ヒザ負傷で帯同せず。
チュニジアは、3-4-2-1と同じ形。ワントップに26番トゥネクティ。二列目に10番ハンニバルと8番サアド。左右のWBは2番アブディと20番ヴァレリー。17番スキリと25番スリマンのダブルボランチ。DF4番レキク、3番タルビ、6番ブロン。GK16番ダーメン。キャプテンは17番スキリ。ルナール監督は4日前に就任。
前半3分、相手の要注意選手のハンニバルにペナルティーエリア左角からシュートされ、ひやっとしたが、枠の右。やはり、この選手はスペースがなくても油断ならない。チュニジアの前半のシュートはこの1本のみだった。
4分、日本が先制。冨安からのパスを受けた鎌田が右サイドへ下りてきた上田にパス。上田からのパスを、ペナルティーエリア手前に上がっていた田中碧がすかさずペナルティーエリア内の中村にさばき、中村が「ポケット」奥までいって折り返すと、ゴール前までつめていた鎌田の足に当たってゴールイン。1−0。オランダ戦の得点よりは、鎌田の関与度は高いが、これも足で蹴ったというより、もものあたりに当たったようだ。
6分、ロングフィードを上田がペナルティーエリア内でダイレクトシュート、枠の外。9分には、ポケット右奥から上田がぎりぎりで折り返したが、惜しくも走りこんだ鎌田の直前で相手DFが蹴り出す。これで得た日本の左CK。伊東が蹴り、ゴール前で混戦となり、冨安がシュートしたが、相手GKがライン上でかき出し、得点ならず。リプレイ映像ではゴールラインをほぼ越えているものの「No Goal」の判定。「ダーメンの1ミリですね」と下境アナ。これで得た右CKも伊東が蹴るが、シュートに至らず。
15分、相手右WBヴァレリーが攻めあがってペナルティーエリア右に入るが、板倉がカットしてチュニジアの右CK。相手MFサアドが蹴るが、シュートにもちこませず。
相手10番ハンニバルには、冨安か誰かが必ずマークして、立ち上がりのような自由は与えないようにできている。
24分、飲水タイム。解説の林陵平は「チュニジアは、この試合勝たなければいけないので、何らかの手はうってくる」。日本選手の輪の中でさかんに話しているのは名波コーチ。チュニジアの方は、監督がハンニバルに話しかけている。
チュニジアは、ハンニバルをフリーマンにしたようで、左右上下に動いてパスをさばくようになる。28分、ハンニバルからのパスを受けた相手左WBアブディがドリブルで堂安をかわすが、冨安がクリア。
31分、追加点。板倉がセンターライン付近まで上がって相手ボールをカット、ただちに下りてきた上田へ縦パス。上田はドリブルでペナルティーエリア直前まで進み、伊東も右側を並走していたが、自らシュート、左下に打ち抜く。2−0。
田中碧はCB二人の間に下がってボール回しやフィードで活躍。解説の林は「今季リーズでの活躍がそのまま役に立っている」「ボランチのときの鎌田の役割もできるし、パスも通せるし、時にはフィニッシュもする」と絶賛。田中碧は試合後のインタビューで「三笘の付けていた背番号7を付けてのプレーだが」と言われて「連絡を取っている」と答えていた。
38分、伊東が低めの位置から持ち味の高速ドリブルで相手をかわしていき、ペナルティーエリアまで入ったが、最後はボールが合わずにシュートできず。
43分、鎌田が倒され、ペナルティーエリア手前左寄りで日本のFK。伊東が蹴るが、シュートに至らず。
追加タイム4分。47分、チュニジアの右ロングスローからゴール前にボールが入るが、最後はGK鈴木彩艶が捕る。
49分、中盤やや右寄りでチュニジアのFK。相手MFスリマンが蹴り、誰かが頭に当てるが、ヒットせず、GK鈴木彩艶が捕る。2−0でハーフタイムタイム。
後半開始からチュニジアが二人同時交代。6番右DFブロンに代えて21番DFベンハミダ、8番右シャドーのサアドに代えて11番MFガルビを入れる。
3分、田中碧がミドルシュート、惜しくも枠の左。
4分、相手右サイドから攻め込まれ、ハンニバルがゴール前にクロス、走りこむ選手に合わず、助かる。
12分、伊東が右サイドのドリブル突破を試みるが相手DFにクリアされて日本の右CK。伊東が蹴るが、シュートに至らず。
18分、上田の振り向きざまのシュートが相手DFに当たって日本の右CK。伊東が蹴るが、相手DF。
19分、チュニジアが三人目の交代。26番FWトゥネクティに代えて19番FWシャウアトを入れる。
21分、中村がペナルティーエリア左角からシュート、相手DF。
24分、追加点。田中碧がセンターサークル付近から、下りてきた上田へ縦パス、上田はこれをワンタッチで前線へループパス、走りこんだ伊東が受けてまっすぐゴール右下へ流し込んだ。3−0。
25分、飲水タイム。DAZN解説の誰か(桑原アナかも)が「オランダが5−1で勝って得失点差4としているので、日本ももう1点とっておきたい」と言う。
29分、日本が二人同時交代。堂安に代えてDF菅原(ブレーメン・独)、鎌田に代えてDF鈴木淳之介(コペンハーゲン・デン)を入れる。菅原はそのまま右WBに入る。鈴木淳之介は左WBに入り、中村がシャドーへ回る。鈴木淳之介はこの大会初出場。
30分、チュニジアの右CK。ショートコーナーから受けたハンニバルがクロスを入れようとするが、伊東が防ぐ。
33分、日本の右CK。伊東が蹴り、冨安が競るが、相手DF。
33分、日本がまた二人同時交代。左シャドーに回ったばかりの中村に代えてMF鈴木唯人(フライブルク・独)、右DF冨安に代えてDF瀬古(ルアーブル・仏)を入れる。二人ともこの大会初出場。
36分、相手右サイドでチュニジアのFK。距離があったのでキックはシュートほどの勢いはなく、GK鈴木彩艶が捕る。
39分、追加点。伊東が中盤右サイドからペナルティーエリア右奥に攻めあがった佐野へスルーパス、佐野がワンタッチで折り返し、中央で上田がやや下がりながらループヘディングシュートをうつと、相手GKと相手DF二人の頭上をこえて右奥にゴールイン。4−0。上田はこの試合2点目。これで日本も、このまま無失点で終えれば、得失点差4となる。佐野は試合後のインタビューで「後半のあの時間によくあそこまで攻めあがりましたね」と言われ「最後まで走れるのが自分の持ち味なので」と答えていた。
39分、日本が五人目の交代。上田に代えてFW後藤(シントトロイデン・ベル)を入れる。後藤はこの大会初出場。「オランダ戦で同い年の塩貝が出場したので、待ちかねていたでしょう」と桑原アナ。
45分、チュニジアが二人同時交代。2番DFアブディに代えて7番FWアシュリ、17番MFスキリに代えて13番MFケディラを入れる。スキリのキャプテンマークを誰が受け取ったかは不明。
追加タイム6分。47分、相手左サイドでチュニジアのFK。ハンニバルがファーへ蹴るが、GK鈴木彩艶が捕る。
48分、入ったばかりの鈴木唯人がドリブルで相手DFをひとりかわすが、次で止められる。
4−0でタイムアップ。
これでグループFはオランダと日本が勝点4、得失点差4で並び、オランダが総得点7で1位、日本が総得点6で2位。スウェーデンが勝点3で3位。チュニジアは勝点なしで4位。まだ一応、グループ突破を決めた国も敗退が決まった国もない。
順位がこのままだと、ラウンド32でグループCの1位(現在ブラジル)と対戦する。グループFを首位でぬけると、グループCの2位(現在モロッコ)との対戦。NHK総合「デイリーハイライト」のゲスト解説・闘莉王は、「この組み合わせならブラジルの方がいいかもしれない。今回のブラジルはそれほどいいチームじゃない」と言っていた。前日本代表監督の西野氏も「ここまでの試合を見る限りブラジルの方が戦いやすいのではないか」「個の力にプラスしてグループでどうプレーするのかは、これからという印象だ」と、ブラジル対ハイチ戦の戦評の最後に書いていた(『産経新聞』2026.6/21、19面)。
サッカー短評 (2026.6/15)
日本vs.オランダ 2対2 (2026.6/15 ダラス・USA) ワールドカップ北中米大会グループF第1戦
二度のビハインドを追いついて引分けに持ち込んだ。強豪オランダ相手に勝点1は快挙。オランダも初戦を落としたくないためか、前半立ち上がりは鋭く速攻を仕掛けてきたが、その後は手堅く立ち回った。ボールキープされ、何度か危ない場面がありながら、前半無失点で耐えた。ただ、後半立ち上がりにオランダも圧力を増し、攻め方も少し変えてきて、5分、相手FKのこぼれをつながれ、ロングクロスから長身DFファンダイクに決められ、失点。この後オランダに流れが向かないようにできたのは進歩。7分後の12分、久保からの折り返しを中村が相手DFの足の間からニアに決めて追いついた。オランダからすれば、ビックリだと思う。しかし、さらに7分後の19分、相手右MFサマーフィルの強烈ミドルにはたまげた。日本は直後の21分、ひとりだけ交代。前田に代えて伊東。オランダは25分に3人交代。ケガ明けのFW慣らしと守備固めか。日本も30分、久保の負傷もあって3人交代。右サイドの渡辺、久保、堂安に代えて冨安、小川、菅原を入れた。小川と上田のツートップ気味。オランダはさらに36分、39分と交代し、逃げ切り態勢に。すると43分、小川のヘディングシュートが鎌田に当たってゴールイン。再び追いついてみせた。追加タイムは6分あったが、しっかり守り切って勝点1を得た。気温20度、湿度64%。観客69285人。主審イスマイル・エルファスさんはアメリカの人。前回カタール大会ラウンド16で日本対クロアチア戦でも主審。VARはヴィジャレアルさん。NHK解説は放送席に本田圭佑、ピッチに柿谷。実況は小宮山アナ。
日本は3-4-2-1。GK鈴木彩艶(パルマ・伊)。DF伊藤洋樹(バイエルンミュンヘン・独)、谷口(シントトロイデン・ベル)、渡辺(フェイエノールト・蘭)。鎌田(クリスタルパレス・英)と佐野(マインツ・独)のダブルボランチ。左右のWBは中村敬斗(ランス・仏)と堂安(フランクフルト・独)。シャドーに前田(セルティック・スコ)と久保(レアルソシエダ・西)。ワントップ上田(フェイエノールト・蘭)。ゲームキャプテンは堂安。 先発予想は、GK鈴木彩艶。DF伊藤洋樹、板倉、冨安。鎌田と佐野のダブルボランチ。左右のWBは伊東と堂安。シャドーに中村敬斗と久保。ワントップ上田。6/12、キャプテンの遠藤がケガの悪化で離脱。「南野、エース・三笘、キャプテンの遠藤とプレミアリーグ経験者3人を失って理想の形から遠ざかる」と朝日新聞。追加招集はFW町野(ボルシアMG・独)。新キャプテンはなんと板倉。
オランダは4-1-2-3。3トップ中央に18番マレン。右のウイングは11番ガクポと24番サマーフィル。中盤は逆三角形で二列目に14番ラインデルスと8番フラーヘンベルフ、アンカーに21番デヨング。DF15番ファンデフェン、4番ファンダイク、6番ファンヘッケ、22番ドゥムフリース。GK1番フェルブルッフェン。キャプテンはファンダイク。クーマン監督は4年目。 予想は4-3-3。3トップ中央に10番デパイ。左右のウイングは11番ガクポと18番マレン。中盤は逆三角形で二列目に14番ラインデルスと8番フラーヘンベルフ、アンカーに21番デヨング。DF15番ファンデフェン、4番ファンダイク、6番ファンヘッケ、22番ドゥムフリース。GK1番フェルブルッフェン。
この大会では、センターサークルの周りに、ベンチメンバーも含めて選手全員が並んだ形で国歌が流れる。
3分、いきなり大きなピンチ。相手左FWガクポがペナルティーエリア内のFWマレンにパス、すかさず日本のDF陣が寄せるが、振り向かれてシュートされ、GK鈴木が抑える。やれやれ。これで与えた相手CKは防ぐ。
6分、中村が倒され、左サイド深い位置で日本のFK。鎌田がファーへ蹴るが、オフェンスファール。鎌田がFKを蹴ったのは初めて(?)見た。
オランダの「絶対司令塔」・アンカーのデヨングに対しては上田が背中でパスコースを制限。林陵平の解説本でもどんなにマークしても前を向く、とあった。ここを上田と前田でうまく消していたが、逆に上田もポストプレーはさせてもらえず。絶えず相手DFファンダイクかデヨングに対応されていた。平均身長も日本が180cm台、オランダは186cm台と6cmも高い。攻撃のクロスも高いものは相手DFにひっかかる。
14分、日本の左CK。これも鎌田が蹴るが、シュートに至らず。こぼれをつないで、ペナルティーエリアに残っていた谷口が左から低いクロスを送るが合わず。
NHK解説の本田は「オランダ左FW11番ガクポがやばい」と言う。主に堂安が対応、久保も加勢に来るが、この二人が守備に専念しているのはもったいないというか、やや使いどころが違うというか。
22分、飲水タイム。この大会では、必ず前半・後半とも3分ずつ入れることになっている。ここで流れを変えられるとよかったが、前半はほぼ防戦一方。オランダも立ち上がりの圧力こそないが、ボールはしっかりつなぎ、日本は一番危ないところだけ何とかしのいでいる感じ。谷口の読みがすごい。NHKスタジオ解説の闘莉王が「危ないところに谷口がいる。マークを捨てる判断のタイミングがすばらしい」。クリアが拾われ、なかなかDFが休めない。攻撃の起点になるべき鎌田が大きく蹴ったとき、放送席解説の本田が「そこで蹴るか」と言う。鎌田もかなり圧を感じているらしい。小宮山アナが「あそこでパスをつなげるといい形にできますか」とフォロー。「DFも少し休めるし」と本田。
解説の本田は、「オランダの22番右SBの守備はかなり緩い。ここがねらいめ」と言う。小宮山アナが「22番ドゥムフリースは攻撃参加してシュートも決める」と補足。日本のこちら側は中村と前田が対応している。ときおり、後方から前田を走らせるロングパスも出るが、なかなか前田からクロスまで持ち込めず。
28分、チャンスがあった。前田が左サイド深い位置から折り返し、鎌田がペナルティーエリアへクロス。相手DFのクリアを拾ってペナルティーエリア内でフリーの中村に通るが、やや不意を突かれたか、シュートせず、後ろへ渡し、伊東がミドルシュートを打つが大きく枠の上。「中村はシュートできなかったか」。
33分、鎌田がボールを奪われピンチに。相手CFマレンがカットし、ペナルティーエリア右から中へ折り返すも、谷口がクリア。これで与えた相手右CKから相手FWマレンがヘディングシュート、GK鈴木がはじいて谷口がクリア。
36分にも、相手右サイドでオランダのFK。ラインダースがファーへ蹴り、フラーフェンベルクが頭で折り返し、相手FWガクポがシュート、ヒットせず、枠の外。
43分、佐野が相手パスをカットして前田へ。前田からのパスを受けた中村がペナルティーエリア中央からシュート、枠の左。
45分、鎌田が上田の前方へループぎみのスルーパス、走りこんだ上田がダイレクトでシュート、サイドネット。残念。
追加タイム3分。48分、オランダの右CK。ラインダースが蹴り、相手CFマレンがヘディングシュート、日本のDFもよく寄せて競り、GK鈴木。0−0でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。オランダは、後半も立ち上がりの圧力はすごい。
5分、失点。相手左FWガクポのドリブルに堂安が対応したがファールとなり、相手左サイドでオランダのFK。ラインダースが蹴り、ニアで堂安がクリアしたが、相手アンカーのデヨングに拾われ、ペナルティーエリア手前右のフラーフェンベルクにパス、ゴール前にクロスを入れられ、相手DFファンダイクにヘディングシュートを決められる。0−1。ファンダイクには渡辺が競ったが、寄せきれなかったか。いずれにしろ、高さではかなわなかった(ファンダイク193cm、渡辺184cm)。
「失点した後の5分がだいじ」と解説の本田。オランダの右FWサマーフィルが日本のDFラインの裏をとり、折り返すが合わず。
12分、追いつく。中村が左サイドへ流れてきた久保へ縦パスを通し、久保はペナルティーエリア左奥で相手DFと対峙、二人を引き付けたところでペナルティーエリアに入ってきた中村に折り返し、中村はファーへのシュートフェイントを二回かけて相手DFの足を開かせ、そこを通してニアへシュートを打ち込んだ。ゴール前中央で前田が避けるかヒールで触ったかしたが、相手GKの指も届かず。1−1。久保は自分が得点したかのように、中村に飛びつき、看板に跳びのって喜んでいた。
15分、相手右ロングスローを中村がクリアしてオランダの右CK。ラインダースが低いクロスを入れるが、シュートに至らず。
16分、相手CKを防いだ渡辺がそのまま攻めあがり、中盤右サイドでファールで止められ、日本のFK。止めたサマーフィルにイエローカード。この大会では前からの体当たりなどはファールにならず、手を使ったり後ろから止めたりはほぼファールになるようだ。FKのキッカーには、鎌田と久保が立つ。久保が蹴るが、シュートに至らず。
19分、再度失点。相手CBファンヘッケがセンターサークル付近から縦パス、受けた相手MFフラーフェンベルフが前進してペナルティーエリア右角にいた相手右FWサマーフィルへパス、サマーフィルは対角の左下へ矢のようなミドルシュートをたたきこんだ。1−2。うーん。オランダの本気が見えた。
21分、日本が一人目の交代。前田に代えて伊東(ゲンク・ベル)を入れる。伊藤は右シャドーに入り、久保が左へ回る。解説の本田は、相手右SB22番ドゥムフリースの対面に俊足の伊東を入れたら面白いと思ったようだ。
22分、相手MFラインダースが中央から左前方へスルーパス、相手左FWガクポが受け、ペナルティーエリア左に入ってシュート、伊藤が防ぐ。堂安と伊東でガクポを止められず。堂安も疲れてきたか。
22分、上田に当てたボールのこぼれを久保が中央からミドルシュート、枠の上。1-2になってから攻撃できていなかったので、これはこれでよし。
23分、飲水タイム。
25分、オランダが三人同時交代。CFマレンに代えてケガ明けの10番FWデパイ、左MFラインダースに代えて26番MFティンバー、右FWサマーフィルに代えて20番MFコープマイネルスを入れる。
28分、相手アンカーのデヨングが前方へロングパス、相手左サイド深い位置で受けたガクポがペナルティーエリア左に入ってシュート、GK鈴木。これで与えた相手左CKは、相手DFファンヘッケにヘディングシュートされるが、枠の外。
久保が少し前の接触プレーで左ヒザを傷めて倒れている。そのままサイドに出るが立ち上がれない。心配だ。
29分、日本の右CK。これはシュートに至らず。
30分、日本が三人同時交代。久保に代えて小川航基(NEC・蘭)、右DF渡辺に代えて冨安(アヤックス・蘭)、右WB堂安に代えて菅原(ブレーメン・独)を入れる。上田と小川のツートップ気味らしい。とすると伊東がトップ下のような位置か。
31分、相手左サイド深い位置からクロスを上げられ、右FWに入ったコープマイネルスがシュート、GK鈴木。
34分、右サイドから攻め込み、伊東の折り返しを菅原がシュート、相手GK正面。
36分、オランダが四人目の交代。MFフラーフェンベルフに代えて5番DFアケを入れる。守備固めか。
39分、日本が五人目の交代。上田に代えて若いFW塩貝を入れる。
39分、攻めあがった谷口がファールで止められ、中央で日本のFK。しかし、キックはニアでクリアされる。
39分、オランダも五人目の交代。左FWガクポに代えて19番FWブロビーを入れる。
43分、伊東の右からの折り返しがクリアされて日本の右CK。伊東が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って伊東へパス、伊東は右サイド深い位置で相手DFに当てて再度右CKを得る。
43分、日本の追加点。右CKを伊東が蹴り、小川がヘディングシュート、鎌田の頭に当たってゴールイン(記録では鎌田の得点)。2−2。ベンチが映ると森保監督も両手を上げて喜んでいる。
追加タイム6分。48分、相手右SBドゥムフリースが攻めあがり、中盤でのパス交換からクロス、相手FWコープマイネルスがヘディングシュートするが枠の外。
日本は無理に攻め込まず、プレスも緩めず、守り切った。2−2でタイムアップ。
日本は勝点1を得たが、オランダは勝点2を失った感じかもしれない。グループFで最も強いとされる相手から勝点をとったのはすばらしい。ただ、選手たちも口々に言っていたが、次のチュニジア戦に勝たないと、これが生きてこない。
試合後、サポーターの所へ挨拶に行く選手たちの中に、離脱した遠藤のユニフォームを持つ板倉が映されていた。
※グループFのもう1試合スウェーデン対チュニジアは、なんと5−1でスウェーデンが勝利。これで1位スウェーデン、同率2位で日本とオランダ、4位チュニジア。スウェーデンは得失点差+4を得たので、今後の展開に有利。
サッカー短評 (2026.6/6)
川崎フロンターレvs.サンフレッチェ広島 0対1 (2026.6/6 U等々力) プレーオフ第2戦
失点してはいけない前半最後に取られ、そのまま終了。攻撃は最後までノッキング状態。ほんの2〜3回、パスをつないでシュートまでいけたが、いずれも枠外か相手GK。後半開始時にほとんど手をうてていないように見えた。この特別大会は来期のACL出場チームを決めることと、降格がないため新システムや若手の起用を思い切って試し、8月からの新シーズンに備えることの二つが目的だったと思うが、途中からACLはムリ目となり、二つ目の目的も持山や長という若手は期待できるが、名願、由井、神橋、野田、林などはどうか。由井と神橋はチャンスもなかったか。今季補強したGKブローダーセンはシュートストップはすばらしいが、ロングフィードやバックパス処理にやや難がある。同じく今季補強の目玉と思われるDF谷口、MF紺野は早い段階でケガしてしまい、計算たたず。逆にシーズン当初ケガで出遅れていた丸山や佐々木が出た試合は、見違えるように守備が安定したし、GK山口も、バックパスにもハラハラしないし、フィード能力ははっきり違う。新戦力では、DF山原こそ全試合先発して、途中からCKやFKも蹴るようになったが、おそらく彼の最大の特徴であろう攻撃参加では、紺野とも伊藤とも最後までほとんどかみ合わなかったし、単独切り込みとシュートは1点しかとれていないし、空回りぎみ。セットプレーのキックも、脇坂や山本を排除するほど精度が高いわけでもなく、なぜあんなに彼に蹴らせているのか疑問。肝心の守備は、相手左サイドから崩される場面が多く、中途半端な攻撃参加から戻るのが遅くて、ボランチの橘田やCB松長根が引っ張り出され、その空いたスペースを突かれる形が多かった。攻撃参加のかみ合わなさも含めて、周りの選手と描く絵や判断スピードが違い過ぎる。他には、クロス対策も不十分で、これは左右どちらも相手クロッサーにプレスが十分にかかっていないのが一向に改善されていない(これは歴代監督に共通)。 気温21.4度、湿度76%。観客23692人。主審は笠原さん、VARは中井さん。DAZN解説は田中裕介、実況はほとんど聞いたことのない江本アナ。せっかく数少ないOBが解説する、しかもわかりやすい解説なのに、こんな内容では。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、松長根、山原。河原と橘田のダブルボランチ。左右のアイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップは持山。持山は初先発。ベンチにGK早坂とブローダーセン。DFウレモビッチ、神橋、野田。MF紺野、由井。FW名願、宮城。ベンチにGKが二人も入ったのは、怪我人が多いせいらしい。ロマニッチはベンチ外。エリソンも山本もベンチ外だが、どうも二人ともケガをしていたようだ。どうか移籍ではありませんように。
