HOME MG Book Soccer Propile


2012年1〜12月に読んだ本


 児童文学  絵本  ヤングアダルト  SF
 ファンタジー  ミステリー  その他の小説  小説以外
児童文学
◆『ねずみのオスカーとはるのおくりもの』リリアン・ホーバン作、のら書店  <児童文学>
 《12/28読了》ねずみはもっとたくさん子どもを産むと思うけど、完全に擬人化されている。児童図書館研究会東京支部1月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『はじまりのはじまりのはじまりのおわり』アヴィ作、福音館文庫  <児童文学>
 《12/28読了》つまらなかった。自分の子どものために書いたらしいので、1章ずつ読み聞かせるのにはいいのかもしれないが、 通読に向かない。児童図書館研究会東京支部1月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『緑の精にまた会う日』リンダ・ニューベリー作、徳間書店  <児童文学>
 《12/13読了》ルーシー10歳か11歳のようだが、少し幼い感じ。ルーシーだけでなく、ロブの視点から語られるところはユニーク。 ロブさんは、いかにもイギリスの園芸の妖精、というより「土」の精という雰囲気。児童図書館研究会東京支部11月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『木の葉のホームワーク』ケイト・メスナー作、講談社  <児童文学>
 《12/10読了》『パンとバラ』のイタリア系移民の子孫がこんなふうにアメリカ人になったのか。ジーナの宿題への取り組み方には、 イライラさせられるが、人には得手不得手がある、という面がよく描けているということもできる。おばあちゃんとおとうさんの、 おかあさんに対する態度「おかあさんには時間が必要なんだ」は、日本の児童文学には見られない、ものの見方かなと感じた。 児童図書館研究会東京支部11月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ローワンと白い魔物』エミリー・ロッダ作、あすなろ書房  <児童文学>
 《12/9読了》ようやく読み終わりました。リンの一族がどこから来たのか、という謎もとける。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『パンとバラ』キャサリン・パターソン作、偕成社  <児童文学>
 《12/7読了》読み始めてすぐ思ったのは、アメリカの移民の子孫の子どもたちには興味深いかもしれないけれど、 日本ではどんな子どもが読むのだろう、ということ。児童図書館研究会東京支部11月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『見てびっくり野菜の植物学』盛口満 文・絵、少年写真新聞社  <児童NF>
 《11/26読了》図鑑としては系統だっていないが、後ろ見返しの伝来年表は役に立ちそう。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『七つのわかれ道の秘密』上・下 トンケ・ドラフト作、岩波少年文庫  <児童文学>
 《11/24読了》『王への手紙』の作者の現代物。赤毛のフランス先生が村の小学校に赴任。5年生を教えている。ある晩届いた手紙が きっかけで、階段屋敷のハイロイシ伯爵の甥、ヘールト=ヤンの家庭教師になる。オランダの古いわらべうた「七つのわかれ道」と同じ ような道が村にある。しかし七つ目の道は、閉鎖された宿屋で行き止まり。道の謎と、階段屋敷に隠された宝探し、屋敷に軟禁状態の ヘールト=ヤンを伯爵から救い出そうとしている秘密作戦部隊…。児童図書館研究会東京支部12月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『願いのかなうまがり角』岡田淳作、偕成社  <児童文学>
 《11/17読了》7編収録。おじいちゃんが関西弁で小3のぼくに、ホラ話を聞かせてくれる。雨の中を泳いで雲の上まで行き、カミナリ の娘(それがおばあちゃんだ!)と恋に落ちた話。毎朝新聞を取りに行くのが冒険になる、ひろーい庭のある家の話。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/16読売夕刊10面、6/30朝日30面、10/13赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『リックとさまよえる幽霊たち』エヴァ・イボットソン作、偕成社  <児童文学>
 《11/15読了》エヴァ・イボットソンのデビュー作。幽霊の男の子ハンフリーはちっとも恐ろしくない幽霊。一家は北イングランドの クラギーフォード城に取り憑いていたが、観光用の近代化のため、引っ越し先を探す羽目に。幽霊たちのサンクチュアリを見つけるには、 トップに相談すべし、とロンドンの首相に会いに行くことに。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 10/7産経19面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『少年弁護士セオの冒険1 なぞの目撃者』ジョン・グリシャム作、岩崎書店  <児童文学>
 《10/28読了》児童文学かどうか心配だったが、さすがグリシャムという感じ。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.11/25読書人3面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『夜の小学校で』岡田淳作、偕成社  <児童文学>
 《10/17読了》岡田淳にしては可もなく不可もなく、という感じ。児童図書館研究会東京支部11月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ローワンとゼバックの黒い影』エミリー・ロッダ作、あすなろ書房  <児童文学>
 《10/19読了》今更ながら読んだが、さすがにロッダはうまい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『フェリックスとゼルダ』モーリス・グライツマン作、あすなろ書房  <児童文学>
 《10/13読了》結局、グライツマンは一人の主人公しか書けていない。このフェリックスは、『はいけい女王様』のコリン、 『海のむこうのサッカーボール』のジャマールと三つ子のよう。児童図書館研究会東京支部10月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/25赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『カンナ道のむこうへ』くぼひでき作、小峰書店  <児童文学>
 《10/8読了》こんなに資格試験が好きな家族っているのかな。児童図書館研究会東京支部10月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 9/8赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『100回目のお引っ越し』後藤みわこ作、講談社  <児童文学>
 《10/6読了》タツルのおじさんは「小さいひっこし」屋。100回目のお客は、引っ越したくないおばあさん。今の子どもは 名古屋弁はしゃべらないのかな。児童図書館研究会東京支部10月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 12/22赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『戦火の馬』マイケル・モーパーゴ作、評論社  <児童文学>
 《10/6読了》馬版『ベル・リア』(シーラ・バーンフォード、評論社、1978)という感じ。 児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 3/4産経11面3/24赤旗11面、 3/31朝日21面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『サースキの笛がきこえる』エロイーズ・マッグロウ作、偕成社  <児童文学>
