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アンナの赤いオーバー ハリエット・ジィーフェルト 文,、アニタ・ローベル 絵、 松川 真弓 訳 評論社
戦争のあと、新しいオーバーを作るため、アンナとお母さんは、まず羊を飼っているおひゃくしょうのところへ行き、
金時計とひきかえで羊毛を分けてもらいます。冬のあいだ、アンナは毎週、羊たちに会いに行きました。春になって羊毛を手に入れ、
今度はそれを糸につむいでもらい、コケモモで真っ赤に染めるのは、自分たちでやりました。毛糸を布におるのは、はたやさんにたのみます。
そして、したてやさんでオーバーにしたててもらいました。アンナができあがった赤いオーバーを着て、クリスマスに会いに行ったのは…
羊たちでした!
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