広島は、3-4-2-1。ワントップは鈴木章斗。二列目シャドーには中村草太と加藤陸次樹。左右のWBは東峻希と新井。松本と川辺のダブルボランチ。DF佐々木翔、山崎、中野。GK大内。キャプテンは佐々木。
前半終了間際に失点したのに、後半開始で交代もなし、システム変更も戦術変更もないようだ。後半12分、先に広島が一人目の選手交代。中村に代えてFW前田直輝。フロンターレは後半19分、好調のマルシーニョに代えてFW宮城。一人だけの交代では、局面を変えられず。
後半24分、広島が二人同時交代。加藤と新井に代えて、ケガ上がりのFWジャーメインとこれで引退の茶島を入れる。広島は、ケガ明け選手のテストと引退選手の花道づくりの余裕。フロンターレは29分に二人目の交代。新人FW・持山に代えてケガ上がりのMF紺野を入れる。宮城がワントップ、紺野が右ウイングに入り、伊藤が左へ回る。これでポストプレーのできるFWがいなくなって、ゼロトップ気味。
フロンターレは37分に、伊藤に代えてFW名願を入れるが、いずれの交代も大きな変化は出せず。結局交代枠は3人しか使用せず。広島は、40分にはMF東とFW鈴木を下げてDF志知とFW木下を入れた。
ホームなのに、1点も取れずにタイムアップ。8位確定。試合後の今季をしめくくるセレモニーでは、腕組みしているサポーターが何人も映し出されていた。社長と長谷部監督の挨拶にも、拍手しているのは半分くらいか。さすがにキャプテン脇坂の挨拶にはしたと思うが。
サッカー短評 (2026.5/31)
日本vs.アイスランド 1対0 (2026.5/31 国立) 国際親善
ワールドカップ本番前の最後の壮行試合。アイスランドはワールドカップに出ない世界ランク75位といえども、ヨーロッパ予選でフランスを苦しめただけはあった。堅守と言う点では、スコットランドの何倍も硬かったのでは。5バックでスペースがなく、ワントップの上田にボールが渡らない。シャドーの伊東や久保のドリブルのスペースもない。日本はケガ明けの選手の見極めが主眼で、連携も悪い。ときどきアイスランドの鋭いカウンターに危ない場面も。国際Aマッチデーではないため、アイスランドはベストメンバーではないとのこと。11人交代可能なため、日本は、先発に前キャプテン吉田を10分限定でサプライズ招集&起用。後半開始でケガ明けの遠藤を初め4人交代。28分に3人、38分にもGKを含めて3人と1交代枠を使い切った。得点は42分、菅原のクロスにピンポイントで跳び込んだ小川航基のダイビングヘッド。アイスランドはほぼ通常の6人を交代した。日本の夜でも25度超、湿度60%超えはきつかったのではないか。新ルール適用で、前後半とも3分の「ハイドレーション・ブレイク」があった。また、選手交代やスローイン、ゴールキックの時間制限も適用。5秒以内にスローインしないと、相手スローインになる(ゴールキックなら相手CK)。選手交代でも10秒以内に入らない場合は、1分後以降のプレーが途切れたときまで入れない。負傷の治療でピッチを出た場合も同様に1分間は入れない。(その他、新ルールでは、2枚目のイエローで退場の時もVAR介入が可能になり、間違ったイエローカードやCKへのVARサポートも追加。)気温25.2度、湿度61%。観客62212人。ダミアン・コス主審と副審二人はポーランドの人。VARは韓国のキム・ジョンヒョクさん。DAZN解説は内田篤人とやべっち。日テレ解説は柿谷。前半をDAZN、後半を日テレで見た。
先発は、3-4-2-1。GK鈴木彩艶。DF板倉、吉田麻也、冨安。左右のWBに中村敬斗と堂安。田中碧と遠藤のダブルボランチ。シャドーに伊東と久保。ワントップ上田。キャプテンは遠藤だが、14分に交代するまで吉田がキャプテンマークを巻いていた。板倉と冨安、遠藤はケガ明け。
アイスランドは4-2-3-1。ワントップに22番B.ウィルムソン。トップ下に18番G.ソルダルソン。左右のウイングに20番フリンソンと19番エラートソン。14番バルドゥルソンと16番S.ソルダルソンのダブルボランチ。DF2番トマソン、23番マグヌソン、3番グレタルソン。15番ソルハルソン。GK12番ヴァルディマルソン。キャプテンは16番S.ソルダルソン。監督はグンラウグソン。
サッカー短評 (2026.5/30)
サンフレッチェ広島vs.川崎フロンターレ 2対1 (2026.5/30 Eピース) プレーオフ第1戦
前半立ち上がりは、積極的に攻め込んでいた。しかし、山本が9分にケガで交代した直後に失点。その後は流れを取り戻せず、20分にまた失点。38分に、マルシーニョからのスルーパスを受けた持山が1点返したかと思ったが、マルシーニョがオフサイドだったらしく取消しに。残念。しかし、43分、相手ボールをカットした伊藤がドリブルからシュートを決め、今度こそ1点返す。伊藤は、今季初得点。後半の飲水タイム後に3人交代して前線を入れ替え。ケガから復帰の紺野、長、ロマニッチを入れる。さらに43分には、橘田も下げて神田を入れるが追加点ならず。気温30.2度、湿度32%。観客25885人。主審は高崎さん、VARは吉田哲朗さん。DAZN解説は広島OBの森崎浩二。実況はローカル放送のアナウンサーのようだ。
先発は、GK山口。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップに持山。持山は初先発。ベンチにウレモビッチ、林、河原、宮城など。佐々木、エリソンはベンチ外。
広島は3-4-2-1。鈴木章斗のワントップ。二列目シャドーに中村草太と加藤陸次樹。左右のWBは東峻希と新井。松本と川辺のダブルボランチ。DF佐々木翔、山崎、中野就斗。GK大内。キャプテンは佐々木。ベンチには、今季で引退の茶島、菅、FW木下、前田直輝など。ガウル監督は1年目でポーランドの人。
サッカー短評 (2026.5/24)
水戸ホーリーホックvs.川崎フロンターレ 1対3 (2026.5/24 ケーズデンキ) 第18節
特別大会最終節。なんと新人FW持山がハットトリック。前半は、立ち上がりから半分くらいまで少し攻撃の形を作ることもできたが、前節・町田戦のような連動はなく、ひいて守りを素早く固める水戸相手にノッキング。次第にペースを握られ、はずしてくれただけのシュートも打たれたが、0−0で後半へ。後半開始からロマニッチと宮城に代えて持山とマルシーニョを入れると、13分、三浦からのクロスを持山がシュート、相手DFに当たって先制。さらに相手ゴールがVARオンフィールドレビューで取り消された直後の33分、カウンターから持山がミドルシュートを決め、追加点。さらに40分にもシュートが相手DFに当たって3−0。このまま無失点で終わればよかったが、交代で入ってきた相手FWパトリッキに1点返されたのは余計だった。気温21.7度、湿度62%。観客8524人。主審山下良美さん、VAR中井さん。DAZN解説は佐藤寿人、実況は野村アナ。
先発はGK山口。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに宮城と伊藤。ワントップはロマニッチ。ベンチにGKブローダーセン、DF野田、林、MF河原、長、FW持山、マルシーニョなど。佐々木はベンチ外。エリソンは今回もいない。もしかして退団か。
水戸は4-4-2。鳥海と渡邊新太のツートップ。左右のWBに新井とレイリア。加藤千尋と仙波のダブルボランチ。DF大森、板倉健太、ダニーロ、真瀬。GK西川幸之介。キャプテンは渡邊。ベンチにFWパトリッキなど。
3分、相手FW鳥海にペナルティーエリア左からシュートされるが、GK山口が防ぐ。続く相手左CKはショートコーナーから再び鳥海がシュート、脇坂が防ぐ。
9分、橘田からのパスを受けた山原が右サイド深い位置からクロス、ロマニッチがペナルティーエリア内からシュート、枠の右。さらに11分、伊藤が右サイドからドリブルしてミドルシュート、相手DF。
14分、中盤でボール奪われ、水戸のカウンター。相手左サイドからWB新井?にシュートされるが枠の右で助かる。
22分、山原からのパスを受けた伊藤がペナルティーエリアからシュート、枠の右。伊藤は今大会まだ無得点。解説の佐藤寿人が「昨季13点取ったので対策されている」と言う。
このあたりから、かなり水戸にパスをつながれるようになる。30分には、パスをすばやくつながれて最後は相手左WB新井にシュートされたが枠の上。
35分、相手ボールをカットして、最後は山本がミドルシュート、相手DF。
39分、三浦のクロスがクリアされてフロンターレの左CK。山原が蹴るが、相手DF。こぼれを拾って山本がミドルシュート、相手DF。さらに宮城がシュートするが、枠の右。
41分、相手左サイドから攻め込まれ、相手ボランチ加藤にミドルシュートを打たれるが枠の右。さらに43分、相手左サイドで水戸のFK。大森が蹴るが、誰にも合わず。
45分、相手FW鳥海からのパスを受けた相手右WBレイリアがペナルティーエリア内から折り返すが、丸山が防ぐ。
追加タイム1分。46分、水戸の右CK。仙波が蹴り、こぼれをつながれるが、最後はGK山口が捕る。0−0でハーフタイム。
後半開始からフロンターレが二人同時交代。ロマニッチに代えて新人FW持山、宮城に代えてマルシーニョを入れる。
8分、相手左サイドから攻め込まれ、新井にクロスを入れられるが橘田がクリア、こぼれを加藤がミドルシュート、枠の左。さらに10分、相手MFレイリアにミドルシュートを打たれるが、GK山口。続く相手右CKは仙波が蹴るが、オフェンスファール。
13分、先制。山本からのパスを受けた三浦が左サイドからワンタッチクロス、持山が相手DFに囲まれながら反転して左足でシュート、相手DFに当たってゴールイン。伊藤がオフサイドの位置にいたようだが背をかがめていた。1−0。解説の佐藤寿人が「ここで足を振れるのはストライカーの仕事」。
16分、水戸が二人同時交代。右WBレイリアに代えてFW根本、左WB新井に代えてMF山本隼大を入れる。
18分、マルシーニョからのパスを受けた三浦がペナルティーエリア左に入って、利き足でない右でシュート、相手GKがはじく。惜しかった。伊藤がこぼれを拾ってスルーパス、走りこんだ山原の折り返しを相手DFがクリアしてフロンターレの右CK。三浦がショートコーナーを蹴るが、相手GKがはじき、こぼれを橘田がミドルシュート、相手DF。
さらにこぼれを、CKで右サイドにいた三浦がドリブルからクロス、相手DF。こぼれを山本がクロス、マルシーニョがペナルティーエリア内でヘディングシュート、相手に競られてたたきつけられず、バーに当たる。残念。
21分、水戸のカウンター。相手左サイドから攻め込まれ、相手FW根本にシュートされるが、丸山が防ぐ。
24分、水戸が三人目の交代。FW鳥海に代えてMF安藤を入れる。
24分、右スローインから持山が脇坂へパス、脇坂はペナルティーエリア右からシュート、枠の右。
27分、あわや失点。相手ロングフィードをカットしたものの脇坂が奪い返され、最後は相手FW渡邊にミドルシュートを決められる。しかし、VARチェックでオンフィールドレビューとなり、その結果、脇坂のところでファールがあり、ノーゴールの判定に。
33分、追加点。脇坂のロングフィードから、マルシーニョ、持山とつなぎ、持山は左から中へドリブルして右足を振りぬいてシュート、2−0。
34分、水戸が二人同時交代。ボランチ加藤に代えてFW多田、FW渡邊に代えてFWパトリッキを入れる。ボランチに誰が入ったのか、渡辺のキャプテンマークは誰が巻いたのか不明。
36分、三浦からのパスを受けた持山が落とし、マルシーニョがシュートしたが、枠の右。惜しかった。
37分、フロンターレが三人目の交代。山本に代えて河原を入れる。河原は最近すっかり、クローザーの感じ。
38分、マルシーニョが左サイドでキープしてクロス、ペナルティーエリア中央で持山が頭に当てるが、枠の左。
40分、追加点。橘田からのパスを開けた河原がドリブルから縦パス、受けた持山が左サイドから左足でシュート、また相手DFに当たって右下に決まる。3−0。なんと(リーグ戦)プロ初得点から一気にハットトリック。
43分、フロンターレが四人目の交代。伊藤に代えて長を入れる。伊藤はこれで、この特別大会地域リーグラウンドでは点を取れず。まさかね。
43分、脇坂が入ったばかりの長とのパス交換からミドルシュート、抑えがきかずに枠の上。
44分、フロンターレが五人目の交代。脇坂に代えて神田を入れる。ツートップに変更か。脇坂のキャプテンマークは丸山に巻かれる。
追加タイム6分。
46分、失点。中盤でボールを失い、最後は相手FWパトリッキにミドルシュートを決められる。3−1。水戸のサポーターはホーム最終戦での得点に大喜び。
47分、相手左サイドから相手MF安藤がドリブルで攻め込み、クロス、松長根がクリア。
49分、フロンターレのカウンター。マルシーニョからのパスを受けた長がシュート、枠の右。
51分、相手左サイドからまた相手MF安藤が攻めあがってくるが、山原が対応。
3−1でタイムアップ。最後で勝点3を加え、28として4位浮上。7位だった水戸は勝点18のまま、9位に下降。8位柏が前日、10位千葉に4−2で勝ち、9位マリノスが4位東京Vに6−0で大勝したため。柏は8位キープ、マリノスは7位に浮上。フロンターレ(勝点28得失点差-4)は、この東京V(勝点28得失点差-6)の敗戦と、5/22金曜日に5位浦和(勝点25)が3位町田に0−1で敗れたため、得失点差2だけ上回ってイースト4位確定。東京Vが5位に、浦和が6位に後退。
イースト1位を既に確定の鹿島は、前日土曜に2位FC東京を1−0で下し、勝点45として2位とは8差に。
ウエスト1位確定の神戸は最終戦も9位福岡を1−0で退け、勝点35と積み上げた。福岡は10位に。2位名古屋は、前日土曜に4位広島に2−4で敗れ、勝点31(得失点差3)のままで3位に後退。広島は4位キープ。3位セレッソは5位岡山とアウェイ対戦、3−2で競り勝ち、勝点31得失点差7として、最後に2位浮上。岡山は6位に。10位だった京都は、9位長崎に1−0で勝ち、勝点23の8位に浮上。長崎は9位のまま。
フロンターレのプレーオフの相手は広島に。なぜかプレーオフラウンドは全て第1戦はウエストホーム、第2戦がイーストホームと決まっているため、5/30土曜にアウェイ、6/6土曜にU等々力で対戦。
サッカー短評 (2026.5/17)
川崎フロンターレvs.町田ゼルビア 1対1PK5-4 (2026.5/17 U等々力) 第17節
9連戦最終戦の町田を迎えての今大会ホーム最終戦。めずらしくボールを握る展開になりながら脇坂がフリーでポストに二度も当てるなどシュートが決まらず。すると前半40分、相手FKを下田が蹴り、相手長身FWイェンギにヘディングシュートをあっさり決められ、追う展開に。後半もより攻撃的に進めたが、やはりシュートが決まらず。町田も疲れているとは言え、ここ3試合無失点とか。とうとう後半40分、山原のクロスを防いだ相手DF中山のハンドがVARオンフィールドレビューを経て認められ、脇坂がPKを右へ決めて同点に。その後も追加タイム8分あったが、PK戦に。前回3/28対戦もPK戦になり、相手GK谷に3本も止められた。しかし今回は、GK山口が相手DF中山のキックを止めた。一方、フロンターレの山本も相手GK谷にはじかれ、5人ずつ蹴って4-4。町田の6人目仙頭がバーに当ててしまい、フロンターレの6人目、今大会初出場のFW持山は相手GK谷をタイミングで動かして反対側へしっかりころがした。PK勝ちのため勝点2を加えて25としたが6位のまま。気温23.6度、湿度51%。観客20889人。主審はW杯メンバーに含まれた国際主審の荒木さん、VARは椎野さん。DAZN解説は戸田、実況は西岡アナ。
先発は4-2-3-1に戻した。GK山口。DF三浦、丸山、佐々木、山原。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングに宮城と伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはロマニッチ。GK山口は、今大会先発は3試合目という。ベンチにGKブローダーセン、DF松長根、MF河原、FWマルシーニョ、持山、神田など。大卒ルーキー持山は初のベンチ入り。前回対戦で得点したエリソンはなぜかベンチ外。ケガでないといいのだが。
町田は73-4-2-1。ワントップにはテテ・イェンギ。二列目シャドーにナ・サンホとエリキ。左右のWBに徳村と中村帆高。元フロンターレの下田北斗と前のダブルボランチ。DFドレシェビッチ、岡村、昌子。GK谷。キャプテンは昌子。テテ・イェンギはオーストラリアの人で直前のチームはスコットランドのリビングストン。ベンチに藤尾、ネタ・ラヴィ、仙頭、中山雄太など。
立ち上がりは主導権争い。相手右サイドからのエリキや中村のクロスは橘田がクリア。相手左サイド徳村のクロスは山原が防ぐ。
11分、三浦が左サイドを攻めあがってペナルティーエリア左に入ってシュート、戻った相手右WB中村が防ぐ。
16分には山原が右サイドを攻めあがってペナルティーエリア右からシュート、相手GK谷が捕る。
17分、伊藤が右から入れたクロスを相手DFがクリアしてフロンターレのCK。山原がショートコーナーを蹴り、橘田がクロスを入れるが、相手DF。
19分、パスでくずし、山本が左サイドからペナルティーエリア内の脇坂へループパス、うまくフリーになった脇坂はワンタッチシュートをうつが、左ポストに当たって跳ね返り、相手GK。
20分、宮城がドリブルしてペナルティーエリア手前からシュート、相手MF前が防ぐ。今日はみんなシュートの意識が高いのはいいが、相手にわかりやすいようだ。
21分、町田のカウンター。すばやくパスをつながれ、最後は相手FWイェンギがシュート、枠の左で助かる。22分には、相手GKのロングフィードから相手MF下田にもミドルシュートをうたれるが、枠の上。25分、相手右DF昌子が攻めあがってクロス、相手FWイェンギがシュート、枠の左。
25分、山原のクロスをロマニッチがポストプレー、受けた橘田がペナルティーエリア中央からシュート、相手DF。26分、これで得た左CKで 山本がショートコーナーを蹴り、脇坂がクロス、ファーでフリーになっていた佐々木が頭で触るが、枠の右。「あらかじめ練習した形のようですね」と西岡アナ。ロマニッチは相手CB岡村と競り合いながら、よくボールを収めてくれる。「ポストプレーがうまい」と戸田も言う。
30分、脇坂がドリブルしてペナルティーエリア左寄りに入り、左足でシュートするが、相手GK。利き足でないので、強く蹴れず。32分にも、伊藤からのスルーパスに走りこんだ脇坂がシュート、またポストに当たる。決めてほしい。
33分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手FWエリキがクリア。
38分、山本のパスを起点に最後は伊藤がシュート、ヒットせず枠の右。
40分、失点。自陣ペナルティーエリア外右寄りで町田のFK。下田が蹴り、相手FWイェンギがヘディングシュートを決める。0−1。「三浦が付いていたが、イェンギは跳ばなくても勝てますからね」「蹴った方がうまかった」と解説の戸田。
43分、山本がシュート、相手GKが捕る。
追加タイム5分。47分、橘田からのパスを受けた宮城がペナルティーエリア中央でシュート、枠の上。
0−1でハーフタイム。
後半開始から町田が一人目の交代。昌子に代えて中山を入れる。中山は左DFに入り、ドレシェビッチが右へ回る。昌子が巻いていたキャプテンマークは中山が引き継ぐ。「昌子がケガしたような場面はなかったと思いますが」と西岡アナ。「疲労かもしれない」と戸田。
2分、山原が右から入れたクロスがクリアされてフロンターレの右CK。山原がショートコーナーを蹴り、脇坂がクロス、味方に合わず。こぼれを伊藤が左からシュート、相手GKが捕る。今日はショートコーナーが多い。
6分、今度は左CK。山本がショートコーナーを蹴り、三浦がクロス、ロマニッチがヘディングシュートするが枠の上。
11分、GK山口が左サイド裏へロングフィード。ロマニッチがつないで、宮城が折り返しのクロス、相手DF。前半、GK山口がロマニッチに向けて蹴ったキックが相手DFにカットされた場面があり、解説の戸田が「もう少し長く蹴ってもいい」と言っていた。また「今日、GKを山口にしたのはロングフィードを蹴るためなのか」とも。
14分、フロンターレの右ショートコーナーから脇坂が折り返しのクロス、味方に合わず。16分、今度は左ショートコーナーから脇坂がミドルシュート、相手GKが触って枠の上。これで得た左CKを山本が蹴るが、相手GKがはじく。こぼれを橘田がミドルシュート、枠の上。
17分、町田が二人同時交代。FWイェンギに代えて藤尾、ボランチ下田に代えてネタ・ラヴィを入れる。
20分、フロンターレが一人目の交代。宮城に代えてマルシーニョを入れる。
23分、山本からのサイドチェンジのパスを受けた伊藤が右サイド深い位置から折り返しのクロス、相手DF。これで得たフロンターレの右CK。ショートコーナーから山原がクロス、相手FW藤尾が防ぐ。