 《9/18読了》妖精の取り替え子が現実にいたら、さぞこんな風だろうというのが、ありありと描かれている。取り替え子になるのは 妖精の落第生という事情がいかにもありそう。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/25朝日30面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『グッバイマイフレンド』福田隆浩作、講談社  <児童文学>
 《9/9読了》6編のオムニバス。夏の海の事故で突然なくなった同級生タクヤを巡って、後ろの席だった則子。親友だった博紀と正臣 と和馬。幼稚園のころ一緒だったふみ。タクヤからお守りをもらった優等生のマルオ。最後は担任の毛利先生。タクヤの机を移そうとして クラスの反対に遭う。クラスの指導が未熟だと思い詰め、退職しようとする。ひとつのできごとをめぐって複数の視点で描くのは、 『糸子の体重計』と同じ構造。しかし、こちらのインパクトは薄い。児童図書館研究会東京支部9月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/4読売夕刊10面記事  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『ドレスを着た男子』デイヴィッド・ウォリアムズ作、福音館書店  <児童文学>
 《9/6読了》クウェンティン・ブレイクの挿絵のおかげで暗い話にならずにすんでいる。お母さんは家を出て行き、トラック運転手の お父さんはあまり家にいない。お兄ちゃんは弟を気にもかけず、けんかばかり。お父さんが、最後に次男を認めるところが唐突。ともだちが みんなドレスを来て協力してくれるのもありえないと思うが。児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/10読売夕刊10面記事  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『アンナのうちはいつもにぎやか』アティヌーケ作、徳間書店  <児童文学>
 《9/5読了》アフリカに住むアンナ・ハイビスカスは大家族。お母さんはカナダの人。自分だけの個室があったというとみんな驚く。 4話収録。アンナは幼稚園くらいの年齢か。家の外で果物を売っている女の子たちのまねをして庭のオレンジを売って、稼ぎをうばって しまったとき、おじいさんやおばあさんがアンナの過ちをただす手伝いをしてくれる。こういうところは大家族のよいところか。 児童図書館研究会東京支部9月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 9/29朝日33面、12/22赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『夜明けの落語』みうらかれん作、講談社  <児童文学>
 《9/1読了》四年生の暁音のクラスでは日直が終わりの会でスピーチしなければならない。それが悩みの種になるような女の子が、 落語を始めようという動機付けが弱い感じ。児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/23赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『12月の夏休み ケンタとミノリの冒険日記』川端裕人作、偕成社  <児童文学>
 《8/30読了》イラスト(?)が全部写真でノンフィクションみたい。ケンタ10歳、ミノリ7歳。写真家の父とニュージーランドに住む。 ママは日本で仕事。ニュージーランドのクリスマスは夏休み。パパはオウサマアホウドリの写真を撮りに行ってクリスマスにも戻れそうも ない。おまけにカメラをひとつ忘れたから子どもたちに届けてほしいと伝言し、どんどん先へ行ってしまう。児童図書館研究会東京支部8月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『兵士のハーモニカ』ジャンニ・ロダーリ作、岩波少年文庫  <児童文学>
 《8/28読了》ジャンニ・ロダーリのタンペ集。表題作は、ちょっとむなしい結末。児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/9赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『きみの町にコウノトリがやってくる』国松俊秀著、くもん出版  <児童NF>
 《7/15読了》コウノトリはヒナの時以外鳴かない。オスとメスはクラッタリングで会話。「ツルの恩返し」はコウノトリかもしれない、 という推測は説得力がある。ツルは雑食で人のいない湿地に住む。コウノトリは肉食で人里に住む。ツルの機織りの音はクラッタリングでは ないか。ヨーロッパのコウノトリはシュバシコウで種が違う。コウノトリはクチバシが黒くて目の縁が赤い。シュバシコウはクチバシが 赤くて目の縁が黒い。全体にちょっと散漫。トキの本の方がよかった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/18読売夕刊記事10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ある日とつぜん、霊媒師』エリザベス・コーディー・キメル作、朔北社  <児童文学>
 《7/9読了》変な題のわりに面白かった。もっとステレオタイプな作りかと思ったが、敵役の子もマトモだし。なんと『エンデュアランス号大漂流』 の著者のようだ。こちらは娯楽系の学園物語。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/8産経15面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『糸子の体重計』いとうみく作、童心社  <児童文学>
 《6/30読了》連作短編集。小五の細川糸子は食べるのが大好きの太めの女の子。クラスの女王的な町田良子のとりまき、坂巻まみが 大柄な転校生にダイエットなんて無理だとからんでいる。正義感が強い糸子がダイエット勝負をすることに。少しずつ重なる出来事が複数の 視点でうまく書かれていると思うが、どのくらい小学五年生にとってリアルなのかわからない。児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/23赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『うちはお人形の修理屋さん』ヨナ・ゼルディス・マクドノー作、徳間書店  <児童文学>
 《6/23読了》9歳のアナのうちは人形の修理屋。11歳のソフィーおねえちゃんと7歳のトルーディの三人姉妹。長いこと 引き取られない人形をそれぞれ「自分の」人形としてかわいがっていた。その夏、ドイツがロシアに宣戦布告し、人形の部品が 取り寄せられなくなる。ママはつくろいものを始めた。お金のことでパパとママが言い合いも。アンナはみんなで人形を作ることを思いつく。 みんなで手分けし、アイディアは娘たちが、ハパが顔と型紙、ママが洋服を作り、手作り第一号は、看護婦人形ノーラ。 児童図書館研究会東京支部7月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/14赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ペッパー・ルーと死の天使』ジェラルディン・マコックラン作、偕成社  <児童文学>
 《6/21読了》荒唐無稽で疲れる。どうもこの作者とは合わない。児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『漁師さんの森づくり 森は海の恋人』畠山重篤著、講談社  <児童NF>
 《6/15読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『煮干しの解剖教室』小林真理子著、仮説社  <児童NF>
 《6/15読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2010.10/29日経夕刊9面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『どこに行ったの? こねこのミニ』ルザルカ・レー作、徳間書店  <児童文学>
 《6/11読了》ドイツの小学5年生グエンドリナ。親友のパウラの家に迷い込んだ子猫をもらいミニと名付ける。花屋のおばさんと二人 暮らし。ある日大風でミニが行方不明に。グエンはポスターを作って貼ったり、野良猫にエサをやっているフシュケさんと夜回りに行ったり。 猫の集まる家の裏庭はいじめっ子ボレクの家だった。子猫は最後になるまで再び登場しないので、狂言回しの役回り。 児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『かなと花ちゃん』富安陽子作、アリス館  <児童文学>
 《6/7読了》主人公は人形の花代と花代をひろった加奈。加奈は小四。野原に忘れられた人形の歌声が聞こえて、花代を見つける。 小四で人形を連れて遊ぶかな? 児童図書館研究会東京支部6月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 4/28朝日23面、7/14赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『トキよ未来へはばたけ』国松俊秀作、くもん出版  <児童NF>
 《5/28読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.8/24毎日記事面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『あたしって、しあわせ!』ローセ・ラーゲルクランツ作、岩波書店  <児童文学>
 《5/9読了》幼年版パレアナみたいな「楽しいこと」を数え上げる。児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『あけちゃダメ!』小川秀子作、新日本出版社  <児童文学>
 《5/6読了》ナンセンス。冷蔵庫から牛が出て来る話の決着は不問で、同工異曲の洗濯機の話になる。児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 4/14赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『炎路を行く者』上橋菜穂子作、偕成社  <児童文学>
 《5/1読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ネジマキ草と銅の城』パウル・ビーヘル作、福音館書店  <児童文学>
 《4/20読了》『たのしいぞうの大パーティー』『赤姫さまのぼうけん』の作者。王がもう千年生きなければならないのがよく わからない。動物たちの他愛ない話の繰り返しがちょっと多すぎる感じ。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『オガサワラオオコウモリ森をつくる』有川美紀子、鈴木創作、小峰書店  <児童NF>
 《4/15読了》タイトルになっているわりに「コウモリが森を作る」ことが伝わってこない。構成が散漫なのではないか。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.12/24赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『お江戸あやかし物語』水沢 いおり作、偕成社  <児童文学>
 《4/8読了》お屋敷の古い裁縫箱の中身が九十九神となって、まち針のまちこねえさん、糸切りばさみのちょ吉、 縫い針のぬいばあがつくろいものやを始める。四つの話の短編集。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/28赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『あわい』染谷 果子作、小峰書店  <児童文学>
 《4/1読了》あやかしが見える主人公、あわい。「辻守」だったおばあちゃんが死んでから、酒屋だった店の24時間営業のコンビニの 明かりであやかしの元気がなくなっている。猫またの漆黒に頼まれて、百鬼夜行の復活に手を貸すことに。出てくる妖怪がかわいい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/14赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『クロックワークスリー』マシュー・カービー作、講談社  <児童文学>
 《3/29読了》もと孤児で時計職人の弟子のフレデリック、病に倒れた石工職人の父が手がけたホテルでメイドしているハンナ、 イタリアから5歳のとき誘拐されてきて大道でバイオリンをひいている11歳のジュゼッペ。フレデリックはオートマタを作り上げて職人の 試験に合格したいと思っている。ハンナは父親の薬を買うため、小耳にはさんだストゥループさんの遺産を探すが見つからずホテルのお客 ポメロイ夫人の首飾りを盗む。ジュゼッペは波止場で拾った緑のバイオリンの美しい音色で大金を稼ぐが、協会の墓地に隠したのを胴元に 知られる。偶然知り合った3人の運命は。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『給食室の日曜日』村上しい子作、講談社  <児童文学>
 《3/27読了》せんねん町のまんねん小学校の日曜日の給食室では、調理道具と調味料がトランプしている。おたまが今度新しく フードプロセッサーが来たら、包丁が捨てられるらしいというメモを見つける。しょうゆとフライパンが「包丁に黙っているのはいいこと か」で口論。しょうゆは一緒に悩むのが友だちだと言い、フライパンは悩んでもしかたのないことだから黙っているのが思いやりと言う。 なんかちょっと説教くさい。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 3/17読売夕刊10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ダメ犬ジャックは今日もごきげん』パトリシア・フィニー作、徳間書店  <児童文学>
 《3/25読了》ラブラドルのジャックの語り。かなりおバカな犬で「あんぽんたん」は褒めことばだと思っている。いかにもこういう犬が いそうで、犬好きにはかわいいのかもしれないが、うんざりする。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『ピーターサンドさんのねこ』ルイス・スロポドキン作、あすなろ書房  <児童文学>
 《3/18読了》ホタル島の別荘に夏の休暇に来る人たちは、毎年「暖炉の前にねこがいなけりゃ」と感じて、島の漁師 ピーターサンドさんが家中にいっぱい飼っている猫を別荘に連れていく。次の夏、別荘に来た人たちは「首に青いリボンを巻いた猫は ピーター・サンドの私有物につき手出し無用」という貼り紙を見る。島には歩いている猫はいない。児童図書館研究会東京支部4月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 5/12赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『もう一度家族になる日まで』スザンヌ・ラフルーア作、徳間書店  <児童文学>
 《3/13読了》11歳のオーブリーのママは何も言わずに家を出た。3ヵ月前の交通事故でパパと4つ年下の妹のサヴァナが死んで、ママは 普通に見えたけど、夏休みに入ってだんだんオーブリーが見えないみたいになっていたらしい。訪ねてきたおばあちゃんの家に引き取られ、 オーブリーはバーモント州で少しずつ生活を取り戻していく。おばあちゃんはやることリストをつくってオーブリーをうながす。 隣の家のブリジットと友だちになった。親が自分を見捨てるという、ありえないような事柄をリアルに描くのに成功している。 児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/29朝日面、3/24赤旗10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『お父さんのバイオリン』ほしおさなえ作、徳間社  <児童文学>