25分、町田が四人目の交代。右FWエリキに代えて仙頭を入れる。「黒田監督、今日は早めに交代をしています。交代メンバーはいつもと同じですが」と西岡アナ。「9連戦の疲労も考慮しているのかもしれないですね」と戸田。
27分、フロンターレも三人同時交代。ロマニッチに代えて持山、伊藤に代えて長、橘田に代えて河原を入れる。これで前線は総入れ替え。持山は、今季入団の新人FWで、静岡学園から中央大学。大学では、憲剛がコーチとして指導していたらしい。昨季特別指定選手として1試合出たという。
29分、河原からのパスをペナルティーエリアで持山が受けるがシュートできず。30分、パスをつないで最後は持山がワンタッチでシュート、相手GKが捕る。「とっさに足を振れるのはいい」と戸田。
32分、相手ボールをカットして、長が右サイドからドリブルでペナルティーエリア右に入ってシュート、相手DF。
37分、町田が五人目の交代。「足を痛そうにしている徳村でしょうか」と西岡アナ。しかしナ・サンホに代えてDF林幸太郎を入れる。町田もこれで前線総入れ替え。林は左WBに入り、徳村が左シャドーに回る。
40分、佐々木が右サイドからクロス、これはマルシーニョにも持山にも合わないが、さらにマルシーニョが左サイドからクロス、こぼれを山原がシュート、明らかに相手DF中山の手に当たって方向が変わり、フロンターレの選手たちはいっせいにハンドをアピールするが試合は止まらず、こぼれを拾った山本がシュート、枠の外。ここでやっとVARのチェック。この間、ペナルティーエリア内のボールのないところで脇坂が倒され、これもVARチェックの対象らしい。
リプレー画像では、中山の手に当たってシュートが地面方向に落ちたところが映し出される。戸田が「こういう場面は何度でも出してほしい」。「手を大きく広げているわけではないですね」と西岡アナ。脇坂が倒された場面もリプレーで映される。「ハンドの可能性」と画面に出るまでも長かったが、そこからオンフィールドレビューになるまでも結構かかった。結局、荒木主審が見て、ハンドの判定に。フロンターレがPKを得る。
いつもPKを蹴っているエリソンやロマニッチはいない。誰が蹴るのかと思ったら、脇坂がボールをセット。落ち着いて蹴り、右下に決める。44分、やっと追いついた。1−1。
VARが長くかかったこともあり、追加タイムは8分。長谷部監督が「時間はあるから落ち着いて攻めろ」と指示しているらしい。
46分、相手右サイドで町田得意のロングスローを林が入れるが、DF陣が触って、最後はGK山口が捕る。
49分、フロンターレのカウンター。脇坂からのパスに長が走りこんでシュートするがヒットせず。
50分、相手右サイドから攻め込まれ、最後は相手左WB林がペナルティーエリア中央からシュート、GK山口が触り、町田の右CK。町田はこれがこの試合最初のCKらしい。仙頭が蹴り、相手DF中山がヘディングシュート、丸山がクリア。続けて町田の左CK。こちらも仙頭が蹴るが、持山が防ぐ。
53分、フロンターレのカウンター。山本が左サイドからクロス、ペナルティーエリア中央で持山がヘディングシュート、枠の上。残念。
1−1でPK戦へ。
PK戦は、町田が選んだ向かって右のゴールで町田先攻。町田の一人目は、先発したDFドレシェビッチ。成功。フロンターレの一人目は、先発の脇坂。蹴る前ににやっと笑っていた。試合中と逆の左へすばやく蹴って成功。戸田が「相手GK谷に仕事をさせる時間を与えなかった」。1-1。
町田の二人目は、後半途中交代で入ったDF中山。真ん中に蹴り、GK山口は右へ飛んだが残した足に当てて、落ちてきたところをしっかりかき出した。「はじいたと思って安心したボールがゴールインしたら決まったことになる」と戸田。フロンターレの二人目は、先発の丸山。成功。2-1。
町田の三人目は、後半途中交代で入ったFW藤尾。成功。フロンターレの三人目は、先発した山本。なんと谷にはじかれる。失敗。前回対戦時にはタイミングをずらして成功したのだが、今回はすぐ蹴ってしまった。2-2。
町田の四人目は、なんとGK谷。成功。そう言えば、GKは意外とPKは得意らしい。以前、チョン・ソンリョンも蹴って余裕で成功していた。フロンターレの四人目は先発の佐々木。成功。佐々木も意外に余裕があるように見えた。3-3。
町田の五人目は、後半途中交代で入ったMFネタラヴィ。成功。GK山口も指先で触ったが、ボールが強かった。「読みは当たっていた」と西岡アナ。フロンターレ五人目は、先発した山原。成功。フロンターレのここまでのキッカーは、前回成功した山本以外は、前回蹴っていない選手(前回、谷に止められたのはロマニッチ、小林、河原)。4-4。
町田の六人目は、後半途中交代で入ったMF仙頭。なんとバーに当て上へはずす。フロンターレの六人目は、後半途中交代で入ったFW持山。相手GK谷が早く左へ動き、余裕で右へ流し込んだ。5-4。
みんなで持山に走り寄って大喜び。西岡アナが「まるでトーナメントの決勝で勝ったときのような喜び方」と困惑。「他の試合ではPK戦で勝っても、選手たちは淡々と引き上げるだけでした」。「それだけ勝利が欲しかったんでしょう」と戸田。もちろんフロンターレには勝利が必要だった。この特別大会地域リーグラウンドでは、ホーム最終戦なので、PK勝ちとはいえ、確実に勝利を得たかった。前節アウェイで柏に敗戦し、次節最終戦は、第4節ホームでPK勝ちだった水戸とアウェイ戦なので。
この試合の「あんたが大将」はGK山口。試合後の選手インタビューも山口だった。「PKストップの場面で、よく最後押し出しましたね」と言われると「普段からGKチームで後処理(?)の練習をしているので、自然に体が動いた」と答えていた。
PK勝ちで勝点2を加え25としたが、得失点差が-6のため、同じ勝点25だが得失点差8の浦和が5位、フロンターレは6位のまま。町田は勝点1を加えて34、3位のまま。得失点差が3しかないので、2位FC東京(勝点37得失点差13)が次節負けて勝点で並んだとしても、町田の逆転2位は苦しい。
イースト首位・鹿島はアウェイで千葉を2−0で下し、勝点42として今節でイースト1位を確定。2位FC東京は昨日浦和と0−0のPK勝ち。勝点37としたが、逆転優勝は不可能に。
ウエスト首位名古屋は、なんと4位セレッソに6−1の大敗。勝点31のままで2位に後退。セレッソは勝点28で3位浮上。2位神戸は、アウェイの10位長崎に2−2のPK負けだが、勝点32として首位返り咲き。長崎は8位に。3位ガンバはホームで8位福岡に1−2の痛い敗戦。勝点25のままで一気に6位に下降。福岡も勝点17としたが長崎との得失点差で9位に後退。ウエストは混とんとしていて、プレーオフの対戦相手は霧の中。
サッカー短評 (2026.5/16)
日本代表発表 (2026.5/15) ワールドカップ北中米大会
三笘落選。5/9にハムストリングを負傷したので、無理とは思っていたが。あと守田も復帰せず。激戦区ボランチの競争に勝てなかった。一時期は遠藤航の相棒第一候補だったが、鎌田と佐野海舟が強力だったのと、5大リーグ(英仏独西伊)所属でないのが響いたか(今季でスポルティングは退団予定らしい)。谷口と板倉、田中碧は入った。
GK早川(鹿島)、大迫(広島)、鈴木彩(パルマ・伊)。
DF長友(FC東京)、谷口(シントトロイデン・ベル)、板倉(アヤックス・蘭)、渡辺(フェイエノールト・蘭)、冨安(アヤックス・蘭)、伊藤(バイエルン・独)、瀬古(ルアーブル・仏)、菅原(デレーメン・独)、鈴木淳之介(コペンハーゲン・デン)。
MF遠藤(リバプール・英)、伊東(ゲンク・ベル)、鎌田(クリスタルパレス・英)、堂安(フランクフルト・独)、田中碧(リーズ・英)、中村敬斗(ランス・仏)、佐野海舟(マインツ・独)、久保(レアルソシエダ・西)、鈴木唯人(フライブルク・独)。
FW小川(NEC・蘭)、前田(セルティック・スコ)、上田(フェイエノールト・蘭)、塩貝(ヴォルフスブルク・独)、後藤(シントトロイデン・ベル)。
長友は、日本選手初の5大会選出。Jリーガーは、長友とGKの二人のみ。すごい時代になった。※各ポジション内は年齢順らしい。MFとFWは混配で発表されたが、主観で分けた。
落選した主な選手(主観)。GK谷、権田。DF高井、安藤(ケガ)、町田。MF守田、藤田、佐野航大、三苫(ケガ)、旗手、南野(ケガ)、佐藤龍之介、相馬(ケガ)。FW町野。
サッカー短評 (2026.5/10)
柏レイソルvs.川崎フロンターレ 1対0 (2026.5/10 柏ス) 第16節
中三日の連戦最後は、3バックをトライアル。悪くなかったと思う。ただ、前半8回もCKのチャンスがあったが、決めきれず。すると後半、6連敗中だがホームで負けられない柏がやり方と選手を変えてくると、防戦一方になり、後半28分、とうとう細谷に決められ、逃げ切られた。試合後、長谷部監督が「チャンスがあるときに決めきれないこと、相手に流れがいったときに取り戻せないこと、相手がやり方を変えてきたときすぐ手を打てなかったこと」などを反省点としてあげていたが、今季はずっと同じ。勝った試合でも、自分たちのミスパスで流れを渡してしまうことが多い。気温23.3度、湿度45%。観客13045人。主審大橋さん、VAR木村博之さん。DAZN解説は水沼さん、実況は桑原アナ。
先発は3-4-2-1。柏に合わせたのか。GKブローダーセン。DF丸山、佐々木、松長根。左右のWBに三浦と山原。た山本と橘田のダブルボランチ。二列目に脇坂と長。ワントップにエリソン。後半開始から長に代えて伊藤を入れる。19分にはエリソンに代えてロマニッチ。失点後の35分、山本に代えてマルシーニョ。40分にはなんと丸山と橘田に代えて神田と河原を入れ、4-4-2にしたようだ。しかし交代は後手を踏み、効いたようには見えず。
柏は3-4-2-1。ワントップ垣田。二列目に汰木と小泉。左右のWBに三丸と久保藤次郎。中川と小西のダブルボランチ。DF杉岡、古賀、原田。GK小島。キャプテンは古賀。後半10分に、垣田と汰木に代えて入れた細谷と元フロンターレの瀬川が効いた。25分、原田と小西に代えて馬場と元フロンターレの原川を入れる。ここで明らかに形を変えたらしい。すると28分、入ったばかりの馬場のクロスを細谷がヘディングシュート。細谷はフロンターレとの第1節以来の得点とか。最後は39分に小泉に代えて仲間を入れ、試合を締めた。試合後ロドリゲス監督は「昨年の良い時の状態に戻りつつある」。
勝点23のままで6位に後退。柏は勝点14として最下位脱出、9位に。イースト首位鹿島はアウェイでマリノスと1−1、PK5-4で勝点2を加えて39。8位マリノスは勝点1を加えて16。両チームとも順位は変わらず。2位FC東京は4位東京Vとのダービーを2−1で制し、勝点3を上積みして35で2位キープ。しかし、首位鹿島と勝ち点差が4なので、次節の結果次第で鹿島の1位が確定する。東京Vは勝点24のまま、得失点差-1で5位に後退。昨日の試合で6位浦和が7位水戸に4−1で4連勝をあげ、勝点24、得失点差8で4位に浮上。水戸は7位のま。
ウエストは、首位名古屋が7位京都に3−0で勝ち、勝点31として首位キープ。京都は9位に下降。2位神戸はホームで8位岡山になんと0−3で負け、勝点28のままで首位奪還ならず。ただし1試合少ない。岡山は7位に浮上。
サッカー短評 (2026.5/6)
川崎フロンターレvs.東京ヴェルディ 1対0 (2026.5/6 U等々力) 第15節
今季初観戦。久々にバックSS席を買えた。2か所のボランティアの人に「バック側でマッチデープログラムを売っている場所」を聞いたが、マッチデープログラムそのものを知らないようだった。自力で見つけて購入。500円に値上がりしていた。チュリトス(500円)とハリケーンポテト(300円)も久しぶりに食べた。試合は、直近2連敗だったので心配だったが、後半28分の脇坂のゴールで90分勝利。勝点23としたが5位のまま。気温21.3度、湿度71%。観客21743人。主審はダミアン・コスさん、VARは笠原さん。
先発は7人変更。GKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと長。ワントップはロマニッチ。長は初先発か。エリソンは出場停止。ベンチに大関が戻ってきた。その他、佐々木、河原、伊藤、神田など。スポーツナビの先発予想。GK山口。DF三浦、丸山、佐々木、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにロマニッチ。
東京Vは3-4-2-1。寺沼のワントップ。二列目に白井と新井。左右のWBに元フロンターレの田邊と稲見。森田と齋藤のダブルボランチ。DF宮原、井上、鈴木。GK長沢。キャプテンは森田。ベンチに元フロンターレのGK馬渡、MF平川、FW染野など。スポーツナビの先発予想。染野がワントップ。二列目に齋藤功佑と松橋。左右のWBに深沢と新井。森田と平川のダブルボランチ。DF井上、林尚輝、鈴木海音。GK長沢。めずらしく、相手チームのメンバー紹介のとき、指笛でブーイングする人がいた。後ろの席でも「いつもはあんなことはしないのに」とか言う人も。フロンターレの応援団は、創設時からブーイングはしない申し合わせなのに。
立ち上がり、右サイドの長や左のマルシーニョが前線にクロスやパスを送るが合わず。
7分、ボールカットされ、東京Vのカウンター。相手FW寺沼に右サイドからシュートされるが枠の左。9分の相手MF新井のヘディングシュートはGKブローダーセンがはじくがオフサイド。
19分、左サイドから攻め込み、ロマニッチからのパスを山本がシュート、枠の右。
ボールは支配しているが、なかなかシュートまでいかない。そもそもロマニッチにボールが渡らないし、パスを出す先を探している感じ。
24分、ペナルティーエリア手前右寄りでフロンターレのFK。山原が蹴るが、相手DF。最近、CKもFKも全て山原が蹴っているが、どうして山本や脇坂は蹴らなくなったのだろう。
31分、脇坂からパスを受けた長が右サイドから折り返しのクロス、走りこんだ山本がペナルティーエリア中央でシュート、枠の上。
34分、東京Vのカウンター。相手FW寺沼がペナルティーエリア右からシュート、GKブローダーセン。この後しばらく押し込まれるが、しのぐ。
44分、右サイドから攻め込み、橘田からのパスをペナルティーエリア内のマルシーニョがシュートしようとするが、体に当たって枠の左。
0−0でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。
2分、東京Vの右CK。新井が蹴るが、オフェンスファール。
6分もフロンターレの左CK。山原が蹴るが、相手DF。
9分、相手左サイドから攻め込まれ、相手MF森田がペナルティーエリア中央でシュート、GKブローダーセンが捕る。やれやれ。
14分、三浦が左から折り返し、こぼれを橘田がミドルシュート、枠の上。
16分、東京Vが三人同時交代。FW寺沼に代えてFW染野、二列目の新井に代えてFW熊取谷、やはり二列目の白井に代えてMF松橋を入れる。前線三枚総入れ替え。フロンターレもそろそろ誰かを入れなくていいのか。
18分、ボールカットされ東京Vのカウンター。入ったばかりの染野にシュートされるが、GKブローダーセンが防ぐ。続く相手左CKは熊取谷が蹴り、最後はロマニッチがクリア。21分にも相手右CK。熊取谷が蹴るが、GKブローダーセンが捕る。
23分、フロンターレが一人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。交代は一人だけでいいのか。ねらいは何だろう。マルシーニョが悪かったようには見えないので、連戦によるマルシーニョの疲労を考慮したのか、宮城に前線からのプレス強化を期待するのか。
24分、相手WB田邊の左ロングスローから攻め込まれ、こぼれを相手MF森田がミドルシュート、松長根が防ぐ。
25分、東京Vが四人目の交代。ボランチ齋藤に代えて平川を入れる。この後、相手右サイドから続けて攻め込まれるが、DF中心に防ぐ。27分の相手FW染野のヘディングシュートはGKブローダーセン。
28分、ついに先制。脇坂がロマニッチとパス交換してペナルティーエリア手前からシュート、1−0。最初誰が決めたのか見えなかった。
31分、フロンターレが二人同時交代。山原に代えて佐々木、ロマニッチに代えて神田を入れる。神田は追加点を期待されているのだろう。佐々木は守備固めか。山原は確か全試合フル出場していたので、バックアップのテストかもしれない。
32分、東京Vが五人目の交代。右WB稲見に代えてFW山田を入れる。
この後東京Vが攻勢を強めて攻め込んでくるが、全員で守る。41分の相手左CKを熊取谷が蹴るが、GKブローダーセンが大きくはじく。続く二本目の相手左CKは橘田がクリア。
44分、フロンターレが二人同時交代。山本に代えて河原、長に代えてケガ明けの大関を入れる。河原は最近、クローザー的に使われている。大関はトップ下で脇坂が右ウイングか。やはりプレス強化&&あわよくば追加点か。
追加タイム3分。48分、中盤右寄りで相手FK。熊取谷が蹴るが、GKブローダーセンがはじく。49分、相手左CK。熊取谷が蹴るが、神田がクリア。さらに相手左ロングスローを脇坂がクリア。
1−0でタイムアップ。勝点3を加えて23とするが5位のまま。フロンターレは、前節の敗戦で優勝の可能性は消えたそうだ。東京Vは勝点24のままで4位キープ。
イースト首位・鹿島は、7位水戸との茨城ダービーを3−0で制して勝点32と積み上げ首位キープ。水戸は7位のまま。2位FC東京はホームで10位千葉に0−3の敗戦、勝点は32のままで2位キープだが鹿島を追えず。千葉は9位に浮上。浦和に0−1で敗れ6連敗の柏が10位に。ACLE帰りの3位町田はホームで8位マリノスを2−0と下し、勝点24で3位キープ。マリノスは8位のまま。
ウエスト首位の神戸は5位広島と1−1の後PK4-5で負け、勝点28得失点差7総得点23で2位に後退。2位名古屋が、前節神戸に5得点で勝ったガンバを2−1で退け、勝点28得失点差7総得点25で首位浮上。ガンバは勝点25で3位のまま。
サッカー短評 (2026.5/2)
FC東京vs.川崎フロンターレ 2対0 (2026.5/2 味スタ) 第14節
無得点だが、前節より良かった。現在2位で直近5試合負けなしと好調のFC東京に対して、立ち上がりは押し込んだ場面も多く作れた。14分、フロンターレの左CKのこぼれを神田がシュート、枠の上。18分にも河原からのパスを受けた神田がミドルシュート。前半のシュートは結局この2本だけだったが、プレスは前節よりかけていたし、相手ボールカットもできていた。ただ、前半41分に宮城の横パスをカットされて失点し、相手に勢いと流れを渡してしまった。佐藤恵允のスルーパスに走りこんだ佐藤龍之介のシュートをGK山口がはじいたものの、佐藤恵允に押し込まれた。
後半開始から二人同時交代したのもよかった。宮城、伊藤に代えてマルシーニョ、脇坂を入れる。しかし成果が出る前に、圧力を強めたFC東京にボールを奪われ、ついに12分、2点目を失点。直後に神田に代えてロマニッチを入れ、エリソン+ロマニッチの初のツートップ。神田は前半シュート2本うったのは良かったが、プレスの方ではどこへいったらいいか迷っているようだった。27分にロマニッチがペナルティーエリア外から打ったミドルシュートはバーに当たって惜しかった。33分に橘田に代えて山本、42分にエリソンに代えて長を入れたが得点できず。気温25.9度、湿度26%。観客33991人。主審は上田さん、VARは飯田さん。NHK解説は長谷川健太、実況は田中アナ。
先発は7人変更。システムも4-4-2にした。GK山口。DF三浦、丸山、佐々木、山原。橘田と河原のダブルボランチ。左右のウイングに宮城と伊藤。ツートップはエリソンと神田。神田は初先発。ゲームキャプテンは丸山。ベンチにロマニッチ、マルシーニョ、脇坂、山本など。
FC東京も4-4-2。佐藤龍之介と仲川のツートップ。左右のWBに野澤と佐藤恵允。常盤と高のダブルボランチ。DF橋本健人、稲村、大森、室屋。GKキム・スンギュ。キャプテンは室屋。ベンチにマルセロ・ヒアン、山田楓喜、遠藤渓太、橋本拳人、東慶悟、森重など(はしもとけんとが二人いるということを、解説の長谷川さんに言われるまで気づかず)。
FC東京は勝点32得失点差15として暫定首位に浮上(勝点32得失点差14の鹿島は明日試合)。フロンターレは勝点20で5位のまま。
イースト7位の浦和は10位千葉に2−0で勝ち、勝点18として6位浮上。フロンターレと勝点2差。8位マリノスは6位水戸と1−1の後PK1-3で敗戦。マリノスは8位のまま、水戸は7位に。明日、首位の鹿島は3位町田と上位対決。
ウエストは首位・神戸が3位ガンバに0−5で負け、勝点26で首位だが、ガンバが勝点25として2位浮上、迫ってきた。
サッカー短評 (2026.4/29)
浦和レッズvs.川崎フロンターレ 2対0 (2026.4/29 埼スタ) 第13節
いいところなく負けた。浦和は前日に電撃的に監督交代。昨年途中で呼び戻したスコルジャ監督を解任し、今季8月以降は浦和ユースの監督に就任予定の田中達也を暫定監督として送り出した。前半は、なんとか0−0で折り返した。浦和は中島翔也とマテウス・サヴィオの二人がゲームを作れるので、抑えどころが難しい。途中から防戦一方になり、解説の戸田に「フロンターレは少し自分たちの時間を作らないと守備で消耗してしまう」と言われる。後半、選手交代もなく、前半とまったく同じような状態で進むうち、ついに9分に失点。また浦和の方が先に交代の手をうち、さらに26分にも失点。交代で入った直後のケガ明けの相手FW小森の得点。フロンターレの後半16分の三人交代が連動し始めた矢先だった。気温17.1度、湿度83%。途中から大雨。観客30780人。主審は御厨さん、VARは池内さん。DAZN解説は戸田、実況は桑原アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、ウレモビッチ、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。トップ下に脇坂。ワントップはロマニッチ。ベンチにエリソン、神田、MF長、河原、DF野田など。
浦和は4-2-3-1。ワントップにオナイウ。トップ下に中島翔也。左右のシャドーにサヴィオと金子。安居と渡邊のダブルボランチ。DF長沼、根本、宮本、石原。GK西川。キャプテンは。ベンチにFW肥田野、小森、MF安部、DFボザなど。
フロンターレは、DFリーダーの丸山をはずして今季初先発のウレモビッチを出したが、ラインコントロールを含めていいとは言えず。三浦は前節の不調は抜け出したようだが、攻撃で発揮できず。伊藤は、7分に脇坂のパスをシュートして味方に当たったのが一番惜しかったが、フロンターレ最多の4本のシュートをうったものの今季まだ得点できず。
浦和は、今季初先発の中島翔也が楽しそうにプレーしていた。サヴィオと自在にポジションを入れ替え、17分には意表を突くタイングでシュートもうった。
フロンターレは21分に脇坂がミドルシュートした後は、防戦一方に。
後半頭から複数交代するものと思ったが、なし。システムも変えないし、選手の動きも変わらず。解説の戸田が「マルシーニョが相手右サイドの選手に多少強くいくようになったくらいか」。
8分、とうとうペナルティーエリア近くで相手を倒してFKを献上。相手MF金子が蹴り、GKブローダーセンがはじいたが小さく、DF陣もこれをすぐクリアせず、サヴィオにやすやすと押し込まれた。0−1。
15分、浦和が一人目の交代。トップ下の中島に代えてMF早川を入れる。
16分、フロンターレが三人同時交代。足がつったウレモビッチに代えて佐々木、ロマニッチに代えてエリソン、マルシーニョに代えて長を入れる。この交代を後半開始にしていたらよかったのに。長は入ってすぐの17分、伊藤からのパスをシュートしたが枠の左。23分には、山原のクロスのこぼれを伊藤がシュート、相手GK。
25分、浦和が二人同時交代。右シャドー金子に代えてFW小森、FWオナイウに代えてFW肥田野を入れる。4-4-2にしたかもしれない。すると、フロンターレのスローインをカットされ、最後は入ったばかりの相手FW小森にシュートを決められ、0−2。
29分、山本からのパスを受けた長の折り返しをエリソンがシュート、枠の上。
直後にフロンターレが四人目の交代。伊藤に代えて河原を入れる。河原はボランチに入り、また橘田が右ウイングか。しかし今日は相手左SBを止めるタスクがあるわけではない。サヴィオ対策か。戸田は「伊藤は後半、やっと攻撃が回り始めたところでしたが」と首をひねる。「河原は前の浦和戦で劇的なゴールを決めました」と桑原アナ。
37分、浦和は二人同時交代。ボランチ渡邊に代えてMF植木、左シャドーのサヴィオに代えてMF松尾を入れる。フロンターレも五人目の交代。橘田に代えて宮城を入れる。ウイングなら宮城の方が確かに適任だが、なぜ先ほど入れなかったのか。宮城は左ウイングに入り、長が右へ回る。
42分、フロンターレの右CK。この試合で初のCKを、初めて山原が蹴るが、相手GK。
43分、左サイドでフロンターレのFK。これも山原が蹴り、ファーで松長根が落とし、こぼれを河原がミドルシュート、枠の外。1点でもいいから返してほしかった。
追加タイム5分。50分に相手FW小森にシュートされるが、松長根が防ぐ。0−2のままでタイムアップ。浦和は田中達也暫定監督初戦を飾った。
勝点20のままで5位に後退。浦和は連敗を止めたが、勝点15で7位のまま。
イースト首位の鹿島がなんとアウェイで5位東京Vに2−1で敗戦。勝点32で首位キープ。東京Vは勝点21として4位浮上。2位FC東京はアウェイで9位柏を3−1と下し勝点29として鹿島まで3差と迫る。柏は勝点11で9位のまま。3位町田はアウェイで6位水戸と対戦、2−2の後PK4-3で勝利。勝点24として3位キープ。水戸も勝点16で6位のまま。
ウエスト首位の神戸は7位セレッソとホームで0−0の後PK2-4で敗戦。勝点26で首位キープ(1試合消化少ない)。セレッソは勝点19として6位に浮上。2位名古屋も8位岡山とホームで1−1の後PK4-5で負け、勝点22得失点差5となり2位キープ。岡山は勝点17としたが8位のまま。3位ガンバもアウェイで5位京都に1−1の後PK4-5で負けたが、勝点22得失点差0で3位キープ(1試合消化多い)。京都は勝点19としたが5位のまま。
サッカー短評 (2026.4/25)
川崎フロンターレvs.ジェフ千葉 2対1 (2026.4/25 U等々力) 第12節
この特別大会初の90分での連勝。まあ長谷部監督は「遅すぎる」と言っていたが。前半6分に先制。山本が今季初得点。ここまではとてもよかった。解説の福田さんが言うように「最近は自分たちのミスで相手に流れを渡すような試合が多い」。次第にカウンターを受けるようになり、30分ころ相手右WBイサカのシュートがバーに当たったあたりから守備一辺倒に。後半も流れを断ち切れず。とうとう40分にペナルティーエリア左外で与えた相手FKから失点。PK戦かと思った矢先の追加タイム49分にマルシーニョが追加点。スタンドの家族の所まで行ってしまい、イエローカード。何とか90分で勝ち、4位浮上。気温20度、湿度45%。観客21492人。主審は木村さん、VARは上田さん。DAZN解説は福田正博、実況は初めて聞く小松アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに宮城と伊藤。ワントップにロマニッチ。ベンチにDF佐々木旭が戻ってきた。他にはDF林、MF名願、河原、長、FWエリソン、マルシーニョなど。
千葉は4-4-2。カルリーニョス・ジュニオと石川大地のツートップ。左右のWBに津久井と元フロンターレのイサカ・ゼイン。安井と小林祐介のダブルボランチ。DF石尾、河野、久保庭、橋壱晟。GKホセ・スアレス。キャプテンは高橋。カルリーニョスとGKスアレスはケガ明けらしい。ベンチにFW呉屋とMF7人がいるがDFはいない。
前半は、ロマニッチにロングボールをあてて、落としたところを山本が拾って展開する形ができていた。
6分、先制。右サイドを攻めあがった山原と伊藤がパス交換、ペナルティーエリアで脇坂がつないで走りこんだ山本がシュート、1−0。
10分、山本のサイドチェンジを右サイドで受けた伊藤がスルーーパス、走りこんだ山原がクロス、ロマニッチがシュートするが相手DF。
千葉は、右からはWBイサカがロングボールを受けて攻め込んでくるが、左からは左SB石尾が攻めあがってクロスを放り込んでくる。16分、その石尾にペナルティーエリアに左奥に入られ、折り返しを相手FW石川がシュート、枠の上で助かる。
17分、左サイドから攻め込み、最後は伊藤がペナルティーエリア手前中央からミドルシュート、ややヒットせず相手DF。さらにロングフィードに走りこんだ宮城が左からペナルティーエリアに入ってシュートするが、相手GK。ロングフィードのトラップはうまかったが、ペナルティーエリア内のドリブル一歩目が少し大きく、GKに詰め寄られてしまった。
18分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。21分の脇坂のミドルシュートは相手GKが捕る。
22分、ボールカットされ、相手ボランチ安井に鋭いシュートを打たれるが、GKブローダーセンが防ぐ。
今日は左サイドの三浦と宮城の息が合わない。三浦もあまり深い位置まで上がらないし。前節マルシーニョとのコンビではもっと良かったが。
24分、フロンターレの左CK。山本がファーへ蹴り、山原がダイレクトでシュート、枠の外。
28分、千葉のカウンターを受け、相手右サイドでFKを与える。高橋が蹴り、イサカがシュート、GKブローダーセンがはじくが、イサカがこぼれをまた拾ってペナルティーエリア外から体をひねってミドルシュート、左上のバーに当たって助かる。さらにこぼれを相手MF津久井にシュートされるが枠の右。
30分過ぎから千葉の連続カウンターにさらされる。クリアを拾われたり、パスミスで相手に出してしまったり、クロスを上げられたりするが、GKブローダーセンを中心に防ぐ。41分には、相手左SB石尾にペナルティーエリア左にはいられ、シュートを打たれたが、枠の右。
44分、伊藤が左サイドへ流れてドリブル、ペナルティーエリア左からシュートするが枠の上。「伊藤はまだ今季得点がない。フロンターレは左のウイング、マルシーニョと宮城も取っていない」と解説の福田。
追加タイム1分。1−0でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。
5分、相手ボランチの津久井がシュート、GKブローダーセンが捕る。7分、イサカのシュートは丸山が防ぐ。続く相手右CKは相手DF高橋が蹴るが、DF陣がクリア。
11分、フロンターレが一人目の交代。やや不調の三浦に代えてケガ明けの佐々木を入れる。たびたび攻め込んでくる相手右WBイサカ対策もあるのだろう。効果はあったと思う。
14分、千葉のカウンター。相手FWカルリーニョスが下がった位置で受け、左前方へスルーパス、攻めあがった相手左SB石尾がペナルティーエリア左に入ってシュート、GKブローダーセン。16分、相手右サイドで千葉のFK。高橋が蹴るが、GKブローダーセンが捕る。
18分、フロンターレが二人同時交代。宮城に代えてマルシーニョ、伊藤に代えて河原を入れる。左ウイングはそのまま交代だが、右ウイングにはボランチだった橘田が入り、河原がボランチに。橘田は、たびたび攻めあがってくる相手左SB石尾対策らしい。こちらもそれなりに効いたと思う。試合後のインタビューで長谷部監督が「橘田はCFとCB、GK以外はどこでもできるので」と言っていた。
20分、千葉も三人同時交代。ボランチ安居に代えて椿、右WBイサカに代えて猪狩、左WB津久井に代えて杉山を入れる。椿も杉山もケガ明けらしい。左のWBに椿、右のWBに杉山のようだ。イサカは厄介だったので助かった。
27分、左サイドでフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、味方に合わず。
30分、ボールカットされ、相手左SB石尾がドリブル、左サイドから折り返されるが、佐々木が防ぐ。続く相手右CKを高橋が蹴るが、これも山本がクリア。
31分、脇坂がファールで倒され、ペナルティーエリア左角でフロンターレのFK。脇坂が蹴るが、相手DF。続く右CKも脇坂が蹴るが、相手DF。
35分、フロンターレが二人同時交代。ロマニッチに代えてエリソン、松長根に代えて林を入れる。松長根は担架でピッチを出たが、大丈夫か。林は左SBに入り、佐々木が右CBへ回る。
38分、千葉が四人目の交代。ボランチ小林に代えて品田を入れる。
39分、相手左サイドからの突破を防ごうとした山原がかわされてファールで止めてしまい、左サイド深い位置で千葉のFK。40分、失点。杉山が蹴り、こぼれを相手左SB石尾がシュート、1−1。解説の福田さんは「山原はもっと簡単にプレーした方がよかった」と言う。
43分、相手FWカルリーニョスがシュート、佐々木が防ぐ。
43分、フロンターレのカウンター。脇坂がシュートするが相手GKが捕る。
44分、追加点。山本が脇坂へパス、脇坂は左へ流れながら受けてフリーのマルシーニョへパス。右にはエリソンがいて、左には林が攻めあがっていたので、相手DFがマルシーニョに集中せず、落ち着いてシュート、2−1。ゴールが認められるとマルシーニョは喜びのあまりゴール裏の観客席に入り込み、家族のもとへ。もちろんイエローカード。何と宮城も入ったらしく、イエローカード。
なかなか追加タイム表示が出ず、実況席でも「何分あるのでしょうか」と言っていたが、5分と出た時は、もう2分は過ぎていた。
47分、千葉が五人目の交代。左SB石尾に代えて日高を入れる。
48分、相手左サイドから続けてクロスを入れられ、山本がクリアしたりGKブローダーセンがはじいたりしたが、こぼれを相手DF高橋にペナルティーエリア中央でシュートされるも、林が防ぐ。50分にも、相手MF品田にシュートされるが、GKブローダーセンが触って防ぐ。
2−1でタイムアップ。勝点20として4位に浮上。最下位千葉は、今季アウェイでは勝てていないらしい。イースト首位鹿島は8位柏を1−0で下し、柏レイソルは9位に下降。2位FC東京は6位水戸に5−2で勝ち、2位キープ。水戸は6位のまま。3位町田と東京Vの試合は5/13。※町田はついにACLEの決勝に進出。4/25深夜、アルアハリ・サウジと対戦。
ウエスト首位神戸(勝点25)と5位京都の対戦も5/13。ただし、神戸は残念ながらACLE準決勝で敗戦。2位ガンバはアウェイで長崎にPK勝ち。勝点21としたが得失点差0で3位に後退。3位名古屋は90分でアウェイ清水に2−0で勝ち、勝点21得失点差5で2位浮上。
サッカー短評 (2026.4/18)
横浜F.マリノスvs.川崎フロンターレ 1対2 (2026.4/18 日産ス) 第11節
後半追加タイムにエリソンの痛烈なシュートが決まって、劇的な逆転勝ち。90分で勝点3を得たのは良かったが、ロマニッチの粘り強いゴールで前半15分に先制しながら、前半追加タイムに、あと1分がしのげず自分たちのクリアミスから追いつかれたのは痛かった。気温23度、湿度42%。観客26084人。主審上村篤史さん、VAR池内さん。DAZN解説は戸田、実況は西岡アナ。
先発はGKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにロマニッチ。ロマニッチは先発3試合目という。ベンチにDF神橋、林、MF長、河原、FWエリソンなど。佐々木や大関はまだ戻ってこない。
マリノスは4-2-1-3。3トップ中央に谷村。左右のシャドーはアラウージョとクルークス。トップ下に天野。渡辺と山根のダブルボランチ。DF加藤、諏訪間、キニョーネス、井上。GK朴。ゲームキャプテンはクルークス。キニョーネスは出場停止明け。この他DFに怪我人が多発らしい。ベンチにMF喜田、FWテヴィス、デイビッド、オナイウ情滋など。
ともに直近5試合2勝3敗、前節は2点差で敗戦。守備を立て直しつつ、パスでつなぐ攻撃をめざすという似た者同士。解説の戸田が「パスで組み立てる攻撃を目指していても、序盤はDFからロングボールで前線のFWにあてる形をとるのではないか」と言う通りの展開に。特にマリノスの谷村は「DFをコントロールしている」と言う。競り勝てなくても、うまく体をぶつけて、大きくクリアをさせないようにしているとのこと。どちらもトップ下に天野と脇坂というプレーメーカーがいるのに、頭上をボールが通過していく。
2分、相手左FWアラウージョのクロスを松長根がクリア。さらに相手右サイドでマリノスのFK。クルークスが蹴るがDFがクリア。こぼれを拾われ、右サイドからクロスを続けてあげられるがDFがクリア。
5分、パスをつないで右サイドの山原が攻めあがり、中で伊藤とロマニッチがいたが自らシュート、相手GKが捕る。もう少し早く打つか、相手を動かしてタイミングをずらして打つかしないと、相手GKにたやすく合わされてしまう。
11分にも相手右サイドでマリノスのFK。クルークスが蹴るが丸山がクリア。こぼれを相手ボランチ渡辺にシュートされるが枠の上。
13分、マルシーニョからパスを受けた三浦が左サイドからクロス、ファーで伊藤がペナルティーエリア右からダイレクトでシュート、絶好の得点機だったが、惜しくも枠の左。解説の戸田が「フロンターレは、左右のウイングとも今季はまだ得点がない」と指摘。
15分、先制。伊藤が中盤右サイドから相手DFラインの裏へループパス、走りこんだロマニッチが相手DF、飛び出した相手GKと交錯して倒れる。すばやく立ち上がると足元のボールを狙いすましてシュート、相手GKの指先の届かない右サイドネットに決める。1−0。
この後はしばらくロングボールを放り込まれたり、パスをつながれたりするが、互いに決め手なくシュートまで至らず。
33分、自陣からパスをつないでロマニッチが右サイド深い位置からなんとか折り返すが、走りこむ味方がおらず、相手GKが捕る。
34分、三浦が相手DF井上をファールで止めたとして自陣ペナルティーエリア右外でマノリスのFK。メディカルが入る間にリプレーが出ると、三浦は接触しておらず、井上が自分で足首をひねったらしい。解説の戸田も「三浦は倒していませんね。主審は見えなかったと思うが、副審も見えなかったのか」と言う。フロンターレベンチで映像を確認したのか、長谷部監督が第四審判に抗議。しかし、VARが入る場合ではないので、誤審でもFKさせるしかない。ようやく井上が立ち上がってピッチを出たのでFK再開。天野が直接ねらうが、マリノスのオフェンスファール。
追加タイム4分。ここまでマリノスの攻勢を何とかしのいできたが、47分、相手右FWクルークスからのスルーパスを受けた天野がシュート、これはGKブローダーセン。
しかし48分、失点。相手左サイドからの攻撃を止めたのに中央へパスをつないで相手に出てしまい、さらに大きくクリアせず、マルシーニョにつないだところ、マルシーニョも脇坂に預けようとして相手に渡ってしまう。相手ボランチ渡辺が右サイドからクロス、走りこんだ天野がシュート、1−1。天野は倒れこんだままでメディカルが入る。「脳震とうかもしれない」と戸田。いったんピッチを出た天野が戻ったところでハーフタイム。あまりにも試合の進め方が下手でがっかりする。
後半開始からフロンターレが一人目の交代。マルシーニョに代えて宮城を入れる。
5分、相手MF天野が左サイドからクロス、右サイドから走りこんだ相手右FWクルークスがシュート、枠の上。
9分、山本が右サイドへロングパス、走りこんだ伊藤が折り返し、攻めあがった山原がペナルティーエリア右からクロス、ファーで相手DFがクリアしてフロンターレの左CK。このCKのこぼれを山本がミドルシュート、相手DF。
11分、ボールカットされ、相手ボランチ山根にミドルシュートを打たれるが、丸山が防ぐ。
13分、こぼれを拾った宮城が左サイドからきりこんでシュートするが、相手DFに当たり、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKが捕る。
14分、相手右FWクルークスのクロスを相手FW谷村がシュート、GKブローダーセン。
15分、マリノスが一人目の交代。左FWアラウージョに代えてFW近藤を入れる。
20分、相手MF天野が左サイドからクロス、クルークスがペナルティーエリア手前からミドルシュート、枠の右。25分にも相手左サイドからのクロスのクリアを拾われ、入ったばかりの相手FW近藤がシュート、橘田が防ぐ。
30分、三浦がドリブルで攻めあがって折り返し、ロマニッチが何とか伊藤へつなぐ。伊藤はペナルティーエリアに入ってシュートするが、ややヒットせず相手GK。
32分、フロンターレが二人同時交代。伊藤に代えて長、ロマニッチに代えてエリソンを入れる。解説の戸田が「ロマニッチは先発で出て、何でもやろうという意気込みを示した」と賞賛。実際、中盤まで戻って守備したり、相手GKのゴールキックに迫力のあるプレスをかけたり、大車輪の活躍だった。長は左ウイングに入り、宮城がトップ下、脇坂が右ウイングへ回る。「フロンターレの左右ウイングが違うタイプの選手になり、新しい攻撃の形ができるかもしれない」と戸田。山原と伊藤は右サイドで連携しているとは言いがたい状態だが、脇坂ならコーチングで合わせられるかもしれない。
34分、入ったばかりの長が右サイドからのパスを受けて中へ切り込み、ペナルティーエリア中央からシュート、相手DF。
35分、右サイドで脇坂からのパスを受けた山原がスルーパス、パスした後そのまま走りこんだ脇坂が折り返すが相手DF。
36分、マリノスが二人目の交代。前半からすごく走っていた相手右FWクルークスに代えてFW浅田を入れる。
41分、フロンターレが三人目の交代。山本に代えて河原を入れる。
42分、相手CB諏訪間がエリソンと交錯して負傷。倒れたとき肩を傷めたのかと思われたが、エリソンが勢い余ってどこか踏んだらしい。担架が入る。
追加タイム5分。46分、相手左サイドでマリノスのFK。天野が蹴るが、DFが防ぐ。
46分、マリノスが三人同時交代。トップ下の天野に代えてFWテヴィス、FW谷村に代えて樋口、DF諏訪間に代えてMF喜田を入れる。喜田は本来ボランチだが右SBに入り、右SBの井上がCBに回る。フロンターレも五人目の交代。脇坂に代えてFW神田を入れる。宮城が右ウイングへ回り、神田がトップ下か。脇坂のキャプテンマークは丸山か。
49分、相手右サイドから攻め込まれるが、長が戻って防ぐ。クロスには松長根が対応。これで与えた相手右CKをテヴィスがが蹴り、こぼれを拾われ、相手MF山根にペナルティーエリアからシュートされるが、枠の右。さらに相手DF加藤にドリブルで攻め込まれ、ミドルシュートを打たれるが、三浦が防ぐ。
53分、追加点。フロンターレがカウンター。左サイドから長がクロスを入れるが、相手DF喜田が防ぐ。しかし、こぼれを橘田が拾ってすばやくスルーパス、これをペナルティーエリア左で受けたエリソンが鋭いシュートを対角に打ち込む。2−1。
「カウンターになったとき、こぼれに反応する選手はフロンターレの方が多かった」と解説の戸田。
エリソンは喜びのあまりユニフォームを脱ぎ捨ててイエローカード。エリソンはこれで7得点となり、6得点5人で並んでいたランキングトップに返り咲き。
直後にタイムアップ。勝点3を加えて17としたが、5位のまま。9位だったマリノスは10位千葉が勝つと転落だったが、9位キープ。4位ヴェルディが10位千葉に1−0で勝ったため。
イースト首位鹿島は6位浦和を1−0で破り、勝点29に伸ばして首位キープ。浦和は6連敗か。勝点12で6位のまま。(2位FC東京と3位町田の試合は4/1に実施済みで順位変動なし)
ウエスト首位の神戸と3位清水(勝点17得失点差3総得点13)の試合も4/1に前倒しで実施済み。神戸が勝点25で独走に入ったか。4/18開催は2試合。2位京都が6位セレッソに0−3で負け、勝点17得失点差1総得点15の3位に後退。セレッソは勝点17得失点差1総得点11で5位浮上。7位広島は8位長崎を2−0で下したが、両チームとも順位は変わらず。
サッカー短評 (2026.4/12)
川崎フロンターレvs.鹿島アントラーズ 0対2 (2026.4/12 U等々力) 第10節
前半立ち上がりは鹿島に攻め込まれたが、次第にボールを支配して得点機も作れたが、無得点。守備も鹿島のシュート3本(枠内なし)に抑えられた。しかし、後半選手交代などでギアを上げた鹿島に8分にPKを与えて失点。さらに19分には崩されて相手FWレオ・セアラに追加点を許した。気温20.9度、湿度57%。観客今季最多の23094人。主審は須谷さん、VARは中村太さん。DAZN解説は佐藤寿人、実況は下田アナ。