 《3/4読了》小六の梢はバイオリンを習っていたが、5歳のときお父さんが亡くなった交差点で、最近、事故を目撃してから右腕が 動かなくなった。鉛筆は持てるし体育もできる。ちょうど夏休みになりお母さんの実家に行くことに。そこで会った男の子のハミングする メロディーだけなら弾けるようになる。なんか作り物めいた設定で、説得されない。児童図書館研究会東京支部3月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『鉄道きょうだい』ネズビット作、教文館  <児童文学>
 《3/3読了》『若草の祈り』の改題新訳。今の子どもたちには、この題の方がいいと思う。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.12/15朝日35面、1/14赤旗11面、 1/21読売夕刊10面記事、2/18図書新聞  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『パパはバードマン』デイヴィッド・アーモンド作、フレーベル館社  <児童文学>
 《2/29読了》ナンセンスの味付けで、家族の問題を描く。う〜ん。お芝居の脚本みたい。大人好みの風刺的作品と言うか。児童図書館研究会東京支部テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『のら犬ホットドッグ大かつやく』シャーロッテ・ブレイ作、徳間書店  <児童文学>
 《2/24読了》鍵っ子のシッセが学校からの帰り道のスーパーで会う野良犬がホットドッグ。友だちのローベルトが、ソーセージに足が ついたみたいだというの名前のが由来。作者の家にもそっくりの犬がいたらしいが、何度も花壇を掘り返されたり、家の中を泥だらけの足で 走り回ったりされるのは、たまらない。お弁当が毎日同じチーズサンドとは信じられない。デンマークの作品。児童図書館研究会1月 テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/14赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『いまはむかし 竹取異聞』安澄加奈作、ポプラ社  <児童文学>
 《2/23読了》歴史ファンタジーとでもいう感じ。表紙イラストはライトノベル感覚。かぐや姫の七つの宝は実在した、という世界。 竹取の村の生き残りである子孫の輝夜(きよ)と阿生(あき)が、宝を天に返す物語と、彼らに出会ってしばらくともに歩む武家の家出息子、 弥吹(やぶき)の物語がからむ。弥吹は、武術は学んだが、争いや武力に魅力を感じない。彼の本領は、知識と物語る力。日々の糧を得るため、 町中で語りを売ってみて、自分の才能に気づく。タイトルは、この弥吹の語りで、竹取の一族の物語を語るというところから来ている。 児童図書館研究会1月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『エリザベス女王のお針子』ケイト・ペニントン作、徳間書店  <児童文学>
 《2/21読了》ウォルター・ローリーがエリザベス女王の寵愛を取り戻すために注文するマントの豪華さは尋常じゃない。黒のベルベット にクロテンの縁取り、金と銀の刺繍で、新世界を表すバラ、アイリス、パンジー、サソリ、海獣、カニ、クジラを縫い取る。真珠とダイヤも あしらう。裾には「愛と美徳」と刺繍。執事のトレヴァーがエリザベス女王暗殺を企む密談を聞いてしまった仕立て職人頭の父ジョン・ デヴェローは殺され、作業場は放火される。娘のメアリーも立ち聞きしてしまい、執事にねらわれる。16世紀のイギリス宮廷がお針子の 目から、こうもあろうかと生き生きと描かれる。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/5読売夕刊10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ここがわたしのおうちです』アイリーン・スピネリ作、さ・え・ら書房  <児童文学>
 《2/12読了》どうも詩の本は苦手。ずっと前に読んだ、1998年ニューベリー賞受賞作『ビリー・ジョーの大地』もだめだった。 これは、もう少しグレードが低いので、まあ読みやすかったが…。6時間離れた町に住むおじいちゃんの家に引っ越して、自分を閉ざした ダイアナの気持ちがつづられる。引っ越し先から勉強会に参加したダイアナは「気持ちを整理する必要はない。感じているままを書く。 目と心を開く」ように教わる。児童図書館研究会東京支部1月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/19読売夕刊10面記事  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『リンデ』ときありえ作、講談社  <児童文学>
 《2/6読了》小学四年生のリロが7歳の時ママが交通事故で急死。そのときから自分が自分からずれているように感じている。また、 何事も「予期」しておくことで心の骨折を防いでいた。そこへ亡くなったおばあちゃんの飼い犬リンデを預かることに。散歩がリロの役目 になり、いろいろ考える暇がなくなる。最悪のことを予期しておくことで心を防御していたが、老犬のリンデの寿命がそろそろだと言われ、 パパもいつか死ぬという考えにいたって、リロの心がまたバランスを失い始める。しかし、生きる力を与えてくれたのもリンデだった。 児童図書館研究会東京支部2月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『11号室の秘密』ヘザー・ダイヤー作、小峰書店  <児童文学>
 《2/4読了》トビーは海辺に建つグランドホテルの捨て子だった。養われる代わりにただ働きしている。ある日桟橋の下で人魚の 女の子エリザ・フロットと会う。ホテルの「ケーキの日」には観光船でお客が押し寄せる。焦げて捨てるケーキをあげるとお礼に金の指輪を もらう。これがケチな支配人ハリスの目に留まり、海岸は宝探しの人人人。人魚一家が見つからないよう、知恵を貸してくれたのは、 ホテルのオーナー、マルゴットさん。車椅子に乗せてホテルの11号室のお客にしてしまう。支配人ハリスが欲深なあまり、息子のナイジェル もかわいがっていない、というのは少し不自然。児童図書館研究会東京支部2月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/25赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ラッセルとモンスターの指輪』ブルース・コウヴィル作、講談社  <児童文学>
 《1/29読了》いじめっ子エディに追いかけられているラッセルがマジック・ショップで買ったのは、モンスターの指輪。使用説明書 には、1回左に回して呪文を唱えるとモンスターに変身でき、右に回してまた別の呪文を唱えると元に戻れるとある。息子が羽目をはずした とは信じたくない母親とのありがちな親子関係などパターンをうまく描いている。満月に注意するよう書いてあったのに、満月のハロウィン の晩に、指輪を三回まわしてしまったラッセルは元に戻れなくなってしまう。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『野鳥もネコもすくいたい! 小笠原のノラネコひっこし大作戦』高橋うらら著、学研教育出版  <児童NF>
 《1/8読了》母島で繁殖しているカツオドリなど海鳥がたくさん殺されていることから、カメラを設置すると野生化したネコが犯人と わかる。捕まえた猫の安楽死の方法を聞くつもりで東京の獣医に相談すると、ひきとってくれることに。2005年に6匹から始まった捕獲 作戦は2010年には通年の活動となり、106匹も捕獲。島民の飼い猫の登録も進め、2008年から東京都獣医師会が定期的にボランティアで来島 し、飼い猫の健康診断とマイクロチップを入れる体制も始まる。猫は年3回繁殖できるので、1匹の雌が4匹ずつ生むとして、子のうち2匹 ずつ雌がいると親子で36匹に増えてしまう。捕獲作戦も休むとすぐ増えてしまうので、研究所ではあと3年で全て捕獲したいと考えている。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