先発は、前節と同じ。逆転勝ちの勢いを生かそうということらしい。GKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ、トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにエリソン。ベンチに高卒新人の長、名願、河原、神田など。
鹿島は4-4-2。田川とレオ・セアラのツートップ。左右のWBに鈴木優磨と松村。三竿と樋口のダブルボランチ。DF溝口、キム・テヒョン、植田、濃野。GK早川。キャプテンは植田。ベンチにチャヴリッチ、知念、柴崎、安西など
鹿島は勝点26として首位キープ。フロンターレは勝点14のままで5位に後退。5位だったヴェルディが浦和にPK勝ちして4位浮上。7位だった浦和は勝点1を加えて12とし、6位になったが5連敗。
サッカー短評 (2026.4/5)
川崎フロンターレvs.浦和レッズ 3対2 (2026.4/5 U等々力) 第9節
今節で特別大会前半最後。またしても3分に早々と先制されるイヤな展開。しかし、9分にオウンゴールで追いつき、一息。浦和も怪我人続出で勝てていない。直近3試合2敗1PK負けとのこと。スコルジャ監督のねらいが浸透していないらしい。この試合は試合前に浦和のCBの一人とフロンターレの小林がケガしてはずれたという。しかも前半15分に浦和のもう一人のCBも負傷交代。MF柴戸を一列下げて緊急対応。フロンターレは急造DFラインを攻めればいいと思うが、そういう余裕はなし。前半できていた守備が、後半甘くなって間延び。浦和にいいように攻められ、オフサイドに二回助けられたが、11分にまた失点。24分にロマニッチと宮城、31分に神田と投入して、33分にロマニッチがヘディングシュートで同点。浦和も二度リードしたのに勝点3を逃すまいと、36分と44分に二人ずつ交代。フロンターレも44分に山本を下げて河原を入れ、逃げ切り・PK戦を見据えた。ところが追加タイム5分の4分目に河原のミドルシュートが決まって逆転。ようやくホームで久々の90分勝利。勝点3を加えて4位浮上。気温21.4度、湿度64%。観客21735人。主審は福島さん、VARは荒木さん。DAZN解説は林陵平、実況は桑原アナ。
先発はGKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。山本と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにエリソン。脇坂が体調不良から復帰。去年と同じウイング配置にしてきたが、紺野がケガしたらしい。その他の怪我人は、佐々木、大関、大島など。ベンチにGK山口、DF神橋、MF名願、小林に代わって急きょ由井、神田など。
浦和は4-2-3-1とミラーの形。ワントップはオナイウ阿道。トップ下に渡邊凌磨。左右のウイングにマテウス・サヴィオと金子。柴戸と安居のダブルボランチ。DF長沼、根本、ボザ、関根。GK西川。ベンチにFWキーセテリン、MF中島翔哉、安部など。スコルジャ監督は2年目か。
3分、失点。相手左サイドで浦和のFK。サヴィオが蹴り、相手DF根本がシュート、0−1。副審の旗があがり、主審はオフサイドでノーゴールの判定。ここでのVARチェックに5分以上かかるが、VARオンリーレビューで結局オフサイドはなし。
9分、追いつく。三浦が攻めあがって左からクロス、相手DFボザが触ってオウンゴール。1−1。
11分、自陣ペナルティーエリアすぐ外でまた浦和のFK。サヴィオが蹴り、ボザがシュートするが枠の右。
15分、相手DFボザが負傷。浦和が一人目の交代。ボザに代えてMF植木が入る。植木はボランチに入り、ボランチにいた柴戸がCBに。
20分、ペナルティーエリア手前でフロンターレのFK。脇坂が直接ねらうが枠の外。
32分、マルシーニョのシュートを防いだ相手DF根本の腕に当たったとしてPKかと思われたが、VARのチェックでオンフィールドレビューの結果、ハンドなしに判定変更。
38分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、こぼれを山原がシュート、相手DF。40分の右CKも脇坂が蹴るが、相手DF。
43分、相手左サイドからサヴィオにシュートされるが、枠の外。45分ペナルティーエリア手前で相手FK。渡邊が直接ねらうが、枠の上。
追加タイム10分。46分、エリソンの折り返しを山原がシュートは相手DF。47分、フロンターレの右CK。脇坂が蹴り、こぼれを最後は三浦がシュート、枠の上。
55分、丸山からのロングフィードを受けた山原が山本へパス。山本からのパスを受けたエリソンがヘディングシュート、枠の上。
1−1でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。
2分、相手左サイドから長沼のクロスが入り、混戦になるが、最後は金子にシュートされ、失点かと思われたが、またVARチェックが入り、ゴール前で倒れてGKブローダーセンのプレーに関与したオナイウがオフサイドの判定となり、得点は認められず、助かった。
しかし、11分、ついにまた失点。相手左サイドから植木の折り返しを金子に押し込まれ、1−2。
14分、相手MFサヴィオからのパスを受けた金子がシュート、GKブローダーセン。これで与えた相手右CKをサヴィオが蹴り、相手FWオナイウがヘディングシュート、枠に当たる。さらに相手DF柴戸がシュート、枠の上。
17分、左サイドでフロンターレのFK。山本が蹴るが、直接ラインを割る。20分、フロンターレの左CK。山本のショートコーナーから山原がクロス、相手DF。続く右CKを脇坂が蹴るが、相手DF。
22分、相手MFサヴィオがミドルシュート、丸山が防ぎ、相手右CK。サヴィオが蹴るが、マルシーニョがクリア。こぼれを相手MF金子がシュート、松長根が防ぐ。さらにこぼれを関根にシュートされるが、丸山が防ぐ。
24分、フロンターレが二人同時交代。マルシーニョに代えて宮城、エリソンに代えてロマニッチを入れる。解説の林が「今日のマルシーニョは攻守にわたって活躍した」と言う。
25分、中盤相手右サイドで浦和のFK。サヴィオが蹴るが、ロマニッチがクリア。こぼれを金子にシュートされるが、丸山がクリア。
29分、フロンターレの左CK。こちらは山本が蹴るが、相手DF。
31分、フロンターレが三人目の交代。伊藤に代えて神田を入れる。
32分、脇坂がミドルシュート、相手DF。続くフロンターレの右CK。脇坂が蹴るが、相手FWオナイウがクリア。
33分、追加点。CKのこぼれをつないで脇坂から橘田へ。橘田はペナルティーエリア右端付近からフリーの山本へ折り返し、山本のクロスをロマニッチがヘディングシュートでたたきこむ。2−2。
34分、橘田がシュート、枠の上。
36分、浦和が二人同時交代。ボランチ安居に代えてFW安部、右シャドー金子に代えてFW肥田野を入れる。
36分、ペナルティーエリア左角でフロンターレのFK。山本が蹴るが、相手DF。
40分、相手MF植木がミドルシュート、山原が防ぐ。
42分、左サイドでフロンターレのFK。三浦が蹴り、こぼれを宮城がシュート、相手DF。戻ってきたこぼれを再度シュートするも枠の左。残念。
44分、浦和が二人同時交代。サヴィオに代えて中島翔哉、オナイウに代えてキーセテリンを入れる。サヴィオもこわかったが、中島ものせると面倒な相手。フロンターレも四人目の交代。山本に代えて河原を入れる。解説の林が「山本はすごく調子がよかったが」と残念がる。
45分、入ったばかりの相手MF中島にシュートされるが、ヒットせず、GKブローダーセンが捕る。
追加タイム5分。46分、相手MF渡邊がクロス、河原がクリアして相手右CK。渡邊が蹴るが宮城がクリア。
49分、追加点。脇坂からのパスを受けた山原がペナルティーエリア内のロマニッチへパス、ロマニッチと競り合う相手DFが触ったこぼれを河原が思い切りよくミドルシュート、これが見事にゴール右に決まり、3−2。
3−2でタイムアップ。勝点3を加えて14として4位に浮上。5位だった浦和は6位に後退。
イースト首位鹿島は、前日に9位水戸と「茨城ダービー」で対戦、1−1のPK戦で敗戦。勝点1を加えて23、首位キープ。水戸は勝点2を得て10として8位に。2位FC東京は、ACLに行く3位町田と4/1に11節を前倒しで戦い、0−3の敗戦。さらに今節続けて「東京ダービー」、これは2−2の引分け後、FC東京がPK負け。勝点1のみ加えて20、2位はキープ。町田は勝点19としたが3位のまま。
ウエスト首位の京都は、前日勝点14で並ぶ2位ガンバに敗れ、一気に5位に下降。ガンバは勝点17としたが2位のまま。ACLに行く3位神戸は4/1に11節を前倒しで戦い、4位清水に2−0と勝利。今節はアウェイで8位岡山を4−1で下して勝点22として、1試合多いが首位浮上。岡山は8位のまま。
サッカー短評 (2026.4/1)
日本vs.イングランド 1対0 (2026.4/1 ロンドン・イギリス) 国際親善
なんと相手の「聖地ウェンブレー」でイングランドに勝ってしまった。確かに相手には、キャプテンでCFのハリー・ケインと若き名手ベリンガムがベンチ外だった。解説の林陵平が「一人一人が上手い」というイングランドは、パスが本当に速くて正確。日本は、今いる中でベストメンバーで臨んだ。直近のイングランド戦は2010年5月、2−1で敗れた(得点者は井原)。その当時は「対戦できるだけで幸運」という感じだったが、プレミアリーグ所属選手も複数いるなか、選手たちがリスペクトしすぎることはなくなっている。前半23分、中盤で三笘がボールカット、ドリブルしながらスルーパス。受けた中村がペナルティーエリア左から、ファーへ走りこむ三笘へ鋭い横パスを送り、三苫が相手DFの背後から流し込んだ。後半、イングランドに再三押し込まれるが、ついに前半の得点を守り切った。気温13度、湿度79%。観客は9万人収容のスタジアムが「完売」とのこと。79233人。スタンドに遠藤航と南野の姿も。審判団はスコットランドのセット。主審はニコラス ウォルシュ、VARはスティーヴン マクリーン。NHK解説は林陵平、ゲストに現役なでしこの熊谷、実況は下境アナ。
先発は、3-4-2-1。GK鈴木彩艶。DF伊藤洋輝、谷口、渡辺剛。鎌田と佐野海舟のダブルボランチ。左右のWBは中村敬斗と堂安。シャドーに三笘と伊東。ワントップは上田。ゲームキャプテンは堂安。
イングランドは4-2-3-1。ワントップは9番フォーデン。トップ下に7番パーマー。左右のウイングに14番ゴードンと15番ロジャーズ。8番メイヌーと4番アンダーソンのダブルボランチ。DF3番オライリー、5番グエイ、2番コンサ、12番ホワイト。GK1番ピックフォード。ゲームキャプテンはグエイ。トーマス・トゥヘル監督はドイツの人。ドルトムント、PSG、チェルシー、Bミュンヘンの監督を歴任。チェルシー時代にCL決勝進出、2021年8月UEFA年間最優秀監督賞。2024年10月、イングランド代表監督に就任、W杯のヨーロッパ予選を全勝無失点(アンドラ、ラトビア、セルビア)で勝ち抜き、本大会の優勝候補に名乗りを上げた。
イングランドは、前半11分、渡辺が相手FWフォーデンを倒して相手左サイドでFK。パーマーが蹴り、最後はロジャーズがシュート、DF陣が防ぐ。13分の相手右CK。パーマーが蹴り、シュートを何度も打たれるが、なんとか防ぐ。その後も日本はボールキープできず、クリアしても拾われる苦しい展開。
日本の先制点は、前半23分、中盤で三笘がパーマーからボールカット、やや右前方へドリブルしながら左前方へスルーパス。受けた中村敬斗がペナルティーエリア左に入って、中央へ走りこむ上田へのクロスかと思わせ、ファーへ走りこむ三笘へ鋭い横パスを送り、三苫が相手DFオライリーの背後から流し込んだもの。1−0。
24分、飲水タイム。
29分、渡辺がパーマーを倒して相手左サイド深い位置で相手FK。ゴードンが蹴るが、最後はGK鈴木彩艶が捕る。
32分、伊東が右サイド深い位置でサイドチェンジのパスを受ける。クロスのこぼれを佐野がミドルシュート、枠の上。日本の前半のシュートは、これと得点した三笘の2本だけ。
34分、アンダーソンのシュートはDFが触って枠の上。36分、相手左SBオライリーが攻めあがってペナルティーエリア左からクロス、鎌田が間一髪でクリア。
44分、相手右サイドでイングランドのFK。パーマーが蹴るが、ボールは直接ラインを割る。追加タイム1分。1−0でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。相変わらず、ボールはイングランドが支配。
5分、鎌田からのロングパスを受けた堂安がペナルティーエリア右からシュート、相手GK。
12分、イングランドの連続CK。右CKをパーマーがファーへ蹴り、コンサがヘディングシュート、枠の外。
14分、イングランドが四人同時交代。12番右SBホワイトに代えて25番DFリヴラメント、3番左SBオライリーに代えて26番DFホール、9番FWフォーデンに代えて18番FWソランケ、7番トップ下パーマーに代えて20番FWボーエンを入れる。
17分、ロジャーズがペナルティーエリア右からシュート、GK鈴木彩艶が捕る。19分、鎌田がロジャーズを倒してペナルティーエリア手前右寄りで相手FK。ロジャーズが直接ねらうが、壁に当たる(壁の谷口が頭でクリア)。
21分、日本が二人同時交代。DF伊藤に代えてDF瀬古、FW上田に代えてFW小川航基を入れる。
24分、中村がペナルティーエリア左からシュート、枠の右。
26分、イングランドが二人同時交代。8番ボランチのメイヌに代えて21番MFガーナー、14番左ウイングのゴードンに代えて11番FWラッシュフォードを入れる。日本も二人同時交代。堂安に代えて田中碧、三苫に代えて鈴木淳之介を入れる。鈴木淳之介は左WB、田中碧はボランチに入る。ボランチにいた鎌田と左WBにいた中村が左右のシャドー、右シャドーの伊東が右WBへ回る。
32分、鈴木淳之介のミスパスから攻め込まれるが、最後は鈴木淳之介が相手クロスを防ぐ。33分、相手FWラッシュフォードがペナルティーエリア内でシュート、GK鈴木彩艶がはじいたこぼれを相手MFボーエンがオーバーヘッド、枠の外。
35分、日本が三人同時交代。右シャドー中村に代えて町野、右WB伊東に代えて菅原、左シャドー鎌田に代えて鈴木唯人を入れる。
38分、イングランドが二人同時交代。2番CBコンサに代えて6番DFマグワイア、5番CBでキャプテンのグエイに代えて17番DFバーンを入れる。長身の二人を入れてパワープレーか。
38分、相手CKからマグワイアがヘディングシュート、菅原が防ぐ。44分にも相手右CKから左DFホールがシュート、GK鈴木彩艶が防ぐ。
追加タイム4分。47分、渡辺、48分、小川にイエローカード。
1−0のままタイムアップ。
観客は少し前からどんどん帰っていった。残った人たちはブーイング。
サッカー短評 (2026.3/29)
日本vs.スコットランド 1対0 (2026.3/29 グラスゴー・イギリス) 国際親善
28年ぶりにワールドカップ本大会出場を決めた堅守のスコットランドと対戦。前回カタール大会で堅守のコスタリカに負けた試合を想定しての対戦らしい。先発はキャップ数が少ない選手を多く起用。これが本番前の最後のアピールになる。前半立ち上がりと前半終わりは、日本が優勢だった。前半の中盤は、スコットランドの速攻か拮抗している時間帯。あわやのシュートをうたれ、GK鈴木彩艶が片手で触り、ポストに当たって外へ出たが、決められたかと思った。後半立ち上がりはスコットランドがハイプレスで攻勢をかけてきて、前半のようにパスを回せなくなった。日本は後半開始からCB2人(谷口と鈴木淳之介)とシャドーとして初めて三笘を投入。また、17分には、もう一人のシャドーとワントップ(伊東、後藤啓介)、両WB(菅原、前田)も交代して攻勢を強めた(交代は11人可能)。さらに33分、ダブルボランチに代えて鎌田と初招集のFW塩貝を入れ、ツートップにシステム変更。すると39分、中村から左外の三笘、三苫は切り込みながら、攻めあがった鈴木淳之介に折り返し、鈴木はFW塩貝へパス、塩貝はポストで落としたのかトラップが大きくなったところを伊東が拾って打ち込んで先制。気温7度、湿度61%。観客は5万人収容のハムデンパークに少し空席が見えた。審判団はオーストラリアセットで主審はショーン エヴァンスさん、VARはダナスコスさん。NHK解説は林陵平、実況は佐々生アナ。
先発は、3-4-2-1。GK鈴木彩艶(パルマ・伊)。DF伊藤洋輝(バイエルンミュンヘン・独)、渡辺(フェイエノールト・蘭)、瀬古(ルアーブル・仏)。田中碧(リーズ・英)と藤田(ザンクトパウリ・独)のダブルボランチ。左右のWBに前田(セルティック・スコ)と菅原(ブレーメン・独)。シャドーは佐野航大(NEC・蘭)と鈴木唯人(フライブルグ・独)。ワントップ後藤(シントトロイデン・ベル)。ゲームキャプテンは初の前田。鈴木彩艶と伊藤はケガ明け。今回、ケガや体調不良で久保、遠藤航、冨安などがいない。ワールドカップまで2か月半の時期、最後のアピールとなる。
スコットランドは4-2-3-1。ワントップ9番ダイクス。トップ下に4番マクトミネイ。左右のシャドーに20番コンウェイと7番マッギン。23番マクリーンと19番ファーガソンのダブルボランチ。DF3番ロバートソン、26番マッケンナ、13番ヘンドリー、2番パターソン。GK1番ガン。キャプテンはロバートソン。スティーヴ クラーク監督は、スコットランド代表にも選ばれた元DFで、キルマーノックの監督としてスコットランドの2018/19年間最優秀監督賞。2019年5月に就任。2023年3月に2026年まで契約延長。
この試合の先発は、GK鈴木彩艶以外、当落線上の選手たち。前半をうまく0−0で終え、解説の林陵平が、日本の守備のマークについてハーフタイムに解説。
後半開始から日本は三人同時交代。CB渡辺に代えて谷口、左DF伊藤に代えて鈴木淳之介、左シャドー佐野航大に代えて三笘を入れる。
さらに17分、日本は四人同時交代。右WB菅原に代えて堂安、左WB前田に代えて中村敬斗、右シャドーの鈴木唯人に代えて伊東、CF後藤に代えて上田。どう見てもこちらがレギュラー陣。スコットランドも二人同時交代。右ウイング7番マッギンに代えて11番MFクリスティー、CF9番ダイクスに代えて18番FWハーストを入れる。
26分スコットランドは二人同時交代。左SBロバートソンに代えて6番DFティアニー、トップ下4番マクトミネイに代えて8番MFギルモアを入れる。
33分、日本がさらに三人同時交代。右DF瀬古に代えて橋岡、ダブルボランチ田中碧と藤田に代えて鎌田とFW塩貝を入れる。中盤は鎌田がアンカーの逆三角、前線は上田と塩貝のツートップになったようだ。
35分、スコットランドは二人同時交代。2番右SBパターソンに代えて22番ラルストン、20番FWコンウェイに代えて25番FWカーティスを入れる。
39分、日本が先制。中村から左外の三笘、三苫は切り込みながら、攻めあがった鈴木淳之介に折り返し、鈴木はFW塩貝へパス、塩貝はポストで落としたのかトラップが大きくなったところを伊東が拾って打ち込んだ。1−0。
サッカー短評 (2026.3/28)
町田ゼルビアvs.川崎フロンターレ 1対1PK3-1 (2026.3/28 U等々力) 第5節
町田のACLのため、延期されていた第5節。前半は、町田のゲームで勝てそうになかった。特に41分に失点してはいけなかった。それでも後半、選手交代せずに臨み、14分にエリソンが同点弾。33分に相手がレッドカードで一人少なくなってからは勝機もあったが、ホームチームにPK戦に持ち込まれた。PK戦では、一人目のロマニッチをはじめ、3人も相手GK谷に止められ、万事休す。しかし、勝点1は得て、6位のまま。気温19.3度、湿度49%。観客11316人。主審は上田さん。VARは川俣さん。DAZN解説は田中裕介、実況は西村アナ。
先発はGKブローダーセン。DF三浦、丸山、松長根、山原。橘田と河原のダブルボランチ。トップ下に宮城。左右のウイングにマルシーニョと伊藤。ワントップにエリソン。ゲームキャプテンは丸山。ベンチにDF神橋、野田、MF林駿佑、山本、FW神田など。脇坂はベンチ外。ケガか。
町田は3-4-2-1。ワントップはテテ・イェンギ。二列目に相馬とエリキ。左右のWBは林幸太郎と望月ヘンリー。ネタ・ラヴィと前寛之のダブルボランチ。DF中山雄太、岡村、昌子。GK谷。キャプテンは昌子。ベンチにFWナ・サンホ、藤尾、MF仙頭、DFドレシェビッチなど。
前半11分、相手右サイドから崩され、中山のシュートを相馬に押し込まれていったんはゴール判定。VARオンレビューでオフサイドとなり命拾い。その後も相手がシュートをはずしてくれただけの場面も何度かあった。しかし、結局41分に失点。相手左サイド深い位置まで相馬に突破され、あげられたクロスを相手FWエリキに押し込まれ、とうとう失点。0−1。先に失点すると勝てる気がしない。相馬のサイドで山原が全く防げていない。
後半は、4分の伊藤のシュートで始まったが、その後は前半と同じようにロングスローや、相手左サイド相馬からの折り返しを入れられたりと押し込まれる。しかし8分の松長根のロングフィードが宮城に通り、そこからマルシーニョとエリソンでいい攻撃の形が作れた。14分、同点。左サイド三浦からのクロスを相手GK谷がはじくが、そこへエリソンがつめて押し込んだ。1−1。17分にもパスをつないで最後は伊藤がシュートしたが相手DF。伊藤は19分にもミドルシュートをねらうが枠の外。ここで追加点を取れたらわからなかった。
16分、町田が一人目の交代。FWイェンギに代えて藤尾を入れる。31分、フロンターレも一人目の交代。伊藤に代えて山本を入れる。この日は脇坂も山本も先発していなかったので、いわゆる「ゲームメーカー」がいなかった。
33分、丸山へのエリキのタックルがVARでオンフィールドレビューとなり、主審はエリキにレッドカード。町田は10人に。35分、町田は二人目の交代。失点しないことにしたようで、ボランチのネタ・ラヴィに代えてMF白崎を入れる。システムも変えたようだがよくわからず。