ページトップへ

絵本 新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]
◆『フンボルトくんのやくそく』ひがしあきこ作、絵本塾出版  <絵本>
 《12/18読了》犬のフンボルトくんは、友だちのシャルルくんが町へコックの修行に出たとき、お店を開いたら食べに行く約束を しました。何年かして、招待状と地図が届き、翌朝はじめて町へ出かけます。町はおまつりかと思うほどの人出。なんの行列かわからずに 並んだら、有名タレントのサイン会。もひとつ並んだら洋服屋のセール。変に派手な上着を買っちゃう。そうこうするうち地図をなくした ことに気がつき、お店を訪ね歩くが、見つからないうちに夜になり、人通りも絶えていく。二人は再会できるのか。ほのぼのとした 絵柄。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 11/2東京面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『やまたのおろち』〈日本の神話3〉 赤羽末吉絵、舟崎克彦文、あかね書房  <絵本>
 《11/30読了》ヘビの本」のページを見てね。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『へびくんはらぺこ』ブライアン・ワイルドスミス作、らくだ出版  <絵本>
 《11/26読了》ヘビの本」のページを見てね。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『海へびサイラスくんがんばる』ビル・ピート作、ほるぷ出版  <絵本>
 《11/26読了》『クリスマスにはやっぱりサンタ』の作者。毎日ひまな海蛇サイラスはサメにそそのかされて船をおそってみようと 出かけるが、新大陸に出発するサクラソウ号に、桟橋のじさまが「嵐や海賊にあうぞ」と言うのを聞いて憤慨し、ついつい助けるはめに。 凪の時には帆に息を吹きかけ、嵐の時には船体に巻きついて守ってやる。海賊が出たときは海賊船に下から体当たりしてこっぱみじんに。 その後サクラソウ号を牽引して陸地へ。人々は感謝し、サイラスはカリブ海の島でひと月休む。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ヘビのひみつ』内山りゅう著、写真、ポプラ社  <絵本NF>
 《11/12読了》これは発見でした。抜け殻だけでなく脱皮中の写真や、卵をのみこみつつある連続写真とか。 「ヘビの本」のページを見てね。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『どいてよへびくん』五味太郎作、偕成社  <絵本>
 《11/12読了》同じく悪者でないヘビの本を探して見つけた一冊。「ヘビの本」のページを見てね。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『へびくんのおさんぽ』いとうひろし作、鈴木出版  <絵本>
 《11/12読了》悪者でないヘビの本を探して見つけた一冊。「ヘビの本」のページを見てね。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『商人とオウム ペルシャのおはなし』ミーナ・ジャバアービン文 ブルース・ホワットリー絵、 光村教育図書  <絵本>
 《10/23読了》ジャングルのオウムたちが木からバタバタ落ちた時点で結末の予想はつくが、それでもおかしい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『きゃっきゃキャベツ』いわさゆうこ作、童心社  <絵本>
 《10/19読了》キャベツを最後の一枚までむいて描いた本は、今までなかったと思う。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/6東京面記事、10/27赤旗11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『おやすみ、はたらくくるまたち』シェリー・ダスキー・リンカー作、ひさかたチャイルド  <絵本>
 《10/13読了》自分の車好きの息子を寝かせるために作られた作品。たしかにこれなら眠ってくれるかも…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 9/16産経11面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『えんまのはいしゃ』くすのきしげのり作 二見正直絵、偕成社  <絵本>
 《10/3読了》地獄に来た、口八丁の歯医者にえんま様も鬼たちもほんろうされる。何しろ「心が正しければ痛くない。」 と称して、麻酔もしないで虫歯をひっこぬくのだから(!!)
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.11/26図書新聞  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『セミたちの夏』筒井学著、小学館  <絵本NF>
 《8/29読了》セミの産卵から孵化、地下生活、羽化、交尾…すべて著者が長年かけて撮影したセミの全生涯の写真絵本。 セミの赤ん坊が地下にもぐるのは、木の枝で孵化して落ちていく、というのは全く知らなかった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 8/11読売夕刊10面記事、8/25朝日30面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『だんごうおです。』平田昌広作、平田景絵、徳間書店  <絵本>