41分、フロンターレが二人同時交代。橘田とマルシーニョに代えて小林と名願を入れる。42分の左CKを山本が蹴り、相手GKがはじいたところを山原がミドルシュート、枠の外。追加タイム7分。46分、PK戦を見据えてか、さらに二人同時交代。宮城とエリソンに代えて神田とロマニッチを入れる。47分、丸山のサイドチェンジを受けた山原が山本へパス、折り返しを小林がボレーシュート、ヒットせず。50分、右サイドでフロンターレのFK。山本が蹴り、神田がダイビングヘッドでねらうが枠の外。
51分、町田が二人同時交代。左WB林に代えてFWナ・サンホ、昌子に代えてDFドレシェビッチを入れる。こちらもPK要員か。1−1のままPK戦へ。
フロンターレの先攻。一人目のロマニッチは真ん中に蹴るが、相手GK谷が動かずに上へはねあげる。ガッカリ。町田一人目の相馬は成功。PK0-1。フロンターレ二人目の山本は、タイミングをずらして成功。町田二人目の中山は左ポストに当たる。PK1-1。フロンターレ三人目の小林は相手GK谷がはじく。町田三人目のナ・サンホ成功。PK1-2。フロンターレ四人目の河原もなんと相手GK谷に止められる。町田四人目のドレシェビッチのキックにGKブローダーセンも反応していたが止められず。PK1-3。町田は最後に入れた二人が成功。フロンターレもせっかくFW神田を追加タイムに入れたのだから、先発した河原でなく神田にすればよかったのに。
フロンターレは勝点11として6位キープ。町田は勝点17として2位に浮上。フロンターレは直前の試合よりはよかったが、90分で勝つチャンスもあっただけに、調子は悪い。PKはきちんと科学的に立証されている方法もあるだから、もっと対策すべきだろう。
前日に、ウエスト3位神戸(勝点13)と7位広島(11)もACLで延期された第5節を戦い、神戸が2−1で勝利。これで神戸は勝点16でウエスト首位に。広島は7位のまま。
サッカー短評 (2026.3/21)
川崎フロンターレvs.横浜F.マリノス 0対5 (2026.3/21 国立) 第8節
いったいどうしたのだろう。チームが機能していない。2分に先制のチャンスがあり、三浦のFKから脇坂がシュート、相手GKがはじいたところを松長根が押し込んだが、VARのオンリーレビューでオフサイド判定。この後は次第に攻めあぐね、とうとう相手カウンターで失点。相手GKからボランチ木村、木村から下がって受けた相手FW遠野、遠野が右サイドスペースに送ると、相手右FWクルークスが拾ってクロス、走りこんだ相手FW谷村と少ないタッチでつながれ、谷村に押し込まれた。前半終了間際に遠野が突然倒れて担架で退場。後半出てきた天野に8分、17分と得点される。16分に3人代えてこれからというときに3失点目は痛かった。しかも27分、また相手FW谷村にシュートされ、いったんはGKブローダーセンがはじくが相手FWアラウージョに押し込まれる。31分に小林とロマニッチを入れツートップにしたが、直後の33分、またも天野の今度はCKから相手DFに合わされ、0−5。打つ手打つ手の効果がなく、攻めの形が見えてこない。国立の試合にはいい印象がないが、これでは鬼門だ。気温16.4度、湿度41%。観客50275人。主審は池内さん。VARは荒木さん。DAZN解説は、林陵平、田中裕介のダブル。実況は下田アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、松長根、ルーキーの林駿佑、山原。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウインマーグにマルシーニョと紺野。トップ下に脇坂。ワントップにエリソン。ベンチに丸山、野田、河原、家長、伊藤、宮城など。
マリノスは4-2-1-3。3トップ中央に谷村。左右のシャドーにアラウージョとクルークス。トップ下に元フロンターレの遠野。木村卓斗と山根陸のダブルボランチ。DF加藤、角田、キニョーネス、井上。GK木村凌也。ゲームキャプテンはクルークス。先発は遠野とクルークス以外知らない。ベンチにGK朴、MF天野、FW宮市、テヴィス、デイビッドなど。大島監督は2年目。
勝点10のままで暫定6位のまま。8位だったマリノスは勝点9として7位に浮上。試合後に解説の林陵平が「フロンターレは心配です。チームがバラバラで士気も感じられない」「ロングボール対策はすぐにした方がいい」と言っていた。
イースト首位鹿島は最下位千葉に2−1で勝利。5位東京ヴェルディと2位FC東京のダービーは0−0でヴェルディのPK勝ち。ヴェルディは勝点13として4位に浮上、FC東京は勝点16で2位キープ。鹿島とは6差に。4位浦和と3位町田の上位対決はアウェイの町田が2−1で勝ち、勝点15として3位キープ。浦和は5位に後退。
ウエストは昨日首位ガンバと最下位福岡が対戦、2−2でPK戦はなんと14−13で福岡の勝ち。2位神戸もセレッソと1−1で引分け、PK戦は6−5で負けた。その結果ガンバは勝点14で2位、神戸は勝点13で3位に後退。3位京都が5位広島を3−1で破り、勝点14として首位浮上。広島は勝点11で7位に下降。(※ただし神戸と広島は1試合少ない。)
サッカー短評 (2026.3/21)
日本女子vs.オーストラリア女子 1対0 (2026.3/21 シドニー・豪) 女子アジアカップ決勝
完全アウェイの雰囲気の中、前半17分に浜野が取った1点で逃げ切った。日本は、韓国戦で初めて守備の強度の高い試合を経験。また、オーストラリアのようなフィジカルのあるチームとは当たっていない。韓国戦後、ニールセン監督は、警戒する相手としてケネディやカーペンターの名前を挙げていた。対するオーストラリアはグループステージで韓国と、準々決勝では北朝鮮、準決勝では過去優勝9回の中国と対戦。後半はギアを上げて攻めてきたが、日本も粘り強く守り、解説の岩清水が「DFラインが低い」と心配するも、GK山下のシュートストップなどもあり、守り切った。気温21度、湿度77%。観客は6万人収容のスタジアムがほぼ満員。主審は韓国のキム・ユジョンさん、VARはタイのシバコーン・プードムさん。DAZN解説は岩清水と岩淵、実況は西アナ。
先発は韓国戦と同じ。GK山下杏也加。DF北川ひかる、熊谷紗希、古賀塔子、橋はな。アンカーに長野風花、インサイドハーフに長谷川唯と宮澤ひなた。左右のウイングに藤野あおばと浜野まいか。ワントップ植木理子。ベンチには、DF清水、南、守屋、MF清家、林、成宮、FW田中美南、土方など。
オーストラリアは同じく4-1-2-3。3トップ中央は準決勝の中国戦でも得点した20番サム・カー。左右のウイングは9番フォードと11番ファウラー。インサイドハーフに19番ゴリーと23番クーニークロス。アンカーは14番ケネディ。DF8番トピー、7番ケイトリー、3番ヒートリー、21番カーペンター。GK1番アーノルド。キャプテンは20番カー。なでしこリーグでプレーした選手もいるらしい。ジョー・モンテムロ監督は地元オーストラリアの人で、2025年6月に就任。フランスのリヨン女子チームを無敗で優勝させた実績を持つ。
2分、相手右ウイングのファウラーからのクロスをファーのフォードが折り返して相手FWカーがシュート、DF人は後手に回るが、GK山下が指先ではじいて防ぐ。
オーストラリアは、フォードとカーのツートップ気味らしい。日本は、いつの間にか藤野が右、浜野が左へと入れ替わっている。
11分、相手右SBカーペンターからのループパスを起点に攻め込まれ、ペナルティーエリア左でフリーのフォードにシュートされるが、GK山下正面。
17分、先制。長野、長谷川、北川、再び長谷川とパスをつなぐ。長谷川から横パスを受けた浜野がペナルティーエリア手前左寄りから思い切りよくミドルシュート、相手GKの手が届かない右ポスト際に決まる。1−0。「まさかここから打ってくるとは思わなかったので、相手GKも準備ができていなかった」と解説の岩清水。
19分、相手FWカーが右サイド深い位置から折り返し、走りこんだ相手MFゴリーがヘディングシュート、枠の左。オーストラリアは、今の監督になってからはパスサッカーを志向しているらしいが、シンプルに放り込んできて、強いフィジカルでキープし、素早くシュートに持ち込んでくる。
25分にも、相手DFレイトリーからのロングフィードを受けた相手FWカーが熊谷と競りながらシュートするが、カーのファールを取られる。
28分、植木が相手DFに倒されて右サイド深い位置で日本のFK。長谷川が蹴るが、相手DF。
31分、橋からの縦パスを受けた宮澤がペナルティーエリア中央でボレーシュート、枠の左。
35分、古賀からのバックパスをGK山下がワンタッチで右へパスしたが、相手左FWフォードに渡ってしまい、シュートされるも枠の右で助かる。これが最大のピンチだった。
37分、日本の左CK。長谷川が蹴り、こぼれを長野が拾って再び長谷川へ。これをファーへクロスを送り、橋が走りこむが、間に合わず。
オーストラリアは、フォードや二列目のゴリーにパスを送ってくるが、日本のDF陣が複数で寄せて前進を阻む。
43分、宮澤が右サイドからクロス、藤野へは通らないが、こぼれを北川が拾って左からシュート、しかし相手GK正面。
追加タイム3分。46分、相手FWカーが右サイド深い位置からクロス、フォードが収め反転してシュート、枠の左。
1−0でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。オーストラリアは立ち上がりから圧力を強める。
5分、相手FWカーのポストプレーからゴリーが中央からミドルシュート、熊谷が防ぐ。
8分、北川が左サイドからクロス、植木が得意のヘディングシュートを打つが、枠の左。
11分、相手ボールかっとから浜野がスルーパス、走りこんだ植木がシュート、相手GK。
12分、日本が一人目の交代。植木に代えて松窪を入れる。植木は前線からの守備の時間が長かった。
16分、日本の右CK。浜野が蹴るが、相手DF。
19分、オーストラリアが一人目の交代。二列目の19番MFゴリーに代えて16番ラソを入れる。ダイヤモンド型の中盤の右に入る。
25分、オーストラリアの連続攻撃を受けるが、フォードが高橋に当てて相手左CK。ファウラーが蹴るが、浜野がクリア。
31分、日本が二人目の交代。浜野に代えて千葉を入れる。
33分、相手選手と競り合って倒れた北川がピッチを出る。この間に相手左CKとなるが、10人のまま。ケイトリーが蹴るが、シュートに持ち込ませず。
38分、やっと日本が二人同時交代。北川に代えて守屋、長谷川に代えて南を入れる。長谷川はキャプテンマークを熊谷に巻く。熊谷、古賀、南の3バックに変更。高橋はなと守屋はWBとなる。
オーストラリアもここで二人同時交代。右ウイング11番ファウラーに代えて10番MFエグモンド、二列目23番クーニークロスに代えて6番MFウィーラーを入れる。
40分、相手MFエグモンドに続けてシュートされるが、日本は人海戦術で防ぐ。誰が防いだのやら、よく見えなかったが、1本目は南、2本目は高橋がはじいたらしい。さらにこぼれを相手DFトピーにミドルシュートされるが、GK山下が捕る。解説の岩淵が「はじくのではなく、捕ってくれるので安心感がある」。
43分、日本のカウンター。長野からのパスを受けた千葉が左のスペースにスルーパス。松窪が走りこむがオフサイド。岩清水が「もう一息待てばオフサイドをさけられる」と残念がる。
45分、相手右SBカーペンターが右サイド深い位置からクロス、相手MFケネディが鋭いヘディングシュート、これをGK山下が正面で防ぐ。
追加タイム4分。47分、相手MFウィーラーが右サイド深い位置からクロス、相手FWカーがシュート、古賀が防ぐ。クリアが苦しく、すぐ拾われてしまう。こぼれをまた相手MFエグモンドに続けてシュートされるが、最後は宮澤が防ぐ。
とうとう1−0でタイムアップ。これで4回目のアジア制覇。
表彰式では、日本のフェアプレー賞から。最優秀GKは1失点の山下、得点王は単独6得点の植木。MVPはオーストラリアのケネディ。
サッカー短評 (2026.3/20)
日本女子vs.韓国女子 4対1 (2026.3/18 シドニー・豪) 女子アジアカップ準決勝
来年の女子ワールドカップのアジア予選を兼ねる。ベスト4の時点でワールドカップ出場は決定。日本と韓国のほか、今回の開催国オーストラリアと中国が本大会出場。韓国はグループリーグでオーストラリアと3−3の試合をしている。対する日本は、台湾、インド、ベトナムとのグループCを無失点の3連勝で突破、準々決勝はフィリピンを7−0で下してきた。強度の高い相手と対戦するのは今大会初めて、という点が懸念材料。しかし、前半は韓国が5-4-1の引き気味で対してきたので、15分植木、26分浜野と得点できた。後半韓国は選手交代とともにシステムを4-4-2に変更してハイプレスを敢行。日本は30分、長谷川の右CKから熊谷がヘディングシュートを決め追加点。しかし3分後に今大会初失点。韓国の速いパス交換からの攻撃に寄せが遅く、後半から入った相手MFにフリーでシュートを決められた。その直後に入った千葉が36分に追加点をとったのはよかった。気温22度、湿度81%。曇り時々雨。観客は17,367人。ベルナツカイア主審はキルギスの人。VARタキさんはシンガポールの人。DAZN解説は鮫島彩、実況は西アナ。
日本は4-1-2-3。中二日のフィリピン戦から7人変更。GK山下(マンチェスターC・英)。DF北川(エバートン・英)、熊谷(ロンドンシティ・英)、古賀(トテナム・英)、橋はな(浦和)。アンカーに長野(リバプール・英)。インサイドハーフは長谷川唯(マンチェスターC・英)と宮澤ひなた(マンチェスターU・英)。左右のウイングに藤野(マンチェスターC・英)と浜野(トテナム・英)。中央に植木(ウェストハム・英)。キャプテンは長谷川。ベンチにDF清水(リバプール・英)、南(ブライトン・英)、MF林(エバートン・英)、清家(ブライトン・英)、FW田中美南(ユタ・ロイヤルズ・米)、千葉(フランクフルト・独)など。ニールセン監督はデンマークの人。デンマーク女子代表監督歴もある。
韓国3-4-3。FW中央に15番チョン・ユギョン。二列目シャドーに13番パクと9番ムン。左右のWBは16番チャン・スルギと22番チュ。8番キム・シンジと14番チョン・ミンヨンのダブルボランチ。DF19番ノ・ジンヨン、5番コ・ユジン、20番キム・ヘリ。GKキム・ミンジョン。キャプテンは5番コ・ユジン。ベンチには、かつてアイナック神戸にいた10番チ・ソヨンなど。シン・サンウ監督は2年目。兵役中の男子チームの監督歴もあるとのこと。
前半1分、植木が左へ流れて深い位置からクロス、相手DFがクリアしたこぼれを藤野がシュート、相手DFが触って日本の左CK。これを長谷川が蹴るが、相手GK。
7分、右SB高橋が攻めあがってシュート、相手GKがはじいたところを長谷川が再度シュート、枠の左。
12分、日本の左CK。長谷川が蹴るが、相手DFがクリア。こぼれを長野がシュート、枠の右。
15分、先制。ペナルティーエリア内でパスをつなぐ相手DFに宮澤がプレス、相手ボランチに渡るところを長野がカット。長野のクロスを植木がシュート、1−0。
17分、相手シャドーのパクにこぼれを拾われ、シュートされるが枠の左。
25分、追加点。長野が低い板からロングフィード。左サイドで藤野が受けて、北川に落とすとサイドチェンジ。ファーで拾った浜野が右CK近くで相手DF二人を突破、ペナルティーエリア右の角度がないところからニアへシュート、2−0。解説の鮫島は「韓国のDFはクロスだと思ったと思う」と言う。試合後のインタビューで浜野は「あまり覚えていない。クロスと見せてシュートすることは決めていた」と言っていた。
29分、日本の左CK。長谷川が蹴り、ファーで高橋が折り返し、藤野のヘディングシュートはネットをゆらしたがオフサイド。
32分、相手FWチャンが宮澤との接触で倒れる。しばらく倒れているが、無事立ち上がる。
40分、宮澤からのパスを受けた藤野がフリーでシュート、枠の上。
41分、韓国が一人目の交代。先ほど倒れたFW15番チョンに代えて7番ソンを入れる。
43分、北川からのパスを受けた藤野は植木にあずけて走りこみ、植木の落としを再度受けてシュートを決めるが、起点となった北川にハンドがあったとして主審がオンフィールドレビュー、これも得点ならず。
追加タイム4分。48分、相手シャドーのムンが北川との競り合いで倒れ、ピッチを出る。49分、韓国が二人目の交代。9番ムンに代えて10番チ・ソヨンが入る。
2−0でハーフタイム。韓国はハーフ直前で交代回数を一回使わなくてもよかったのではないか。
後半開始から韓国が三人目の交代。右WB22番チョに代えて23番カンを入れる。
4分、宮澤からのパスを受けた藤野が右サイド深い位置まで入ってクロス、上がってきた高橋がシュートするがヒットせず枠の右。
7分、長野がドリブルでペナルティーエリアまで入り、植木にパスせず自らシュート、わずかに枠の左。
12分、中盤右サイドから高橋がクロス、藤野が走りこむが相手DFがクリアして日本の左CK。長谷川が蹴り、浜野が受けてペナルティーエリア右からシュート、相手GKが捕る。
15分、藤野からの横パスを受けた浜野がシュート、相手GK正面。
17分、左サイドで日本のFK。長谷川がファーへ蹴り、熊谷が折り返すが相手DFがクリアして日本の右CK。こちらは浜野が蹴り、ニアで植木がヘディングシュート、惜しくもバーに当たる。
21分、相手右SBキム・ヘリが入れたクロスをクリアして韓国の右CK。韓国はこれがこの試合初めてのCK。キックはGK山下が相手選手と競り合いながら捕る。
23分、日本が二人同時交代。植木に代えて松窪(ノースカロライナ・カレッジ・米)、浜野に代えて谷川(バイエルン・独)を入れる。谷川はインサイドハーフに入り、宮澤が右ウイングに回る。
26分、北川が対面の相手右WBカンを倒して、韓国のFK。ここで韓国も二人同時交代。ボランチ8番キムに代えて3番MFパク・ヘジョン、ボランチ14番チョンに代えて11番MFチェを入れる。システムを4-4-2にしたらしい。CKはキム・ヘリが蹴り、こぼれを拾った相手MFチェがクロス、GK山下がクリア。
30分、追加点。日本の右CK。入ったばかりの谷川が蹴り、ファーで高橋や松窪もいたが、中央正面からやや下がりながら熊谷がヘディングシュートを決める。3−0。ようやく後半も点を取れた。
33分、失点。後半から入った相手右WBカンがドリブル、相手FWソンにパス、ソンは右サイドへ渡し、右から7番パクがクロス、そこへ走りこんだカンがシュート、3−1。韓国の本来の速攻にやられた。放送席では、「韓国が前半からこのような形で来ていたら、もっとたいへんだった」というような会話。
34分、日本が二人同時交代。藤野に代えてFW千葉(フランクフルト・独)、長谷川に代えて山本(日テレ)を入れる。山本は右ウイングに入り、宮澤はインサイドハーフに戻る。長谷川はキャプテンマークを熊谷に渡す。
36分、追加点。右サイドを松窪がドリブルしてファーへパス、受けた千葉がトラップしてペナルティーエリア左に入って鋭いシュートを決める。4−1。
39分、相手左SBチャンが攻めあがり、ペナルティーエリア左からシュート、GK山下が捕る。
41分、山本からの7パスを受けた高橋が右サイド深い位置からクロス、松窪がヘディングシュートするがオフサイド。
42分、日本が五人目の交代。北川に代えて清水(リバプール・英)を入れる。「清水は最近、本職の右SBだけでなく、チームでは左SBもやっている」と西アナ。解説の鮫島は「私は左SBでしたが右はできない。体の向きが迷子になる。左右ともできる人を尊敬する」と言っていた。
追加タイム5分。46分、相手右WBカンがシュート、GK山下が捕る。
47分、宮澤からのパスをペナルティーエリア右で受けた高橋がシュート、枠の上。
50分、相手MFチ・ソヨンがペナルティーエリアに走りこんだところを高橋が倒す。VARが入ってPKの可能性をチェック。主審がオンフィールドレビューで確認するが、オフサイドの判定。
4−1でタイムアップ。
サッカー短評 (2026.3/18)
東京ヴェルディvs.川崎フロンターレ 0対2 (2026.3/18 味スタ) 第7節
「開幕節以来の90分勝利」と桑原アナに言われてしまった。前半に取った2点で逃げ切った。しかし、先制して追加点も取ったが、ボール支配率は6:4でヴェルディだったし、ほぼずっと自陣で戦っていた。ただ、前半の相手シュート数を2に抑えられたのはよかった。今日は手数をかけずに前へ運び、エリソンとマルシーニョの突破力を活かした。先生は前半9分、山本からのフィードをエリソンが落とし、受けたマルシーニョが脇坂へパス、脇坂のシュートが相手DFに当たって決まる。さらに23分の追加点は、エリソンからのパスを受けたマルシーニョがシュート、相手GKがはじいたところを再びエリソンがつめて押し込んだ。ハムストリングを傷めたらしい谷口が心配。気温15.7度、湿度80%。観客15215人。主審は長峯さん、VARは川俣さん。DAZN解説は南雄太、実況は桑原アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF松長根、丸山、谷口、山原。山本と橘田のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと紺野。トップ下に脇坂。ワントップはエリソン。谷口は古巣対戦。ベンチに小林、ロマニッチ、伊藤、名願、DF林、GKイ・クンヒョンなど。
ヴェルディは3-4-2-1。白井のワントップ。シャドーに齋藤功佑と新井。左右のWBは吉田泰授と元フロンターレの田邊。森田と元FC東京・平川怜のダブルボランチ。DF松田陸、井上、鈴木海音。GK長沢。キャプテンは森田。田邊とボランチの二人以外は知らない。ベンチに元名古屋のDF宮原など。城福監督は5年目。
中三日の試合。フロンターレは前線選手など先発変更5人で臨む。フロンターレは、前節が昨年8月以来の復帰となった丸山のおかげで守備が向上してきた。ヴェルディは、このところ活躍しているFW染野がケガらしく、やはりその欠場が響いたらしい。先発は4人変更。
2分、松長根が左サイドを攻撃参加してすばやくクロス、相手DFがクリアしてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DFがクリア。続けてフロンターレの右CK。山本が蹴るが、やはり相手DF。
9分、先制。こぼれを拾った山本が長めのボールを前線に入れ、エリソンのポストプレーを受けたマルシーニョが左サイドから中央の脇坂へ折り返し、脇坂のシュートがそのまま決まったように見えたが、「リフレクションがありましたね」と桑原アナが指摘。リプレーを見ると確かに相手DF井上に当たって少し方向が変わって、そのために相手GKは触れていなかった。1−0。
11分、相手左サイドから相手左WB吉田に攻め込まれ、山原がクリアして相手左CK。森田が蹴り、相手DF鈴木が触るが、枠の外。
13分、今度は相手右サイドから右WB田邊がクロス、松長根がクリア。相手左サイドから吉田がクロス、紺野が防ぐ。こぼれを拾われ、相手FW白井がシュート、丸山が防ぐ。
21分、また相手左WB吉田がペナルティーエリア左からクロス、山原がクリアして相手左CK。森田が蹴るが、山本がクリアして続けて相手右CK。ショートコーナーからの流れで相手右サイドから相手シャドー齋藤が 分クロス、丸山がクリア。さらに相手左サイドから森田がクロス、エリソンがクリア。
24分、追加点。エリソンはそのまま自陣からドリブルで突進、並走するマルシーニョにペナルティーエリア手前でパス、相手選手二人はマルシーニョを止められなかったが、マルシーニョのシュートは相手GKが飛び出してはじく。ただ、そこにつめたエリソンが、倒れた相手GKをよく見て押し込み、2−0。ヴェルディに攻め込まれた時間が続いたわりに、ブラジル人二人のカウンター攻撃がはまり、幸先よく先手をうてた。
29分、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手GKがはじく。
31分、33分と紺野がドリブル突破をねらうが止められる。紺野が倒されて中盤右サイドでフロンターレのFK。山本が蹴るが、相手GKが捕る。
36分、相手左CK。森田がニアへ蹴るが、DF陣が防ぐ。
45分、あわや失点。相手右サイドのスペースにパスを通され、それを受けた相手選手(田邊?)が寄せてきた松長根をかわしてペナルティーエリア右に入り、フロンターレのたぶん谷口と競りながら出したボールを、走りこんだ相手シャドー新井がフリーでシュート、ファーのネットをゆらす。主審は得点としたが、VARのオフサイドチェックの結果、オンリーレビューでオフサイド判定となり、命拾い。放送席ではレビュー画像を見ながら、「新井にボールが出る場面がポイント」だと解説。ここで触ったのがフロンターレなら得点だったが、ヴェルディの選手なら、新井の足が一歩前に出ていたのでオフサイド。
追加タイム3分。VARが入ったので、1分くらい伸びたようだ。47分、左スローインから山本がペナルティーエリアに入り、脇坂にパス、脇坂のシュートは枠の右。ここで追加点なら、試合がほとんど決まったかも。49分、山原のクロスがクリアされてフロンターレの右CK。山本が蹴り、マルシーニョがシュートしたが枠の左。
2−0でハーフタイム。無失点で後半を始めることができ、最後にはアウェイで逃げ切ることができた。
後半開始からヴェルディが二人同時交代。齋藤に代えて福田、新井に代えて山見を入れる。ツーシャドーをそっくり入れ替え。このパターンはよくあるとのこと。
2分、相手左DF松田が紺野か山原を倒してイエローカード。
4分、相手ボランチ平川が攻めあがり、ペナルティーエリアからパス、受けた相手左DF松田がミドルシュート、谷口が防ぐ。
6分、相手カウンターを防ごうとした橘田がイエローカード。しかしリプレーを見ると、横から相手の前に入り、手も使っていないので、イエローではないのではと感じた。
8分、相手シャドー山見が左からペナルティーエリア左に入ってシュート、谷口が防ぐ。さらに9分、カウンターで攻めあがった裏にロングボールを入れられるが、GKブローダーセンが飛び出してクリア。やれやれ。
10分、紺野が右からファーサイドへパス、受けたマルシーニョが頭で落とし、エリソンがシュートするが、枠の左。エリソンは悔しそう。
13分、谷口がすわりこみ、丸山が主審に試合を止めるように合図。左ももの裏を抑えている。ハムストリングらしい。うーん。
15分、フロンターレが三人同時交代。橘田に代えて河原、紺野に代えて伊藤、谷口に代えて三浦を入れる。伊藤はそのまま右ウイングに入る。三浦は左SBに入り、松長根が右CBに回る。
19分、相手シャドー山見を止めた松長根にイエローカード。これで与えた相手FKを山見が蹴るが、GKブローダーセンが捕る。
23分、相手右サイドでヴェルディのFK。山見が蹴り、田邊がフリーでヘディングシュート、枠の上で助かる。
23分、相手ヴェルディが二人同時交代。ボランチ平川に代えてMF山本丈偉、左DF松田に代えてMF松橋を入れる。システムを4-4-2に変えたらしい。両WBを下げて4バックとし、確か白井と山見のツートップになったようだ。
26分、左スローインからエリソンがキープ、最後は脇坂が左サイドからシュート、枠の左。
29分、丸山のロングフィードがマルシーニョに渡り、マルシーニョは右へサイドチェンジ。伊藤が左足でシュート、相手GK。桑原アナが「伊藤は今季まだ無得点です」と言うと、解説の南が「伊藤は得点したいでしょうね」。
30分、フロンターレの右CK。山本が蹴るが、誰にも合わずにゴール前を通過。こぼれを三浦が左からクロス、相手DF。
34分、フロンターレが四人目の交代。エリソンに代えてロマニッチを入れる。ヴェルディも五人目の交代。少し前にマルシーニョとの競り合いで、倒れ方が悪かったのかしばらく倒れていた田邊がすわりこんでおり、代わってFW平尾が入る。田邊は脳震とうらしい。解説の南が「脳震とうは少したってからめまいや頭痛が出ることもある」。脳震とうによる交代は、5人交代の枠外なので、6人まで交代可能。※相手チームも6人代えられるようだ。
39分、相手左サイドでヴェルディのFK。山見が蹴るが、マルシーニョがクリア。
40分、三浦が左サイドから入れたクロスがクリアされてフロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれを河原がダイレクトでミドルシュート、相手GKが捕る。
42分、相手右サイドから攻め込まれ、松橋のドリブルは止めたが、クリアを拾われ、相手MF森田にペナルティーエリアからパスを折り返されたが、山原がクリア。これを相手DF平尾に拾われるが、オフサイドの旗で何とか止まる。
43分、フロンターレが五人目の交代。マルシーニョに代えて家長を入れる。家長は右WBに入り、伊藤が左へ回る。
45分、相手右サイドから相手MF松橋がドリブル突破、ペナルティーエリア右からシュートされるが、GKブローダーセンが捕る。
追加タイム5分。46分、相手右サイドから山見がクロス、山本がクリアして相手右CK。山見が蹴り、相手DF井上にヘディングシュートされるが、家長が防ぐ。さらに相手右ショートコーナーから相手DF鈴木がクロス、松長根がクリア。
49分、フロンターレが六人目の交代。脇坂に代えて名願を入れる。
フロンターレサポーターが「アヴァンテ」を歌いだす。桑原アナが「川崎のサポーターが勝利を確信したときに歌う歌です」。
2−0でタイムアップ。今大会、6試合目にして初の無失点勝利。しかも、被シュート数は7本とヒトケタだった。勝点10としたが6位のまま。4位だったヴェルディは5位に下降。
イースト首位鹿島はアウェイで2位町田を3−1で退け勝点19として首位独走。町田は暫定3位に後退(1節少ない)。3位FC東京はアウェイで9位千葉に2−1で勝ち、勝点15で2位浮上。千葉は最下位に。最下位だった柏はアウェイで浦和と1−1としてPK勝ち。9位に浮上。
ウエスト首位神戸は2位ガンバと上位対決、2−2の上、PK負けで勝ち点12、2位に後退。代わって勝点13のガンバが首位に。2位広島はアウェイで6位名古屋に1−2で負け、勝点11の5位に下降。名古屋は勝点12の4位に浮上。4位京都はアウェイで9位長崎に2−1で勝利し、勝点12の3位に浮上。勝点12が3チームの混戦。
サッカー短評 (2026.3/14)
鹿島アントラーズvs.川崎フロンターレ 1対0 (2026.3/14 メルカリ) 第6節
結局、チームの完成度の差が出た。こちらは大量補強して、毎回先発が違う。「最適解を探している途中」と解説の水沼さんが言った通り。鹿島は意図のあるパスが通り、シュートの失敗やGKブローダーセンの活躍で後半終盤まで得点できなかったが、ほとんど特に前半は支配していた。フロンターレも後半15分、家長に代えてマルシーニョを入れ、伊藤を右へ移動した後はかなりよくボールを回せるようになり、得点できそうなシュートもうった。もっとミドルもうてばよかった。しかし、29分に鹿島が柴崎を送り込むと、34分には柴崎を起点に鈴木優磨がワンタッチで落とし、フアーのレオ・セアラにフリーで押し込まれた。その後38分に3人代えたが、結局無得点。気温12.8度、湿度63%。観客24916人。主審は上村さん、VARは高崎さん。DAZN解説は水沼さん、実況は下田アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、丸山、谷口、山原。大島と橘田のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに伊藤と家長。ワントップにロマニッチ。ベンチにウレモビッチ、山本、大関、紺野、エリソン、マルシーニョなど。
鹿島は4-4-2。鈴木優磨とレオ・セアラのツートップ。左右のWBにチャヴリッチと荒木。三竿と樋口のダブルボランチ。DF溝口、キム・テヒョン、植田、濃野。GK早川。げーむキャプテンは植田。ベンチにDF関川、MF柴崎、知念、FW田川など。鬼木監督は2年目。
勝ち点7のままで暫定6位のまま(1試合少ない。第5節町田戦が3/28なので先週暫定6位に後退)。鹿島は勝点16としてイースト首位キープ。町田がアウェイで柏を1−0で下して勝ち点12とし、1試合少ないながら2位浮上。柏は1勝5敗となり最下位に。
ウエストは、神戸が名古屋をアウェイで3−0と貫録勝ちして勝点11で首位に浮上。広島も2−0でガンバを破って勝点11の2位浮上。
サッカー短評 (2026.3/1)
川崎フロンターレvs.水戸ホーリーホック 2対2PK4-2 (2026.3/1 U等々力) 第4節
ほぼ負けゲームを何とか追いついてPK戦に持ち込み、勝利した。6位フロンターレと7位水戸の対戦で、負ければ順位が入れ替わるところだった。前半の入りは、ここ3試合よりずっと良かった。しかし、得点できないうちに2失点。どちらもくずされての失点で、解説の福田さんは「山本の寄せが遅い」と言うが、それだけではないだろう。取られた時間帯も45分と49分というのはまずい。後半17分、前線の3人を一気に交代。後半39分に運よく相手のハンドからPK獲得。これをエリソンがしっかり決めて、希望をつないだ。追加時間4分に入っての48分、脇坂が三浦からのクロスを落ち着いて蹴りこみ、土壇場で同点に。その後左CKも取ったが、時間切れで蹴ることができず、PK戦に。水戸の二人目がバーにあてて決まらず、四人目をGKブローダーセンが止めた。フロンターレは四人全員が決め、勝点2を上積み。勝点7として5位に浮上。気温16.8度、湿度32%。観客22779人。主審は28歳の椎野さん、VARは福島さん。DAZN解説は福田さん、実況は桑原アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、谷口、佐々木、山原。山本と大関のダブルボランチ。左右のウイングにマルシーニョと紺野。トップ下に脇坂。ワントップはロマニッチ。佐々木が復帰。ベンチに松長根、橘田、河原、家長、伊藤、エリソンなど。長谷部監督は、先発6人入れ替え。大関と佐々木は今季初先発。
水戸は4-4-2。渡邊新太と加藤千尋のツートップ。左右のWBに山本隼大と真瀬。仙波と大崎航詩のダブルボランチ。DF大森渚生、フォファナ、板倉健太、飯田。GK西川幸之介。キャプテンは飯田。先発は誰も知らないし、ベンチにも知らない選手ばかり。樹森監督は1年目。昇格時の森監督は退任したため、選手として15年在籍し、昨季途中まで新潟の監督をしていたOBの樹森氏を呼んだらしい。
フロンターレと水戸はJ2時代に14回対戦して13勝1敗、天皇杯は1勝1分け。J1では初とのこと。長谷部監督は、かつて水戸の監督もしていたので「古巣対戦」らしい。試合前に桑原アナが、今季のフロンターレの特異な数字として、「被シュート数」が1試合当たり24本でリーグワーストとあげていた。失点を減らすため、今季DFとGKを新たに獲得したが、効果はまだ出ていない。
前半8分、脇坂からのパスを受けた紺野がペナルティーエリア右からシュート、相手DF。こぼれを脇坂がうつが、枠の左。
14分、三浦の左からのクロスのこぼれを大関がシュート、枠の上。
16分、佐々木からのロングフィードを、ペナルティーエリアに走りこんだ紺野が左足外側でトラップ、ひとつかわしてからシュートしたが、わずかに枠の右。
26分、ロマニッチが左から入れたクロスがクリアされて、フロンターレの右CK。三浦が蹴るが、相手DF。相手GKのまわりにフロンターレの選手が密集してから散らばる形だった。
33分、中盤でボールカットされ、相手FW加藤がロングシュート、枠の外。
36分、山原のパスが通らず、山本が相手を倒して、自陣ペナルティーエリア外左寄りで水戸のFK。相手DF大森が蹴り、相手長身DF板倉がヘディングシュート、ヒットせず、GKブローダーセンが捕る。
41分、またボールカットされて、相手MF真瀬にドリブルを許してペナルティーエリアに入られシュートされたが、佐々木が防ぐ。
45分、失点。相手ボランチ大崎のクロスを相手WB山本がヘディングシュート、これはいったんGKブローダーセンがはじくが、こぼれを拾った相手FW渡邊がつなぎ、最後は相手FW加藤に押し込まれた。0−1。
さらに、49分にも失点。相手にパスをつながれて押し込まれ、相手右サイドからクロス、これを相手WB山本がシュート、これもGKブローダーセンがはじき、相手MF真瀬のシュートもGKブローダーセン、しかしこぼれをさらに拾われ相手FW加藤のは止めきれず。副審の旗が上がり、いったん主審はオフサイドの判定。しかし、VARオンリーレビューでオフサイドはなしで得点が認められた。
0−2。終了間際にズルズルと続けて失点。悪いパターン。このままハーフタイム。
後半開始から水戸が一人目の交代。右WB真瀬に代えて多田を入れる。
フロンターレは、前半終盤の連続失点の流れを断ち切れず、パスが通らないというか出す先がない。
2分、こぼれを拾われ、相手MF山本にシュートされるが、佐々木が防いで、水戸の左CK。山本が蹴るが、直接ラインを割る。
7分、マルシーニョからのパスを受けたロマニッチがシュート、相手DF。
9分、大関がペナルティーエリア左からシュート、相手DF。
12分、紺野からのクロスをロマニッチがシュート、枠の左。
16分、ペナルティーエリア手前左寄りでフロンターレのFK。山本が直接ねらうが、相手GKが捕る。
17分、フロンターレが三人同時交代。紺野に代えて伊藤、マルシーニョに代えて宮城、ロマニッチに代えてエリソンを入れる。
18分、伊藤が右からシュート、枠の上。
21分、三浦からのクロスを大関がペナルティーエリア中央でシュート、相手DF。
26分、水戸が二人目の交代。FW加藤に代えてMF山下を入れる。
28分、相手左サイドからクロスを入れられ、相手DF板倉がシュート、枠の右。
30分、フロンターレが四人目の交代。山本に代えて橘田を入れる。
32分、中盤左寄りでフロンターレのFK。三浦が蹴るが、相手DF。33分、フロンターレの右CK。ショートコーナーから山原がクロス、相手DF。
34分、水戸が三人目の交代。左WB山本に代えてFWレイリアを入れる。
35分、伊藤が左サイドからミドルシュート、相手GKが捕る。
36分、宮城が左サイドからドリブルで進み、ペナルティーエリア手前からシュート、こぼれを拾って三浦がクロス、相手DFの腕に当たり、PK判定。
39分、これをエリソンが中央に決めて、ようやく1点返す。1−2。
41分、相手右CK。山下が蹴り、頭に当てられるが、DF陣が防ぐ。
直後にフロンターレのカウンター。エリソンがボールキープして宮城につなぎ、宮城がシュートするが、枠の上。決めてほしい。
45分、水戸が二人同時交代。FW渡邊に代えてDFダニーロ、ボランチ仙波に代えてMF山アを入れる。フロンターレも五人目の交代。大関に代えて河原を入れる。
追加タイム5分。47分、山原が右サイドからクロス、エリソンのヘディングシュートは相手GKが捕る。
48分、三浦が左サイドから大きめのクロス、相手DFも触るが、脇坂が収めてかわし、冷静にシュートを決める。2−2。
50分、三浦のクロスは相手DF。さらに山原のペナルティーエリア内からの折り返しも相手DF。フロンターレの左CK、というところでタイムアップ。
PK戦。コイントスでフロンターレ側のゴールを使い、フロンターレが先攻となる。フロンターレの一人目エリソン成功。水戸一人目ボランチ大崎成功。
フロンターレ二人目脇坂成功。水戸二人目FW多田はバーに当たる。
フロンターレ三人目宮城成功。水戸三人目DF大森成功。
フロンターレ四人目橘田成功。水戸四人目DF飯田はGKブローダーセンが止める。
4-2でPK勝ち。勝点7として5位に浮上。水戸は勝点4で7位のまま。次節は、対戦相手の2位町田が3/10にACLEの試合があるため、3/28に延期。
きのう(2/28)の試合で、イースト2位浦和と3位鹿島の上位対決があり、アウェイの鹿島が3−2で勝ち、首位に浮上。浦和は4位に。首位だった東京ヴェルディは、ここまで未勝利のマリノスに2−3で負け、3位に後退。マリノスは9位のまま。同じく未勝利だった最下位柏も2−0で4位FC東京を下し、8位に浮上。FC東京は5位に。
ウエストはACLEの試合がある首位広島と4位神戸の試合を金曜(2/27)に開催。広島は2位京都に1−2で敗れ、2位に後退。代わって京都が首位に浮上。神戸は最下位福岡に2−1で勝ち、3位に浮上。3位だったガンバは7位清水と2−2でPK戦となり、PKは5-4で勝ったが、4位に下降、逆に清水は6位に上昇という結果となった。
サッカー短評 (2026.2/21)
川崎フロンターレvs.FC東京 1対2 (2026.2/21 U等々力) 第3節
ホームゲームなのに、押されまくって失点して負けた。前半18分、相手左SB長友からパスを受けた左WB遠藤がクロス、谷口のクリアを相手FWヒアンに押し込まれた。29分に、山原が個人技で見事なシュートを決めて追いついたが、これで持ちこたえられず。守備がはまらないので、また受け身になりっぱなしで、38分、攻めあがってきた相手右SB室屋に、右WB佐藤恵允からのパスをシュートされて逆転された。解説の林陵平が後半開始前に「このまま続けても流れは変わらない。システムから変えるか、少なくとも一人一人の寄せをもっと厳しく徹底するかしないと」と言ったが、交代もせずに続け、12分に前線3人をロマニッチ、マルシーニョ、紺野に入れ替えたが、あまり効果なし。林陵平が言うように「ゾーンを形成することでせいいっぱいになっている」「脇坂を少し下げて4-3-3にした方が攻撃が機能」したのではないか。28分に河原に代えて山本を入れたが、「山本は1本のパスで局面を変えられるが、この2試合をみると調子がよくない」。さらに43分、橘田を下げて大関を出したが、大関を出すのが遅すぎないか。とにかくボールホルダーへの寄せが遅いし甘い。こんなに守っていても攻撃はできない。かつて風間監督が言っていたように、「攻撃し続けていれば守備は不要」なのでは。
気温16.2度、湿度42%。観客22672人。主審は高崎さん、VARは吉田さん。DAZN解説は林陵平、実況は野村アナ。
先発は、GKブローダーセン。DF三浦、松長根、谷口、山原。橘田と河原のダブルボランチ。トップ下に脇坂。左右のウイングに伊藤と家長。ワントップにエリソン。ベンチに山本、大関、紺野、マルシーニョ、宮城など。丸山がまもなく合流できそうだとのこと。
FC東京は4-4-2。長倉とマルセロ・ヒアンのツートップ。左右のWBに遠藤渓太と佐藤恵允。常盤と橋本拳人のダブルボランチ。DF長友、稲村、ショルツ、室屋。GKキム・スンギュ。キャプテンは室屋。先発で今季加入はセルティックから来た稲村だけ。ベンチに森重、佐藤龍之介、小泉慶、山田楓喜、仲川など。松橋監督は2年目。
長友と家長の同学年対決が見もの、と同じ39歳の林陵平が言っていたが、長友に軍配。FC東京は先発のうち10人が昨年からいる選手で、今季加入の稲村も、新潟で松橋監督と一緒にやっていたので、同じ監督2年目といってもチームの完成度がまるで違う。
フロンターレは、GKとDFラインのうち3人が新加入。GKブローダーセンや、CB谷口と松長根は、個人としてはよく守っているが、GKを含めた連携は未知数。ボランチより前の選手はほとんど昨年いた選手だが、左右のウイングが生きていない。左が本職のはずの伊藤が、左SB三浦や脇坂、山本と連携できていないし、右SB山原の攻撃参加は、まったく紺野や家長とからんでいない。エリソンはもともとポストプレーヤーではないから、放り込みも千葉戦では少しできたが、今回は一度も発動できず。解説の林が「フロンターレはDFラインでボールを持つと受け手がいなくて、パスが通らずノッキングする」と言っていたが、今日はノッキングするまでにも殆どいかなかった。
勝点5のままで東地区6位に後退。この2試合ともPK勝ちだったFC東京は勝点7として4位に浮上。首位は、2勝1PK勝ちで勝ち点8の東京ヴェルディ。2位浦和と3位鹿島はともに2勝1PK負けの勝点7。9位マリノスと10位柏はともに3連敗。
西地区は、1位広島(1勝1PK勝ち)、2位神戸(1勝1PK勝ち1敗)、3位名古屋(1勝1PK勝ち1敗)。この3チームが勝点5だが、広島は明日試合がある。6位京都と7位ガンバは、1PK勝ち+1PK負けの勝点3。両チームとも明日試合がある。9位岡山と10位福岡は未勝利だが、福岡は明日京都と対戦。
サッカー短評 (2026.2/15)
ジェフ千葉vs.川崎フロンターレ 0対0PK8-9 (2026.2/15 フクダ電子) 第2節