 《8/5読了》おもしろい名前の魚の紹介とそれに似た音のダジャレの絵本。もうひとつパンチが効いていて欲しい。「だんごうおです。」 には「だんごうまいです。」、「メガネモチノウオです。」には「メガネおちてモチのうえです。」まあ、苦しいのはわかるけど。 ちなみにメガネモチノウオとは、ナポレオンフィッシュのことで、巻末には魚の解説あり。ここがみんな写真だとなおよかった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 7/15産経面、9/15読売夕刊10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ピートのスケートレース』ルイーズ・ボーデン作 ニキ・タリー絵、福音館書店  <絵本>
 《6/30読了》1942年。オランダの南の町スラウスに住む10歳のピートは、11の街の結ぶ運河や水路をまわるスケートレース、 エルフステーデントホトに出るのが夢。当時オランダはドイツに占領されていた。同じ学校の一つ下のヨハンナのお父さんが独軍に連れて 行かれた。ヨハンナのお母さんは、娘と弟のヨーブをベルギーのおばに預けることにした。その案内をピートが頼まれる。16キロの旅。 ピートのかあさんが言った「私たちオランダ人はスケートをするのが好きなだけじゃない、本当はとても勇敢なのよ」という言葉が 支えになった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2011.12/2東京10面、2011.12/10赤旗11面、 1/29朝日31面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『としょかんねずみ』ダニエル・カーク作、瑞雲舎  <絵本>
 《6/27読了》ねずみのサムは、図書館住まい。毎晩読書に親しむうちに、どうしても本を書いてみたくなる。そっと図書館の棚に置いた、 自分の生活を書いた第一作は、(当然ながら)「伝記」コーナーに置いた時点でばれていないのか?!
 評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『いろいろおふろはいり隊!』穂高順也作 西村敏雄絵、教育画劇  <絵本>
 《6/16読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 6/1東京10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『多摩川のおさかなポスト』山崎充哲著、星の環会  <絵本NF>
 《6/15読了》こんなに外来の魚が多摩川に放されているとは驚き。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『海時計職人ジョン・ハリソン』ルイーズ・ボーデン作、あすなろ書房  <絵本NF>
 《6/15読了》羅針盤発明者が一生かけて取り組んだ軌跡。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『トラのじゅうたんになりたかったトラ』ジェラルド・ローズ作、岩波書店  <絵本>
 《5/30読了》年とってエサがとれなくなってきて、ラクをしたいトラがじゅうたんのフリをして、まんまと王宮に入り込む。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ぶらぶらどうぶつえん』井上洋介作・絵、小峰書店  <絵本>
 《2/28読了》うーん…。井上洋介にしては、インパクトに欠ける。文が手描き文字なのはデザイン的には面白いが、子どもがひとりで 読むには、読みにくいのでは。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/18読売夕刊10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『おやおやおやつ』庄司三智子作、岩崎書店  <絵本>
 《2/21読了》語呂合わせでいろいろな和洋のお菓子が登場。ちょっと同じ趣向が続いて食傷。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 1/13東京10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『とんとんとんだれですか』はやしますみ作、岩崎書店  <絵本>
 《2/13読了》ドアにうつった訪問者の影が、金棒を持った鬼(!)に見えたが、入ってきたのはハリネズミ、クマ、サル。金棒は ハリネズミ。同じようにろくろくび、ガイコツ、天狗、竜、大男…に見えたのは? ちょっと苦しい絵解きだが、めくる楽しみがある。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)] 2/3東京10面  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ねことライオン にてる? にてない?』ひさかたチャイルド  <絵本NF>
 《1/12読了》ねことライオンは、体の大きさも住む場所も違う。足の裏を見るとよく似ている。走る姿も似ている。あくびも。 しっぽは全然似ていないけれど、よく動かして子どもを遊ばせる。赤ちゃんの運び方、爪を研ぐところ、寝っ転がり方も似てる。 雑誌『サンチャイルド ビッグサイエンス』2002年4月号のハードカバー化。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆

ページトップへ


ページトップへ

ヤングアダルト
◆『スパイガール 4 あの娘をつかまえて』アリー・カーター作、理論社  <YA>
 《7/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ロス、きみを送る旅』キース・グレイ作、徳間書店  <YA>
 《5/26読了》児童図書館研究会東京支部5月テキスト。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『RDG レッドデータガール 5 学園で一番長い日』荻原規子作、角川書店  <YA>
 《1/3読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