この半年だけの「明治安田百年構想リーグ」では、90分で決着がつかなければ、すぐPK戦になる。どのチームもわかっていたことなので、キックの練習や相手GKのくせ、GK側にとっては相手キッカーのくせを研究してきているはず。この第2節も、イースト5試合のうち3試合、ウエストも5試合のうち3試合がPK戦決着。90分勝ちなら勝点3だが、PK戦だと勝った方に勝点2、負けた方は勝点1。なんとかGKブローダーセンが1本止めて、次に家長が決めて2連勝することができた。勝点5で2位に浮上。
気温16.6度、湿度67%。観客16389人。主審は長峯さん、VARは上村さん。DAZN解説は佐藤寿人、実況は原大悟アナ。
先発は、前節と同じ。GKブローダーセン。DF三浦、谷口、松長根、山原。山本と河原のダブルボランチ。左右のウイングに伊藤と紺野。トップ下に脇坂、ワントップにエリソン。ベンチにGK早坂、DFウレモビッチ、野田、MF大関、FW宮城など。
千葉は4-4-2。石川大地とカルリーニョス・ジュニオのツートップ。左右のWBに津久井と元フロンターレのイサカ・ゼイン。小林祐介と前貴之のダブルボランチ。DF日高、河野、久保庭、橋壱晟。GK若原。ゲームキャプテンは河野。イサカ以外は全然知らない選手ばかり。ベンチにDF鈴木大輔、FW呉屋など。小林慶行監督は5年目。今季17年ぶりに再昇格してきた。
前半6分、相手右WBイサカが攻めあがってシュート、DF陣が防いで相手右CK。ペナルティーエリアでキックを受けたMF津久井が落とし、DF日高がシュート、枠の外。8分にもイサカにクロスを上げられるが、谷口がクリア。
14分、ピンチの連続。相手左サイドからパスとドリブルで攻め込まれ、相手左WB津久井のシュートはGKブローダーセンが捕ったが、15分、再び相手左サイドからクロスを入れられ、相手FW石川の落としを相手左SB日高にペナルティーエリア内からシュートを打たれた。が、GKブローダーセンがなんとかはじいて相手右CK。ボランチ前のキックから、混戦になるがいったんクリア。こぼれを相手右サイドから相手DF高橋にミドルシュートされるが、これもGKブローダーセンが防いでまた相手右CK。前のキックのこぼれを相手DF日高がミドルシュート、これは枠の上で助かる。
21分、相手右WBイサカにペナルティーエリアに入られてシュートされるが、松長根が防ぐ。これで与えた相手右CKを前が蹴るが、なんとかDF陣がクリア。
26分、久々にパスがつながる。左サイド三浦がドリブル、ペナルティーエリア内の脇坂へパス。脇坂から山本を経由して伊藤がペナルティーエリアで受け、少しドリブルしてからスルーパス、これにエリソンが走りこんで相手DF河野の足の間から無理やりシュートしたが、防がれてフロンターレの左CK。山原が蹴るが、相手DFがクリアして今度は右CK。こちらは山本が蹴るが、相手FW石川がクリア。
31分、あわやの場面。相手右WBイサカのクロスを相手左WB月井がヘディングシュート、これがネットを揺らして失点かと思ったが、イサカへのパスがオフサイドで助かった。
33分、エリソンがゴール前左から角度のないシュートを狙うが、相手DFに防がれ、フロンターレの左CK。山本が蹴るが、相手DF。こぼれを再度山本につないだが、山本はオフサイド。
35分、千葉のカウンター。相手DF高橋のロングフィードがペナルティーエリアの津久井に通り、津久井からパスを受けた相手右WBイサカがヘディングシュート、谷口が防ぐ。千葉は長いパスがよく通る。フロンターレのDF陣のロングフィードはなかなかエリソンに渡らない。解説の佐藤寿人が「エリソンの前のスペースにパスを通してあげるといい」と言う。
36分、川柱のミドルシュートは相手DF。37分、河原からパスを受けた山原がペナルティーエリア右からシュート、枠の外。38分、伊藤のスルーパスがエリソンに渡り、エリソンのシュートは防がれるがフロンターレの左CK。山本が蹴るが相手DF。こぼれを三浦がつないで脇坂がシュート、ヒットせず相手GKが捕る。
40分、谷口のロングフィードが右サイド山原に通り、山原からのクロスをエリソンがヘディングシュート、枠の左。
41分、相手左WB津久井に左サイドを突破されてシュートを打たれるが枠の外。43分には、相手ボランチ前にペナルティーエリアに入られシュートされるが谷口が防ぐ。
追加タイム2分。47分、右ウイング紺野がパスで抜け出してドリブル突破するが、オフサイド。なかなか紺野の良さを出せない。山原と連携できていない。
0−0でハーフタイム。なんとか無失点でしのげた印象。
後半は交代なしで開始。
2分、相手FWカルリーニョスに右から攻め込まれるが谷口が防いで相手右CK。前が蹴るが、エリソンがクリア。
4分、6分と伊藤がシュート。1本目は相手GK、2本目はドリブルして少し遠目から打ったが、相手DF。前半は、エリソンへのパスが多かったが、自分でドリブル突破してシュートに持ち込む場面はなかった。
8分、三浦が左から攻めあがってクロス、ニアに脇坂が入ってDFをひきつけ、中央でエリソンが落ち際をシュートするが、うまくヒットせず枠の上。解説の佐藤寿人が「今のを枠内にシュートするのは難しい」。
9分、相手ボランチ小林にシュートされるが枠の右。10分、相手右WBイサカのシュートは松長根が防ぐ。さらに相手左WB津久井のシュートは枠の左で助かる。
11分、紺野がペナルティーエリア手前からシュート、相手DF。12分、フロンターレの左CKを山本が蹴るが、相手DF。こぼれを山原がダイレクトでミドルシュート、枠の左。13分、伊藤からのパスにエリソンが走りこんでシュート、枠の左。14分には、パスを右サイドで受けた紺野がシュートをねらって内側へ切れ込むが、打てずに伊藤へパス、伊藤のシュートは枠の外。
16分、フロンターレが二人同時交代。伊藤に代えてマルシーニョ、紺野に代えて家長を入れる。
22分、三浦が左からクロス、相手DF。24分にも三浦がクロス、マルシーニョに渡るがシュートには持ち込めず。前半はこんなに三浦が攻めあがることはできなかった。後半は相手プレスをまともに受け続けてカウンターをしのぐという悪循環を抜け出し、五分五分の感じになってきた。
25分、フロンターレが三人目の交代。エリソンに代えてロマニッチを入れる。千葉も二人同時交代。左WB津久井に代えて17歳の二種登録選手・姫野、ボランチ前に代えて猪狩を入れる。
28分、松長根の左サイドへのフィードが三浦に通り、三浦のスルーパスに走りこんだマルシーニョがペナルティーエリア左奥で相手DFと競りながら倒れるが、ファールなしの判定。解説の佐藤が「足がかかっていないからPKは無理でしょう」。
30分、千葉が二人目の交代。CB久保庭に代えて鈴木大輔を入れる。鈴木がチームキャプテンらしい。
31分、山原が右サイドからクロス、マルシーニョがシュートするが枠の左。32分、家長が右からクロス、相手DFのクリアを攻めあがった山原がシュート、今日初めて枠内に飛んだが相手GK。
34分、相手右WBイサカのクロスを家長がよくプレスバツクして相手右CKに逃れる。前が下がったので相手MF猪狩が蹴るが、家長がクリア。こぼれを日高がミドルシュート、枠の左。35分、相手FWカルリーニョスにパスが通り、ペナルティーエリア中央からバイシクルシュートを打たれるが、GKブローダーセンが防ぐ。カルリーニョスはこれで足がつった。
38分、山本からのパスを受けたロマニッチがペナルティーエリア左からシュート、枠の上。
39分、千葉が二人同時交代。FWカルリーニョスに代えて呉屋、右WBイサカに代えて米倉を入れる。
40分、フロンターレも二人同時交代。山本に代えて橘田、脇坂に代えて宮城を入れる。脇坂は下がる前にキャプテンマークを谷口に巻いていた。
43分、相手左SB日高がペナルティーエリア左からシュート、松長根が防ぐ。45分、自陣ペナルティーエリア左寄り手前で千葉のFK。若い姫野が直接ねらうが、壁が防ぐ。
追加タイム3分あったが、双方得点できないままPK戦へ。
コイントスで千葉側のゴール、先攻は千葉で始まる。
千葉一人目の高橋成功。フロンターレ一人目のロマニッチも成功。
千葉二人目の石川成功。フロンターレ二人目のマルシーニョも成功。
千葉三人目の猪狩成功。フロンターレ三人目の宮城も成功。
千葉四人目の河野成功。フロンターレ四人目橘田も成功。
千葉五人目の呉屋成功。フロンターレ五人目の河原も成功。
千葉六人目の鈴木大輔成功。フロンターレ六人目の三浦も成功。
千葉七人目の米倉成功。フロンターレ七人目の山原も成功。
千葉八人目の姫野成功。フロンターレ八人目の谷口成功。
千葉九人目の日高がはずす。フロンターレ九人目の松長根もはずす。なんでつきあうかな。
千葉十人目の小林をGKブローダーセンが止める。フロンターレ十人目の家長が成功。やれやれ。
試合後のインタビューでGKブローダーセンは「キッカーは後になるつれ焦りが増すと思って最後は動かないようにした」と言っていた。
サッカー短評 (2026.2/8)
川崎フロンターレvs.柏レイソル 5対3 (2026.2/8 U等々力) 第1節
いきなり打ち合いのゲームになった。今季のフロンターレはDFを中心に大幅補強。「失点を試合数以下にする」のが長谷部監督の目標だったらしいが、いきなり3試合分の失点。それでも前半25分までのエリソンのハットトリックは良かった。しかし、前半38分に相手FW細谷に1点返されてからは、押され気味。柏のハイプレスに受け身になった。さらに後半16分、元フロンターレの瀬川にも追加点を献上。しかし23分、数少ないCKから、松長根のヘディングシュートがきれいに決まる。最終的にこれが決勝点(吉田コーチがベンチ前で小躍り。今季はセットプレー担当らしい)。攻勢を強めて交代選手を送り込んできた柏に36分、今度は今季から完全移籍の山内日向汰に決められ、再び1点差に。追加タイム4分の49分、大関、マルシーニョ、橘田とつないで最後は脇坂が技ありのシュートを決めて突き放した。「急造DFライン」(by田中裕介)の連携はまだまだだが、昨季2位に躍進したチームに勝てたのは大きい。気温2.3度、湿度65%(午前中は雪)。観客22226人。主審は池内さん、VARは中村太さん。DAZN解説は元フロンターレのSB田中裕介。実況は西岡アナ。
今季は、春秋制から秋春制への移行のため、半年だけで終わる特殊なシーズン。「明治安田百年構想リーグ」と銘打ち、東西10チームずつで対戦(地域リーグラウンド)、最後に同順位の東西対決で最終順位を確定させる。降格はなし。上位2チームにはACLEの出場権が与えられる。
先発は、GKブローダーセン(岡山から)。DF三浦、谷口栄斗(東京Vから)、松長根(福島からレンタルバック)、山原(清水から)。山本と河原のダブルボランチ、トップ下に脇坂。左右のウイングに伊藤達哉と紺野(福岡から。長谷部監督と2年間仕事)。ワントップにエリソン。キャプテンは今季も脇坂。ベンチにGK山口、DF野田、林、MF家長、FW宮城、ロマニッチなど。佐々木やウレモビッチはベンチ外。
柏は、3-4-2-1。ワントップに細谷。シャドーに瀬川と小泉。左右のWBは小見と久保。中川と小西のダブルボランチ。DF三丸、古賀、馬場。GK小島。ゲームキャプテンは古賀。ロドリゲス監督は2年目。昨年就任1年目で柏をリーグ2位に押し上げた名将。
田中裕介の解説はわかりやすい。文が適度に短く、選手のねらいや守るべき優先順位など、今までなかなか聞けなかった視点をわかりやすく解説してくれる。「サイドで攻めあがってくる相手に早く寄せたくなるが、そうするとスペースを与えてしまう。相手の縦突破を警戒して早く動いてしまったが、一番大事なのは中(ゴール側)なので、そちらを優先すべきだった」。
前半6分、先制。伊藤がペナルティーエリアで倒され、フロンターレのPK。これをエリソンが落ち着いて右下に決める。1−0。
11分、追加点。ロングフイードをエリソンがポストプレー、受けた紺野が左へパス。伊藤が受けてドリブルでペナルティーエリアに切り込む。足元から少しボールが離れたところでエリソンがシュート、左下に決める。2−0。
25分、また追加点。脇坂からのスルーパスを受けたエリソンがシュート、3−0。
30分、柏が一人目の交代。右DF馬場に代えて原田を入れる。伊藤を止めきれないと見たか。
38分、失点。相手MF小泉からのパスを攻めあがった右DF原田がペナルティーエリアで受ける。原田からのクロスを、相手FW細谷がペナルティーエリア中央で振り返りざまにシュート 、3−1。
追加タイム5分あったが、3−1でハーフタイム。
後半は交代なしで開始。
14分、フロンターレが一人目の交代。伊藤に代えてマルシーニョを入れる。
16分、また失点。相手右DF原田からのパスをボランチ小西がさばき、走りこんだ相手左FW瀬川がシュート、3−2。
23分、追加点。エリソンのシュートを相手GKがはじいてフロンターレの左CK。山本が蹴り、松長根がヘディングシュート、右下に決まる。4−2。
24分、フロンターレが二人同時交代。エリソンに代えてロマニッチ、山本に代えて橘田を入れる。
29分、柏も二人同時交代。元フロンターレの瀬川に代えて元フロンターレの山内、左WB小見に代えて山之内を入れる。フロンターレも二人同時交代。紺野に代えて大関、三浦に代えて野田を入れる。若手で逃げ切れということか。
36分、また失点。相手DF久保のクロスを入ったばかりの左WB山之内がヘディングシュート、これはいったんGKブローダーセンがはじいたが、こぼれを相手左FWの山内がペナルティーエリア右にまわっており、フリーでシュート、4−3。
追加タイム5分。49分、大関のパスを受けたマルシーニョがペナルティーエリア左に入ってシュート、相手DFがはじいたこぼれを橘田が拾ってペナルティーエリア内の脇坂へ。脇坂がペナルティーエリア右からゴール左上に技ありシュートを決め、5−3。
なんとか初戦を90分で勝ち、幸先よくスタート。
サッカー短評 (2026.1/12)
神村学園vs.鹿島学園 3対0 (2026.1/12 国立) 高校選手権決勝
神村学園(鹿児島)も鹿島学園(茨城)も初優勝をねらう。神村は「強い鹿児島を取り戻す(21年前に鹿児島実業優勝)」という目標のもと、準々決勝で神奈川代表の日大藤沢を4−1で下し、準決勝では尚志(福島)をPK戦(9-8)で破って勝ち上がってきた。インターハイも制し、6校目の夏冬2冠をめざす。一方の鹿島学園は「日本代表FW上田綺世の母校」ということで、準々決勝では興国(大阪)に3−1、準決勝では優勝候補筆頭に挙げられていた流経柏を終了間際に1−0と劇的にかわしてここまで来た。気温9度、湿度29%。観客過去最多の60142人。主審は長峯さん。日テレ解説は城と中村俊輔。
神村は4-3-3。先発は、GK17番寺田、DF8番荒木、3番今村、5番中野、7番細山田。MF6番堀ノ口がアンカー、二列目インサイドハーフに14番福島、15番岡本。FW中央に準々決勝4得点の9番倉中、左右に11番徳村と13番日高。キャプテンは中野。中野はいわきFC、日高は町田、福島もJクラブに内定しているとのこと。
鹿島学園は4-4-2。先発は、GKはタイからの留学生、U17タイ代表の1番プムラピー。DF13番内野、4番齊藤空人ソラト、3番中川、2番秋山。MF5番清水と6番木下永愛トアのダブルボランチ、左右のWBに20番三浦と7番伊藤蒼空ソラ。FW11番渡部、9番内海心太郎。キャプテンは齊藤。
立ち上がりから激しい攻防だった。10分には鹿島の木下からのクロスを清水がヘディングシュート、枠の上。15分にも鹿島左WB三浦がドリブルからボックス内シュートに持ち込むが神村GK寺田の正面。しかし、次第に神村が優勢に。
先制は19分、神村6番堀ノ口のループパスを11番徳村がシュート、決まるかと思われたものの、鹿島GKプムラピーが見事にはじくが、こぼれを13番日高がミドルシュート、1−0。日高はこれで通算7得点。チームメートの倉石と6得点で並んでいたが、単独得点王も獲得。
31分には神村がPK獲得。しかし、倒された徳村が蹴るが、これも鹿島GKプムラピーがはじく。こぼれを倉中がシュートしたが、右ポストに当たり追加点ならず。
39分に追加点。7番細山田からのパスのこぼれを拾った6番堀ノ口のミドルシュートが豪快に決まり、2−0。神村リードのままハーフタイム。
後半開始から鹿島学園が二人同時交代。7番WB伊藤に代えて18番MF酒井、13番左SB内野に代えて8番MF西川を入れる。「前半は神村を自由にさせすぎた」ということで特に相手左サイドからの突破を防ぐ目的の交代らしい。
7分、鹿島の右CK。清水が蹴り、FW内海がシュートするが、右ポストに当たる。11分、鹿島がFK獲得。これも清水がニアに蹴り、FW渡部がヘディングシュート、1点返せるかという場面だったが、神村GK寺田がセーブ。
18分、神村のチャンス。カウンターから徳村がシュート、鹿島GKプムラピーが防ぐ。さらにこぼれを日高が狙うがこれも相手GK。
鹿島は22分に三人目の交代で、9番FW内海に代えて14番FWワーズィー、29分に四人目の交代で11番FW渡部に代えて10番MF松本、38分には五人目の交代で20番MF三浦に代えて19番DF山田を入れる。神村は、35分に二人同時交代。9番FW倉中に代えて10番MF佐々木、15番MF岡本に代えて16番FW花城を入れる。
39分、鹿島のチャンス。入ったばかりの山田が混戦からシュートしたが枠の上。
追加タイム4分。終了直前に、神村の入ったばかりの佐々木が日高からのパスを受けてシュートを決めて3−0。無失点の完勝でしめくくった。
サッカー短評 (2026.1/11)
柳ヶ浦vs.神村学園 1対0 (2026.1/11 神戸ユニバ) 全日本高等学校女子サッカー選手権決勝
神村(鹿児島)は、ここまで4試合で24得点。準々決勝では前年まで3連覇の王者・藤枝純心(静岡)をPK戦4-2で破って勝ち上がり、準決では鹿島学園(茨城)を3-0で下し、4年ぶり4回目の優勝をねらう。対する柳ヶ浦(大分)は、二回戦の尚志(福島)、三回戦の作陽(岡山)戦ともスコアレスでPK戦を勝ち上がり、準々で聖和学園(宮城)を4-0、準決で暁星国際(千葉)を3-1で下してきた。こちらは初優勝をめざす。気温5.6度、湿度22%。かなり風が強い。主審は田澤友梨奈さん。観客2850人。TBS解説は、丸山桂里奈と中澤祐二。
柳ヶ浦の先発は、GK12番中川。DF3番平尾、4番伊藤白羽サワ、5番大下。MF6番横山、8番田淵、9番中溝、17番門馬有流ウル、25番栄森。FW11番松田吏真リサナ、14番村上凛果。キャプテンは田淵聖那セナ。
神村学園の先発は、FW9番原口鈴音リン、MF21番佐々木、20番池脇、14番原田、10番舟之川、7番山野蒼空ソラ。DF26番岩下、5番春園、3番漆島。GK25番濱田。キャプテンは舟之川。
試合は、立ち上がりから柳ヶ浦が積極的にプレスをかけて優勢に進めていた。神村学園がパスをつなごうとするとすばやく二人、三人と寄せてきて奪うか、ロングボールを蹴らせる。特に神村の7番山野には、初出場の3番平尾をマンマークに付けて自由にさせず。解説の中沢は、「柳ヶ浦のCB・4番伊藤選手と5番大下選手の二人は1年なのに、クリアの判断、ラインの統率などすばらしい。来年も楽しみ」と絶賛。
唯一の得点は前半43分。柳ヶ浦の右CKを門馬がループでニアへ蹴り、後ろから走りこんだFW村上がヘディングシュートであざやかに押し込んだ。
神村学園は後半開始から、20番MF池脇に代えて8番MF一木を入れ、攻撃に関わる人数を増やし、次第にボールを持つ時間も長くなり、チャンスも増えた。21分にはスルーパスが通り、MF原田が相手GKとほぼ1対1の局面でシュートまでいったが、惜しくも枠の右。結局1点が遠く、タイムアップ。
サッカー短評 (2026.1/1)
サンフレッチェ広島レジーナvs.アイナック神戸レオネッサ 2対1 (2026.1/1 国立) 皇后杯決勝
初優勝をねらう広島と2年ぶり8度目の優勝をめざす神戸の対戦。なでしこジャパンで知っている選手は一人もいない(最近、なでしこの試合の放送がない)。広島の11番中嶋と神戸の10番成宮がめだった。最近の対戦では、リーグ戦、カップ戦とも4試合広島が勝利。ただし、WEリーグでは神戸が勝点35の首位、広島は勝点18の6位(秋春制なのでまだ途中)。国立競技場での開催は14年ぶりとのことだが、その当時は天皇杯の前座だった。単独開催は初。気温9.1度、湿度30%。観客16527人。主審は杉野杏紗さん、副審の一人は国際審判員の坊薗さん。VARはなし。NHK解説は近賀、ゲスト解説に現役なでしこの熊谷。実況は稲垣アナ。
広島は4-3-3。GK石田、DF島袋、嶋田、市瀬、藤生。MF小川、渡邊、柳瀬。FWは中央に上野真美、左に中嶋淑乃(ナカシマヨシノ)、右に李誠雅(リ・ソンア)。キャプテンは小川。赤井秀一監督は1年目。
神戸も4-3-3。3トップ中央は吉田。左右に久保田と水野。トップ下に成宮。山本と大熊のダブルボランチ。DF井手、太田、三宅、桑原。キャプテンは三宅。宮本ともみ監督は、かつてなでしこのボランチだった。
前半は、神戸が広島のプレスをはずして押し込んでいたが、得点できず。すると31分、広島がカウンターで攻め込み、左サイド中嶋からのクロスを起点に、MF渡邊がパス、これをMF小川がペナルティーエリア内で受けて右へクロス、ファーから攻めあがった右FW李がシュートを決めて先制。その後は両者が拮抗してハーフタイム。
後半6分、広島がPK獲得。ゴール前の攻防で、広島のFW上野と神戸GK大熊の間に神戸のDF三宅がはさまれ、接触の際に左ひざを傷めた上、負傷交代。しかし、PKは上野のキックをGK大熊がストップ。さらなる失点は防いだ。神戸は9分、三宅に代えてヴィアン・サンプソンを入れる。三宅のキャプテン・マークは後で成宮に巻かれた。
後半21分、神戸が同点弾。神戸MF成宮がボールカットからすばやく前線へ鋭い低いパス、これを神戸FW久保田がシュートして1−1。この後はオープンな展開に。神戸は34分にMF山本とFW久保田に代えてMF松原とFW三谷を入れる。しかし決め手はなく、終盤へ。
延長間違いなしという雰囲気のただよう追加タイム5分に入った46分、広島FW上野のポストプレーから左FW中嶋がミドルシュートを決める。神戸は48分、DF井手を下げて35歳のFW高瀬を入れるが、得点できず。
表彰式でメダルのプレゼンターは、女性でサッカー殿堂入り(2025年21回)した野田朱美さん、高倉麻子さん、半田悦子さんなど。皇后杯はサッカー協会会長兼WEリーグ副理事長の宮本恒靖氏から授与された。