ページトップへ

SF

ページトップへ

ファンタジー
◆『魔法の誓約』上 下 マーセデス・ラッキー作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《12/19読了》〈最後の魔法使者〉第2部。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『追放者の矜持』上・下 マーセデス・ラッキー作、中央公論新社  <ファンタジー>
 《10/29読了》ヴァルデマール国の武術師範アルベリッヒは、敵国カースからの亡命者だった。カースでは、ヴァルデマールの 「使者」の天恵(そしつ)を悪魔の力とみなしている。軍人としてまじめに勤めていたアルベリッヒの〈先見〉の力が知られて火刑にされ かけたところを救ったのが、ただの白馬のふりをしていた〈共にあゆむもの〉カンターだった。外伝。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『カエルにちゃんとキスをする』サラ・ムリノフスキ作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《10/10読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『剣姫 グレイスリング』クリスティン・カショア作、ハヤカワ文庫FT  <ファンタジー>
 《9/20読了》けっこう面白かった。「賜(たまもの)」という概念が秀逸。左右の目の色が違う子どもが生まれると賜持ちの印、という 発想そのものが日本では生まれ得ない。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『パリは恋と魔法の誘惑』ケイティ・マカリスター作、早川イソラ文庫  <ファンタジー>
 《8/24読了》面白かった。〈アシュリン&ドラゴンシリーズ 1〉。アメリカ娘がパリに宅配便を運んでいったら、パリの街には 人型のドラゴンやらフェアリーやらたくさんいて、アシュリンは、ワイヴァーンの伴侶とか言われて目を白黒。 続編も早く読みたいが、早川イソラ文庫自体がなくなってしまったようで、心配。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『アイダ王女の小さな月』ピアズ・アンソニイ作、ハヤカワFT文庫  <ファンタジー>
 《8/9読了》〈魔法の国ザンス21〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う』ゲイル・キャリガー作、ハヤカワ文庫FT  <ファンタジー>
 《7/5読了》〈英国パラソル奇譚3〉。夫の誤解が解けない中、父の出身地イタリアへ向かう。テンプル騎士団って、反異界族を「人」 扱いしない、非人道的集団だったのか…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『盗人の報復 ヴァルデマールの絆』マーセデス・ラッキー作、中央公論新社  <ファンタジー>
 《6/8読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『駆け出し魔法使いとケルトのたそがれ』ダイアン・デュエイン作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《5/10読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う』ゲイル・キャリガー作、ハヤカワ文庫FT  <ファンタジー>
 《4/19読了》〈英国パラソル奇譚2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『夏至の森』パトリシア・マキリップ作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《3/18読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スーパーヒーローの秘密』シャンナ・スウェンドン作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《2/1読了》〈魔法製作所5〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『白鳥のひなと火の鳥』パトリシア・マキリップ作、創元推理文庫  <ファンタジー>
 《1/1読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆

ページトップへ

ミステリー
◆『ディミティおばさまと村の探偵』ナンシー・アサートン作、RHブックス+文庫  <ミステリー>
 《12/26読了》〈優しい幽霊 6〉。5の前に6を読んでしまった。失敗。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『名探偵のキッシュをひとつ』エイヴリー・エイムズ作、コージーブックス  <ミステリー>
 《12/2読了》原書房から新しく刊行され始めたコージーミステリーの新シリーズのひとつ。〈チーズ専門店1〉どこまでもつかな。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ルイザと水晶占い師』アンナ・マクリーン作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《11/20読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『授業の開始に爆破予告』レスリー・メイヤー作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《11/6読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『キャロットケーキがだましている』ジョアン・フルーク作、ヴィレッジブックス  <ミステリー>
 《10/17読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『焦熱』リンダ・フェアスタイン作、ハヤカワミステリ文庫  <ミステリー>
 《9/30読了》〈アレックス・クーパー10〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『コーヒーのない四つ星レストラン』クレオ・コイル作、ランダムハウス講談社文庫  <ミステリー>
 《9/10読了》シェフのヒエラルヒーが垣間見える。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『エジンバラの古い棺』アランナ・ナイト作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《9/3読了》〈ファロ警部補2〉。スコットランドのジェイムズ六世(後にイングラント王を兼ねてジェイムズ一世)の出生に関わる謎。 もし、ジェイムズ六世の本当の母親が別人だったら…エリザベス女王も正しい血統とは言えない。壁の中から出て来た棺に入れられていた のは、実は亡くなった王子だったのか。ファロ警部補に大きな息子と小さな娘がいて変だと思ったら、シリーズ第一作を読んでいなかった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ロンジン・ティーと天使のいる庭』ローラ・チャイルズ作、ランダムハウス講談社文庫  <ミステリー>
 《8/13読了》〈お茶と探偵8〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『贋作と共に去りぬ』ヘイリー・リンド作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《7/26読了》〈アニー・キンケイド1〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『危ないダイエット合宿』カレン・マキナニー作、RHブックスプラス  <ミステリー>
 《7/13読了》〈朝食のおいしいB&B 3〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『スリー・パインズ村と運命の女神』ルイーズ・ペニー作、ランダムハウス講談社文庫  <ミステリー>
 《6/28読了》〈ガマシュ警部2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『あつあつ卵の不吉な火曜日』ローラ・チャイルズ作、ランダムハウス講談社文庫  <ミステリー>
 《6/20読了》〈卵料理のカフェ 1〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ビブリア古書堂の事件手帖 2』三上延作、メディアワークス文庫店  <ミステリー>
 《6/10読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ダリアハウスの困った聖夜』キャロライン・ヘインズ作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《6/2読了》〈ダリアハウス2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『黒猫ルーイと死に神の楽屋』キャロル・ネルソン・ダグラス作、RHブックスプラス文庫  <ミステリー>
 《5/24読了》〈黒猫ルーイ2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『人形遣いと絞首台』アラン・ブラッドリー作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《5/2読了》〈少女探偵フレーヴィア2〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『騙す骨』アーロン・エルキンズ作、ハヤカワミステリ文庫  <ミステリー>
 《4/25読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『軋轢』リンダ・フェアスタイン作、ハヤカワミステリ文庫  <ミステリー>
 《4/10読了》〈アレックス・クーパー 9〉
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『マクダフ医師のまちがった葬式』ケイト・キングズバリー作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《3/24読了》〈ペニーフット・ホテル3〉
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『エノーラ・ホームズの事件簿 [5] 届かなかった暗号』ナンシー・スプリンガー作、小学館ルルル文庫  <ミステリー>
 《3/12読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『ベベ・ベネット、秘密諜報員になりきる』ローズマリー・マーティン作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《3/9読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『上手に人を殺すには』マーガレット・デュマス作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《2/28読了》〈セレブ探偵チャーリー・フェアスタイン〉2。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『修道女フィデルマの洞察』ピーター・トレメイン作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《2/16読了》〈修道女フィデルマ〉シリーズの日本オリジナル短編集。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『白馬山荘殺人事件』東野圭吾作、光文社文庫  <ミステリー>
 《2/13読了》山荘の部屋にひとつずつマザーグースの唄の額がかけてあり、それが謎解きの手がかりになっているという趣向だが、少し苦しい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『ディミティおばさまと聖夜の奇跡』ナンシー・アサートン作、RHブックスプラス文庫  <ミステリー>
 《1/29読了》〈優しい幽霊4〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『メリー殺しマス』コリン・ホルト・ソーヤー作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《1/24読了》〈老人たちの生活と推理6〉。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『猫探偵ジャック&クレオ』ギルバート・モリス作、ハヤカワミステリ文庫  <ミステリー>
 《1/13読了》
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『幸せの萌黄色フラッグ ホペイロ坂上の事件簿J2篇』井上尚登作、創元推理文庫  <ミステリー>
 《1/6読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆

ページトップへ

その他の小説
◆『英国マザーグース物語 [3] 哀しみのロイヤル・ウエディング』久賀理世作、集英社コバルト文庫  <その他の小説>
 《10/21読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『英国マザーグース物語 [2] 新聞広告には罠がある?』久賀理世作、集英社コバルト文庫  <その他の小説>
 《8/16読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆

ページトップへ

小説以外
◆『革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする』木崎伸也、風間八宏著、カンゼン  <その他>
 《12/30読了》全ての川崎フロンターレサポーターは、この本を読むべきだ。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★☆
◆『日本のサッカーを強くする25の視点』テレビ東京 Foot×Brainプロジェクト編、文藝春秋  <その他>
 《12/26読了》放送を見てない初めの頃の、釜本さんを呼んだ回が面白かった。「Q&A」で「守備をしなかったというのは本当ですか?」 に対して「していた」という釜本さんの理屈は、自分がゴール前に残っていれば相手DF二人がマークにつくから、「言ってみれば二人マーク しているわけだ。」
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『名古屋グランパス勝利の食堂』間宮裕子著、カンゼン  <その他>
 《12/4読了》『人を束ねる』の久米一正・名古屋グランパスGMが食堂の重要性を書いていたが、そのグランパスでストイコビッチが 現役時代から栄養士として貢献してきた著者。ベンゲル監督が残していった様々な遺産(キュウリは体を冷やすから食べてはいけないetc.) を、栄養学の観点から理論づけて整理。選手たちは納得すればきちんと食べてくれると言う。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『小惑星探査機はやぶさの大冒険』山根一眞著、マガジンハウス  <その他>
 《10/5読了》映画を見たので、読んでみた。もう少し映画にこのノンフィクション的解説を入れてもよかったかな。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『僕らがサッカーボーイズだった頃』元川悦子著、カンゼン  <その他>
 《9/14読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5)
◆『サッカー「海外組」の値打ち』小宮良之著、中公新書ラクレ  <その他>
 《7/29読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術』宮本恒靖作、朝日新書  <その他>
 《7/5読了》帯の「ボールを観るなゾーンを観ろ」がタイトルだと思っていた。フリーキックは壁の端から二人目に最も背が高い選手 を入れる。キーパーは、二人目と三人目の足の間からボールを見ている、というのは知らなかった。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『人を束ねる 名古屋グランパスの常勝マネジメント』久米一正著、幻冬舎新書  <その他>
 《6/17読了》レイソル時代にはユースの選手が練習直後に栄養補給できるように厨房を作った。酒井や工藤の体格を見よ。 選手獲得のときに引退後の世話も約束。中澤聡太の家はレッズの赤一色。おとうさんは「レイソルは方角が悪い」。そこで 日本サッカー協会の名刺を出した。永井謙佑はレッズかFC東京希望だったがストイコビッチ監督に迎えに行ってもらう。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『サッカー選手の正しい売り方』小澤一郎著、カンゼン  <その他>
 《4/7読了》FIFAの国際移籍のルール適用で、契約満了で0円移籍が続いている。セレッソの香川、広島の槙野…。 クラブへの忠誠心を選手に持ってもらう。長友の移籍が今後日本の目指すひとつの方法。ヨーロッパでは契約期間が1年を切った選手は 移籍対象と見なされる。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★
◆『サムライDays、欧州Days』吉田麻也著、学研マーケティング  <その他>
 《3/30読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『越境フットボーラー』佐藤俊著、角川書店  <その他>
 《3/5読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『調べてもわからないサッカーのすべて』猪狩真一作、クレイン  <その他>
 《2/19読了》…。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★☆
◆『これが見納め』ダグラス・アダムス著、みすず書房  <NF>
 《1/28読了》アイアイが、マダガスカルにしかいなくて、絶滅危惧種とは知らなかった…。中国では、絶滅に瀕しているヨウスコウ カワイルカを食べているというのもショック。ニュージーランドのカカポは、飛べないオウムだが、わざわざ繁殖しにくいように 神様が遊んだみたい。
新聞書評[太字は記名書評(それ以外は短文紹介)]  評価 (黒星3つで満点。白星は0.5) ★★

ページトップへ